JP2002171694A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JP2002171694A JP2000360660A JP2000360660A JP2002171694A JP 2002171694 A JP2002171694 A JP 2002171694A JP 2000360660 A JP2000360660 A JP 2000360660A JP 2000360660 A JP2000360660 A JP 2000360660A JP 2002171694 A JP2002171694 A JP 2002171694A
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Takahiko Kaneko
貴彦 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 契約アンペアを増やさずに負荷容量の大きい
電気機器を使用することができる無停電電源装置を提供
すること。 【解決手段】 商用運転中に、突入電流などに起因して
入力電流が過電流となった場合には、一時的にバッテリ
運転に切り替えるものである。これにより、契約アンペ
アを増やさなくても、突入電流などに起因する商用電力
遮断を防止することができ、契約アンペアぎりぎりの負
荷容量の大きい電気機器を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、UPS(Unin
terruptible Power Suppl
y)、SPS(Standby Power Syst
em)などの無停電電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の無停電電源装置の一例を
示す回路図である。図3において、無停電電源装置1
は、主に、交流商用電源10が図示外のヒューズを介し
て接続される入力端子11と、電気機器などの図示外の
負荷装置が接続される出力端子8と、入力端子11と出
力端子8とを接続する電源線上に設けられた電源スイッ
チ2と、電源スイッチ2と出力端子8との間の電源線上
に挿入配設された切換リレースイッチ4と、を備える。
また、同図の点Aを入力側分岐点12とよび、この入力
側分岐点12と切換リレースイッチ4との間の電源線を
バイパス回路3と呼ぶ。
【0003】また、この無停電電源装置1には、更に、
入力側分岐点12と切換リレースイッチ4の間を接続す
るように設けられたAC/DCコンバータ5およびDC
/ACインバータ7と、AC/DCコンバータ5とDC
/ACインバータ7との間に接続されたバッテリ6と、
入力端子11と入力側分岐点12との間の電源線の電圧
を検出する電圧検出回路13と、この電圧検出回路13
の電圧検出値が入力され、これに基いて一対の切換リレ
ースイッチ4を切替え制御する制御回路9と、を備え
る。
【0004】商用交流電源10は、電源スイッチ2とバ
イパス回路3を介して切換リレースイッチ4の接点4b
に供給され、また、AC/DCコンバータ5に印加され
ている。バッテリ−6からの直流の電力成分は、DC/
ACインバータ7で交流の電力に変換され、切換リレー
スイッチ4の接点4cに供給されている。
【0005】制御回路9は、たとえばマイクロコンピュ
ータからなり、電圧監視ポートP1に印加される電圧検
出回路13の入力電圧検出値を監視し、入力電圧の状態
によって切換リレースイッチ4の共通端子4aを切り換
え制御する制御信号を出力ポートP2から出力する。
【0006】上述の構成において、商用交流電源10が
正常状態にある時は、制御回路9は、電圧検出回路13
の入力電圧検出値に基いて、切換リレースイッチ4の共
通端子4aを接点4b側に切り換える。したがって、出
力端子8には、バイパス回路3、切換リレースイッチ4
を介して商用交流電源10からの交流電力が供給され
る。また、バッテリ6は、商用交流電源10からの交流
の電力成分がAC/DCコンバータ5で直流の電力成分
に変換されて印加されることにより充電されている。
【0007】一方、商用交流電源10の停電時には、制
御回路9は、商用交流電源10からの入力電圧が低下し
たことを検出して、切換リレースイッチ4の共通端子4
aを接点4c側に切り換えるように制御する。その結
果、出力端子8には、バッテリ−6からの直流の電力成
分をDC/ACインバータ7で変換した交流の電力成分
が供給される。
【0008】図4は、上述の動作を示すフローチャート
である。まず、制御回路9は、電圧検出回路13の検出
電圧値に基いて商用交流電源10からの入力電圧値Vin
を確認する(ステップS21)。次に、入力電圧値Vin
が予め設定されたスレショールドレベルVth以下(Vth
<Vin)であるか否かを判定する(ステップS22)。
【0009】ステップS22の答がノーならば、制御回
路9は、切換リレースイッチ4をバイパス回路3側に切
り換え維持し(ステップS23)、商用交流電源10か
らの交流の電力成分を出力端子8に供給する商用運転を
行う(ステップS24)。
【0010】一方、ステップS22の答がイエスならば
(たとえば、入力電圧値Vinが、商用交流電源10の停
電等により低下した場合)、制御回路9は、切換リレー
スイッチ4をDC/ACインバータ7側に切り換え(ス
テップS25)、バッテリ6からの直流の電力成分をD
C/ACインバータ7で変換した交流の電力成分を出力
端子8に供給するインバータ運転を行う(ステップS2
6)。
【0011】このようにして、無停電電源装置は、商用
電源が正常である時には、商用交流電源10からの給電
電力を出力端子8に供給する商用運転動作を行い、停電
時には、バッテリ6からの給電電力を出力端子8に供給
するインバータ運転を行う無停電電源装置として働く。
なお、このフローチャートを周期的に繰り返すことで、
商用交流電源の状態が正常な状態に戻れば、それを入力
電圧に基いて確認し、自動的に商用運転に戻すことがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
電気機器などにおいては、その定格電流などが定められ
ているものの、その電気機器の電源投入時などにおいて
は、その電気機器の定格電流よりも大きな値の電流、所
謂突入電流が流れる。
【0013】また、数分から数十分程度の比較的短時間
において高負荷動作をするものもある。特に、近年の高
出力のエアコンや電子レンジなどの電気機器において
は、その負荷容量が大きいため、この突入電流や高負荷
動作の消費電流がとても大きなものとなってきている。
【0014】このような電気機器を商用電源に接続して
使用した場合、たとえば突入電流などによって、ブレー
カなどの電力遮断装置の定格電流(契約アンペア)以上
の電流が流れてしまうと、この電力遮断装置が動作して
しまい、上記電気機器への電力供給は強制的に停止され
てしまう。あるいは、このような電力遮断装置が設けら
れていない場合であったとしても、商用電源が供給能力
よりも大きな電流が流れてしまうと、トリップが発生し
てしまうことになる。
【0015】したがって、本来、これらブレーカの定格
電流以上の電流を消費する電気機器は言うに及ばす、定
格電流的には問題なく使用することができる電気機器で
あったとしても、そのような突入電流に起因する電力供
給遮断に起因して、実際にはその電源環境では使用する
ことができない。
【0016】そして、このような数ミリ秒から数十分程
度の一時的な過電流によって実質的に使用することがで
きない状況が生じてしまった場合には、従来において
は、上記電力遮断装置を交換し、その定格電流(契約ア
ンペア)を問題が生じないレベルに上げることでしか対
応することができなかった。もちろん、この契約アンペ
アを上げることができない場合には、電気機器を利用す
ることができない。
【0017】そこで、本発明の目的は、上述の課題に鑑
み、定格電流が商用電源からの電流供給能力であれば、
安定してその電気機器を使用することを可能ならしめる
無停電電源装置を提供することにある。
【0018】また、電力遮断装置の定格電流(契約アン
ペア)を増やさずに、当該契約アンペアよりも大きな電
流を消費する負荷容量の大きい電気機器を使用すること
を可能ならしめる無停電電源装置を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した目的に鑑みて、
本発明の無停電電源装置は、商用電源と負荷装置との間
に配設され、上記商用電源に異常がある場合に上記負荷
装置への電力供給元を上記商用電源からバッテリへ切り
替える制御手段を有する無停電電源装置であって、上記
商用電源から無停電電源装置へ供給される入力電流を検
出する入力電流検出手段を設け、上記制御手段は、当該
検出された入力電流が予め設定された閾値以上となった
場合にも、上記負荷装置への電力供給源を上記商用電源
から上記バッテリへ切り替えるものである。
【0020】この構成を採用すれば、商用電源から無停
電電源装置へ供給される入力電流を検出手段にて直接検
出し、この検出した入力電流が予め設定された閾値以上
となった場合には、上記制御手段が、負荷装置への電力
供給源を上記商用電源から上記バッテリへ切り替える。
【0021】したがって、突入電流などのように上記閾
値以上の電流を生じるような状態では、負荷機器にはバ
ッテリに蓄積されている電力が供給されることになり、
商用電源側に設けられた電力遮断装置が作動して商用電
源からの電力供給が遮断されてしまうことはない。同様
に、商用電源においてトリップが発生してしまうことも
ない。
【0022】それゆえ、商用電源からの電流供給能力以
下の定格電流である電気機器であれば、突入電流などに
よる電力供給の遮断などを防止することができるので、
そのような電源環境下において安定して使用することが
できる。また、電力遮断装置の定格電流(契約アンペ
ア)よりも電流供給能力が高い無停電電源装置を用いる
ことで、電力遮断装置の定格電流(契約アンペア)を増
やさずに、当該契約アンペアよりも大きな電流を消費す
る負荷容量の大きい電気機器を使用することができる。
【0023】本発明の無停電電源装置は、上記構成に加
えて、前記制御手段が、前記負荷装置へ供給する電流が
前記閾値以下になったら、あるいは、所定の設定時間の
のちに、前記負荷装置への電力供給源を前記バッテリか
ら前記商用電源へ戻すものである。
【0024】この構成を採用すれば、負荷装置へ供給す
る電流が前記閾値以下になったら、あるいは、所定の設
定時間が経過したら、制御手段がバッテリから負荷装置
へ電力を供給させることができるので、上記突入電流な
どが発生している期間や、契約アンペア以上の電流を消
費する電気機器が動作している期間においてのみ、バッ
テリ運転とすることができる。
【0025】したがって、所定の期間においてのみバッ
テリ運転させるので、バッテリから電力を供給する無停
電電源装置を利用して、商用電源の電流供給能力を超え
てしまうような電流(含む、過電流)を消費する電気機
器を、商用電源環境を変更することなく、安定して使用
することができる。
【0026】本発明の無停電電源装置は、上記構成に加
えて、前記閾値が、無停電電源装置よりも商用電源側に
設けられた電力遮断装置が作動する電流値以下に設定さ
れているものである。
【0027】この構成を採用すれば、突入電流などの電
流における電力遮断装置の遮断動作を確実に防止するこ
とができ、商用電源からの電流供給能力以下の定格電流
である電気機器をそのような電源環境下において安定し
て使用することができる。別な言い方をすれば、電力遮
断装置の定格電流(契約アンペア)を増やさずに、負荷
容量の大きい電気機器を使用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る無
停電電源装置の実施の形態を示す回路図である。図1に
おいて、図3の従来装置と同一の構成要素は、同一符号
を付して説明する。
【0029】図1に示す無停電電源装置は、図3の従来
システムと同一の構成要素による商用交流電源10の入
力電圧の監視に加えて、電源スイッチ2と入力側分岐点
12との間に流れる入力電流を入力電流検出手段として
の電流検出回路14で検出し、制御手段としての制御回
路9が、この検出電流に基いて入力過電流と判断される
場合に、バッテリ運転に切り替えるようにした構成に特
徴を有する。
【0030】すなわち、制御回路9は、さらに、電流検
出回路14からの検出電流値が入力される電流監視ポー
トP3を備えている。
【0031】上述の構成において、出力端子8に負荷と
して、たとえば突入電流や負荷容量が大きいエアコンや
電子レンジ等の電気機器が接続された場合を考える。
【0032】この場合、商用電源が正常に運転している
時には、制御回路9は、正常範囲内の入力電圧と入力電
流の検出に基づいて、スイッチ手段としての切換リレー
スイッチ4の共通端子4aを接点4b側に切り換え、維
持している。したがって、出力端子8には、バイパス回
路3、切換リレースイッチ4を介して商用交流電源10
の交流電力が供給され、商用運転が行われる。
【0033】一方、停電などによって、商用交流電源1
0からの入力電圧が、電圧監視ポートP1で予め設定さ
れたスレショールドレベルより低下したことが検出され
た場合には、制御回路9は、切換リレースイッチ4の共
通端子4aを接点4c側に切り換える。その結果、出力
端子8には、バッテリ−6からの直流の電力成分をDC
/ACインバータ7で変換した交流の電力成分が供給さ
れ、インバータ運転が行われる。
【0034】また、商用電源の電圧が正常であるとして
も、入力電流が、突入電流などによって、電流監視ポー
トP3において予め設定されたスレショールドレベルを
越えた場合、あるいはスレショールドレベル以上となっ
た場合、制御回路9は、切換リレースイッチ4の共通端
子4aを接点4c側に切り換える。その結果、出力端子
8には、バッテリ−6からの直流の電力成分をDC/A
Cインバータ7で変換した交流の電力成分が供給され、
インバータ運転が行われる。
【0035】この実施の形態において、電流監視用のス
レショールドレベル(閾値)は、たとえば、無停電電源
装置よりも商用電源側に設けられた図示外のブレーカの
定格電流に一致するように設定される。なお、このスレ
ショールドレベルがブレーカの定格電流よりも低くても
勿論、ブレーカが遮断動作する前にインバータ運転に切
り替えることができる。なお、このブレーカは、一般的
には、商用交流電源の配電盤などに設置されている。ま
た、上記ブレーカの定格電流は一般的には、契約アンペ
アに一致するように設定される。
【0036】なお、商用電源から供給可能な電力を電気
機器などの負荷装置が要求するような場合には、この供
給電流不足に起因して入力電圧が低下するので、制御回
路9は、この電圧低下を検出して、切換リレースイッチ
4の共通端子4aを接点4c側に切り換えることができ
る。その結果、出力端子8には、バッテリ−6からの直
流の電力成分をDC/ACインバータ7で変換した交流
の電力成分が供給され、インバータ運転が行われる。
【0037】図2は、上述の無停電電源装置の動作を示
す詳細なフローチャートである。まず、制御回路9は、
電圧検出回路13からの検出電圧値に基いて入力電圧値
Vinを確認する(ステップS1)。次に、入力電圧値V
inがスレショールド値Vth以下(Vin<Vth)であるか
否かを判定する(ステップS2)。
【0038】ステップS2の答がイエス(すなわち、停
電等)ならば、切換リレースイッチ4をDC/ACイン
バータ7側に切り換え(ステップS3)、バッテリ6か
らの直流の電力成分をDC/ACインバータ7で変換し
た交流の電力成分を出力端子8に供給するインバータ運
転を行う(ステップS4)。
【0039】一方、ステップS2の答がノーならば、次
に、制御回路9は、電流検出回路14の検出電流値に基
いて入力電流値Iinを確認する(ステップS5)。次
に、入力電流値Iinが予め設定されたスレショールド値
(たとえば、契約アンペア)Ith以上(あるいはIin>
Ith)であるか否かを判定する(ステップS6)。
【0040】ステップS6の答がイエス(すなわち、入
力過電流状態)ならば、制御回路9は、切換リレースイ
ッチ4をDC/ACインバータ7側に切り換え(ステッ
プS7)、バッテリ6からの直流の電力成分をDC/A
Cインバータ7で変換した交流の電力成分を出力端子8
に供給するインバータ運転を行う(ステップS8)。
【0041】その後、予め設定された所定の時間が経過
したら、商用運転へ復帰させる(ステップS9)。これ
により、蓄電電力が少ない無停電電源装置1のバッテリ
6を用いても、大容量の負荷装置へ、それが消費する電
力を供給し続けることができる。
【0042】なお、この設定時間は、過電流対策とする
場合には、その過電流が発声する期間は高出力エアコン
などにおいても数百ミリ秒程度であるので、1秒程度の
時間とすればよい。また、電子レンジの動作時間などに
おいてバッテリ運転させる場合には、数分から数十分程
度の時間とすればよい。電子レンジの消費電力が150
0ワット程度なので、一般的な無停電電源装置のバッテ
リにて、この程度の時間において所定の定格電流を提供
することができる。
【0043】また、この復帰処理のために、出力端子8
に流れる電流(出力電流値)を別途監視し、その電流値
が安定したら(上記設定電流以下となったら)制御回路
9が商用交流電源に戻すようにしてもよい。
【0044】また、ステップS6の答がノーならば、制
御回路9は、切換リレースイッチ4をバイパス回路3側
に切り換え維持し(ステップS10)、商用交流電源1
0からの交流の電力成分を出力端子8に供給する商用運
転を行う(ステップS11)。
【0045】このようにして、無停電電源装置は、商用
電源が正常である時には、商用交流電源10からの給電
電力を出力端子8に供給する商用運転動作を行い、突入
電流などが発生しているときや停電時には、切換リレー
スイッチ4が切換動作して、バッテリ6からの給電電力
をDC/ACコンバータ7を介して出力端子8に供給す
るインバータ運転を行う無停電電源装置として働く。
【0046】したがって、入力過電流時、すなわち、こ
の実施の形態で例示するように契約アンペアを越えた場
合には、バッテリ6からDC/ACコンバータ7を介し
て電力が供給されるインバータ運転を行うので、入力側
の配電盤のブレーカが落ちてしまうことはなく、所定の
時間後に商用運転に切換リレースイッチ4を復帰させる
ことで、負荷としてのエアコンや電子レンジへ安定した
電力を供給することができる。その結果、契約アンペア
ぎりぎりの定格電流を消費するような、負荷容量の大き
い電気機器を、当該契約アンペアの元で安定して使用す
ることができる。
【0047】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0048】たとえば、上述の実施の形態では、バイパ
ス回路3からの交流電圧とDC/ACインバータ7から
の交流電圧を選択的に出力するスイッチ手段として、リ
レースイッチを用いているが、他のスイッチ素子を使用
することもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、定格電流が商用電源か
らの電流供給能力であれば、安定してその電気機器を使
用することができる。
【0050】また、電力遮断装置の定格電流(契約アン
ペア)を増やさずに、当該契約アンペアよりも大きな電
流を消費する負荷容量の大きい電気機器を使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無停電電源装置の実施の形態を示
す回路図である。
【図2】図1の無停電電源装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】従来の無停電電源装置の一例を示す回路図であ
る。
【図4】図3の無停電電源装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 無停電電源装置 2 入力スイッチ 3 バイパス回路 4 切換リレースイッチ(スイッチ手段) 5 AC/DCコンバータ 6 バッテリ 7 DC/ACインバータ 8 出力端子 9 制御回路(制御手段) 10 商用交流電源 11 入力端子 12 入力側分岐点 13 電圧検出回路 14 電流検出回路(入力電流検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と負荷装置との間に配設され、 上記商用電源に異常がある場合に上記負荷装置への電力
    供給元を上記商用電源からバッテリへ切り替える制御手
    段を有する無停電電源装置であって、 上記商用電源から無停電電源装置へ供給される入力電流
    を検出する入力電流検出手段を設け、 上記制御手段は、当該検出された入力電流が予め設定さ
    れた閾値以上となった場合には、上記負荷装置への電力
    供給源を上記商用電源から上記バッテリへ切り替えるこ
    とを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記負荷装置へ供給す
    る電流が前記閾値以下になったら、あるいは、所定の設
    定時間ののちに、前記負荷装置への電力供給源を前記バ
    ッテリから前記商用電源へ戻すことを特徴とする請求項
    1記載の無停電電源装置。
  3. 【請求項3】 前記閾値は、無停電電源装置よりも商用
    電源側に設けられた電力遮断装置が作動する電流値以下
    に設定されていることを特徴とする請求項1記載の無停
    電電源装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185018A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 電力変換装置
CN108462380A (zh) * 2017-02-22 2018-08-28 力博特公司 减轻无变压器整流器ups系统中ac输入电压浪涌影响的方法

Cited By (3)

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