JP2002170974A - 空冷方式の冷却機構を備えた太陽電池モジュール - Google Patents
空冷方式の冷却機構を備えた太陽電池モジュールInfo
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/52—PV systems with concentrators
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- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】非受光面に熱交換器を有する架台設置型又は集
光型太陽電池モジュールにおいて、該モジュール中の太
陽電池(光起電力素子)を効率的に冷却することのでき
る空冷方式の冷却機構を提供する。 【構成】太陽電池(102)と該太陽電池を冷却する為
の冷却手段とを少なくとも有する太陽電池モジュールに
おいて、前記冷却手段は前記太陽電池の非受光面側に設
けられた空冷方式の冷却機構からなり、該冷却機構は熱
交換手段(104)と該熱交換手段を包囲する通気路
(106)とを有し、該通気路は前記太陽電池の受光面
側に設けられた開口(105)と連通していることを特
徴とする太陽電池モジュール。
光型太陽電池モジュールにおいて、該モジュール中の太
陽電池(光起電力素子)を効率的に冷却することのでき
る空冷方式の冷却機構を提供する。 【構成】太陽電池(102)と該太陽電池を冷却する為
の冷却手段とを少なくとも有する太陽電池モジュールに
おいて、前記冷却手段は前記太陽電池の非受光面側に設
けられた空冷方式の冷却機構からなり、該冷却機構は熱
交換手段(104)と該熱交換手段を包囲する通気路
(106)とを有し、該通気路は前記太陽電池の受光面
側に設けられた開口(105)と連通していることを特
徴とする太陽電池モジュール。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空冷方式の冷却機
構を備えた太陽電池モジュール及び該冷却機構を備えた
太陽電池モジュールを有する太陽電池モジュールアレイ
に関する。本発明は、前記空冷方式の冷却機構を備えた
太陽電池を有する太陽電池構造体を包含する。
構を備えた太陽電池モジュール及び該冷却機構を備えた
太陽電池モジュールを有する太陽電池モジュールアレイ
に関する。本発明は、前記空冷方式の冷却機構を備えた
太陽電池を有する太陽電池構造体を包含する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題に対する意識の高まりが
世界的に広がってきている。特に、CO2等の大気汚染ガ
スの排出に伴う地球の温暖化現象に対する危惧感は深刻
で、クリーンなエネルギーへの希求は益々強まってきて
いる。こうした状況において、太陽光を電気エネルギー
に変換する太陽電池は、安全でありCO2等の大気汚染ガ
スの排出はなく且つ取り扱いが容易であることから注目
を集めている。即ち、太陽電池を所望の場所に設置でき
るようにモジュール化した太陽電池モジュールが各種提
案され、実際に公共施設、個人住宅等に使用されてきて
おり、更に発電施設への使用が期待されている。しか
し、そうした太陽電池モジュールは、太陽光を入射して
発電する際に、該太陽電池モジュール中の太陽電池(光
起電力素子)の温度は、入射太陽光により上昇する。こ
のように太陽電池に温度が上昇すると、発電量が低下す
ることが確認されている。例えば、シリコン系の太陽電
池の場合、光電変換効率の温度係数は-0.4%/℃程度であ
るため、該太陽電池の温度が80℃になると、定格状態(2
5℃)と比較して、光電変換効率が2割以上低下する傾向
にある。
世界的に広がってきている。特に、CO2等の大気汚染ガ
スの排出に伴う地球の温暖化現象に対する危惧感は深刻
で、クリーンなエネルギーへの希求は益々強まってきて
いる。こうした状況において、太陽光を電気エネルギー
に変換する太陽電池は、安全でありCO2等の大気汚染ガ
スの排出はなく且つ取り扱いが容易であることから注目
を集めている。即ち、太陽電池を所望の場所に設置でき
るようにモジュール化した太陽電池モジュールが各種提
案され、実際に公共施設、個人住宅等に使用されてきて
おり、更に発電施設への使用が期待されている。しか
し、そうした太陽電池モジュールは、太陽光を入射して
発電する際に、該太陽電池モジュール中の太陽電池(光
起電力素子)の温度は、入射太陽光により上昇する。こ
のように太陽電池に温度が上昇すると、発電量が低下す
ることが確認されている。例えば、シリコン系の太陽電
池の場合、光電変換効率の温度係数は-0.4%/℃程度であ
るため、該太陽電池の温度が80℃になると、定格状態(2
5℃)と比較して、光電変換効率が2割以上低下する傾向
にある。
【0003】太陽電池を使用して大電力の発電システム
を構築する場合、該太陽電池の発電量を増加させる必要
がある。これを実現するためのものとして集光型の太陽
電池モジュールが提案されている。該太陽電池モジュー
ルは、太陽光をレンズ、反射鏡等の光学素子により集光
し、該太陽電池モジュール中の太陽電池に対する入射光
量を増やし、発電量を増やすようにしたものである。こ
の種の太陽電池モジュールは、入射光量の増大に伴っ
て、太陽電池システムの構成部品のうち最も高価である
太陽電池(光起電力素子)の面積を小さくすることがで
きるので、システムの低コスト化を図ることができる
が、該太陽電池の温度が急激に上昇するという難点があ
る。また、このように太陽電池の温度が急激に上昇する
と、太陽電池モジュールの構成材に対する熱負荷により
該太陽電池が劣化するといった問題が生ずる傾向があ
る。こうした問題の生起の防止策として、該太陽電池モ
ジュールを冷却し、その発電量の低下を防止し且つ該モ
ジュールの太陽電池の劣化を防止する方法が提案されて
いる。そうした冷却方法としては、空冷方式及び水冷方
式が提案されている。即ち、該空冷方式としては、代表
的には、太陽電池モジュールの裏面側に空冷フィンを設
けて、ファンで強制冷却する方法、及び太陽電池モジュ
ールの裏面に空冷ファンを設置する方法が提案されてい
る。また前記水冷方式としては、代表的には、太陽電池
モジュールの裏面側に水冷管を設置する方法、太陽電池
モジュールの太陽電池(光起電力素子)を直接冷媒で冷
却する方法、及び該太陽電池の裏面側に冷却板を設け、
該冷却板に冷却水を供給する方法が提案されている。
を構築する場合、該太陽電池の発電量を増加させる必要
がある。これを実現するためのものとして集光型の太陽
電池モジュールが提案されている。該太陽電池モジュー
ルは、太陽光をレンズ、反射鏡等の光学素子により集光
し、該太陽電池モジュール中の太陽電池に対する入射光
量を増やし、発電量を増やすようにしたものである。こ
の種の太陽電池モジュールは、入射光量の増大に伴っ
て、太陽電池システムの構成部品のうち最も高価である
太陽電池(光起電力素子)の面積を小さくすることがで
きるので、システムの低コスト化を図ることができる
が、該太陽電池の温度が急激に上昇するという難点があ
る。また、このように太陽電池の温度が急激に上昇する
と、太陽電池モジュールの構成材に対する熱負荷により
該太陽電池が劣化するといった問題が生ずる傾向があ
る。こうした問題の生起の防止策として、該太陽電池モ
ジュールを冷却し、その発電量の低下を防止し且つ該モ
ジュールの太陽電池の劣化を防止する方法が提案されて
いる。そうした冷却方法としては、空冷方式及び水冷方
式が提案されている。即ち、該空冷方式としては、代表
的には、太陽電池モジュールの裏面側に空冷フィンを設
けて、ファンで強制冷却する方法、及び太陽電池モジュ
ールの裏面に空冷ファンを設置する方法が提案されてい
る。また前記水冷方式としては、代表的には、太陽電池
モジュールの裏面側に水冷管を設置する方法、太陽電池
モジュールの太陽電池(光起電力素子)を直接冷媒で冷
却する方法、及び該太陽電池の裏面側に冷却板を設け、
該冷却板に冷却水を供給する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記空冷方式と上記水
冷方式を比較すると、水冷方式は水を使用するので、空
冷方式よりも冷却性能はよいが、水、ポンプ等を使用す
るので、装置が大掛かりなものとなるのと同時に、ポン
プ駆動のためのエネルギーを消費するため、コスト高に
なるという問題がある。こうしたことから、空冷方式を
組み込んだ冷却装置が有利であると考えられるが、そう
した冷却装置としては、効率のよいものにする必要があ
る。ところが公知の空冷冷却装置では、次のような問題
点が存在する。即ち、太陽電池の非受光面に冷却フィン
を設けた太陽電池モジュールでは、該モジュールの裏面
側に送風されることによって熱交換が行われ、該太陽電
池を冷却するわけだが、該太陽電池の受光面に吹き付け
る風向き(図2参照)の場合、図2に示すように裏面側
に効率よく風が回りこまず、冷却性能が低下する。特
に、太陽追尾集光型の太陽電池モジュールでは、その太
陽電池の受光面が太陽を追尾する架台構造であるので、
風向きを考慮できないので、裏面側に効率よく送風され
ることが少ない。この点の改善策として、冷却フィンに
送風ファンを使用すること、ペルチェ素子を利用するこ
と、水冷方式を採用することが考えられるが、この場
合、装置が大きくなってしまうと同時に、コスト高にな
ってしまうといった問題が生ずる。
冷方式を比較すると、水冷方式は水を使用するので、空
冷方式よりも冷却性能はよいが、水、ポンプ等を使用す
るので、装置が大掛かりなものとなるのと同時に、ポン
プ駆動のためのエネルギーを消費するため、コスト高に
なるという問題がある。こうしたことから、空冷方式を
組み込んだ冷却装置が有利であると考えられるが、そう
した冷却装置としては、効率のよいものにする必要があ
る。ところが公知の空冷冷却装置では、次のような問題
点が存在する。即ち、太陽電池の非受光面に冷却フィン
を設けた太陽電池モジュールでは、該モジュールの裏面
側に送風されることによって熱交換が行われ、該太陽電
池を冷却するわけだが、該太陽電池の受光面に吹き付け
る風向き(図2参照)の場合、図2に示すように裏面側
に効率よく風が回りこまず、冷却性能が低下する。特
に、太陽追尾集光型の太陽電池モジュールでは、その太
陽電池の受光面が太陽を追尾する架台構造であるので、
風向きを考慮できないので、裏面側に効率よく送風され
ることが少ない。この点の改善策として、冷却フィンに
送風ファンを使用すること、ペルチェ素子を利用するこ
と、水冷方式を採用することが考えられるが、この場
合、装置が大きくなってしまうと同時に、コスト高にな
ってしまうといった問題が生ずる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術にお
ける上述した問題なくして太陽電池を効率的に冷却でき
る空冷方式による冷却機構を備えた太陽電池モジュール
を提供することを目的とする。即ち、本発明は、太陽電
池と該太陽電池を冷却する為の冷却手段とを少なくとも
有する太陽電池モジュールにおいて、前記冷却手段は前
記太陽電池の非受光面側に設けられた空冷方式の冷却機
構からなり、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手段を
包囲する通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池の受
光面側に設けられた開口と連通していることを特徴とす
る太陽電池モジュールを提供する。本発明は、また、太
陽電池モジュールと該太陽電池モジュールを冷却する為
の冷却手段とを少なくとも有する太陽電池モジュールア
レイにおいて、前記冷却手段は前記太陽電池モジュール
の非受光面側に設けられた空冷方式の冷却機構からな
り、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手段を包囲する
通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池モジュールの
受光面側に設けられた開口と連通していることを特徴と
する太陽電池モジュールアレイを提供する。更に本発明
は、太陽電池と該太陽電池を冷却する為の冷却手段とを
少なくとも有し、前記太陽電池の受光面が地面と非平行
である太陽電池構造体において、前記冷却手段は前記太
陽電池の非受光面側に設けられた空冷方式の冷却機構か
らなり、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手段を包囲
する通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池の受光面
側の地面から最も離れた縁部に設けられた開口と連通し
ていることを特徴とする太陽電池構造体を提供する。本
発明により提供される前記太陽電池モジュール、太陽電
池モジュールアレイ及び太陽電池構造体における前記開
口には、整流部材或いはフィルタが設けられていること
が望ましい。
ける上述した問題なくして太陽電池を効率的に冷却でき
る空冷方式による冷却機構を備えた太陽電池モジュール
を提供することを目的とする。即ち、本発明は、太陽電
池と該太陽電池を冷却する為の冷却手段とを少なくとも
有する太陽電池モジュールにおいて、前記冷却手段は前
記太陽電池の非受光面側に設けられた空冷方式の冷却機
構からなり、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手段を
包囲する通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池の受
光面側に設けられた開口と連通していることを特徴とす
る太陽電池モジュールを提供する。本発明は、また、太
陽電池モジュールと該太陽電池モジュールを冷却する為
の冷却手段とを少なくとも有する太陽電池モジュールア
レイにおいて、前記冷却手段は前記太陽電池モジュール
の非受光面側に設けられた空冷方式の冷却機構からな
り、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手段を包囲する
通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池モジュールの
受光面側に設けられた開口と連通していることを特徴と
する太陽電池モジュールアレイを提供する。更に本発明
は、太陽電池と該太陽電池を冷却する為の冷却手段とを
少なくとも有し、前記太陽電池の受光面が地面と非平行
である太陽電池構造体において、前記冷却手段は前記太
陽電池の非受光面側に設けられた空冷方式の冷却機構か
らなり、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手段を包囲
する通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池の受光面
側の地面から最も離れた縁部に設けられた開口と連通し
ていることを特徴とする太陽電池構造体を提供する。本
発明により提供される前記太陽電池モジュール、太陽電
池モジュールアレイ及び太陽電池構造体における前記開
口には、整流部材或いはフィルタが設けられていること
が望ましい。
【0006】
【作用】上述したように構成することにより、太陽電池
の受光面側の空気の流れを熱交換機構に送ることができ
るので、効率の良い冷却が可能となり、その結果安定し
た電力を得ることができる。また、上記開口に整流部材
を具備することによって、太陽電池の受光面側からの空
気を整流して熱交換機構に送ることができるので、効率
よく熱交換でき、該太陽電池を効率的に冷却することが
できる。さらに、該開口にフィルタを具備することによ
って、熱交換機構に汚れが付着してその性能が低下する
ことを防ぐことができる。
の受光面側の空気の流れを熱交換機構に送ることができ
るので、効率の良い冷却が可能となり、その結果安定し
た電力を得ることができる。また、上記開口に整流部材
を具備することによって、太陽電池の受光面側からの空
気を整流して熱交換機構に送ることができるので、効率
よく熱交換でき、該太陽電池を効率的に冷却することが
できる。さらに、該開口にフィルタを具備することによ
って、熱交換機構に汚れが付着してその性能が低下する
ことを防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的態様を図を
用いて説明する。尚、以下に述べる態様は本発明の内容
を例示的に説明するためのものであって、本発明はこれ
らの態様に限定されるものではない。
用いて説明する。尚、以下に述べる態様は本発明の内容
を例示的に説明するためのものであって、本発明はこれ
らの態様に限定されるものではない。
【0008】[態様1]本態様は、架台設置型太陽電池
モジュールに係わるものである。図3は、本発明の架台
設置型太陽電池モジュールの一例の構成を模式的に示す
ものである。図3に示す架台設置型太陽電池モジュール
は、架台301、太陽電池モジュール302、太陽電池
モジュール302を冷却するための熱交換器303、熱
交換器303に空気を送るための開口304、熱交換器
303に空気を効率よく送るための送風路305、熱交
換器303から空気を取り出すための開口306 を備
えている。以下、これらの要素のそれぞれについて説明
する。
モジュールに係わるものである。図3は、本発明の架台
設置型太陽電池モジュールの一例の構成を模式的に示す
ものである。図3に示す架台設置型太陽電池モジュール
は、架台301、太陽電池モジュール302、太陽電池
モジュール302を冷却するための熱交換器303、熱
交換器303に空気を送るための開口304、熱交換器
303に空気を効率よく送るための送風路305、熱交
換器303から空気を取り出すための開口306 を備
えている。以下、これらの要素のそれぞれについて説明
する。
【0009】(架台301)架台301としては、太陽電
池モジュールを設置した場合に予想される荷重(自重、
積雪、風圧等)に耐え、かつ耐候性の優れた部材が用い
られる。該部材の構成材料としては、溶融亜鉛めっき
鋼、一般構造用鋼材、建築構造用鋼材などが用いられ
る。
池モジュールを設置した場合に予想される荷重(自重、
積雪、風圧等)に耐え、かつ耐候性の優れた部材が用い
られる。該部材の構成材料としては、溶融亜鉛めっき
鋼、一般構造用鋼材、建築構造用鋼材などが用いられ
る。
【0010】(太陽電池モジュール302)太陽電池モジ
ュール302は、単結晶、多結晶、微結晶、或いは非晶
質材料で構成された太陽電池からなるものであることが
できる。具体的には、太陽電池モジュール302は、例
えば、図4に示すような架台設置型の太陽電池モジュー
ルであることができる。図4に示す太陽電池モジュール
は、耐候性を持たせるための充填剤401で封止された
太陽電池402(光起電力素子素子)を、受光面となる
フロントカバー403と裏面のバックカバー404で挟
んだ構造となっている。周辺部はシール性向上のため、
フレーム405 への取り付け部にはシール材406が
使用されており、モジュール裏面の長辺フレームには、
架台に設置するために取り付けリブ407が設けられて
いる。
ュール302は、単結晶、多結晶、微結晶、或いは非晶
質材料で構成された太陽電池からなるものであることが
できる。具体的には、太陽電池モジュール302は、例
えば、図4に示すような架台設置型の太陽電池モジュー
ルであることができる。図4に示す太陽電池モジュール
は、耐候性を持たせるための充填剤401で封止された
太陽電池402(光起電力素子素子)を、受光面となる
フロントカバー403と裏面のバックカバー404で挟
んだ構造となっている。周辺部はシール性向上のため、
フレーム405 への取り付け部にはシール材406が
使用されており、モジュール裏面の長辺フレームには、
架台に設置するために取り付けリブ407が設けられて
いる。
【0011】(熱交換器303)太陽電池(光起電力素
子)の温度上昇を防ぐための熱交換器303が太陽電池
モジュール302の非受光面側に取り付けられている。
熱交換器303としては、一般的には、拡大伝熱面
(フィン)が備えられているヒートシンクが望ましいが、
これに限ったものではない。前記フィンの材質は、アル
ミニウム、銅などが好適に用いられる。拡大放熱部の形
状は、ぴんタイプ、ウイングタイプ、平板タイプ等であ
ることができるが、太陽電池(光起電力素子)の目標温
度に鑑みて選択すればよい。
子)の温度上昇を防ぐための熱交換器303が太陽電池
モジュール302の非受光面側に取り付けられている。
熱交換器303としては、一般的には、拡大伝熱面
(フィン)が備えられているヒートシンクが望ましいが、
これに限ったものではない。前記フィンの材質は、アル
ミニウム、銅などが好適に用いられる。拡大放熱部の形
状は、ぴんタイプ、ウイングタイプ、平板タイプ等であ
ることができるが、太陽電池(光起電力素子)の目標温
度に鑑みて選択すればよい。
【0012】(開口304)開口304は、太陽電池(光
起電力素子)の受光面側の地面から最も離れた縁部に、
少なくとも太陽電池モジュール302を構成する太陽電
池構造体に1つあり、空気が流入できる構造である。ご
み等が流入による熱交換器303の効率低下を防ぐため
に、フィルターを設けてもよい。また、熱交換器303
に効率よく送風されるように、整流部材等を設けてもよ
い。
起電力素子)の受光面側の地面から最も離れた縁部に、
少なくとも太陽電池モジュール302を構成する太陽電
池構造体に1つあり、空気が流入できる構造である。ご
み等が流入による熱交換器303の効率低下を防ぐため
に、フィルターを設けてもよい。また、熱交換器303
に効率よく送風されるように、整流部材等を設けてもよ
い。
【0013】(送風路305)送風路305は、取り込み
口から取り込んだ空気を、確実に熱交換器303に送る
ために設けられる。
口から取り込んだ空気を、確実に熱交換器303に送る
ために設けられる。
【0014】(開口306)開口306は、少なくとも太
陽電池構造体に1つあり、空気が流出できる構造であ
る。開口306には、ごみ等が流入による熱交換器30
3の性能低下を防ぐために、フィルターを設けてもよ
い。
陽電池構造体に1つあり、空気が流出できる構造であ
る。開口306には、ごみ等が流入による熱交換器30
3の性能低下を防ぐために、フィルターを設けてもよ
い。
【0015】〈空気の流れ〉図5に示すように、太陽電
池モジュール502の受光面側に吹く風507は、該受
光面沿って上方に移動し、その風507は上縁の開口5
04から非受光面側の熱交換器503に送られる。そし
て熱交換された空気は、通風路505を通過し、下縁の
開口506から排出される。
池モジュール502の受光面側に吹く風507は、該受
光面沿って上方に移動し、その風507は上縁の開口5
04から非受光面側の熱交換器503に送られる。そし
て熱交換された空気は、通風路505を通過し、下縁の
開口506から排出される。
【0016】[態様2]本態様は、屈折光学系を用いた
集光型太陽電池モジュールに係わるものである。図1
は、本発明の集光型の太陽電池モジュールの一例の構成
を模式的に示すものである。図1(a)は、前記集光型
の太陽電池モジュールの模式的斜視図であり、図1
(b)は、前記集光型の太陽電池モジュールの模式的断
面図である。図1に示す集光型の太陽電池モジュール
は、太陽電池の受光面を太陽に追尾させる駆動装置を具
備した架台101、太陽電池102(光起電力素子)、
太陽電池102に集光するための屈折式光学系103、
太陽電池102を冷却するための熱交換器104、熱交
換器104に空気を送るための開口105、熱交換器1
04に空気を効率よく送るための送風路106、 熱交
換器104から空気を取り出すための開口107 を備
えている。図1に示す集光型の太陽電池モジュールにお
いてはは、太陽からの平行光は屈折光学系103を通過
し、太陽電池102(光起電力素子)に集光される。光
を吸収した太陽電池102(光起電力素子)は電力と熱
を作り出し、発生した熱は、太陽電池102の基板(図
示せず)を介して、熱交換器104に伝達される。ここ
で伝達された熱は、受光面側の開口105から流入した
空気と熱交換され、暖められた空気は開口107より流
出する。以下に各構成要素及び空気の流れについて述べ
る。
集光型太陽電池モジュールに係わるものである。図1
は、本発明の集光型の太陽電池モジュールの一例の構成
を模式的に示すものである。図1(a)は、前記集光型
の太陽電池モジュールの模式的斜視図であり、図1
(b)は、前記集光型の太陽電池モジュールの模式的断
面図である。図1に示す集光型の太陽電池モジュール
は、太陽電池の受光面を太陽に追尾させる駆動装置を具
備した架台101、太陽電池102(光起電力素子)、
太陽電池102に集光するための屈折式光学系103、
太陽電池102を冷却するための熱交換器104、熱交
換器104に空気を送るための開口105、熱交換器1
04に空気を効率よく送るための送風路106、 熱交
換器104から空気を取り出すための開口107 を備
えている。図1に示す集光型の太陽電池モジュールにお
いてはは、太陽からの平行光は屈折光学系103を通過
し、太陽電池102(光起電力素子)に集光される。光
を吸収した太陽電池102(光起電力素子)は電力と熱
を作り出し、発生した熱は、太陽電池102の基板(図
示せず)を介して、熱交換器104に伝達される。ここ
で伝達された熱は、受光面側の開口105から流入した
空気と熱交換され、暖められた空気は開口107より流
出する。以下に各構成要素及び空気の流れについて述べ
る。
【0017】(空気の流れ)図6に示すように、太陽電池
モジュールの受光面側に吹く風607は該受光面に沿っ
て上方に移動し、その風607は上縁の開口604から
取り込まれ、非受光面側の熱交換器603に送られる。
そこで熱交換された空気は、通風路605を通過し、下
縁の開口606から排出される。
モジュールの受光面側に吹く風607は該受光面に沿っ
て上方に移動し、その風607は上縁の開口604から
取り込まれ、非受光面側の熱交換器603に送られる。
そこで熱交換された空気は、通風路605を通過し、下
縁の開口606から排出される。
【0018】(駆動装置を具備した架台101)太陽電池
を太陽方向に追尾するために必要な架台101は、一般
的にティルト、ローテーションの変更ができるもの(2軸
追尾)が好適に用いられる。それを実現するための駆動
装置としては、DCモータ、ACモータ、或いはステッピン
グモータと減速ギアを組み合わせたものが使用できる。
しかし、これに限定されず、同様の機能を実現するもの
であればいずれのものも使用可能である。これとは別
に、架台101は、必ずしも太陽電池を太陽の方向に方
向変更するものでなくとも、例えば集光光学系の光軸を
傾けたり、太陽電池に平行に移動させたりして、集光光
学系と太陽電池との位置関係を変更することによって、
時々刻々と変化する太陽の位置に応じて太陽光を効率的
に太陽電池へ到達するよう光路を変更する手段を有する
架台とすることもできる。
を太陽方向に追尾するために必要な架台101は、一般
的にティルト、ローテーションの変更ができるもの(2軸
追尾)が好適に用いられる。それを実現するための駆動
装置としては、DCモータ、ACモータ、或いはステッピン
グモータと減速ギアを組み合わせたものが使用できる。
しかし、これに限定されず、同様の機能を実現するもの
であればいずれのものも使用可能である。これとは別
に、架台101は、必ずしも太陽電池を太陽の方向に方
向変更するものでなくとも、例えば集光光学系の光軸を
傾けたり、太陽電池に平行に移動させたりして、集光光
学系と太陽電池との位置関係を変更することによって、
時々刻々と変化する太陽の位置に応じて太陽光を効率的
に太陽電池へ到達するよう光路を変更する手段を有する
架台とすることもできる。
【0019】(太陽電池102)太陽電池102(光起電
力素子)は、結晶シリコン(Si)系の太陽電池、或いはガ
リウム砒素(GaAs)、カドミウムテルル(CdTe)、CIS(CuIn
Se)等の化合物半導体系の太陽電池であることができ
る。但し、これら限定的なものではなく、他の太陽電池
であってもよい。単体の太陽電池(光起電力素子)は、
表面に反射防止膜を備え、太陽光の吸収を効率よく行う
ため、テクスチャー構造をとっていることが望ましい。
また、シャドーロスを避けるために、正負電極は裏面に
形成されており、アルミナ、窒化アルミ等の熱伝達率の
よい銅パターン付セラミックス基板等にはんだ等で接続
されるのが望ましいが、これに限ったことではない。
力素子)は、結晶シリコン(Si)系の太陽電池、或いはガ
リウム砒素(GaAs)、カドミウムテルル(CdTe)、CIS(CuIn
Se)等の化合物半導体系の太陽電池であることができ
る。但し、これら限定的なものではなく、他の太陽電池
であってもよい。単体の太陽電池(光起電力素子)は、
表面に反射防止膜を備え、太陽光の吸収を効率よく行う
ため、テクスチャー構造をとっていることが望ましい。
また、シャドーロスを避けるために、正負電極は裏面に
形成されており、アルミナ、窒化アルミ等の熱伝達率の
よい銅パターン付セラミックス基板等にはんだ等で接続
されるのが望ましいが、これに限ったことではない。
【0020】(光起電力素子に集光する屈折式光学系1
03)屈折式光学系103は、太陽からの平行光を焦点
(焦線)に集光できるものであれば何れのものであっても
よく、単純なガラス球面レンズ、 或いはコストの低減
及び軽量化等からフレネルレンズ等が好適に用いられ
る。焦線を形成するシリンドリカルフレネルレンズ等も
好適に使用できる。該フレネルレンズの材質としては、
アクリル、ポリカーボネイト等が好適である。また、光
軸のずれ、レンズの収差等によって太陽電池102(光
起電力素子)の受光面を外れた光を再び該受光面に到達
させるための2次光学系が具備されていてもよい。
03)屈折式光学系103は、太陽からの平行光を焦点
(焦線)に集光できるものであれば何れのものであっても
よく、単純なガラス球面レンズ、 或いはコストの低減
及び軽量化等からフレネルレンズ等が好適に用いられ
る。焦線を形成するシリンドリカルフレネルレンズ等も
好適に使用できる。該フレネルレンズの材質としては、
アクリル、ポリカーボネイト等が好適である。また、光
軸のずれ、レンズの収差等によって太陽電池102(光
起電力素子)の受光面を外れた光を再び該受光面に到達
させるための2次光学系が具備されていてもよい。
【0021】(熱交換器104)太陽電池102(光起電
力素子)の温度上昇を防ぐための熱交換器104が太陽
電池モジュールの非受光面側に取り付けられている。
熱交換器104としては、一般的に、拡大伝熱面(フィ
ン)が備えられているヒートシンクが好適であるが、こ
れに限ったものではない。該フィンの材質は、アルミニ
ウム、銅などが好適である。太陽電池102の基板と熱
交換器104の接合は、Agペースト等の熱伝導のよい接
着剤介して行うのが望ましい。
力素子)の温度上昇を防ぐための熱交換器104が太陽
電池モジュールの非受光面側に取り付けられている。
熱交換器104としては、一般的に、拡大伝熱面(フィ
ン)が備えられているヒートシンクが好適であるが、こ
れに限ったものではない。該フィンの材質は、アルミニ
ウム、銅などが好適である。太陽電池102の基板と熱
交換器104の接合は、Agペースト等の熱伝導のよい接
着剤介して行うのが望ましい。
【0022】(熱交換器104に空気を送るための開口
105)開口105は、少なくとも太陽電池構造体に1
つあり、空気が流入できる構造である。開口105に
は、ごみ等が流入による熱交換器104の効率低下を防
ぐために、フィルターを設けてもよい。また、熱交換器
104に効率よく送風されるように、整流部材等を設け
てもよい。
105)開口105は、少なくとも太陽電池構造体に1
つあり、空気が流入できる構造である。開口105に
は、ごみ等が流入による熱交換器104の効率低下を防
ぐために、フィルターを設けてもよい。また、熱交換器
104に効率よく送風されるように、整流部材等を設け
てもよい。
【0023】(熱交換器104に空気を効率よく送るた
めの送風路106)送風路106は、取り込み口105
から取り込んだ空気を、確実に熱交換器104に送るた
めに設けられる。送風路106の材質としては、耐候
性、強度が高いものが好ましく、塗装亜鉛めっき鋼板等
を用いることができる。
めの送風路106)送風路106は、取り込み口105
から取り込んだ空気を、確実に熱交換器104に送るた
めに設けられる。送風路106の材質としては、耐候
性、強度が高いものが好ましく、塗装亜鉛めっき鋼板等
を用いることができる。
【0024】(熱交換された空気を取り出すための開口
107)開口107は、少なくとも太陽電池構造体に1
つあり、空気が流出できる構造である。開口107に
は、ごみ等が流入による熱交換器104の効率低下を防
ぐために、フィルターを設けてもよい。
107)開口107は、少なくとも太陽電池構造体に1
つあり、空気が流出できる構造である。開口107に
は、ごみ等が流入による熱交換器104の効率低下を防
ぐために、フィルターを設けてもよい。
【0025】
【実施例】以下に、実施例をあげて本発明をより詳細に
説明する。但し、これらの実施例は、本発明の内容を例
証する為のものであり、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
説明する。但し、これらの実施例は、本発明の内容を例
証する為のものであり、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
【0026】
【実施例1】(地上設置モジュール双方向風受入モジュ
ール)図7は、本発明の地上設置型のモジュールアレイ
の一例の構成を模式的に示すものである。図7に示す地
上設置型のモジュールアレイは、架台701、太陽電池
モジュール702、太陽電池モジュール702の太陽電
池(光起電力素子)を冷却するための熱交換器703、
熱交換器703に空気を送るか若しくは熱交換器703
から空気を取り出すための開口704、熱交換器703
に空気を効率よく送るための送風路705、及び熱交換
器703から空気を取り出するか若しくは熱交換器70
3に空気を送るための開口706を備えている。
ール)図7は、本発明の地上設置型のモジュールアレイ
の一例の構成を模式的に示すものである。図7に示す地
上設置型のモジュールアレイは、架台701、太陽電池
モジュール702、太陽電池モジュール702の太陽電
池(光起電力素子)を冷却するための熱交換器703、
熱交換器703に空気を送るか若しくは熱交換器703
から空気を取り出すための開口704、熱交換器703
に空気を効率よく送るための送風路705、及び熱交換
器703から空気を取り出するか若しくは熱交換器70
3に空気を送るための開口706を備えている。
【0027】(太陽電池モジュールの構造、冷却部材と
太陽電池モジュールの固定) <太陽電池モジュールの構成>太陽電池モジュールの70
2の構成を図9に示す。図9に示す太陽電池モジュール
は、架台設置型の単結晶シリコン系の太陽電池モジュー
ルである。該太陽電池モジュールは、耐候性を持たせる
ための充填剤901で封止された太陽電池902(光起
電力素子)を、受光面となるフロントカバー903と裏
面のバックカバー(鋼板)904で挟んだ構造となってい
る。周辺部はシール性向上のため、フレーム905 へ
の取り付け部にはシール材906が使用されており、モ
ジュール裏面の長辺フレームには、架台に設置するため
に取り付けリブ907が設けられている。
太陽電池モジュールの固定) <太陽電池モジュールの構成>太陽電池モジュールの70
2の構成を図9に示す。図9に示す太陽電池モジュール
は、架台設置型の単結晶シリコン系の太陽電池モジュー
ルである。該太陽電池モジュールは、耐候性を持たせる
ための充填剤901で封止された太陽電池902(光起
電力素子)を、受光面となるフロントカバー903と裏
面のバックカバー(鋼板)904で挟んだ構造となってい
る。周辺部はシール性向上のため、フレーム905 へ
の取り付け部にはシール材906が使用されており、モ
ジュール裏面の長辺フレームには、架台に設置するため
に取り付けリブ907が設けられている。
【0028】(フレーム905の構成)フレーム905
は、空気の通風路909を形成するために、図9に示す
ようにフレームの下辺(リブ)がつながった構造になって
いる。また、フレーム905には、熱交換器であるピン
型のヒートシンク908が一体形成されている。熱伝導
に影響するシール材は、熱伝導性のよいシール材を用い
る。
は、空気の通風路909を形成するために、図9に示す
ようにフレームの下辺(リブ)がつながった構造になって
いる。また、フレーム905には、熱交換器であるピン
型のヒートシンク908が一体形成されている。熱伝導
に影響するシール材は、熱伝導性のよいシール材を用い
る。
【0029】(太陽電池モジュールと架台の固定)上記太
陽電池モジュールは、Lアングルの溶融亜鉛めっき鋼に
よって作成された架台にボルト締固定した。ボルト締め
はリブにあらかじめ形成しておいた雌ねじ穴にLアング
ルの下穴を介してボルト締めすることによって固定し
た。
陽電池モジュールは、Lアングルの溶融亜鉛めっき鋼に
よって作成された架台にボルト締固定した。ボルト締め
はリブにあらかじめ形成しておいた雌ねじ穴にLアング
ルの下穴を介してボルト締めすることによって固定し
た。
【0030】(開口の設置、構造)開口部材には耐候性、
強度等を考慮し、溶融亜鉛めっき鋼を用いる。開口部材
の形状は図10(a)に示すような構造になっており、
鋼板を折り曲げ加工することによって作製した。図10
(b)に示すように、上方部の開口部材1001は、リ
ブの底部1003に固着し、下方部の開口部材1002
は、バックカバー1004に固定した。
強度等を考慮し、溶融亜鉛めっき鋼を用いる。開口部材
の形状は図10(a)に示すような構造になっており、
鋼板を折り曲げ加工することによって作製した。図10
(b)に示すように、上方部の開口部材1001は、リ
ブの底部1003に固着し、下方部の開口部材1002
は、バックカバー1004に固定した。
【0031】本実施例の太陽電池モジュールアレイの構
成は、図7に示したようになっており、太陽電池モジュ
ール702の受光面側からの風は、該受光面を上方に移
動し、上端の開口704から取り込まれ、非受光面側に
具備した熱交換器703へ送風される。熱交換され、暖
められた空気は、下縁の開口706から放出される。一
方、太陽電池モジュール702の非受光面側からの風
は、該非受光面を下方に移動し、下端の開口706から
取り込まれ、非受光面側に具備した熱交換器703へ送
付される。熱交換され、暖められた空気は、上縁の開口
704から放出される。上記構造をとることによって、
受光面側から吹く風を非受光面に具備してある熱交換器
に送風することができ、また、非受光面側から吹く風を
非受光面に具備してある熱交換器に送風することができ
る。その結果、太陽電池(光起電力素子)、太陽電池モ
ジュールの温度を抑えて使用することができるので、効
率よく電力を取り出すことができるとともに、太陽電池
モジュールの寿命を延ばすことが可能になる。
成は、図7に示したようになっており、太陽電池モジュ
ール702の受光面側からの風は、該受光面を上方に移
動し、上端の開口704から取り込まれ、非受光面側に
具備した熱交換器703へ送風される。熱交換され、暖
められた空気は、下縁の開口706から放出される。一
方、太陽電池モジュール702の非受光面側からの風
は、該非受光面を下方に移動し、下端の開口706から
取り込まれ、非受光面側に具備した熱交換器703へ送
付される。熱交換され、暖められた空気は、上縁の開口
704から放出される。上記構造をとることによって、
受光面側から吹く風を非受光面に具備してある熱交換器
に送風することができ、また、非受光面側から吹く風を
非受光面に具備してある熱交換器に送風することができ
る。その結果、太陽電池(光起電力素子)、太陽電池モ
ジュールの温度を抑えて使用することができるので、効
率よく電力を取り出すことができるとともに、太陽電池
モジュールの寿命を延ばすことが可能になる。
【0032】
【実施例2】(集光型の太陽電池モジュール)図8は、
本発明の集光型の太陽電池モジュールの一例の構成を模
式的に示すものである。図8に示す集光型の太陽電池モ
ジュールは、フレネルレンズ801、太陽電池802
(光起電力素子)、基板803、太陽電池802を冷却
するための熱交換器804、熱交換器804に空気を送
るための開口805、熱交換器804に空気を効率よく
送るための送風路806、及び熱交換器804から空気
を取り出すための開口807を備えている。
本発明の集光型の太陽電池モジュールの一例の構成を模
式的に示すものである。図8に示す集光型の太陽電池モ
ジュールは、フレネルレンズ801、太陽電池802
(光起電力素子)、基板803、太陽電池802を冷却
するための熱交換器804、熱交換器804に空気を送
るための開口805、熱交換器804に空気を効率よく
送るための送風路806、及び熱交換器804から空気
を取り出すための開口807を備えている。
【0033】(集光光学系)太陽電池802(光起電力素
子)に集光するための光学系としてアクリル製のフレネ
ルレンズを使用した。
子)に集光するための光学系としてアクリル製のフレネ
ルレンズを使用した。
【0034】(太陽電池802)太陽電池802(光起電
力素子)としては、Si単結晶系の太陽電池を用い、その
受光面には集光するスポット(円形)のみに反射防止膜を
形成した。また、正負電極パッドを該太陽電池の裏面に
形成した。
力素子)としては、Si単結晶系の太陽電池を用い、その
受光面には集光するスポット(円形)のみに反射防止膜を
形成した。また、正負電極パッドを該太陽電池の裏面に
形成した。
【0035】(基板803)基板803には、熱伝導のよ
い銅貼り付け窒化アルミ板を用い、太陽電池802(光
起電力素子)と該窒化アルミ板上の銅パターンとの接着
は半田を用いて行った。
い銅貼り付け窒化アルミ板を用い、太陽電池802(光
起電力素子)と該窒化アルミ板上の銅パターンとの接着
は半田を用いて行った。
【0036】(熱交換器804)熱交換器804として
は、アルミA6063白色アルマイトの拡大伝熱面(フィン)
が備えられているヒートシンクを用いた。該フィンの形
状は、ウイング状のフィンタイプを使用した。熱交換器
804と基板803との接着は、熱伝導性のよいAgペー
スト接着剤を用いて行った。
は、アルミA6063白色アルマイトの拡大伝熱面(フィン)
が備えられているヒートシンクを用いた。該フィンの形
状は、ウイング状のフィンタイプを使用した。熱交換器
804と基板803との接着は、熱伝導性のよいAgペー
スト接着剤を用いて行った。
【0037】図11は、上述した構成の集光型の太陽電
池モジュールを用いた集光型太陽電池モジュールシステ
ムの一例の構成を模式的に示すものである。図11に示
すように、ティルト及びローテーションの2軸追尾機能
を有する追尾駆動系1101に、屈折光学系(フレネル
レンズ)1102、太陽電池1103(光起電力素)、
基板1104、及びヒートシンク1105を設置できる
ように設計され、かつ通風路1107が形成された枠体
1106を固定し、集光型太陽電池モジュールシステム
が完成する。
池モジュールを用いた集光型太陽電池モジュールシステ
ムの一例の構成を模式的に示すものである。図11に示
すように、ティルト及びローテーションの2軸追尾機能
を有する追尾駆動系1101に、屈折光学系(フレネル
レンズ)1102、太陽電池1103(光起電力素)、
基板1104、及びヒートシンク1105を設置できる
ように設計され、かつ通風路1107が形成された枠体
1106を固定し、集光型太陽電池モジュールシステム
が完成する。
【0038】本実施例の太陽電池モジュールアレイの構
成は、図8に示したようになっており、太陽からの平行
光線は、フレネルレンズを通して太陽電池(光起電力素
子)に集光する。太陽電池(光起電力素子)で発生した
熱は、基板そして熱交換器に伝達していく。太陽電池モ
ジュール受光面側からの風は、該受光面を上方に移動
し、上端の開口から取り込まれ、非受光面側に具備した
熱交換器へ送風される。熱交換され、暖められた空気
は、下縁の開口から放出される。上述した構造をとるこ
とによって、受光面側から吹く風を非受光面に具備して
ある熱交換器に送風することができ、ファン等を使用し
なくても太陽電池(光起電力素子)を冷却することがで
き、その結果、集光型太陽電池モジュールにおいても、
太陽電池(光起電力素子)の温度上昇を抑制することが
でき、使用限界温度未満で使用することが可能となる。
成は、図8に示したようになっており、太陽からの平行
光線は、フレネルレンズを通して太陽電池(光起電力素
子)に集光する。太陽電池(光起電力素子)で発生した
熱は、基板そして熱交換器に伝達していく。太陽電池モ
ジュール受光面側からの風は、該受光面を上方に移動
し、上端の開口から取り込まれ、非受光面側に具備した
熱交換器へ送風される。熱交換され、暖められた空気
は、下縁の開口から放出される。上述した構造をとるこ
とによって、受光面側から吹く風を非受光面に具備して
ある熱交換器に送風することができ、ファン等を使用し
なくても太陽電池(光起電力素子)を冷却することがで
き、その結果、集光型太陽電池モジュールにおいても、
太陽電池(光起電力素子)の温度上昇を抑制することが
でき、使用限界温度未満で使用することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上述べた本発明の構成によれば、受光
面側の空気の流れを熱交換器に送ることができるので、
効率の良い冷却が可能となり、その結果安定した電力を
得ることができる。また、ファン等の送風装置を使用し
ないので、コストを押えて、太陽電池(光起電力素子)
に対して所望の冷却効果を達成ることができる。更に、
開口に整流部材を具備することによって、受光面側から
の空気を整流して熱交換器に送ることができるので、効
率よく熱交換でき、太陽電池(光起電力素子)を効率的
に冷却することができる。
面側の空気の流れを熱交換器に送ることができるので、
効率の良い冷却が可能となり、その結果安定した電力を
得ることができる。また、ファン等の送風装置を使用し
ないので、コストを押えて、太陽電池(光起電力素子)
に対して所望の冷却効果を達成ることができる。更に、
開口に整流部材を具備することによって、受光面側から
の空気を整流して熱交換器に送ることができるので、効
率よく熱交換でき、太陽電池(光起電力素子)を効率的
に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集光型の太陽電池モジュールの一例の
構成を模式的に示す図である。
構成を模式的に示す図である。
【図2】太陽電池の受光面側に吹き付ける風向きの場合
の風の流路の概念図である。
の風の流路の概念図である。
【図3】本発明の架台設置型太陽電池モジュールの一例
の構成を模式的に示す図である。
の構成を模式的に示す図である。
【図4】本発明の架台設置型太陽電池モジュールの他の
一例の構成を模式的に示す図である。
一例の構成を模式的に示す図である。
【図5】本発明の架台設置型太陽電池モジュールにおい
て、受光面側に 吹き付ける風向きの場合の風の流路の
概念図である。
て、受光面側に 吹き付ける風向きの場合の風の流路の
概念図である。
【図6】本発明の集光型太陽電池モジュールにおいて、
受光面側に吹き付ける風向きの場合の風の流路の概念図
である。
受光面側に吹き付ける風向きの場合の風の流路の概念図
である。
【図7】実施例1における架台設置型太陽電池モジュー
ルの構成を模式的に示す図である。
ルの構成を模式的に示す図である。
【図8】実施例2における集光型太陽電池モジュールの
構成を模式的に示す図である。
構成を模式的に示す図である。
【図9】実施例1における太陽電池モジュールの構成を
模式的に示す図である。
模式的に示す図である。
【図10】実施例1における開口の形状及び設置形態を模
式的に示す図である。
式的に示す図である。
【図11】実施例2における集光型太陽電池モジュールシ
ステムの構成を模式的に示す図である。
ステムの構成を模式的に示す図である。
101 301 501 701 架台 102 402 601 802 902 1103 太陽電池(光起電力素
子) 103 602 801 1102 屈折光学系(フレネルレンズ) 104 202 303 503 603 703 804 1105 熱交換器(ヒート
シンク) 105 304 504 604 704 805 開口 106 305 505 605 705 806 909 1107 通風路 107 306 506 606 706 807 開口 201 302 502 702 太陽電池モジュール 203 507 607 707 風の流れ 401 901 充填材 403 903 フロントカバー 404 904 1004 バックカバー 405 905 フレーム 406 906 シール材 407 907 1003 取り付けリブ 803 1104 基板 1001 1002 開口部材 1101太陽追尾駆動系 1106 枠体
子) 103 602 801 1102 屈折光学系(フレネルレンズ) 104 202 303 503 603 703 804 1105 熱交換器(ヒート
シンク) 105 304 504 604 704 805 開口 106 305 505 605 705 806 909 1107 通風路 107 306 506 606 706 807 開口 201 302 502 702 太陽電池モジュール 203 507 607 707 風の流れ 401 901 充填材 403 903 フロントカバー 404 904 1004 バックカバー 405 905 フレーム 406 906 シール材 407 907 1003 取り付けリブ 803 1104 基板 1001 1002 開口部材 1101太陽追尾駆動系 1106 枠体
フロントページの続き (72)発明者 糸山 誠紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 笹岡 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 都築 英寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5F051 BA11 BA18 JA02 JA09 JA10 JA12 JA18 JA20
Claims (18)
- 【請求項1】太陽電池と該太陽電池を冷却する為の冷却
手段とを少なくとも有する太陽電池モジュールにおい
て、前記冷却手段は前記太陽電池の非受光面側に設けら
れた空冷方式の冷却機構からなり、該冷却機構は熱交換
手段と該熱交換手段を包囲する通気路とを有し、該通気
路は前記太陽電池の受光面側に設けられた開口と連通し
ていることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項2】 前記太陽電池の非受光面側に設けられた
開口を更に有し、該開口は前記通気路に連通しているこ
とを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項3】前記太陽電池モジュールは、その受光面側
に集光光学系を備えていることを特徴とする請求項1に
記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項4】前記熱交換手段は、拡大伝熱面としてフィ
ンを備えていることを特徴とする請求項1に記載の太陽
電池モジュール。 - 【請求項5】前記太陽電池の受光面側に設けられた開口
又は前記太陽電池の非受光面側に設けられた開口に整流
部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項6】前記太陽電池の受光面側に設けられた開口
又は前記太陽電池の非受光面側に設けられた開口にフィ
ルタが設けられていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項7】太陽電池モジュールと該太陽電池モジュー
ルを冷却する為の冷却手段とを少なくとも有する太陽電
池モジュールアレイにおいて、前記冷却手段は前記太陽
電池モジュールの非受光面側に設けられた空冷方式の冷
却機構からなり、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換手
段を包囲する通気路とを有し、該通気路は前記太陽電池
モジュールの受光面側に設けられた開口と連通している
ことを特徴とする太陽電池モジュールアレイ。 - 【請求項8】前記太陽電池モジュールの非受光面側に設
けられた開口を更に有し、該開口は前記通気路に連通し
ていることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジ
ュールアレイ。 - 【請求項9】前記太陽電池モジュールアレイは、その受
光面側に集光光学系を備えていることを特徴とする請求
項7に記載の太陽電池モジュールアレイ。 - 【請求項10】前記熱交換手段は、拡大伝熱面としてフ
ィンを備えていることを特徴とする請求項7に記載の太
陽電池モジュールアレイ。 - 【請求項11】前記太陽電池モジュールの受光面側に設
けられた開口又は前記太陽電池モジュールの非受光面側
に設けられた開口に整流部材が設けられていることを特
徴とする請求項7又は8に記載の太陽電池モジュールア
レイ。 - 【請求項12】前記太陽電池モジュールの受光面側に設
けられた開口又は前記太陽電池モジュールの非受光面側
に設けられた開口にフィルタが設けられていることを特
徴とする請求項7又は8に記載の太陽電池モジュールア
レイ。 - 【請求項13】太陽電池と該太陽電池を冷却する為の冷
却手段とを少なくとも有し、前記太陽電池の受光面が地
面と非平行である太陽電池構造体において、前記冷却手
段は前記太陽電池の非受光面側に設けられた空冷方式の
冷却機構からなり、該冷却機構は熱交換手段と該熱交換
手段を包囲する通気路とを有し、該通気路は前記太陽電
池の受光面側の地面から最も離れた縁部に設けられた開
口と連通していることを特徴とする太陽電池構造体。 - 【請求項14】前記太陽電池の非受光面側の地面から最
も近い縁部に設けられた開口を更に有し、該開口は前記
通気路に連通していることを特徴とする請求項13に記
載の太陽電池構造体。 - 【請求項15】前記太陽電池構造体は、その受光面側に
集光光学系を備えていることを特徴とする請求項13に
記載の太陽電池構造体。 - 【請求項16】前記熱交換手段は、拡大伝熱面としてフ
ィンを備えていることを特徴とする請求項13に記載の
太陽電池構造体。 - 【請求項17】前記太陽電池の受光面側の地面から最も
離れた縁部に設けられた開口又は前記太陽電池の非受光
面側の地面から最も近い縁部に設けられた開口に整流部
材が設けられていることを特徴とする請求項13又は1
4に記載の太陽電池構造体。 - 【請求項18】前記太陽電池の受光面側の地面から最も
離れた縁部に設けられた開口又は前記太陽電池の非受光
面側の地面から最も近い縁部に設けられた開口にフィル
タが設けられていることを特徴とする請求項13又は1
4に記載の太陽電池構造体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000364166A JP2002170974A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 空冷方式の冷却機構を備えた太陽電池モジュール |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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