JP2002170062A - 決済用icカードシステム - Google Patents

決済用icカードシステム

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JP2002170062A
JP2002170062A JP2000365755A JP2000365755A JP2002170062A JP 2002170062 A JP2002170062 A JP 2002170062A JP 2000365755 A JP2000365755 A JP 2000365755A JP 2000365755 A JP2000365755 A JP 2000365755A JP 2002170062 A JP2002170062 A JP 2002170062A
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Toshiyuki Kato
俊幸 加藤
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便かつ安全にICカードでのサービスを提供
することができる決済用ICカードシステムを提供す
る。 【解決手段】支柱250にはインフラ側アンテナ200
と監視カメラ400が設置され、監視カメラ400によ
り自動車の乗員である利用者または自動車をモニターし
ている。自動車に搭載した狭域無線機がインフラ側アン
テナ200による所定の通信エリアに入った状態で、狭
域無線機とインフラ側アンテナ200との間で狭域通信
することにより、プリペイドカード管理センターから、
自動車に搭載したカードリーダライタを用いてICカー
ド(プリペイドカード)に金銭が振り込まれる。カード
リーダライタは、複数枚のICカードの情報を同時に読
み書きできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICカードをプ
リペイドカード等の決済用のカードとして使用する場合
における当該カードの情報を読み書きして、例えば、カ
ードに金銭を振り込むといったことを行うためのシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICカードをプリペイドカード、クレジ
ットカード、デビットカードとして使用する場合におい
て、このICカードに例えば入金する際には、例えば、
店舗に設置したATM(現金預払機)を用いてATMに
ICカードを差し込み、銀行口座からICカードに入金
することが考えられる。他にも、インターネットで銀行
口座からICカードに入金することが考えられる。しか
し、このインターネットを用いる場合には、カード発行
機関側(カード会社側)では本人であることの確認がで
きず不安が残る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景の下になされたものであり、その目的は、簡便かつ安
全にICカードでのサービスを提供することができる決
済用ICカードシステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、移動体に搭載した狭域無線機がインフラ側アン
テナによる所定の通信エリアに入った状態で、狭域無線
機とインフラ側アンテナとの間で狭域通信が行われ、こ
れにより、移動体に搭載したカードリーダライタを用い
てICカードの情報が読み書きされる。よって、簡便な
る手続きにてICカードに対する情報の読み書きを行う
ことができる。また、このとき、モニター手段により移
動体の乗員である利用者または移動体がモニターされ
る。よって、本人または移動体を確認することができ、
安全なるシステムを構築することができる。このよう
に、簡便かつ安全にICカードでのサービスを提供する
ことができる。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、移動体に
搭載した狭域無線機がインフラ側アンテナによる所定の
通信エリアに入った状態で、狭域無線機とインフラ側ア
ンテナとの間で狭域通信が行われ、これにより、カード
発行機関から、移動体に搭載したカードリーダライタを
用いてICカードに金銭が振り込まれる。よって、簡便
なる手続きにてICカードへの入金を行うことができ
る。また、このとき、モニター手段により移動体の乗員
である利用者または移動体がモニターされる。よって、
カード発行機関にとっては本人または移動体を確認する
ことができ、安全なるシステムを構築することができ
る。このように、簡便かつ安全にICカードでのサービ
スを提供することができる。
【0006】請求項3に記載の発明のように、カードリ
ーダライタが、複数枚のICカードの情報を同時に読み
書きできるものであると、利用者は複数のカードを用い
てサービスを受けることができる。
【0007】請求項4に記載のように、移動体に表示装
置とデータ入力装置が搭載されていると、利用者は移動
体に乗ったままサービスを受けることができる。請求項
5に記載のように、狭域通信以外の通信のためのクライ
アント端末を利用して通信制御を行うようにすると、専
用の表示装置とデータ入力装置を不要にでき、機器の簡
素化を図ることができる。
【0008】ここで、請求項6に記載のように、狭域通
信以外の通信のためのクライアント端末として携帯電話
を用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。図1には、本実施形態
における決済用ICカードシステムの全体構成を示す。
このシステムは、ICカードをプリペイドカード(決済
用カード)として用いる場合における、移動体での狭域
通信用無線機101にてインフラ側アンテナ200と通
信することによりICカード(プリペイドカード)10
4に金銭の振り込みを行うことができる。
【0010】まず、概要について説明する。この場合、
移動体として自動車を想定するとともに、狭域の無線通
信としてDSRC(Dedicated Short Range Com
munication)を想定している。図2には、DSRCによ
る通信にてICカードに入金する際の設備を示す。
【0011】図1に示すように、リモコン付リーダライ
タ103を用いて無線機101、インフラ側アンテナ2
00、店舗サーバ201、インターネット202を通し
て管理センター203,204と交信しながら入金のた
めの操作を行う。あるいは、携帯電話300のインター
ネットホームページへのブラウザ機能を利用して、狭域
通信以外の通信のためのクライアント端末としてネット
ワークへのアクセス権を持つ携帯電話300を利用して
入金のための通信制御を行う。具体的には、広域の移動
通信用端末としての携帯電話300によりネットワーク
上のwebページ(インターネットのホームページ)に
アクセスし、このwebページ上から入金のための通信
制御を行う。
【0012】以下、図1,2を詳しく説明する。図1に
おいて、自動車に搭載した機器100として、狭域無線
機101とコントローラ102とリモコン付リーダライ
タ103を備えている。一方、コンビニエンスストアや
ガソリンスタンドやカーディラー等の店舗においてイン
フラ側アンテナ200が設置され、インフラ側アンテナ
200は店舗サーバ201と接続されている。店舗サー
バ201はインターネット202を介してプリペイドカ
ード管理センター203と接続されている。プリペイド
カード管理センター203は、クレジットカードを管理
するクレジット管理センター204と接続されている。
【0013】図2において、地上にはキャッシングポス
ト251が建てられ、キャッシングポスト251の内部
に店舗サーバ201が配置されている。キャッシングポ
スト251の前には支柱250が立てられ、支柱250
にはインフラ側アンテナ200が設置されている。ま
た、支柱250にはモニター用監視カメラ400が設置
されている。この支柱250の前が駐車場となってお
り、インフラ側アンテナ200とモニター用監視カメラ
400の前に車両を止めることにより通信できるととも
に監視カメラ400の視野に入る。監視カメラ400に
よる映像データは図1の店舗サーバ201とインターネ
ット202を介してプリペイドカード管理センター20
3に送られ、同センター203で保管される。
【0014】そして、自動車に搭載した狭域無線機10
1がインフラ側アンテナ200による所定の通信エリア
に入った状態において当該狭域無線機101に対しイン
フラ側アンテナ200を通して狭域通信によるICカー
ド104への入金が行われる。つまり、図1のプリペイ
ドカード管理センター203がクレジット管理センター
204と連携しながらICカード104への入金が行わ
れることになる。また、図2の監視カメラ400により
車とその乗員である利用者を記録することができ、これ
により不正行為を防止することができる。
【0015】図3には、管理センター203,204と
店舗と車載機器100(ICカード)との間で行われる
データの流れを示す。図3において、車載機器100が
インフラ側アンテナ200と通信して認証が行われると
ともに、管理センター203,204から金銭が車載機
器100のICカード(プリペイドカード)104に振
り込まれる。
【0016】図1の車載機器100に関して、無線機1
01にはコントローラ102が接続されている。コント
ローラ102とリモコン付リーダライタ103とは電波
や光により通信できる。リモコン付リーダライタ103
は、ICカード(プリペイドカード)104とICカー
ド(クレジットカード)105を同時に挿入して利用す
ることができるようになっている。
【0017】図4には、リモコン付リーダライタ103
の詳細図を示す。リモコン付リーダライタ103は、入
力キー103aと、表示部(ディスプレイ)103b
と、送受信器103cと、接触型ICカードインターフ
ェイス103dと、非接触型ICカードインターフェイ
ス(アンテナ)103eを備えている。接触型ICカー
ドインターフェイス103dにて接触型ICカードと情
報のやり取りができるとともに、非接触型ICカードイ
ンターフェイス103eにて非接触型ICカードと情報
のやり取りができる。つまり、1つのカード挿入口に2
枚のICカードを差し込むことができ、2枚のICカー
ドに対し同時に通信できる。また、表示部103bでの
画面表示にて入金の際のセンター側の意図を伝えたり、
入力キー103aの操作にて利用者側の選択を行うこと
ができる。
【0018】なお、図4では、接触型ICカードと非接
触型ICカードをリーダライタ103に挿入した場合を
示したが、図5のように2枚の非接触型ICカードをリ
ーダライタ103に挿入しても非接触型ICカードイン
ターフェイス(アンテナ)103eを用いて2枚の非接
触型ICカードに対し同時に通信できる。
【0019】さらに、図1の携帯電話300のインター
ネットブラウザ機能を用いた携帯電話300による入金
操作も行うことができるようになっている。つまり、車
内において乗員が所有する携帯電話300を用いて携帯
電話センター301を通すとともに、インターネット2
02を介してプリペイドカード管理センター203と接
続することができるようになっている。
【0020】この携帯電話300を利用することによ
り、DSRCによる車両でのICカード104への金銭
の振り込みを行う場合の車載機器を最小限にすることが
できる。即ち、 ・情報リストを見る表示機能 ・メニューから選択する入力機能 を、汎用のシステムである携帯電話300のインターネ
ット(ホームページ)へのブラウザ機能を利用する。
【0021】このように、自動車に新たに表示機器およ
び入力機器を搭載することはコスト高となるため、既に
他の目的で所有し利用されている機器を利用することと
し、具体的には、携帯電話300における入力機能と表
示機能を利用している。
【0022】以下、入金操作部材としてリモコン付リー
ダライタ103あるいは携帯電話300を用いたICカ
ード(プリペイドカード)104でのサービス、特に、
カード104への入金手順について説明する。
【0023】図6には、車側と店舗側とプリペイドカー
ド管理センター203とクレジット管理センター204
における処理内容を示す。まず、車側において車両をイ
ンフラ側アンテナ200の下に移動させる。そして、乗
員はリモコン付リーダライタ103の入力キー103a
と表示部(ディスプレイ)103bを用いてセンター側
と交信可能な状態にする。あるいは、携帯電話300で
プリペイドカード管理センター203のホームページに
アクセスしてセンター側と交信可能な状態にする。
【0024】そして、プリペイドカード管理センター2
03はリモコン付リーダライタ103の表示部103b
あるいは携帯電話300の表示部300a(図1参照)
において利用サービスのメニュー表示とICカードの挿
入を依頼する。詳しくは、図7の第1画面のように、
「プリペイドカードへの入金」、「振込み」、「振替
え」、「残高確認」、「暗証番号変更」、「その他サー
ビス」といったメニューが表示される。さらに、図6に
おいて車側で利用者が利用サービスからプリペイドカー
ドへの入金を選択する。すると、プリペイドカード管理
センター203はリモコン付リーダライタ103の表示
部103bあるいは携帯電話300の表示部300aに
おいて2つのカードの暗証番号の入力を依頼する。詳し
くは、図7の第2画面のように、出金元ICカードとプ
リペイドICカードを挿入し、各々の暗証番号を入力し
て欲しい旨の表示がなされる。
【0025】引き続き、図6において車側で利用者がプ
リペイド及びクレジットICカードをリーダライタ10
3に2枚挿入するとともに、リモコン付リーダライタ1
03の入力キー103aの操作あるいは携帯電話300
のキー操作により2つの暗証番号を入力する。これによ
りカード内で認証を確認した後に、カード情報をプリペ
イドカード管理センター203に対し送信する。
【0026】その後、プリペイドカード管理センター2
03において、プリペイドカードIDの認証を実施し、
正常ならば、クレジット管理センター204に対しクレ
ジットカードのIDの認証を依頼する。すると、クレジ
ット管理センター204においてクレジットカードのI
Dの認証を確認して正常ならばその旨を返信する。
【0027】ここで、セキュリティを確実にするための
カードとカード発行機関(プリペイドカード会社)側の
相互認証は、カードが本物であることを判定するための
鍵(秘密の鍵)をカードとカード発行機関のみが持つこ
とで行うと、この間に存在する車載無線機・アンテナ
は、データの流れとしてインターネット上の通信回線と
同じく通過するだけとなる。
【0028】その後、プリペイドカード管理センター2
03は、リモコン付リーダライタ103の表示部103
bあるいは携帯電話300の表示部300aにおいて入
金処理の内容の入力を依頼する。詳しくは、図7の第3
画面のように、プリペイドカードへの入金額を指定して
ほしい旨の表示がされる。
【0029】そして、図6において車側で利用者が入金
額を入力する。プリペイドカード管理センター203
は、入金処理を実施する。その結果、図7の最終画面の
ように、入金処理が完了したことを示す表示がされる。
これにより、利用者は入金処理完了を確認することがで
きる。一方、プリペイドカード管理センター203は、
クレジット管理センター204に対しプリペイドカード
への入金額を請求する。これにより、クレジット管理セ
ンター204ではクレジット決済精算処理を実施する。
【0030】このようにしてリモコン付リーダライタ1
03あるいは携帯電話300を用いてICカード104
に希望の金額が振り込まれる。このとき、携帯電話30
0はインターネットに接続でき、ブラウザ機能を有しホ
ームページを閲覧できる機能を有するので、この機能を
利用することにより、携帯電話と狭域通信機器との特別
な通信手順を規定することなく簡便に入金を行うことが
できる。
【0031】なお、クレジットカードの代わりにキャッ
シュカードでプリペイドカード(ICカード)に入金し
てもよい。この際、カードリーダライタ103は同時に
2枚のカードを取り扱うことができるので、これまでの
説明ではクレジットカードとプリペイドカードを挿入し
ていたのに対しキャッシュカードとプリペイドカードを
挿入すればよい。
【0032】図8には、事前に出金元が登録されている
場合における車側と店舗側とプリペイドカード管理セン
ター203と口座銀行あるいはクレジット会社における
処理内容を示す。
【0033】まず、車側において車両をインフラ側アン
テナ200の下に移動させる。そして、乗員はリモコン
付リーダライタ103あるいは携帯電話300でプリペ
イドカード管理センター203に交信可能な状態にす
る。プリペイドカード管理センター203はリモコン付
リーダライタ103あるいは携帯電話300において利
用サービスのメニュー表示とICカードの挿入を依頼す
る。詳しくは、図9の第1画面のように、プリペイドカ
ードへの入金を含むメニューが表示される。そして、図
8において車側で利用者が利用サービスからプリペイド
カードへの入金を選択する。すると、プリペイドカード
管理センター203はリモコン付リーダライタ103あ
るいは携帯電話300においてICカードの暗証番号の
入力を依頼するとともに事前登録の出金元の確認を依頼
する。その結果、図9の第2画面のように、プリペイド
ICカードを挿入し、暗証番号を入力して欲しい旨の表
示がなされる。
【0034】そして、図8において車側で利用者がプリ
ペイドICカードをリーダライタ103に挿入するとと
もに、リモコン付リーダライタ103あるいは携帯電話
300により暗証番号を入力する。これによりカード内
で認証を確認した後に、カード情報をプリペイドカード
管理センター203に送信する。その後、プリペイドカ
ード管理センター203において、プリペイドカードI
Dの認証を実施し、正常ならば、リモコン付リーダライ
タ103あるいは携帯電話300において入金を依頼す
る。詳しくは、図9の第3画面のように、プリペイドカ
ードへの入金額を指定してほしい旨の表示がされる。
【0035】そして、図8において車側で利用者が入金
額を入力する。すると、プリペイドカード管理センター
203は、入金処理を実施する。その結果、図9の最終
画面のように、入金処理が完了したことを示す表示がさ
れる。これにより、利用者は入金処理完了を確認するこ
とができる。一方、プリペイドカード管理センター20
3は、後日、口座銀行あるいはクレジット会社にプリペ
イドカードへの入金額を請求する。これにより、口座銀
行あるいはクレジット会社では決済精算処理を実施す
る。
【0036】なお、決済用カードシステムとして、プリ
ペイドカードICカードへの入金サービスを主に説明し
てきたが、他のICカード(クレジットカード、デビッ
トカード等)の情報を読み書きするためのサービス(振
込み、振替え、残高確認、暗証番号変更)も同様に行う
ことができる。さらに、その他のセキュリティ性を要求
するカードを利用したサービスにも利用できる。
【0037】以上、図6,8を用いて説明したように、
ユーザー(利用者)側のメリットとして、 ・車で乗り付け、自分の車載機器100または携帯電話
300で操作して金銭をICカードに振り込むことがで
きる ・人に見られず、ICカード104への振り込みをする
ことができる ・家庭にパソコンなどのインターネット接続機器がな
く、インターネットサービスを利用できない人、インタ
ーネットを利用することに不安な人に利用しやすいとい
うことが可能となる。
【0038】また、プリペイドカード発行機関(カード
会社)側のメリットとして、 ・アンテナ設置の場所にユーザーを来させるので、監視
カメラ400で撮影してユーザーを特定することができ
る(広域のインターネットよりも不安が少なく、セキュ
リティ投資を減らせる) ・ユーザーの車載器をHMI(ヒューマン・マシーン・
インターフェイス)として用いることができるので、サ
ーバとアンテナだけの設備投資でよく駐車場あるいは何
処にも、何店も出店できる ということが可能となる。
【0039】このように、本実施形態は下記の特徴を有
する。 (イ)広義のカードシステムとして、自動車の乗員であ
る利用者または自動車をモニターするためのモニター手
段としての監視カメラ400をインフラ側に設置すると
ともに、自動車に搭載した狭域無線機101がインフラ
側アンテナ200による所定の通信エリアに入った状態
で、狭域無線機101とインフラ側アンテナ200との
間で狭域通信することにより、自動車に搭載したカード
リーダライタ103を用いてICカード104の情報を
読み書きするようにした。これにより、簡便なる手続き
にてICカード104に対する情報の読み書きを行うこ
とができる。また、このとき、監視カメラ400により
利用者または自動車をモニターすることにより、カード
発行機関(203)にとっては本人または自動車を確認
することができ、安全なるシステムを構築することがで
きる。このように、簡便かつ安全にICカードでのサー
ビスを提供することができる。 (ロ)狭義のカードシステムとして、自動車の乗員であ
る利用者または自動車をモニターするためのモニター手
段としての監視カメラ400をインフラ側に設置すると
ともに、自動車に搭載した狭域無線機101がインフラ
側アンテナ200による所定の通信エリアに入った状態
で、狭域無線機101とインフラ側アンテナ200との
間で狭域通信することにより、カード発行機関(プリペ
イドカード管理センター203)から、自動車に搭載し
たカードリーダライタ103を用いてICカード104
に金銭を振り込むようにした。これにより、プリペイド
カード管理センター203からカードリーダライタ10
3を用いてICカード104に金銭が振り込まれ、簡便
なる手続きにてICカード104への入金を行うことが
できる。また、このとき、監視カメラ400により利用
者または自動車をモニターすることにより、カード発行
機関(203)にとっては本人または自動車を確認する
ことができ、安全なるシステムを構築することができ
る。このように、簡便かつ安全にICカードへの入金を
行うことができる。 (ハ)カードリーダライタ103は、複数枚のICカー
ドの情報を同時に読み書きできるようにしたので、複数
のカードを用いて入金を行うことができる。 (ニ)自動車に表示装置103bとデータ入力装置10
3aが搭載されているので、利用者は自動車に乗ったま
ま入金を行うことができる。 (ホ)狭域通信以外の通信のためのクライアント端末
(携帯電話300)を利用して通信制御を行うようにし
たので、専用の表示装置とデータ入力装置を不要にで
き、機器の簡素化を図ることができる。
【0040】これまでの説明においては、移動体として
自動車を、狭域の無線通信としてDSRCを用いたが、
自動車の他にも電車や船舶や航空機に適用したり、DS
RCの他にもBluetooth、ワイヤレスLAN等
を用いてもよい。また、携帯電話の他にもPHSやPD
S(Parsonal Degital Assistant)を用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における決済用ICカードシステム
の全体構成図。
【図2】 ICカードに入金するための設備を示す図。
【図3】 DSRCでの決済用ICカードシステムのイ
メージ図。
【図4】 リモコン付リーダライタの構成図。
【図5】 リモコン付リーダライタの構成図。
【図6】 ICカードへの入金動作を説明するための
図。
【図7】 表示内容を示す図。
【図8】 ICカードへの入金動作を説明するための
図。
【図9】 表示内容を示す図。
【符号の説明】
100…車載機器、101…無線機、102…コントロ
ーラ、103…リモコン付リーダライタ、104…IC
カード(プリペイドカード)、105…ICカード(ク
レジットカード)、200…インフラ側アンテナ、20
1…店舗サーバ、202…インターネット、203…プ
リペイドカード管理センター、204…クレジット管理
センター、300…携帯電話、301…携帯電話センタ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 15/10 521 B42D 15/10 521 G06K 17/00 G06K 17/00 R

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 決済用カードとして用いるICカード
    (104)の情報を読み書きするためのシステムであっ
    て、 移動体の乗員である利用者または移動体をモニターする
    ためのモニター手段(400)をインフラ側に設置する
    とともに、 移動体に搭載した狭域無線機(101)がインフラ側ア
    ンテナ(200)による所定の通信エリアに入った状態
    で、狭域無線機(101)とインフラ側アンテナ(20
    0)との間で狭域通信することにより、移動体に搭載し
    たカードリーダライタ(103)を用いてICカード
    (104)の情報を読み書きするようにしたことを特徴
    とする決済用ICカードシステム。
  2. 【請求項2】 決済用カードとして用いるICカード
    (104)に金銭を振り込むための入金システムであっ
    て、 移動体の乗員である利用者または移動体をモニターする
    ためのモニター手段(400)をインフラ側に設置する
    とともに、 移動体に搭載した狭域無線機(101)がインフラ側ア
    ンテナ(200)による所定の通信エリアに入った状態
    で、狭域無線機(101)とインフラ側アンテナ(20
    0)との間で狭域通信することにより、カード発行機関
    (203)から、移動体に搭載したカードリーダライタ
    (103)を用いてICカード(104)に金銭を振り
    込むようにしたことを特徴とする決済用ICカードシス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の決済用ICカ
    ードシステムにおいて、 前記カードリーダライタ(103)は、複数枚のICカ
    ードの情報を同時に読み書きできるものであることを特
    徴とする決済用ICカードシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の決
    済用ICカードシステムにおいて、 移動体に表示装置(103b)とデータ入力装置(10
    3a)が搭載されていることを特徴とする決済用ICカ
    ードシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の決
    済用ICカードシステムにおいて、 前記狭域通信以外の通信のためのクライアント端末(3
    00)を利用して通信制御を行うようにしたことを特徴
    とする決済用ICカードシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の決済用ICカードシス
    テムにおいて、 前記狭域通信以外の通信のためのクライアント端末(3
    00)は、携帯電話であることを特徴とする決済用IC
    カードシステム。
JP2000365755A 2000-11-30 2000-11-30 決済用icカードシステム Pending JP2002170062A (ja)

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