JP2002168477A - 空気調和機の室内ユニット構造 - Google Patents

空気調和機の室内ユニット構造

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JP2002168477A
JP2002168477A JP2000367016A JP2000367016A JP2002168477A JP 2002168477 A JP2002168477 A JP 2002168477A JP 2000367016 A JP2000367016 A JP 2000367016A JP 2000367016 A JP2000367016 A JP 2000367016A JP 2002168477 A JP2002168477 A JP 2002168477A
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indoor unit
led display
air conditioner
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filter
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JP2000367016A
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Kei Matsuda
圭 松田
Hironari Fujiki
裕也 藤木
Kunihiro Kobayashi
国浩 小林
Hiroshi Kanbara
裕志 神原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数及びコストを低減できる空気調和機
の室内ユニット構造を提供する。 【解決手段】 LED表示部6とリモコン8からの送信
信号を受信する受信アンプ5とを備えた空気調和機の室
内ユニット構造において、LED表示部6と受信アンプ
5とを隣接させて配置し、これらLED表示部6及び受
信アンプ5の前面に一枚のフィルタ部材4を取り付け、
該フィルタ部材4に、LED表示部6の前面に位置する
スモーク部4bと受信アンプ5の前面に位置する受信フ
ィルタ部4aとを設け、受信フィルタ部4aの透過率が
スモーク部4bより小さくなるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室内
ユニット構造に係り、特に、リモートコントローラによ
る操作が可能でかつLED表示部を備えた空気調和機の
室内ユニット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内ユニットにおいては、
従来より各種の運転操作をリモートコントローラ(以下
リモコン)により行うことができる。このようなリモコ
ン操作は、リモコンより送信される操作信号を室内ユニ
ットの受信アンプで受け、同信号を制御部に入力するこ
とで行われる。また、室内ユニットの中には従来よりL
ED表示部を備えたものがあり、たとえば室内温度など
の情報を表示できるようになっている。なお、受信アン
プ及びLED表示部は、その性格上いずれも室内ユニッ
トの前面に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した受
信アンプの前面には、蛍光灯などのノイズによる誤作動
を防ぐため、フィルタが取り付けられている。このフィ
ルタには透過率が少ないものを使用してあるので、リモ
コンから送信された信号以外は通過しにくくなってい
る。一方、LED表示部の前面には、内部構造を隠すと
ともにLED表示をはっきりと読みとれるようにするた
め、比較的透過率の大きなスモークレンズが取り付けら
れている。
【0004】上述したように、受信アンプ前面のフィル
タ及びLED表示部前面のスモークレンズはそれぞれの
透過率が全く異なる部品であるため同一部品とすること
ができず、それぞれが別部品として製造されていた。ま
た、フィルタ及びスモークレンズが別部品であるため、
受信アンプとLED表示部とはそれぞれ室内ユニット前
面の離れた位置に配置されていた。このように、従来の
室内ユニット構造では、受信アンプ前面のフィルタとL
ED表示部前面のスモークレンズとが別々の2部品とし
て製造されるため、部品点数が多くなるとともにコスト
高の要因となっていた。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、部品点数及びコストを
低減できる空気調和機の室内ユニット構造を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。請求項1に記載の
空気調和機の室内ユニット構造は、LED表示部とリモ
ートコントローラからの送信信号を受信する受信アンプ
とを備えた空気調和機の室内ユニット構造において、前
記LED表示部と前記受信アンプとを隣接させて配置
し、これらLED表示部及び受信アンプの前面に一枚の
フィルタ部材を取り付け、該フィルタ部材に、前記LE
D表示部の前面に位置する第1の領域と前記受信アンプ
の前面に位置する第2の領域とを設け、前記第1の領域
の透過率が前記第2の領域より大きくなるように構成し
たことを特徴とするものである。この場合、好適な前記
フィルタ部材としては、(1)同一素材よりなる一体成
形部品で、前記第1の領域の厚さを前記第2の領域より
薄くしたもの、(2)基板の一部に透過率調整部材を貼
り付けて前記第2の領域を形成したもの、あるいは、
(3)前記第1の領域及び前記第2の領域を2色成形に
より形成したもの、を採用することができる。
【0007】このような空気調和機の室内ユニットによ
れば、LED表示部及び受信アンプを隣接させて配置
し、その前面に透過率が異なる二つの領域を有する一枚
のフィルタ部材を取り付けたので、部品点数及びコスト
の低減が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る空気調和ユニ
ットの室内ユニット構造の一実施形態を、図面に基づい
て説明する。図1において、符号の1は室内ユニット、
2は吸込口、3は吹出口、4はフィルタ部材、5は受信
アンプ、6はLED表示部、7は前面パネル、8はリモ
コンである。
【0009】空気調和機は、空調する室内に設置される
室内ユニット1と室外に設置される室外ユニット(図示
省略)とにより構成される。室内ユニット1と室外ユニ
ットとの間は、冷媒配管及び電気配線などで接続されて
いる。両ユニット間を循環する冷媒は、それぞれのユニ
ット内に設置された熱交換器を通過する際、室内気及び
外気と熱交換して空調運転を行うことができる。室内ユ
ニット1においては、冷媒の循環方向を切り換えること
で冷房・除湿運転または暖房運転を行うことができる。
【0010】図1に示した室内ユニット1は、内部に室
内熱交換器、クロスフローファン、ユニット制御部など
が設置され、クロスフローファンの運転によって、吸込
口2から吸引した室内気が室内熱交換器に送られる。こ
うして室内熱交換器を通過する室内気は、冷媒と熱交換
して空調された後、吹出口3から室内へ向けて吹き出さ
れる。
【0011】室内ユニット1の前面パネル7には、フィ
ルタ部材4が取り付けられている。フィルタ部材1の後
方には、リモコン8から送信される操作信号を受信する
受信アンプ5と、室内温度などの情報を表示できるLE
D表示部6とが横方向に隣接して配置されている。受信
アンプ5は、蛍光灯などから発せられるノイズを受信し
て誤作動するのを防止するため、透過率の小さいフィル
タを前面に設置する必要がある。また、LED表示部6
は、LEDによる表示が鮮明に読みとれ、しかも室内側
から内部構造が見えない程度に覆う必要があるため、た
とえばスモークガラスのように比較的透過率の大きなフ
ィルタを前面に設置する必要がある。このように、受信
アンプ5の前面に設置するフィルタと、LED表示器6
の前面に設置するフィルタとでは、透過率に関して全く
異なる性質のものが要求される。
【0012】そこで、隣接する受信アンプ5とLED表
示部6との前面に設置されるフィルタ部材4には、図1
(b)に示す第1実施形態のように、厚さの異なる二つ
の領域を有する一枚の部材を使用している。このフィル
タ部材4は、同一の樹脂を素材として一体成形したもの
である。なお、一枚のフィルタ部材4の使用は、受信ア
ンプ5とLED表示部6とを隣接させることによって可
能になり、その隣接方向は、縦・横・斜めのいずれの方
向であってもよい。
【0013】受信アンプ5の前面に位置する第2の領域
(受信フィルタ部)4aは、LED表示部6の前面に位
置する第1の領域(スモーク部)4bより厚く成形し
て、その領域の透過率を小さくしてある。このような一
体成形の素材としては、たとえば新日鉄化学(株)の商
品名エスアロイA126β、A126(スチレン系樹脂
とアクリル系樹脂のポリマーアロイ)などが好適であ
り、受信フィルタ部4a及びスモーク部4bの厚さにつ
いては、それぞれの機能を満足するよう一体成形に使用
する素材の特性を考慮して適宜定めればよい。
【0014】このように、透過率(厚さ)が異なる二つ
の領域を有する一枚のフィルタ部材4を設置すること
で、透過率の小さい受信フィルタ部4aは、リモコン8
から送信される操作信号以外を遮断して通過させないフ
ィルタ機能を発揮し、また、透過率が大きいスモーク部
4bは、LED表示を充分に透過させて表示内容をはっ
きりと読みとれるようにし、かつ、室内側からLED表
示部6が見えないようにしたスモークレンズ機能を果た
している。従って、受信アンプ5及びLED表示部6の
前面に必要なフィルタ機能を一枚のフィルタ部材4で満
たすことができ、結果として部品点数を低減できる。さ
らに、一体成形した一枚のフィルタ部材4で必要な機能
が得られることは、2種類の異なる部品を成形するのに
比べてコスト面でも安価に製作できる。
【0015】次に、図2に基づいて、上述したフィルタ
部材4の他の実施形態(第2実施形態)を説明する。こ
の実施形態のフィルタ部材14は、LED表示部6の前
面に位置する第1の領域、すなわち上述したスモーク部
4bの機能(透過率)に適した素材及び厚さで一枚の基
板15を成形した後、受信アンプ5の前面に位置する第
2の領域にのみ透過率を減少させる透過率調整部材16
を貼り付けたものである。好適な透過率調整部材16と
しては、基板15とは別素材(たとえば新日鉄化学
(株)の商品名エスアロイA126β、A126(スチ
レン系樹脂とアクリル系樹脂のポリマーアロイ)など)
を成形した板状、または、フィルム状のものがある。
【0016】このような構成としても、第1の領域では
基板15が透過率の大きいスモーク部14bとして機能
し、第2の領域では透過率調整部材16及び基板15が
重ね合わされて透過率の少ない受信フィルタ部14aと
して機能する。従って、1枚のフィルタ部材14で必要
な機能を満たすことができ、部品点数の低減に貢献す
る。なお、部品点数の低減は、コストを削減する上で有
利になる。
【0017】最後に、図3に基づいて、上述したフィル
タ部材4の他の実施形態(第3実施形態)を説明する。
この実施形態のフィルタ部材24は、第1の領域に適し
た素材と第2の領域に適した素材との2色成形により、
一体に成形したものを使用している。第1の領域には、
スモーク部24bとして機能するのに適した透過率の素
材が選択され、たとえば三菱エンジニアリングプラスチ
ック製ユーピロンシートスモーク材NO.575J T
O.5などが好適である。また、第2の領域には、フィ
ルタ部24aとして機能するのに適した少ない透過率の
素材が選択され、たとえば新日鉄化学(株)の商品名エ
スアロイA126β、A126(スチレン系樹脂とアク
リル系樹脂のポリマーアロイ)などが好適である。
【0018】このような構成としても、第1の領域では
透過率の大きいスモーク部24bとして機能し、第2の
領域では透過率の少ないフィルタ部24aとして機能す
る。従って、1枚のフィルタ部材24で必要な機能を満
たすことができ、部品点数の低減に貢献する。また、一
体成形及び部品点数の低減は、コストを削減する上で有
利になる。
【0019】
【発明の効果】上述した本発明の空気調和機の室内ユニ
ットによれば、受信アンプとLED表示部とを隣接させ
て配置するとともに、受信アンプ前面に設置するフィル
タ部及びLED表示部前面に設置するスモーク部の機能
を一枚のフィルタ部材に持たせて一体化したので、部品
点数の低減及びコストの低減を可能にするといった効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の室内ユニット構造
の一実施形態を示す図で、(a)は全体構成を示す斜視
図、(b)はフィルタ部材の第1実施形態を示す(a)
のA−A断面図である。
【図2】 フィルタ部材の第2実施形態を示す図1
(a)のA−A断面図である。
【図3】 フィルタ部材の第3実施形態を示す図1
(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 吸込口 3 吹出口 4 フィルタ部材 4a 受信フィルタ部(第2の領域) 4b スモーク部(第1の領域) 5 受信アンプ 6 LED表示部 7 前面パネル 8 リモコン(リモートコントローラ) 14a フィルタ部(第2の領域) 14b スモーク部(第1の領域) 15 基板 16 透過率調整部材 24a 受信フィルタ部(第2の領域) 24b スモーク部(第1の領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 国浩 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 (72)発明者 神原 裕志 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 Fターム(参考) 3L051 BJ10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LED表示部とリモートコントローラ
    からの送信信号を受信する受信アンプとを備えた空気調
    和機の室内ユニット構造において、 前記LED表示部と前記受信アンプとを隣接させて配置
    し、これらLED表示部及び受信アンプの前面に一枚の
    フィルタ部材を取り付け、該フィルタ部材に、前記LE
    D表示部の前面に位置する第1の領域と前記受信アンプ
    の前面に位置する第2の領域とを設け、前記第1の領域
    の透過率が前記第2の領域より大きくなるように構成し
    たことを特徴とする空気調和機の室内ユニット構造。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ部材が同一素材よりなる
    一体成形部品で、前記第1の領域の厚さを前記第2の領
    域より薄くしたことを特徴とする請求項1に記載の空気
    調和機の室内ユニット構造。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ部材が、基板の一部に透
    過率調整部材を貼り付けて前記第2の領域を形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内ユニ
    ット構造。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ部材が、前記第1の領域
    及び前記第2の領域を2色成形により形成したことを特
    徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内ユニット構
    造。
JP2000367016A 2000-12-01 2000-12-01 空気調和機の室内ユニット構造 Withdrawn JP2002168477A (ja)

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