JP2002182208A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2002182208A JP2002182208A JP2000384011A JP2000384011A JP2002182208A JP 2002182208 A JP2002182208 A JP 2002182208A JP 2000384011 A JP2000384011 A JP 2000384011A JP 2000384011 A JP2000384011 A JP 2000384011A JP 2002182208 A JP2002182208 A JP 2002182208A
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Abstract
いて、バックライトを構成するランプ間の、輝度ムラを
低減するための拡散シートの低透過率部とランプ間の相
対位置が、熱によってズレないようにする。 【解決手段】直下型バックライト2の上部に液晶パネル1
を配置し、液晶パネル1のバックライト側に熱膨張係数
の小さい材料からなる拡散シート3を貼り付ける。バッ
クライトと液晶パネルとは離して配置する。バックライ
トのランプ4の直上に対抗する拡散シート3の部分には
低透過率部5を設ける。低透過率部5は、ランプ4の直
上では密に直上から離れるにつれて徐々に粗になるよう
に黒色のドットパターンを印刷して形成されている。こ
の構成により熱による拡散シートの低透過率部とランプ
との相対位置のズレが防止でき、ランプ間の輝度ムラを
低減できる。
Description
し、特に直下型バックライトを有する液晶表示装置の輝
度ムラの改良に関する。
化が進んでいるが、広視野角実現のために薄膜トランジ
スタの構造変更等を行っており、その透過率を逆に下げ
てしまう傾向にある。透過率を上げることは現段階では
技術的にも困難がある。このため、バックライトとして
高輝度タイプのものが要求される。また、液晶表示装置
としてはモニター用途としても高輝度が要求されている
ため、バックライトには比較的容易に高輝度が得られる
ランプをパネルの直下に複数本並べて配設する直下型バ
ックライトタイプが使用される。しかしながら、直下型
バックライトの場合、並べたランプ間に生じる輝度ムラ
を抑制することが課題である。
る液晶表示装置の断面図である。図2に示すように、液
晶パネル21の下方に直線状ランプ23を複数本並べた
直下型バックライト22が配設されている。直下型バッ
クライト22のランプ23上方にランプ間の輝度ムラを
低減するための拡散板24が配置されている。拡散板2
4としては、厚みが3〜5mmのアクリル樹脂板などが
使われている。ランプ23の直上は光強度が高く、ラン
プとランプの中間部では光強度が低くなって光強度の不
均一、すなわち輝度ムラが生じるのを防止するため、拡
散板24のランプ23の直上部分には低透過率部25を
設けている。具体的には低透過率部25は、拡散板の表
面にランプの直上で密に直上から離れるにつれて粗にな
るようにカーボンブラックなどのドットパターンを印刷
して形成されている。なお、26は異物、27は偏光板
である。
は、裏面に拡散板を備えた液晶パネルと、両端面に配置
された発光体の端面からの入射光を面方向に導く導光板
と、導光板の表面にこの導光板に導かれた光を指向性を
持った光として表面側に出射させる多数のドット状導光
部が微小ピッチで配列した光学シートを設けてなるバッ
クライトとを備え、バックライトを、その出射面を液晶
パネルの裏面の拡散板から離間させて配置した液晶表示
装置が記載されている。
の直下型バックライトを用いた液晶表示装置では、厚さ
が3〜5mmのアクリル樹脂などからなる拡散板をバッ
クライト側のランプ直上に近接して配置しており、また
熱膨張係数が大きいために、ランプの熱によって横方向
には低透過率部にランプとの相対位置のズレが生じ、深
さ方向には拡散板の反りによりランプとの距離が変動し
て設計で狙った通りの、ランプ間輝度ムラの抑制がまま
ならなかった。
公報の液晶表示装置は、液晶パネルの裏面に拡散板を備
え、液晶パネルをバックライトから離間させて配置して
いるが、バックライトは導光板の両端面にランプを配設
するエッジ式バックライトであり、本発明のように直下
型バックライトではないこと、また液晶パネルの裏面の
拡散板は全体が一様でランプに対向した部分に低透過率
部を有しない構造であり、本発明の液晶表示装置とは構
成が異なる。
える液晶表示装置において、容易にランプ間の輝度ムラ
を低減する設計が可能で、熱による相対位置のズレが生
じにくい液晶表示装置を提供することである。
本並べて配設した直下型バックライトと、その上部に配
置した液晶パネルとを有する液晶表示装置において、液
晶パネルのバックライト側に低透過率部のある拡散シー
トを貼り付けることにより、バックライトのランプと拡
散シートの低透過率部との相対位置を制御することを容
易にし、ランプ間に生じる輝度ムラを低減することを特
徴とする。前記拡散シートは、ポリカーボネイトやポリ
エチレンテレフタレート(PET)などのシートで形成
されている。前記拡散シートのランプの直上部分に対向
する位置には、ランプの光強度を低減する低透過率部が
形成されており、拡散シートの低透過率部は、ランプの
直上では密に直上から離れるにつれて徐々に粗になるよ
うに黒色のドットパターンを印刷して形成されている。
前記直下型バックライトと液晶パネルとは離間して配置
されている。
設した直下型バックライトと、その上部に配置した液晶
パネルとを有する液晶表示装置において、前記液晶パネ
ルのバックライト側偏光板の表面のランプに対向する部
分に直接低透過率部を設けたことを特徴とする。前記低
透過率部は、ランプ直上では密に直上から離れるにつれ
て徐々に粗になるように黒色のドットパターンを印刷し
て形成されている。
て詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を示す断面図である。図1に示すように、本実施の形態
の液晶表示装置は、ランプ4を複数本(図には3本の例
を示す)並べて配設した直下型バックライト2の上部に
液晶パネル(偏光板含む)1が離間して配置されており、
液晶パネル1のバックライト側の表面には熱膨張係数の
小さい材料からなる拡散シート3が貼り付けられてい
る。
は、液晶パネル1を通して人の目に捉えられるが、その
ままでは、並べたランプ4の直上部分の光強度は大き
く、直上から離れるにつれて光強度が小さくなって光強
度の不均一が生じ、ランプ4間の光の強弱が輝度ムラと
して見える。そこで、拡散シート3のランプ4の直上に
対向する部分には透過率を下げる低透過率部5が形成さ
れている。この低透過率部5は、具体的にはランプ4の
直上に対向する部分は密に、直上から離れるにつれて徐
々に粗になるように黒色のドットパターンを印刷して作
られている。黒色のドットパターンは、例えばカーボン
ブラックなどを印刷して形成される。拡散シート3とし
ては、熱膨張係数の小さいポリカーボネイトやポリエチ
レンテレフタレート(PET)などの厚さが1mm程度
のシートが使用できる。このようにしてランプ4間の輝
度ムラを低減することが出来る。なお、7は偏光板であ
る。
を防ぐために、液晶パネル1に貼り付けてある拡散シー
ト3のランプ直上部分には、透過率を下げる低透過率部
5を形成している。従来は、この拡散シートに相当する
ものとして拡散板(厚み3〜5mm、アクリル樹脂などを
使用)がバックライト側のランプ上に配置されており、
また熱膨張係数が大きいために、横方向には低透過率部
にランプとの相対位置のズレが生じ、深さ方向には拡散
板の反りによりランプとの距離が変動して設計で狙った
通りの、ランプ間輝度ムラ抑制がままならなかった。し
かし、本実施の形態では、熱膨張係数が小さい材料から
成る拡散シートを直下型バックライトから離間して配置
されているパネルに貼り付けているため、ランプの熱に
よって拡散シートの低透過率部とランプとの横方向・深
さ方向のズレが起きにくく、設計通りのランプ間輝度ム
ラの抑制が出来る。
あるアクリル樹脂等の拡散板を、厚み1mm程度の拡散シ
ートにすることで、重量を約1/5程度に低減すること
が出来る。さらに、従来は拡散板上にある異物は、パネ
ルと近距離にあるため、表示上見えやすかったが、本発
明では拡散板を不要にしたことで、異物6がバックライ
トの底部に位置され、パネルとの距離は遠くなり見えに
くくする働きもある。
明する。本実施の形態では、拡散シートを用いないで、
低透過率部をバックライト側の液晶パネルを構成する偏
光板に直接形成している。低透過率部は、バックライト
のランプの直上に対向する部分には密に、直上から離れ
るにつれて徐々に粗になるように黒色のドットパターン
を印刷して形成する。黒色のドットパターンは、たとえ
ば、カーボンブラックなどを印刷して形成する。本実施
の形態では、拡散シートを用いず直接液晶パネルの偏光
板に低透過率部を設けているので、第1の実施の形態に
比べ構造が簡単になるという利点がある。この他この第
2の実施の形態でも第1の実施の形態と同様の効果が得
られる。
れば、直下型バックライトを有する液晶表示装置におい
て、ランプ間の輝度ムラを低減することが出来る。ラン
プと液晶パネルとの相対位置を合わせ込むことで、ラン
プと液晶パネルに貼られている拡散シートの低透過率部
との相対位置(横方向・深さ方向)が決まるため、容易に
ランプ間の輝度ムラを低減する設計が出来、熱等による
相対位置のズレが生じにくいという効果が得られる。
低減する事が出来る。従来は、厚み3〜5mm程度あるア
クリル樹脂等の拡散板を使用していたが、拡散シートに
する事で、重量を従来の約1/5程度に低減する事が出
来る。拡散板の不要により、表示上に見える異物を低減
する事も出来る。従来は拡散板上にある異物は、パネル
と近距離にあるため、表示上見えやすかったが、本発明
では拡散板を不要にしたことで、異物がバックライトの
底部に落ち込むので、パネルとの距離が遠くなり見えに
くくなる。
る。
置の断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ランプを複数本並べて配設した直下型バ
ックライトと、その上部に配置した液晶パネルとを有す
る液晶表示装置において、前記液晶パネルのバックライ
ト側のパネル表面に輝度ムラ(ランプムラ)を抑制する拡
散シートを貼り付けたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記拡散シートとしては、ポリカーボネ
イトやポリエチレンテレフタレート(PET)のシート
を用いることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
置。 - 【請求項3】 前記拡散シートのランプの直上部分に対
向する位置には、ランプの光強度を低減する低透過率部
が形成されていることを特徴とする請求項1または2記
載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記拡散シートの低透過率部は、ランプ
の直上では密に直上から離れるにつれて徐々に粗になる
ように黒色のドットパターンを印刷して形成されている
ことを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記直下型バックライトと液晶パネルと
は離間して配置されていることを特徴とする請求項1記
載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 ランプを複数本並べて配設した直下型バ
ックライトと、その上部に配置した液晶パネルとを有す
る液晶表示装置において、前記液晶パネルのバックライ
ト側偏光板の表面のランプに対向する部分に直接低透過
率部を設けたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記低透過率部は、ランプ直上では密に
直上から離れるにつれて徐々に粗になるように黒色のド
ットパターンを印刷して形成されていることを特徴とす
る請求項6記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384011A JP4462756B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384011A JP4462756B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002182208A true JP2002182208A (ja) | 2002-06-26 |
JP4462756B2 JP4462756B2 (ja) | 2010-05-12 |
Family
ID=18851562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000384011A Expired - Fee Related JP4462756B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4462756B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100712020B1 (ko) * | 2003-05-26 | 2007-04-27 | 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. | 액정 패널 및 액정 표시 장치 |
US7830474B2 (en) | 2006-01-10 | 2010-11-09 | Hitachi, Ltd. | Lighting device and liquid crystal display using it |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000384011A patent/JP4462756B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100712020B1 (ko) * | 2003-05-26 | 2007-04-27 | 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. | 액정 패널 및 액정 표시 장치 |
US7830474B2 (en) | 2006-01-10 | 2010-11-09 | Hitachi, Ltd. | Lighting device and liquid crystal display using it |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4462756B2 (ja) | 2010-05-12 |
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