JP2002174260A - 圧力板アッセンブリ - Google Patents

圧力板アッセンブリ

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JP2002174260A
JP2002174260A JP2001302571A JP2001302571A JP2002174260A JP 2002174260 A JP2002174260 A JP 2002174260A JP 2001302571 A JP2001302571 A JP 2001302571A JP 2001302571 A JP2001302571 A JP 2001302571A JP 2002174260 A JP2002174260 A JP 2002174260A
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pressure plate
post
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plate assembly
support
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Application number
JP2001302571A
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English (en)
Inventor
Klaus Gorzitzke
ゴルツィッツケ クラウス
Winfried Herterich
ヘルテリッヒ ヴィンフリート
Wolfgang Knauer
クナウアー ヴォルフガング
Walter Lindner
リントナー ヴァルター
Achim Link
リンク アヒム
Gerhard Roll
レル ゲルハルト
Reinhold Weidinger
ヴァイディンガー ラインホルト
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ZF Friedrichshafen AG
Original Assignee
ZF Sachs AG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧力板アッセンブリにおいて、少なくとも1つ
の弾性要素と特に後調整装置との望ましくない摩擦によ
る相互作用を阻止する。 【解決手段】少なくとも1つのコイル引張りばね(3
2)に支持装置(70)が付設されている。支持装置
(70)は、コイル引張りばね(32)の実質的に周方
向に延びている領域においてコイル引張りばね(32)
を回転軸線(A)に関し半径方向外側のほうへ、および
(または)半径方向内側のほうへ支持する用を成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦クラッチ用の
圧力板アッセンブリであって、ケーシング装置と、ケー
シング装置内で回転軸線方向に変位可能に保持される押
圧板と、エネルギーアキュムレータと、力伝動経路内に
おいてエネルギーアキュムレータと押圧板との間および
(または)エネルギーアキュムレータとケーシング装置
との間で作用する摩耗後調整装置であって、摩耗後調整
のために後調整方向へ変位可能な少なくとも1つの後調
整要素と、この少なくとも1つの後調整要素を後調整方
向へ変位させるために予め緊張せしめられている少なく
とも1つの弾性要素とを有している前記摩耗後調整装置
とを備え、少なくとも1つの弾性要素が、少なくとも部
分的に回転軸線に関し周方向に延びている前記圧力板ア
ッセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力板アッセンブリの基本的な
問題は、作動中に生じる力(実質的に遠心力と、少なく
とも1つの弾性要素の内部に生じる弾性力とを含む)に
より、少なくとも1つの弾性要素が圧力板アッセンブリ
の他の個々の構成要素に接触し、特に少なくとも1つの
後調整要素自体に接触することである。このため、作動
に依存して変化する摩擦力が付加的に発生し、この摩擦
力が摩耗を補償するための後調整要素の変位を妨げるこ
とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類の圧力板アッセンブリにおいて、少なくと
も1つの弾性要素と特に後調整装置との望ましくない摩
擦による相互作用を阻止することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ケーシング装置と、ケーシング装置内で回
転軸線方向に変位可能に保持される押圧板と、エネルギ
ーアキュムレータと、力伝動経路内においてエネルギー
アキュムレータと押圧板との間および(または)エネル
ギーアキュムレータとケーシング装置との間で作用する
摩耗後調整装置であって、摩耗後調整のために後調整方
向へ変位可能な少なくとも1つの後調整要素と、この少
なくとも1つの後調整要素を後調整方向へ変位させるた
めに予め緊張せしめられている少なくとも1つの弾性要
素とを有している前記摩耗後調整装置とを備え、少なく
とも1つの弾性要素が、少なくとも部分的に回転軸線に
関し周方向に延びている圧力板アッセンブリにおいて、
少なくとも1つの弾性要素に支持装置が付設され、支持
装置は、弾性要素の実質的に周方向に延びている領域に
おいて弾性要素を回転軸線に関し半径方向外側のほう
へ、および(または)半径方向内側のほうへ支持する用
を成していることを特徴とするものである。
【0005】本発明にしたがって支持装置を設けること
により、たとえば遠心力によって発生する少なくとも1
つの弾性要素と少なくとも1つの後調整要素との圧接が
阻止される。或いは取り付け状態に応じては、少なくと
も1つの弾性要素の弾性力自体によって生じる、該弾性
要素と少なくとも1つの後調整要素との圧接が阻止され
る。この少なくとも1つの後調整要素は、摩耗の発生時
に、弾性要素の接触により生じる何らかの摩擦力に妨害
されずに必要な補償運動を行なうことができる。
【0006】たとえば、支持装置は、押圧板またはケー
シング装置において、半径方向外側と半径方向内側とを
画成された、少なくとも1つの弾性要素のための支持管
路を形成している。
【0007】製造を簡単にするための実施形態では、支
持装置は、押圧板またはケーシング装置に取り付けられ
且つ半径方向外側の支持壁と半径方向内側の支持壁とを
備えた支持要素を有している。或いは、支持装置が、押
圧板内またはケーシング装置内に、その中に形成され半
径方向外側と半径方向内側とを画成された支持凹部を有
している構成でもよい。この実施形態の利点は、この種
の圧力板アッセンブリ必要な部品数を少なくさせること
ができることである。
【0008】少なくとも1つの弾性要素と少なくとも1
つの後調整要素との相互作用を可能にして、少なくとも
1つの後調整要素を後調整方向へ予め付勢するために、
支持管路は、少なくとも1つの弾性要素を半径方向にお
いて少なくとも1つの後調整要素から切り離している管
路壁を有し、管路壁は、少なくとも1つの弾性要素と少
なくとも1つの後調整要素との連結を可能にするため、
部分的に半径方向に開口している。
【0009】さらに、本発明による圧力板アッセンブリ
では、摩耗後調整装置は、エネルギーアキュムレータと
押圧板の間の領域で作用し、支持装置は押圧板に設けら
れている。さらに、少なくとも1つの後調整要素が、後
調整のため回転軸線のまわりに変位可能な後調整リング
を有し、少なくとも1つの弾性要素の主要部分が周方向
に沿って延在し、または後調整リングの領域に延在して
いる構成も可能である。
【0010】本発明は、本発明による上記のごとき圧力
板アッセンブリを備えた摩擦クラッチにも関わる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付の
図面を用いて詳細に説明する。まず、図1と図2を用い
て、本発明を実施できる圧力板アッセンブリの構成に関
し一般的に説明する。その後、本発明の特徴ある構成を
種々の実施形態に関し、図3ないし図6を用いて説明す
る。
【0012】図1と図2に図示した圧力板アッセンブリ
10はケーシング12を有している。ケーシング12
は、図面には図示していない回転質量体装置、たとえば
一体のフライホイールまたは多体フライホイールに固定
するために構成されている。ケーシング12の内部には
全体を16で示した押圧板が設けられ、押圧板16はそ
の摩擦面18によりクラッチディスク(図示せず)に対
し押圧可能であり、その際クラッチディスクを回転質量
体装置の対応する摩擦面に対し押圧させる。押圧板16
は、図示していない構成要素、たとえばタンジェンシャ
ルリ−フスプリング等の構成要素により、回転軸Aの方
向に移動可能であるように、しかしケーシング12に対
し回転軸Aのまわりに回転しないように固持されるよ
う、ケーシング12と結合されている。
【0013】ケーシング12内には、さらに、全体を2
0で示したエネルギーアキュムレータが配置されてい
る。エネルギーアキュムレータ20はその半径方向外側
の領域22においてケーシング12で支持されており、
その半径方向内側の領域では、いわゆるばね舌片24の
領域では、クラッチ解除機構により引張り方式で付勢さ
れるよう構成され、その半径方向中央領域では、以下に
詳細に説明する摩耗後調整装置26を介して押圧板16
を付勢している。なお、引張りタイプの圧力板アッセン
ブリ10またはエネルギーアキュムレータ20の図示は
単なる一例であることを指摘しておく。もちろんエネル
ギーアキュムレータ20を、該エネルギーアキュムレー
タが摩耗後調整装置26を介して押圧板16を付勢する
ような半径方向内側の領域でケーシング12に担持させ
てもよく、よってクラッチ解除機構を押圧係合させるた
めに設けてもよい。図示した実施形態では、摩耗後調整
装置26は2つの後調整リング28,30を有してい
る。後調整リング28は押圧板16で支持され、後調整
リング30はエネルギーアキュムレータまたはダイヤフ
ラムスプリング20による付勢のために用いる。両後調
整リング28,30は、互いに接しているその表面領域
に、互いに補完的に構成された傾斜領域または楔面領域
を有している。傾斜領域または楔面領域は周方向に延び
て、楔状のプロフィールを備えている。後調整リング2
8,30が相互に相対回転すると、摩耗後調整装置26
の軸線方向全延在距離が変化する。半径方向において後
調整リング28,30の内側に配置されているコイル引
張りばね32により、両後調整リング28,30は互い
に回転運動するよう予め付勢されている。この場合、コ
イル引張りばね32はその端部領域が一方では後調整リ
ング28に係合し、他方ではたとえば押圧板16に係合
している。
【0014】押圧板16には、さらに、半径方向におい
て後調整リング28,30の内側に、全体を36で示し
た遊び付与装置の把持要素34が設けられている。把持
要素34は、一方の周方向端部領域38においてボルト
40により押圧板16に固定されており、他方の周方向
端部領域42には、後調整リング30の周方向・軸線方
向凹部44を半径方向外側へ貫通するように延びている
把持部分46を有している。把持要素34は弾性材料、
たとえばばね板から製造されており、その取り付け位置
では、後調整リング30を軸線方向に付勢するように、
よって摩耗後調整装置26全体を軸線方向に付勢するよ
うに予め緊張せしめられている。即ちプレストレスをか
けられている。このプレストレス作用により、両後調整
リング28,30は把持部分46と押圧板16の間で締
め付けられており、その結果コイル引張りばね32のプ
レストレス作用があっても、摩耗後調整装置の軸線方向
全延在距離が大きくなるような回転方向に後調整リング
28,30が相互に変位することはない。
【0015】把持要素34の把持部分46は、その自由
端領域48においてブロッキング要素52とオーバーラ
ップしている。ブロッキング要素52はケーシング12
にたとえばボルト50により取り付けられ、半径方向内
側へ後調整リング28,30まで突出している。したが
って、特に図1からわかるように、把持部分46の自由
端領域48とブロッキング要素52の対応する端部領域
54の間には半径方向のオーバーラップ部分がある。
【0016】遊び付与装置36の把持要素34には、さ
らに、全体を56で示したロック要素が付設されてい
る。このロック要素58は半径方向において後調整リン
グ28,30の内側に延在し、或いは後調整リング28,
30の内周面に当接しており、押圧板16の対応する凹
部58で案内されている。凹部58では、押圧板16の
に載置されている後調整リング28も案内されている。
ロック要素56には、その周方向端部領域60において
第2のコイル引張りばね62が係合している。第2のコ
イル引張りばね62は、その第2の端部領域においてコ
イル引張りばね32に固定または掛止されており、より
厳密には、以下に詳細に述べるように、コイル引張りば
ね32が周方向において回転軸線Aのまわりに回転可能
な後調整リング28と協働するような該コイル引張りば
ね32の端部に固定または掛止されている。後調整リン
グ30は、把持要素34、または凹部44に係合する把
持部分46により、周方向での回転を実質的に阻止され
ている。
【0017】ロック要素56は、その端部領域60から
その自由端領域64のほうへ軸線方向延在距離が増大し
ており、即ち周方向において端部領域60と62の間で
楔状に形成されて、図1で把持部分46がロック要素5
6の上方に位置決めされている領域において軸線方向の
延在距離が最も短くなっており、そして端部領域64に
近い領域において軸線方向の延在距離が最も大きくなっ
ている。ロック要素56はコイル引張りばね62の作用
により周方向に予め付勢され、その楔状に位置決めされ
た面66が把持要素34の把持部分46に突き当たって
それ以上周方向に移動できない距離だけ移動する。
【0018】回転作動時、特に摩耗が発生したときの本
発明による圧力板アッセンブリの作用は以下のとおりで
ある。通常クラッチディスクに設けられる摩擦ライニン
グがまだ摩耗していない新品の状態では、両後調整リン
グ28,30は圧力板アッセンブリを組み立てた際に与
えられる相対回転位置を占めており、この相対回転位置
においては摩耗後調整装置26も、対応的に傾斜面が相
対位置決めされているため、軸線方向に最も短い距離で
延在している。さらに前記相対回転位置では、コイル引
張りばね32は最も緊張した状態にある。
【0019】この状態では、すでに述べたように、後調
整リング28,30は把持要素34の予付勢作用により
相互の回転運動が阻止されている。また、クラッチ連結
状態では、後調整リング30はエネルギーアキュムレー
タ20により付勢されているので、この状態でクラッチ
ディスクに当接している押圧板16と、これから結果す
る反力により、後調整リング28,30は変位しないよ
うブロッキングされている。エネルギーアキュムレータ
20により設定される力は把持要素34のプレストレス
力よりもかなり大きいので、エネルギーアキュムレータ
20により設定されるこのブロッキング力はかなり強
い。
【0020】さらに、圧力板アッセンブリ10が新品の
状態では、把持要素46の把持部分48はブロッキング
要素53の対向している端部部分54に対し軸線方向に
間隔を持っている。
【0021】運転中にたとえばクラッチの断続を繰り返
して摩擦ライニングに摩耗が発生すると、クラッチ連結
状態では、押圧板16が回転質量体装置に次第に接近す
る。これは図2においてはケーシング12に対し押圧板
16が下方へ変位することに対応している。この場合、
把持部分46の端部部分48もブロッキング要素52へ
接近する。一定の摩耗度を越えると、ブロッキング要素
52により把持部分46は更なる変位を阻止される。こ
れは、たとえばクラッチ連結過程でさらに摩耗が発生す
ると、把持部分46がブロッキング要素52により軸線
方向において固持され、押圧板16がさらに軸線方向に
変位することにより後調整リング30から離間すること
を意味している。前もって後調整リング30に載置され
ていた把持部分46とこの後調整リング30の間に軸線
方向の遊びが生じる。クラッチ連結過程またはクラッチ
連結状態では、前述したように後調整リング28,30
はまだエネルギーアキュムレータ20により付勢されて
いるので、把持要素34のブロッキング作用はもはや存
在しないにもかかわらず、両後調整リング28,30の
相対回転運動は発生しない。把持部分46がさらに変位
してブロッキングしたとすると、この把持部分46は基
本的にはロック要素56の楔面66から離間する。しか
しながらこのロック要素56はコイル引張りばね62の
予付勢力のもとにあるので、ロック要素56は把持部分
46が離間変位を開始したときに、形成される中間空間
の中へ変位する。その結果、次に行なわれるクラッチ解
除過程の際に(このとき把持部分46はその端部部分4
8によって再びブロッキング要素52から軸線方向に変
位する)、この把持部分46は、当初はまだエネルギー
アキュムレータ20により後調整運動を阻止されている
摩耗後調整装置26に対し再び接触することはない。し
たがって、クラッチ解除過程の開始時においても、摩耗
により生じた把持部分46と後調整リング30との間の
遊びは依然存在している。
【0022】次に行なわれるクラッチ解除過程(この場
合、エネルギーアキュムレータ20の付勢力の解消また
は減少により、両後調整リング28,30相互の締め付
け作用は実質的に解消され、或いは、押圧板16を復帰
させるタンジェンシャルリ−フスプリングにより実質的
にかろうじて存在しているが、タンジェンシャルリ−フ
スプリングの軸線方向の予緊張力は比較的小さい)にお
いてはじめて、コイル引張りばね32のさようで後調整
リング28は周方向に変位することができる。後調整リ
ング30は把持要素34により周方向での変位を阻止さ
れている。このような両後調整リング28,30の相対
運動と、その際に生じる個々の傾斜面領域相互のスリッ
プ運動により、摩耗後調整装置26はその軸線方向の延
在距離を変化させ、より厳密には、後調整リング30が
再び把持要素46に接触するような長さになる。この場
合、摩耗後調整装置26の軸線方向の延在距離の変化量
は、それ以前に把持部分46が後調整リング30から離
間したときの変位量に相当し、この変位量は押圧板16
がクラッチ連結状態において摩耗のために回転質量体装
置に接近移動したときの変位量に実質的に相当してい
る。結局これが意味するところは、このような補償過程
を実施すると、実質的に、前もって遊び付与装置36に
より実際に検出されていた摩耗が補償されたということ
である。その結果、押圧板16の摩擦面18と、エネル
ギーアキュムレータ20が摩耗後調整装置26を付勢し
ている領域または点との間の軸線方向の距離が、摩擦ラ
イニングの厚さの減少量に相当する量だけ大きくなった
ということである。したがって、摩耗が発生してもエネ
ルギーアキュムレータの取り付け位置は不変であり、よ
ってこの種の押圧板アッセンブリの場合クラッチ断続特
性の変化は発生しないことになる。
【0023】コイル引張りばね62を、コイル引張りば
ね32の、移動する後調整リング28と協働する同じ端
部領域に掛止することにより、摩耗が増大し、ロック要
素56の周運動が増大しても、コイル引張りばね62は
実質的に弛緩しない。むしろ、補償過程が実施される際
に後調整リング28が変位することにより、このときロ
ック要素56が固持されているためにコイル圧縮ばね6
2は再び緊張せしめられ、その結果新たに摩耗が発生す
ると、ロック要素56に対しては実質的に同じ予緊張力
が提供されて周方向の変位が生じるようになっている。
【0024】なお、以上の説明では、種々の観点で構造
的に変更できる摩耗補償型圧力板アッセンブリについて
説明したが、たとえば、摩耗後調整装置26がただ1つ
の後調整リングだけを有していてもよい。この後調整リ
ンクは、摩耗が発生して補償過程を実施するときに周方
向に回転軸線Aまわりに変位し、その際この後調整リン
グに設けられる斜面領域は押圧板の補完的な傾斜領域に
おいて滑動する。また、場合によってはリング構成を持
つ必要のない、互いに別個の複数の摩耗後調整要素を設
けてもよい。この場合、それぞれのばね装置を介して制
御され、別個の把持要素と協働するような個々の楔要素
を設けてもよい。
【0025】図3は本発明の第1実施形態の詳細図で、
図1と図2に図示し詳細に説明した圧力板アッセンブリ
に使用することができる。この場合も、後調整リング2
8を回転軸線Aのまわりで周方向に変位させるために予
め緊張せしめられている、或いはプレストレス可能なコ
イル引張りばね32は、半径方向において摩耗後調整装
置26の内側に位置付けされており、より大きな角度延
在範囲にわたって摩耗後調整装置26に沿って延びてい
る。圧力板アッセンブリのこの実施形態では、全体を7
0で示したコイル引張りばね32用の支持装置が設けら
れている。この支持装置70は、押圧板16に、該押圧
板に一体に形成された支持凹部72を有しており、支持
凹部72は周方向に延びて、最終的にコイル引張りばね
32用の支持管路74を形成している。半径方向におい
て内側にある壁領域76(周方向においてたとえば中断
するように構成されていてよい)はコイル引張りばね3
2を半径方向内側のほうへ支持しており、これによりコ
イル引張りばね32がまっすぐに伸びる傾向を阻止し
て、湾曲形状で保持している。半径方向において外側に
ある壁部分78は、特に遠心力が発生したときにコイル
引張りばね32を半径方向外側のほうへ支持し、これに
より遠心力のためにコイル引張りばね32が摩耗後調整
装置26に当接しないよう配慮している。この半径方向
外側の壁部分78は、後調整リング28,30のガイド
または位置決め手段として兼用することができる。
【0026】コイル引張りばね32と後調整リング28
との相互作用を可能にするため、たとえば図1に図示し
たようにコイル引張りばね32のフック状の端部領域8
0を後調整リング27に掛止することができるようにす
るため、半径方向外側の壁部分78は周方向に配置され
る少なくとも1つの中断部を有し、この中断部を通じて
コイル引張りばね32のフック状の端部領域80を貫通
させることができる。この中断部は、摩耗が発生し、そ
の際後調整リング28の回転運動が誘起されたときに、
コイル引張りばね32のフック状の端部領域80が変位
できるように周方向に延在するよう構成されている必要
がある。
【0027】図4に図示した実施形態では、支持装置7
0、即ち支持管路74を形成している凹部72は、半径
方向において摩耗後調整装置26の外側に配置されてい
る。半径方向内側の壁部分76はコイル引っ張りばね3
2を磨耗後調整装置26から切り離し、これによって、
より広い周方向延在範囲にわたって湾曲しているコイル
引張りばね32がその固有の弾性により摩耗後調整装置
26に対し圧接するのを阻止している。この場合、半径
方向内側の壁部分76は破断部を有し、この破断部を通
じてコイル引張りばね32を後調整リング28と相互作
用させることができる。支持管路74を半径方向外側の
ほうへ画成している半径方向外側の壁部分78は、コイ
ル引張りばね32の遠心力支持に用いる。
【0028】図3と図4に図示した実施形態の場合、支
持装置は結局押圧板16の一体型部品として提供されて
おり、即ちコイル引張りばね32を半径方向外側または
内側のほうへ支持するために補助的な構成要素を必要と
しない。これはこの種の構成の圧力板アッセンブリの組
み立て過程を著しく容易にさせるものであるが、製造過
程で前記凹部または壁部分を押圧板に形成させる必要が
あり、たとえば鋳型を適宜構成したり、後で切削加工を
行なうことにより形成させる必要がある。
【0029】これに関連して指摘しておくと、たとえば
図4に認められるように、本発明の原理にとっては、圧
力板アッセンブリが図1と図2に関し前述したような引
張り型のものであるか、或いは図4に図示したように押
圧型のものであるかは重要でない。また、本発明の原理
は他の遊び付与装置と関連させて適用してもよい。この
場合、図1と図2に関連して説明した遊び付与装置がそ
の高い機能精度のために有利である。
【0030】図5と図6は、支持装置70が設けられて
いる他の変形実施形態である。ここでもコイル引張りば
ね32は半径方向において摩耗後調整装置26の内側に
配置され、即ち半径方向において後調整リング28,3
0の内側に配置されている。
【0031】支持装置70は、たとえばシート材を変形
させることにより形成された支持要素82を有してい
る。この支持要素82は、たとえば図6に認められるよ
うに、両周方向端部領域84,86においてボルト88,
90によって押圧板16に固定され、より広い角度範囲
にわたって湾曲して摩耗後調整装置26に沿って延びて
いる。支持要素82はほぼU字状の横断面を有し、半径
方向内側の壁部分92と半径方向外側の壁部分94とを
備えている。この場合半径方向内側の壁部分92は、こ
こでも、コイル引張りばね32をその固有の弾性力に抗
して湾曲形状で保持する用をなしている。半径方向外側
の壁部分94は、コイル引張りばね32が遠心力によっ
て摩耗後調整装置26に当接しないよう阻止している。
すでに半径方向外側の壁部分94により提供されている
ガイド機能に加えて、摩耗後調整装置26に対し、半径
方向において該摩耗後調整装置26の外側に位置するよ
うに位置決め装置96が押圧板16に形成されている。
【0032】図5と図6に図示した実施形態の場合、結
局支持要素82は支持管路74を形成し、支持管路74
内でコイル引張りばね32が半径方向外側のほうにも内
側のほうにも支持されている。さらに、図6に認められ
るように、コイル引張りばね32は、後調整リング28
との連結部から遠い方の端部領域において固定ボルト、
たとえば固定ねじ98等により押圧板16に固定されて
いる。この場合固定ねじ98は、支持要素82を押圧板
16に固定する用をもなしている。或いは、このボルト
98を、押圧板16にコイル引張りばね32を取り付け
るためにのみ用いるようにしてもよい。このようにする
と、たとえばこの支持要素84をコイル引張りばね32
とともに予め組み立てたアッセンブリとして提供するこ
とができる。その際、予め組み立てた状態では、コイル
引張りばね32のフック状の端部80は半径方向外側の
壁部分94に掛止させてよく、このようにするとコイル
引張りばね32はすでに緊張状態で保持されることにな
る。
【0033】さらに、図6からわかるように、支持要素
82の端部領域86においては、少なくとも半径方向外
側の壁部分94は、取り付け位置に保持されているコイ
ル引張りばね32のフック状の端部80に対し比較的大
きな間隔を持って終わっている。このようにして、摩耗
補償を実施するために必要なこのフック状端部80の周
方向変位が可能である。
【0034】図5と図6に図示したような特に別個の支
持要素82を使用する場合には、該支持要素82を、コ
イル引張りばね32との相互作用のために特に好都合な
すべり摩擦特性を提供する材料から構成し、或いはこの
ような材料で被覆することが可能である。他方この材料
は、支配的な力によりコイル引張りばねが個々の壁部分
に食い込むのを阻止するため、十分な強度を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧力板アッセンブリの部分軸断面
図である。
【図2】図1の圧力板アッセンブリを図1の線II−IIに
沿って切断した縦断面図である。
【図3】本発明による圧力板アッセンブリの、主に押圧
板と摩耗後調整装置とを有している部分の、図2に対応
する縦断面図である。
【図4】図3に図示した構成の変形実施形態である。
【図5】本発明による圧力板アッセンブリの変形実施形
態の、図3に対応する図である。
【図6】図5に図示した圧力板アッセンブリの部分軸断
面図である。
【符号の説明】
10 圧力板アッセンブリ 12 ケーシング 16 押圧板 20 エネルギーアキュムレータ 26 摩耗後調整装置 28 後調整リング 30 後調整リング 32 コイル引張りばね(弾性要素) 70 支持装置 72 支持凹部 74 支持管路 76,78,94 管路壁 82 支持要素 92,94 支持壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィンフリート ヘルテリッヒ ドイツ連邦共和国 デー・97535 ヴァッ サーローゼン レルヒェンシュトラーセ 16 (72)発明者 ヴォルフガング クナウアー ドイツ連邦共和国 デー・97486 ケーニ ッヒスベルク ユンカースドルフ ヌンマ ー28ベー (72)発明者 ヴァルター リントナー ドイツ連邦共和国 デー・97525 シュヴ ェープハイム アム ヴァル 6 (72)発明者 アヒム リンク ドイツ連邦共和国 デー・97422 シュヴ ァインフルト アムゼルシュトラーセ 46 (72)発明者 ゲルハルト レル ドイツ連邦共和国 デー・97247 アイゼ ンハイム カペレンヴェーク 5 (72)発明者 ラインホルト ヴァイディンガー ドイツ連邦共和国 デー・97509 コリッ ツハイム アウガッセ 2 Fターム(参考) 3J056 AA33 AA37 AA58 AA62 BA05 BB09 BB32 BE01 BE27 CD03 GA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦クラッチ用の圧力板アッセンブリであ
    って、 ケーシング装置(12)と、 ケーシング装置(12)内で回転軸線(A)方向に変位
    可能に保持される押圧板(16)と、 エネルギーアキュムレータ(20)と、 力伝動経路内においてエネルギーアキュムレータ(2
    0)と押圧板(16)との間および(または)エネルギ
    ーアキュムレータ(20)とケーシング装置(12)と
    の間で作用する摩耗後調整装置(26)であって、摩耗
    後調整のために後調整方向へ変位可能な少なくとも1つ
    の後調整要素(28)と、この少なくとも1つの後調整
    要素(28)を後調整方向へ変位させるために予め緊張
    せしめられている少なくとも1つの弾性要素(32)と
    を有している前記摩耗後調整装置(26)と、を備え、
    少なくとも1つの弾性要素(32)が、少なくとも部分
    的に回転軸線(A)に関し周方向に延びている前記圧力
    板アッセンブリにおいて、 少なくとも1つの弾性要素(32)に支持装置(70)
    が付設され、支持装置(70)は、弾性要素(32)の
    実質的に周方向に延びている領域において弾性要素(3
    2)を回転軸線(A)に関し半径方向外側のほうへ、お
    よび(または)半径方向内側のほうへ支持する用を成し
    ていることを特徴とする圧力板アッセンブリ。
  2. 【請求項2】支持装置(70)が、押圧板(16)また
    はケーシング装置(12)において、半径方向外側と半
    径方向内側とを画成された、少なくとも1つの弾性要素
    (32)のための支持管路(74)を形成していること
    を特徴とする、請求項1に記載の圧力板アッセンブリ。
  3. 【請求項3】支持装置(70)が、押圧板またはケーシ
    ング装置に取り付けられ且つ半径方向外側の支持壁(9
    4)と半径方向内側の支持壁(92)とを備えた支持要
    素(82)を有していることを特徴とする、請求項1ま
    たは2に記載の圧力板アッセンブリ。
  4. 【請求項4】支持装置(70)が、押圧板(16)内ま
    たはケーシング装置(12)内に、その中に形成され半
    径方向外側と半径方向内側とを画成された支持凹部(7
    2)を有していることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の圧力板アッセンブリ。
  5. 【請求項5】支持管路(74)が、少なくとも1つの弾
    性要素(32)を半径方向において少なくとも1つの後
    調整要素(28)から切り離している管路壁(78;7
    6;94)を有し、管路壁(78;76;94)が、少
    なくとも1つの弾性要素(32)と少なくとも1つの後
    調整要素(28)との連結を可能にするため、部分的に
    半径方向に開口していることを特徴とする、請求項2か
    ら4までのいずれか一つに記載の圧力板アッセンブリ。
  6. 【請求項6】摩耗後調整装置(26)が、エネルギーア
    キュムレータ(20)と押圧板(16)の間の領域で作
    用すること、支持装置(70)が押圧板(16)に設け
    られていることを特徴とする、請求項1から3までのい
    ずれか一つに記載の圧力板アッセンブリ。
  7. 【請求項7】少なくとも1つの後調整要素(28)が、
    後調整のため回転軸線(A)のまわりに変位可能な後調
    整リング(28)を有していること、少なくとも1つの
    弾性要素(32)の主要部分が周方向に沿って延在し、
    または後調整リング(28)の領域に延在していること
    を特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記
    載の圧力板アッセンブリ。
  8. 【請求項8】請求項1から7までのいずれか一つに記載
    の圧力板アッセンブリを備えた摩擦クラッチ。
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