JP2002169988A - 手話通訳提供方法及びシステム - Google Patents

手話通訳提供方法及びシステム

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JP2002169988A
JP2002169988A JP2000369026A JP2000369026A JP2002169988A JP 2002169988 A JP2002169988 A JP 2002169988A JP 2000369026 A JP2000369026 A JP 2000369026A JP 2000369026 A JP2000369026 A JP 2000369026A JP 2002169988 A JP2002169988 A JP 2002169988A
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JP2000369026A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tono
豪 東野
Masanori Ishiguro
正典 石黒
Yoshinobu Tonomura
佳伸 外村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ネットワーク上で手話通訳希望者(利用者)
と手話通訳者を仲介し、利用者の希望する番組に、手話
通訳者が自分の好きな場所で手話通訳を行い、その映像
を利用者に伝送することが可能な手話通訳提供方法及び
システムを提供する。 【解決手段】 手話通訳者が情報仲介者に対して、手話
通訳者の属性情報を登録する。情報仲介者は、登録され
ている手話通訳者に対して希望予約状況を公開して通訳
を募集する。情報仲介者が希望元の利用者に対して、通
訳可能となった旨を通知し、番組放送時には、応募した
手話通訳者は、任意の場所で番組を視聴しつつ手話通訳
を行い、手話動作を撮影する。手話通訳者は変換された
映像データを情報仲介者に送信する。情報仲介者は手話
映像データを希望元の利用者に送信し、手話映像を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手話通訳提供方法
及びシステムに係り、特に、放送局から放送されている
テレビ映像とネットワークを介して手話通訳者から取得
した手話通訳映像とを合わせて聴覚障害者(利用者)に
提供するための手話通訳提供方法及びシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、聴覚障害者が楽しめるTV番組
は、特定の放送局の手話ニュースや手話通訳映像(手話
映像)がワイプ挿入さている一部の番組がある。
【0003】また、聴覚障害者に対して手話通訳を行う
方法として、手話通訳者が聴覚障害者のいるところに出
向いて手話通訳を行うことが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、聴覚障害者が利用できる番組は一部の番
組に制限されており、その他の番組を楽しむことができ
ない。また、これらの手話映像も情報提供側が付加サー
ビスとして提供しているため、基本的に利用者の希望す
る番組に手話映像を付けることはできない。
【0005】さらに、手話映像を付加するとしても、手
話通訳者が撮影所に出向かなければならず、手話通訳者
にとっては、時間、場所が拘束されるという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ネットワーク上で手話通訳希望者(利用者)と手話
通訳者を仲介し、利用者の希望する番組に、手話通訳者
が自分の好きな場所で手話通訳を行い、その映像を利用
者に伝送することが可能な手話通訳提供方法及びシステ
ムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0008】本発明(請求項1)は、ネットワークを介
して手話通訳を提供するための手話通訳提供方法におい
て、手話通訳者が情報仲介者に対して、該手話通訳者の
属性情報を登録し(ステップ1)、情報仲介者が放送ス
ケジュールを含む放送情報を利用者に対して提示し(ス
テップ2)、放送情報に基づいて手話通訳を希望する番
組を選択し(ステップ3)、手話通訳希望予約を情報仲
介者に登録し(ステップ4)、情報仲介者は、登録され
ている手話通訳者に対して希望予約状況を公開して通訳
を募集し(ステップ5)、募集に対して手話通訳可能な
通訳者が情報仲介者に対して応募し(ステップ6)、手
話通訳者応募があった手話通訳希望予約について、情報
仲介者が希望元の利用者に対して、通訳可能となった旨
を通知し(ステップ7)、番組放送時には、応募した手
話通訳者は、任意の場所で該番組を視聴しつつ手話通訳
を行い、手話動作を撮影し、撮影された手話映像データ
をネットワーク伝送に適した形式に符号化し(ステップ
8)、変換された手話映像データを情報仲介者に送信し
(ステップ9)、情報仲介者は、手話映像データを希望
元の利用者に送信し(ステップ10)、希望元利用者に
おいて、手話映像データを受信し、復号し、同時に受信
したテレビ番組と同期表示して、手話映像を視聴する
(ステップ11)。
【0009】本発明(請求項2)は、情報仲介者におい
て、手話通訳者が手話通訳を行った時間を記録し、該時
間に応じて通訳料を該手話通訳者に支払う。
【0010】本発明(請求項3)は、利用者が手話通訳
希望を予約する際に、性別や年齢を含む通訳者属性や、
伝統的手話や日本語対応手話を含む手話の種類の条件を
付加して予約し、手話通訳者を募集する際に、予約条件
と予め登録されている手話通訳者の属性を比較し、条件
に合致する通訳者に直接依頼する。
【0011】本発明(請求項4)は、手話通訳者を募集
する際に、複数人数募集し、応募のあった手話通訳者の
手話実施スケジュールを予め作成し、スケジュールを複
数の応募があった手話通訳者に通知し、手話通訳時に
は、情報仲介者から応募があった手話通訳者の間で交代
するタイミングを各手話通訳者に通知すると共に、該手
話通訳者から取得した手話映像データを切り替えて利用
者に送信する。
【0012】本発明(請求項5)は、ネットワークを介
して手話通訳を提供するための手話通訳提供方法におい
て、手話通訳者が情報仲介者に対して、該手話通訳者の
属性情報を登録し、利用者は、予め情報仲介者に対し
て、少なくとも手話通訳を依頼したい日時、内容を含む
予約条件と共に、手話通訳依頼を予約し、情報仲介者
は、登録されている手話通訳者に対して希望予約状況を
公開して通訳を募集し、募集に対して手話通訳可能な通
訳者が情報仲介者に対して応募し、手話通訳者応募があ
った手話通訳希望予約について、情報仲介者が希望元の
利用者に対して、通訳可能となった旨を通知し、通訳当
日は、利用者が音声付きの映像を撮影し、撮影内容を符
号化し、音声付き映像データとして情報仲介者に送信
し、情報仲介者は、音声付き映像データを予め応募した
手話通訳者に送信し、手話通訳者は、音声付き映像デー
タを復号化し、提示して視聴しつつ手話通訳を行い、手
話動作を撮影し、撮影された手話動作の映像の符号化を
行い、変換された手話映像データを情報仲介者に送信
し、情報仲介者は、手話映像データ利用者に送信し、利
用者において、手話映像データを受信し、復号し、表示
して、手話映像を視聴する。
【0013】本発明(請求項6)は、ネットワークを介
して手話通訳を提供するための手話通訳提供システムで
あって、手話通訳者から、通訳者の属性情報の登録を受
け付け、通訳者データベースに登録する通訳者情報格納
手段と、放送局から放送スケジュールを取得して放送情
報データベースに登録する放送情報格納手段と、放送情
報データベースから利用者に対して放送スケジュールを
提示するスケジュール提示手段と、利用者から選択され
た手話通訳を希望する番組を手話通訳希望予約として取
得して、依頼状況データベースに登録する予約取得手段
と、依頼状況データベースの手話通訳希望予約の状況を
通訳者データベースに登録されている手話通訳者に送信
して通訳者を募集する通訳者募集手段と、手話通訳者か
らの応募を受け付ける応募受け付け手段と、手話通訳予
約のあった利用者に対して、通訳可能となった旨を通知
する通訳可能通知手段と、手話通訳者から送信される手
話映像データを受信する手話通訳映像受信手段と、 受
信した手話映像データを利用者に送信する手話通訳映像
送信手段とを有する情報仲介装置と、手話通訳者が情報
仲介装置に対して通訳者の属性情報を登録する通訳者情
報登録手段と、情報仲介装置からの放送スケジュール及
び、募集に対して応募する応募手段と、番組放送時に任
意の場所で番組を視聴しつつ手話通訳を行い、手話動作
を撮影し、撮影された手話映像データを送信する際に介
在するネットワークの形式に該手話映像データを変換
し、情報仲介装置に送信する手話動作映像撮影・送信手
段とを有する通訳者装置と、情報仲介装置から取得した
放送スケジュールに対して、手話通訳を希望する番組を
選択し、手話通訳希望予約として該情報仲介装置に送信
する予約手段と、情報仲介装置から送信される手話映像
データを復号し、放送局から同時に受信したテレビ番組
と同期表示して視聴する視聴手段とを有する利用者装置
とを有する。
【0014】本発明(請求項7)は、情報仲介装置にお
いて、手話通訳者が手話通訳を行った時間を記録する通
訳時間記録手段と、時間に応じて通訳料を計算する通訳
料計算手段とを有し、情報仲介者は、通訳料を手話通訳
者に支払う。
【0015】本発明(請求項8)は、予約手段におい
て、通訳者属性や手話の種類を含む条件も付加して予約
する手段を有し、通訳者募集手段において、予約手段に
おける条件と予め通訳者データベースに登録されている
手話通訳者属性を比較して、該条件に合致する通訳者に
直接依頼する手段を有する。
【0016】本発明(請求項9)は、通訳者募集受け付
け手段において、複数人数の手話通訳者を募集し、応募
のあった複数の手話通訳者の手話実施スケジュールを作
成する手段と、手話実施スケジュールを複数の応募手話
通訳者に通知する手段と、手話通訳時には、応募のあっ
た手話通訳者の間で交代するタイミングを各手話通訳者
に通知する手段と、手話通訳者の交代するタイミングで
手話映像データを切り替えて、手話映像データを利用者
装置に送信する手段とを有する。
【0017】本発明(請求項10)は、ネットワークを
介して手話通訳を提供するための手話通訳提供システム
であって、手話通訳者から、通訳者の属性情報の登録を
受け付け、通訳者データベースに登録する通訳者情報格
納手段と、利用者から送信された手話通訳希望を手話通
訳予約として取得して、依頼状況データベースに登録す
る予約取得手段と、依頼状況データベースの手話通訳希
望予約の状況を通訳者データベースに登録されている手
話通訳者に送信して通訳者を募集する通訳者募集手段
と、手話通訳者からの応募を受け付ける応募受け付け手
段と、手話通訳予約のあった利用者装置に対して、通訳
可能となった旨を通知する通訳可能通知手段と、利用者
から音声付き映像を受信して、応募のあった手話通訳者
に音声付き映像データを送信する映像受信手段と、手話
通訳者から送信される手話映像データを受信する手話通
訳映像受信手段と、受信した手話映像データを利用者に
送信する手話通訳映像送信手段とを有する情報仲介装置
と、手話通訳者が情報仲介装置に対して通訳者の属性情
報を登録する通訳者情報登録手段と、情報仲介装置から
の募集に対して応募する応募手段と、任意の場所で音声
付き映像データを視聴しつつ手話通訳を行い、手話動作
を撮影し、撮影された手話映像データを送信する際に介
在するネットワークの形式に該手話映像データを変換
し、情報仲介装置に送信する手話動作映像撮影・送信手
段とを有する通訳者装置と、情報仲介者装置に対して、
手話通訳を依頼したい日時、内容を含む条件と共に、手
話通訳依頼を行う手段と、通訳依頼当日は、利用者が用
意した音声付き映像データを符号化して情報仲介者装置
に送信する映像送信手段と、情報仲介装置から送信され
る手話映像データを復号し、表示して、手話映像を視聴
する視聴手段とを有する利用者装置とを有する。
【0018】上記のように、本発明では、まず、情報仲
介者に対して、手話通訳者が自己の属性情報を登録して
おき、情報仲介者は、手話通訳希望する利用者に対して
手話通訳を希望する番組を選択させて予約を受け付け、
利用者からの予約と合致する手話通訳者を募集し、番組
放送時において、手話通訳者は自宅等の任意の場所で手
話通訳を行うと同時に、撮影された手話通訳映像を情報
仲介者に転送し、情報仲介者から当該手話通訳映像を予
約した利用者に対して送信することにより、利用者は、
TV番組と情報仲介者から取得した手話映像とを合わせ
て視聴することが可能となる。
【0019】また、本発明は、手話通訳時間に応じて手
話通訳料を手話通訳者に支払うことが可能となる。
【0020】さらに、手話通訳を予約する際に、伝統的
手話、日本語対応手話等の手話の種類も指定することが
可能となり、情報仲介者は、これらの条件に合う手話通
訳者を募集し、手話通訳を依頼することが可能となる。
【0021】また、手話通訳は重労働であり、一人で長
時間通訳していると腕や肩に負担がかかり、悪化すれば
腱鞘炎になるなどの問題があるため、講演会等で手話通
訳をする場合には、二人以上の通訳者が一定時間毎に交
代しながら通訳を行う場合が殆どである。本発明では、
複数の手話通訳者による手話通訳映像を切り換えて利用
者に手話映像を提供することが可能となる。
【0022】また、本発明は、放送番組のみならず、利
用者自身が個人的に撮影した音声付きの映像に対して手
話通訳を依頼された場合でも、情報仲介者がこのような
映像を手話通訳者にネットワークを介して送信し、手話
通訳者は、当該映像に対して手話通訳を行い、映像デー
タとして情報仲介者に送信することで、利用者及び手話
通訳が自宅等にいても容易に手話通訳を行い、手話通訳
映像を聴取することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】図2は、本発明のシステム構成を
示す。
【0024】本発明のシステムは、情報仲介者装置10
0、通訳者装置200、利用者装置300及びネットワ
ーク400から構成される。
【0025】情報仲介者装置100は、ネットワーク4
00を介して通訳者装置200及び利用者装置300と
接続されている。
【0026】情報仲介装置100は、放送情報データベ
ース101、通訳者データベース102、依頼状況デー
タベース103、放送情報格納部110、通訳者城郭脳
部1スケジュール提示部130、予約取得部140、通
訳者募集部150、応募受け付け部160、通訳可能通
知部170、手話映像受信部180、及び手話通訳映像
送信部190から構成される。
【0027】放送情報格納部110は、放送局から放送
スケジュールを取得して放送情報データベース101に
登録する。
【0028】通訳者情報格納部120は、手話通訳者か
ら、通訳者の属性情報の登録を受け付け、通訳者データ
ベース102に登録する。
【0029】スケジュール提示部130は、放送情報デ
ータベース101を参照して、利用者に対して放送スケ
ジュールを提示する。
【0030】予約取得部140は、利用者から選択され
た手話通訳を希望する番組を手話通訳希望予約として取
得して、依頼状況データベース103に登録する。
【0031】通訳者募集部150は、依頼状況データベ
ース103の手話通訳希望予約の状況を通訳者データベ
ース102に登録されている手話通訳者に送信して通訳
者を募集する。
【0032】応募受け付け部160は、手話通訳者から
の応募を受け付け、応募した通訳者の情報を依頼状況デ
ータベース103に格納する。予約取得部140で取得
した条件と予め通訳者データベース102に登録されて
いるいる手話通訳者属性を比較して、該条件に合致する
通訳者に直接依頼することも可能である。さらに、募集
受け付け部160は、複数の手話通訳者を募集し、応募
のあった手話通訳者の手話実施スケジュールを予め作成
し、当該スケジュールを応募してきた手話通訳者に通知
する。これにより、手話通訳を応募した手話通訳者の間
で交代するタイミングを各手話通訳者に通知する。
【0033】通訳可能通知部170は、手話通訳予約の
あった利用者装置200に対して、通訳可能となった旨
を通知する。
【0034】手話映像受信部180は、通訳者装置20
0から送信される手話通訳映像を受信する。また、当該
手話映像受信部180は、手話通訳者が手話通訳を行っ
た時間を記録することも可能であり、手話通訳映像に基
づいて手話通訳を行っている時間を求める。その方法と
しては、例えば、映像時間を通訳時間とすることも可能
であり、これにより、情報仲介者は、当該通訳時間に基
づいて通訳料を算出し、手話通訳者に支払うことができ
る。
【0035】手話通訳映像送信部190は、手話映像受
信部180で受信した手話通訳映像を利用者に送信す
る。また、応募受け付け部160において、複数の手話
通訳者の応募があった場合には、それらの手話通訳者の
交代するタイミングで手話映像を切り替えて利用者装置
300に送信することも可能である。
【0036】通訳者装置200は、通訳者登録部21
0、応募部220、手話動作映像撮影・送信部230か
ら構成される。
【0037】通訳者登録部210は、手話通訳者が情報
仲介装置100に対して通訳者の属性情報を登録する。
【0038】応募部220は、情報仲介装置100から
の放送スケジュール及び、募集情報に基づいて応募す
る。
【0039】手話動作映像撮影・送信部230は、番組
放送時に任意の場所で番組を視聴しつつ手話通訳を行
い、手話動作を撮影し、撮影された映像データを送信す
る際に介在するネットワークの形式に該映像データを変
換し、情報仲介装置100に送信する。
【0040】利用者装置300は、予約部310と視聴
部320から構成される。
【0041】予約部310は、情報仲介装置100から
取得した放送スケジュールに対して、手話通訳を希望す
る番組を選択し、手話通訳希望予約として情報仲介装置
100に送信する。また、予約部310は、通訳者属性
や手話の種類を含む条件も付加して予約することも可能
である。また、予約部310では、情報仲介者装置10
0に対して、手話通訳を依頼したい日時、内容を含む条
件と共に、手話通訳依頼を行う。また、通訳当日は、利
用者により撮影された音声付き映像データを符号化して
情報仲介者装置100に送信する。
【0042】視聴部320は、情報仲介装置100から
送信される手話通訳映像を復号し、放送局から受信する
テレビ番組と同時に表示して視聴する。
【0043】上記の構成により、以下のような動作を行
う。
【0044】(1) 手話通訳者装置200の通訳者登
録部210から情報仲介者装置100に対して、手話通
訳者の属性情報を登録する。
【0045】(2) 情報仲介者装置100は、放送情
報格納部110により予め放送局から取得している放送
スケジュールを含む放送情報を放送情報データベース1
01から読み出して、利用者装置300に対して送信
し、これを利用者が閲覧する。 (3) 利用者は、利用者装置300より情報仲介装置
100から取得した放送情報に基づいて手話通訳を希望
する番組を選択する。
【0046】(4) 利用者装置300の予約部310
は、選択された番組に対する手話通訳の予約を情報仲介
装置100に送信することにより、情報仲介装置100
は、当該予約を依頼状況データベース103に登録す
る。
【0047】(5) 情報仲介者装置100の通訳者募
集部150は、通訳者データベース102に登録されて
いる手話通訳者に対して、依頼状況データベース103
の希望予約状況を公開して通訳を募集する。
【0048】(6) 通訳者装置200の応募部220
から、情報仲介装置100からの募集に対して、手話通
訳可能な通訳者が情報仲介者に対して応募する。
【0049】(7) 通訳可能通知部170は、手話通
訳者の応募があった通訳希望について、情報仲介者が希
望元の利用者装置300に対して、通訳可能となった旨
を通知する。
【0050】(8) 番組放送時には、応募した手話通
訳者は、任意の場所で該番組を視聴しつつ手話通訳を行
い、通訳者装置200の手話動作映像撮影・送信部23
0は、手話動作を撮影し、撮影された手話動作の映像を
ネットワーク伝送に適した形式に変換(符号化)し、変
換された映像データをネットワーク400を介して情報
仲介者装置100に送信する。
【0051】(9) 情報仲介者装置100の手話映像
受信部180で手話動作の映像を受信し、手話通訳映像
送信部190から手話映像データを希望元の利用者装置
300に送信する。
【0052】(10) 希望元の利用者装置300の視
聴部320において、手話映像データを受信し、復号
し、同時に受信したテレビ番組と同時に表示して、手話
映像を視聴する。
【0053】また、本発明は、上記の(9)において、
通訳者装置200から手話動作の映像を受信する際に、
手話通訳者が手話通訳を行った時間を記録しておき、当
該時間に応じて通訳料を算出し、手話通訳者に支払うこ
とも可能である。手話通訳料は、予め通訳者データベー
ス102に手話通訳における時間単価を各通訳者毎に設
定しておき、単に、手話動作の映像の時間に当該時間単
価を掛け合わせて算出する方法が考えられる。
【0054】また、上記の(4)において、利用者が手
話通訳希望を予約する際に、予約情報として、性別や年
齢を含む通訳者属性や、伝統的手話や日本語対応手話を
含む手話の種類の条件を付加して予約することも可能で
あり、情報仲介者装置100において、手話通訳者を募
集する際に、予約条件と予め登録されている手話通訳者
の属性を比較し、条件に合致する通訳者に直接依頼する
ようにしてもよい。また、上記の(5)において、手話
通訳者を簿主する手話通訳者を募集する際に、手話通訳
者を複数人数募集し、応募のあった手話通訳者の手話実
施スケジュールを予め作成し、スケジュールを複数の応
募があった手話通訳者に通知し、手話通訳時には、情報
仲介者装置100から手話通訳を応募した手話通訳者の
通訳者装置200の間で交代するタイミングを各手話通
訳者に通知すると共に、手話映像を切り替えて利用者装
置100に送信することも可能である。
【0055】また、利用者装置300において、予め情
報仲介者装置100に対して、少なくとも手話通訳を依
頼したい日時、内容を含む条件と共に、手話通訳依頼を
予約し、当日は、利用者が音声付きの映像を撮影する、
または、予め用意された映像データについて符号化し、
音声付きの映像データとして情報仲介者装置100にに
送信し、情報仲介者装置100が、音声付き映像データ
を予め応募した手話通訳者の通訳者装置200に送信
し、手話通訳者装置200では、音声付き映像データを
復号化し、表示することにより、手話通訳者は、表示さ
れた音声付き映像データを見て手話動作を行い、手話動
作映像撮影・送信部230から情報仲介者装置100に
送信することで、上記の(9)、(10)の処理によ
り、利用者から取得した映像に基づいて手話通訳のサー
ビスを行うことも可能である。
【0056】
【実施例】図3は、本発明の一実施例のシステム構成を
示す。
【0057】同図内の・内の数字と以下の()の数字は
対応するものとする。
【0058】同図に示すシステムは、情報仲介者A、手
話通訳者B、利用者C、放送局Dの4者で構成される。
【0059】(1) 手話通訳者は、情報仲介者A内の
通訳者DBに対して通訳者登録を行う。この通訳者登録
で登録する情報は、通訳者の住所/氏名等の他に通訳可
能な時間帯、手話の種類(伝統的手話、日本語対応手話
等)や得意分野(政治、経済、技術など)、また後述す
る手話通訳料支払のための情報(口座番号等)などであ
る。
【0060】(2) 情報仲介者は、手話通訳者の登録
を受け付け、その内容を通訳者データベースに格納す
る。この通訳者データベースに登録される内容を図4に
示す。同図に示すように、登録される内容は、氏名、住
所、電話番号、Fax番号、E−Mailアドレス、手
話通訳可能時間帯、通訳可能手話種別、得意分野、手話
通訳料払い込み先、備考等である。
【0061】(3) 情報仲介者Aは、放送局Dから放
送に関する情報を取得し、放送情報データベースに保存
する。この放送情報とは、電子番組ガイド(EPG)と
同様のもので、チャンネル、時刻、番組名、ジャンル、
出演者などであるが、番組自体に手話通訳が付いている
か否かの情報も含まれている。
【0062】(4) 放送情報データベースの内容は公
開され、利用者Cから放送情報参照が可能である。
【0063】(5) 参照した内容から利用者Cは、手
話通訳を依頼したい番組を選択し、情報仲介者Aに通訳
依頼を行う。
【0064】(6) 情報仲介者Aは、当該要求を依頼
受け付けする。
【0065】(7) 情報仲介者Aは、受け付けが要求
を依頼状況データベースに登録する。当該依頼状況デー
タベースの内容は、通訳者データベースに登録されてい
る手話通訳者に公開される。
【0066】(8) 手話通訳者は当該依頼状況データ
ベースに対して依頼状況照会する。 (9) 手話通訳者は、手話通訳可能な依頼があれば、
通訳実施可能として応募する。
【0067】(10) 当該応募は、情報仲介者Aにて
受け付けられ、情報仲介者Aは、通訳者応募があった旨
を登録する。
【0068】(11) 情報仲介者Aは、依頼元利用者
Cに対して通訳可能を通知する。
【0069】(12) 依頼元利用者Cは、情報仲介者
Aからの通知を受信し、依頼が受け付けられたことを知
る。
【0070】ここで、放送情報データベース及び依頼状
況データベースの公開方法として、インターネット上の
WebPage の形態が考えられ、通訳可能通知及び通知受信
の情報送受信方法としては、電子メールの形態が考えら
れる。図5に、依頼状況データベースをその公開画面イ
ンタフェースイメージを示している。同図中、第1チャ
ネル(Ch1)で18:00から始まるニュースに対し
て「日本語対応手話」での通訳依頼が1名と「伝統的手
話」での通訳依頼が1名あり、前者についてはすでに通
訳者応募があり、後者については未応募であることを示
している。このように手話通訳者はどのような番組に対
してどのような通訳(手話の種類)依頼があり、まだ、
通訳者のついていない番組はどれかが一覧できるように
なっている。この画面を通して未応募の番組に応募する
ことができる。
【0071】例えば、図5中、第2チャンネル(Ch
2)で18:15から始まるプロ野球中継に対する伝統
的手話による手話通訳依頼に対して画面上の「□」をク
リックし、その後表示される図6に示すような入力フォ
ームに必要事項を入力後、登録する。
【0072】(13) 通訳依頼した番組放送時には、
手話通訳者Bは、放送局からの番組を受信する。
【0073】(14) 手話通訳者Bは、番組を視聴し
ながら手話通訳を実施する。このとき、手話通訳を手話
映像撮影する。
【0074】(15) 映像した手話映像データを介在
するネットワークの形式に符号化する。
【0075】(16) 符号化された映像データをネッ
トワークを介して情報仲介者Aに送信する。
【0076】(17) 情報仲介者Aは、手話映像デー
タを受信する。
【0077】(18) 受信した手話映像データを情報
仲介者Aは、当該番組の通訳依頼元の利用者Cへ送信す
る。
【0078】(19) 利用者Cは、放送番組を受信す
ると共に、手話映像データを受信する。
【0079】(20) 利用者Cは、受信した放送番組
及び手話映像データを復号化する。 (21) 復号した手話映像を表示することで放送番組
を手話通訳と共に視聴する。
【0080】(22) なお、情報仲介者Aは、手話映
像データ受信時(17)において、手話通訳時間を記録
する。
【0081】(23) 記録された時間と通訳者データ
ベースをもとに通訳料支払処理を行い、手話通訳者は実
施した手話通訳の時間に応じて手話通訳料を受け取る。
【0082】次に、1つの番組の通訳に対して複数の手
話通訳者で交代しながら通訳する例を以下に示す。
【0083】図7は、本発明の一実施例の複数手話通訳
者対応の例を示す図である。
【0084】なお、放送局が事前に放送情報を提供する
処理、利用者が当該情報を元に希望する番組に手話通訳
を依頼する処理、また、手話通訳者が予め登録しておく
処理、通訳を実施した時間に応じて通訳料を支払う処理
は、前述の図3の処理と同様であるので、省略する。こ
こでは、既に、手話通訳依頼が依頼状況データベースに
登録されている状態(25)から利用者に手話映像が送
信されるまでについて説明する。
【0085】なお、同図中の○内の数字と以下の()内
の数字は対応するものとする。
【0086】(24) 複数の手話通訳者B1〜Bn
は、それぞれ依頼状況データベースを参照し、各自が手
話通訳応募を行い、情報仲介者Aは、当該応募を受け付
ける。 (25) これにより、依頼状況データベースは、図5
に示した情報に加えて、番組ごとに必要な手話通訳者数
が表示されている。この必要な手話通訳者数は、番組の
内容や時間によって決定される。即ち、単位時間あたり
の情報量が多い場合(ニュース等)や、継続時間が長い
場合(スポーツ中継等)には多い人数が、逆に、放送時
間が短く情報量が少ない場合(15分程度の教養番組
等)には少ない(場合によっては一人)の人数が割り当
てられている。この基準は、情報仲介者Aによって決め
られる。
【0087】上記必要な通訳者数が揃わなかった場合に
は、「通訳不可」の情報が依頼元の利用者に通知され、
また、必要通訳者数未満の応募者数であった場合には、
「通訳不要」の旨が通知される。
【0088】(26) 必要手話通訳者数が確保された
場合、情報仲介者Aでは、依頼状況データベースを元に
複数の手話通訳者の交代スケジューリングを行う。図7
では、手話通訳者B1、B2、及びBnがある同一の番
組に手話通訳応募したことを示している。交代スケジュ
ーリングの結果は、当該番組の放送開始前に各応募手話
通訳者に通知される。
【0089】(27) 当該番組の放送時には、各応募
手話通訳者B1,B2,Bn及び依頼元利用者Cは、そ
れぞれ放送を受信し視聴する。
【0090】(29) 情報仲介者A中の映像スイッチ
ングは、交代スケジューリングの結果を取得し、当該ス
ケジュールに従って各応募手話通訳者B1,B2,Bn
に各自の通訳時間を通知する。各応募手話通訳者は、当
該切り替え情報を受信して表示する。この表示方法に
は、例えば、PCの画面上にそれを示すマークを表示す
る場合や、通訳時間を示したLED等の専用表示装置を
TVの上に置く場合等が考えられる。
【0091】(30) 各応募手話通訳者は、切り替え
情報表示により、示された自分の通訳時間中、放送を視
聴しつつ手話映像撮影装置の前で手話を行い、その映像
を符号化し、情報仲介者Aに送信する。
【0092】(31) 情報仲介者Aは、全ての応募手
話通訳者野映像データを受信する。 (32) 映像スイッチング(28)によるスイッチン
グ信号により依頼元利用者Cに送信すべき映像データを
1つ選択する。選択された映像データは、依頼元利用者
Cに送信される。
【0093】(33) 依頼元利用者Cは、放送を受信
(27)すると同様に、手話映像データを情報仲介者A
から受信し、復号化し、表示された手話映像を視聴す
る。
【0094】以上は、放送番組に対する手話通訳依頼に
おける処理を説明したが、次に、利用者自身が撮影した
映像に対して手話通訳依頼により手話通訳サービスを提
供するシステムについて説明する。
【0095】図8は、本発明の一実施例の利用者からの
映像に対する手話通訳を行う例を示す。手話通訳者が情
報仲介者に通訳者登録する処理や、予め利用者が手話通
訳依頼データベースに通訳依頼を登録する処理、当該手
話通訳依頼データベースを参照して、登録手話通訳者が
手話通訳依頼に応募する処理、また、通訳時間に応じて
手話通訳者に通訳料を支払う処理等は、前述の図3にお
けるシステムと同様であるのでここでは省略する。
【0096】(34) 予め情報仲介者Aに対して手話
通訳を依頼した日時に、依頼元利用者Cは、通訳を依頼
したい映像(音声付き)を撮影する。
【0097】(35) 撮影された映像データをネット
ワークの形式に対応するように符号化する。
【0098】(36) 符号化された映像データを情報
仲介者Aに当該映像データを送信する。
【0099】(37) 情報仲介者Aは、当該映像デー
タを受信する。
【0100】(38) 情報仲介者Aは、予め通訳依頼
に対して応募していた手話通訳者に対して当該映像デー
タを送信する。
【0101】(39) 手話通訳者Bは、情報仲介者A
から送信された映像データを受信する。
【0102】(40) 手話通訳者Bは、受信した映像
データを復号化する。
【0103】(41) 復号化された映像データを表示
し、当該映像を視聴しつつ手話通訳を行う。
【0104】(42) さらに、手話通訳者Bは、当該
手話通訳映像を撮影する。
【0105】(43) 撮影した手話通訳映像を映像デ
ータに符号化する。
【0106】(44) 符号化された映像データを情報
仲介者Aに送信する。
【0107】(45) 情報仲介者Aは、手話通訳者B
から送信された手話映像データを受信する。
【0108】(46) 情報仲介者Aは、受信した手話
映像データを依頼元利用者Cに送信する。
【0109】(47) 依頼元利用者Cは、情報仲介者
Aから送信された手話映像データを受信する。
【0110】(48) 依頼元利用者Cは、受信した手
話映像データを復号化する。
【0111】(49) 復号化された映像データを表示
し、手話通訳映像を視聴する。
【0112】また、図8を用いて説明したシステムは、
図7で説明した複数の手話通訳者の場合にも適用可能で
あり、その際には、情報仲介者Aは、利用者から送信さ
れた映像データを応募のあった複数の手話通訳者全てに
配信する処理が付加される。上記の実施例のイメージを
図9に示す。
【0113】図9の例では、放送番組がスポーツ中継で
あり、手話通訳者が当該番組を視聴しながら、カメラの
前で手話通訳を行っている。また、このとき、情報仲介
者からの交代情報(残り5分30秒)が表示装置に表示
されている。利用者は、放送番組と共に、手話通訳者に
より手話通訳を視聴することができる。
【0114】また、本発明は、図2に示される各装置の
構成要素を、装置毎にプログラムとして構築し、情報仲
介者装置、通訳者装置、利用者装置として利用されるコ
ンピュータに接続されるディスク装置や、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体
に格納しておき、本発明を実施する際にインストールす
ることにより、容易に本発明を実現できる。
【0115】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応
用が可能である。
【0116】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、聴覚障
害者は、これまでは放送局が手話映像を付加した一部の
番組しか視聴できなかったが、利用者側で希望する放送
番組に手話通訳を付けることが可能となる。
【0117】さらに、利用者自身が撮影した映像(音声
付き)に対しても手話通訳を付けることが可能となる。
【0118】手話通訳者にとっては、自分の都合の良い
時間に(それが短時間でも)、自分の都合の良い場所で
通訳が可能となり、通訳を実施する機会が増えるという
メリットがある。
【0119】また、交代で複数の手話通訳者に通訳して
もらうことが可能であるため、通訳者の負担の軽減可能
である。
【0120】即ち、利用者にとっても手話通訳者にとっ
ても、さまざまな場面で気軽に手話通訳を依頼し、通訳
を実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施例の通訳者登録データベースの
内容の例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の依頼状況データベースの例
(画面インターフェースイメージ)である。
【図6】本発明の一実施例の通訳応募入力フォームの例
である。
【図7】本発明の一実施例の複数手話通訳者対応の例で
ある。
【図8】本発明の一実施例の利用者からの映像に対する
手話通訳を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施例の利用イメージである。
【符号の説明】
100 情報仲介者装置 101 情報情報データベース 102 通訳者データベース 103 依頼状況データベース 110 放送情報格納部 120 通訳者情報格納部 130 スケジュール提示部 140 予約取得部 150 通訳者募集部 160 応募受け付け部 170 通訳可能通知部 180 手話映像受信部 190 手話通訳映像送信部 200 通訳者装置 210 通訳者登録部 220 応募部 230 手話動作映像撮影・送信部 300 利用者装置 310 予約部 320 視聴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/16 C 7/173 640 7/173 640A (72)発明者 外村 佳伸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB01 BC01 BD02 BD08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して手話通訳を提供す
    るための手話通訳提供方法において、 手話通訳者が情報仲介者に対して、該手話通訳者の属性
    情報を登録し、 、 前記情報仲介者が放送スケジュールを含む放送情報を利
    用者に対して提示し、 前記放送情報に基づいて手話通訳を希望する番組を選択
    し、手話通訳希望予約を前記情報仲介者に登録し、 前記情報仲介者は、登録されている手話通訳者に対して
    前記希望予約状況を公開して通訳を募集し、 募集に対して手話通訳可能な通訳者が前記情報仲介者に
    対して応募し、 手話通訳者応募があった前記手話通訳希望予約につい
    て、前記情報仲介者が希望元の利用者に対して、通訳可
    能となった旨を通知し、 番組放送時には、応募した前記手話通訳者は、任意の場
    所で該番組を視聴しつつ手話通訳を行い、手話動作を撮
    影し、撮影された手話映像データの符号化を行い、 変換された手話映像データを前記情報仲介者に送信し、 前記情報仲介者は、前記手話映像データを希望元の利用
    者に送信し、 前記希望元利用者において、前記手話映像データを受信
    し、復号し、同時に受信したテレビ番組と同期表示し
    て、手話映像を視聴することを特徴とする手話通訳提供
    方法。
  2. 【請求項2】 前記情報仲介者は、前記手話通訳者が手
    話通訳を行った時間を記録し、該時間に応じて通訳料を
    該手話通訳者に支払う請求項1記載の手話通訳提供方
    法。
  3. 【請求項3】 前記利用者が手話通訳希望を予約する際
    に、 性別や年齢を含む通訳者属性や、伝統的手話や日本語対
    応手話を含む手話の種類の条件を付加して予約条件とし
    て予約し、 前記手話通訳者を募集する際に、前記予約条件と予め登
    録されている手話通訳者の属性を比較し、条件に合致す
    る通訳者に直接依頼する請求項1または、2記載の手話
    通訳提供方法。
  4. 【請求項4】 前記手話通訳者を募集する際に、 複数人数募集し、 応募のあった手話通訳者の手話実施スケジュールを予め
    作成し、 前記スケジュールを複数の応募があった手話通訳者に通
    知し、 手話通訳時には、前記情報仲介者から応募があった手話
    通訳者の間で交代するタイミングを各手話通訳者に通知
    すると共に、該手話通訳者から取得した手話映像データ
    を切り替えて利用者に送信する請求項1乃至3記載の手
    話通訳提供方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して手話通訳を提供す
    るための手話通訳提供方法において、 手話通訳者が情報仲介者に対して、該手話通訳者の属性
    情報を登録し、 利用者は、予め情報仲介者に対して、少なくとも手話通
    訳を依頼したい日時、内容を含む前記予約条件と共に、
    手話通訳依頼を予約し、 前記情報仲介者は、登録されている手話通訳者に対して
    前記希望予約状況を公開して通訳を募集し、 募集に対して手話通訳可能な通訳者が前記情報仲介者に
    対して応募し、 手話通訳者応募があった通訳希望について、前記情報仲
    介者が希望元の利用者に対して、通訳可能となった旨を
    通知し、 前記利用者は、通訳依頼当日、該利用者が用意した音声
    付きの映像を符号化し、音声付き映像データとして前記
    情報仲介者に送信し、 前記情報仲介者は、前記音声付き映像データを予め応募
    した手話通訳者に送信し、 前記手話通訳者は、前記音声付き映像データを復号化
    し、提示して視聴しつつ手話通訳を行い、手話動作を撮
    影し、撮影された手話映像データの符号化を行い、 変換された前記手話映像データを前記情報仲介者に送信
    し、 前記情報仲介者は、前記手話映像データを前記利用者に
    送信し、 前記利用者において、前記手話映像データを受信し、復
    号し、表示して、手話映像を視聴することを特徴とする
    手話通訳提供方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して手話通訳を提供す
    るための手話通訳提供システムであって、 手話通訳者から、通訳者の属性情報の登録を受け付け、
    通訳者データベースに登録する通訳者情報格納手段と、 放送局から放送スケジュールを取得して放送情報データ
    ベースに登録する放送情報格納手段と、 前記放送情報データベースから利用者に対して放送スケ
    ジュールを提示するスケジュール提示手段と、 前記利用者から選択された手話通訳を希望する番組を手
    話通訳希望予約として取得して、依頼状況データベース
    に登録する予約取得手段と、 前記依頼状況データベースの手話通訳希望予約の状況を
    前記通訳者データベースに登録されている手話通訳者に
    送信して通訳者を募集する通訳者募集手段と、 前記手話通訳者からの応募を受け付ける応募受け付け手
    段と、 手話通訳予約のあった利用者に対して、通訳可能となっ
    た旨を通知する通訳可能通知手段と、 前記手話通訳者から送信される手話映像データを受信す
    る手話通訳映像受信手段と、 受信した前記手話映像データを前記利用者に送信する手
    話通訳映像送信手段とを有する情報仲介装置と、 前記手話通訳者が前記情報仲介装置に対して通訳者の属
    性情報を登録する通訳者情報登録手段と、 前記情報仲介装置からの放送スケジュール及び、募集に
    対して応募する応募手段と、 番組放送時に任意の場所で番組を視聴しつつ手話通訳を
    行い、手話動作を撮影し、撮影された手話映像データを
    送信する際に介在するネットワークの形式に該手話映像
    データを変換し、前記情報仲介装置に送信する手話動作
    映像撮影・送信手段とを有する通訳者装置と、 前記情報仲介装置から取得した放送スケジュールに対し
    て、手話通訳を希望する番組を選択し、手話通訳希望予
    約として該情報仲介装置に送信する予約手段と、 前記情報仲介装置から送信される前記手話映像データを
    復号し、放送局から同時に受信したテレビ番組と同期表
    示して視聴する視聴手段とを有する利用者装置とを有す
    ることを特徴とする手話通訳提供システム。
  7. 【請求項7】 前記情報仲介装置は、 前記手話通訳者が手話通訳を行った時間を記録する通訳
    時間記録手段と、 前記時間に応じて通訳料を計算する通訳料計算手段とを
    有し、 前記情報仲介者は、前記通訳料を前記手話通訳者に支払
    う請求項6記載の手話通訳提供システム。
  8. 【請求項8】 前記予約手段は、 通訳者属性や手話の種類を含む条件も付加して予約する
    手段を有し、 前記通訳者募集手段は、 前記予約手段における条件と予め前記通訳者データベー
    スに登録されている手話通訳者属性を比較して、該条件
    に合致する通訳者に直接依頼する手段を有する請求項6
    または、7記載の手話通訳提供システム。
  9. 【請求項9】 前記通訳者募集受け付け手段は、 複数人数の手話通訳者を募集し、応募のあった複数の手
    話通訳者の手話実施スケジュールを作成する手段と、 前記手話実施スケジュールを複数の応募手話通訳者に通
    知する手段と、 手話通訳時には、応募のあった前記手話通訳者の間で交
    代するタイミングを各手話通訳者に通知する手段と、 手話通訳者の交代するタイミングで手話映像データを切
    り替えて、該手話映像データを前記利用者装置に送信す
    る手段とを有する請求項6乃至8記載の手話通訳提供シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して手話通訳を提供
    するための手話通訳提供システムであって、 手話通訳者から、通訳者の属性情報の登録を受け付け、
    通訳者データベースに登録する通訳者情報格納手段と、 前記利用者から送信された手話通訳希望を手話通訳予約
    として取得して、依頼状況データベースに登録する予約
    取得手段と、 前記依頼状況データベースの手話通訳希望予約の状況を
    前記通訳者データベースに登録されている手話通訳者に
    送信して通訳者を募集する通訳者募集手段と、 前記手話通訳者からの応募を受け付ける応募受け付け手
    段と、 前記手話通訳予約のあった利用者装置に対して、通訳可
    能となった旨を通知する通訳可能通知手段と、 前記利用者から音声付き映像を受信する映像受信手段
    と、 前記手話通訳者から送信される手話通訳映像を受信し
    て、応募のあった手話通訳者に該音声付き映像データを
    送信する手話通訳映像受信手段と、 受信した手話映像データを前記利用者に送信する手話通
    訳映像送信手段とを有する情報仲介装置と、 前記手話通訳者が前記情報仲介装置に対して通訳者の属
    性情報を登録する通訳者情報登録手段と、 前記情報仲介装置からの募集に対して応募する応募手段
    と、 任意の場所で音声付き映像データを視聴しつつ手話通訳
    を行い、手話動作を撮影し、撮影された手話映像データ
    を送信する際に介在するネットワークの形式に該手話映
    像データを変換し、前記情報仲介装置に送信する手話動
    作映像撮影・送信手段とを有する通訳者装置と、 前記情報仲介者装置に対して、手話通訳を依頼したい日
    時、内容を含む条件と共に、手話通訳依頼を行う手段
    と、 通訳依頼当日は、前記利用者が用意した音声付き映像デ
    ータを符号化して前記情報仲介者装置に送信する映像送
    信手段と、 前記情報仲介装置から送信される前記手話映像データを
    復号し、表示して、手話映像を視聴する視聴手段とを有
    する利用者装置とを有することを特徴とする手話通訳提
    供システム。
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