JP2002181629A - 管理システム - Google Patents

管理システム

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JP2002181629A
JP2002181629A JP2000385770A JP2000385770A JP2002181629A JP 2002181629 A JP2002181629 A JP 2002181629A JP 2000385770 A JP2000385770 A JP 2000385770A JP 2000385770 A JP2000385770 A JP 2000385770A JP 2002181629 A JP2002181629 A JP 2002181629A
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food
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temperature
temperature recording
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JP2000385770A
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English (en)
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Shigeru Okada
茂 岡田
Katsuya Kobayashi
克也 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品温度記録装置が記録動作中であった場合
に、その記録に関する設定データが監視処理装置から書
き換え要求の合った設定データに書き換えられる不都合
を未然に回避することができる管理システムを提供す
る。 【解決手段】 監視処理装置2は、設定データを入力す
る入力装置7を備え、温度記録装置13に対して当該設
定データを送信し、書き換える旨の要求をすると共に、
温度記録装置13は、監視処理装置2から設定データの
書き換え要求があった場合、保有している設定データを
受信した設定データに書き換えると共に、記録動作中に
該記録動作に関する設定データの書き換え要求があった
場合には、設定データの書き換えを不可とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の調理機器な
どにそれぞれ設けられた食品温度記録装置とこの食品温
度記録装置とデータの授受を行う監視処理装置とから構
築される食品温度管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より焼き物などの食品を比較的大量
に加熱調理する場合には、例えば、コンベクションオー
ブンなどを用いて調理作業を行っている。そして、調理
された食品は、ブラストチラー(冷風式急冷装置)によ
る急速冷却方法が採用されている。
【0003】一方、近年調理食品による細菌感染が問題
とされ、係る調理装置においても調理からの一貫した食
品の温度管理が重要視されるに至っている。そこで、加
工調理に関する作業者名、食品名、食品管理基準などの
設定データをそれぞれの加工調理に関して設定し、一貫
した食品の管理が行われている。
【0004】従来の管理システムでは、食品の温度を検
出し、記録する食品温度記録装置は、集中管理装置とし
ての監視処理装置に接続されている。該食品温度記録装
置は、食品の温度を記録するのみではなく、食品の加工
調理に関するデータ、即ち、作業者名、食品名などにつ
いても記録可能とされている。一方、前記監視処理装置
においても、接続される食品温度記録装置に記録される
食品の加工調理に関するデータを設定することが可能と
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
管理システムでは、前記食品温度記録装置において、現
在記録動作中である場合であっても、係る記録動作に関
する設定データについても、監視処理装置から設定デー
タの送信があると、食品温度記録装置において設定され
た設定データが監視処理装置からの設定データに書き換
えられていた。
【0006】このため、現実に行われている設定データ
を食品温度記録装置において予め設定した後に、記録動
作を開始した場合であっても、記録動作途中に、監視処
理装置から送信された設定データに書き換えられるた
め、記録動作途中で設定データが変更され、食品管理
上、問題が生じていた。
【0007】そこで本発明は、従来の技術的課題を解決
するために成されたものであり、食品温度記録装置が記
録動作中であった場合に、その記録に関する設定データ
が監視処理装置から書き換え要求の合った設定データに
書き換えられる不都合を未然に回避することができる管
理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の管理システム
は、調理機器や冷却貯蔵庫などの食品関連機器に設けら
れ、該食品関連機器における食品の調理若しくは保存時
の温度を、測定対象となる食品の名称、当該食品の加工
を担当する作業者の名称、機器の名称、測定対象となる
食品の温度管理条件のうちの少なくとも一つから成る設
定データと対応付けて記録する食品温度記録装置と、該
食品温度記録装置とデータの授受を行う監視処理装置と
から構築され、該監視処理装置は、設定データを入力す
る手段を備え、食品温度記録装置に対して当該設定デー
タを送信し、書き換える旨の要求をすると共に、食品温
度記録装置は、監視処理装置から設定データの書き換え
要求があった場合、保有している設定データを受信した
設定データに書き換えると共に、記録動作中に該記録動
作に関する設定データの書き換え要求があった場合に
は、設定データの書き換えを不可とすることを特徴とす
る。
【0009】本発明によれば、調理機器や冷却貯蔵庫な
どの食品関連機器に設けられ、該食品関連機器における
食品の調理若しくは保存時の温度を、測定対象となる食
品の名称、当該食品の加工を担当する作業者の名称、機
器の名称、測定対象となる食品の温度管理条件のうちの
少なくとも一つから成る設定データと対応付けて記録す
る食品温度記録装置と、該食品温度記録装置とデータの
授受を行う監視処理装置とから構築され、該監視処理装
置は、設定データを入力する手段を備え、食品温度記録
装置に対して当該設定データを送信し、書き換える旨の
要求をすると共に、食品温度記録装置は、監視処理装置
から設定データの書き換え要求があった場合、保有して
いる設定データを受信した設定データに書き換えると共
に、記録動作中に該記録動作に関する設定データの書き
換え要求があった場合には、設定データの書き換えを不
可とするので、食品温度記録装置が記録動作中であった
場合に、その記録に関する設定データが監視処理装置か
ら書き換え要求の合った設定データに書き換えられる不
都合を未然に回避することができる。
【0010】これにより、記録動作中に食品温度記録装
置にて設定された設定データが監視処理装置から書き換
え要求された設定データに書き換えられないことから、
現実に行われている調理の設定データにより調理の前後
に渡って一貫して管理することができるようになる。
【0011】請求項2の発明の管理システムは、請求項
1の発明に加えて、食品温度記録装置は、設定データの
書き換えを不可とした場合、監視処理装置に対して設定
データの書き換えを不可としたことを特定可能な情報と
して通知することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、食品温度記録装置は、設定データの書き換え
を不可とした場合、監視処理装置に対して設定データの
書き換えを不可としたことを特定可能な情報として通知
するので、監視処理装置側において、当該食品温度記録
装置に送信した設定データのうち、設定データの書き換
えを不可とされた設定データを認識することができるよ
うになる。
【0013】請求項3の発明の管理システムは、請求項
2の発明に加えて、監視処理装置は、食品温度記録装置
において設定データの書き換えが不可とされた場合、当
該食品温度記録装置が保有する設定データを収集し、当
該監視処理装置で入力された設定データを、収集した設
定データに書き換えることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
に加えて、監視処理装置は、食品温度記録装置において
設定データの書き換えが不可とされた場合、当該食品温
度記録装置が保有する設定データを収集し、当該監視処
理装置で入力された設定データを、収集した設定データ
に書き換えるので、現実に使用されている設定データを
当該食品温度記録装置から監視処理装置に収集すること
ができ、当該食品温度記録装置と監視処理装置の双方に
て現実に使用されている設定データを保持することがで
きるようになる。
【0015】これにより、食品温度記録装置にて現在使
用されている設定データと監視処理装置にて保持される
設定データの相違を未然に回避することができ、食品管
理上有効なものとなる。
【0016】請求項4の発明の管理システムは、請求項
2又は請求項3の発明に加えて、監視処理装置は、食品
温度記録装置において設定データの書き換えが不可とさ
れた場合、当該設定データの書き換え不可情報を出力す
ることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項2又は請
求項3の発明に加えて、監視処理装置は、食品温度記録
装置において設定データの書き換えが不可とされた場
合、当該設定データの書き換え不可情報を出力するの
で、監視処理装置側で監視する監視員が容易に書き換え
不可とされた設定データを認識することができるように
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の管理システム1の構成図
である。本発明の管理システム1は、例えばマイクロコ
ンピュータなどから構成される監視側制御装置4を備え
た監視処理装置2と、記録装置側制御装置としてのCP
U28を備えた食品温度記録装置13とから構築され
る。この食品温度記録装置13は、例えばケトル、コン
ベクションオーブンなどの複数の調理機器9、10又は
急速冷却器に設けられる。また、本実施例では調理機器
9に設けられる食品温度記録装置について説明している
が、監視処理装置2には、この他に調理機器10及び貯
蔵設備11としての業務用冷却装置等に設けられる温度
測定装置も接続されているものとする。
【0019】上記監視処理装置2は例えばホテルやレス
トラン等の監視室等に設けられ、図1に示す如く前記監
視側制御装置4と、この監視側制御装置4に接続された
例えばフロッピー(登録商標)ディスクやROM、RA
M等の記憶手段8と、図示しないフロッピーディスクド
ライブと、送受信手段としての通信制御部5と、表示制
御手段としての表示制御部19に接続された表示装置と
しての監視表示部6と、入力制御手段としての入力制御
部12に接続された入力装置7とから構成される。前記
記憶手段8は、レイアウト画面記憶部15と、測定装置
設定ファイル16と、蓄積データファイル18とが設け
られている。前記通信制御部5は、調理機器9等に設け
られた複数の温度記録装置13と通信回線21にて接続
され、相互にデータを送受信することができるように構
成されている。
【0020】次に、図2を参照して前記食品温度記録装
置13について説明する。記録装置13には、食品の芯
温や、食品周囲の温度又は湿度を検出するための8個の
温度センサ14又は湿度センサ19がチャンネル(C
h)1乃至8として接続されている。そして、この記録
装置13の本体22には、表示装置23が設けられてい
る。こ表示装置23の左側上部には、左から順にチャン
ネル1エリア50、チャンネル2エリア51、チャンネ
ル3エリア52及びチャンネル4エリア53が配設され
ると共に、これらの下方には、同じく左から順にチャン
ネル5エリア54、チャンネル6エリア55、チャンネ
ル7エリア56及びチャンネル8エリア57が配設され
ている。尚、本実施例では、温度センサ14及び湿度セ
ンサ19は、合わせて8個であるため図2には、8個の
チャンネルエリアが形成されているが、チャンネル数が
8個より多い場合には、図2の右上部に形成された次頁
エリア58を選択することによって、図2の表示画面で
は表示されないチャンネルエリアを表示してもよいもの
とする。
【0021】このチャンネルエリア50乃至57の上部
には、現在の検出温度又は検出湿度を表示する検出測定
値エリア50A乃至57Aが、それぞれに対応して表示
されている。また、チャンネルエリア50乃至57に
は、縦長の測定値棒グラフ50B乃至57Bがそれぞれ
に対応して表示されている。この測定値棒グラフ50B
乃至57Bは、チャンネル毎に設定された食品管理基準
の上限値から下限値までの変化状態を示すものであり、
それぞれの測定値棒グラフ50B乃至57Bの上端に
は、上限値が表示されると共に、測定値グラフ50B乃
至57Bの下端には、下限値が表示される。そして、現
在の検出温度又は検出湿度から下限値までを測定値の変
化に伴って、変化させて表示している。また、この測定
値棒グラフ50B乃至57Bには、それぞれチャンネル
番号が表示されている。
【0022】また、この表示装置23の右側には、メニ
ューエリア59が配設されており、該メニューエリア5
9を選択することにより、図示しない画面表示切換、保
存、設定、変更の選択画面が表示されるものとする。ま
た、ここで「設定」を選択することにより、詳細は後述
する如く加熱調理(加工)を担当している又は作業室で
作業を行っている作業者の名称と、調理を行っている食
品の名称などの設定を行うことができるものとする。
尚、上記各種エリアは、表示装置23に表示されるタッ
チパネルによって操作可能とされており、以後、表示装
置23に表示されるエリアは、全てタッチパネルによっ
て操作可能とされるものとする。
【0023】また、本体22の右側部には外部記憶媒体
であるフロッピーディスクにデータを書き込み、或い
は、それからデータを読み込むためのフロッピーディス
クドライブ装置27が設けられている。そして、前述の
如く温度記録装置13の本体22には温度センサ14及
び湿度センサ19が接続されている。
【0024】次ぎに、図3の電気回路ブロックを用いて
温度記録装置13の回路構成を説明する。28はCPU
(中央演算処理装置)であり、29はプログラムなどが
書き込まれたROMである。また、31は温度又は湿度
−時間データと食品名、作業者名、機器名などと、食品
の温度管理基準と、それらを関連付ける情報、各種設定
情報、処理状態情報などが格納される読み書き可能なR
AMであり、32は表示装置23に表示する文字の構成
情報を格納するFONT−ROMである。尚、前記RA
M31は不揮発性のS−RAM42と、揮発性のD−R
AM44とから構成されている。また、33は表示装置
23に表示するためのデータを格納するVIDEO−R
AMであり、34は日付や時間のデータを管理する時計
ICである。またRAM31には、各食品温度記録装置
13毎に設定された個別の識別情報としてのセンサI
D、例えば1乃至30までの何れかのIDを保有してい
る。更に、36は表示装置23に表示される各エリアが
接続されるタッチパネル入力回路であり、37は前記表
示装置23が接続される表示装置制御回路である。
【0025】更にまた、38は前記フロッピーディスク
ドライブ装置27が接続されるフロッピーディスク制御
回路であり、39は前記各温度センサ14又は湿度セン
サが接続されるA/D変換回路である。また、41は警
報手段としてのブザー43が接続されるブザー制御回路
である。
【0026】また、温度記録装置13には前記通信回線
21などを介して他の温度記録装置や前記監視処理装置
2との間で通信を行うための通信手段17が設けられて
いる。そして、これらはデータバスを介して接続されて
いる。
【0027】尚、使用するCPUによっては、前記RO
M29やRAM31、FONT−ROM32やVIDE
O−RAM33、A/D変換回路39は、それらの一部
若しくは全部がCPU自体に組み込まれる場合もある。
【0028】次に、監視処理装置2に接続される温度記
録装置13による調理機器9の食品の温度記録・管理動
作を説明する。温度記録装置13に電源が投入される
と、CPU28はROM29に書き込まれたプログラム
に従って各種の初期化処理を実行する。
【0029】次に、温度測定動作(サンプリング)を開
始し、前記温度センサ14からのアナログ電圧入力をA
/D変換回路39でデジタルデータに変換すると共に、
これをCPU28において温度データに変換する。更
に、CPU28はこの時(サンプリング時)の日付と時
間のデータを時計IC34から読み出し、RAM31の
S−RAM42上にあるファイル(図4)の日付の位置
(最上段)に日付のデータを書き込む。
【0030】また、CPU28は温度をサンプリングし
た温度センサ14のチャンネル(Ch)の番号を図4の
ファイルのチャンネル番号の位置(上から二段目)に書
き込む。次ぎに、図4のファイルの時間1の位置に温度
をサンプリングした時間のデータを書き込み、この時の
温度データを温度1の位置に書き込む。ここで、図4の
ファイルの判定結果1の位置には、詳細は後述する温度
管理基準のチェック中であるか又はチェックされていな
いか、又はチェックされた結果として時間1の位置に書
き込まれた温度データが、前記温度管理基準の範囲内で
ある正常状態(OK)か、範囲外である異常状態(N
G)かの判定結果データが書き込まれる。以下、同様に
して温度をサンプリングした時間とその時の温度データ
と判定結果データを順次ファイル(図4)上の次のエリ
アに書き込んで行く。
【0031】CPU28は係る時間と温度又は湿度デー
タに基づき、表示用にデータを加工すると共に、加工さ
れたデータを表示装置制御回路37に渡して、本実施例
では前記表示装置23のチャンネル(Ch)エリア50
乃至57の検出測定値エリア50A乃至57Aに温度又
は湿度データの数値が表示され、この測定値棒グラフ5
0B乃至57Bにこの棒グラフが表示される(図2)。
また、複数の温度データとサンプリング時間とに基づ
き、CPU28は同様の処理を行うことにより、温度デ
ータの変化を時間の経過に応じ、リアルタイムでグラフ
ィカルに表示装置23に表示するものである。
【0032】図2に示される如き表示装置23のメニュ
ーエリア59を選択することにより、図示しない画面表
示切換、保存、設定、変更の選択画面が表示され、ここ
で設定を選択することにより、各チャンネルの設定を行
うことができる。即ち、ここで、チャンネルを選択する
と、係るチャンネルに予め設定された加熱調理(加工)
を担当している作業者の名称と、調理を行っている食品
の名称が表示される。ここで、図示しない表示装置23
の表示された作業者エリアを選択すると、表示装置23
は、図5に示す如き表示を行う。
【0033】ここで、RAM31のS−RAM42には
複数の作業者名に関するデータが予め登録・保持されて
おり、図5の状態で1〜10エリア60を押すことによ
り、表示装置23には、1〜10としてそれぞれ登録さ
れた作業者名が表示され、同じく11〜20エリア61
を押すことにより、表示装置23には、11〜20とし
てそれぞれ登録された作業者名が表示される。また、同
じく21〜30エリア62を押すとそれぞれの作業者名
が表示される。
【0034】そして、作業者名が登録された番号を、表
示装置23の左側に配設された数字表示エリア63によ
って選択する。選択した作業者名を決定する場合には、
決定エリア64を押すことにより作業者名が設定され
る。CPU28は設定された作業者名のデータを図4の
作業者名の位置に書き込む。また、CPU28は、決定
エリア64が押されることにより、表示装置23を図2
の状態に切り替える。尚、図5に示す画面において新規
登録エリア65を押すと前記番号に対応して新たに作業
者名を登録することができる。また、削除エリア66を
押すと選択した作業者名を削除することができる。更
に、戻るエリア67を押すと、一つ前に表示した表示状
態に戻る。
【0035】同様に調理する食品の名称を入力する場合
には、前述した図示しない表示状態から食品名エリアを
押すことにより、前述と同様の手順で、この場合もRA
M31のS−RAM42に予め登録・保持された複数の
食品名に関するデータを表示装置23に次々に表示し、
設定することができる。
【0036】次に、前記図示しない表示状態において、
記録開始エリアを押すことにより、CPU28は、表示
装置23の表示を図6に示す如き表示に切り替える。図
6において、加工に用いている機器の名称を入力する場
合にも、図6の表示状態から機器名エリア68を押すこ
とにより、前述と同様の手順で、この場合もRAM31
のS−RAM42に予め登録・保持された複数の機器名
に関するデータを表示装置23に次々に表示し、設定す
ることができる。そして、CPU28は設定された機器
名のデータを図4の機器名の位置に書き込む。
【0037】また、前記温度管理基準を設定する場合に
は、チェック条件エリア70を押す。CPU28は図6
の状態からチェック条件エリア69が押されると、表示
装置23は図示しないチェック条件設定表示に切り替わ
り、チェック条件の設定を行うことができる。また、メ
ッセージエリア71を押すと、表示装置23は、図示し
ないメッセージ設定表示に切り替わり、メッセージの設
定を行うことができる。
【0038】一方、前記監視側制御装置4の記憶手段8
に設けられた測定装置設定ファイル16は、図7に示す
如く、測定装置設定ファイル群16として、それぞれの
チャンネルに対応した作業者名ファイル、調理食品名フ
ァイル、チェック条件ファイル及びメッセージファイル
が設けられている。
【0039】ここで、図8及び図9を参照して監視処理
装置2側から各温度記録装置13の各チャンネルの設定
データの設定動作について説明する。図8は監視処理装
置2側における各温度記録装置13の設定データの作成
説明図、図9は監視処理装置2から温度記録装置13へ
の設定データ送信手順を示すフローチャート図である。
通常、加熱調理等を始める時間帯、例えば朝の時間帯
に、一括して監視処理装置2側から各温度記録装置13
に対して当日の設定データ、例えば作業者名や調理する
食品名などを配信する。このとき、監視処理装置2側で
は、図8に示される前記測定装置設定ファイル16から
必要な設定データを抽出する。このとき、測定装置設定
ファイル16には、それぞれの温度記録装置13毎に個
別の識別情報としての前記IDに対して、それぞれの設
定データが保持されている。そして、これらID及び設
定データからそれぞれの各温度記録装置13に対して設
定データの配信を行うものを選択し、抽出する。
【0040】次に、図9のステップS1において、監視
処理装置2の監視側制御装置4は、前記設定データの配
信を行う温度記録装置13に対して、該温度記録装置1
3を特定するIDを入力し、ステップS2において、特
定された温度記録装置13に対して、通信回線21を介
して温度記録装置13のCPU28に、設定データとし
て、例えば、作業者名を書き換える場合には、作業者送
信コマンドを送信する。これに対し、当該温度記録装置
13は、ステップS3において、前記コマンドを受信
し、内容解析した後、ステップS4において、監視側制
御装置4に対し、受信の準備が完了されている旨を送信
する。
【0041】これに対し、監視側制御装置4は、ステッ
プS5にて、当該温度記録装置13が受信準備が完了さ
れている旨を受信し、ステップS6にて上記で抽出され
た設定データとしての作業者名を当該温度記録装置13
に送信する。そして、ステップS7にて当該温度記録装
置13は、監視側制御装置4から設定データとしての作
業者名を受信した後、ステップS8において、受信した
設定データが現在記録動作中の温度データ(湿度デー
タ)に関する設定データとして使用中であるか否かを判
断する。
【0042】ここで、受信した設定データが現在記録動
作中の温度データ(湿度データ)に関する設定データと
して使用中である場合には、ステップS11に進み、書
き換えを不可とする。そして、現在当該温度記録装置1
3において使用されている(設定されている)設定デー
タを監視側制御装置4に送信する。これにより、監視側
制御装置4は、現在当該温度記録装置13において使用
されている設定データを受信する。また、当該温度記録
装置13は、その後、ステップS12に進み、データ受
信状態に移行する。
【0043】以上の構成により、温度記録装置13が記
録動作中であった場合に、その記録に関する設定データ
が監視処理装置2から書き換え要求の合った設定データ
に書き換えられる不都合を未然に回避することができ
る。そのため、現実に行われている加熱調理等の設定デ
ータにより加熱調理等の前後に渡って一貫して管理する
ことができるようになる。
【0044】他方、ステップS8において、当該温度記
録装置13が受信した設定データが現在記録動作中の温
度データ(湿度データ)に関する設定データとして使用
中でない場合には、ステップS9に進み、設定データと
しての作業者名を書き換える。その後、ステップS10
に進み、設定データの書き換えが完了した旨を監視側制
御装置4に送信する。これにより、監視側制御装置4
は、ステップS13において、設定データの書き換えが
完了した旨を受信する。
【0045】そして、監視側制御装置4は、ステップS
14Bにおいて、当該温度記録装置13の設定データを
監視側制御装置4から送信した設定データに書き換える
ことができたか否かを判断する。ここで、設定データの
書き換えを行うことができた場合には、ステップS16
に進み、次の設定データ送信を行う。他方、設定データ
の書き換えを行うことができない場合には、ステップS
15に進み、測定装置設定ファイルの設定データ内容を
当該温度記録装置13から受信した設定データに書き換
える。
【0046】これにより、現実に使用されている設定デ
ータを温度記録装置13から監視処理装置2に収集する
ことができ、温度記録装置13と監視処理装置2の双方
にて現実に使用されている設定データを保持することが
できるようになる。そのため、温度記録装置13にて現
在使用されている設定データと監視処理装置2にて保持
される設定データの相違を未然に回避することができ、
食品管理上有効なものとなる。
【0047】また、監視処理装置2の監視表示部6にお
いて、表示状態を図10に示す如き表示状態とし、設定
データの書き換えを行うことができた場合には、書き換
え結果を正常(OK)とし、設定データの書き換えを行
うことができない場合には、書き換え結果を異常(N
G)と表示する。
【0048】これにより、監視処理装置2側において、
温度記録装置13に送信した設定データのうち、設定デ
ータの書き換えを不可とされた設定データを認識するこ
とができるようになると共に、監視処理装置2側で監視
する監視員が容易に書き換え不可とされた設定データを
認識することができるようになる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、調理
機器や冷却貯蔵庫などの食品関連機器に設けられ、該食
品関連機器における食品の調理若しくは保存時の温度
を、測定対象となる食品の名称、当該食品の加工を担当
する作業者の名称、機器の名称、測定対象となる食品の
温度管理条件のうちの少なくとも一つから成る設定デー
タと対応付けて記録する食品温度記録装置と、該食品温
度記録装置とデータの授受を行う監視処理装置とから構
築され、該監視処理装置は、設定データを入力する手段
を備え、食品温度記録装置に対して当該設定データを送
信し、書き換える旨の要求をすると共に、食品温度記録
装置は、監視処理装置から設定データの書き換え要求が
あった場合、保有している設定データを受信した設定デ
ータに書き換えると共に、記録動作中に該記録動作に関
する設定データの書き換え要求があった場合には、設定
データの書き換えを不可とするので、食品温度記録装置
が記録動作中であった場合に、その記録に関する設定デ
ータが監視処理装置から書き換え要求の合った設定デー
タに書き換えられる不都合を未然に回避することができ
る。
【0050】これにより、記録動作中に食品温度記録装
置にて設定された設定データが監視処理装置から書き換
え要求された設定データに書き換えられないことから、
現実に行われている調理の設定データにより調理の前後
に渡って一貫して管理することができるようになる。
【0051】請求項2の発明の管理システムは、請求項
1の発明に加えて、食品温度記録装置は、設定データの
書き換えを不可とした場合、監視処理装置に対して設定
データの書き換えを不可としたことを特定可能な情報と
して通知することを特徴とする。
【0052】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、食品温度記録装置は、設定データの書き換え
を不可とした場合、監視処理装置に対して設定データの
書き換えを不可としたことを特定可能な情報として通知
するので、監視処理装置側において、当該食品温度記録
装置に送信した設定データのうち、設定データの書き換
えを不可とされた設定データを認識することができるよ
うになる。
【0053】請求項3の発明の管理システムは、請求項
2の発明に加えて、監視処理装置は、食品温度記録装置
において設定データの書き換えが不可とされた場合、当
該食品温度記録装置が保有する設定データを収集し、当
該監視処理装置で入力された設定データを、収集した設
定データに書き換えることを特徴とする。
【0054】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
に加えて、監視処理装置は、食品温度記録装置において
設定データの書き換えが不可とされた場合、当該食品温
度記録装置が保有する設定データを収集し、当該監視処
理装置で入力された設定データを、収集した設定データ
に書き換えるので、現実に使用されている設定データを
当該食品温度記録装置から監視処理装置に収集すること
ができ、当該食品温度記録装置と監視処理装置の双方に
て現実に使用されている設定データを保持することがで
きるようになる。
【0055】これにより、食品温度記録装置にて現在使
用されている設定データと監視処理装置にて保持される
設定データの相違を未然に回避することができ、食品管
理上有効なものとなる。
【0056】請求項4の発明の管理システムは、請求項
2又は請求項3の発明に加えて、監視処理装置は、食品
温度記録装置において設定データの書き換えが不可とさ
れた場合、当該設定データの書き換え不可情報を出力す
ることを特徴とする。
【0057】請求項4の発明によれば、請求項2又は請
求項3の発明に加えて、監視処理装置は、食品温度記録
装置において設定データの書き換えが不可とされた場
合、当該設定データの書き換え不可情報を出力するの
で、監視処理装置側で監視する監視員が容易に書き換え
不可とされた設定データを認識することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管理システムの構成図である。
【図2】温度記録装置の正面図である。
【図3】温度記録装置の電気回路のブロック図である。
【図4】温度記録装置のRAMが保有するファイルの構
成を示す図である。
【図5】温度記録装置の表示装置の表示例を示す図であ
る。
【図6】同じく温度記録装置の表示装置の表示例を示す
図である。
【図7】監視処理装置の記憶手段が保有する測定装置設
定ファイルの構成を示す図である。
【図8】監視処理装置側における各温度記録装置の設定
データの作成説明図である。
【図9】監視処理装置から温度記録装置への設定データ
送信手順を示すフローチャート図である。
【図10】監視処理装置の監視表示部の表示例を示す図
である。
【符号の説明】
1 管理システム 2 監視処理装置 3 タイマ 4 監視側制御装置 5 通信制御部 6 監視表示部 7 入力装置 8 記憶手段 9、10 調理機器 11 貯蔵設備 12 入力制御部 13 食品温度記録装置 14 センサ 15 レイアウト画面記憶部 16 測定装置設定ファイル 17 通信手段 18 蓄積データファイル 19 表示制御部 20 バックアップファイル 21 通信回線 22 本体 23 表示装置 30 集計データファイル 31 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理機器や冷却貯蔵庫などの食品関連機
    器に設けられ、該食品関連機器における食品の調理若し
    くは保存時の温度を、測定対象となる食品の名称、当該
    食品の加工を担当する作業者の名称、機器の名称、測定
    対象となる食品の温度管理条件のうちの少なくとも一つ
    から成る設定データと対応付けて記録する食品温度記録
    装置と、 該食品温度記録装置とデータの授受を行う監視処理装置
    とから構築され、 該監視処理装置は、前記設定データを入力する手段を備
    え、前記食品温度記録装置に対して当該設定データを送
    信し、書き換える旨の要求をすると共に、 前記食品温度記録装置は、前記監視処理装置から前記設
    定データの書き換え要求があった場合、保有している設
    定データを受信した設定データに書き換えると共に、記
    録動作中に該記録動作に関する設定データの書き換え要
    求があった場合には、設定データの書き換えを不可とす
    ることを特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 前記食品温度記録装置は、前記設定デー
    タの書き換えを不可とした場合、前記監視処理装置に対
    して設定データの書き換えを不可としたことを特定可能
    な情報として通知することを特徴とする請求項1の管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記監視処理装置は、前記食品温度記録
    装置において前記設定データの書き換えが不可とされた
    場合、当該食品温度記録装置が保有する設定データを収
    集し、当該監視処理装置で入力された設定データを、前
    記収集した設定データに書き換えることを特徴とする請
    求項2の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記監視処理装置は、前記食品温度記録
    装置において前記設定データの書き換えが不可とされた
    場合、当該設定データの書き換え不可情報を出力するこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3の管理システム。
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