JP2002177582A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2002177582A JP2002177582A JP2000385631A JP2000385631A JP2002177582A JP 2002177582 A JP2002177582 A JP 2002177582A JP 2000385631 A JP2000385631 A JP 2000385631A JP 2000385631 A JP2000385631 A JP 2000385631A JP 2002177582 A JP2002177582 A JP 2002177582A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control board
- byte
- board
- control command
- main control
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- Pending
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- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数バイトの制御コマンドを用いて誤動作の
発生を防止し得る遊技機を提供する。 【解決手段】 特別図柄制御基板130が、主制御基板
100からの5バイトから成る制御コマンドを構成する
送信データの第1バイトから最終バイトまでを加算し
(S14)、演算結果が0でない際に制御コマンドを異
常と判断する(S16:No)。このため、ノイズによ
りビット化けして制御コマンドが他の制御コマンドと置
き換わったかを検出することが可能になる。
発生を防止し得る遊技機を提供する。 【解決手段】 特別図柄制御基板130が、主制御基板
100からの5バイトから成る制御コマンドを構成する
送信データの第1バイトから最終バイトまでを加算し
(S14)、演算結果が0でない際に制御コマンドを異
常と判断する(S16:No)。このため、ノイズによ
りビット化けして制御コマンドが他の制御コマンドと置
き換わったかを検出することが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機、ス
ロットル機等の遊技機にするものである。
ロットル機等の遊技機にするものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機では、制御基板に遊技を遂行する
ためのプログラムを書き込んだROMを搭載し、該制御
基板のCPUが当該プログラムに従い当たりの発生、図
柄の変動表示等を行っている。
ためのプログラムを書き込んだROMを搭載し、該制御
基板のCPUが当該プログラムに従い当たりの発生、図
柄の変動表示等を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、図柄の変
動表示をCPUを搭載したサブ制御基板により行うこと
で、上記制御基板の処理負担を軽減するとの着想を持っ
た。しかしながら、現在、図柄の表示は、液晶表示装置
を用いて非常にきめ細かい複雑な演出を行っているた
め、該制御基板から図柄表示のサブ制御基板へ送る制御
コマンドは、複数バイトで構成する必要がある。一方、
パチンコ機においては搬送中の遊技球の衝突により大き
なノイズが発生してる。このため、複数バイトによる制
御コマンドを用いると、制御コマンドがノイズにより影
響を受け、図柄表示のサブ制御基板が予期せぬ図柄の表
示を行い、遊技者を混乱させる可能性が否定し得なかっ
た。
動表示をCPUを搭載したサブ制御基板により行うこと
で、上記制御基板の処理負担を軽減するとの着想を持っ
た。しかしながら、現在、図柄の表示は、液晶表示装置
を用いて非常にきめ細かい複雑な演出を行っているた
め、該制御基板から図柄表示のサブ制御基板へ送る制御
コマンドは、複数バイトで構成する必要がある。一方、
パチンコ機においては搬送中の遊技球の衝突により大き
なノイズが発生してる。このため、複数バイトによる制
御コマンドを用いると、制御コマンドがノイズにより影
響を受け、図柄表示のサブ制御基板が予期せぬ図柄の表
示を行い、遊技者を混乱させる可能性が否定し得なかっ
た。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、複数バ
イトの制御コマンドを用いて誤動作の発生を防止し得る
遊技機を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、複数バ
イトの制御コマンドを用いて誤動作の発生を防止し得る
遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1は、遊技状態の制御を行う主制御基板と、
該主制御基板からの制御コマンドにより各種の制御を行
うCPUを搭載した副制御基板とを備えた遊技機におい
て、前記副制御基板が、前記主制御基板からの複数バイ
トの制御コマンドを演算処理し、演算結果から制御コマ
ンドの異常を検出することを技術的特徴とする。
ため請求項1は、遊技状態の制御を行う主制御基板と、
該主制御基板からの制御コマンドにより各種の制御を行
うCPUを搭載した副制御基板とを備えた遊技機におい
て、前記副制御基板が、前記主制御基板からの複数バイ
トの制御コマンドを演算処理し、演算結果から制御コマ
ンドの異常を検出することを技術的特徴とする。
【0006】請求項1では、副制御基板が、主制御基板
からの複数バイトの制御コマンドを演算処理し、演算結
果から制御コマンドの異常を検出する。このため、ノイ
ズによりビット化けして制御コマンドが他の制御コマン
ドと置き換わったかを検出することが可能になる。
からの複数バイトの制御コマンドを演算処理し、演算結
果から制御コマンドの異常を検出する。このため、ノイ
ズによりビット化けして制御コマンドが他の制御コマン
ドと置き換わったかを検出することが可能になる。
【0007】請求項2は、遊技状態の制御を行う主制御
基板と、該主制御基板からの制御コマンドにより各種の
制御を行うCPUを搭載した副制御基板とを備えた遊技
機において、前記副制御基板が、前記主制御基板からの
3バイト以上から成る制御コマンドを構成する送信デー
タの第1バイトから最終バイトまでを加算し、演算結果
が所定値でない際に制御コマンドを異常と判断すること
を技術的特徴とする。
基板と、該主制御基板からの制御コマンドにより各種の
制御を行うCPUを搭載した副制御基板とを備えた遊技
機において、前記副制御基板が、前記主制御基板からの
3バイト以上から成る制御コマンドを構成する送信デー
タの第1バイトから最終バイトまでを加算し、演算結果
が所定値でない際に制御コマンドを異常と判断すること
を技術的特徴とする。
【0008】請求項2では、副制御基板が、主制御基板
からの3バイト以上から成る制御コマンドを構成する送
信データの第1バイトから最終バイトまでを加算し、演
算結果が所定値でない際に制御コマンドを異常と判断す
る。このため、ノイズによりビット化けして制御コマン
ドが他の制御コマンドと置き換わったかを検出すること
が可能になる。
からの3バイト以上から成る制御コマンドを構成する送
信データの第1バイトから最終バイトまでを加算し、演
算結果が所定値でない際に制御コマンドを異常と判断す
る。このため、ノイズによりビット化けして制御コマン
ドが他の制御コマンドと置き換わったかを検出すること
が可能になる。
【0009】請求項3では、送信データの予め決められ
た位置のバイトが、コマンドの異常検出用であるため、
当該バイトを付加することで、制御コマンドの異常を検
出することができる。
た位置のバイトが、コマンドの異常検出用であるため、
当該バイトを付加することで、制御コマンドの異常を検
出することができる。
【0010】請求項4では、送信データの予め決められ
た位置のバイトが、制御コマンドを加算した値の補数で
あるため、主制御基板側で容易に当該バイトを生成でき
る。
た位置のバイトが、制御コマンドを加算した値の補数で
あるため、主制御基板側で容易に当該バイトを生成でき
る。
【0011】請求項5では、送信データの最終バイト
が、コマンドの異常検出用であるため、最終バイトを付
加することで、制御コマンドの異常を検出することがで
きる。更に、制御コマンドのバイト数が多くなっても、
1バイト長の最終バイトを確認用に用いるため、データ
を送受信する時間を短縮することができる。
が、コマンドの異常検出用であるため、最終バイトを付
加することで、制御コマンドの異常を検出することがで
きる。更に、制御コマンドのバイト数が多くなっても、
1バイト長の最終バイトを確認用に用いるため、データ
を送受信する時間を短縮することができる。
【0012】請求項6では、送信データの最終バイト
が、第1バイトから最終バイトの1つ手前のバイトまで
を加算した値の補数であるため、主制御基板側で容易に
最終バイトを生成でき、また、副制御基板で、容易に制
御コマンドの異常を検出することができる。
が、第1バイトから最終バイトの1つ手前のバイトまで
を加算した値の補数であるため、主制御基板側で容易に
最終バイトを生成でき、また、副制御基板で、容易に制
御コマンドの異常を検出することができる。
【0013】請求項7では、副制御基板が、図柄表示の
制御を行う副制御基板であるため、誤った図柄を表示す
ることを防ぐことができる。
制御を行う副制御基板であるため、誤った図柄を表示す
ることを防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機の実施
形態について図を参照して説明する。なお、以下の第1
実施形態では、本発明のパチンコ機として、CR第1種
のパチンコ機を代表に説明する。まず、第1実施形態の
パチンコ機の主要構成について、本実施形態のパチンコ
機を正面から見た説明図である図1を参照して説明す
る。
形態について図を参照して説明する。なお、以下の第1
実施形態では、本発明のパチンコ機として、CR第1種
のパチンコ機を代表に説明する。まず、第1実施形態の
パチンコ機の主要構成について、本実施形態のパチンコ
機を正面から見た説明図である図1を参照して説明す
る。
【0015】パチンコ機10には、内枠11が開閉可能
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26の
裏面側には、遊技盤13が配置されており、この遊技盤
13の左方には、発射された遊技球を案内するガイドレ
ール14が設けられている。内枠11の右側には、ガラ
ス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴15を備えた鍵穴飾
り16が設けられおり、内枠11の上方には、枠ランプ
17が設けられている。
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26の
裏面側には、遊技盤13が配置されており、この遊技盤
13の左方には、発射された遊技球を案内するガイドレ
ール14が設けられている。内枠11の右側には、ガラ
ス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴15を備えた鍵穴飾
り16が設けられおり、内枠11の上方には、枠ランプ
17が設けられている。
【0016】ガラス枠26の下には、前面板18が設け
られており、この前面板18の左側上部には、賞球が排
出される上皿賞球排出口19が形成されており、この上
皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞球排出口1
9から排出された賞球を溜めておくための上皿20が取
り付けられている。上皿20の下方には、その上皿20
で収容しきれなくなった賞球を排出するための下皿賞球
排出口21が形成されており、この下皿賞球排出口21
の排出側には、その下皿賞球排出口21から排出された
賞球を溜めておくための下皿22が設けられている。
られており、この前面板18の左側上部には、賞球が排
出される上皿賞球排出口19が形成されており、この上
皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞球排出口1
9から排出された賞球を溜めておくための上皿20が取
り付けられている。上皿20の下方には、その上皿20
で収容しきれなくなった賞球を排出するための下皿賞球
排出口21が形成されており、この下皿賞球排出口21
の排出側には、その下皿賞球排出口21から排出された
賞球を溜めておくための下皿22が設けられている。
【0017】下皿22の右方には、上皿20から供給さ
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図示せ
ず)を操作するための発射ハンドル23が、回転可能に
取付けられており、その発射ハンドル23には、発射途
中で発射を停止するための発射停止ボタン24が設けら
れている。また、上皿20の右方には、上皿20に溜め
られた賞球を下皿22へ抜くための上皿球抜きレバー2
5がスライド可能に取付けられている。さらに、内枠1
1の左側には、プリペイドカードを挿入するスリット2
7aを有するプリペイドカードユニット27が設けられ
ている。
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図示せ
ず)を操作するための発射ハンドル23が、回転可能に
取付けられており、その発射ハンドル23には、発射途
中で発射を停止するための発射停止ボタン24が設けら
れている。また、上皿20の右方には、上皿20に溜め
られた賞球を下皿22へ抜くための上皿球抜きレバー2
5がスライド可能に取付けられている。さらに、内枠1
1の左側には、プリペイドカードを挿入するスリット2
7aを有するプリペイドカードユニット27が設けられ
ている。
【0018】次に、遊技盤13の主要構成について図2
を参照して説明する。遊技盤13の略中央には、センタ
ーケース30が備えられている。センターケース30に
は、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄表
示装置32と、この普通図柄表示装置32の始動される
回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表示
LED33と、液晶表示で特別図柄を表示する特別図柄
表示器34と、この特別図柄表示器34の始動される回
数を表示する4個のLEDからなる特別図柄記憶表示L
ED35とが備えられている。
を参照して説明する。遊技盤13の略中央には、センタ
ーケース30が備えられている。センターケース30に
は、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄表
示装置32と、この普通図柄表示装置32の始動される
回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表示
LED33と、液晶表示で特別図柄を表示する特別図柄
表示器34と、この特別図柄表示器34の始動される回
数を表示する4個のLEDからなる特別図柄記憶表示L
ED35とが備えられている。
【0019】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置32を作動させるための普通図柄作動ゲート4
0,40が設けられている。センターケース30の下方
には、特別図柄表示器34を作動させるための第1種始
動口41が設けられており、この第1種始動口41の下
方には普通図柄表示装置32の停止図柄が所定の当たり
図柄となった場合に開放される普通電動役物42が設け
られている。開放された普通電動役物42は、第1種始
動口41と同様に、特別図柄表示器34を作動開始させ
る機能を備えている。
表示装置32を作動させるための普通図柄作動ゲート4
0,40が設けられている。センターケース30の下方
には、特別図柄表示器34を作動させるための第1種始
動口41が設けられており、この第1種始動口41の下
方には普通図柄表示装置32の停止図柄が所定の当たり
図柄となった場合に開放される普通電動役物42が設け
られている。開放された普通電動役物42は、第1種始
動口41と同様に、特別図柄表示器34を作動開始させ
る機能を備えている。
【0020】この変動入賞装置50には、当たりの発生
時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取り
付けられており、この大入賞口51の両側には、普通入
賞口52,52がそれぞれ設けられている。また、大入
賞口51の内部には、特定領域53が形成されている。
時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取り
付けられており、この大入賞口51の両側には、普通入
賞口52,52がそれぞれ設けられている。また、大入
賞口51の内部には、特定領域53が形成されている。
【0021】その他、遊技盤13には、風車60,60
と、普通入賞口61,61と、コーナー飾りランプ62
a,62aと、入賞時に点灯する入賞ランプ63と、球
切れ時に点灯する球切れランプ64と、サイド飾りラン
プ62b,62bと、入賞しなかった遊技球をアウト球
として回収するアウト口65とが設けられている。ま
た、遊技盤13には、多くの釘28が打ち込まれてお
り、遊技盤13に発射された遊技球は、釘28間を乱舞
しながら落下する。
と、普通入賞口61,61と、コーナー飾りランプ62
a,62aと、入賞時に点灯する入賞ランプ63と、球
切れ時に点灯する球切れランプ64と、サイド飾りラン
プ62b,62bと、入賞しなかった遊技球をアウト球
として回収するアウト口65とが設けられている。ま
た、遊技盤13には、多くの釘28が打ち込まれてお
り、遊技盤13に発射された遊技球は、釘28間を乱舞
しながら落下する。
【0022】次に、パチンコ機10の電気的構成につい
てそれをブロック図で示す図3〜図6を参照して説明す
る。パチンコ機10には、遊技全般を制御する主制御基
板100が設けられており、この主制御基板100に
は、特別図柄表示器34を制御す特別図柄表示装置12
0、パチンコ機に配設された各LEDランプを制御する
ランプ制御装置140、音声出力を制御する音声制御装
置170、賞球の払い出しを制御する払出制御基板(サ
ブ制御基板、即ち、副制御基板)190が接続されてい
る。
てそれをブロック図で示す図3〜図6を参照して説明す
る。パチンコ機10には、遊技全般を制御する主制御基
板100が設けられており、この主制御基板100に
は、特別図柄表示器34を制御す特別図柄表示装置12
0、パチンコ機に配設された各LEDランプを制御する
ランプ制御装置140、音声出力を制御する音声制御装
置170、賞球の払い出しを制御する払出制御基板(サ
ブ制御基板、即ち、副制御基板)190が接続されてい
る。
【0023】図4に示すように、特別図柄表示装置12
0は、図柄制御用のサブ制御基板である特別図柄制御基
板130と、液晶アナログ基板132と、特別図柄表示
器34と、液晶インバータ基板134とからなる。一
方、図5に示すように、音声制御装置170は、音声制
御用のサブ制御基板である音声制御基板180と、スピ
ーカ中継基板182と、スピーカ184とからなる。ま
た、図6に示すように、ランプ制御装置140は、点灯
制御用のサブ制御基板であるランプ制御基板150と、
枠部ランプ中継基板152と、ランプ制御分配基板15
4と、大入賞口ランプ中継基板156とからなる。枠部
ランプ中継基板152、ランプ制御分配基板154、大
入賞口ランプ中継基板156には、各LEDランプを駆
動するLED基板が接続されている。
0は、図柄制御用のサブ制御基板である特別図柄制御基
板130と、液晶アナログ基板132と、特別図柄表示
器34と、液晶インバータ基板134とからなる。一
方、図5に示すように、音声制御装置170は、音声制
御用のサブ制御基板である音声制御基板180と、スピ
ーカ中継基板182と、スピーカ184とからなる。ま
た、図6に示すように、ランプ制御装置140は、点灯
制御用のサブ制御基板であるランプ制御基板150と、
枠部ランプ中継基板152と、ランプ制御分配基板15
4と、大入賞口ランプ中継基板156とからなる。枠部
ランプ中継基板152、ランプ制御分配基板154、大
入賞口ランプ中継基板156には、各LEDランプを駆
動するLED基板が接続されている。
【0024】主制御基板100には、特別図柄制御基板
130などの制御を行うCPU102と、このCPU1
02が実行する制御プログラムが記憶されたROM10
4と、CPU102が制御プログラムを実行する際にR
OM104から読出された制御プログラムを一時的に記
憶するRAM106とが搭載されている。
130などの制御を行うCPU102と、このCPU1
02が実行する制御プログラムが記憶されたROM10
4と、CPU102が制御プログラムを実行する際にR
OM104から読出された制御プログラムを一時的に記
憶するRAM106とが搭載されている。
【0025】同様に、サブ制御基板である特別図柄制御
基板130、音声制御基板180、ランプ制御基板15
0及び払出制御基板190にも、CPU、ROM、RA
Mが搭載されており、主制御基板100と10芯のケー
ブルCを介して接続されている。主制御基板100は、
特別図柄制御基板130、払出制御基板190、音声制
御基板180、ランプ制御基板150にケーブルCを介
して制御コマンドを送り種々の処理を行わしめる。
基板130、音声制御基板180、ランプ制御基板15
0及び払出制御基板190にも、CPU、ROM、RA
Mが搭載されており、主制御基板100と10芯のケー
ブルCを介して接続されている。主制御基板100は、
特別図柄制御基板130、払出制御基板190、音声制
御基板180、ランプ制御基板150にケーブルCを介
して制御コマンドを送り種々の処理を行わしめる。
【0026】主制御基板100には、更に、盤面中継基
板210が接続されている。該盤面中継基板210に
は、普通電動役物42を開放する普通電動役物用ソレノ
イド212と、普通図柄表示装置32を制御する普通図
柄表示基板214と、普通図柄作動用のゲートスイッチ
216と、入賞検出スイッチ218、220,222,
224と、大入賞口中継基板230と、が接続されてい
る。当該大入賞口中継基板230には、特定領域ソレノ
イド232と、大入賞口51を開放する大入賞口用ソレ
ノイド234と、特定領域の通過を検出する役物連続作
動スイッチ236とが接続されている。
板210が接続されている。該盤面中継基板210に
は、普通電動役物42を開放する普通電動役物用ソレノ
イド212と、普通図柄表示装置32を制御する普通図
柄表示基板214と、普通図柄作動用のゲートスイッチ
216と、入賞検出スイッチ218、220,222,
224と、大入賞口中継基板230と、が接続されてい
る。当該大入賞口中継基板230には、特定領域ソレノ
イド232と、大入賞口51を開放する大入賞口用ソレ
ノイド234と、特定領域の通過を検出する役物連続作
動スイッチ236とが接続されている。
【0027】主制御基板100には、また、遊技枠中継
基板240が接続されている。該遊技枠中継基板240
には、下皿22(図1参照)が満杯になったことを検出
する下皿満杯検出スイッチ244、センサ中継基板24
6とが接続されている。
基板240が接続されている。該遊技枠中継基板240
には、下皿22(図1参照)が満杯になったことを検出
する下皿満杯検出スイッチ244、センサ中継基板24
6とが接続されている。
【0028】また、主制御基板100には、第1種始動
口を通過した遊技球を検出する第1種始動口スイッチ2
02、及び、入賞、エラー発生等に関する情報をパチン
コホールの管理室などに設けられたホールコンピュータ
(図示せず)へ送信するための遊技盤情報端子基板28
0が接続されている。
口を通過した遊技球を検出する第1種始動口スイッチ2
02、及び、入賞、エラー発生等に関する情報をパチン
コホールの管理室などに設けられたホールコンピュータ
(図示せず)へ送信するための遊技盤情報端子基板28
0が接続されている。
【0029】上述した払出制御基板190には、発射ハ
ンドル23に内蔵された発射スイッチ252から出力さ
れる信号に従って発射モータ254を制御する発射モー
タ駆動基板250と、CR接続基板260と、払出中継
基板270とが接続されている。CR接続基板260に
は、カードを処理するための遊技機外装置部分262が
接続されている。一方、払出中継基板270には、球切
れを検出する貸球切れスイッチ242、賞球ユニット2
72及び貸球ユニット274が接続されると共に、セン
サ中継基板246を介して遊技枠中継基板240が接続
されている。賞球ユニット272には、賞球払出を検出
する賞球払出センサ(図示せず)、賞球を払い出すため
の球送出モータ276が収容されている。
ンドル23に内蔵された発射スイッチ252から出力さ
れる信号に従って発射モータ254を制御する発射モー
タ駆動基板250と、CR接続基板260と、払出中継
基板270とが接続されている。CR接続基板260に
は、カードを処理するための遊技機外装置部分262が
接続されている。一方、払出中継基板270には、球切
れを検出する貸球切れスイッチ242、賞球ユニット2
72及び貸球ユニット274が接続されると共に、セン
サ中継基板246を介して遊技枠中継基板240が接続
されている。賞球ユニット272には、賞球払出を検出
する賞球払出センサ(図示せず)、賞球を払い出すため
の球送出モータ276が収容されている。
【0030】主制御基板100、特別図柄表示装置12
0、ランプ制御装置140,音声制御装置170、払出
制御基板190には、主電源292の電力が、電源基板
290から電力線Pを介して供給されるようになってい
る。
0、ランプ制御装置140,音声制御装置170、払出
制御基板190には、主電源292の電力が、電源基板
290から電力線Pを介して供給されるようになってい
る。
【0031】主制御基板100と、特別図柄制御基板1
30、音声制御基板180、ランプ制御基板150及び
払出制御基板190とを接続する10芯のケーブルCを
図7中に示す。該ケーブルCは、フレキシブルケーブル
から成り、両端には10芯のコネクタCNが取り付けら
れている。該ケーブルCの10芯は、グランド線Gと、
制御コマンドを伝送するための8本の信号線D0〜D7
と、転送信号を伝送する転送信号線STRとから成る。
30、音声制御基板180、ランプ制御基板150及び
払出制御基板190とを接続する10芯のケーブルCを
図7中に示す。該ケーブルCは、フレキシブルケーブル
から成り、両端には10芯のコネクタCNが取り付けら
れている。該ケーブルCの10芯は、グランド線Gと、
制御コマンドを伝送するための8本の信号線D0〜D7
と、転送信号を伝送する転送信号線STRとから成る。
【0032】本実施形態では、主制御基板100と特別
図柄制御基板130、音声制御基板180、ランプ制御
基板150及び払出制御基板190とを接続するケーブ
ルCを、同数(10芯)の信号線により形成してある。
これにより、ケーブルC及びケーブル用のコネクタCN
を、各サブ制御基板にて同じものを用いることができ、
製造が容易になり、廉価に提供することが可能となる。
図柄制御基板130、音声制御基板180、ランプ制御
基板150及び払出制御基板190とを接続するケーブ
ルCを、同数(10芯)の信号線により形成してある。
これにより、ケーブルC及びケーブル用のコネクタCN
を、各サブ制御基板にて同じものを用いることができ、
製造が容易になり、廉価に提供することが可能となる。
【0033】引き続き、主制御基板100から特別図柄
制御基板130、音声制御基板180、ランプ制御基板
150及び払出制御基板190へ送られる制御コマンド
について、図8〜図12を参照して説明する。ここで、
図8は、主制御基板から特別図柄制御基板へ送られる制
御コマンドを示す図表であり、図9は、音声制御基板へ
送られる制御コマンドを示す図表であり、図10は、払
出制御基板へ送られる制御コマンドを示す図表であり、
図11、図12は、ランプ制御基板へ送られる制御コマ
ンドを示す図表である。
制御基板130、音声制御基板180、ランプ制御基板
150及び払出制御基板190へ送られる制御コマンド
について、図8〜図12を参照して説明する。ここで、
図8は、主制御基板から特別図柄制御基板へ送られる制
御コマンドを示す図表であり、図9は、音声制御基板へ
送られる制御コマンドを示す図表であり、図10は、払
出制御基板へ送られる制御コマンドを示す図表であり、
図11、図12は、ランプ制御基板へ送られる制御コマ
ンドを示す図表である。
【0034】音声制御基板180及びランプ制御基板1
50への制御コマンドは、1バイトからなり、上述した
8本の信号線D0〜D7を介して一括で送信される。一
方、払出制御基板190への制御コマンドは、2バイト
からなり、上述した8本の信号線D0〜D7を介して1
バイトずつ、2回に分けて送信され、特別図柄制御基板
130への制御コマンドを構成する送信データは、5バ
イトからなり、上述した8本の信号線D0〜D7を介し
て1バイトずつ、5回に分けて送信される。
50への制御コマンドは、1バイトからなり、上述した
8本の信号線D0〜D7を介して一括で送信される。一
方、払出制御基板190への制御コマンドは、2バイト
からなり、上述した8本の信号線D0〜D7を介して1
バイトずつ、2回に分けて送信され、特別図柄制御基板
130への制御コマンドを構成する送信データは、5バ
イトからなり、上述した8本の信号線D0〜D7を介し
て1バイトずつ、5回に分けて送信される。
【0035】例えば、主制御基板100が、特別図柄制
御基板130に対して、図8中に示す(変動パターン
1:全図柄が変動を開始、変動時間9312ms)を指
令する際には、制御コマンドを構成する送信データとし
て、E0の16進信号(H)の1バイト(第1番目のバ
イト)及び転送信号を送ってから、00の16進信号
(H)の1バイト(第2番目のバイト)及び転送信号、
00の16進信号(H)の1バイト(第3番目のバイ
ト)及び転送信号、01の16進信号(H)の1バイト
(第4番目のバイト)及び転送信号、1Fの16進信号
(H)の1バイト(最終バイト)及び転送信号を送る。
これにより、特別図柄制御基板130のCPUは、RO
Mに保持された当該「E0」(H)、「00」(H)、
「00」(H)、「01」(H)、「1F」(H)に対
応する処理(全図柄が変動を開始、変動時間9312m
s)を実行する。主制御基板100は、また、音声制御
基板180に対して、図9に示す50(H)の制御コマ
ンド及び転送信号を送り、これに対応して、音声制御基
板180のCPUは、ROMに保持された当該「50」
(H)に対応する処理(変動パターン1の際の音)を実
行する。同様に、主制御基板100は、ランプ制御基板
150に対して、図11に示す60(H)の制御コマン
ド及び転送信号を送り、これに対応して、ランプ制御基
板150のCPUは、ROMに保持された当該「60」
(H)に対応する処理(変動パターン1の変動開始時の
出力)、具体的には、左サイド、右サイド、大入賞口
上、大入賞口左、大入賞口中、大入賞口右、センター奥
の各LEDの消灯、左風車、右風車、左ゲート、右ゲー
ト、左チャッカー、右チャッカー、センター下、センタ
ー左上、センター右上の各LEDの点滅を実行する。
御基板130に対して、図8中に示す(変動パターン
1:全図柄が変動を開始、変動時間9312ms)を指
令する際には、制御コマンドを構成する送信データとし
て、E0の16進信号(H)の1バイト(第1番目のバ
イト)及び転送信号を送ってから、00の16進信号
(H)の1バイト(第2番目のバイト)及び転送信号、
00の16進信号(H)の1バイト(第3番目のバイ
ト)及び転送信号、01の16進信号(H)の1バイト
(第4番目のバイト)及び転送信号、1Fの16進信号
(H)の1バイト(最終バイト)及び転送信号を送る。
これにより、特別図柄制御基板130のCPUは、RO
Mに保持された当該「E0」(H)、「00」(H)、
「00」(H)、「01」(H)、「1F」(H)に対
応する処理(全図柄が変動を開始、変動時間9312m
s)を実行する。主制御基板100は、また、音声制御
基板180に対して、図9に示す50(H)の制御コマ
ンド及び転送信号を送り、これに対応して、音声制御基
板180のCPUは、ROMに保持された当該「50」
(H)に対応する処理(変動パターン1の際の音)を実
行する。同様に、主制御基板100は、ランプ制御基板
150に対して、図11に示す60(H)の制御コマン
ド及び転送信号を送り、これに対応して、ランプ制御基
板150のCPUは、ROMに保持された当該「60」
(H)に対応する処理(変動パターン1の変動開始時の
出力)、具体的には、左サイド、右サイド、大入賞口
上、大入賞口左、大入賞口中、大入賞口右、センター奥
の各LEDの消灯、左風車、右風車、左ゲート、右ゲー
ト、左チャッカー、右チャッカー、センター下、センタ
ー左上、センター右上の各LEDの点滅を実行する。
【0036】本実施形態のパチンコ機では、特別図柄制
御基板130が、5バイトの制御コマンドを構成する送
信データにより主制御基板から制御されるため、当該特
別図柄制御基板130が、複雑な制御を行うことができ
ると共に、主制御基板の処理負担を軽減することが可能
となる。このため、主制御基板により、高度な遊技を実
現することができ、更に、特別図柄制御基板130に
て、複雑な制御を短時間で完了せしめることが可能とな
る。
御基板130が、5バイトの制御コマンドを構成する送
信データにより主制御基板から制御されるため、当該特
別図柄制御基板130が、複雑な制御を行うことができ
ると共に、主制御基板の処理負担を軽減することが可能
となる。このため、主制御基板により、高度な遊技を実
現することができ、更に、特別図柄制御基板130に
て、複雑な制御を短時間で完了せしめることが可能とな
る。
【0037】ここで、本実施形態では、図8に示すよう
に、主制御基板100から特別図柄制御基板130へ送
る制御コマンドの最初の1バイトの上位4ビットは
「E」(1110)を使って作成し識別子としてある。
また、図9に示すように、主制御基板100から音声制
御基板180へ送る1バイトの制御コマンドの上位4ビ
ットを「5」、「7」、「A」を使って作成してある。
図10に示すように、主制御基板100から払出制御基
板190へ送る制御コマンドの最初の1バイトの上位4
ビットを「3」、「4」を使って作成してある。また、
図11、図12に示すように、主制御基板100からラ
ンプ制御基板150へ送る1バイトの制御コマンドの上
位4ビットを「6」、「8」(図示せず)、「9」(図
示せず)、「F」を使って作成してある。
に、主制御基板100から特別図柄制御基板130へ送
る制御コマンドの最初の1バイトの上位4ビットは
「E」(1110)を使って作成し識別子としてある。
また、図9に示すように、主制御基板100から音声制
御基板180へ送る1バイトの制御コマンドの上位4ビ
ットを「5」、「7」、「A」を使って作成してある。
図10に示すように、主制御基板100から払出制御基
板190へ送る制御コマンドの最初の1バイトの上位4
ビットを「3」、「4」を使って作成してある。また、
図11、図12に示すように、主制御基板100からラ
ンプ制御基板150へ送る1バイトの制御コマンドの上
位4ビットを「6」、「8」(図示せず)、「9」(図
示せず)、「F」を使って作成してある。
【0038】本実施形態のパチンコ機では、制御コマン
ドに各サブ制御基板の識別子を含ませてあるため、不正
操作により、コネクタを異なるサブ制御基板へ接続、例
えば、音声制御基板180へのケーブルを払出制御基板
190へ接続しても、払出制御基板190が動作するこ
とがない。
ドに各サブ制御基板の識別子を含ませてあるため、不正
操作により、コネクタを異なるサブ制御基板へ接続、例
えば、音声制御基板180へのケーブルを払出制御基板
190へ接続しても、払出制御基板190が動作するこ
とがない。
【0039】本実施形態では、制御コマンドに識別子を
含ませてあるが、この代わりに、信号線へパラレルに印
加する制御コマンドの信号の少なくとも1ビットを、サ
ブ制御基板毎に異ならしめることができる。例えば、払
出制御基板190への信号の特定の1ビットを1とし、
他のサブ制御基板をすべて0とする、或いは、特別図柄
制御基板130の特定の2ビットを00,ランプ制御基
板150の2ビットを01,音声制御基板180を0
1,払出制御基板190を11とする。これにより、不
正操作により、異なるサブ制御基板へのコネクタを払出
制御基板190へ接続しても、不正な賞球の払い出しを
防ぐことができる。
含ませてあるが、この代わりに、信号線へパラレルに印
加する制御コマンドの信号の少なくとも1ビットを、サ
ブ制御基板毎に異ならしめることができる。例えば、払
出制御基板190への信号の特定の1ビットを1とし、
他のサブ制御基板をすべて0とする、或いは、特別図柄
制御基板130の特定の2ビットを00,ランプ制御基
板150の2ビットを01,音声制御基板180を0
1,払出制御基板190を11とする。これにより、不
正操作により、異なるサブ制御基板へのコネクタを払出
制御基板190へ接続しても、不正な賞球の払い出しを
防ぐことができる。
【0040】引き続き、特別図柄制御基板130による
処理について図13のフローチャートを参照して説明す
る。ここでは、主制御基板100から、図8中に示す変
動パターン1指定のE0の16進信号(H)の1バイト
(第1番目のバイト)と転送信号、00の16進信号
(H)の1バイト(第2番目のバイト)と転送信号、0
0の16進信号(H)の1バイト(第3番目のバイト)
と転送信号、01の16進信号(H)の1バイト(第4
番目のバイト)と転送信号、及び、1Fの16進信号
(H)の1バイト(最終バイト)と転送信号とが送られ
た場合を例に挙げて説明する。先ず、特別図柄制御基板
130のCPUは、最初の1バイト中の上位4ビットが
当該特別図柄制御基板130を示す識別子「E」(11
10)であるかを判断する(S12)。ここで、識別子
「E」が含まれないときには(S12:No)、製造段
階で誤って他のサブ制御基板用のコネクタが挿された
か、或いは、製造後に不正行為を行おうとして他のサブ
制御基板用のコネクタが挿されたかのいずれかであるた
め、処理を終了する。
処理について図13のフローチャートを参照して説明す
る。ここでは、主制御基板100から、図8中に示す変
動パターン1指定のE0の16進信号(H)の1バイト
(第1番目のバイト)と転送信号、00の16進信号
(H)の1バイト(第2番目のバイト)と転送信号、0
0の16進信号(H)の1バイト(第3番目のバイト)
と転送信号、01の16進信号(H)の1バイト(第4
番目のバイト)と転送信号、及び、1Fの16進信号
(H)の1バイト(最終バイト)と転送信号とが送られ
た場合を例に挙げて説明する。先ず、特別図柄制御基板
130のCPUは、最初の1バイト中の上位4ビットが
当該特別図柄制御基板130を示す識別子「E」(11
10)であるかを判断する(S12)。ここで、識別子
「E」が含まれないときには(S12:No)、製造段
階で誤って他のサブ制御基板用のコネクタが挿された
か、或いは、製造後に不正行為を行おうとして他のサブ
制御基板用のコネクタが挿されたかのいずれかであるた
め、処理を終了する。
【0041】一方、識別子「E」(1110)である際
には(S12:Yes)、第1番目のバイトから最終の
バイトまでを加算する処理を行う(S14)。ここで
は、第1番目のE0(H)のバイト(1110000
0)、第2番目の00(H)のバイト(0000000
0)、第3番目の00(H)のバイト(0000000
0)、第4番目の01(H)のバイト(0000000
1)、及び、最終の1F(H)のバイト(000111
11)とを加算し、0を得る。その後、演算結果が0で
あるかを判断する(S16)。ここで、演算結果が0で
ある際には(S16:Yes)、適切な信号が主制御基
板100から送られているので、変動パターン1により
指定された図柄変動を特別図柄表示器34で行う(S1
8)。他方、演算結果が0でない時には(S16:N
o)、制御コマンドがビット化けにより他の制御コマン
ドに置き換わっている蓋然性が高いため、処理を終了す
る。
には(S12:Yes)、第1番目のバイトから最終の
バイトまでを加算する処理を行う(S14)。ここで
は、第1番目のE0(H)のバイト(1110000
0)、第2番目の00(H)のバイト(0000000
0)、第3番目の00(H)のバイト(0000000
0)、第4番目の01(H)のバイト(0000000
1)、及び、最終の1F(H)のバイト(000111
11)とを加算し、0を得る。その後、演算結果が0で
あるかを判断する(S16)。ここで、演算結果が0で
ある際には(S16:Yes)、適切な信号が主制御基
板100から送られているので、変動パターン1により
指定された図柄変動を特別図柄表示器34で行う(S1
8)。他方、演算結果が0でない時には(S16:N
o)、制御コマンドがビット化けにより他の制御コマン
ドに置き換わっている蓋然性が高いため、処理を終了す
る。
【0042】本実施形態のパチンコ機では、特別図柄制
御基板130が、主制御基板100からの5バイトの制
御コマンドを構成する送信データの第1番目から最終ま
でを演算処理し、演算結果から制御コマンドの異常を検
出するため、例えば、当該特別図柄制御基板130への
ケーブルCの信号線D0〜D7のいずれかを入れ替える
不正行為が行われたことを検出することが可能になる。
御基板130が、主制御基板100からの5バイトの制
御コマンドを構成する送信データの第1番目から最終ま
でを演算処理し、演算結果から制御コマンドの異常を検
出するため、例えば、当該特別図柄制御基板130への
ケーブルCの信号線D0〜D7のいずれかを入れ替える
不正行為が行われたことを検出することが可能になる。
【0043】また、本実施形態では、最終バイトが、最
初のバイトから4番目のバイトまでを加算した値の補数
であるため、主制御基板側で容易に最終バイトを生成す
ることができる。また、特別図柄制御基板130で、容
易に制御コマンドの異常を判断することができる。更
に、制御コマンドのバイト数が多くなっても、1バイト
の最終バイトを確認用に用いるため、データの送受信の
時間を短縮することができる。また、演算結果がゼロか
否かとしているため、結論を理論積や理論和の演算で容
易に確認することができる。
初のバイトから4番目のバイトまでを加算した値の補数
であるため、主制御基板側で容易に最終バイトを生成す
ることができる。また、特別図柄制御基板130で、容
易に制御コマンドの異常を判断することができる。更
に、制御コマンドのバイト数が多くなっても、1バイト
の最終バイトを確認用に用いるため、データの送受信の
時間を短縮することができる。また、演算結果がゼロか
否かとしているため、結論を理論積や理論和の演算で容
易に確認することができる。
【0044】なお、この実施形態では、全てのバイトを
加算し、加算結果が0に成った際に適正と判断したが、
加算結果が55H、0AAHとなった際に適正と判断す
ることも、更に、種々のチェック方法を採用し得ること
が言うまでもない。
加算し、加算結果が0に成った際に適正と判断したが、
加算結果が55H、0AAHとなった際に適正と判断す
ることも、更に、種々のチェック方法を採用し得ること
が言うまでもない。
【0045】なお、本実施形態では、特別図柄制御基板
130のみを5バイトの制御コマンドを構成する送信デ
ータにて制御したが、払出制御基板190、音声制御基
板180及びランプ制御基板150を2又は3以上のバ
イトの制御コマンドで制御することも可能である。これ
により、当該払出制御基板190、音声制御基板180
及びランプ制御基板150にて複雑な処理が迅速に行え
ると共に、主制御基板100側の負担を軽減することが
できる。
130のみを5バイトの制御コマンドを構成する送信デ
ータにて制御したが、払出制御基板190、音声制御基
板180及びランプ制御基板150を2又は3以上のバ
イトの制御コマンドで制御することも可能である。これ
により、当該払出制御基板190、音声制御基板180
及びランプ制御基板150にて複雑な処理が迅速に行え
ると共に、主制御基板100側の負担を軽減することが
できる。
【0046】更に、上述した実施形態では、送信データ
として送られる4バイトの制御コマンドに続く最終バイ
トをコマンドの異常検出用に用いた。この代わりに、制
御コマンドの任意の位置のバイト、又は、ビットを、制
御コマンドを加算した値の補数とすることで、制御コマ
ンドのビット化けを判定することが可能である。例え
ば、5バイトの送信データの内の、第3バイトを他の第
1、第2、第4、第5バイトの補数とすることで、コマ
ンドの異常を検出することができる。
として送られる4バイトの制御コマンドに続く最終バイ
トをコマンドの異常検出用に用いた。この代わりに、制
御コマンドの任意の位置のバイト、又は、ビットを、制
御コマンドを加算した値の補数とすることで、制御コマ
ンドのビット化けを判定することが可能である。例え
ば、5バイトの送信データの内の、第3バイトを他の第
1、第2、第4、第5バイトの補数とすることで、コマ
ンドの異常を検出することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るパチンコ機の正面
図である。
図である。
【図2】図1に示すパチンコ機の遊技領域の正面図であ
る。
る。
【図3】図1に示すパチンコ機の制御装置のブロック図
である。
である。
【図4】図3に示す特別図柄表示装置のブロック図であ
る。
る。
【図5】図3に示す音声制御装置のブロック図である。
【図6】図3に示すランプ制御装置のブロック図であ
る。
る。
【図7】図3中に示すケーブルの説明図である。
【図8】主制御基板から特別図柄制御基板へ送られる制
御コマンドを示す図表である。
御コマンドを示す図表である。
【図9】主制御基板から音声制御基板へ送られる制御コ
マンドを示す図表である。
マンドを示す図表である。
【図10】主制御基板から払出制御基板へ送られる制御
コマンドを示す図表である。
コマンドを示す図表である。
【図11】主制御基板からランプ制御基板へ送られる制
御コマンドを示す図表である。
御コマンドを示す図表である。
【図12】主制御基板からランプ制御基板へ送られる制
御コマンドを示す図表である。
御コマンドを示す図表である。
【図13】払出制御基板での処理を示すフローチャート
である。
である。
10 パチンコ機 13 遊技盤 30 センターケース 31 天入賞口 34 特別図柄表示器 41 第1種始動口 42 普通電動役物 51 大入賞口 65 アウト口 100 主制御基板 120 特別図柄表示装置 130 特別図柄制御基板(副制御基板) 150 ランプ制御基板 180 音声制御基板 190 払出制御基板 C ケーブル CN コネクタ G グランド線 D0〜D7 信号線 STR 転送伝送線
Claims (7)
- 【請求項1】 遊技状態の制御を行う主制御基板と、該
主制御基板からの制御コマンドにより各種の制御を行う
CPUを搭載した副制御基板とを備えた遊技機におい
て、 前記副制御基板が、前記主制御基板からの複数バイトの
制御コマンドを演算処理し、演算結果から制御コマンド
の異常を検出することを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 遊技状態の制御を行う主制御基板と、該
主制御基板からの制御コマンドにより各種の制御を行う
CPUを搭載した副制御基板とを備えた遊技機におい
て、 前記副制御基板が、前記主制御基板からの3バイト以上
から成る制御コマンドを構成する送信データの第1バイ
トから最終バイトまでを加算し、演算結果が所定値でな
い際に制御コマンドを異常と判断することを特徴とする
遊技機。 - 【請求項3】 前記送信データの予め決められた位置の
バイトが、コマンドの異常検出用であることを特徴とす
る請求項2の遊技機。 - 【請求項4】 前記送信データの予め決められた位置の
バイトが、前記制御コマンドを加算した値の補数である
ことを特徴とする請求項2又は請求項3の遊技機。 - 【請求項5】 前記送信データの前記最終バイトが、コ
マンドの異常検出用であることを特徴とする請求項2の
遊技機。 - 【請求項6】 前記送信データの前記最終バイトが、前
記第1バイトから最終バイトの1つ手前のバイトまでを
加算した値の補数であることを特徴とする請求項2又は
請求項5の遊技機。 - 【請求項7】 前記副制御基板は、図柄表示を行う副制
御基板であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
1の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000385631A JP2002177582A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000385631A JP2002177582A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002177582A true JP2002177582A (ja) | 2002-06-25 |
Family
ID=18852861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000385631A Pending JP2002177582A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002177582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005027819A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Olympia:Kk | 遊技機及び遊技機におけるコマンドの通信方法並びにコマンド通信プログラム |
JP6998131B2 (ja) | 2017-05-12 | 2022-01-18 | 株式会社平和 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000385631A patent/JP2002177582A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005027819A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Olympia:Kk | 遊技機及び遊技機におけるコマンドの通信方法並びにコマンド通信プログラム |
JP6998131B2 (ja) | 2017-05-12 | 2022-01-18 | 株式会社平和 | 遊技機 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051115 |