JP2002169908A - ボイラにおけるメンテナンス情報の管理方法 - Google Patents

ボイラにおけるメンテナンス情報の管理方法

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JP2002169908A
JP2002169908A JP2001349714A JP2001349714A JP2002169908A JP 2002169908 A JP2002169908 A JP 2002169908A JP 2001349714 A JP2001349714 A JP 2001349714A JP 2001349714 A JP2001349714 A JP 2001349714A JP 2002169908 A JP2002169908 A JP 2002169908A
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maintenance
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portable terminal
terminal
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Yuji Yoshinari
佑治 吉成
Yasuo Watabe
康男 渡部
Eiju Takahashi
英寿 高橋
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Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス情報の入力の手間を軽減して、
正確でかつ必要充分な量のメンテナンス情報を蓄積する
ことである。 【解決手段】 ボイラ1の点検作業時、このボイラ1の
機器番号を示す識別情報体2を携帯端末器4で読み取
り、点検結果に基づいて点検箇所コードおよび故障内容
コードを前記携帯端末器4へ入力し、前記携帯端末器4
に記憶させた情報を管理装置9へ送信して蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボイラにおける
メンテナンス情報の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラのメンテナンスを行った場合、そ
のメンテナンス内容は日報という形で記録として残され
る。このメンテナンス内容に関する情報は、将来的なメ
ンテナンスの業務方針や新製品の開発にとって非常に役
立つ情報になる。そこで、メンテナンス情報をコンピュ
ータへ入力して、それらの情報の分析が試みられてい
る。
【0003】ところで、メンテナンス情報のコンピュー
タへの入力は、人間が日報を見ながら、手作業で行う。
したがって、入力にはかなりの手間を要し、入力ミスも
発生しやすい。また、入力項目数も、ある程度抑える必
要があり、メンテナンス情報を分析する際、情報不足に
なることもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、メンテナンス情報の入力の手間を軽減し
て、正確でかつ必要充分な量のメンテナンス情報を蓄積
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、ボイラの点検作業時、このボイラの機器番号を示す
識別情報体を携帯端末器で読み取り、点検結果に基づい
て点検箇所コードおよび故障内容コードを前記携帯端末
器へ入力し、前記携帯端末器に記憶させた情報を管理装
置へ送信して蓄積することを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。管理対象機器であるボイラには、機器
番号を示す識別情報体が設けられ、点検作業時、この識
別情報体を携帯端末器により読み取る。前記識別情報体
としては、たとえばバーコードが用いられ、前記携帯端
末器としてBHT(バーコードリーダハンディターミナ
ル)が用いられる。また、前記携帯端末器には、キー操
作により所定のデータを入力する入力部が設けられ、こ
の入力部から、前記ボイラの点検結果情報が入力され
る。この点検結果情報としては、たとえば前記ボイラの
どの部分を点検したかを示す点検箇所コードや、点検箇
所がどのような状態であったかを示す故障内容コードな
どが入力される。さらに、前記入力部から、前記ボイラ
を付設した場所での滞在時間が入力される。
【0007】また、前記携帯端末器に記憶させた機器番
号や点検結果情報等の情報は、管理装置へ送信されて蓄
積される。前記管理装置としてのホストコンピュータ
は、本社に設置され、全国に点在する各メンテナンス拠
点に端末コンピュータが設置される。前記管理装置と前
記端末コンピュータとは通信回線を介して情報の送受信
が行われるようになっており、前記端末コンピュータを
経由して、情報が前記管理装置へ送信される。
【0008】さらに、前記端末コンピュータには出力手
段も付設されており、前記各メンテナンス拠点では、前
記端末コンピュータを操作して、前記管理装置に蓄積さ
れた情報に基づいてメンテナンス日報を出力する。した
がって、人間が改めてメンテナンス日報を作成する必要
がなく、記入の手間を省くことができる。
【0009】ところで、点検作業の際、故障した部品は
新しい交換用部品と交換するが、この交換用部品の在庫
管理も、前記メンテナンス情報管理システムにより行
う。前記交換用部品に部品コードを示す部品用識別情報
体を設け、出庫時および使用時に、前記携帯端末器でこ
の部品用識別情報体を読み取る。すなわち、前記各メン
テナンス拠点の倉庫から交換用部品を出庫する際には、
前記携帯端末器で前記部品用識別情報体を読み取って、
出庫した旨の情報を記憶させる。そして、前記交換用部
品を故障部品と交換した際にも、前記携帯端末器で前記
部品用識別情報体を読み取って、使用した旨の情報を記
憶させる。これらの情報は、前記管理装置へ送信され、
前記交換用部品の在庫管理が行われる。したがって、在
庫数を常に適正な値に維持して、正確でかつ最適な在庫
管理を行うことができる。
【0010】前記のように、メンテナンスの処理ステッ
プは、前記交換用部品の出庫,前記ボイラの点検,前記
交換用部品の使用,前記携帯端末器に記憶させた情報の
送信などに分けられるが、これらの処理ステップに合わ
せて、各処理ステップの情報すなわちメンテナンス情報
が、前記携帯端末器へ入力される。入力の際には、前記
各処理ステップに対応して設定した選択メニューの中か
ら該当のものを選択して、入力する。前記携帯端末器に
記憶させた情報は、前記管理装置へ送信されて蓄積され
る。
【0011】以上のように、前記構成によれば、メンテ
ナンス情報の入力の手間を軽減することができ、短時間
でかつ正確にメンテナンス情報を入力することができ
る。したがって、メンテナンス情報として、正確でかつ
必要充分な量の情報を蓄積することができるとともに、
将来的なメンテナンスの業務方針や新製品の開発にとっ
ても非常に有益なメンテナンス情報を蓄積することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明の実施例におけ
るメンテナンス情報管理システムの全体構成を示す説明
図である。管理対象機器としてのボイラ1には、その機
器番号を示す識別情報体2が設けられている。図示した
実施例では、前記識別情報体2としてバーコードを用
い、このバーコードが前記ボイラ1の機種表示シール3
に印刷されている。
【0013】メンテナンス員は、前記ボイラ1が設置さ
れている客先へ、携帯端末器4としてのBHT(バーコ
ードリーダハンディターミナル)を携帯して出向する。
この携帯端末器4には、前記識別情報体2の読取部(図
示省略)の他に表示部5および入力部6が設けられてい
る。前記ボイラ1の点検結果情報として、前記ボイラ1
のどの部分を点検したかを示す点検箇所コードや、点検
箇所がどのような状態であったかを示す故障内容コード
などが、キー操作により前記入力部6で入力されるよう
になっている。
【0014】メンテナンス員は、点検作業の際、前記携
帯端末器4により前記識別情報体2を読み取り、前記入
力部6から前記点検箇所コードや前記故障内容コードな
どを入力する。そして、メンテナンス員は、メンテナン
ス拠点へ帰ったとき、前記携帯端末器4に記憶させた情
報を各メンテナンス拠点に設置されている端末コンピュ
ータ7へ情報受信手段8を介して送信する。この情報受
信手段8としては、たとえばI/Oボックス等を用い、
赤外線通信により送信する。そして、前記端末コンピュ
ータ7に蓄えられた情報は、本社に設置されている管理
装置9としてのホストコンピュータへ送信される。この
管理装置9と前記端末コンピュータ7とは、モデム11
や通信回線12等の送信手段10を介して接続されてお
り、情報の送受信が行われるようになっている。このよ
うにして、前記管理装置9には、メンテナンス情報が各
メンテナンス拠点から集まり、蓄積されていく。
【0015】また、前記端末コンピュータ7には、プリ
ンタ等の出力手段13が接続されている。メンテナンス
員は、前記端末コンピュータ7を操作し、前記管理装置
9から情報を呼び出して、メンテナンス日報を出力す
る。
【0016】以下、図2および図3に基づいて、メンテ
ナンス員の具体的処理手順について説明する。図2は、
メンテナンス員の作業フローを示す説明図である。ま
た、図3は、前記携帯端末器4におけるメニュー選択時
のフローチャートである。まず、交換用部品14をメン
テナンス拠点の倉庫から出庫する際には、前記携帯端末
器4を操作し、選択メニューの中から「出庫処理」を選
択する。そして、前記交換用部品14に設けられている
部品コードを示す部品用識別情報体15(図示した実施
例ではバーコード)を読み取り、その他の必要な情報
(出庫日付,社員コード,拠点コード等)を前記入力部
6から入力する。
【0017】メンテナンス員が、各自1台ずつ前記携帯
端末器4を所有するようにした場合は、前記携帯端末器
4にメンテナンス員の社員コードや所属拠点の拠点コー
ドなどを予め記憶させておき、前記管理装置9への送信
の際、自動的に付加されるようにする。出庫日付につい
ても、前記携帯端末器4に時計機能を内蔵しておけば、
その都度入力する必要がなく、前記携帯端末器4内で自
動的に判別することができる。以下の説明においては、
日付,社員コードおよび拠点コードは、自動的に判別さ
れて処理されるものとして説明する。
【0018】つぎに、メンテナンス員が、メンテナンス
拠点を出発する際には、前記携帯端末器4を操作して、
選択メニューの中から「出発帰社時間」を選択し、出発
時刻を前記携帯端末器4へ入力する。
【0019】そして、メンテナンス員は、前記ボイラ1
が設置されている客先に到着すると、点検作業を行う。
作業終了後、前記携帯端末器4を操作して、選択メニュ
ーの中から「点検結果情報」を選択し、前記ボイラ1に
おける前記識別情報体2を読み取る。併せて、点検結果
情報として、前記点検箇所コードと前記故障内容コード
を入力するとともに、客先での滞在時間を客先時間とし
て入力する。前記点検箇所コードは、前記ボイラ1のど
の部分を点検したかを示すもので、たとえばその構成部
品を缶体・セパレータ系,吸気・送風系,着火・燃焼系
などのように分け、それぞれコード付けしたものであ
る。前記故障内容コードは、点検箇所がどのような状態
であったかを示すもので、たとえば不着火・消炎,後燃
え現象,低水位,振動などのように分け、それぞれコー
ド付けしたものである。
【0020】点検作業の際、故障部品を前記交換用部品
14と交換したときには、前記携帯端末器4を操作し
て、選択メニューの中から「使用部品引落」を選択し、
前記交換用部品14における前記部品用識別情報体15
を読み取る。
【0021】つぎに、メンテナンス員は、メンテナンス
拠点へ帰ってくると、前記携帯端末器4を操作して、選
択メニューの中から「出発帰社時間」を選択し、帰社時
刻を前記携帯端末器4へ入力する。
【0022】そして、前記携帯端末器4を操作して、選
択メニューの中から「情報送信」を選択し、前記携帯端
末器4に記憶させた情報を前記情報受信手段8を介して
前記端末コンピュータ7へ送信し、前記端末コンピュー
タ7から前記管理装置9へ送信する。
【0023】さらに、図4に、メンテナンス日報の出力
例を示す。このメンテナンス日報に出力される情報は、
既に前記管理装置9に記憶されているものであるので、
出力操作を行うと、前記出力手段13により自動的に出
力される。また、図示は省略するが、前記管理装置9に
蓄積したデータに基づいて、統計処理したデータを出力
し、メンテナンス情報に関する分析に役立てることがで
きる。
【0024】ところで、図示は省略するが、前記携帯端
末器4から前記端末コンピュータ7への情報の送信は、
つぎのようにして行うこともできる。メンテナンス員
は、前記携帯端末器4と一緒にノート型パソコンを携帯
して客先へ出向し、前記携帯端末器4に記憶させた情報
は、赤外線通信により前記ノート型パソコンへ送信し、
前記ノート型パソコンからPHS等の無線通信手段を用
いて前記端末コンピュータ7へ情報を送信する。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、メンテナンス情報の
入力の手間を軽減することができ、短時間でかつ正確に
メンテナンス情報を入力することができる。したがっ
て、メンテナンス情報として、正確でかつ必要充分な量
の情報を蓄積することができるとともに、将来的なメン
テナンスの業務方針や新製品の開発にとっても非常に有
益なメンテナンス情報を蓄積することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明におけるメンテナンス情報管理システ
ムの全体構成を示す説明図である。
【図2】この発明におけるメンテナンス員の作業フロー
を示す説明図である。
【図3】この発明における携帯端末器のメニュー選択時
のフローチャートである。
【図4】この発明におけるメンテナンス日報の出力例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボイラ 2 識別情報体 4 携帯端末器 9 管理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ1の点検作業時、このボイラ1の
    機器番号を示す識別情報体2を携帯端末器4で読み取
    り、点検結果に基づいて点検箇所コードおよび故障内容
    コードを前記携帯端末器4へ入力し、前記携帯端末器4
    に記憶させた情報を管理装置9へ送信して蓄積すること
    を特徴とするボイラにおけるメンテナンス情報の管理方
    法。
JP2001349714A 2001-11-15 2001-11-15 ボイラにおけるメンテナンス情報の管理方法 Abandoned JP2002169908A (ja)

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