JP2002169174A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002169174A
JP2002169174A JP2000363987A JP2000363987A JP2002169174A JP 2002169174 A JP2002169174 A JP 2002169174A JP 2000363987 A JP2000363987 A JP 2000363987A JP 2000363987 A JP2000363987 A JP 2000363987A JP 2002169174 A JP2002169174 A JP 2002169174A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
backlight unit
display panel
heat
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JP2000363987A
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Inventor
Hiroshi Hoshino
博史 星野
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Kyocera Display Corp
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Kyocera Display Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートシール接続部をCCTから出る紫外線
および熱線から効果的に保護する。 【解決手段】 端子部111にヒートシールコネクタ1
3を介して液晶駆動用の回路基板14が接続されている
液晶表示パネル10の背面側に、冷陰極蛍光管(CC
T)25を光源とするバックライトユニット20を配置
してなる液晶表示装置において、端子部111のバック
ライトユニット20と対向する裏面側に、金属反射テー
プ30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックライトユニッ
トを有する液晶表示装置に関し、さらに詳しく言えば、
バックライトユニットから照射される紫外線や熱線によ
る悪影響を排除する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】透過型もしくは半透過型の液晶表示素子
には、暗いところでも明るい表示が得られるようにする
ため、その背面側にバックライトユニット(照明装置)
が設けられている。現在のところ、バックライトユニッ
トの光源には、輝度や色相などの点から冷陰極蛍光管
(coldcathode fluorescent
tube,以下CCTと略記することがある)多用され
ている。
【0003】しかしながら、CCTは紫外線や熱線を出
すため、液晶表示パネルの端子部にヒートシールコネク
タを介して液晶駆動用の回路基板が接続されている場
合、紫外線対策を講ずる必要がある。
【0004】すなわち、ヒートシールコネクタにホット
メルト樹脂として例えばポリクロロプレン樹脂が使用さ
れていると、ポリクロロプレン樹脂は紫外線および/ま
たは高温下で分解し塩酸が生成されることがあるため、
ITO(インジウム・錫酸化物)電極が腐蝕され断線に
至るおそれがある。
【0005】また、紫外線の波長は短くエネルギー量が
大きいため、その他の材料に対しても悪影響をおよぼす
おそれもある。これを防止するため、従来では、例えば
端子部の裏面側に遮光テープを貼り付けてCCTの光が
直接ヒートシールコネクタやITOに当たらないように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遮光テ
ープはCCTからの紫外線を遮るにしても、熱線を吸収
してそれ自体が熱をもち、その熱によってヒートシール
コネクタのポリクロロプレン樹脂が熱分解を起こすおそ
れが依然としてある。また、遮光テープ自体の熱などに
よる経年劣化の問題もある。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、ヒートシール接続部を
CCTから出る紫外線および熱線から効果的に保護し得
るようにした液晶表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、引出電極が形成された端子部を有する液
晶表示パネルと、同液晶表示パネルの背面側に配置され
た冷陰極蛍光管(CCT)を光源とするバックライトユ
ニットとを備え、上記端子部にヒートシールコネクタを
介して液晶駆動用の回路基板が接続されている液晶表示
装置において、上記端子部の上記バックライトユニット
と対向する裏面側に、金属反射テープを設けたこと特徴
としている。
【0009】金属反射テープは遮光性が完全であり、し
かも熱線を反射するため、CCTの輻射熱による温度上
昇を防止でき、ヒートシール接続部の信頼性を高めるこ
とができる。なお、バックライトユニットはサイドライ
ト型、直下型のいずれであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照して、本発明の
実施形態について説明する。この液晶表示装置は、液晶
表示パネル10と、その背面側に配置されたバックライ
トユニット20とを備えている。
【0011】なお、図1には液晶表示パネル10とバッ
クライトユニット20とが分離した状態で示されている
が、これは作図の都合上のことであって、実際には所定
のスペーサを介して光漏れが生じないように接合されて
いる。
【0012】液晶表示パネル10は、一対の透明電極基
板11,12を含み、その一方の透明電極基板11には
引出電極が形成された端子部111が連設されている。
この端子部111には、ヒートシールコネクタ13を介
して液晶駆動用の回路基板14が接続されている。
【0013】この例において、バックライトユニット2
0はサイドライト型であり、液晶表示パネル10とほぼ
同じ大きさに形成された扁平な筐体21を備えている。
筐体21の液晶表示パネル10と対向する面は開口され
ており、その開口部内に例えばアクリル樹脂からなる導
光板22が収納されている。導光板22上には光拡散板
23が配置されている。
【0014】筐体21内の側方にはライトボックス24
が用意されており、その内部に光源としてのCCT(冷
陰極蛍光管)25が収納されている。これによれば、C
CT25からの光は導光板22の側面から導光板22内
に入り、その上面から光拡散板23を抜けて液晶表示パ
ネル10に向けて照射される。
【0015】端子部111の裏面(バックライトユニッ
ト20と対向する側の面)には、CCT25からの光が
少なくともヒートシールコネクタ13に当たらないよう
にするための金属反射テープ(シート)30が貼着され
ている。
【0016】金属反射テープ30は、例えばアルミニウ
ム箔の一方の面に粘着剤(接着剤)を塗布したものであ
ってよく、これによれば、ほぼ完全な遮光性が得られ、
しかも熱線を反射するため、CCT25の輻射熱による
温度上昇を防止でき、ヒートシール接続部の信頼性を高
めることができる。
【0017】
【実施例】《実施例1》ITOよりなる引出電極(10
0本)が形成された液晶表示パネルの端子部に、ホット
メルト樹脂としてポリクロロプレン樹脂が使用されてい
るヒートシールコネクタを介して液晶駆動用回路基板を
接続し、その端子部の裏面に厚さ20μmのアルミニウ
ム箔の一方の面に粘着剤を塗布してなる金属反射テープ
を貼着した。そして、この液晶表示パネルの背面側に、
CCT(出力1.6W,最小輝度400cd/m)を
光源とするサイドライト型バックライトユニットを配置
し、そのCCTを250時間連続して点灯させた後、I
TOの状態を電気的に調べたところ、腐蝕断線は皆無で
あった(腐蝕断線率;0/100)。
【0018】〈比較例1〉金属反射テープに代えて、黒
色の遮光テープ(日東電工社製223S)を端子部の裏
面に貼着したほかは、上記実施例1と同じくして、CC
Tを250時間連続して点灯させた後、ITOの状態を
電気的に調べたところ、100本中2本に腐蝕断線が認
められた(腐蝕断線率;2/100)。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端子部にヒートシールコネクタを介して液晶駆動用の回
路基板が接続されている液晶表示パネルの背面側に、冷
陰極蛍光管(CCT)を光源とするバックライトユニッ
トを配置してなる液晶表示装置において、端子部のバッ
クライトユニットと対向する裏面側に、金属反射テープ
を設けたことにより、ヒートシール接続部をCCTから
出る紫外線および熱線から効果的に保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の実施形態を説明す
るための断面図。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル 11,12 透明電極基板 13 ヒートシールコネクタ 14 回路基板 20 バックライトユニット 22 導光板 23 光拡散板 25 光源(CCT) 30 金属反射テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出電極が形成された端子部を有する液
    晶表示パネルと、同液晶表示パネルの背面側に配置され
    た冷陰極蛍光管を光源とするバックライトユニットとを
    備え、上記端子部にヒートシールコネクタを介して液晶
    駆動用の回路基板が接続されている液晶表示装置におい
    て、 上記端子部の上記バックライトユニットと対向する裏面
    側に、金属反射テープが設けられていること特徴とする
    液晶表示装置。
JP2000363987A 2000-11-30 2000-11-30 液晶表示装置 Withdrawn JP2002169174A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156015A (ja) * 2002-08-12 2004-06-03 Dainippon Ink & Chem Inc 光反射性と遮光性を併有するlcdモジュール用粘着テープ
CN100401157C (zh) * 2005-08-03 2008-07-09 友达光电股份有限公司 直下式背光模组
CN100529892C (zh) * 2005-04-23 2009-08-19 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 冷阴极灯管和使用该灯管的背光模组

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Effective date: 20080205