JP2002172702A - 押出成形品の融着一体化方法 - Google Patents

押出成形品の融着一体化方法

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JP2002172702A
JP2002172702A JP2000370879A JP2000370879A JP2002172702A JP 2002172702 A JP2002172702 A JP 2002172702A JP 2000370879 A JP2000370879 A JP 2000370879A JP 2000370879 A JP2000370879 A JP 2000370879A JP 2002172702 A JP2002172702 A JP 2002172702A
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Shinya Kageyama
真也 影山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】充分な絶縁性能と所望とする引裂強度を安定し
て得ることができるとともに、生産性を向上して大幅な
コストの低減を実現することが可能な、例えば、フッ素
樹脂被覆フラットケーブルの製造方法などとして好適な
押出成形品の融着一体化方法を提供すること。 【解決手段】最外層に融点200℃以上の結晶性樹脂か
らなる被覆を有する複数本の押出成形品を並列に配置
し、隣接する成形品に、該成形品の被覆を構成する結晶
性樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギーの70%以上2
00%以下に相当する赤外線を照射し、成形品同士を融
着一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最外層に融点20
0℃以上の結晶性樹脂からなる被覆を有する複数本の押
出成形品を融着一体化する方法に係り、特に赤外線を使
用することにより充分な絶縁性能と所望とする引裂強度
を安定して得ることができるとともに、生産性を向上し
て大幅なコストの低減を実現したものに関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素樹脂被覆絶縁電線に代表されるよ
うな融点200℃以上の結晶性樹脂からなる被覆を有す
る押出成形品を複数本並列に配置し、隣接する絶縁電線
同士を融着一体化する方法として、例えば、特開昭61
−225716号公報、発明の名称「熱融着フラットケ
ーブルの製造方法」に開示された方法がある。この方法
は、複数本のフッ素樹脂被覆絶縁電線を並列に配置した
後、その並設部にフッ素樹脂が溶融する温度の熱風を当
て、隣接する絶縁電線同士を融着一体化するというもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法によると次のような問題点があった。まず、熱
風は、空気による対流伝熱を利用した加熱方法であるた
め、空気の圧力により絶縁被覆の変形や、それに伴う絶
縁性能(絶縁抵抗、耐電圧)の低下を引き起こしてしま
う恐れがあった。そこで従来では、このような不具合を
生じさせないように、熱風の温度や熱風の流量を低く設
定しなければならなかった。又、対流伝熱を利用した加
熱方法のため加熱効率が悪く、フッ素樹脂を融点以上の
温度まで加熱するのに長時間を要してしまい線速を上げ
ることができなかった。そのため、生産性が著しく低下
してしまうという問題点があった。生産性の低下は、フ
ッ素樹脂自体が高価であることとも相俟って製造コスト
を大幅に上昇させる要因となっていた。
【0004】又、従来の方法の場合は、融着一体化しよ
うとするフッ素樹脂の融点などを考慮して熱風の温度を
制御しているのであるが、熱風の温度は、周囲の雰囲気
温度の影響によって変化し易いため、加熱される並設部
の温度にバラツキが生じてしまい、充分な引裂強度を安
定して得ることができないという問題点があった。引裂
強度が不充分な場合には、配線作業時などに絶縁電線同
士が分離してしまう恐れがあった。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、充分な絶縁性能と所
望とする引裂強度を安定して得ることができるととも
に、生産性を向上して大幅なコストの低減を実現するこ
とが可能な、例えば、フッ素樹脂被覆フラットケーブル
の製造方法などとして好適な押出成形品の融着一体化方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明による押出成形品の融着一体化方法は、最外層に
融点200℃以上の結晶性樹脂からなる被覆を有する複
数本の押出成形品を並列に配置し、隣接する成形品に、
該成形品の被覆を構成する絶縁体が吸収しうる結晶融解
エネルギーの70%以上200%以下に相当する赤外線
を照射し、成形品同士を融着一体化したことを特徴とす
るものである。この際、上記押出成形品は、絶縁電線、
コード状ヒータ、チューブの何れか、又は、それらを組
み合わせたものから構成されていることが考えられる。
又、上記押出成形品の長さ方向の一部又は全部を融着一
体化することが考えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用される押出成
形品は、最外層に融点200℃以上の結晶性樹脂からな
る被覆を有する絶縁電線、コード状ヒータ、チューブの
何れか、又は、それらを組み合わせたものである。融点
が200℃に満たない結晶性樹脂からなる被覆を有する
押出成形品に対しても本発明は適用可能であるが、赤外
線を照射して結晶融解エネルギーを与える際の温度上昇
により樹脂の変形が生じる恐れがあるため好ましくな
い。そのため、融点が200℃以上の結晶性樹脂からな
る被覆を有する押出成形品に対して適用した方が、従来
の熱風を使用した融着方法に比べて生産性の面で優位で
ある。
【0008】200℃以上の融点をもつ結晶性樹脂とし
ては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エ
チレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETF
E)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリクロ
ロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレン−ク
ロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)など
のフッ素樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエ
ステルエラストマーなどのポリエステル樹脂、ナイロン
6、ナイロン66などのポリアミド樹脂、ポリイミド
(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテ
ルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンスルフ
ィド(PPS)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポ
リエチレンナフタレート(PEN)、液晶ポリマーなど
が挙げられる。これらは単独で使用しても良いし、2種
以上を混合して使用しても良い。又、使用条件によって
は、例えば、テトラフルオロエチレン−プロピレン系共
重合体やフッ化ビニリデン系共重合体などのゴムを適宜
に配合しても良い。
【0009】本発明においては、上記の押出成形品を複
数本並列に配置し、隣接する成形品に赤外線を照射す
る。赤外線としては、結晶性樹脂を溶融させることがで
きるものであれば良い。例えば、近赤外線、中赤外線、
遠赤外線など、従来公知の様々な波長のものをいずれも
採用することができるが、好ましくは、近赤外線、中赤
外線を用いるほうが良い。なぜならば、赤外線を発生さ
せる発熱体の温度は近赤外線、中赤外線、遠赤外線の順
に低くなるため、輻射による伝熱の効果は発熱体と被加
熱物の温度差の4乗に比例するので近赤外線が一番大き
く、中赤外線、遠赤外線となるに従って伝熱量は小さく
なる。又、赤外線の吸収特性は、その波長の違いにより
吸収性が異なり結晶性樹脂を含む高分子材料には一般的
に中赤外線が適しており、赤外線が熱に変換され易くな
る。尚、赤外線を発生させる発熱体の種類と出力は、押
出成形品の最外層を構成する結晶性樹脂の種類や生産数
量などを考慮して適宜に設定する。
【0010】赤外線の照射により、押出成形品の最外層
を構成する結晶性樹脂が融点以上の温度まで加熱されて
溶融し、相互に融着一体化する。赤外線は熱風のように
結晶性樹脂に圧力を付与することが無いため、絶縁被覆
の変形を生じることが無く、それに伴う絶縁性能(絶縁
抵抗、耐電圧)の低下を引き起こすことは無い。又、赤
外線を発生させる発熱体の温度は非常に高く、その赤外
線は光学的手法により集光することが可能であるため、
集中して結晶性樹脂に吸収させることができる。更に、
輻射による伝熱は、直接分子の振動を活発にし、結晶融
解エネルギーを与えるため対流伝熱に比べて効率の良い
加熱ができる。従って、結晶性樹脂を融点以上の温度ま
で瞬時に加熱することができ、生産速度を上げることが
できる。その結果生産性が向上し、製造コストが大幅に
低減する。更に、赤外線は、雰囲気温度の影響を受ける
ことが無く、又、空気にほとんど吸収されないため、押
出成形品を一定の温度で加熱することができる。従っ
て、充分な引裂強度を安定して得ることができる。しか
しながら、上記のように赤外線の加熱は効率が良いた
め、照射する赤外線量に制限を加えなければ瞬時のうち
に結晶性樹脂全体が溶融し、結晶性樹脂の自重により変
形が生じ、それに伴って絶縁抵抗が低下してしまう。こ
のような問題に対しては、例えば特公平6−36330
号公報、発明の名称「ワイヤーハーネスの製造方法」に
開示されているように、第2材料(赤外線により溶融す
る素材を介在させた赤外線透過シート)を付加して、そ
れによって絶縁抵抗の低下を防止する方法が考えられ
る。しかしながら、その場合には第2材料の付加により
コストが上昇してしまう。そこで、本発明においては赤
外線の照射量は成形品を構成する結晶性樹脂が吸収しう
る結晶融解エネルギーの70%以上200%以下に相当
する赤外線照射量に特定した。これにより、特公平6−
36330号公報、発明の名称「ワイヤーハーネスの製
造方法」において必要とされているような第2材料を付
加することなく直接成形品同士を融着一体化することを
可能とした。ここで、赤外線の照射量が成形品を構成す
る結晶性樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギーの70%
に満たない場合は、結晶性樹脂を融着一体化するのに十
分に溶融させることができないため、成形品同士を融着
一体化することができない。一方、赤外線の照射量が成
形品を構成する結晶性樹脂が吸収しうる結晶融解エネル
ギーの200%を超える場合は、成形品全体が溶融し、
結晶性樹脂の自重により変形が生じ、それに伴って絶縁
抵抗が低下してしまう。
【0011】赤外線を照射する範囲は、本発明によって
得られる押出成形品の使用用途や使用条件などに応じ
て、長さ方向の一部又は全部の何れかを適宜に選択すれ
ば良い。例えば、長さ方向の一部に照射した場合には、
融着部と非融着部が所定の間隔をもって形成された押出
成形品を得ることができる。
【0012】尚、ロボットのような走査可能な部品に赤
外線を発生させる発熱体を取り付ければ、予め複数本の
押出成形品を任意の形状に配設した状態で融着一体化す
る事も可能である。例えば、バスパーのような複雑な形
状を有する配線モジュールを極めて容易に製造すること
もできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と併せて説明
する。尚、この実施例は、本発明を利用してフッ素樹脂
被覆フラットケーブルを製造した場合の例である。
【0014】実施例1 まず、押出成形品として、素線径0.18mmの錫メッ
キ軟銅線を20本撚り合わせた外径0.9mmの導体周
上に、絶縁被覆として融点250℃のフッ素樹脂(ET
FE)を0.4mmの肉厚で押出成形した仕上外径1.
7mmのフッ素樹脂被覆絶縁電線を用意した。
【0015】次に、上記のフッ素樹脂被覆絶縁電線2本
を、アルミニウム製の溝付配線治具上に並列に配置し、
20mm/sの線速で長さ方向に移動させながら、フッ
素樹脂被覆絶縁電線に電力0.5kWの出力条件で、該
フッ素樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギーの約100
%に相当する近赤外線を連続的に照射して隣接するフッ
素樹脂被覆電線同士を融着一体化させた。
【0016】実施例2 実施例1で使用したものと同様に、フッ素樹脂被覆絶縁
電線2本を用意し、アルミニウム製の溝付配線治具上に
並列に配置し、20mm/sの線速で長さ方向に移動さ
せながら、フッ素樹脂被覆絶縁電線に電力0.5kWの
出力条件で該フッ素樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギ
ーの約100%に相当する中赤外線を連続的に照射して
隣接するフッ素樹脂被覆電線同士を融着一体化させた。
【0017】実施例3 実施例1で使用したものと同様に、フッ素樹脂被覆絶縁
電線2本を用意し、アルミニウム製の溝付配線治具上に
並列に配置し、10mm/sの線速で長さ方向に移動さ
せながら、フッ素樹脂被覆絶縁電線に電力0.5kWの
出力条件で該フッ素樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギ
ーの約120%に相当する遠赤外線を連続的に照射して
隣接するフッ素樹脂被覆電線同士を融着一体化させた。
【0018】比較例1 まず、本実施例で使用したものと同様に、フッ素樹脂被
覆絶縁電線2本を用意し、これらを並列に配置した状態
で一対のローラ間に挟持した。次に、8mm/sの線速
で長さ方向に移動させながら、フッ素樹脂被覆絶縁電線
同士の接触面に、電力1kWのガラス管ヒータを熱源と
した熱風装置を用いて熱風を連続的に当てて隣接するフ
ッ素樹脂被覆絶縁電線同士を融着一体化させた。
【0019】ここで、上記のようにして得られた4種類
のフラットケーブルを試料として、外観状態、絶縁性能
及び引裂強度についての評価試験を行った。試料数は、
各々5本とした。試験結果は表1に示した。
【0020】外観状態は、各試料を長さ方向と垂直に切
断し、その断面における絶縁被覆の変形の有無をマイク
ロスコープを用いて観察した。
【0021】絶縁性能は、各試料の導体及び絶縁体の外
表面に電極を取り、その電極間にAC1kvの電圧を2
分間印加し、絶縁性能が維持できるかどうかを評価の基
準とした。
【0022】引裂強度は、まず、各試料の一端から50
mmの部分まで分岐し、それらの先端部を引張試験機の
固定用チャックと引張用チャックにそれぞれ固定した。
次いで、引張用チャックを50mm/sの速度で固定用
チャックと反対方向に移動させて引裂強度を測定し、そ
れらの最大値と最小値の差の大きさから安定性を評価し
た。
【0023】
【表1】
【0024】表1の結果からも明らかなように、本実施
例によるフラットケーブルは、いずれも絶縁被覆の変形
が全く無く、良好な絶縁性能を示しているとともに、引
裂強度も安定している。特に近赤外線を照射した実施例
1と中赤外線を照射した実施例2は線速が20mm/s
と最も速く生産性が良い。一方、比較例のフラットケー
ブルは、外観状態と絶縁性能については良好であるが、
引裂強度については実用上問題無いレベルではあるが、
本実施例に比べると多少不安定である。これは、熱風の
温度が周囲の雰囲気温度の影響によって変化したためで
あると推測される。又、線速が8mm/sであり、実施
例と比較すると生産性に劣る。従って、本発明の方法で
あれば、従来と同等以上の特性を有するフラットケーブ
ルを優れた生産性をもって製造可能であることが判る。
【0025】実施例4 実施例1で使用したものと同様に、フッ素樹脂被覆絶縁
電線2本を用意し、アルミニウム製の溝付配線治具上に
並列に配置し、20mm/sの線速で長さ方向に移動さ
せながら、フッ素樹脂被覆絶縁電線に電力0.5kWの
出力条件で該フッ素樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギ
ーの約100%に相当する近赤外線を断続的に照射(3
0秒間隔で10秒間照射)して隣接するフッ素樹脂被覆
電線同士を融着一体化させた。このようにして、融着部
(15cm)、非融着部(65cm)が交互に形成され
たフラットケーブルが得られた。
【0026】このようにして得られたフラットケーブル
に対しても、上記と同様に、外観状態、絶縁性能及び引
裂強度についての評価試験を行ったところ、絶縁被覆の
変形が全く無く、良好な絶縁性能を示しているととも
に、引裂強度も安定していた。
【0027】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はない。例えば、上記の実施例では、押出成形品とし
て、導体上にフッ素樹脂絶縁被覆が一層のみ形成された
フッ素樹脂被覆絶縁電線を用いてフラットケーブルを製
造したが、導体上に絶縁被覆が複数層形成された絶縁電
線、シールド層を備えた同軸絶縁電線、対撚絶縁電線な
どを用いても良い。又、使用用途、使用条件によって
は、押出成形品として、コード状ヒータやチューブ、又
は、それらを組み合わせたものなどを用いても良い。
又、本発明は、バスパーなどに適用することも可能であ
り、この場合には、任意の形状のバスパーを極めて容易
に製造することができる。又、上記の実施例では、線速
が20mm/sであったが、赤外線を発生させる発熱体
の出力を上げれば、更に線速を上げることができ、より
一層生産性を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、雰
囲気温度の影響を受けることが無い赤外線を使用するこ
とにより、充分な絶縁性能と所望とする引裂強度を安定
して得ることができるとともに、生産性を向上して大幅
なコストの低減を実現することが可能な、例えば、フッ
素樹脂被覆フラットケーブルの製造方法などとして好適
な押出成形品の融着一体化方法を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:34 B29L 31:34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外層に融点200℃以上の結晶性樹脂
    からなる被覆を有する複数本の押出成形品を並列に配置
    し、隣接する成形品に、該成形品の被覆を構成する結晶
    性樹脂が吸収しうる結晶融解エネルギーの70%以上2
    00%以下に相当する赤外線を照射し、成形品同士を融
    着一体化したことを特徴とする押出成形品の融着一体化
    方法。
  2. 【請求項2】 上記押出成形品は、絶縁電線、コード状
    ヒータ、チューブの何れか、又は、それらを組み合わせ
    たものから構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の押出成形品の融着一体化方法。
  3. 【請求項3】 上記押出成形品の長さ方向の一部又は全
    部を融着一体化したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の押出成形品の融着一体化方法。
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