JP2002181555A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2002181555A JP2000379869A JP2000379869A JP2002181555A JP 2002181555 A JP2002181555 A JP 2002181555A JP 2000379869 A JP2000379869 A JP 2000379869A JP 2000379869 A JP2000379869 A JP 2000379869A JP 2002181555 A JP2002181555 A JP 2002181555A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS受信部11を備えた車載用ナビゲーシ
ョン装置100と、GPS受信部21および移動体通信
部22を備えた携帯用ナビゲーション装置200とを通
信ケーブル300および充電ケーブル301で接続およ
び分離可能とすることで、携帯用ナビゲーション装置2
00を歩行時に使用中持ち運びの煩わしさなく、簡単な
操作で即座に経路案内ができるナビゲーション装置を提
供する。 【解決手段】 車載用ナビゲーション装置100におけ
る経路探索部14で出発地から目的地までの経路探索結
果を携帯電話等の移動体通信部22を備えた携帯用ナビ
ゲーション装置200に転送して記憶し、利用者は車か
ら携帯用ナビゲーション装置200だけを携帯すること
で、携帯用ナビゲーション装置200のGPS受信部2
1で測位した現在位置を用いて、利用者を目的地まで案
内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が任意に設
定した目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置
に関するものであり、特に車載用と携帯用のナビゲーシ
ョン装置を組み合わせたものに関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置は、利用者が任意に
設定した目的地までの最適な経路を、現在位置もしくは
指定された出発点から探索し、探索結果に基づいて利用
者を案内することにより、正確に目的地までの経路情報
を提供するものであり、利用者が通行した経験のない道
路でも、迷うことなく目的地に到達することができる。
そのため車載用のナビゲーション装置では、目的地を設
定するための操作部や地図情報や地図に関連付けられた
付加価値情報等を記憶しておくための大容量記憶手段と
しての地図データベース、またGPS(Global
Positioning System)衛星からの電
波を受信することにより現在位置を算出するGPS受信
部およびGPS受信部の位置情報や車速パルス等から現
在位置を正確に特定する位置算出部を備え、操作部で入
力された目的地までの経路を例えば位置算出部で算出さ
れた現在位置から探索する経路探索部を備えた構成であ
る。車載用ナビゲーション装置では、位置算出部で常に
位置と進行方向を特定しており、経路探索した結果と現
在位置を照合して、例えば曲がるべき交差点に関する情
報(残距離、右左折等、交差点形状拡大図)を表示して
利用者を案内する。また利用者が、案内している経路か
らはずれた場合には、現在位置から目的地までの経路を
再探索する再探索機能を有する。
【0003】図10は従来例1として、従来の車載用と
してのナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。図10において、従来の車載用のナビゲーション装
置400は、GPS受信部11、自立航法手段として車
速センサ、方位センサを用いて車両位置を検出する自立
航法部13、地図データベース16、経路探索部14、
表示部18、コントロールユニット19、操作部17、
記憶部15、および電源部10を備えている。GPS受
信部11は衛星からの信号電波をGPSアンテナ経由で
受信してGPS航法により測位を行い、現在位置などを
検出する。また、自立航法部13は、車速センサからの
車速パルスをカウントして検出された走行距離と、方位
センサにより検出された進行方位とに基づいて車両の走
行軌跡を演算し、その走行軌跡と地図データベース16
に記憶されている道路地図データとを照合してマップマ
ッチングを行い、経路探索部14でGPS受信部11お
よび自立航法部13による現在位置、進行方位、走行速
度、走行軌跡により車両の現在地を検出する。記憶部1
5には現在位置、進行方位、走行速度、走行軌跡のデー
タなどが記憶され、操作部17からの利用者の操作によ
りコントロールユニット19は操作指示に従って地図デ
ータベース16に記憶されている道路地図データ、およ
び記憶部15に記憶された現在位置、目的地までの経路
等を表示部18により画像表示し、経路誘導を行ってい
る。
【0004】一方、従来例1の車載用のナビゲーション
装置400は、車等の移動体に固定して使用するもので
あるが、車から持ち出して使用し、観光地,ハイキング
コース,キャンプ場等にも地図、位置、経路情報を利用
することがある。しかしながら、従来例1の車載用のナ
ビゲーション装置400は、大容量の地図等のデータベ
ースを地図データベース16に備えており、通常装置が
大きく車外で携帯するには向いていない。また、可搬し
やすい携帯型のナビゲーション装置もあるが、記憶装置
の容量が少ないため、車載用のナビゲーション装置と同
量のデータベースを全て記憶することはできない。この
ため、例えば大きくて重たい車載用のナビゲーション装
置を持ち歩く必要なく、車載用のナビゲーション装置が
有するナビゲーション情報を車外でも容易に利用するこ
とが可能になる車載用ナビゲーション装置および携帯用
ナビゲーション装置を一体化したナビゲーション装置
(例えば、特開平9−81885号公報)が開示されて
いる。
【0005】図11は従来例2として、従来のナビゲー
ション装置の構成を示すブロック図である。図11にお
いて、同一符号を付けたものは従来例1と同一構成要素
である。従来例2のナビゲーション装置は、車載用ナビ
ゲーション装置401と、表示器28、コントロールユ
ニット29、キー部27、携帯記憶部25を備えた携帯
用ナビゲーション装置501、および車載用ナビゲーシ
ョン装置401と携帯用ナビゲーション装置501間を
接続通信可能とする通信手段300を備えている。ま
た、GPS受信部11は取り外し自由で車載用ナビゲー
ション装置401と携帯用ナビゲーション装置501兼
用となっている。車載用ナビゲーション装置401と携
帯用ナビゲーション装置501は、通常車載に搭載さ
れ、車載用ナビゲーション装置401は、従来例1の車
載用ナビゲーション装置400と同様に現在位置、目的
地までの経路等を表示部18により画像表示し、車両運
転時に経路誘導を行う。一方、例えば目的地近傍の駐車
場まで車両で行き、その後、車両を駐車場に残して特定
の建物に行き着くという状況が多々ありうる。このよう
な場合、使用者が車載用のナビゲーション装置の表示部
において画像表示された地図情報を覚え込まなければな
らない、あるいは、適当な紙等に書き留めなければなら
ないという不都合が生じる。このような不都合を解決す
る手段として、従来例2のナビゲーション装置は、車載
用ナビゲーション装置401のコントロールユニット1
9と携帯用ナビゲーション装置501のコントロールユ
ニット29と通信手段300を介して相互に通信を行い
データの授受が可能であり、車載用ナビゲーション装置
401にて表示部18の道路地図を見ながら操作部17
により設定した駐車地点、目的地、登録地などの位置デ
ータ、および近辺の地図データを携帯用ナビゲーション
装置501へ転送し、携帯機億部25に保存する。これ
らの位置データおよび地図データは携帯用ナビゲーショ
ン装置501の単体使用時に表示器28に表示すること
ができ、車両から離れてもこの携帯用ナビゲーション装
置501を携帯することにより例えば駐車地点から目的
地までの経路誘導が可能となる。すなわち、携帯用ナビ
ゲーション装置501の携帯記憶部25はICメモリ
等、地図データベース16に比べて小型軽量であり、ま
たGPS受信部11は携帯用ナビゲーション装置501
に接続可能であるため、車外でも自己位置を確認しなが
ら簡単に持ち運びして地図、位置、経路情報を利用する
ことができる。
【0006】さらに、ナビゲーション装置の携帯性と便
利さを考慮したものとして、位置検出機能付き携帯電話
(例えば、特開平6−291872号公報)や、携帯電
話の通信機能とナビゲーション装置の経路誘導機能を組
み合わせたナビゲーションシステム(例えば、特開平1
0−103990号公報)が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
の従来例1に示したような車載用のナビゲーション装置
を利用することにより目的地までの詳細な経路を探索し
て案内可能な場合においても、その目的地に車両を駐車
すべき駐車場が存在しないことがある。その場合、利用
者は目的地の最寄の駐車場に車両を停止させて、その先
は徒歩等で移動することになる。目的地と駐車場までの
距離が非常に近い場合においては、利用者は迷うことな
く目的地まで到達できるが、駐車場から目的地が遠い場
合や、目的地付近の道路に不案内な場合においては、目
的地までの経路が判らなくなってしまうという問題があ
った。 また駐車場に車両を停止して、徒歩で移動した
場合に、駐車場まで戻る経路が判らないことや、郊外店
舗等の広い駐車場では、自車を停車させた位置を正確に
記憶していないことがあり、自車の駐車位置を探して迷
ってしまうという問題がある。
【0008】このため、例えば従来例2の場合には駐車
場から目的地までの経路データや地図データを、通信手
段を介して携帯ナビゲーション装置に送り、またGPS
受信部は携帯用ナビゲーション装置に接続して自己の位
置データを確認可能とする。これより、駐車場から目的
地まで経路情報や地図情報と自己の現在地を携帯ナビゲ
ーション装置の表示部より確認しながら迷うことなく移
動可能となる。
【0009】しかしながら、上述した従来の技術での携
帯用ナビゲーション装置は車載用ナビゲーション装置を
補助する点や歩行中も利用できる点で非常に有用であり
ながら、車載用ナビゲーション装置単体に比較して業務
用途などのみの普及であり、一般消費者までの本格的な
市場普及には至っていないという問題を有している。こ
のような携帯用ナビゲーション装置の低い普及率の原因
として、使用頻度、利便性とコストの問題が挙げられ
る。また、コスト面についてはさらに、利用者の購入価
格に反映される製造コストと、利用者が位置情報を得る
ために支払う使用コストがある。まず使用頻度について
は、前述したような目的地に車両を駐車すべき駐車場が
存在しない場合や駐車場まで戻る経路が判らない場合と
いうのは通常多々起こり得ない。たまに迷ってしまった
場合に携帯用ナビゲーション装置等で経路案内ができる
とその場合は非常に有用であるが、駐車場から目的地ま
では数キロメートル以内が通常で迷わない場合が多く、
その結果携帯用ナビゲーション装置の歩行中の持ち運び
が煩わしくなる。利便性については、歩行中に迷ったと
き使用するため簡単な操作で即座に自己位置が確認でき
ることが要求される。多機能であっても、複雑な操作で
時間もかかるような場合、通りすがりの人に聞くほうが
早いということも有り得る。製造コストについては、携
帯用ナビゲーション装置が迷ったときに利用するのみと
いう付加価値要素が大きいため、携帯用ナビゲーション
装置を追加しても車載用ナビゲーション装置のみとあま
り変わらないコストが要求される。また使用コストにつ
いても、携帯用ナビゲーション装置が迷ったときに利用
するという付加価値要素が大きいため、経路案内のため
に電話回線料や使用料、または経路案内のサービス料が
かからないほうが好ましい。すなわち、迷ったときなど
に行き先を案内してもらえる機能はその時点では非常に
利用者にとって有用であるが、このような状況はそう頻
繁に起こらない。そのため、車載用のナビゲーション装
置や携帯電話またはPHSに比べて使用頻度が少ないた
め、市場でより普及させるためにはコストの削減や利便
性が市場より要求される。
【0010】従来例2の場合、駐車場から目的地までの
情報は車載用ナビゲーション装置より得ることが可能
で、歩行中に迷ったときなど簡単な操作で即座に自己位
置が確認できるが、迷ったときのためにのみ持ち歩く煩
わしさがある。
【0011】また、車載用ナビゲーション装置に付加し
て、携帯用ナビゲーション装置を新たに作る必要が有り
製造コストが増加し、装置が高価になる。また、位置検
出機能付き携帯電話や携帯電話の通信機能とナビゲーシ
ョン装置の経路誘導機能を組み合わせたナビゲーション
システムなど携帯電話やPHSの機能を利用して歩行中
に利用するナビゲーション装置がある。これらのナビゲ
ーション装置は、携帯電話やPHSは多くの人が所持し
ており持ち歩くのが一般的となった現在では特に持ち歩
く煩わしさはないが、駐車場から目的地までの歩行中に
迷ったときなどその時点で地図情報や現在地探索の操作
を始めなければならないため、操作が複雑となりかつ必
要な情報を得るまで時間がかかる。さらに、携帯電話や
PHSの回線使用料や経路案内のサービス料が必要なた
め利用者は特別な料金を支払う必要がある。
【0012】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、目的地に車両を駐車すべき駐車場が存
在せず離れた駐車場に駐車して目的地までは歩いて行く
場合や駐車場まで戻る経路が判らない場合など、持ち運
びの煩わしさなく、迷ったときには簡単な操作で即座に
自己位置の確認や経路案内ができ、さらに装置のコスト
が大幅に増加することなく、使用に際して使用料等の費
用も必要ないナビゲーション装置を提供するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ナビゲーション装置は、利用者が設定した目的地までの
経路を探索し、案内するナビゲーション装置において、
車両位置の測位を行うGPS受信部および地図情報を記
憶した地図データベースを具備した車載用ナビゲーショ
ン装置と、自己位置の測位を行うGPS受信部および携
帯電話またはPHSの機能を有する移動体通信部および
表示器およびキー部および携帯記憶部を具備した携帯可
能な携帯用ナビゲーション装置とにより構成され、車載
用ナビゲーション装置と携帯用ナビゲーション装置とは
接続および分離可能でかつ車載用ナビゲーション装置と
携帯用ナビゲーション装置との間でデータの双方向通信
を行う通信手段を備えた構成を有している。この構成に
より、目的地に車両を駐車すべき駐車場が存在せず離れ
た駐車場に駐車して目的地までは歩いて行く場合や駐車
場まで戻る経路が判らない場合など、持ち運びの煩わし
さなく、迷ったときには簡単な操作で即座に自己位置の
確認や経路案内ができる。すなわち、駐車場に車両を駐
車した時点で車載用ナビゲーション装置の地図データベ
ースに記憶している駐車場から目的地までの地図情報と
GPS受信部でGPS測位を行った駐車位置情報を通信
手段を介して携帯ナビゲーション装置の携帯記憶部に転
送することにより、携帯ナビゲーション装置は表示器に
駐車場から目的地までの地図情報、経路情報、および携
帯ナビゲーション装置のGPS受信部による自己位置情
報の表示が可能となっており、利用者は車両から離れる
とき携帯用ナビゲーション装置を車両用ナビゲーション
装置から分離して携帯し、必要なときキー部からの指示
によりこれらの情報を表示器より得ることができる。携
帯ナビゲーション装置は携帯電話またはPHSの移動体
通信部を有していることより、利用者は携帯電話または
PHS等を持ち運ぶのと同等の感覚で持ち運べるので、
持ち運びの煩わしさは感じない。また、たまたま迷って
しまった場合、例えばキー部の現在地表示キーを押すな
どの操作で地図情報、経路情報、および自己位置情報が
得られるので簡単な操作で即座に自己位置の確認や経路
案内が可能である。迷ってから移動体通信部を経由して
これらの情報を探索するような煩わしさもない。
【0014】また、この構成により、携帯用ナビゲーシ
ョン装置は移動体通信部を具備することでナビゲーショ
ン装置のコストが大幅に増加することなく、使用に際し
て使用料等の費用も必要ないナビゲーション装置を提供
できる。すなわち、移動体通信部としての携帯電話また
はPHSは、迷ったときのみに使うというような特別な
用途の携帯端末装置に比べて、電話という非常に一般的
な用途に用いるため、需要が特別用途に比べて非常に多
くなり、結果大量生産が可能で価格も安くすることがで
きる。また、地図情報、経路情報、および自己位置情報
等を表示させる機能は携帯電話やPHSの移動体通信手
段としてすでにあるマイクロコンピュータや記憶手段と
してのメモリを兼用することが可能で、兼用によるコス
ト削減が可能である。また、移動体通信部を有している
が地図情報、経路情報は車載用ナビゲーション装置から
専用の通信手段を介して得ているため、携帯電話または
PHSの回線使用料等の費用も必要ない。
【0015】また、本発明の請求項2記載のナビゲーシ
ョン装置は、利用者が設定した目的地までの経路を探索
することにより目的地まで案内するナビゲーション装置
において、衛星から送られてくるGPS信号を利用して
車両の測位を行うGPS受信部および自立航法手段によ
り車両の位置を測定する自立航法部およびGPS受信部
と自立航法部の測定結果より車両の位置を位置データと
して算出する位置算出部および目的地の設定など利用者
が入力制御する操作部および地図データを記憶する地図
データベースおよび位置算出部の位置データと地図デー
タベースからの地図データより操作部で入力された目的
地までの経路を探索する経路探索部および位置に関する
データや経路探索に関するデータ等を記憶する記憶部お
よび電力を供給する電源部を具備した車載用ナビゲーシ
ョン装置と、衛星から送られてくるGPS信号を利用し
て自己位置の測位を行うGPS受信部および利用者に表
示画面で情報を知らせる表示器および車載用ナビゲーシ
ョン装置からのデータ、位置に関するデータや移動体通
信に必要なデータを記憶する携帯記憶部および通信事業
者の基地局を介して通話できる携帯電話またはPHSの
機能を有する移動体通信部および移動体通信部に音声信
号を入出力する音声入出力部および電力を供給する電池
部を具備した携帯可能な携帯用ナビゲーション装置とに
より構成され、車載用ナビゲーション装置と携帯用ナビ
ゲーション装置とは接続および分離可能でかつ車載用ナ
ビゲーション装置と携帯用ナビゲーション装置との間で
データの双方向通信を行う通信手段を備えた構成を有し
ている。この構成により、目的地に車両を駐車すべき駐
車場が存在せず離れた駐車場に駐車して目的地までは歩
いて行く場合や駐車場まで戻る経路が判らない場合な
ど、持ち運びの煩わしさなく、迷ったときには簡単な操
作で即座に自己位置の確認や経路案内ができる。すなわ
ち、駐車場に車両を駐車した時点で車載用ナビゲーショ
ン装置にて、GPS受信部によるGPS測位結果および
自立航法部による測定結果より位置算出部で算出した位
置データが駐車位置のデータとして得られ、地図データ
ベースに記憶している地図データと駐車した位置データ
を用いて経路探索部により駐車位置から目的地までの経
路データを得、駐車位置から目的地までの地図データや
経路データ、位置データ等を操作部からの指示により通
信手段を介して携帯ナビゲーション装置の携帯記憶部に
転送することにより、携帯ナビゲーション装置は携帯記
憶部に記憶したデータを利用して表示器に駐車位置から
目的地までの地図情報、経路情報、および携帯ナビゲー
ション装置のGPS受信部による自己位置情報の表示が
可能となっており、利用者は車両から離れるとき携帯用
ナビゲーション装置を車両用ナビゲーション装置から分
離して携帯し、必要なときキー部より利用者の指示でこ
れらの情報を表示器より得ることができる。携帯ナビゲ
ーション装置は携帯電話またはPHSの移動体通信部を
有していることより、利用者は携帯電話またはPHSを
持ち運ぶのと同等の感覚で持ち運べるので、持ち運びの
煩わしさは感じない。また、たまたま迷ってしまった場
合、例えばキー部の現在地表示キーを押すなどの操作で
地図情報、経路情報、および自己位置情報が得られるの
で簡単な操作で即座に自己位置の確認や経路案内が可能
である。迷ってから移動体通信部を経由してこれらの情
報を探索するような煩わしさもない。
【0016】また、この構成により、携帯用ナビゲーシ
ョン装置は移動体通信部を具備することでナビゲーショ
ン装置のコストが大幅に増加することなく、使用に際し
て使用料等の費用も必要ないナビゲーション装置を提供
できる。すなわち、移動体通信部としての携帯電話また
はPHSは、迷ったときのみに使うというような特別な
用途の携帯端末装置に比べて、電話という非常に一般的
な用途に用いるため、需要が特別用途に比べて非常に多
くなり、結果大量生産が可能で価格も安くすることがで
きる。また、地図情報、経路情報、および自己位置情報
等を表示器に表示させる機能は移動体通信手段としてす
でにあるマイクロコンピュータを用いたコントロールユ
ニットや記憶手段としてのメモリを携帯記憶部として兼
用することができ、兼用によるコスト削減が可能であ
る。また、移動体通信部を有しているが地図情報、経路
情報は車載用ナビゲーション装置から専用の通信手段を
介して得ているため、携帯電話またはPHSの回線使用
料等の費用も必要ない。
【0017】さらに、本発明の請求項3記載のナビゲー
ション装置は、GPS受信部は車載用ナビゲーション装
置および携帯用ナビゲーション装置と接続および分離可
能とした構成を有している。この構成により、車両にて
車載ナビゲーション装置を使用する場合は、車載用ナビ
ゲーション装置とGPS受信部を一体化して使用し、携
帯用ナビゲーション装置を使用する場合は、携帯用ナビ
ゲーション装置とGPS受信部を一体化して使用するこ
とにより、1個のGPS受信部を兼用できるためコスト
を削減することができる。
【0018】さらに、本発明の請求項4記載のナビゲー
ション装置は、車載用ナビゲーション装置と携帯用ナビ
ゲーション装置間は電力供給手段を備えた構成を有して
いる。この構成により、車両にて車載ナビゲーション装
置を使用する場合、車載用ナビゲーション装置と携帯用
ナビゲーション装置を電力供給手段を介して一体化し、
車載用ナビゲーション装置の電力を携帯用ナビゲーショ
ン装置の電池部の充電に使用することにより、携帯用ナ
ビゲーション装置の電池を常に使用できる状態にしてお
くことができる。
【0019】さらに、本発明の請求項5記載のナビゲー
ション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記憶
部において、車載用ナビゲーション装置での経路探索結
果に関する経路データを通信手段を介して記憶する経路
記憶部を具備し、携帯用ナビゲーション装置での表示器
は経路記憶部に記憶した経路データより経路探索結果を
利用者に画面表示する構成を有している。この構成によ
り、車載用ナビゲーション装置の経路探索部で探索した
経路データを車載用ナビゲーション装置から携帯用ナビ
ゲーション装置経路記憶部へ通信手段を介して転送する
ことで、車両を駐車場等の設備に駐車した後に利用者が
携帯用ナビゲーション装置を携帯し、携帯用ナビゲーシ
ョン装置に備えられたGPS受信部を用いて携帯用ナビ
ゲーション装置の位置を測位し、利用者を目的地まで正
確に案内できる。
【0020】さらに、本発明の請求項6記載のナビゲー
ション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記憶
部において、車載用ナビゲーション装置での地図データ
ベースに記憶された地図に関する地図データの一部を通
信手段を介して記憶する地図記憶部を具備し、携帯用ナ
ビゲーション装置での表示器は地図記憶部に記憶した地
図データより地図情報を利用者に画面表示する構成を有
している。この構成により、車載用ナビゲーション装置
の経路探索部で探索した経路周辺の地図データを車載用
ナビゲーション装置の地図データベースから携帯用ナビ
ゲーション装置の地図記憶部へ通信手段を介して転送す
ることで、利用者が携帯用ナビゲーション装置を携帯し
て、目的地までの道路形状や現在位置を地図上で簡単に
認識することができる。
【0021】さらに、本発明の請求項7記載のナビゲー
ション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記憶
部において、車載用ナビゲーション装置でのGPS受信
部より収集した衛星の軌道、時刻および位置に関する衛
星データを通信手段を介して記憶するGPS情報記憶部
を具備した構成を有している。この構成により、車載用
ナビゲーション装置に搭載されているGPS受信部で収
集した衛星からの詳細な軌道情報や時刻および位置情報
に関する衛星データを通信手段を介して携帯用ナビゲー
ション装置のGPS情報記憶部に転送することで、最新
の軌道情報等を携帯用ナビゲーション装置のGPS受信
機でも使用できる。
【0022】さらに、本発明の請求項8記載のナビゲー
ション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記憶
部において、携帯用ナビゲーション装置に接続されたG
PS受信部より定期的に測位算出した位置に関する測位
データを記憶する軌跡記憶部を具備し、車載用ナビゲー
ション装置での記憶部は通信手段を介して携帯用ナビゲ
ーション装置に接続されたGPS受信部より定期的に測
位算出した位置に関する測位データを記憶する構成を有
している。この構成により、携帯用ナビゲーション装置
での軌跡記憶部のデータを車載用ナビゲーション装置に
通信手段を介して転送し、車載用ナビゲーション装置の
地図データベースで保持している地図上に重ねて表示す
ることで、利用者が携帯用ナビゲーション装置で移動し
た軌跡を車載用ナビゲーション装置の表示部に簡単に表
示することができる。
【0023】さらに、本発明の請求項9記載のナビゲー
ション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記憶
部において、携帯用ナビゲーション装置に接続されたG
PS受信部より定期的に測位算出した位置に関する測位
データを書き込み可能な不揮発性メモリに記憶する軌跡
保持部を具備し、携帯用ナビゲーション装置での表示器
は軌跡保持部に記憶した測位データより位置情報を利用
者に画面表示する構成を有している。この構成により、
携帯用ナビゲーション装置での携帯記憶部において携帯
用ナビゲーション装置に接続されたGPS受信部より定
期的に測位算出した位置情報に関する測位データを書き
込み可能な不揮発性メモリの軌跡保持部に記憶すること
で、以前利用者が移動した軌跡を再びたどることができ
る。
【0024】さらに、本発明の請求項10記載のナビゲ
ーション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記
憶部において、携帯用ナビゲーション装置に接続された
GPS受信部より測位算出した位置に関する測位データ
を利用者が任意の位置を地点登録として記憶する地点記
憶部を具備し、車載用ナビゲーション装置での記憶部は
通信手段を介して地点登録された位置に関する測位デー
タを地点登録として記憶する構成を有している。この構
成により、利用者が携帯用ナビゲーション装置のGPS
受信機で測定した任意の位置を地点登録して記憶する地
点記憶部のデータを、携帯用ナビゲーション装置で記憶
した登録地点を車載用ナビゲーション装置の登録地点と
して転送して、車載用ナビゲーション装置の記憶部で記
憶することにより、地点登録することができる。
【0025】さらに、本発明の請求項11記載のナビゲ
ーション装置は、携帯用ナビゲーション装置での携帯記
憶部において、車載用ナビゲーション装置での位置算出
部で算出された車両の位置データを常に通信手段を介し
て記憶する位置記憶部を具備し、携帯用ナビゲーション
装置での表示器は位置記憶部に記憶した位置データを位
置情報としてを利用者に画面表示する構成を有してい
る。この構成により、利用者が携帯用ナビゲーション装
置を携帯して車両から移動した場合においても、携帯用
ナビゲーション装置のGPS受信部で測位した位置情報
から自車の駐車位置への方向と距離を表示部で表示する
ことにより、車両の駐車位置を特定できる。
【0026】さらに、本発明の請求項12記載のナビゲ
ーション装置は、車載用ナビゲーション装置は、位置算
出部より算出した位置データと地図データベースからの
地図に関連付けられた付加価値情報より車両が駐車場に
進入したことを検知する駐車場検知部を具備し、車両が
駐車場に進入したことを検知した場合に、携帯用ナビゲ
ーション装置での携帯記憶部において地図データベース
から車両が進入した駐車場の地図データを通信手段を介
して記憶する駐車場記憶部を具備し、携帯用ナビゲーシ
ョン装置での表示器は駐車場記憶部に記憶した地図デー
タより駐車場の地図情報を利用者に画面表示する構成を
有している。この構成により、駐車場検知部で駐車場を
検知した際にその駐車場形状上等を示す地図データを通
信手段を介して携帯用ナビゲーション装置に送り、携帯
用ナビゲーション装置の駐車場記憶部で地図情報を記憶
することで、広大な駐車場であろうとも、車載用ナビゲ
ーション装置から送られてきた最終の位置データと駐車
場形状等を示す地図データをあわせて駐車場地図情報と
して表示することにより、利用者は駐車場形状を基に駐
車位置を簡単に認識することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、車載用ナビゲーション装置
100は、GPSアンテナより地球を周回する複数のG
PS衛星からの電波を受信して現在位置や速度を特定す
るためのGPS受信部11と、車両の速度を測定する車
速センサや車両の移動方向を検出する加速度センサを利
用したいわゆる自立航法により車両位置を検出する自立
航法部13と、GPS受信機12および自立航法部13
で求めた位置や速度に関するデータから車両の現在位置
を正確に算出する位置算出部12と、利用者が目的地や
出発地の設定等を含めたナビゲーション装置全般を操作
するための操作部17と、利用者が任意の場所を登録し
たりまたは地図情報を一時格納するための記憶部15
と、CD-ROMなどの大容量の記憶媒体に地図および
地図に関するデータをあらかじめ記憶している地図デー
タベース16と、操作部17で指定された目的地までの
最適な経路を地図データや位置データなどを使用して探
索する経路探索部14と、地図や経路に関する情報を画
面表示して利用者に知らせる表示部18と、車載用ナビ
ゲーション装置100全体を制御するコントロールユニ
ット19と、車載用ナビゲーション装置100全体に電
力を供給する電源部10より構成され、また携帯用ナビ
ゲーション装置200は、GPSアンテナより地球を周
回する複数のGPS衛星からの電波を受信して現在位置
や速度を特定するためのGPS受信部21と、移動体通
信事業者による無線基地局を介して通話を行う携帯電話
またはPHS機能を有する移動体通信部22と、移動体
通信部に音声信号をマイクおよびスピーカにより入出力
する音声入出力部23と、利用者が電話番号入力など利
用操作指示するキー部27と、情報を画面表示して利用
者に知らせる表示器28と、電話に関するデータや地
図、経路に関するデータを記憶する携帯記憶部25と携
帯用ナビゲーション装置200全体を制御するコントロ
ールユニット29と携帯用ナビゲーション装置200全
体に電池により電力を供給する電池部20より構成さ
れ、車載用ナビゲーション装置100と携帯用ナビゲー
ション装置200は通信ケーブル300および充電ケー
ブル301を介して一体化可能であり、また通信ケーブ
ル300および充電ケーブル301の接続をはずすこと
により分離も可能なナビゲーション装置の構成としてい
る。
【0029】次に図1を参照して、本発明の実施の形態
1におけるナビゲーション装置の動作について説明す
る。本発明のナビゲーション装置の利用者は、任意の目
的地へ向かう場合に、車両中においては従来例1で説明
した従来の車載用ナビゲーション装置と同様にその目的
地を操作部17から入力する。目的地は地図データベー
ス16で保持している地図データや例えば駐車場、主要
な建物など地図に関する付加価値情報のデータ、および
記憶部15に利用者があらかじめ記録した電話番号、住
所、登録地点、ジャンル等のデータから検索できるもの
である。車載用ナビゲーション装置100では、GPS
受信部11および自立航法部13より常に位置に関する
データを得ておりこれらの位置に関するデータをもとに
現在位置算出部12で特定した位置データを出発点とし
て、目的地までの経路を経路探索部14で探索処理し経
路データとし、探索結果はコントロールユニット19を
介して地図データ、位置データおよび経路データを利用
者に分かりやすい形で表示部18に地図や目的地までの
経路を表示案内する。また、本実施例では図示してない
が、探索する際は地図データベース16で保持している
地図データを基にFM多重放送や光ビーコンを利用して
取得した渋滞情報を得る機能を加えることで、より最適
な経路を探索することができ、利用者をより効果的に目
的地まで案内することが可能である。しかしながら、目
的地に車両を駐車できる駐車場が存在しない場合があ
り、その場合利用者は自車両を目的地周辺の駐車場に駐
車して、そこから目的地までは徒歩等で移動することに
なる。駐車場が目的地の近傍に存在する場合や、利用者
が目的地周辺の地理に明るい場合は、目的地まで迷うこ
となく到達できるが、もしも初めて行く目的地の場合に
は、迷うことなく目的地まで到達することは難しいこと
がある。
【0030】本発明のナビゲーション装置では、利用者
が携帯可能なGPS受信部21および携帯電話またはP
HSの移動体通信部22内蔵の携帯用ナビゲーション装
置200と車載用ナビゲーション装置100を通信手段
である通信ケーブル300を介して接続できる構成にし
たものである。すなわち、車載用ナビゲーション装置1
00での地図情報や探索した経路を地図データや経路デ
ータとして車載用ナビゲーション装置100のコントロ
ールユニット19より通信ケーブル300を介して携帯
用ナビゲーション装置200のコントロールユニット2
9に送りコントロールユニット29は地図データや経路
データ等を携帯記憶部25に記憶する。携帯記憶部25
はRAMやEEPROM,フラッシュメモリ等のICメ
モリであり地図データベース16に比べて記憶容量は小
さいが小形、軽量で携帯に適したものである。すなわち
大容量を記憶した地図データベース16より現在地近辺
の必要な地図データのみを携帯記憶部25に転送して記
憶し、携帯用ナビゲーション装置200では携帯記憶部
25に転送、記憶したデータを利用する。
【0031】また、通信ケーブル300と同様に車載用
ナビゲーション装置100と携帯用ナビゲーション装置
200間を電力供給手段である充電ケーブル301で接
続一体しており、接続一体化したときは、電源部10よ
り電池部20に電力を供給して電池部20の電池を充電
する。これより、例えば利用者が車両から離れて徒歩で
移動する場合、車載用ナビゲーション装置100と携帯
用ナビゲーション装置200間で接続一体化された通信
ケーブル300と充電ケーブル301を取り外すことに
より車載用ナビゲーション装置100と携帯用ナビゲー
ション装置200を分離し、携帯用ナビゲーション装置
200のみを携帯して移動する。この場合、車両を駐車
した位置や目的地、また目的地までの経路情報は携帯記
憶部25にデータとして記憶しているため、利用者がキ
ー部27より指示することによりコントロールユニット
29は携帯記憶部25に記憶した車両を駐車した位置や
目的地、また目的地までの経路情報等のデータとGPS
受信部21で検出した利用者の現在地のデータを利用者
に分かりやすい形で表示器28に表示案内する。また、
特に地図情報や経路情報を利用しない場合も、携帯電話
またはPHSの移動体通信部22を有しているため、通
常の携帯電話またはPHSとして利用できる。
【0032】また、携帯用ナビゲーション装置200の
構成要素であるコントロールユニット29、携帯記憶部
25、キー部27、表示器28および電池部20は、移
動体通信部22の携帯電話またはPHS機能とナビゲー
ション機能を動作させるのに兼用している。すなわち、
携帯電話またはPHSを利用するときは、コントロール
ユニット29は携帯記憶部25に記憶された移動体通信
に必要なデータを使用して移動体通信部22の動作を制
御し、ナビゲーションとして利用するときは、コントロ
ールユニット29は車載用ナビゲーション装置200か
ら転送、記憶した携帯記憶部25のデータやGPS受信
部21からの位置に関するデータを使用して表示器28
に地図情報等を表示するよう制御する。これより、回路
規模を大きくすることなく移動体通信機能とナビゲーシ
ョンの機能を有することが可能となる。
【0033】このように、本発明の実施の形態1におけ
るナビゲーション装置は、例えば目的地に車両を駐車す
べき駐車場が存在せず離れた駐車場に駐車して目的地ま
では歩いて行く場合や駐車場まで戻る経路が判らない場
合など、持ち運びの煩わしさなく、迷ったときには簡単
な操作で即座に自己位置の確認や経路案内ができること
を可能としている。さらに、携帯ナビゲーション装置2
00は携帯電話またはPHSの移動体通信部22を有し
ていることより、利用者は携帯電話等を持ち運ぶのと同
等の感覚で持ち運べるので、持ち運びの煩わしさは感じ
ない。また、たまたま迷ってしまった場合、例えばキー
部27より現在地表示キーを押すなどの操作で地図情
報、経路情報、および自己位置情報が得られるので簡単
な操作で即座に自己位置の確認や経路案内が可能であ
る。その上、移動体通信部22を利用して、位置情報サ
ービスを行っている位置サービス機関より最寄りの駅の
電車時刻や最寄りのレストラン情報などさらに多様な情
報を得ることも可能である。
【0034】なお、実施の形態1における車載用ナビゲ
ーション装置100のGPS受信部11と携帯用ナビゲ
ーション装置200のGPS受信部21はそれぞれ別の
GPS受信部としたが、同一のGPS受信部とし、車載
用ナビゲーション装置100および携帯用ナビゲーショ
ン装置200と接続および分離可能とすることによりG
PS受信部を兼用することが可能である。すなわち、車
両中にて車載用ナビゲーション装置100を利用中は車
載用ナビゲーション装置100と一体化して利用し、車
両を離れて携帯用ナビゲーション装置200を利用する
場合には車載用ナビゲーション装置100からGPS受
信部を取り外し、携帯用ナビゲーション装置200と一
体化して利用する。これにより、ナビゲーション装置の
コストを下げることができる。
【0035】また、実施の形態1において、充電ケーブ
ル301は車載用ナビゲーション装置100と携帯用ナ
ビゲーション装置200間で接続した構成で説明したが
充電ケーブル301はなくても本発明の効果は十分得ら
れる。しかし、車両で本ナビゲーション装置を利用中に
充電ケーブル301を車載用ナビゲーション装置100
と携帯用ナビゲーション装置200間で接続して電池部
20を充電しておくことにより携帯時の電池切れを防ぎ
より利用効果を上げることができる。
【0036】また、実施の形態1において、車載用ナビ
ゲーション装置100と携帯用ナビゲーション装置20
0間を通信ケーブル300によりいわゆる有線で接続し
た例で説明したが、無線、光や磁気を利用してデータを
伝送することも可能である。
【0037】また、車載用ナビゲーション装置100と
携帯用ナビゲーション装置200間の通信手段は通信ケ
ーブル300、電力供給手段は充電ケーブル301と有
線のケーブルで説明したが、車載用ナビゲーション装置
100と携帯用ナビゲーション装置200間を機構的に
コネクタで接続したり、分離したりする構造とすること
により、接続、取り外しが簡単になりより利便性が高ま
り効果的である。
【0038】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態1と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態2は、
前記実施の形態1に対して車載用ナビゲーション装置1
00の経路探索部14で算出した経路データを携帯用ナ
ビゲーション装置200で記憶するための経路記憶部2
51を携帯記憶部25に設けた構成である。
【0039】車載用ナビゲーション装置100で目的地
までの経路を経路探索部14で探索した結果を携帯用ナ
ビゲーション装置200に転送し、経路記憶部251で
その経路データを保持する。携帯用ナビゲーション装置
200では、表示器28に目的地までの経路を表示す
る。更に、携帯用ナビゲーション装置200に搭載して
いるGPS受信部21で求めた位置データを現在位置情
報として表示器28に表示する。これより利用者は現在
位置から目的地までの経路と自分の位置を確認できる。
その結果、例えば利用者は駐車場から携帯用ナビゲーシ
ョン装置200を携帯することにより、降車後も迷うこ
となく目的地まで到達することができる。
【0040】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態2と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態3は、
前記実施の形態2に対して車載用ナビゲーション装置1
00の地図データベース16に格納された地図データの
一部を携帯用ナビゲーション装置200で記憶するため
の地図記憶部252を携帯記憶部25に設けた構成であ
る。
【0041】車載用ナビゲーション装置100で目的地
までの経路を探索した結果から、経路探索結果の周辺の
地図データを携帯用ナビゲーション装置200に転送
し、地図記憶部252でその位置を保持する。携帯用ナ
ビゲーション装置200では、表示器28に目的地まで
の経路を地図記憶部252で保持している地図上に表示
する。更に、携帯用ナビゲーション装置200に搭載し
ているGPS受信部21で求めた位置データを現在位置
情報として地図上に表示する。利用者は地図上で現在位
置から目的地までの経路と自分の位置を確認できる。そ
の結果、携帯用ナビゲーション装置200においてはあ
らかじめ全国各地の地図データを保持するための大きな
記憶手段を必要としなくとも、必要な地図情報を表示す
ることができる。またGPS受信部21で求めた現在位
置から周辺地図を例えば使用が有料の移動体通信部22
を用いて取得する方法も考えられているが、利用者は特
別な料金を支払うことなく、必要な地図を入手すること
ができる。
【0042】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態3と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態4は、
前記実施の形態3に対して携帯用ナビゲーション装置2
00のGPS受信部21で使用する軌道情報などの衛星
データを記憶するためのGPS情報記憶部253を新た
に設けた構成である。
【0043】GPS受信部11では、位置を算出するた
めに、まず複数の衛星が電波を送信した時刻を求め、更
にGPS受信部11がその電波を受信した時刻を算出す
る。GPS受信部11が受信した時刻と衛星が送信した
時刻の差分を計算することにより、各衛星とGPS受信
部11までの伝播距離を算出することができる。次に各
衛星が電波を送信した時刻における衛星の正確な位置を
算出し、その衛星位置を中心として、すでに計算した衛
星からGPS受信部11までの伝播距離を半径とした球
を仮定する。少なくとも3衛星について球を仮定して、
その連立方程式を解くことにより、GPS受信部11の
位置を算出することができる(実際は、GPS受信部の
時刻が正確でないために、GPS受信部の時刻誤差が1
つの未知数となり、4衛星以上GPS衛星を受信する必
要がある)。
【0044】上記連立方程式を立てるために必要な様々
な情報を航法メッセージと呼び、各衛星から50bps
の転送速度で放送されている。自車両位置を求めるため
の最低限の情報として各衛星固有の情報を取得するため
だけでも約18秒間必要となり、その有効時間は一般的
に最大で4時間となる。更に、すべての航法メッセージ
を取得するためには、最低でも12.5分間必要とな
る。ところで、携帯用ナビゲーション装置200に搭載
されるGPS受信部21は、その消費電力等から常に動
作させて衛星を受信させることは難しい。従って、定期
的にGPS受信部21を動作させる間欠動作が多く使用
される。しかしながら、位置算出のための情報として
は、その有効期間が約4時間であることから、4時間経
過後は何らかの方法で衛星の情報を再取得する必要があ
るが、GPS受信部21を連続して動作させると、その
消費電力から携帯用ナビゲーション装置200で搭載し
ている電池が消費されてしまう。
【0045】車載用ナビゲーション装置100に搭載さ
れているGPS受信部11は、一般に車両の電源に接続
されているため、車両の電源がON、つまり運転中は常
に動作できる。従って、衛星から送信される航法メッセ
ージを常に受信することができる。そこで、車載用ナビ
ゲーション装置100のGPS受信部11で収集した航
法メッセージを携帯用ナビゲーション装置200に転送
し、GPS情報記憶部253に保持することにより、車
載用ナビゲーション装置100で収集した最新の航法メ
ッセージを携帯用ナビゲーション装置200で使用する
ことが可能となる。つまり航法メッセージ収集のため、
携帯用ナビゲーション装置200のGPS受信部21を
連続して動作させる必要が無いので、携帯用ナビゲーシ
ョン装置200の消費電力を削減できるとともに、携帯
用ナビゲーション装置200のGPS受信部21で、降
車後すぐに位置を算出できる。
【0046】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態4と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態5は、
前記実施の形態4に対して携帯用ナビゲーション装置2
00のGPS受信部21で定期的に算出した位置を記憶
するための軌跡記憶部254を設けた構成である。
【0047】すでに説明したが、携帯用ナビゲーション
装置200は利用者が携帯可能な小型端末である。利用
者が、車から降りて携帯用ナビゲーション装置200を
携帯した場合、利用者は携帯用ナビゲーション装置20
0に搭載されたGPS受信部21で測位した自分の位置
を知ることができる。しかしながら、自分が移動した道
路の軌跡を知るためには、携帯用ナビゲーション装置2
00に各地の地図データを予め保持しておくか、有料の
通信回線を使用して、地図情報を取得する必要がある。
そこで、本実施の形態5の発明では、携帯用ナビゲーシ
ョン装置200のGPS受信部21で測位した位置を記
憶する軌跡記憶部254を設け、車両に戻った際に車載
用ナビゲーション装置100へ、その軌跡データを転送
し、車載用ナビゲーション装置100の地図データベー
ス16のデータを使用して、携帯用ナビゲーション装置
200が移動した軌跡を地図上に表示することにより、
携帯用ナビゲーション装置200が移動した軌跡を詳細
に確認することができる。さらに、車載用ナビゲーショ
ン装置100側の記憶部15に軌跡データを記憶してお
き、利用者はいつでも移動した経路を確認することがで
きる。
【0048】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態5と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態6は、
前記実施の形態5に対して、車載用ナビゲーション装置
100で記憶している軌跡データを読み出して保持する
ための書き込み可能な不揮発性メモリよりなる軌跡保持
部255を設けた構成である。
【0049】前記実施の形態5の発明では、利用者が携
帯用ナビゲーション装置200を携帯して移動した軌跡
を記憶し、車載用ナビゲーション装置100の記憶部1
5で記憶した。利用者は、以前徒歩で移動した道路をも
う一度通りたいような場合においては、車載用ナビゲー
ション装置100に記憶した軌跡データを読み出すこと
により、その道順は確認することができるが、その道順
を自ら覚えなくてはならないし、移動途中で忘れてしま
う場合も考えられる。そこで、車載用ナビゲーション装
置100に記憶している携帯用ナビゲーション装置20
0の軌跡データを携帯用ナビゲーション装置200に転
送し、携帯用ナビゲーション装置200ではその軌跡デ
ータを保持する軌跡保持部255を新たに設けた構成で
あり、軌跡保持部255の軌跡データを携帯用ナビゲー
ション装置200の表示器28に表示するとともに、携
帯用ナビゲーション装置200のGPS受信部21で測
定した自車位置をあわせて表示することにより、以前通
った軌跡と現在位置の関係を確認することができ、迷わ
ず移動することができる。
【0050】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態6と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態7は、
前記実施の形態6に対して、利用者が任意の場所を記憶
するための地点記憶部256を新たに端末部に設けた構
成である。ナビゲーション装置では、利用者が車で移動
した場合等に自宅などの任意の位置を記憶するための地
点登録機能が一般的なナビゲーションの機能として搭載
されている。しかしながら、車で移動せずに、徒歩で移
動している時に、店舗等の位置を記憶しておきたいとい
う場合は、記憶しておきたい位置を記憶しておくか、電
話番号などから車載用ナビゲーション装置100を使用
して、後で地点登録する必要がある。
【0051】ところで、携帯用ナビゲーション装置20
0は利用者が車を使用せずに移動した場合、携帯用ナビ
ゲーション装置200に搭載されているGPS受信部2
1で位置を算出することにより利用者の位置を特定する
ことができる。そこで、利用者が携帯用ナビゲーション
装置200を携帯している場合においては、利用者が記
憶しておきたい位置で、例えば特定の記憶キーを設ける
ことにより、その位置をGPS受信部21から測位し
て、地点記憶部256で記憶する。その後、車載用ナビ
ゲーション装置100に地点記憶部256で記憶した位
置や名称を転送して車載用ナビゲーション装置100で
記憶しておく。利用者は、登録した位置へ再度行きたい
場合には、車載用ナビゲーション装置100で記憶した
登録地点を目的地として経路探索し、その結果を携帯用
ナビゲーション装置200に転送して利用者が携帯用ナ
ビゲーション装置200を携帯することにより、迷うこ
となく目的地に到達することができる。
【0052】(実施の形態8)図8は、本発明の実施の
形態8におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態7と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態8は、
前記実施の形態7に対して、車載用ナビゲーション装置
100で算出した現在位置を常に携帯用ナビゲーション
装置200へ転送し、携帯用ナビゲーション装置200
で記憶するための位置記憶部257を設けた構成であ
る。
【0053】すでに説明したが、車載用ナビゲーション
装置100では搭載されたGPS受信部11や車の車速
パルス等から車の現在位置を精度良く算出している。車
載用ナビゲーション装置100で算出された位置を携帯
用ナビゲーション装置200に定期的に転送して、携帯
用ナビゲーション装置200で記憶することにより、携
帯用ナビゲーション装置200では常に最新の車両の位
置データを記憶することになる。従って、車が停車した
場合においても、携帯用ナビゲーション装置200で記
憶している位置が、最終的な車の位置とほぼ等しいと考
えられる。
【0054】ところで、利用者が車を駐車場などに停車
して、買い物等のために移動した場合、その車を停車さ
せた位置を正確に記憶できていない場合、自分の車を探
して迷うことがしばしば見受けられる。また広大な駐車
場の場合は、駐車場の中のどの位置に自車を止めたのか
迷うことがある。そこで、携帯用ナビゲーション装置2
00で記憶している車の位置を目的地として、携帯用ナ
ビゲーション装置200に搭載されているGPS受信部
21を使用して求められた現在位置から、その目的地ま
での方位や距離を表示することにより、利用者は正確に
駐車位置を記憶していなくとも、迷うことなく自分の車
に到達することが可能である。
【0055】(実施の形態9)図9は、本発明の実施の
形態9におけるナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、前記実施の形態8と同一の部分につ
いては、その詳細な説明は省略する。実施の形態9は、
車載用ナビゲーション装置101において駐車場に進入
したことを検知する駐車場検知部102を有することが
他の実施の形態と異なっており、前記実施の形態8に対
して駐車場の形状等を記憶する駐車場記憶部258を携
帯用ナビゲーション装置200に設けた構成である。
【0056】最近は郊外型の店舗等で広大な駐車場を併
設している場合が増加している。広大な駐車場の場合、
目印になるようなマークを準備している場所もあるが、
利用者はそのような目印等と自車位置との関連を記憶し
ておく必要がある。目印が無い駐車場や、目印を忘れて
しまった場合については、車が多く駐車しているため、
目印になるような建物等が少ないため、利用者は自分の
車の位置を探し出すために迷ってしまうことが考えられ
る。
【0057】そこで、車載用ナビゲーション装置101
で駐車場への進入を駐車場検知部102で検知した場合
に、その駐車場の形状やマーク等の情報を携帯用ナビゲ
ーション装置200に転送し、携帯用ナビゲーション装
置200の駐車場記憶部258に記憶する。駐車場検知
部102は、位置算出部12より算出した位置データと
地図データベース16からの地図に関連付けられた付加
価値情報より車両が駐車場に進入したことを検知する。
利用者が自分の車に戻る場合は、駐車場記憶部258か
ら形状情報等を読み出し、表示器28に表示する。その
際、位置記憶部257に記憶されている最終位置をあわ
せて表示することにより、駐車場の形状やマークなどの
目印情報と照らし合わせて、自車両位置を認識すること
ができる。さらに、携帯用ナビゲーション装置200に
搭載されているGPS受信部21の現在位置情報を表示
することにより、自車位置までの方向や位置を参照し
て、迷うことなく自車まで到達することができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、目的地か
ら最寄の駐車場に車を駐車させた後も、利用者が携帯す
る携帯用ナビゲーション装置に目的地までの経路情報等
を記憶させて、携帯用ナビゲーション装置のGPS受信
部で現在の位置を検出することにより、目的地まで迷う
ことなく案内することができる。さらに、目的地に車両
を駐車すべき駐車場が存在せず離れた駐車場に駐車して
目的地までは歩いて行く場合や駐車場まで戻る経路が判
らない場合など、持ち運びの煩わしさなく、迷ったとき
には簡単な操作で即座に自己位置の確認や経路案内がで
き、さらに装置のコストが大幅に増加することなく、使
用に際して使用料等の費用も必要ないナビゲーション装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図6】本発明の第6の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図7】本発明の第7の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図8】本発明の第8の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図9】本発明の第9の実施の形態におけるナビゲーシ
ョン装置のブロック図
【図10】従来例1のナビゲーション装置のブロック図
【図11】従来例2のナビゲーション装置のブロック図
【符号の説明】
10 電源部 11 GPS受信部 12 位置算出部 13 自立航法部 14 経路探索部 15 記憶部 16 地図データベース 17 操作部 18 表示部 19 コントロールユニット 20 電池部 21 GPS受信部 22 移動体通信部 23 音声入出力部 25 携帯記憶部 27 キー部 28 表示器 100 車載用ナビゲーション装置 101 車載用ナビゲーション装置 102 駐車場検知部 200 携帯用ナビゲーション装置 251 経路記憶部 252 地図記憶部 253 GPS情報記憶部 254 軌跡記憶部 255 軌跡保持部 256 地点記憶部 257 位置記憶部 258 駐車場記憶部 300 通信ケーブル 301 充電ケーブル 400 ナビゲーション装置 401 車載用ナビゲーション装置 501 携帯用ナビゲーション装置
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Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が設定した目的地までの経路を探
    索し、案内するナビゲーション装置において、車両位置
    の測位を行うGPS受信部および地図情報を記憶した地
    図データベースを具備した車載用ナビゲーション装置
    と、自己位置の測位を行うGPS受信部および携帯電話
    またはPHSの機能を有する移動体通信部および表示器
    およびキー部および携帯記憶部を具備した携帯可能な携
    帯用ナビゲーション装置とにより構成され、前記車載用
    ナビゲーション装置と前記携帯用ナビゲーション装置と
    は接続および分離可能でかつ前記車載用ナビゲーション
    装置と前記携帯用ナビゲーション装置との間でデータの
    双方向通信を行う通信手段を備えたことを特徴とするナ
    ビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 利用者が設定した目的地までの経路を探
    索することにより目的地まで案内するナビゲーション装
    置において、衛星から送られてくるGPS信号を利用し
    て車両の測位を行うGPS受信部および自立航法手段に
    より車両の位置を測定する自立航法部およびGPS受信
    部と自立航法部の測定結果より車両の位置を位置データ
    として算出する位置算出部および目的地の設定など利用
    者が入力制御する操作部および地図データを記憶する地
    図データベースおよび位置算出部の位置データと地図デ
    ータベースからの地図データより操作部で入力された目
    的地までの経路を探索する経路探索部および位置に関す
    るデータや経路探索に関するデータ等を記憶する記憶部
    および電力を供給する電源部を具備した車載用ナビゲー
    ション装置と、衛星から送られてくるGPS信号を利用
    して自己位置の測位を行うGPS受信部および利用者に
    表示画面で情報を知らせる表示器および車載用ナビゲー
    ション装置からのデータ、位置に関するデータや移動体
    通信に必要なデータを記憶する携帯記憶部および通信事
    業者の基地局を介して通話できる携帯電話またはPHS
    の機能を有する移動体通信部および移動体通信部に音声
    信号を入出力する音声入出力部および電力を供給する電
    池部を具備した携帯可能な携帯用ナビゲーション装置と
    により構成され、前記車載用ナビゲーション装置と前記
    携帯用ナビゲーション装置とは接続および分離可能でか
    つ前記車載用ナビゲーション装置と前記携帯用ナビゲー
    ション装置との間でデータの双方向通信を行う通信手段
    を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記GPS受信部は前記車載用ナビゲー
    ション装置および前記携帯用ナビゲーション装置と接続
    および分離可能としたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記車載用ナビゲーション装置と前記携
    帯用ナビゲーション装置との間は電力供給手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯用ナビゲーション装置での前記
    携帯記憶部において、前記車載用ナビゲーション装置で
    の経路探索結果に関する経路データを前記通信手段を介
    して記憶する経路記憶部を具備し、前記携帯用ナビゲー
    ション装置での前記表示器は前記経路記憶部に記憶した
    経路データより経路探索結果を利用者に画面表示するこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかの項に記載の
    ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記携帯用ナビゲーション装置での前記
    携帯記憶部において、前記車載用ナビゲーション装置で
    の前記地図データベースに記憶された地図に関する地図
    データの一部を前記通信手段を介して記憶する地図記憶
    部を具備し、前記携帯用ナビゲーション装置での前記表
    示器は前記地図記憶部に記憶した地図データより地図情
    報を利用者に画面表示することを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかの項に記載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記携帯用ナビゲーション装置での前記
    携帯記憶部において、前記車載用ナビゲーション装置で
    の前記GPS受信部より収集した衛星の軌道、時刻およ
    び位置に関する衛星データを前記通信手段を介して記憶
    するGPS情報記憶部を具備したことを特徴とする請求
    項1から6のいずれかの項に記載のナビゲーション装
    置。
  8. 【請求項8】 前記携帯用ナビゲーション装置での前記
    携帯記憶部において、前記携帯用ナビゲーション装置に
    接続された前記GPS受信部より定期的に測位算出した
    位置に関する測位データを記憶する軌跡記憶部を具備
    し、前記車載用ナビゲーション装置での前記記憶部は前
    記通信手段を介して前記携帯用ナビゲーション装置に接
    続された前記GPS受信部より定期的に測位算出した位
    置に関する測位データを記憶することを特徴とする請求
    項1から7のいずれかの項に記載のナビゲーション装
    置。
  9. 【請求項9】 前記携帯用ナビゲーション装置での前記
    携帯記憶部において、前記携帯用ナビゲーション装置に
    接続された前記GPS受信部より定期的に測位算出した
    位置に関する測位データを書き込み可能な不揮発性メモ
    リに記憶する軌跡保持部を具備し、前記携帯用ナビゲー
    ション装置での前記表示器は前記軌跡保持部に記憶した
    測位データより位置情報を利用者に画面表示することを
    特徴とする請求項1から8のいずれかの項に記載のナビ
    ゲーション装置。
  10. 【請求項10】 前記携帯用ナビゲーション装置での前
    記携帯記憶部において、前記携帯用ナビゲーション装置
    に接続された前記GPS受信部より測位算出した位置に
    関する測位データを利用者が任意の位置を地点登録とし
    て記憶する地点記憶部を具備し、前記車載用ナビゲーシ
    ョン装置での前記記憶部は前記通信手段を介して地点登
    録された位置に関する測位データを地点登録として記憶
    することを特徴とする請求項1から9のいずれかの項に
    記載のナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 前記携帯用ナビゲーション装置での前
    記携帯記憶部において、前記車載用ナビゲーション装置
    での前記位置算出部で算出された車両の位置データを常
    に前記通信手段を介して記憶する位置記憶部を具備し、
    前記携帯用ナビゲーション装置での前記表示器は前記位
    置記憶部に記憶した位置データを位置情報として利用者
    に画面表示することを特徴とする請求項1から10のい
    ずれかの項に記載のナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】 前記車載用ナビゲーション装置は、前
    記位置算出部より算出した位置データと前記地図データ
    ベースからの地図に関連付けられた付加価値情報より車
    両が駐車場に進入したことを検知する駐車場検知部を具
    備し、車両が駐車場に進入したことを検知した場合に、
    前記携帯用ナビゲーション装置での前記携帯記憶部にお
    いて、地図データベースから車両が進入した駐車場の地
    図データを前記通信手段を介して記憶する駐車場記憶部
    を具備し、前記携帯用ナビゲーション装置での前記表示
    器は前記駐車場記憶部に記憶した地図データより駐車場
    の地図情報を利用者に画面表示することを特徴とする請
    求項1から11のいずれかの項に記載のナビゲーション
    装置。
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