JP2002182758A - 電圧レギュレータ回路 - Google Patents

電圧レギュレータ回路

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JP2002182758A
JP2002182758A JP2000380733A JP2000380733A JP2002182758A JP 2002182758 A JP2002182758 A JP 2002182758A JP 2000380733 A JP2000380733 A JP 2000380733A JP 2000380733 A JP2000380733 A JP 2000380733A JP 2002182758 A JP2002182758 A JP 2002182758A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公知の基準電圧回路を用いて基準電圧を生成
する場合でも、回路全体としてのPSRRを向上させる
ことができる電圧レギュレータ回路を提供する。 【解決手段】 基準電圧回路4は第1、第2のスイッチ
11,12を備え、第1のスイッチ11によって基準電
圧回路4を電源端Vsに接続する経路が構成されるとと
もに、第2のスイッチ12によって基準電圧回路4を出
力Voに接続する経路が構成される。これら第1、第2
のスイッチ11,12は切替回路13と接続され、この
切替回路13によって第1、第2のスイッチ11,12
のいずれかを選択して、基準電圧回路4に電源を供給す
るように構成されている。起動後の所定の時点で第1の
スイッチ11を開き、同時に第2のスイッチ12を閉じ
るように切替回路13を操作することにより、それまで
は電源端Vsから電源供給されていた基準電圧回路4
に、出力Voから電源供給されるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体素子に流
れる電流値、及び電圧降下の値を制御することによっ
て、変動する可能性のある電圧の電源から半導体素子を
介して負荷に一定電圧に安定化された電圧を供給するよ
うにした電圧レギュレータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変動する可能性のある電圧の電源
から負荷に供給される電圧を制御して一定電圧に安定化
された電圧を供給するには、2つの方法が知られてい
る。
【0003】ひとつの方法は、電源と負荷の間に半導体
素子を介挿し、この半導体素子を電圧もしくは電流制御
型抵抗素子として作用させ、当該半導体素子に流れる電
流とその抵抗により生じる電圧降下の値を制御すること
により負荷に供給する電圧が一定になるようにする方法
である。これは、いわゆるリニアレギュレータによって
実現されている。
【0004】べつの方法は、電源と負荷の間に半導体素
子とコイル、及び又はコンデンサを介挿し、当該半導体
素子をスイッチング素子として作用させ、電気エネルギ
ーからコイルの磁気エネルギー又はコンデンサの静電エ
ネルギーへの変換、及びその逆の変換過程を通して、そ
の変換比率をスイッチング素子により制御することによ
り負荷に供給する電圧が一定になるようにする方法であ
る。これは、いわゆるスイッチングレギュレータによっ
て実現されている。このスイッチングレギュレータは、
よく知られているように、電源変換効率が高く、かつ元
の電源電圧より高い電圧でも低い電圧でも実現できるう
え、逆極性の電圧も得られる。一方、リニアレギュレー
タは、その動作原理から、元の電源電圧より低い電圧し
か出力できないこと、及び変換効率がスイッチングレギ
ュレータより低いなど、幾つかの欠点がある。
【0005】しかしながら、リニアレギュレータでは電
気的なスイッチングを行わないことから、いわゆるスイ
ッチングノイズが発生することがなく、低ノイズを要求
される電子機器へ電源供給する電圧レギュレータ回路と
して使用されている。とりわけ、無線を扱う電子機器、
映像信号を扱う電子機器など、比較的高周波の信号を扱
う電子機器においては、信号帯域への電源からのノイズ
の混入を防止するため、リニアレギュレータがよく使用
される。その場合でも、電源からのノイズの混入を他の
電子機器以上に防止することが要求される。
【0006】図12は、一般的なリニアレギュレータの
構成例を示す図である。この図において、電源端Vsと
出力Voの間に介挿されたMOS型半導体素子1(以
下、単に半導体素子という。)は、前述の電圧制御型抵
抗素子として動作する。抵抗2,3により分圧して検出
された電圧値と基準電圧回路4の電圧値との差異は、誤
差増幅器5によって増幅される。この誤差増幅器5の出
力信号により半導体素子1のゲート電位を制御して抵抗
値を変えることにより、半導体素子1の抵抗成分におけ
る電圧降下の値を制御し、結果として出力電圧が一定に
保持される。
【0007】ここで、コンデンサ6は、半導体素子1、
分圧用抵抗2,3、誤差増幅器5で構成される、いわゆ
る制御ループを安定にするために必要な容量成分であ
る。また、抵抗7は実際の回路素子として実装されるも
のではないが、コンデンサの等価直列抵抗成分を表す抵
抗である。8は負荷を表す抵抗である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の回路構成におい
て、電源端Vsに交流的なノイズが重畳した場合に、出
力Voに生じる変動の割合を示す特性値として、通常、
電源電圧変動除去比(以下、PSRRという。)が用い
られる。
【0009】リニアレギュレータでは、特に無線用途な
どで、より高い周波数までこのPSRRが大きな値とし
て得られることが要求される。また回路全体の消費電流
についても、特に携帯用途のリニアレギュレータでは低
消費電流化が必須である。上述の回路構成における基準
電圧回路4のPSRRが良好でない場合、特にその電源
が電源端Vsと接続されている場合において、電源端V
sに重畳された交流的なノイズは、誤差増幅器5、半導
体素子1を経由して、出力Voに表れることになり、そ
の結果として電圧レギュレータ回路のPSRRが悪化し
てしまう。
【0010】これらの要求特性を満たす基準電圧回路4
には、例えばバイポーラトランジスタによるバンドギャ
ップ回路、或いはエンハンスメントN型MOSトランジ
スタとディプレッションN型MOSトランジスタによる
回路がよく知られている。また、実際の電圧レギュレー
タ回路の基準電圧回路4として用いられることが多い。
これらの基準電圧回路構成においては、それ自体のPS
RRを向上させるための手段が各種採用されてはいる
が、前述のような無線用途など、特に微少なアナログ信
号を扱う電子回路に電源を供給するための電圧レギュレ
ータ回路に用いるには、十分な特性を得ることは困難で
あった。
【0011】この発明の目的は、公知の基準電圧回路を
用いて基準電圧を生成する場合でも回路全体としてのP
SRRを向上させることができる電圧レギュレータ回路
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、半導体素子に流れる電流値、及び電圧降下の値を制
御することによって、変動する可能性のある電圧の電源
から前記半導体素子を介して負荷に一定電圧に安定化さ
れた電圧を供給するようにした電圧レギュレータ回路が
提供される。この電圧レギュレータ回路は、基準電圧信
号を発生する信号発生手段と、前記負荷の電圧降下を検
出する負荷電圧検出手段と、前記負荷電圧検出手段での
検出信号と前記信号発生手段での基準電圧信号との誤差
電圧を検出して、前記半導体素子に流れる電流値、及び
前記半導体素子の抵抗成分で生じる電圧降下の値を一定
に制御する誤差電圧検出手段と、前記信号発生手段と前
記半導体素子の一方電極とを接続する第1のスイッチ手
段と、前記信号発生手段と前記半導体素子の他方電極と
を接続する第2のスイッチ手段と、前記第1、第2のス
イッチ手段のいずれかを選択して前記信号発生手段に電
源を供給するように前記第1、第2のスイッチ手段の切
り替え動作を制御する切替制御手段とから構成される。
この発明の電圧レギュレータ回路では、基準電圧信号を
発生する信号発生手段を、交流的なノイズの重畳した電
源電圧で起動した後に、ノイズの低減された一定電圧に
安定化された出力電圧端子と接続するようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のリニアレギュレ
ータのいくつかの実施形態について、それぞれ図面を参
照して説明する。 (第一の実施形態)図1は、第一の実施形態の回路構成
を示すブロック図である。この図において、1は電源端
Vsと出力Voの間に介挿された第1のMOS型半導体
素子(以下、単に半導体素子1という。)である。直列
接続された抵抗2,3はそれぞれ抵抗値Ra,Rbを有
し、負荷抵抗8での電圧降下を検出する負荷電圧検出手
段を構成している。4は基準電圧回路であって、基準電
圧信号を発生している。
【0014】5は誤差増幅器であり、その+入力端は抵
抗2,3の接続点に接続され、その−入力端は基準電圧
回路4に接続されている。この誤差増幅器5の出力信号
により半導体素子1のゲート電位を制御して抵抗値を変
えることにより、半導体素子1の抵抗成分における電圧
降下の値を制御し、結果として出力電圧が一定に保持さ
れる。
【0015】ここで、コンデンサ6は、半導体素子1、
分圧用抵抗2,3、誤差増幅器5で構成される、いわゆ
る制御ループを安定にするために必要な容量成分であ
る。また、抵抗7は実際の回路素子として実装されるも
のではないが、コンデンサの等価直列抵抗成分を表す。
【0016】図1に示す回路構成が従来の図12に示す
ものと異なるのは、次の点である。基準電圧回路4は第
1、第2のスイッチ11,12を備え、第1のスイッチ
11によって基準電圧回路4を電源端Vsに接続する経
路が構成されるとともに、第2のスイッチ12によって
基準電圧回路4を出力Voに接続する経路が構成され
る。また、これら第1、第2のスイッチ11,12は切
替回路13と接続され、この切替回路13によって第
1、第2のスイッチ11,12のいずれかを選択して、
基準電圧回路4に電源を供給するように構成されてい
る。
【0017】このように構成されたリニアレギュレータ
の動作について説明する。切替回路13は、このリニア
レギュレータを起動する時点で、第1のスイッチ11が
閉じられ、第2のスイッチ12は開かれた状態となるよ
うに設定されている。これにより、基準電圧回路4はそ
の電源を電源端Vsから得ることになり、その電源電圧
が安定している限りで基準電圧回路4は正常に動作し
て、所与の基準電圧信号を発生する。したがって、誤差
増幅器5の出力信号により半導体素子1のゲート電位を
制御して抵抗値を変えることにより、半導体素子1の抵
抗成分における電圧降下の値を制御して出力電圧Voを
一定に保持できる。
【0018】しかし、この電源端Vsに交流的なノイズ
が重畳されていると、基準電圧回路4にそのノイズが流
入するため、基準電圧信号に基準電圧回路4のPSRR
を除去限界とするノイズが混入する。このように基準電
圧回路4が正常に動作しなくなれば、誤差増幅器5、半
導体素子1を介して出力Voにもノイズが発生すること
になる。
【0019】そこで、起動後の所定の時点において、第
1のスイッチ11を開き、同時に第2のスイッチ12を
閉じるように切替回路13を操作する。これにより、そ
れまでは電源端Vsから電源供給されていた基準電圧回
路4に、出力Voから電源供給されるようになる。出力
Voでの電源電圧は、電源端Vsに重畳された交流的な
ノイズがPSRRによって除去された電圧となっている
から、基準電圧信号に混入するノイズが低下することに
なり、その結果、リニアレギュレータの出力Voにおい
て、電源端Vsに重畳された交流的なノイズも低減で
き、PSRRの向上が可能になる。
【0020】ここで、第1、第2のスイッチ11,12
は、便宜的に機械的なスイッチとして図示しているが、
後述する別の実施形態で説明するような半導体素子によ
るスイッチ手段であってもよい。また、切替回路13で
は例えば誤差増幅器5の出力信号に応じて、第1、第2
のスイッチ11,12の切り替え動作を制御することが
できるが、このリニアレギュレータが適用される電源電
圧や負荷回路に応じて別途に動作条件を設定することも
可能である。それらの例については、後述する別の実施
形態において説明する。 (第二の実施形態)図2は、別のリニアレギュレータの
回路構成を示すブロック図である。この図において、1
は第1のMOS型半導体素子、2,3は抵抗、4は基準
電圧回路、5は誤差増幅器、6はコンデンサ、7は等価
直列抵抗成分を表す抵抗、8は負荷抵抗である。また、
図1に示すリニアレギュレータと同様に、基準電圧回路
4は第1、第2のスイッチ11,12を備え、これら第
1、第2のスイッチ11,12は切替回路13と接続さ
れ、この切替回路13によって第1、第2のスイッチ1
1,12のいずれかを選択して、基準電圧回路4に電源
を供給するように構成されている。
【0021】図2に示す回路構成が第一の実施形態のも
のと異なるのは、次の点である。すなわち、切替回路1
3の動作条件を与えるために、第2の誤差電圧検出手段
として第2の誤差増幅器15を用意し、その+入力端を
抵抗2,3の接続点と接続するとともに、その−入力端
を第2の基準電圧回路16と接続している。この第2の
誤差増幅器15では、負荷抵抗8の電圧を第2の基準電
圧と比較して誤差電圧を出力し、そのタイミングで切替
回路13の切り替え動作を制御している。
【0022】このように構成されたリニアレギュレータ
の動作について説明する。切替回路13は、このリニア
レギュレータが起動した時点で、第1のスイッチ11が
閉じられ、第2のスイッチ12は開かれた状態となるよ
うに設定されている。これにより、基準電圧回路4はそ
の電源を電源端Vsから得ることになり、その電源電圧
が安定している限りで基準電圧回路4は正常に動作し
て、所与の基準電圧信号を発生する。つぎに、出力Vo
の電圧値が所与の値以上になった時点で、第2の誤差増
幅器15から出力される誤差電圧により、第1のスイッ
チ11を開いて第2のスイッチ12を閉じ、基準電圧回
路4の電源を出力Voから得られるように切り替える。
この出力Voでの電源電圧は、電源端Vsに重畳された
交流的なノイズがPSRRによって除去された電圧とな
っているから、基準電圧信号に混入するノイズが低下す
ることになり、その結果、リニアレギュレータの出力V
oにおいて、電源端Vsに重畳された交流的なノイズも
低減でき、PSRRの向上が可能になる。
【0023】また、第2の信号発生手段となる第2の基
準電圧回路16は、リニアレギュレータの精度、及びP
SRRに直接影響を与えるものではなく、例えば定電圧
ダイオードのような簡単な回路として構成できる利点も
ある。
【0024】さらに、上述した第2の誤差電圧検出手段
には特に高い精度が要求されないので、第2の誤差増幅
器15に代えて、ゲート電極を互いに接続したP型MO
SトランジスタとN型MOSトランジスタとからなるイ
ンバータ回路を構成して、第1、第2のスイッチ11,
12の切り替え動作のタイミングを決めるようにしても
よい。特に、集積回路としてリニアレギュレータを実現
する場合には、回路構成が簡単になるという利点があ
る。 (第三の実施形態)図3は、さらに別のリニアレギュレ
ータの回路構成を示すブロック図である。この図におい
て、1は第1のMOS型半導体素子、2,3は抵抗、4
は基準電圧回路、5は誤差増幅器、6はコンデンサ、7
は等価直列抵抗成分を表す抵抗、8は負荷抵抗である。
また、図1に示すリニアレギュレータと同様に、基準電
圧回路4は第1、第2のスイッチ11,12を備え、こ
れら第1、第2のスイッチ11,12は切替回路13と
接続され、この切替回路13によって第1、第2のスイ
ッチ11,12のいずれかを選択して、基準電圧回路4
に電源を供給するように構成されている。さらに、図2
に示すリニアレギュレータと同様に、切替回路13の動
作条件を与えるために、第2の誤差電圧検出手段として
所定のヒステリシスを有する誤差増幅器17を用意し、
その+入力端を抵抗2,3の接続点と接続するととも
に、その−入力端を第2の基準電圧回路16と接続して
いる。
【0025】ただし、この誤差増幅器17では、図2に
示す第2の誤差増幅器15と異なり、負荷抵抗8の電圧
を第2の基準電圧と比較して誤差電圧を出力する際に、
負荷電圧が第1のレベルを超えたタイミングで第1のス
イッチ11を開き、第2のスイッチ12を閉じるように
切替回路13の切り替え動作を制御するとともに、負荷
電圧が第1のレベルより低い第2のレベル以下に下がっ
たとき、第1のスイッチ11を閉じて、第2のスイッチ
12を開くように切替回路13の切り替え動作を制御し
ている。
【0026】このように構成されたリニアレギュレータ
の動作について説明する。図4は、一定のヒステリシス
を有する第2の誤差増幅器17の動作を説明する図であ
る。切替回路13は、このリニアレギュレータを起動す
る時点(タイミングt1)で、第1のスイッチ11が閉じ
られ、第2のスイッチ12は開かれた状態となるように
設定されている。これにより、基準電圧回路4はその電
源を電源端Vsから得ることになり、その後のタイミン
グt2で、負荷抵抗8での電圧が第1のレベルを超えた
時点で、第2の誤差増幅器15から出力される誤差電圧
により、第1のスイッチ11を開いて第2のスイッチ1
2を閉じ、基準電圧回路4の電源を出力Voから得られ
るように切り替える。この出力Voでの電源電圧は、電
源端Vsに重畳された交流的なノイズがPSRRによっ
て除去された電圧となっているから、基準電圧信号に混
入するノイズが低下することになり、その結果、リニア
レギュレータの出力Voにおいて、電源端Vsに重畳さ
れた交流的なノイズも低減できる。
【0027】しかし、出力Voの電圧は負荷抵抗8が瞬
時的に大きく変化するなど、その状態によって変動する
可能性がある。このような負荷抵抗8に使用されるリニ
アレギュレータでは、切替回路13を制御するための電
圧レベルを一つに固定すると、起動後に基準電圧回路4
が出力Voから再び電源端Vsに接続される状態が頻繁
に生じるために、PSRRが向上されない。
【0028】そこで、この第三の実施形態では、第2の
誤差増幅器17から一定のヒステリシスを有する切り替
え信号を出力するようにして、例えば第1のレベルより
低い第2のレベルまで出力Voの電圧値が下がるまで
は、切替回路13での切り替え制御を行わないようにし
ている。したがって、一旦基準電圧回路4が出力Voに
接続された後は、負荷抵抗8の状態により瞬時的に出力
電圧が低下した場合でも、基準電圧回路4の電源を出力
Voから取り続けることができる。なお、図4では出力
Voの出力電圧が第2のレベルを下回るタイミングt3
で、再度切替回路13が動作して、基準電圧回路4の電
源を電源端Vsと接続している。 (第四の実施形態)図5は、第四の実施形態を示すブロ
ック図である。
【0029】図5に示す回路構成は、切替回路13の動
作タイミングを決定するために、このリニアレギュレー
タの起動時点からの経過時間を測定する測定回路21を
備えている点で、図1のリニアレギュレータと異なる。
したがって、測定回路21以外の各構成要件について
は、図1と対応する部分に同一の符号を付けて、その説
明を省略する。
【0030】このように構成されたリニアレギュレータ
の動作について説明する。図6は、切替回路13の切替
動作時点を説明する図である。切替回路13は、このリ
ニアレギュレータの起動時点では、第1のスイッチ11
が閉じられ、第2のスイッチ12は開かれた状態となる
ように設定されている。これにより、基準電圧回路4は
その電源を電源端Vsから得ることになり、また、図6
に示すように、起動後に測定回路21に設定された経過
時間T1を経た時点で、切替回路13は第1のスイッチ
11を開いて第2のスイッチ12を閉じ、基準電圧回路
4の電源を出力Voから得られるように切り替える。こ
の出力Voでの電源電圧は、電源端Vsに重畳された交
流的なノイズがPSRRによって除去された電圧となっ
ているから、第一の実施形態の場合と同様に、電源端V
sに重畳された交流的なノイズを低減でき、PSRRの
向上が可能になる。
【0031】リニアレギュレータの起動は、起動用のス
イッチ回路が使用される場合には、その投入時点を監視
すればよい。また、第二の実施形態で説明したように、
出力Voの電圧値を監視する方法、或いは出力電流を監
視する方法など、適宜に、その用途に応じて選択でき
る。
【0032】起動後の経過時間T1を設定する測定回路
21は、例えば定電流源からコンデンサに対する充電時
間によって設定し、或いは所定周期のクロック信号を計
数するカウンタを用いるなど、容易に構成することがで
きる。したがって、集積回路で構成する場合に、より少
ない回路素子で構成できる利点がある。なお、切替回路
13を切り替える経過時間T1としては、リニアレギュ
レータの特性、及びそこで使用する負荷抵抗に応じて、
起動が完了するために要する時間を選択する必要があ
る。通常の用途であれば、この経過時間T1は数100
μsec乃至数msecに設定される。 (第五の実施形態)図7は、第五の実施形態を示すブロ
ック図である。
【0033】図7に示す回路構成では、切替回路13の
動作タイミングを決定するために、リニアレギュレータ
の起動時点からの経過時間を測定するとともにリセット
機能を有する経過時間測定回路22と、第2の誤差電圧
検出手段としての第2の誤差増幅器15と、第2の基準
電圧回路16とを備えている点で、図1のリニアレギュ
レータとは異なる。このうち、第2の誤差増幅器15、
及び第2の基準電圧回路16は、第二の実施形態の図2
で説明したものと同じであるが、測定回路22では、出
力Voの電圧値を監視して、それが一定の電圧値以下に
なったとき経過時間の測定値をリセットするように構成
されている。ここでも、測定回路22以外の各構成要件
については、図2と対応する部分に同一の符号を付け
て、その説明を省略する。
【0034】このように構成されたリニアレギュレータ
の動作について説明する。図8は、切替回路13の切替
動作時点を説明する図である。切替回路13は、このリ
ニアレギュレータの起動時点では、第1のスイッチ11
が閉じられ、第2のスイッチ12は開かれた状態となる
ように設定されている。これにより、基準電圧回路4は
その電源を電源端Vsから得ることになり、また、図8
に示すように、起動後に測定回路22に設定された経過
時間T1を経た時点で、切替回路13は第1のスイッチ
11を開いて第2のスイッチ12を閉じ、基準電圧回路
4の電源を出力Voから得られるように切り替える。
【0035】ここまでの動作は、第四の実施形態で説明
したものと同様である。ここでは、出力Voの電圧値を
抵抗2,3で検出し、この検出電圧を第2の基準電圧回
路16と第2の誤差増幅器15で比較している。その後
に、出力Voの電圧値が一定値以下に低下した場合、測
定回路22はその経過時間がリセットされるとともに、
第1のスイッチ11を閉じて、第2のスイッチ12を開
くように切替回路13の切り替え動作を制御している。
これによって、リニアレギュレータの出力Voの電圧値
が基準電圧回路4に必要とされる電圧値以下に低下した
場合でも、再び基準電圧回路4に電源端Vsを接続し
て、測定回路21に設定された経過時間T1の間は電源
端Vsから基準電圧回路4に電源供給できるので、PS
RRの向上が可能になる。 (第六の実施形態)図9は、第六の実施形態を示すブロ
ック図である。
【0036】ここでは、第1、第2のスイッチ11,1
2がそれぞれP型MOSトランジスタ31,32で構成
されたリニアレギュレータを示している。図1などに示
す実施形態と対応する部分には同一の符号を付けて、そ
れらの説明は省略する。ここで、P型MOSトランジス
タ32は、第3のスイッチ33を介してソース電極が出
力Voと接続されている。34は、第3のスイッチ33
を制御するための第2の切替回路である。
【0037】図10では、P型MOSトランジスタ3
1,32に寄生する基板ダイオード35,36を示して
いる。この図10に示すような、第1、第2のスイッチ
11,12を単純にP型MOSトランジスタ31,32
に置き換えてリニアレギュレータを構成する方法では、
以下に説明するように、2つのP型MOSトランジスタ
31,32に寄生して形成される基板ダイオード35,
36の影響が問題になる。
【0038】すなわち、図10において、リニアレギュ
レータの起動時点では、P型MOSトランジスタ31が
オンし、P型MOSトランジスタ32がオフすること
で、基準電圧回路4は電源端Vsから電源供給される。
ところが、この時点でリニアレギュレータの出力Voが
極めて低い電圧、例えば接地電位まで低下していたとす
ると、P型MOSトランジスタ32の基板ダイオード3
6が基準電圧回路4から出力Voに向って順方向にバイ
アスされることになる。そのため、基準電圧回路4はこ
の基板ダイオード36の順方向電圧以上には電位が上が
らないので、通常の基準電圧回路4の構成であっては正
常に動作しない。
【0039】このような基板ダイオード35,36の影
響を回避するために、第3のスイッチ33を第2の切替
回路34で制御して、P型MOSトランジスタ32の基
板電位をリニアレギュレータの出力Voから切り離す構
成としたのである。したがって、P型MOSトランジス
タ31がオンし、P型MOSトランジスタ32がオフし
ている時点で、P型MOSトランジスタ32の基板ダイ
オード36のカソードがリニアレギュレータの出力Vo
に接続されないから、基準電圧回路4を確実、かつ正常
に動作させることができ、ここから所与の基準電圧信号
が発生できる。 (第七の実施形態)図11は、第七の実施形態を示すブ
ロック図である。
【0040】上述した第六の実施形態のものと同様に、
第1、第2のスイッチ11,12はそれぞれP型MOS
トランジスタ31,32で構成されている。ただし、P
型MOSトランジスタ32の基板電極をリニアレギュレ
ータの電源端Vsと接続している点で、上述した第六の
実施形態のものと異なっている。
【0041】ここでは、リニアレギュレータでは電源端
Vsの電位が最も高い電位であることから、P型MOS
トランジスタ32の基板電極を電源端Vsと接続してお
くことにより、基板ダイオード35,36の影響を回避
している。通常のリニアレギュレータでは、電源端Vs
の電位は出力Voの電位より確実に高電位であり、この
電源端VsにP型MOSトランジスタ32の基板電極を
接続しておくことによって、基板ダイオードを逆バイア
ス状態に保持することができるからである。このように
して、第六の実施形態で必要とした第3のスイッチ33
や切替回路34が不要となり、集積回路としてリニアレ
ギュレータを構成する場合に有利となる。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、回路全体としてのPSRRを向上させることができ
る電圧レギュレータ回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施形態を示す回路ブロック
図である。
【図2】この発明の第二の実施形態を示す回路ブロック
図である。
【図3】この発明の第三の実施形態を示す回路ブロック
図である。
【図4】図3に示すリニアレギュレータの動作を説明す
る図である。
【図5】この発明の第四の実施形態を示す回路ブロック
図である。
【図6】図5に示すリニアレギュレータの動作を説明す
る図である。
【図7】この発明の第五の実施形態を示す回路ブロック
図である。
【図8】図7に示すリニアレギュレータの動作を説明す
る図である。
【図9】この発明の第六の実施形態を示す回路ブロック
図である。
【図10】図9に示すリニアレギュレータの動作を説明
する図である。
【図11】この発明の第七の実施形態を示す回路ブロッ
ク図である。
【図12】従来の一般的なリニアレギュレータの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のMOS型半導体素子 2,3 抵抗 4 基準電圧回路 5 誤差増幅器 6 コンデンサ 7 コンデンサ6の等価直列抵抗成分を表す抵抗 8 負荷抵抗 11 第1のスイッチ 12 第2のスイッチ 13 切替回路 15 第2の誤差増幅器 16 第2の基準電圧回路 17 所定のヒステリシスを有する誤差増幅器 21 測定回路 22 リセット機能を有する測定回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子に流れる電流値、及び電圧降
    下の値を制御することによって、変動する可能性のある
    電圧の電源から前記半導体素子を介して負荷に一定電圧
    に安定化された電圧を供給するようにした電圧レギュレ
    ータ回路において、 基準電圧信号を発生する信号発生手段と、 前記負荷の電圧降下を検出する負荷電圧検出手段と、 前記負荷電圧検出手段での検出信号と前記信号発生手段
    での基準電圧信号との誤差電圧を検出して、前記半導体
    素子に流れる電流値、及び前記半導体素子の抵抗成分で
    生じる電圧降下の値を一定に制御する誤差電圧検出手段
    と、 前記信号発生手段と前記半導体素子の一方電極とを接続
    する第1のスイッチ手段と、 前記信号発生手段と前記半導体素子の他方電極とを接続
    する第2のスイッチ手段と、 前記第1、第2のスイッチ手段のいずれかを選択して前
    記信号発生手段に電源を供給するように前記第1、第2
    のスイッチ手段の切り替え動作を制御する切替制御手段
    とを備えたことを特徴とする電圧レギュレータ回路。
  2. 【請求項2】 前記切替制御手段は、前記誤差電圧検出
    手段で検出された誤差電圧に応じて切り替え動作を制御
    することを特徴とする請求項1記載の電圧レギュレータ
    回路。
  3. 【請求項3】 前記切替制御手段は、第2の基準電圧信
    号を発生する第2の信号発生手段と、前記負荷電圧検出
    手段での検出信号と前記第2の信号発生手段での第2の
    基準電圧信号との誤差電圧を検出する第2の誤差電圧検
    出手段とを備え、前記第2の誤差電圧検出手段で検出さ
    れた誤差電圧に応じて切り替え動作を制御することを特
    徴とする請求項1記載の電圧レギュレータ回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の誤差電圧検出手段は、前記負
    荷電圧検出手段での検出信号に対して一定のヒステリシ
    スを有する切り替え信号を出力することを特徴とする請
    求項3記載の電圧レギュレータ回路。
  5. 【請求項5】 前記切替制御手段は、前記電源の起動時
    点からの経過時間を測定する測定手段を備え、 一定時間の経過後に前記第1、第2のスイッチ手段の切
    り替え動作が実行されることを特徴とする請求項1記載
    の電圧レギュレータ回路。
  6. 【請求項6】 前記切替制御手段は、第2の基準電圧信
    号を発生する第2の信号発生手段と、前記負荷電圧検出
    手段での検出信号と前記第2の信号発生手段での第2の
    基準電圧信号との誤差電圧を検出する第2の誤差電圧検
    出手段と、前記電源の起動時点からの経過時間を測定す
    る測定手段とを備え、 前記第2の誤差電圧検出手段での誤差電圧に応じて前記
    測定手段をリセットし、その経過時間測定を再開するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電圧レギュレータ回路。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2のスイッチ手段はP型M
    OSトランジスタで構成され、前記P型MOSトランジ
    スタのうち、第1のスイッチ手段を構成するトランジス
    タの基板電極を前記電源に接続するとともに、第2のス
    イッチ手段を構成するトランジスタの基板電極を第3の
    スイッチ手段を介して前記負荷に接続したことを特徴と
    する請求項1記載の電圧レギュレータ回路。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2のスイッチ手段はP型M
    OSトランジスタで構成され、前記P型MOSトランジ
    スタの基板電極をいずれも前記電源に接続したことを特
    徴とする請求項1記載の電圧レギュレータ回路。
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