JP2002173623A - インクジェットプリンタ用インク及び印刷方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ用インク及び印刷方法

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JP2002173623A
JP2002173623A JP2001240104A JP2001240104A JP2002173623A JP 2002173623 A JP2002173623 A JP 2002173623A JP 2001240104 A JP2001240104 A JP 2001240104A JP 2001240104 A JP2001240104 A JP 2001240104A JP 2002173623 A JP2002173623 A JP 2002173623A
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black
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color
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Mark H Kowalski
マーク・エイチ・コワルスキー
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    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
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    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0018After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using ink-fixing material, e.g. mordant, precipitating agent, after printing, e.g. by ink-jet printing, coating or spraying

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 他の性能を犠牲にすることなく、低いブリー
ド、高いエッジ明瞭度と光学濃度、迅速な乾燥時間、良
好な耐水堅牢性、耐光堅牢性及び耐スミア性など特性の
改善された印刷媒体上への印刷方法を提供する。 【解決手段】 第1の電荷、例えばアニオン電荷を有す
る1つ以上の水溶性カラー染料を含む第1のインク、及
び第2の反対の電荷、例えばカチオン電荷を有する1つ
以上のブラック顔料を含む第2のインク泡含し、該方法
は第1のインクを全体的にカバーし且つオーバーラップ
して、第1のインク上に第2のインクを印刷するステッ
プとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、インクジ
ェットインクに関し、より詳細には、下刷り処理で得ら
れる印刷物の種々の特徴を改善することに関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルインクジェットプリンタは、コ
ンピュータと通常併用される他方式のプリンタに比べ、
低コスト、高品質、さらには比較的ノイズの無いオプシ
ョンを提供する。そのようなプリンタは、プレナムから
入るインクの出口を備えたチャンバに抵抗体素子を採用
している。プレナムは、インク溜め容器に接続されてい
る。複数の該抵抗体素子は、プリントヘッドにおいて、
プリミティブと呼ばれる特有のパターンに配置される。
各抵抗体素子は、ノズル板のノズルと組み合わされてお
り、それを通じてインクが印刷媒体の方へ吐出される。
プリントヘッドと容器を全体的に組立てたものがインク
ジェットペンを構成する。
【0003】動作に際しては、各抵抗体素子は導線を介
してマイクロプロセッサに接続されており、そこでは電
流搬送信号により1つ又はより多くの選択された素子の
発熱が生起する。その熱によってチャンバ内にインクの
気泡が生成され、ノズルを介して印刷媒体の方へ吐出さ
れる。このように、所与のプリミティブにおける複数の
該抵抗体素子が特定の順序で噴射し、英数字が形成さ
れ、区画書込みが行われ、且つその他の印刷機能が媒体
上に実現される。
【0004】サーマルインクジェット印刷に使用される
インクジェットインクは、典型的に、着色剤とビヒクル
から成り、ビヒクルは、しばしば、水とその他の比較的
低い表面張力の液体を含む。
【0005】ノズルの耐密許容差(tight tolerances)
(典型的に、直径30μm未満)は、インクによりノズル
が目詰まりしないことが要求される。さらに、インクカ
ートリッジの寿命にわたる約1億回の噴射に耐えなけれ
ばならない、抵抗体素子の反復噴射のため、抵抗体素子
が汚損する結果となることがある。最終的に、インク組
成物は、印刷媒体、特に紙と相互作用して過度に拡がら
ずにそこに浸透できなければならなず、且つインク組成
物は、紙上でのスミア及び水に対して耐性であるべきで
ある。
【0006】前出の特性の1つ又はより多くを有するイ
ンクは知られている。しかし、1つの特性に於ける改善
が、しばしば、他の特性の劣化を招く結果となるため、
これら特性の全てを有するインク組成物はほとんど知ら
れていない。従って、商業的に使用されているインク
は、前述の特性のそれぞれにおいて少なくとも適切な性
能を明示するインクを得ようとする試みに於ける妥協を
象徴するものである。
【0007】ヒューレット−パッカード社から入手可能
なDeskJet(登録商標)プリンタなどの市販のサーマル
インクジェットカラープリンタに於いて、カラースペク
トルは、イエロー、マゼンタ及びシアンインクを様々な
比率で組合せることにより得られる。典型的には、水溶
性染料が採用される。ブラックインクは、別個に、ある
いは3つのカラーインクを全て複合印刷することにより
もたらされる。前者の場合、水溶性ブラック染料を使用
することができるか、又は、ごく最近では、顔料をベー
スとしたブラック着色剤を使用することができる。
【0008】水溶性染料は、通常、染料をベースとする
インクで使用される。しかし、多くの染料ベースインク
は、印刷された後、乏しい耐水堅牢性しか呈さない。耐
水堅牢性、耐光堅牢性、耐スミア性(smear-fastness)、
耐スマッジ性(smudge-fastness)等を含む、インクジェ
ット印刷の性能又は耐久性に対する消費者の要求は増大
している。顔料ベースブラックインクは、典型的には、
所望の耐水堅牢性を立証しているが、乾燥時間が遅いと
いった、その他の望ましくない性質も呈する。
【0009】カラーインクの下刷りは、最近、多くの注
目を集め、カラーブリード、ハロー、乾燥時間、媒体独
立性について諸利益をもたらし、又、光学密度(OD)を増
強した;例えば、2000年9月11日付け米国特許出願番
号第09/659666号参照。本明細書で用いられる時、カラ
ーブリード(color bleed)は、別様ではカラー境界面で
の混合の原因となるであろう複数インクの横向き移動(l
ateral migration)を意味する。ハロー効果(hallo-effe
ct)は、表面張力を含む異なった化学ポテンシャルを有
する2つのインクが互いに隣接して印刷される時に起こ
る。2つのインク間の境界面では、光学濃度の明らかな
減損が生じ、"ハロー"が現れることになる。
【0010】しかし、カラー下刷りに関連して2つの大
きな欠点がある:(1)カラーインクに使用される非耐水
性カラーによる乏しい耐水堅牢性、及び(2)アニオンブ
ラックインクを使用する書込みシステムは、ブラックと
カラーの境界に於けるブリードを抑制するために、カラ
ーインク(アニオン染料)に高反応性添加物を使用する
ことが要求される。沈殿化又はゲル化メカニズムを作り
出すために、反応性成分が要求される一方、これらの材
料は、カラーインクの染料の選択を厳しく制限する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、他の必要な特
性に於ける性能を犠牲にすることなく、低いブリード、
高いエッジ明瞭度、高い光学濃度、迅速な乾燥時間、良
好な耐水堅牢性、良好な耐光堅牢性及び良好な耐スミア
性といった改善された特性を有する印刷製品を提供する
印刷方法が要求されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、印刷媒
体上にインクを印刷する方法が提供される。該方法に於
いて、2つのインクが使用され、第1の電荷を有する少
なくとも1つの水溶性カラー染料を含む第1のインク
と、第2の且つ反対の電荷を有する少なくとも1つのブ
ラック顔料を含む第2のインクである。当該方法は: (a) 1つの電荷(アニオン性又はカチオン性)を有す
る少なくとも1つの水溶性カラー染料と少なくとも1つ
の界面活性剤とを含有する、第1のインクを提供するこ
と; (b) 1つの反対電荷(カチオン性又はアニオン性)を
有する少なくとも1つのブラック顔料を含有する、第2
のインクを提供すること; (c) 該第1のインクを、印刷媒体を横切る第1のパス
で印刷すること; (d) 第2のインクを、第1インクを全体的にカバーし
且つオーバーラップして第1のインクの上に印刷するこ
と、を包含し、それにより、ブラック顔料(群)がカラ
ー染料(群)と反応して、反対電荷の使用により印刷媒
体上に不溶性錯体が形成され、それによりインクの印刷
速度、印刷品質、ブリード及び耐水堅牢性が改善される
ものである。
【0013】印刷されたインクセットを形成するため
に、印刷媒体上にブラックインクを印刷するためのイン
クジェットプリンタ用インクセットも又提供される。該
インクセットは:(a) 前記第1のインクと、(b) 前記
第2のインクとから成る。印刷されたインクセットは、
全体的に第1のインクをカバーし且つオーバーラップす
る第2のインクを含んで成る。
【0014】
【発明の好ましい実施形態】本発明は、カチオンブラッ
ク顔料と下刷りとを使用して、ブラックインクに対し耐
水堅牢性において諸利点を付与する。特に、本発明は、
非耐水性カラーインクを使用して下刷りする時でさえ、
耐水堅牢性のブラックプリントを生じるインクシステム
を規定する。本発明は、特定のブラック着色剤が、その
印刷直後は余り耐水性でない時でさえ、耐水堅牢性のブ
ラックプリントを生じさせるインクシステムを規定す
る。
【0015】本発明によれば、2つの異なるインクが印
刷媒体上に印刷される:第1の電荷を有する少なくとも
1つの水溶性カラー染料を含む第1のインクと、第2の
且つ反対電荷を有する少なくとも1つのブラック顔料を
含む第2のインクである。当該方法は: (a) 1つの電荷(アニオン又はカチオン)を有する少
なくとも1つの水溶性のカラー染料と少なくとも1つの
界面活性剤とを含有する、第1のインクを提供するこ
と; (b) 1つの反対電荷(カチオン又はアニオン)を有す
る少なくとも1つのブラック顔料を含有する、第2のイ
ンクを提供すること; (c) 該第1のインクを、印刷媒体を横切る第1のパス
で印刷すること; (d) 第2のインクを第1のインクの上に印刷し、第1
のインクを全体的にカバーし且つオーバーラップするこ
と、を包含し、これにより、反対の電荷のために、ブラ
ック顔料(群)がカラー染料(群)と反応して印刷媒体
上に不溶性錯体が形成され、それによってインクの印刷
速度、印刷品質、ブリード、及び耐水堅牢性が改善され
る。
【0016】上記ブラック顔料インク、上記カラーイン
クを使用し、且つカラーインクで下刷りすることの最終
的な結果は、各着色剤の化学的性質を最適化し、着色剤
を相互に錯化させて、良好な耐水堅牢性を生じさせる、
より単純なインクシステムである。これによって染料の
選択により大きい幅をもたせることができる。
【0017】例えば、又好ましくは、アニオンカラーイ
ンクは、少なくとも1つのアニオンカラー染料が使用さ
れるインクジェット印刷に用いられる、顔料ベースイン
クの任意のものを含み得る。顔料ベースインクの多くは
周知であり、他でも開示されている;例えば、全て本出
願と同一の譲受人に譲渡されている、米国特許第5,091,
005号、第5,098,476号、第5,100,470号、第5,106,416
号、第5,108,503号、第5,112,399号、第5,116,409号、
第5,118,350号、第5,133,803号、第5,196,056号及び第
5,198,023号参照。典型的には、これらのインクは、ビ
ヒクル(1つ又はより多くの水混和性有機溶媒と水)及
び1つ又はより多くの水溶性染料、又は着色剤を含んで
なる。耐水堅牢性、カラーブリード等の、所与の特性を
改善するために添加剤類を存在させ得る。
【0018】好ましくは、アニオンカラーインクと共に
用いられるカチオンブラックインクは、少なくとも1つ
のカチオンブラック顔料が使用される、インクジェット
印刷で用いられるいずれの顔料ベースインクを含んで良
い。多くの顔料ベースインクが周知でありその他でも開
示されている;例えば、全てE. I. du Pont de Nemours
& Co.に譲渡された、米国特許第5,085,698号;5,169,43
8号及び5,180,425号参照。ブラック顔料とカラー染料と
の組合せを教示している特許も周知である;例えば、本
願出願人と同一の譲受人に譲渡された、米国特許第5,74
5,140号、及び両方ともE. I. du Pont de Nemours & C
o.に譲渡された米国特許第5,555,008号及び5,801,738号
参照。表面処理顔料を含む改良型カーボンブラックは、
Seiko Epson Corp.に譲渡された米国特許第5,985,015号
に開示されている。一般的に、表面処理顔料は第四級ア
ンモニウム塩を使用する。そのようなカチオンブラック
顔料の一例は、Cabot Corp.から得られる、ピリジニウ
ム塩処理表面を使用する。代替えとして、表面処理の代
わりにカチオン分散剤が使用され得る。
【0019】下刷りを実行し得るプリンタはどれも本発
明の実施に使用することができる。ヒューレット−パッ
カード社のDeskJet(登録商標)720Cなどの、現存のプ
リンタの構造を変更することにより、先ず、カラー染料
ベースインクを印刷し、続いてブラック顔料ベースイン
クをその上に印刷できるようにすることが可能である。
【0020】動作では、プリンタが、1容積のカラーイ
ンクを第1のペンパスで印刷する。次いで、二方向リト
レースで、多数容積の、例えば、6容積のブラックイン
クを同一領域上に印刷する。1容積のカラーインク当た
り6容積のブラックインク(6:1 ブラック:カラー)
を特に実施したが、他のインク容積比もうまくゆくもの
と予想される。特に、5:1〜9:1のブラック:カラ
ーの範囲の比を採用し得る。カラーインクがブラックイ
ンクの前に印刷される限り、本明細書に開示した結果が
得られると期待される。例えば、カラーインクをブラッ
クインクと同じパスで印刷することもできる。この場
合、カラーインクの約50ミリ秒後にブラックインクを印
刷する。
【0021】さらに、他の種類のブラック顔料ベースイ
ンクもうまくゆくはずである。例えば、カチオン分散剤
安定化カーボンブラックも有効であると予想される。
【0022】加えて、許容し得る色相を維持するために
カラーインクでブラックインクを上刷りすることは調査
しなかったが、原理上、その領域もカラーインクで下刷
りされる限り、上刷りは耐水性に影響しないはずであ
る。
【0023】最終的に、カチオンブラック顔料とアニオ
ンカラー染料の組み合わせが最も好ましいことが認めら
れるであろう。例えば、アニオン性カラー染料はインク
ジェット印刷用として十分確立されており、又それらの
特性も十分特徴付けられてる。しかし、本発明もアニオ
ンブラック顔料とカチオンカラー染料を使用すること、
並びにカチオン又はアニオン性カラー顔料と組合せてア
ニオン又はカチオンブラック染料を使用することを意図
しているとはいえ、これらの後者の組合せはそれ程好ま
しくない。
【0024】アニオン着色剤(染料)とカチオン着色剤
(顔料)の使用によって、その2つの着色剤の組合わせ
が不溶性錯体を生成できる。不溶性錯体は、また、直前
に議論したその他のアニオン/カチオンの組合せでも生
成される。
【0025】ブラックインクは、通常結局は耐水性であ
るとはいえ、しばしば、十分な速さで乾かない。しか
し、アニオン着色剤と界面活性剤の組合せによって、不
溶性錯体の迅速な生成及び続いて起こるインクビヒクル
の印刷媒体中への迅速な浸透のため、急速乾燥の組合せ
が実現されるのである。得られるプリントは、ブラック
着色剤が紙の中へ浸透しないので、レーザ印刷のブラッ
クに類似したものとなる。本発明による着色剤の組合せ
で下刷りされないインクジェットインクの場合、レーザ
のような黒さ(O.D.)、エッジ明瞭度、及び迅速な乾燥時
間の組合せは、反応性添加物をカラーインクに使用しな
い限り、達成できない。
【0026】シアン及びマゼンタは、両方とも、イエロ
ーより色が濃いので、これら2つのインクの何れか又は
両方を使って下刷りを実行することが好ましい。より好
ましくは、カラーバランスをとるため、二方向印刷方法
を採用して、1つのパス方向でシアン上にブラックを印
刷し、且つ逆のパス方向でマゼンタ上にブラックを印刷
する。
【0027】アニオンカラー染料は、周知の且つ在来の
アニオン染料の何れか、好ましくは、スルホネート又は
カルボネートであってよい。カルボネート染料は、通
常、より耐水性であり、ブラック顔料インクとの組合せ
により、良好なブリード抑制を示し、良好に低減された
ハロー効果を示し、且つより優れた不溶性錯体形成要素
であるため、スルホネート染料より好ましい。他方、
塩、特に、マグネシウム及びカルシウムのカチオンなど
の二価塩は、アニオン染料を使用時は、これらの染料の
沈殿を生起する傾向のため、避けるべきである。
【0028】アニオン染料ベースのインクと共に、少な
くとも1つの界面活性剤が使用される。界面活性剤は、
インクの約0.1〜5重量%の範囲の、好ましくは約2重
量%の量で存在し、且つ約15〜40mN/m(dyn/cm)の表面張
力をもたらす。例としては、Tergitol界面活性剤及びDo
wfax界面活性剤、並びに双性イオン性界面活性剤、Crod
ofas界面活性剤及びFluorad界面活性剤がある。双性イ
オン性界面活性剤の例の一つとは、オレオベタイン(ole
o-betaine)である。界面活性剤は、インクの湿潤性、ブ
リード抑制、及びインクの印刷媒体中への浸透性を改善
するため、さらにはペンからインクを噴射するのに使用
される抵抗体のコゲーション(kogetion)耐性を改善する
ために、様々に用いられる。好ましくは、カラーインク
の表面張力の上側範囲は、ブラックインクの表面張力の
下側範囲とほぼ同一である。
【0029】染料ベースインクの残余は、通常の水混和
性溶媒、添加物類及び水から構成される。
【0030】上述のようにブラックカチオン顔料は、通
常、第四級アンモニウム基から成る。表面改質顔料は、
Cabot Corp.のような、着色剤販売会社から入手でき
る。
【0031】ブラック顔料インクは、比較的高い、およ
そ35〜55mPas(cp)程度の、あるいはそれより高いが、ペ
ンからの噴射を妨げるほど高くない、表面張力を有する
べきである。インクは、紙中へのインクのウィッキング
(wicking)を防ぐためには、界面活性剤をほとんどもし
くは全く含んではならない。界面活性剤の欠如は、印刷
文字の明確なエッジを有する結果となる。好ましくは、
ブラックインクの表面張力の下限は、カラーインクの表
面張力の上限とほぼ同一となる。
【0032】顔料ベースインクの残余は、通常の水混和
性溶媒、添加物類及び水から構成される。
【0033】顔料ベースインクと共に分散剤を使用する
ことはできるが、分散剤は必要ではない。Cabotから入
手可能な自己分散性顔料などの顔料は、分散剤を必要と
しない。
【0034】本発明は、反応性成分を必要とせず且つ顔
料上の電荷と適切に反対の電荷を有し、様々な染料を使
用できるようにする単純なカラーインクを提供する。さ
らに、ブリードを制御するためにカラーインクもしくは
ブラックインクの何れにも電荷を有する添加物質が不要
であり、さらに組成が単純化される。
【0035】
【実施例】例1(比較例):一対の水性インク、1つは
アニオン染料ベースインク(シアンI)そして他はアニ
オン顔料ベースインク(ブラック)を調製した。シアン
の組成を下の表Iに示す。ブラックインクは、ヒューレ
ット−パッカード社のDeskJet(登録商標)720Cプリン
タなどの備品である、ヒューレット−パッカード社のブ
ラックインクカートリッジ51645Aから得たものであっ
た。
【0036】
【表1】
【0037】2つの別個のプリントバー、1つはブラッ
クインクのみから成り、他方はブラックインクは含む
が、最初にシアンIインクで下刷りしたもの、をGilber
t Bond紙上に印刷した。ブラック−シアンの組合せを
6:1=ブラック:シアンIの容積比で印刷した。
【0038】24時間後、印刷されていないスペースで分
離された用紙上にブラックバーを印刷すること、45度の
角度で支持されたクリップボード上に印刷済みの用紙を
置くこと、250マイクロリットル(0.25ml)の水を印刷済
みの用紙の上に滴下すること、及び、光学濃度の測定に
基づいて、印刷されたバーと未印刷スペースとの間の色
の転移を測定することを含んで成る、耐水性テストを実
施した。
【0039】アニオンブラックインクだけから成るプリ
ントバーは、優れた耐水性を示した。しかし、アニオン
シアンIインクで下刷りされたアニオンブラックインク
から成るプリントバーは、カラーインクが、非耐水性で
あり、用紙下方に流れたという事実のため不十分な耐水
性を示した。
【0040】例2(本発明):一対の水性インク、1つ
はアニオン染料ベースインク(シアンII)、及び他方は
カチオン顔料ベースインク(ブラック)を調製した。シ
アンIIは、そのインクがマグネシウム塩を含んでいなか
ったことを除けば、例1で使用された、シアンIに類似
したものであった。ブラックインクは、下の表IIに示す
組成であった。
【0041】
【表2】
【0042】2つの別個のプリントバーのセット、1つ
はブラックインクのみから成り、他方はブラックインク
を含むが、最初にシアンIIインクで下刷りしたもの、を
Gilbert Bond紙上に印刷した。ブラック−シアンの組合
せを6:1=ブラック:シアンIIの容積比で印刷した。
【0043】24時間後、例1におけるように、耐水性テ
ストを実施した。
【0044】ブラックインクだけから成るプリントバー
は、優れた耐水性を示し、又、シアンIIインクで下刷り
されたブラックインクから成るプリントバーは、例1の
組合せを超えるかなり改善された耐水性を示した。
【0045】このように、アニオンカラーインクと組合
せたカチオンブラック顔料の使用は、ブラックインクが
アニオンではなくカチオンである場合に、下刷りされた
インクにわたって長期の耐水性の改善を示す。
【0046】5分後、これも又例1と同様に、耐水性テ
ストを実施した。下刷りされた組合せに関しては、24時
間後と較べ、ほんの5分後であっても耐水性に何ら差異
は観察されなかった。しかし、下刷りされなかったブラ
ックインクは、24時間後は耐水性であったが、ほんの5
分後ではかなりの耐水性不良を示した。
【0047】このように、アニオンカラーインクと組合
せてカチオンブラック顔料を使用すれば、インクが下刷
りされなかった場合より耐水性の改善を示す。
【0048】
【発明の効果】第1の、下刷りされたアニオン染料ベー
スインクと、その上に印刷された、第2の、カチオンブ
ラック顔料ベースインクとの組合せは、インクジェット
印刷において有用性を見出すことが期待される。
【0049】以上、第1の、下刷りアニオン染料ベース
インクを印刷し、その上に、第2の、カチオンブラック
顔料ベースインクを印刷する方法を開示した。この方法
によって、印刷速度、印刷品質、ブリード抑制及び耐水
性の改善が実現される。明らかな性質の種々の変更並び
に修正を実施してよく、且つそのような変更並びに修正
は全て本発明の範囲内に帰属すると考えられることは、
熟練した当業者には明らかになるであろう。
【0050】以下に本発明の好ましい実施形態を要約し
て示す。 1. 印刷されたインクセットを形成するために印刷媒
体上にブラックインクを印刷するインクジェットプリン
タ用インクセットであって、前記印刷されたインクセッ
トは、改善された印刷速度、印刷品質、ブリード及び耐
水堅牢性を示し、前記インクジェットプリンタ用インク
セットは: (a) 第1の電荷及び少なくとも1つの界面活性剤を有
する少なくとも1つの水溶性カラー染料を含む第1のイ
ンク;及び(b) 第2の且つ反対の電荷を有する少なく
とも1つのブラック顔料を含む第2のインクを包含し、
前記印刷されたインクセットは、前記第1のインクを全
体的にカバーし且つオーバーラップする前記第2のイン
クを含んでなるインクセット。 2. 前記カラー染料が、シアン、イエロー及びマゼン
タから成る群から選択される、上記1に記載のインクセ
ット。 3. 前記界面活性剤が、約0.2から5重量%の範囲の
濃度で前記第1のインク中に存在する、上記1に記載の
インクセット。 4. 前記濃度が、約2重量%である、上記3に記載の
インクセット。 5. 前記第1のインクは、約25mN/m(dyn/cm)から前記
第2のインクの表面張力までの範囲内の表面張力を有す
る上記3に記載のインクセット。 6. 前記第2のインクが、少なくとも前記第1のイン
クと同じ表面張力を有する、上記1に記載のインクセッ
ト。 7. 前記第1のインク中の前記少なくとも1つの水溶
性カラー染料がアニオン性であり、且つ前記第2のイン
ク中の前記少なくとも1つのブラック顔料がカチオン性
である、上記1に記載のインクセット。 8. 印刷媒体上に上記1の前記インクセットを印刷す
る方法であって: (a) 前記第1のインクを提供すること; (b) 前記第2のインクを提供すること; (c) 印刷媒体を横切る第1のパスで前記第1のインク
を印刷すること; (d) 前記第1のインクを全体的にカバーし且つオーバ
ーラップして、前記第1のインク上に前記第2のインク
を印刷することを含んで成り、これにより、前記少なく
とも1つのブラック顔料が前記少なくとも1つのカラー
染料と反応して、反対の電荷の存在により前記印刷媒体
上に不溶性錯体が生成され、それによって前記インクの
印刷速度、印刷品質、ブリード及び耐水性を改善するこ
とを特徴とする方法。 9. 前記カラーインクが、前記第1のパスで印刷さ
れ、又前記ブラックインクが、それに続いて、いずれか
の方向に前記第1のパスで印刷される、上記8に記載の
方法。 10. 前記カラーインクが、前記第1のパスで印刷さ
れ、又前記ブラックインクが、それに続いて、第2のパ
スで印刷される、上記8に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA04 EA13 FC01 FC02 HA42 2H086 BA01 BA53 BA55 BA56 BA59 4J039 BA17 BA30 BC07 BC09 BC50 BC59 BE01 BE06 BE22 EA10 EA16 EA19 EA35 EA38 EA48 GA24

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷されたインクセットを形成するため
    に印刷媒体上にブラックインクを印刷するインクジェッ
    トプリンタ用インクセットであって、前記印刷されたイ
    ンクセットは、改善された印刷速度、印刷品質、ブリー
    ド及び耐水堅牢性を示し、前記インクジェットプリンタ
    用インクセットは: (a) 第1の電荷及び少なくとも1つの界面活性剤を有
    する少なくとも1つの水溶性カラー染料を含む第1のイ
    ンク;及び(b) 第2且つ反対の電荷を有する少なくと
    も1つのブラック顔料を含む第2のインクを包含し、前
    記印刷されたインクセットは、前記第1のインクを全体
    的に被覆し且つオーバーラップする前記第2のインクを
    含んでなるインクセット。
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