JP2002165875A - 透析用補充製剤 - Google Patents

透析用補充製剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この出願発明は、慢性腎不全維持血液透析患
者において、L−カルニチン補充を行うことにより脂肪
酸エネルギー代謝等を改善するL−カルニチン透析用補
充製剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 この出願発明は、L−カルニチンを有効
成分とする透析用補充製剤であって、1回の透析中に、
L−カルニチンまたはその塩を、L−カルニチンとして
1〜2500mgを血液中に持続投与および/または透
析液から血液中に透析するように調製されていることを
特徴とする透析用補充製剤に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、とくに、
慢性尿毒症患者の定期的血液透析療法等に使用される、
L−カルニチンまたはその塩類を有効成分とする透析用
補充製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】 血液透析は、血液透析療法の中で最も
普及しており、尿毒症、薬物中毒に適用されている。こ
の血液透析は、最も実績があり、小分子量物質、水の除
去能や電解質、酸塩基平衡異常の是正能が優れており、
除去能や透析効率を上げることは、透析器、血液流量、
透析液流量と透析時間等の透析条件を変更することによ
りある程度可能である。操作が簡便で画一的であるた
め、多人数同時透析が容易であり、かつ治療効果がある
程度予測できるという優れた点がある。また、血液透析
療法として血液透析濾過があり、この血液透析療法は、
血液透析を行いながら血液濾過を同時に行う方法であ
り、尿毒症、薬物中毒に適用されている。この血液透析
濾過は、通常1回の治療で10L以上の血液濾過を行
い、補充液を補って小分子物質から中・高分子物質まで
の物質除去効率を上昇させることが可能であるという優
れた点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 生体内では、L−カ
ルニチンは腎臓等で合成される。したがって、慢性腎不
全患者は、腎臓での合成ができなくなるため、必然的に
体外より摂取することが必要になる。また、L−カルニ
チンは水溶性で、分子量が162ダルトンと小さいアミ
ンで、透析性があるため、血液透析によって血液中のL
−カルニチン濃度の約60%が低下する。ところで、L
−カルニチンは、エネルギー代謝に重要な脂肪酸、特に
長鎖脂肪酸のβ酸化に関係している物質であり、脂肪酸
のミトコンドリア内膜への輸送に関与している物質であ
る。細胞質内の脂肪酸は、ミトコンドリアの外膜、内膜
を経てマトリックス内へ輸送され、マトリックス内でβ
酸化が行われ、エネルギーが産生されるが、この輸送機
構においては、内膜が律速段階になっている。この内膜
において、脂肪酸をマトリックスへ輸送する役目を果た
しているのがL−カルニチンであり、不足すると脂肪酸
のマトリックス内への輸送が低下することにより、脂肪
酸のエネルギー代謝が低下すること等になる。透析患者
の体重を50kg、透析前総L−カルニチン濃度を60
μmol/Lとして試算すると、血液量は約4L、(H
tを35%とすると)血漿は2.6Lであるから、循環
している血漿中には、わずか60μmol/L×2.6
L=156μmolが存在しているに過ぎない。透析前
後のL−カルニチン濃度差から求められる流出量は9
3.6μmolであるのに、透析排液中にL−カルニチ
ンは、1回の透析で平均900μmol漏出している。
すなわち、血漿中だけでなく大量にプールされている骨
格筋・組織等からの漏出による。また、透析前から透析
終了直後、および次回の透析開始までの血漿中L−カル
ニチン濃度の堆移を検討した結果、終了直後に顕著に低
下しているが、その後、筋・組織からの急激な洗い出し
および食事による補充により回復している。この出願発
明は、慢性腎不全維持血液透析患者において、血液透析
中にL−カルニチン補充を持続的に行うことにより脂肪
酸エネルギー代謝等を改善することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、L−
カルニチンを有効成分とする透析用補充製剤であって、
1回の透析中に、L−カルニチンまたはその塩を、L−
カルニチンとして1〜2500mgを血液中に持続投与
および/または透析液から血液中に透析するように調製
されている透析用補充製剤に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】 この出願発明のL−カルニチン
は、L−カルニチンの投与量が40〜300mgを血液
中に持続投与するように調製されている透析用補充製剤
であることがとくに好ましい。
【0006】また、この出願発明の製剤が透析液である
ときは、そのまま透析液として使用できる濃度であって
もよいし、希釈後に透析液として使用されるような濃度
であってもよい。
【0007】透析中のL−カルニチン補充方法は、透析
実施中に透析回路内、好ましくは静脈側へのL−カルニ
チンの持続注入あるいは補充液中にL−カルニチンを添
加するものであり、投与量は、透析中に漏出するL−カ
ルニチン量に見合う量が最適であり、一回あたり40〜
300mg(約250〜1850μmol)のL−カル
ニチンおよび/またはその塩を透析施行中に投与するも
のであり、100〜150mgがとくに好ましい。この
ようにしてL−カルニチンを補充することにより、透析
施行中にも生じている細胞の崩壊を伴うL−カルニチン
の漏出を防ぐことができる。また、透析液中にL−カル
ニチンを添加することによっても、透析中に持続注入と
同様の効果が期待できる。濃度としては血漿中濃度に近
い50〜100μモル/Lが好ましい。
【0008】透析用補充製剤は、予め血液透析液および
血液透析濾過補充液に、L−カルニチンが添加されてい
ることがとくに好ましいが、血液透析液および血液透析
濾過補充液に添加してもよい。
【0009】L−カルニチンまたはその塩を1〜100
μモル/Lの濃度で含有することがとくに好ましい。
【0010】慢性尿毒症患者の透析に使用するための透
析用補充製剤であることがとくに好ましい。
【0011】L−カルニチンまたはその塩を、L−カル
ニチンとして1〜2500mgを血液中に持続投与およ
び/または透析液から血液中に透析するように調製され
ている透析用補充製剤が、そのまま透析液として使用さ
れることがとくに好ましい。
【0012】ナトリウムイオン130〜150ミリ当量
/L、カリウムイオン0〜3.5ミリ当量/L、カルシ
ウムイオン0〜4ミリ当量/L、マグネシウムイオン0
〜2ミリ当量/L、塩素イオン90〜120ミリ当量/
L、有機酸としては、例えば、酢酸イオン0〜40ミリ
当量/L、乳酸0〜40ミリ当量、クエン酸0〜40ミ
リ当量、グルコース0〜2g/L、HCOイオン25
〜40ミリ当量/LおよびL−カルニチンまたはその塩
1〜100μモル/Lとなるように調整された透析液を
使用することがとくに好ましい。
【0013】この出願発明の透析用補充製剤は、粉末も
しくは固形であることが安定性の上からとくに好まし
い。
【0014】
【実施例】以下、この出願発明を実施例により具体的に
説明するが、この出願発明は、実施例に限られるもので
はない。 実施例1 下記に示したA剤の各成分を適量の水に溶解し、塩酸で
pHを4.7に調整し、30Lとした。この液を濾過し
た後、9Lずつ透析用プラスチック容器に充填し、A液
とした。また、炭酸水素ナトリウムを672gずつポリ
エチレン製袋に入れ、B剤とした。このB剤一包を水1
1.5Lに溶かして、B液とした。次に、B液1容に対
し水26容を加えて希釈し、この希釈液34容にA液1
容を加えて、透析用灌流液とした。 30L中のA剤の各成分含量 塩化ナトリウム 6443g 塩化カリウム 157g 塩化カルシウム二水和物 230g 塩化マグネシウム六水和物 107g 酢酸ナトリウム 860g ブドウ糖 1050g L−カルニチン 8.5g
【0015】実施例2 以下の組成からなるA−1剤とA−2剤及びB剤よりな
る3剤組合せ製剤を作成した。 A−1剤 塩化ナトリウム 1961g 塩化カリウム 47g 塩化カルシウム二水和物 58g 塩化マグネシウム六水和物 32g 酢酸ナトリウム 233g 塩化L−カルニチン 3.11g A−2剤 ブドウ糖 315g B剤 炭酸水素ナトリウム 738g このA−1剤1包とA−2剤1包を水に溶かして9Lの
水溶液(A液)とした。なお、この際、pHを氷酢酸で
4.7になるように調整した。また、B剤一包を水1
1.5Lに溶かして、B液とした。次に、B液1容に対
し水26容を加えて希釈し、この希釈液34容にA液1
容を加えて、透析用灌流液とした。
【0016】実施例3 下記に示したA剤の各成分を適量の水に溶解し、塩酸で
pHを4.7に調整し、30Lとした。この液をろ過し
た後、9Lずつ透析用プラスチック容器に充填し、A液
とした。また、炭酸水素ナトリウムを672gずつポリ
エチレン製袋に入れ、B剤とした。このB剤一包を水1
1.5Lに溶かして、B液とした。次に、B液1容に対
し水26容を加えて希釈し、この希釈液34容にA液1
容を加えて調製した。さらに、この液に、L−カルニチ
ン2.5gを添加し、血液透析用灌流液を調製した。 30L中のA剤の各成分含量 塩化ナトリウム 6443 g 塩化カリウム 157 g 塩化カルシウム二水和物 230 g 塩化マグネシウム六水和物 107 g 酢酸ナトリウム 860 g ブドウ糖 1050 g
【0017】実施例4 下記に示した各成分を適量の水に溶解し、50Lとし
た。この液を濾過した後、1Lずつプラスチック容器に
充填し、密栓した後、高圧蒸気滅菌を行った。無色澄明
で、安定な透析用補充製剤が得られた。 塩化ナトリウム 292.2 g 塩化カリウム 7.45 g 塩化カルシウム二水和物 13.95 g 塩化マグネシウム六水和物 7.6 g L−乳酸ナトリウム 212.9 g L−カルニチン 0.486g
【0018】実施例5 下記に示した各成分を適量の水に溶解し、50Lとし
た。この液をろ過した後、1Lずつプラスチック容器に
充填し、密栓した後、高圧蒸気滅菌を行った。この製剤
1L中に、L−カルニチン0.01gを添加し、ろ過型
・透析ろ過型人工腎臓用補充液を調整した。 塩化ナトリウム 292.2 g 塩化カリウム 7.45 g 塩化カルシウム二水和物 13.95 g 塩化マグネシウム六水和物 7.6 g L−乳酸ナトリウム 212.9 g
【0019】
【発明の効果】 この出願発明の透析用補充製剤によ
り、L−カルニチンを透析中に持続注入および透析液中
に添加することにより、注入されたL−カルニチンが生
体中に存在するL−カルニチンの代わりに透析されるの
で、血漿中のL−カルニチンが透析排除されることを防
ぐと同時に、骨格筋・組織からのL−カルニチンの流出
も防ぐことができるという優れた効果がある。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L−カルニチンを有効成分とする透析用
    補充製剤であって、1回の透析中に、L−カルニチンま
    たはその塩を、L−カルニチンとして1〜2500mg
    を血液中に持続投与および/または透析液から血液中に
    透析するように調製されていることを特徴とする透析用
    補充製剤。
  2. 【請求項2】 L−カルニチンとして40〜300mg
    を血液中に持続投与するよう調製されていることを特徴
    とする透析用補充製剤。
  3. 【請求項3】 透析用補充製剤が水溶液であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の透析用補充製剤。
  4. 【請求項4】 透析用補充製剤が希釈後に透析液として
    使用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の透析用補充製剤。
  5. 【請求項5】 透析用補充製剤を血液透析液および/ま
    たは血液透析濾過補充液中に添加することを特徴とする
    請求項1〜4項のいずれかに記載の透析用補充製剤。
  6. 【請求項6】 L−カルニチンまたはその塩を1〜10
    0μモル/Lの濃度で含有する請求項1〜5のいずれか
    に記載の透析用補充製剤。
  7. 【請求項7】 慢性尿毒症患者の透析に使用するための
    透析用補充製剤であることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載の透析用補充製剤。
  8. 【請求項8】 L−カルニチンまたはその塩を、L−カ
    ルニチンとして1〜2500mgを血液中に持続投与お
    よび/または透析液から血液中に透析するように調製さ
    れている透析用補充製剤が、そのまま透析液として使用
    されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の透析用補充製剤。
  9. 【請求項9】 ナトリウムイオン130〜150ミリ当
    量/L、カリウムイオン0〜3.5ミリ当量/L、カル
    シウムイオン0〜4ミリ当量/L、マグネシウムイオン
    0〜2ミリ当量/L、塩素イオン90〜120ミリ当量
    /L、酢酸イオン0〜40ミリ当量/L、グルコース0
    〜2g/L、HCOイオン25〜40ミリ当量/Lお
    よびL−カルニチンまたはその塩1〜100μモル/L
    となるように調整されていることを特徴とする請求項
    1、3、4、5、6、7、8に記載の透析用補充製剤。
  10. 【請求項10】 粉末状もしくは固形状であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の透析用補充製剤。
  11. 【請求項11】 L−カルニチンを有効成分とする請求
    項1〜10いずれかに記載の透析用補充製剤であって、
    4時間の透析中にL−カルニチンとして40〜300m
    g静脈側に持続投与することを特徴とする透析用補充製
    剤の投与方法。
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