JP2002169659A - データ記憶アレイ装置、データ記憶アレイ装置のアクセス制御方法、プログラム及び媒体 - Google Patents

データ記憶アレイ装置、データ記憶アレイ装置のアクセス制御方法、プログラム及び媒体

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JP2002169659A
JP2002169659A JP2001282697A JP2001282697A JP2002169659A JP 2002169659 A JP2002169659 A JP 2002169659A JP 2001282697 A JP2001282697 A JP 2001282697A JP 2001282697 A JP2001282697 A JP 2001282697A JP 2002169659 A JP2002169659 A JP 2002169659A
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JP2001282697A
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Ichiro Okabayashi
一郎 岡林
Manabu Uda
学 右田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】縮退動作に入る確率が低く信頼性の高いRAI
D構成のデータ記憶アレイ装置を提供する。 【解決手段】内部アクセス処理要求をテ゛ータ記憶部6に発行す
る内部アクセス発行部10と、内部アクセス処理要求ク゛ルーフ゜が所
定の条件を満たすまでテ゛ータ記憶部6の処理応答を監視
し、監視終了通知を発行するク゛ルーフ゜応答監視部11と、
所定の状態に基づき外部に外部アクセス処理終了を通知する
外部アクセス応答部12と、前記監視終了通知に基づきテ゛ータ
記憶部からの処理応答がなかった内部アクセス処理要求に対
して、HDD毎に更に継続して処理応答を監視する継続
応答監視部13と、継続応答監視部からの継続応答監視
情報に基づいて各テ゛ータ記憶部の内部アクセス発行制御を内部
アクセス発行部10に対して行うアレイ動作制御部14を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶部を複
数台並べてなるデータ記憶アレイ装置、データ記憶アレ
イ装置のアクセス制御方法、プログラム、及び媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、信頼性向上のため、データ記憶部
を複数並べて構成されるデータ記憶アレイ装置が開発さ
れ、実用化されている。ここでデータ記憶部はハードデ
ィスク装置が一般的には用いられ、データ記憶アレイ装
置はディスクアレイ装置またはRAID(Redundant Ar
rays of Inexpensive Disks)と呼ばれることが多い。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来のデータ
記憶アレイ装置について説明する。これは、特開平9−
26854号公報の「データを格納し供給するサーバー
・システム」である。
【0004】図6は従来のサーバーシステムの構成図、
図7は従来のサーバーシステムの動作フローチャート図
である。
【0005】図6に示す様に、k+1個のディスクドラ
イブ50がバッファメモリ51に接続され、バッファメ
モリ51は制御ユニット52、再構築ユニット53に接
続される。1番目からk番目はビデオデータ,k+1番
目はパリティデータを格納する。ディスクドライブ50
はハードディスク装置である。
【0006】図6は、ビデオデータを送出するサーバ装
置であり、基本動作は以下の通りである。
【0007】データ読み出し時、読み出し命令が各ディ
スクドライブ50毎に待ち行列に蓄えられる。そして、
ビデオ及びタイトルのデータかたまりを格納するk個の
ディスクドライブ50のうち最も長い待ち行列を持つも
のを制御部52が判断し、その長さが所定値を越えると
き、そのディスクドライブからの読み出しに代えて、他
のディスクドライブからのデータおよびk+1番目のパ
リティの格納されているディスクドライブからのデータ
を読み出す。
【0008】前記読み出されなかったディスクドライブ
から読み出すべきデータかたまりは、誤り訂正符号手法
により再構築ユニット53で再構築する。
【0009】この様にして、最も混雑するディスクドラ
イブを一時的に使用しないで、バイパスすることができ
る。
【0010】この様子をフローチャートにしたものが図
7である。
【0011】最も待ち行列の長いもの(QLlong)
が所定値QL(k+1)+THより小さい場合はK個の
ディスクドライブより読み出し、そうでない場合は前記
した再構築動作を行う。
【0012】最も長い待ち行列を避けることができるこ
とによって、一時的な混乱を避けることができ、また、
新しい要求を最も長い待ち行列に入れないことによって
そのような一時的な混雑の見込みが著しく減らされる。
【0013】つまり、待ち行列でディスクドライブの混
雑具合を管理している。そして最も待ち行列が長く、か
つ長さが所定値以上であれば、ディスクドライブの読み
出しをやめる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、命令発行の待ち行列の状態で管理してい
るため、次のような課題が生じる。
【0015】即ち、ディスクドライブは命令を受けた
後、ある程度決まった時間後にデータを送り出す。この
遅延がほぼ一定であれば問題はなく、命令発行の待ち行
列の長い、短いが、応答時間の長い、短いに対応するこ
とになる。
【0016】しかしながら、ディスクドライブの特性と
して、極めて応答が遅い場合がある。例えば通常なら5
0〜100ms以内で応答するものが、1sec以上と
極端にかかる場合がある。
【0017】つまり、命令の待ち行列の長い、短いの情
報だけでは、応答時間の長い、短いが、正確に判断でき
ないことになる。
【0018】また、従来例で、長い待ち行列を避けてデ
ータを復元する動作状態は、「縮退動作」と呼ばれるも
ので、この間に、上記バイパスしたディスクドライブ以
外のどこかのディスクドライブが故障した場合、データ
を復元できない。
【0019】そのため信頼性を高めるためには、できる
だけ縮退運転に入らない方が良い。これに反して、従来
の構成では、縮退動作に入りやすいことになる。
【0020】本発明は、上記従来の課題に鑑み、縮退動
作に入る確率が低く、信頼性の高いデータ記憶アレイ装
置、データ記憶アレイ装置のアクセス制御方法、プログ
ラム及び媒体を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
記載の本発明に対応)は、転送されてくるデータを所定
のルールに基づいて格納するための複数のデータ記憶部
と、アクセス発行部と、グループ応答監視部と、アクセ
ス応答部と、継続応答監視部と、アレイ動作制御部とを
備えたデータ記憶アレイ装置であって、前記アクセス発
行部は、前記データの転送元からの第1アクセス処理要
求を、所定のアルゴリズムにより1つ以上の前記データ
記憶部への第2アクセス処理要求を含むグループにグル
ープ化して、それを第2アクセス処理要求グループとし
て扱い、前記アレイ動作制御部からの前記各データ記憶
部に対するアクセス発行制御に基づいて、前記第2アク
セス処理要求グループに含まれる第2アクセス処理要求
を前記各データ記憶部に発行し、前記グループ応答監視
部は、前記第2アクセス処理要求グループ単位で個別管
理し、前記第2アクセス処理要求グループが所定の条件
を満たすまで前記第2アクセス処理要求グループの、前
記データ記憶部における処理応答を監視し、前記条件が
満たされた場合、監視終了通知を発行し、前記アクセス
応答部は、所定の状態に基づいて、前記データ転送元に
アクセス処理終了通知を行い、前記継続応答監視部は、
発行された前記監視終了通知に基づいて、前記第2アク
セス処理要求グループの内、前記データ記憶部からの処
理応答がなかった前記第2アクセス処理要求を各データ
記憶部単位で分類してさらに継続してその処理応答の有
無を監視し、その監視結果を継続応答監視情報として発
行し、前記アレイ動作制御部は、発行された前記継続応
答監視情報に基づいて、前記各データ記憶部におけるア
クセス発行制御を前記アクセス発行部に対して行い、デ
ータ記憶アレイ装置全体の動作モードを制御することを
特徴とするデータ記憶アレイ装置である。
【0022】また、第2の本発明(請求項2記載の本発
明に対応)は、前記アクセス応答部は、前記グループ応
答監視部の監視終了通知に基づいて、前記データ転送元
にアクセス処理終了通知を行うことを特徴とする上記第
1の本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0023】また、第3の本発明(請求項3記載の本発
明に対応)は、前記アクセス応答部は、前記アクセス発
行部の発行通知に基づいて、前記データ転送元にアクセ
ス処理終了通知を行うことを特徴とする上記第1の本発
明のデータ記憶アレイ装置である。
【0024】また、第4の本発明(請求項4記載の本発
明に対応)は、前記アクセス応答部は、読み出し処理時
において、前記グループ応答監視部の前記監視終了通知
に基づいて、(1)前記第2アクセス処理要求グループ
の、前記データ記憶部における処理応答がなかった、あ
るいは(2)エラー応答となった、あるいは(3)前記
アクセス発行部において第2アクセス処理要求が発行抑
制となったデータを冗長度を用いて復元し、前記データ
転送元にアクセス処理終了通知を行うことを特徴とする
上記第1の本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0025】また、第5の本発明(請求項5記載の本発
明に対応)は、転送されてくるデータを所定のルールに
基づいて格納するための複数のデータ記憶部と、アクセ
ス発行部と、グループ応答監視部と、アクセスエラー記
憶部と、アクセス応答部と、継続応答監視部と、アレイ
動作制御部を備えたデータ記憶アレイ装置であって、前
記アクセス発行部は、前記データの転送元からの第1ア
クセス処理要求を、所定のアルゴリズムにより1つ以上
の前記データ記憶部への第2アクセス処理要求を含むグ
ループにグループ化して、それを第2アクセス処理要求
グループとして扱い、前記アレイ動作制御部からの前記
各データ記憶部に対するアクセス発行制御および以前に
発行された外部アクセス処理のエラー状況を記憶するア
クセスエラー記憶部の内容に基づいて、前記第2アクセ
ス処理要求グループに含まれる前記第2アクセス処理要
求を前記各データ記憶部に発行し、前記グループ応答監
視部は、前記第2アクセス処理要求グループ単位で個別
管理し、前記第2アクセス処理要求グループが所定の条
件を満たすまで前記第2アクセス処理要求グループの前
記データ記憶部における処理応答を監視し、前記条件が
満たされた場合、監視終了通知を発行し、前記アクセス
エラー記憶部は、発行された前記監視終了通知に基づい
て、(1)前記第2アクセス処理要求グループの、前記
データ記憶部における処理応答がなかった、若しくはエ
ラー応答となった、又は(2)前記アクセス発行部にお
いて前記第2アクセス処理要求が発行抑制となったアク
セス処理を登録し、前記アクセス応答部は、所定の状態
に基づいて前記データ転送元にアクセス処理終了通知を
行い、前記継続応答監視部は、発行された前記監視終了
通知に基づいて、前記第2アクセス処理要求グループの
内、前記データ記憶部における処理応答がなかった前記
第2アクセス処理要求を各データ記憶部単位で分類して
さらに継続してその処理応答の有無を監視し、その監視
結果を継続応答監視情報として発行し、前記アレイ動作
制御部は、発行された前記継続応答監視情報に基づい
て、前記各データ記憶部におけるアクセス発行制御を前
記アクセス発行部に対して行い、データ記憶アレイ装置
全体の動作モードを制御することを特徴とするデータ記
憶アレイ装置である。
【0026】また、第6の本発明(請求項6記載の本発
明に対応)は、前記アクセス応答部は、前記グループ応
答監視部の監視終了通知に基づいて、前記データ転送元
にアクセス処理終了通知を行うことを特徴とする上記第
5の本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0027】また、第7の本発明(請求項7記載の本発
明に対応)は、前記アクセス応答部は、前記アクセス発
行部の発行通知に基づいて、前記データ転送元にアクセ
ス処理終了通知を行うことを特徴とする上記第5の本発
明のデータ記憶アレイ装置である。
【0028】また、第8の本発明(請求項8記載の本発
明に対応)は、前記継続応答監視部は、前記データ記憶
部の個数分だけ存在することを特徴とする上記第1〜7
の何れかの本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0029】また、第9の本発明(請求項9記載の本発
明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記継続応答
監視部からの前記継続応答監視情報に基づいて、前記第
2アクセス処理要求に対する処理が完了していない前記
第2アクセス処理要求の数を調べ、その数が一定数以上
になった場合、対応するデータ記憶部への前記第2アク
セス処理要求の発行を禁止することを特徴とした上記第
1〜8の何れかの本発明のデータ記憶アレイ装置であ
る。
【0030】また、第10の本発明(請求項10記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記継続
応答監視部が継続応答監視を行った回数を記憶してお
き、その回数が一定数以上になった場合、前記データ記
憶アレイ装置を縮退動作に移行させることを特徴とした
上記第1〜8の何れかの本発明のデータ記憶アレイ装置
である。
【0031】また、第11の本発明(請求項11記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記第2
アクセス処理要求の発行を禁止した後、前記データ記憶
アレイ装置の全体動作を一時縮退動作に移行させるもの
であり、前記一時縮退動作とは、前記データ記憶アレイ
装置を構成する前記データ記憶部の1つ以上について、
一時的に前記第2アクセス処理要求の発行を抑制する状
態となり、この間に発生するアクセス処理は、冗長構成
を利用してアクセスデータを復元する動作であることを
特徴とした上記第9の本発明のデータ記憶アレイ装置で
ある。
【0032】また、第12の本発明(請求項12記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記継続
応答監視部からの前記継続応答監視情報に基づいて、前
記第2アクセス処理要求に対する処理が完了していない
前記第2アクセス処理要求の数を調べ、その数が一定数
以下になった場合、対応するデータ記憶部への前記第2
アクセス処理要求の発行禁止を解除することを特徴とし
た上記第1〜8の何れかの本発明のデータ記憶アレイ装
置である。
【0033】また、第13の本発明(請求項13記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記第2
アクセス処理要求の発行禁止を解除した後、前記データ
記憶アレイ装置の全体動作を一時縮退動作から正常ある
いは部分再構築状態に移行させるものであり、前記部分
再構築動作とは、前記一時縮退動作中に発生した書き込
み処理に対して、データの冗長性を付加させる動作であ
ることを特徴とした上記第12の本発明のデータ記憶ア
レイ装置である。
【0034】また、第14の本発明(請求項14記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記継続
応答監視情報に基づいて、前記監視の対象となっている
前記第2アクセス処理要求が所定時間以上経過しても未
完了であることを認識した場合は、対応する前記データ
記憶部への前記第2アクセス処理要求の発行を禁止し、
対応する前記データ記憶部に対してリセットコマンド又
はキャンセルコマンドを発行することを特徴とした上記
第1〜8の何れかの本発明のデータ記憶アレイ装置であ
る。
【0035】また、第15の本発明(請求項15記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部が前記リセッ
トコマンドを発行した場合、前記アレイ動作制御部は前
記リセットコマンドが正常終了した時点で、対応する前
記データ記憶部への前記第2アクセス処理要求の発行禁
止を解除して、前記データ記憶アレイ装置を一時縮退動
作から正常あるいは部分再構築動作に移行させることを
特徴とした上記第14の本発明のデータ記憶アレイ装置
である。
【0036】また、第16の本発明(請求項16記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部が前記リセッ
トコマンドを発行されたのち、前記リセットコマンドが
異常終了したなら、再度対応する前記データ記憶部に対
して前記リセットコマンドを発行することを特徴とした
上記第14の本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0037】また、第17の本発明(請求項17記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部が発行した前
記リセットコマンドの回数を記憶しておき、その回数が
一定数以上になった場合、前記記憶アレイ装置を一時縮
退動作から縮退動作に移行させることを特徴とした上記
第14の本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0038】また、第18の本発明(請求項18記載の
本発明に対応)は、前記アレイ動作制御部は、前記継続
応答監視情報に基づいて、前記監視の対象となっている
前記第2アクセス処理要求が所定時間以内に完了した旨
の応答を認識し、かつその処理要求が書き込み処理であ
る場合は、前記アクセス処理エラー記憶部から対応する
処理要求を削除することを特徴とした上記第14の本発
明のデータ記憶アレイ装置である。
【0039】また、第19の本発明(請求項19記載の
本発明に対応)は、前記所定の条件を満たすとは、
(1)前記第2アクセス処理要求グループに含まれる前
記第2アクセス処理要求がN個の場合、N−1個の第2
アクセス処理要求について処理完了を示す応答があった
場合、又は(2)前記第2アクセス処理要求グループに
含まれる前記第2アクセス処理要求が発行されてから予
め定められた時間を経過した場合をいう上記第1又は5
の本発明のデータ記憶アレイ装置である。
【0040】また、第20の本発明(請求項20記載の
本発明に対応)は、所定のデータを分割し冗長構成にし
て格納するための複数のデータ記憶部を有するデータ記
憶アレイ装置のアクセス制御方法であって、第1のアク
セス処理要求があった際、予め定められたアルゴリズム
に基づいて、前記各データ記憶部に対応した複数の第2
のアクセス処理要求を生成し、発行するアクセス発行ス
テップと、前記発行された第2のアクセス処理要求に対
応した各処理が、所定期間内に完了したかどうかを監視
し、その監視結果を発行する監視ステップと、前記発行
された監視結果に含まれる前記完了していないアクセス
処理の数に関する情報に基づいて、前記アクセス発行ス
テップにおける新たな前記第2のアクセス処理要求の発
行を行わせるか否かを決定する決定ステップとを備えた
データ記憶アレイ装置のアクセス制御方法である。
【0041】また、第21の本発明(請求項21記載の
本発明に対応)は、前記データ記憶部における前記アク
セス処理が正常に行われたか否かに関する履歴情報を前
記データ記憶部毎に保持する履歴情報保持ステップを備
え、前記決定ステップでは、前記履歴情報保持ステップ
により保持された前記履歴情報をも加味して前記決定を
行う上記第20の本発明のデータ記憶アレイ装置のアク
セス制御方法である。
【0042】また、第22の本発明(請求項22記載の
本発明に対応)は、上記第1又は5の本発明のデータ記
憶アレイ装置の、前記データ記憶部以外の全ての前記部
の全部又は一部としてコンピュータを機能させるための
プログラムである。
【0043】また、第23の本発明(請求項23記載の
本発明に対応)は、上記第20の本発明のデータ記憶ア
レイ装置のアクセス制御方法の全ての前記ステップの全
部又は一部をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムである。
【0044】また、第24の本発明(請求項24記載の
本発明に対応)は、上記第1又は5の本発明のデータ記
憶アレイ装置の、前記データ記憶部以外の全部又は一部
の前記部の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラム及び/又はデータを担持した媒体であって、
コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体で
ある。
【0045】また、第25の本発明(請求項25記載の
本発明に対応)は、上記第20の本発明のデータ記憶ア
レイ装置のアクセス制御方法の全部又は一部の前記ステ
ップの動作をコンピュータにより実行させるためのプロ
グラム及び/又はデータを担持した媒体であって、コン
ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体であ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1のデータ記憶アレイ装置について、図面を
参照しながら説明する。ここではデータ記憶部としては
ハードディスクを用いる。データ記憶アレイ装置はディ
スクアレイ装置とも呼ばれる。
【0047】図1は本発明の実施の形態1におけるデー
タ記憶アレイ装置の構成図、図2は同実施の形態におけ
るデータ記憶アレイ装置の動作フローの説明図である。
又、図3は従来のデータ記憶アレイ装置の動作タイミン
グ図、図4は同実施の形態におけるデータ記憶アレイ装
置の動作タイミング図である。図3は図4との比較説明
のために用いる。
【0048】これらの図において、1はハードディスク
装置(以下HDDと記す)、2は外部との接続のための
I/Oポート、3はメモリ、4はパリティエンジン、5
は制御装置であり、これらは複数のHDD1と共にバス
に接続される。
【0049】また、6は複数のHDD1からなるデータ
記憶部、10から14は制御手段を示すものであり、1
0は内部アクセス発行部、11はグループ応答監視部、
12は外部アクセス応答部、13は継続応答監視部、1
4はアレイ動作制御部である。これらは制御装置5の制
御ソフトウェアとして説明する。もちろんハードウェア
で構成してもよい。
【0050】以上のように構成された本実施の形態のデ
ータ記憶アレイ装置について、動作を説明しながら、本
発明のデータ記憶アレイ装置のアクセス制御方法の一実
施の形態についても同時に述べる。
【0051】ここでデータ記憶アレイ装置はいわゆるR
AIDとして動作する。以下では基本的にはRAID3
を念頭において説明する。RAID4,5等他のレベル
でも基本原理は同じである。
【0052】図1に示すように複数のHDD1を並列に
アクセスする。HDD1にはデータ及びパリティが格納
されている。ここではHDD1が4個設けられている場
合の例であり、データが3個のHDD1に、又、パリテ
ィが1個のHDD1に格納される。
【0053】パリティは各データの対応するビットの排
他的論理和(またはその反転)をとることで生成され
る。これにより、対応するビット間では論理1の数が偶
数(または奇数)になる。
【0054】リード時は制御装置5がコマンドを一斉に
発行し、HDD1から読み出されたデータはメモリ3に
格納されたのち、I/Oポート2から外部に送出され
る。リード時、HDD1のうちデータが格納されている
1個が故障した場合は、残り3個からデータを再構築す
る。
【0055】つまりパリティエンジン4で排他的論理和
をとって生成し、I/Oポート2から外部へ送り出す。
ライト時は上記と逆の流れとなる。この時パリティにつ
いては、3つのデータからパリティエンジン4により生
成し、対応するHDD1に格納する。
【0056】ここまではデータ記憶アレイ装置では一般
的な動作である。
【0057】続いて、本実施の形態での特長的な動作の
説明を図2を用いて行う。
【0058】以下は主に制御装置5の制御動作である。
内部アクセス発行部10は、外部からの外部アクセス処
理要求を、所定のアルゴリズムで、内部アクセス処理要
求に変換する。
【0059】所定のアルゴリズムとはRAIDのレベ
ル、例えばRAID3,4,5等を意味する。本実施の
形態ではRAID3であり、データ記憶部6内の複数の
HDD1の所定ブロックを内部アクセス処理要求グルー
プとして扱う。
【0060】そして、アレイ動作制御部14からのデー
タ記憶部6に対する内部アクセス発行制御に基づいて、
内部アクセス処理要求を内部アクセス処理要求グループ
に発行する。
【0061】尚、本発明の第1アクセス処理要求は、上
記外部アクセス処理要求に対応し、また、本発明の第2
アクセス処理要求は、上記内部アクセス処理要求に対応
する。又、本発明の第2アクセス処理要求グループは、
上記内部アクセス処理要求グループに対応する。
【0062】又、本発明のアクセス発行ステップでの処
理内容は、内部アクセス発行部による動作内容に対応
し、本発明の監視ステップの処理内容は、グループ応答
監視部を含む動作内容に対応する。又、本発明の決定ス
テップの処理内容は、アレイ動作制御部の動作内容に対
応する。
【0063】グループ応答監視部11は、内部アクセス
処理要求グループが所定の条件を満たすまで、データ記
憶部6における処理応答を監視し、その条件が満たされ
た場合に、監視終了通知を発行する。
【0064】ここで、所定の条件が満たされた場合と
は、例えば以下がある。
【0065】(1)内部アクセス処理要求が発行されて
からの経過時間が予め定められた時間を越えた場合、又
は、(2)HDD4個の場合に、3個の処理応答があっ
た(N個の場合N−1個からの処理応答)場合である。
尚、この場合、3個の応答を用いて未応答の1個のデー
タを再構築する。
【0066】外部アクセス応答部12は、所定の状態に
基づいて外部に外部アクセス処理終了を通知する。ここ
で所定の状態に基づいて、上記通知を行う場合とは、例
えば以下がある。
【0067】(1)グループ応答監視部11の監視終了
通知に基づいて、外部アクセス処理終了を通知する場
合、(2)内部アクセス発行部10の発行通知に基づい
て、外部アクセス処理終了を通知をする場合、又は、
(3)読み出し処理時において、グループ応答監視部1
1の監視終了通知に基づき、以下の場合にデータをパリ
ティを用いて復元した上で、外部アクセス処理終了を通
知する場合である。
【0068】・(3−1)データ記憶部6からの処理応
答がなかった場合、 ・(3−2)エラー応答となった場合、又は、 ・(3−3)内部アクセス発行部10において内部アク
セス処理要求が発行抑制となった場合である。
【0069】継続応答監視部13は、グループ応答監視
部11の監視終了通知に基づいて、データ記憶部6から
の処理応答がなかった内部アクセス処理要求を各HDD
毎に分類し、さらに継続して処理応答を監視する。
【0070】つまり、継続応答監視部13は、データ記
憶部からの処理応答がなかった内部アクセス処理要求を
各データ記憶部単位で分類して、さらに継続してその処
理応答の有無を監視し、その監視結果を継続応答監視情
報として発行する。
【0071】継続応答監視部13は、それぞれのHDD
1を独立に監視する。従って、継続応答監視部13は、
HDD1の台数分だけ存在してもよい。
【0072】アレイ動作制御部14は、継続応答監視部
13からの継続応答監視情報に基づいて、各データ記憶
部6の内部アクセス発行制御を内部アクセス発行部10
に対して行う。継続応答監視情報に基づいて、内部アク
セスを発行制御するため、データ記憶部6のアクセス終
了の状態により、発行制御できることになる。
【0073】例えば、継続応答監視部13からの継続応
答監視情報に基づいて、データ記憶部6における監視依
頼されている内部アクセス処理要求の終了未応答数が一
定数以上になった場合、全体動作を一時縮退に移行さ
せ、データ記憶部6への内部アクセス処理要求の発行を
禁止する。
【0074】その後、終了未応答数が一定数以下になっ
た場合、全体動作を正常または部分再構築に移行させ、
データ記憶部6への内部アクセス処理要求の発行禁止を
解除する。これは内部アクセス発行部10の内部アクセ
ス処理要求の発行とは独立である。
【0075】ここで一時縮退時は、データ記憶部6の1
つ以上が一時的に内部アクセス処理要求の発行が抑制さ
れた状態となり、この間に発生する外部アクセス処理は
冗長構成により外部アクセスデータを可能なかぎり復元
する。
【0076】また部分再構築時は、上記の一時縮退動作
中に発生した書き込み処理に対して冗長性を復元させ
る。
【0077】つまり、この様な書き込み処理では、何れ
かのハードディスク装置において、書き込みが行われて
いない。そこで、書き込みが完了している他のハードデ
ィスクのデータから、データの冗長構成を利用すること
により、書き込まれなかったデータを復元し、その復元
したデータを書き込みが出来なかったハードディスクに
対して書き込む。
【0078】ここで、データ記憶部6の交換作業あるい
は予備データ記憶部との置換動作は必要としない。
【0079】さらにアレイ動作制御部14は以下の動作
を行う。継続応答監視部13が継続応答監視を行った回
数をHDD1毎に記憶しておき、その回数が一定数以上
になった場合、対応するHDD1を故障とみなし、全体
動作を縮退に移行させる。
【0080】また、継続応答監視部13からの継続応答
監視の依頼があった時点からの経過時間を監視して一定
時間以上経過したことを認識した場合は、対応するデー
タ記憶部6への内部アクセス処理要求の発行を禁止し、
対応するデータ記憶部6に対してリセットコマンドまた
はキャンセルコマンドを発行する。
【0081】ここで、リセットコマンドが正常終了した
場合、対応するデータ記憶部6への内部アクセス処理要
求の発行禁止を解除して、データ記憶アレイ装置を一時
縮退動作から正常あるいは部分再構築動作に移行させ
る。
【0082】また、リセットコマンドが異常終了した場
合、再度対応するデータ記憶部6に対してリセットコマ
ンドを発行する。そして、発行したリセットコマンド回
数を記憶しておき、その回数が一定数以上になった場
合、記憶アレイ装置を一時縮退動作から縮退動作に移行
させる。
【0083】以上の様に、内部アクセス処理要求の発行
数でなく、終了未応答数で管理することで、以下の効果
が発揮できる。図3、図4を用いて、この効果を具体的
に説明する。
【0084】内部アクセス処理要求の発行をコマンド発
行、終了未応答をタイムアウトと呼び、それぞれの個数
を待ち行列に蓄積する。ここでは、説明を簡単にするた
めに、待ち行列は1になった場合に動作を停止するもの
とする。
【0085】図3はコマンド発行数で制御する従来の場
合、図4はタイムアウトの数で制御する本実施の形態の
場合を示す。
【0086】ここでは、3個のHDDの読み出し動作を
説明する。HDD−A,HDD−Bが正常終了し、HD
D−Cのアクセスが遅れる場合を示す。またC1〜C3
は、読み出し処理のサイクルを、t=0,1,2,3は
経過時間を示す。タイムアウトのデッドラインは、2サ
イクル分の期間の終了時点であるとする。
【0087】すなわち、サイクルC1(t=0)でコマ
ンド発行した場合、サイクルC2の終了時(t=2)に
間に合えば正常であり、間に合わなければタイムアウト
である。
【0088】最初に図3を説明する。
【0089】HDD−A,Bは各サイクル内でアクセス
が完了する。HDD−CはサイクルC1で発行したコマ
ンドに対して、サイクルC2内でアクセスが完了するの
で、サイクルC2の終了時(t=2)で読み出しが完了
する。
【0090】サイクルC2の最初(t=1)ではコマン
ド待ち行列が1となり、サイクルC2でのコマンド発行
が抑制される。つまりサイクルC2で縮退運転に入る。
【0091】このためサイクルC3の終了時(t=3)
ではHDD−Cが読み出せないため、HDD−A,Bか
らCの結果を再構築する。サイクルC2でコマンド発行
がなくなったため、サイクルC3では正常に復帰し(コ
マンド待ち行列が0)、コマンド発行を行う。
【0092】次に図4を説明する。
【0093】HDD−A,Bは各サイクル内でアクセス
が完了する。HDD−CはサイクルC1で発行したコマ
ンドに対してサイクルC2内でアクセスが完了し、サイ
クルC2の終了時(t=2)で読み出しが完了する。こ
こでサイクルC2の最初(t=1)でタイムアウト待ち
行列は0なので、C2でもコマンドを発行する。
【0094】つまりサイクルC2でも通常運転である。
ここでサイクルC2での読み出しがサイクルC2内で終
了すれば、続けてサイクルC3で通常動作を続けること
ができる。つまり縮退運転に入らないことになる。サイ
クルC2の結果はサイクルC3の最終時(t=3)で得
ることができる。
【0095】本実施の形態ではHDD−C読み出し後の
サイクルC2の空き時間を有効利用し、この間でのアク
セスが完了すれば縮退運転に入らないことになる。
【0096】以上のように本実施の形態によれば、終了
未応答数(タイムアウト数)で内部アクセス処理の制御
を行うことで、縮退運転に入る確率が減る。縮退運転中
にさらにHDDが故障した場合は再構築ができないた
め、なるべく縮退運転には入らないことが望まれる。従
って本発明では、信頼性の高いデータ記憶アレイ装置を
提供できる。
【0097】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2のデータ記憶アレイ装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0098】ここでは、実施の形態1との差異を中心に
説明する。それ以外は基本的には実施の形態1と同様で
ある。
【0099】図5は本発明の実施の形態2におけるデー
タ記憶アレイ装置の構成図であり、アクセスエラー記憶
部15を設けた点が実施の形態1と異なる特長的な点で
ある。
【0100】このため、内部アクセス発行部10の動作
が異なってくる。すなわち内部アクセス発行部10は、
アレイ動作制御部14から内部アクセス発行制御だけで
なく、以前に発行された外部アクセス処理のエラー状況
を記憶するアクセスエラー記憶部15の内容に基づいて
内部アクセス処理要求を各データ記憶部6に発行する。
【0101】アクセスエラー記憶部15は、グループ応
答監視部11の監視終了通知に基づいて、データ記憶部
6における処理応答がなかったあるいはエラー応答とな
ったあるいは内部アクセス発行部10において内部アク
セス処理要求が発行抑制となった外部アクセス処理を登
録する。
【0102】処理応答がなかった場合に加え、エラー応
答あるいは内部アクセス処理要求を出さなかった場合を
登録し、その後は該当するHDDから読み出しを行わ
ず、パリティを用いて、データを再構築する。これによ
り無駄な動作を避けることができる。
【0103】さらにアレイ動作制御部14は、継続応答
監視部13からの継続応答監視の依頼があった時点から
の経過時間を監視して、一定時間以内に正常応答があっ
てかつ処理要求が書き込み処理である場合は、アクセス
エラー記憶部15から対応するエラー情報を削除する。
【0104】これにより、その後該当するHDDからの
読み出し要求があった場合は、通常動作となるので、縮
退運転に入る確率が減り、更なる信頼向上が実現でき
る。
【0105】以上のように本発明は、終了未応答数(タ
イムアウト数)で内部アクセス処理の制御を行うこと
で、縮退運転に入る確率が減り、信頼性の高いデータ記
憶アレイ装置を提供できる。現在、ハードディスク装置
が計算機以外の各種の装置に適用され、信頼性の向上要
求は非常に強く、本発明はきわめて有用である。
【0106】尚、本発明の履歴情報保持ステップでの処
理内容は、アクセスエラー記憶部の動作内容に対応す
る。
【0107】尚、本発明は、上述した本発明のデータ記
憶アレイ装置の全部又は一部の部(又は、素子、回路、
手段等)の機能をコンピュータにより実行させるための
プログラムであって、コンピュータと協働して動作する
プログラムである。
【0108】又、本発明は、上述した本発明のデータ記
憶アレイ装置のアクセス制御方法の全部又は一部のステ
ップ(又は、作用等)の動作をコンピュータにより実行
させるためのプログラムであって、コンピュータと協働
して動作するプログラムである。
【0109】又、本発明は、上述した本発明の全部又は
一部のステップの全部又は一部の動作をコンピュータに
より実行させるためのプログラム及び/又はデータを担
持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且
つ、読み取られた前記プログラム及び/又はデータが前
記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体であ
る。
【0110】又、本発明は、上述した本発明の全部又は
一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュータにより
実行させるためのプログラム及び/又はデータを担持し
た媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、
読み取られた前記プログラム及び/又はデータが前記コ
ンピュータと協動して前記機能を実行する媒体である。
【0111】尚、上記実施の形態では、内部アクセス処
理要求に対応した各ハードディスク装置での処理が、所
定期間内に完了したかどうかを調べ、未完了のアクセス
処理の数が所定値以下であるか否かを判定基準として、
その判定基準を満たす限り(即ち、上述した数が所定値
以下である限り)、全てのハードディスク装置に対する
内部アクセス処理要求(コマンド)を発行し、且つ、縮
退動作は行わない場合について説明した。しかし、これ
に限らず例えば、一定の条件のもとで擬似的に縮退動作
を行うが、その擬似的な縮退動作が行われるサイクル期
間において、内部アクセス処理要求(コマンド)は、上
述した判定基準を満たす限り、その擬似的な縮退動作を
生じさせる原因となったハードディスク装置を含む全て
のハードディスク装置に対して、発行される構成として
も良い。
【0112】ここで、「擬似的な縮退動作」とは、例え
ば、あるハードディスク装置において、故障などにより
恒久的に読み出しが出来ない状況では無く、読み出し処
理は行っているが、それが予め定められた時間内に完了
していない状況にある場合に、その時間内に既に読み出
し処理が完了している他のハードディスク装置から読み
出されたデータを用いて、その読み出しが完了していな
いハードディスク装置から読み出されるべきデータを復
元する動作をいう。即ち、ハードディスク装置の故障等
により読み出しが出来ない状況において行われる従来の
「縮退動作」と区別するものである。
【0113】更に具体的に、図4を用いて、サイクルC
1の読み出し処理の結果を、時刻t=2で得る場合を一
例として説明する。即ち、サイクルC1の読み出し処理
の結果を得る場合、時刻t=1’の時点で各ハードディ
スク装置HDD−A〜HDD−Cの読み出し処理の完了
の有無を調べ、擬似的な縮退動作を行うか否かを決定す
る構成であるとする。時刻t=1’の時点では、ハード
ディスク装置HDD−Cが未完了であるので、擬似的な
縮退動作を行い、HDD−AとHDD−Bのそれぞれか
ら読み出されるデータを用いて、HDD−Cから読み出
すべきデータを復元する。従って、HDD−Cから読み
出されたデータは使用しない。ただし、この場合でも、
上記判定基準が満たされている限り、サイクルC2にお
いて、新たに発生するHDD−Cへのアクセス処理要求
を含め、全てのハードディスク装置に対するコマンドが
発行される構成となっている点が、従来の場合と大きく
相違する。
【0114】換言すれば、本願発明は、上記判定基準を
満たす限り縮退動作は行わない構成としても良いし、あ
るいは、仮にある内部アクセス処理要求に対して、擬似
的な縮退動作を行ったとしても、その内部アクセス処理
要求に対応するハードディスク装置に対する新たな内部
アクセス処理要求の発行を従来の様に一律に停止するも
のではなく、上記判定基準を満たす限り全てのハードデ
ィスク装置に対して、内部アクセス処理要求を発行する
構成としても良い。
【0115】要するに、本発明は、データ記憶部に対す
る内部アクセス処理要求の発行の停止を従来に比べて低
減出来る点に最大の特徴がある。
【0116】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明にれば、縮退運転に入る確率が減り、信頼性の高い
データ記憶アレイ装置を提供できる。
【0117】又、本発明によれば、データ記憶部に対す
る内部アクセス処理要求の発行を従来に比べて低減出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるデータ記憶アレイ装置の
構成図
【図2】同実施の形態におけるデータ記憶アレイ装置の
動作フローの説明図
【図3】従来のデータ記憶アレイ装置の動作タイミング
【図4】同実施の形態におけるデータ記憶アレイ装置の
動作タイミング図
【図5】実施の形態2におけるデータ記憶アレイ装置の
構成図
【図6】従来のサーバーシステムの構成図
【図7】従来のサーバーシステムの動作フローチャート
【符号の説明】
1 ハードディスク装置(HDD) 2 I/Oポート 3 メモリ 4 パリティエンジン 5 制御装置 6 データ記憶部 10 内部アクセス発行部 11 グループ応答監視部 12 外部アクセス応答部 13 継続応答監視部 14 アレイ動作制御部 15 アクセスエラー記憶部 50 ディスクドライブ 51 バッファメモリ 52 制御ユニット 53 再構築ユニット

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送されてくるデータを所定のルールに
    基づいて格納するための複数のデータ記憶部と、アクセ
    ス発行部と、グループ応答監視部と、アクセス応答部
    と、継続応答監視部と、アレイ動作制御部とを備えたデ
    ータ記憶アレイ装置であって、 前記アクセス発行部は、前記データの転送元からの第1
    アクセス処理要求を、所定のアルゴリズムにより1つ以
    上の前記データ記憶部への第2アクセス処理要求を含む
    グループにグループ化して、それを第2アクセス処理要
    求グループとして扱い、前記アレイ動作制御部からの前
    記各データ記憶部に対するアクセス発行制御に基づい
    て、前記第2アクセス処理要求グループに含まれる第2
    アクセス処理要求を前記各データ記憶部に発行し、 前記グループ応答監視部は、前記第2アクセス処理要求
    グループ単位で個別管理し、前記第2アクセス処理要求
    グループが所定の条件を満たすまで前記第2アクセス処
    理要求グループの、前記データ記憶部における処理応答
    を監視し、前記条件が満たされた場合、監視終了通知を
    発行し、 前記アクセス応答部は、所定の状態に基づいて、前記デ
    ータ転送元にアクセス処理終了通知を行い、 前記継続応答監視部は、発行された前記監視終了通知に
    基づいて、前記第2アクセス処理要求グループの内、前
    記データ記憶部からの処理応答がなかった前記第2アク
    セス処理要求を各データ記憶部単位で分類してさらに継
    続してその処理応答の有無を監視し、その監視結果を継
    続応答監視情報として発行し、 前記アレイ動作制御部は、発行された前記継続応答監視
    情報に基づいて、前記各データ記憶部におけるアクセス
    発行制御を前記アクセス発行部に対して行い、データ記
    憶アレイ装置全体の動作モードを制御することを特徴と
    するデータ記憶アレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス応答部は、前記グループ応
    答監視部の監視終了通知に基づいて、前記データ転送元
    にアクセス処理終了通知を行うことを特徴とする請求項
    1記載のデータ記憶アレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス応答部は、前記アクセス発
    行部の発行通知に基づいて、前記データ転送元にアクセ
    ス処理終了通知を行うことを特徴とする請求項1記載の
    データ記憶アレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセス応答部は、読み出し処理時
    において、前記グループ応答監視部の前記監視終了通知
    に基づいて、(1)前記第2アクセス処理要求グループ
    の、前記データ記憶部における処理応答がなかった、あ
    るいは(2)エラー応答となった、あるいは(3)前記
    アクセス発行部において第2アクセス処理要求が発行抑
    制となったデータを冗長度を用いて復元し、前記データ
    転送元にアクセス処理終了通知を行うことを特徴とする
    請求項1記載のデータ記憶アレイ装置。
  5. 【請求項5】 転送されてくるデータを所定のルールに
    基づいて格納するための複数のデータ記憶部と、アクセ
    ス発行部と、グループ応答監視部と、アクセスエラー記
    憶部と、アクセス応答部と、継続応答監視部と、アレイ
    動作制御部を備えたデータ記憶アレイ装置であって、 前記アクセス発行部は、前記データの転送元からの第1
    アクセス処理要求を、所定のアルゴリズムにより1つ以
    上の前記データ記憶部への第2アクセス処理要求を含む
    グループにグループ化して、それを第2アクセス処理要
    求グループとして扱い、前記アレイ動作制御部からの前
    記各データ記憶部に対するアクセス発行制御および以前
    に発行された外部アクセス処理のエラー状況を記憶する
    アクセスエラー記憶部の内容に基づいて、前記第2アク
    セス処理要求グループに含まれる前記第2アクセス処理
    要求を前記各データ記憶部に発行し、 前記グループ応答監視部は、前記第2アクセス処理要求
    グループ単位で個別管理し、前記第2アクセス処理要求
    グループが所定の条件を満たすまで前記第2アクセス処
    理要求グループの前記データ記憶部における処理応答を
    監視し、前記条件が満たされた場合、監視終了通知を発
    行し、 前記アクセスエラー記憶部は、発行された前記監視終了
    通知に基づいて、(1)前記第2アクセス処理要求グル
    ープの、前記データ記憶部における処理応答がなかっ
    た、若しくはエラー応答となった、又は(2)前記アク
    セス発行部において前記第2アクセス処理要求が発行抑
    制となったアクセス処理を登録し、 前記アクセス応答部は、所定の状態に基づいて前記デー
    タ転送元にアクセス処理終了通知を行い、 前記継続応答監視部は、発行された前記監視終了通知に
    基づいて、前記第2アクセス処理要求グループの内、前
    記データ記憶部における処理応答がなかった前記第2ア
    クセス処理要求を各データ記憶部単位で分類してさらに
    継続してその処理応答の有無を監視し、その監視結果を
    継続応答監視情報として発行し、 前記アレイ動作制御部は、発行された前記継続応答監視
    情報に基づいて、前記各データ記憶部におけるアクセス
    発行制御を前記アクセス発行部に対して行い、データ記
    憶アレイ装置全体の動作モードを制御することを特徴と
    するデータ記憶アレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記アクセス応答部は、前記グループ応
    答監視部の監視終了通知に基づいて、前記データ転送元
    にアクセス処理終了通知を行うことを特徴とする請求項
    5記載のデータ記憶アレイ装置。
  7. 【請求項7】 前記アクセス応答部は、前記アクセス発
    行部の発行通知に基づいて、前記データ転送元にアクセ
    ス処理終了通知を行うことを特徴とする請求項5記載の
    データ記憶アレイ装置。
  8. 【請求項8】 前記継続応答監視部は、前記データ記憶
    部の個数分だけ存在することを特徴とする請求項1から
    7のいずれかに記載のデータ記憶アレイ装置。
  9. 【請求項9】 前記アレイ動作制御部は、前記継続応答
    監視部からの前記継続応答監視情報に基づいて、前記第
    2アクセス処理要求に対する処理が完了していない前記
    第2アクセス処理要求の数を調べ、その数が一定数以上
    になった場合、対応するデータ記憶部への前記第2アク
    セス処理要求の発行を禁止することを特徴とした請求項
    1から8のいずれかに記載のデータ記憶アレイ装置。
  10. 【請求項10】 前記アレイ動作制御部は、前記継続応
    答監視部が継続応答監視を行った回数を記憶しておき、
    その回数が一定数以上になった場合、前記データ記憶ア
    レイ装置を縮退動作に移行させることを特徴とした請求
    項1から8のいずれかに記載のデータ記憶アレイ装置。
  11. 【請求項11】 前記アレイ動作制御部は、前記第2ア
    クセス処理要求の発行を禁止した後、前記データ記憶ア
    レイ装置の全体動作を一時縮退動作に移行させるもので
    あり、 前記一時縮退動作とは、前記データ記憶アレイ装置を構
    成する前記データ記憶部の1つ以上について、一時的に
    前記第2アクセス処理要求の発行を抑制する状態とな
    り、この間に発生するアクセス処理は、冗長構成を利用
    してアクセスデータを復元する動作であることを特徴と
    した請求項9記載のデータ記憶アレイ装置。
  12. 【請求項12】 前記アレイ動作制御部は、前記継続応
    答監視部からの前記継続応答監視情報に基づいて、前記
    第2アクセス処理要求に対する処理が完了していない前
    記第2アクセス処理要求の数を調べ、その数が一定数以
    下になった場合、対応するデータ記憶部への前記第2ア
    クセス処理要求の発行禁止を解除することを特徴とした
    請求項1から8のいずれかに記載のデータ記憶アレイ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記アレイ動作制御部は、前記第2ア
    クセス処理要求の発行禁止を解除した後、前記データ記
    憶アレイ装置の全体動作を一時縮退動作から正常あるい
    は部分再構築状態に移行させるものであり、 前記部分再構築動作とは、前記一時縮退動作中に発生し
    た書き込み処理に対して、データの冗長性を付加させる
    動作であることを特徴とした請求項12記載のデータ記
    憶アレイ装置。
  14. 【請求項14】 前記アレイ動作制御部は、前記継続応
    答監視情報に基づいて、前記監視の対象となっている前
    記第2アクセス処理要求が所定時間以上経過しても未完
    了であることを認識した場合は、対応する前記データ記
    憶部への前記第2アクセス処理要求の発行を禁止し、対
    応する前記データ記憶部に対してリセットコマンド又は
    キャンセルコマンドを発行することを特徴とした請求項
    1から8のいずれかに記載のデータ記憶アレイ装置。
  15. 【請求項15】 前記アレイ動作制御部が前記リセット
    コマンドを発行した場合、前記アレイ動作制御部は前記
    リセットコマンドが正常終了した時点で、対応する前記
    データ記憶部への前記第2アクセス処理要求の発行禁止
    を解除して、前記データ記憶アレイ装置を一時縮退動作
    から正常あるいは部分再構築動作に移行させることを特
    徴とした請求項14記載のデータ記憶アレイ装置。
  16. 【請求項16】 前記アレイ動作制御部が前記リセット
    コマンドを発行されたのち、前記リセットコマンドが異
    常終了したなら、再度対応する前記データ記憶部に対し
    て前記リセットコマンドを発行することを特徴とした請
    求項14記載のデータ記憶アレイ装置。
  17. 【請求項17】 前記アレイ動作制御部が発行した前記
    リセットコマンドの回数を記憶しておき、その回数が一
    定数以上になった場合、前記記憶アレイ装置を一時縮退
    動作から縮退動作に移行させることを特徴とした請求項
    14記載のデータ記憶アレイ装置。
  18. 【請求項18】 前記アレイ動作制御部は、前記継続応
    答監視情報に基づいて、前記監視の対象となっている前
    記第2アクセス処理要求が所定時間以内に完了した旨の
    応答を認識し、かつその処理要求が書き込み処理である
    場合は、前記アクセス処理エラー記憶部から対応する処
    理要求を削除することを特徴とした請求項14記載のデ
    ータ記憶アレイ装置。
  19. 【請求項19】 前記所定の条件を満たすとは、(1)
    前記第2アクセス処理要求グループに含まれる前記第2
    アクセス処理要求がN個の場合、N−1個の第2アクセ
    ス処理要求について処理完了を示す応答があった場合、
    又は(2)前記第2アクセス処理要求グループに含まれ
    る前記第2アクセス処理要求が発行されてから予め定め
    られた時間を経過した場合をいう請求項1又は5に記載
    のデータ記憶アレイ装置。
  20. 【請求項20】 所定のデータを分割し冗長構成にして
    格納するための複数のデータ記憶部を有するデータ記憶
    アレイ装置のアクセス制御方法であって、 第1のアクセス処理要求があった際、予め定められたア
    ルゴリズムに基づいて、前記各データ記憶部に対応した
    複数の第2のアクセス処理要求を生成し、発行するアク
    セス発行ステップと、 前記発行された第2のアクセス処理要求に対応した各処
    理が、所定期間内に完了したかどうかを監視し、その監
    視結果を発行する監視ステップと、 前記発行された監視結果に含まれる前記完了していない
    アクセス処理の数に関する情報に基づいて、前記アクセ
    ス発行ステップにおける新たな前記第2のアクセス処理
    要求の発行を行わせるか否かを決定する決定ステップと
    を備えたデータ記憶アレイ装置のアクセス制御方法。
  21. 【請求項21】 前記データ記憶部における前記アクセ
    ス処理が正常に行われたか否かに関する履歴情報を前記
    データ記憶部毎に保持する履歴情報保持ステップを備
    え、 前記決定ステップでは、前記履歴情報保持ステップによ
    り保持された前記履歴情報をも加味して前記決定を行う
    請求項20記載のデータ記憶アレイ装置のアクセス制御
    方法。
  22. 【請求項22】 請求項1又は5に記載のデータ記憶ア
    レイ装置の、前記データ記憶部以外の全ての前記部の全
    部又は一部としてコンピュータを機能させるためのプロ
    グラム。
  23. 【請求項23】 請求項20記載に記載のデータ記憶ア
    レイ装置のアクセス制御方法の全ての前記ステップの全
    部又は一部をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項1又は5に記載のデータ記憶ア
    レイ装置の、前記データ記憶部以外の全部又は一部の前
    記部の機能をコンピュータにより実行させるためのプロ
    グラム及び/又はデータを担持した媒体であって、コン
    ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  25. 【請求項25】 請求項20に記載のデータ記憶アレイ
    装置のアクセス制御方法の全部又は一部の前記ステップ
    の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラ
    ム及び/又はデータを担持した媒体であって、コンピュ
    ータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
JP2001282697A 2000-09-20 2001-09-18 データ記憶アレイ装置、データ記憶アレイ装置のアクセス制御方法、プログラム及び媒体 Pending JP2002169659A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7895375B2 (en) 2007-02-13 2011-02-22 Fujitsu Limited Data transfer apparatus and data transfer method
US10027532B2 (en) 2015-06-24 2018-07-17 Fujitsu Limited Storage control apparatus and storage control method

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