JP2002183317A - ホームドクターシステム、ホームドクター管理センターおよび医療相談方法 - Google Patents
ホームドクターシステム、ホームドクター管理センターおよび医療相談方法Info
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- JP2002183317A JP2002183317A JP2000377103A JP2000377103A JP2002183317A JP 2002183317 A JP2002183317 A JP 2002183317A JP 2000377103 A JP2000377103 A JP 2000377103A JP 2000377103 A JP2000377103 A JP 2000377103A JP 2002183317 A JP2002183317 A JP 2002183317A
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- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
き、適切な回答を受けることができる。 【解決手段】 管理センター1がホームページ2を運用
する。管理センター1には、会員のカルテ等の医療関連
データを保存するサーバ1aが備えられている。会員3
および非会員6は、ホームページ2を閲覧することがで
きる。また、ホームページ2を利用して一般的な医療相
談を行なったり、薬等の情報を得ることができる。会員
3が管理センター1に電子メールを送信し、管理センタ
ー1が受け取った電子メールをサーバ1aに蓄積する。
ホームドクター5は、各会員の履歴データをチェックし
て、会員の診察を行なう。ホームドクター5がチェック
した結果に基づくアドバイスが管理センター1に電子メ
ールで送信される。管理センター1は、受け取ったアド
バイスを会員3に対して電子メールで送信する。
Description
ネットを利用したホームドクターシステム、ホームドク
ター管理センターおよび医療相談方法に関する。
で、診察(診断)を受けるために訪れた人の割合は、薬
をもらうために訪れた人、検査を受けたり、検査結果を
聞くために訪れた人、または注射や処理のためにために
訪れた人に比べて多い。現状では、病院では、長い待ち
時間が訪れた人の負担となっており、診察を受けること
を病院の混雑により断念することもある。
まで相談でき、自分のことを良く知っているので、タイ
ムリーで適切なアドバイスを受けることができ、しかも
何時でも相談に応じてもらうことができる医師が身近に
いることが望まれる。言い換えると、理想的なホームド
クターがいてくれれば、毎日の健康や病気に対する不安
やおそれを感じることなく、安心して生活が送れること
になる。
なうことがなされている。従来のインターネットによる
医療相談の形態について図5を参照して説明する。参照
符号101は、相談者を示す。相談者101がインター
ネット上のホームページ(図では、HPと略記する)1
02を閲覧する。ホームページ102は、回答者103
によって運用されている。回答者103は、サイトを開
設した例えば病院、開業医、医師会、ソーシャルワーカ
ー等である。
レスを有するものであれば、誰でも可能とされる。ホー
ムページ102には、病院の案内、病院施設の紹介、医
療相談コーナー等が掲載されている。医療相談コーナー
では、メールアドレス、メール書式が設定されている。
相談者101から回答者103に対して相談メール(非
公開)が送られ、回答者103から相談者101に対し
て回答メール(非公開)が送られる。通常、ホームペー
ジ102にアクセスしてメールで医療相談することは、
無料とされている。しかしながら、有料サイトもありう
る。
いるサイトであって、医療相談に特化したものもある。
ホームページ102のトップページが診察科目案内とさ
れ、科目別に症状別ページが設けられている。ホームペ
ージ102を閲覧した相談者101は、ホームページ1
02で規定されている書式に則って相談メールを回答者
103に対して送り、回答者103から回答メールを受
け取る。その場合、図5において破線で示すように、相
談メールおよび回答メールが部分的に公開される。例え
ばホームページ102上で、相談内容と回答内容が部分
的に掲載される。
ではなく、ボランティアの医師の場合がある。すなわ
ち、回答者103が各科目毎の担当医師である。ホーム
ページ102のトップページに診療科目の案内があり、
そこで希望する科目をクリックすると、担当医へのメー
ル送信画面とされる。ホームページ102上の記入フォ
ーマットに記入後に送信することで、相談メールを送
る。回答メールは、担当医から相談者宛に直接なされ、
内容が非公開とされる。
ーネット医療相談は、在宅で医療相談を行なうことがで
きる利点があり、病院の混雑を回避できる。病院、開業
医、医師会等がサイトを開設している場合には、相談者
が科目に関係なくメールで相談することができる。しか
しながら、これは、あくまでホームページの1コーナー
であって、ここに重点がおかれているとは限らない。そ
の結果、回答の内容が不満足な場合が生じやすい。ま
た、医療相談専用サイトでは、特定の診察科目に偏った
り、内容が個人運用の域を脱してない場合がある。
る場合では、相談者は、先ずトップページで相談科目を
選び、その後、表れる書式メールに記入して送信する。
送信宛先は、当然その科目の担当の医師となる。このよ
うなシステムでは、相談者が自分の相談内容に合った科
目を的確に選べるかどうかが問題となる。若し、科目の
選択が誤っていると、相談メールを受け取った医師が別
の担当医に転送してくれるか否かは不明である。
でも専門医または専門のソーシャルワーカーに自宅にい
ながら相談できることが特徴となっている。しかしなが
ら、このことが逆に欠点となることがある。先ず、相談
方法が電話を除き、全てが電子メール経由とされている
ために、相談者からのメールが直接、病院や担当医に送
信されることになる。このため、特定の回答者に対して
日本全国からメールが殺到することになる。通常、相談
者は、他人の相談内容とその回答については、殆ど知る
ことができない。したがって、同様な相談が重複し、さ
らに、メール件数が増大する。回答者は、病院、登録し
た医師のボランティアに依存しているため、病院等にと
っては、宣伝効果が期待できる反面、医師個人にとって
は、大変な労力を負担することになる。
る。すなわち、いたずらで担当医が困惑する。医療機関
の紹介依頼が多く、その場合に、適切な医療機関を紹介
できない。その理由は、相談者と医師が同一地域にいる
場合が少ないからである。一人の相談者が多数の質問を
寄せている場合があり、医師の対応に時間がかかる。相
談メールの内容が焦点がぼけていて、診療科目を特定で
きない。担当医の出張等で緊急性のある装置相談に対応
できない。相談者個人の治療データも病歴等の情報が不
十分であるため、一般的な回答しかできない。これらの
問題は、個人運用のサイトでは、殆ど解決できない問題
点である。
ンターネット上で行なわれている医療相談の抱える上述
した問題点の解決を可能としたホームドクターシステ
ム、ホームドクター管理センターおよび医療相談方法を
提供することにある。
ために、請求項1の発明は、予め登録された会員と、ホ
ームドクターと、会員およびホームドクターと通信可能
な管理センターとから構成され、会員が管理センターに
対して自己の医療関連情報を送り、管理センターは、受
け取った医療関連情報をサーバに蓄積し、管理センター
がホームドクターに対して複数の会員の医療関連情報を
送り、ホームドクターは、医療関連情報に基づいて会員
に対するアドバイスを管理センターに送り、管理センタ
ーがアドバイスを会員に送るようにしたホームドクター
システムである。
ターと通信を行なうホームドクター管理センターであっ
て、会員から送信されてきた医療関連情報をサーバに蓄
積し、ホームドクターに対してサーバ中の医療関連情報
を提供し、ホームドクターが医療関連情報を見ることに
よって作成した会員に対するアドバイスを会員に提供す
るようにしたホームドクター管理センターである。
ーが会員とホームドクターとの間に介在している。すな
わち、管理センターによって会員の医療関連情報がサー
バに蓄積され、会員の医療関連情報がホームドクターに
提供される。会員は、自分の医療情報がサーバに保存さ
れ、その医療情報をホームドクターが見てアドバイスを
行なうので、的確なアドバイスを受けることができる。
ホームドクターにとっては、アドバイスを行なうのに必
要な情報が管理センターから提供されるので、不要な情
報を受け取ったり、大量の情報を受け取ったり、回答が
不可能な相談を受けるおそれを少なくできる。
ホームページに設けられた医療相談ページとデータベー
スを使用した医療相談方法であって、身体の部位選択を
行なうためのページを相談者に対して表示し、相談者が
選択した部位別に症状を選択するためのページを相談者
に対して表示し、選択された症状から疾患名を推定する
ようにした医療相談方法である。
選択し、症状を選択することによって、自分自身で可能
性のある疾患名を特定することができる。特定された疾
患名に基づいて簡単な治療を自分自身で行なうことが可
能となり、また、検索結果を添えて医療相談を行なうこ
とが可能となる。
いて説明する。最初に図1を参照してインターネットホ
ームドクターのネットワーク構成について説明する。1
がシステムの中心的部分である総合医療管理センター
(以下、管理センターと適宜称する)である。管理セン
ター1がホームページ2を運用する。管理センター1に
は、会員のカルテ等の医療関連データ(履歴データと称
する)を保存するサーバ1aが備えられている。履歴デ
ータは、テキストファイルで、シーケンシャルファイル
の形式とされている。管理センター1は、サーバ1a内
の履歴データの更新を行なう。
ームページ2を閲覧することができる。また、ホームペ
ージ2を利用して一般的な医療相談を行なったり、薬等
の情報を得ることができる。会員3は、病気の時には、
破線で示すように、病院4に通院し、医師の診察を受け
たり、薬の処方を受けたり、検査および処置を受ける。
会員3は、総合医療管理センター1に対して電子メール
でもって、病院で受診した履歴、病歴、体調等の情報を
送信する。
ールの形式は、特に定めなくても良く、テキスト入力に
よってその日の体調、医療相談等を記述する。例えば市
販の薬を飲んだ時には、その旨を記載した電子メールを
作成し、管理センター1に送信する。会員3から受け取
った電子メールを管理センター1では、サーバ1aに蓄
積する。その場合、不要と思われる冗長な情報は、適宜
削除する。この会員3からの電子メールの内容をサーバ
1aの履歴データに反映させる処理は、アプリケーショ
ンソフトウェアを使用し、自動的になされることが好ま
しい。
でもって送受信される情報は、プライバシー保護の点か
ら暗号化されることが好ましい。管理センター1が管理
しているカルテの情報が病院4およびホームドクター5
に対して電子メールで提供される。病院4に対して提供
されるカルテ情報は、会員の診察等に必要な範囲内の部
分的なものにとどめられ、一方、ホームドクター5に
は、詳細なカルテ情報が提供される。
ャルワーカー等である。この場合、予め登録されている
ホームドクター5の一人当たりに対して、所定人数(例
えば数十人)の会員3の履歴データが送られる。深夜等
のメールを使用していない可能性の高い時間帯に履歴デ
ータが送られる。ホームドクター5は、各会員の履歴デ
ータをチェックして、会員の診察を行なう。ホームドク
ター5による履歴データのチェックは、定期的になされ
る。但し、会員からの医療相談が管理センター1に対し
てなされた時に、その会員の履歴データをチェックする
非定期的なチェックを行なうようにしても良い。
づくアドバイスが管理センター1に電子メールで送信さ
れる。管理センター1は、受け取ったアドバイスを会員
3に対して電子メールで送信する。管理センター1で
は、ホームドクター5から一括して受け取ったアドバイ
スを各会員に振り分けて送信する。会員に対してなされ
るアドバイスの情報もその会員の履歴データとしてサー
バ1aに蓄積される。
は、非会員6が閲覧することができ、医療相談が可能と
される。会員3または非会員6が行なった医療相談は、
管理センター1が収集し、整理し、ホームドクター5に
対して電子メールで送信する。ここでは、いたずら等の
不要な相談のメールが除かれる。ホームドクター5は、
管理センター1から受け取った医療相談に対する回答を
ホームページ2において回答を掲載する。
サー7は、具体的には、研究所、製薬会社、福祉関係
者、薬店、食品会社、リハビリ施設等の企業である。ス
ポンサー7は、ホームページ2に対して情報を提供した
り、自社の広告を掲載する。スポンサー7は、ホームド
クター5に対して電子メールでもって情報を提供する。
は、上述したように次の者となる。第1に会員3であ
る。会員3は、例えば会費制によって有料と扱われる。
会員3は、ホームドクター5からアドバイスを受けるこ
とができ、また、通院治療中の場合はその内容について
第三者の立場からチェックをしてもらうことができる。
その他、薬に関する情報の提供を受けることができる。
会員3が管理センター1に登録することによって、サー
バ1a内に自分専用のセクション(カルテ)が割り当て
られる。
時はその診療内容を電子メールで管理センター1に送信
する。管理センター1では、これらの情報を随時カルテ
に蓄積する。医療相談や、質問もそのつどメールで送ら
れてきたものがカルテに記録される。カルテは、ホーム
ドクター5によって定期的にチェックされる。これらの
カルテおよびチェックの内容は、公開されない。このよ
って会員3の履歴が全て残され、治療内容の妥当性のチ
ェックや、病気の早期発見、予防等に役立てられる。
者および一般の医療相談者である。これらの閲覧および
相談は、無料とされる。閲覧者は、通常の検索ソフトウ
ェアによってホームページ2に入ってくる一般の来訪者
のことである。非会員6は、ホームページ2の内容を自
由に閲覧することができる。但し、患者の履歴データ等
の重要データを見ることができない。管理センター1で
は、例えば相談メール、回答メールの何れも一旦サーバ
1a内に蓄積され、個人情報を抹消してからこらのメー
ルの内容がホームページ2に掲載される。
的な相談例えば医療施設または最新医療の紹介、薬の購
入場所、健康相談等を受け付けることができる。問い合
わせをする場合には、ホームページ2に付属のメール用
紙に記入し、管理センター1に対して送信する。回答
は、ホームドクター5の他に一般閲覧者、スポンサー7
等、情報の提供が可能ならば誰でも行なうことが可能と
される。問い合わせおよび回答の内容は、個人情報を除
いて全てホームページ2に公開される。
ェアによってホームページ2に入った後に、医療相談者
用の検索ソフトウェア(デシジョンツリーと称する)を
使って症状別ホームページ、疾患別ホームページに入る
ことができる。それによって、疾患別のやや専門的な公
開医療相談を受けることができる。その他の重要情報を
見ることができない。相談する場合は、ホームページ2
に付属しているメール用紙に記入して管理センター1へ
送信する。管理センター1では、一般閲覧者の場合と同
様に、個人情報を除いてその相談内容を該当するホーム
ページに転載する。そこにホームドクター5から回答が
なされ、ホームページに掲載される。
一例を図2を参照して説明する。最初のステップS1で
は、ホームページ2のトップページが表示される。トッ
プページでは、インターネットホームドクターシステム
の運営方針の説明、参加医療機関、企業等の紹介、使用
規約、注意事項、免責条項等の記載、デシジョンツリー
の使用方法の説明等が表示される。
を選択すると、部位選択メニューが表示される(ステッ
プS2)。部位とは、人間の身体の部分を指すもので、
頭と顔、目、耳、鼻等が規定されている。ステップS2
で相談者が該当の部位を選択すると、ステップS3で
は、部位別ページが表示される。部位別メニューの表示
において、部位を選択すると、ステップS4において、
症状選択メニューが表示される。部位として例えば「頭
と顔」がステップS3で選択されると、ステップS4で
は、「頭と顔」に関する症状選択メニューが表示され
る。
「顔がむくむ」、「顔色がわるい」等の症状のリストが
表示され、相談者が該当する症状を選択する。次に、ス
テップS5では、デシジョンツリーによって疾患が検索
される。例えば「頭が痛い」の症状を選択すると、「急
に頭痛が始まった」、「ある時期から頭痛を感じるよう
になった」、「ひどい頭痛が続く」、「発作性または常
習性に頭痛が起きる」の項目が表示され、その中の一つ
を相談者が選択する。その選択結果に応じて、次の段階
の選択肢が表示され、相談者が該当する項目を選択す
る。
によって、相談者の症状に該当する病名が推定され、ホ
ームページ2上で表示される。デシジョンツリーは、恰
も医師の質問に答えるように、病名の特定等の医療相談
を行なうことができる。デシジョンツリーとそのデータ
ベースは、ホームページ2に付属しており、相談者のパ
ーソナルコンピュータにダウンロードされるか、または
相談者のパーソナルコンピュータからホームページ2を
経由して起動される。さらに、症状別ページ、疾患のペ
ージには、過去になされた相談例と回答例が掲載され、
相談者がこれらを役立てることが可能とされている。
望者が登録され、各ホームドクターが複数の複数の会員
を受け持つ。ホームドクター5としての相談業務に対す
る報酬(コンサルタント料)を管理センター1が支払
う。会員の症状、健康状態によって、他の医療関係者
や、医療ソーシャルワーカー等のスペシャリストもホー
ムドクター5として登録される。ホームドクター5は、
受け持った会員のカルテを継続的にモニターし、治療内
容の妥当性のチェック、病気の早期発見、予防措置など
を行なう。また、医療、健康全般に関する所見、アドバ
イスや注意を与える。
は、電子メールによって履歴データ(カルテ)に書き込
み、後で管理センター1が直接本人に転送する。必要に
応じて、ホームドクター5は、会員3が現在通院してい
る現場の担当医から直接データを入手し、治療内容のク
ロスチェックがなされる。一般閲覧者や一般医療相談者
からの単発的な相談に対しては、回答可能なホームドク
ター5の誰かが担当し、この場合は管理センター1を経
由して該当ホームドクターの回答欄へ回答を書き込むよ
うになされる。
ワーカー等の医療関係者、研究所、製薬会社、福祉関係
者、薬店等のことである。個人、団体、企業を問わず、
誰でもスポンサー7として参加できる。スポンサー7
は、管理センター1と契約し、ホームページ2に広告を
掲載し、情報を提供することができる。スポンサー7が
管理センター1に対して電子メールによって情報を提供
し、管理センター1が提供された情報をホームページ2
に掲載する。ホームドクター5とスポンサー7が同一人
の場合もありうる。スポンサー7から管理センター1に
対して広告掲載料が支払われ、管理センター1は、広告
掲載料によってホームページの運用とホームドクター5
に対する謝礼を支払う。
ステムの特徴について以下に説明する。第1に、全会員
の履歴データが管理センター1の管理の下でサーバ1a
に蓄積されている。履歴データには、会員からの病歴、
受診履歴、相談内容、診断結果、診察状況、会員が通院
している場合には、通院先の医師から提供されたカルテ
情報等が含まれている。ホームドクター5は、その内容
をパスワードとIDを使って自由に引き出すことができ
る。したがって、会員は、ホームドクター5が変更され
ても、適切な診療とアドバイスを受けることができる。
での診察、アドバイスを適切に行うことができる。ホー
ムドクター5は、会員全ての履歴データを見ることがで
きる。履歴データには、会員3の受診履歴、相談内容等
の全ての情報が含まれている。また、必要に応じて会員
3の通院している医師から診療データを入手したり、お
互いに情報交換することによって、確度の高い診療また
はアドバイスを行なうことができる。さらに、病気の予
防やその早期発見ができ、また、誤診を防ぐことができ
る。
談者への回答は、ある程度の水準例えば家庭用医学書の
水準を維持しつつ必要に応じて専門的な内容を含むもの
とされる。回答を受け取った一般閲覧者や一般相談者
は、自分の症状に合った科目選択と時期を正しく判断す
ることが可能となる。
情報の流れをより詳細に示すものである。予め登録さ
れ、会費を払っている会員3が総合医療管理センター1
のサーバ1aに対して病歴、受診履歴等の履歴データと
相談の電子メールを送る(経路T1)。会員3または非
会員6(一般閲覧者および一般医療相談者)がホームペ
ージ2を閲覧する(経路T2)。
て運用されており、管理センター1がスポンサー7の広
告をホームページ2に掲載する(経路T3)。また、管
理センター1が相談内容、回答、各種情報の中で公開す
べきと考えるものをホームページ2に掲載する(経路T
4)。この場合、個人情報が除かれる。ホームドクター
5またはスポンサー7がホームページ2を閲覧する(経
路T5)。ホームページ2を閲覧することによって会員
3または非会員6がホームドクター5およびスポンサー
7に関する情報を得ることができる(経路T6)。さら
に、ホームページ2には、ホームドクター5またはスポ
ンサー7とのリンクがはられている(経路T7)。
部位別ページと症状別/疾患別ページとからなる。トッ
プページには、利用案内、注意事項、広告が含まれる。
部位別ページには、部位説明、注意事項、広告が含まれ
る。症状別/疾患別ページには、相談内容と回答、公開
討論、情報交換、相談メール書式、広告が含まれる。部
位別ページと症状別/疾患別ページとを使用して相談者
は、医師と対話しているような形式で、疾患の特定等が
可能となる。
載の契約を行ない(経路T8)、スポンサー7から広告
掲載料を受け取る(経路T9)。ホームドクター5から
管理センター1に対して回答メールが送られ(経路T1
0)、管理センター1がホームドクター5に対して謝礼
を支払う(経路T11)。謝礼の額および支払い方法
は、定額制、出来高払い、月単位等の種々の形態があり
うる。
業化する場合の形態を示すものである。図4において、
破線の経路がサービスの流れを示し、実線の経路が収益
の流れを示す。図4Aは、核となる事業形態を示す。既
に述べたように、総合医療管理センター1は、会員3と
ホームドクター5との間に介在し、サーバ1aに蓄積さ
れている各会員の履歴データに基づいて会員3に対して
医療および健康管理上のアドバイスを行なう。会員3が
支払う会費が管理センター1の収益となる。また、管理
センター1は、会費収入の一部をホームドクター5に対
してコンサルタント料として支払う。
ンサー7が管理センター1を介してホームページ2に情
報および広告を掲載し、情報および広告をホームページ
2の来訪者(会員または非会員)に提供する。スポンサ
ー7が管理センター1に対して広告掲載料を支払い、こ
れが管理センター1の収益となる。ホームページ2の来
訪者がホームページ2に掲載されている広告に基づいて
サービスまたは商品をスポンサー7から購入する。
3または非会員6が管理センター1が運営するホームペ
ージ2を通じて医療および健康管理に関する情報を得る
ことができる。提供される情報は、研究所等の公的機関
8によって提供される。この情報は、ホームページ2の
来訪者が相談する時に役立てられる。また、ホームペー
ジ2の医療相談コーナーでは、上述したように、医師と
の対話形式でもって、家庭の医学書のレベルで疾患名を
推定できるデシジョンツリー2aが用意されている。デ
シジョンツリー2aは、会員のみならず、非会員も利用
することができる。このような医療相談が可能とされて
いるので、ホームページ2の来訪者の増加が期待でき
る。
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
上述した実施形態では、インターネットを使用している
が、会社等の単位のイントラネットを介してインターネ
ットに接続する形態を使用しても良い。
何時でも相談にのってくれるホームドクターがいること
になる。ホームドクターは、会員の履歴データを見て回
答またはアドバイスをするので、その回答またはアドバ
イスは、信頼性が高いものである。また、会員の医療デ
ータを常時モニターすることによって病気の早期発見、
予防等が可能となる。さらに、ホームドクターが複数の
分野にわたる複数の人であるので、病気全般から健康管
理まで全ての分野をカバーすることができる。
一般相談者にとってもメリットがある。これらの者は、
施設紹介、薬の販売場所等の情報を得ることができ、ま
た、検索ソフトウェアによって質問に答える形式でもっ
て、自分の最も可能性の高い疾患名を特定することがで
きる。疾患名に基づいて居住地近辺にある医療施設の紹
介を受けることが可能となる。相談内容およびその回
答、並びに関連情報の全てを公開することによって、病
気に対する正しい知識を得ることができる。
は、管理センター1を介して履歴データが送られるの
で、診断に必要な範囲で、適切な量の履歴データが送ら
れる。相談者から直接相談のメールを受け取る時には、
冗長な情報、いたずら等がメールに含まれるおそれがあ
るが、管理センター1が介在することでそのような問題
を防止できる。さらに、過剰な量の相談メールが来るこ
とを防止できる。
示すブロック図である。
医療相談の疾患名の検索処理の流れを説明するためのフ
ローチャートである。
り詳細に示すブロック図である。
の流れを説明するためのブロック図である。
の略線図である。
関連情報が蓄積されるサーバ、2・・・ホームページ、
3・・・会員、5・・・ホームドクター、6・・・非会
員、7・・・スポンサー
Claims (16)
- 【請求項1】 予め登録された会員と、ホームドクター
と、上記会員および上記ホームドクターと通信可能な管
理センターとから構成され、 上記会員が上記管理センターに対して自己の医療関連情
報を送り、上記管理センターは、受け取った医療関連情
報をサーバに蓄積し、 上記管理センターが上記ホームドクターに対して複数の
会員の上記医療関連情報を送り、 上記ホームドクターは、上記医療関連情報に基づいて会
員に対するアドバイスを上記管理センターに送り、上記
管理センターが上記アドバイスを会員に送るようにした
ホームドクターシステム。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記会員および上記ホームドクターが上記管理センター
との間で電子メールで通信を行なうことを特徴とするホ
ームドクターシステム。 - 【請求項3】 請求項1において、 上記管理センターがホームページを運用し、上記ホーム
ページが上記会員および非会員によって閲覧可能とされ
たことを特徴とするホームドクターシステム。 - 【請求項4】 請求項3において、 上記ホームページに医療相談ページが設けられ、上記会
員および非会員が上記管理センターを介して上記ホーム
ドクターに対して相談を行い、上記ホームドクターが回
答を行ない、上記管理センターが上記相談および回答の
内容を上記ホームページに掲載するようにしたホームド
クターシステム。 - 【請求項5】 請求項3において、 上記ホームページに対してスポンサーの広告が掲載さ
れ、広告掲載料が上記スポンサーから上記管理センター
に対して支払われるようにしたホームドクターシステ
ム。 - 【請求項6】 請求項1において、 上記医療関連情報には、上記会員が実際に受診した医師
からの受診データがさらに含まれることを特徴とするホ
ームドクターシステム。 - 【請求項7】 請求項1において、 上記ホームドクターが医師以外の医療関係者からなるこ
とを特徴とするホームドクターシステム。 - 【請求項8】 会員およびホームドクターと通信を行な
うホームドクター管理センターであって、 上記会員から送信されてきた医療関連情報をサーバに蓄
積し、 上記ホームドクターに対して上記サーバ中の上記医療関
連情報を提供し、 上記ホームドクターが上記医療関連情報を見ることによ
って作成した上記会員に対するアドバイスを上記会員に
提供するようにしたホームドクター管理センター。 - 【請求項9】 請求項8において、 上記会員および上記ホームドクターが上記管理センター
との間で電子メールで通信を行なうことを特徴とするホ
ームドクターシステム。 - 【請求項10】 請求項8において、 ホームページを運用し、上記ホームページが上記会員お
よび非会員によって閲覧可能とされたことを特徴とする
ホームドクター管理センター。 - 【請求項11】 請求項10において、 上記ホームページに医療相談ページが設けられ、上記会
員および非会員が上記医療相談ページを介して上記ホー
ムドクターに対して相談を行い、上記ホームドクターが
回答を行ない、上記相談および回答の内容を上記ホーム
ページに掲載するようにしたホームドクター管理センタ
ー。 - 【請求項12】 請求項10において、 上記ホームページに対してスポンサーの広告が掲載さ
れ、広告掲載料を上記スポンサーから受け取るようにし
たホームドクター管理センター。 - 【請求項13】 請求項8において、 上記医療関連情報には、上記会員が実際に受診した医師
からの受診データがさらに含まれることを特徴とするホ
ームドクター管理センター。 - 【請求項14】 請求項8において、 上記ホームドクターが医師以外の医療関係者からなるこ
とを特徴とするホームドクター管理センター。 - 【請求項15】 インターネット上のホームページに設
けられた医療相談ページとデータベースを使用した医療
相談方法であって、 身体の部位選択を行なうためのページを相談者に対して
表示し、 上記相談者が選択した部位別に症状を選択するためのペ
ージを相談者に対して表示し、 選択された症状から疾患名を推定するようにした医療相
談方法。 - 【請求項16】 請求項15において、 さらに、相談内容と回答内容を公開するページを有する
医療相談方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000377103A JP2002183317A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | ホームドクターシステム、ホームドクター管理センターおよび医療相談方法 |
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