JP2002165866A - 薬剤分配システムおよび方法と薬剤収容容器及び薬剤量読み取り装置 - Google Patents

薬剤分配システムおよび方法と薬剤収容容器及び薬剤量読み取り装置

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JP2002165866A
JP2002165866A JP2000367716A JP2000367716A JP2002165866A JP 2002165866 A JP2002165866 A JP 2002165866A JP 2000367716 A JP2000367716 A JP 2000367716A JP 2000367716 A JP2000367716 A JP 2000367716A JP 2002165866 A JP2002165866 A JP 2002165866A
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Yasuyuki Goto
康之 後▲藤▼
Tatsuya Okudera
達也 奥寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤を最初から使用時に用いる分配用の容器
に収容せずに大容量容器から薬剤を必要分ずつ取り出し
て分配用容器に収容して分配する薬剤分配システムおよ
び方法と薬剤収容容器及び薬剤量読み取り装置を提供す
る。 【解決手段】 大量の薬剤を大容量容器1に収容してお
き、この大容量容器1に収容された薬剤を逆流防止一方
活栓5を介して必要分取り出して、分配用容器9に収容
して分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大量の薬剤を必要
分ずつ取り出して分配する薬剤分配システムおよび方法
に関し、更に詳しくは、大量の薬剤を大容量容器に収容
しておき、この大容量容器に収容された薬剤を必要量だ
け小分けにして分配用容器に収容して分配する薬剤分配
システムおよび方法と薬剤収容容器及び薬剤量読み取り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院(医院、診療所等を含む)に
おける検査や手術などにおいては治療薬、試験薬等の種
々の薬剤が適宜、使用される。このような病院で使用さ
れる薬剤は、通常は所定の容量ずつビンなどの容器に収
容されて保管されている。そして、検査や手術などで薬
剤を使用する場合には、このような容器単位で薬剤を取
り出して使用するようにしている。この検査や手術など
の際に薬剤を必要量だけ使用した後に、容器に薬剤が残
っていたとしても、一度開封して容器に残っている薬剤
は、残量の過多にかかわらず開封後は使用すること無
く、そのまま廃棄するようにしている。
【0003】具体的には、病院の放射線科などで頻繁に
使用される薬剤である、例えば造影剤は、容量が50m
l,100mlのヴァイヤル(瓶)またはシリンジ(注
射器)などに予め収容されて流通、販売され、病院内に
保管されている。そして、このようなヴァイヤルやシリ
ンジなどに収容されている造影剤を使用して検査を行う
場合、造影剤をほぼ100ml使用して検査が終了する
場合もあるが、血管造影、冠動脈造影、腹部のヘリカル
CTでは各領域のインターベンションなどにおける造影
剤の使用量は、検査の内容に100ml未満から300
ml程度のように、検査内容に応じて、種々様々に大き
く変化する。
【0004】このような場合、50ml,100mlと
量を規定されて容器に収容されている造影剤を使用する
と、造影剤の使用量は、丁度50mlまたは100ml
の倍数とはならず、半端な量となることが多々あるた
め、容器を開封して中の造影剤を使用した結果、容器内
の造影剤をすべて使用しきれずに、容器内に造影剤が残
ったままである場合が多くある。
【0005】造影剤は、容器を一度開封された状態で
は、例えば1日以内などのように比較的短い期間内に使
用されることが望ましいものであるため、このように一
度開封されて容器内に残った造影剤は、その後使用され
ずに廃棄されてしまうことがほとんどである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、所定量ずつ容器に収容されている薬剤を使用するに
際して、検査あるいは治療内容に応じて薬剤が最適量だ
け使用されることから、開封された容器内に使用されな
かった薬剤が残ってしまう場合が多々ある。このように
容器内に残存している薬剤は、一旦、開封されると外気
と接触状態にあるため、品質に変化が生じる恐れもある
ことから所定期限内に使用することが望まれ、そのため
残存した薬剤は廃棄処分されている。
【0007】このように従来の薬剤の使用は、非常に非
経済的ではあるものの、従来は小さい容器内に残存した
薬剤を保管・管理する手法が全くないことから、このよ
うな保管・管理を行うことが非常に煩わしく、また薬剤
の使用量が容器単位で計数されることもあり、改善され
る見込みはなかった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、薬剤を最初から使用時に用い
る分配用の容器に収容すること無く大容量容器から薬剤
を必要分ずつ取り出して分配用容器に収容して分配する
ことを可能とする薬剤分配システムおよび方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、大量の薬剤を必要分ずつ
取り出して分配する薬剤分配システムであって、大量の
薬剤を収容する大容量容器と、この大容量容器に収容さ
れた薬剤を大容量容器から取り出し得るように大容量容
器に連結され、大容量容器から必要分の薬剤の取り出し
を円滑に行い得るとともに、この取り出した薬剤が大容
量容器内へ逆流することを防止する逆流防止弁手段と、
この逆流防止弁手段に対して設けられ、逆流防止弁手段
を介して大容量容器から取り出した必要分の薬剤を分配
すべく受け取って収容する分配用容器とを有することを
要旨とする。
【0010】請求項1記載の本発明にあっては、大量の
薬剤を大容量容器に収容し、この大容量容器に収容され
た薬剤を逆流防止弁手段を介して必要分取り出して、分
配用容器に収容して分配するため、従来のように開封後
に容器に残っている薬剤を廃棄するということがなくな
り、非常に経済的であるとともに、必要分の薬剤を適確
に分配用容器に分配することができる。
【0011】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記逆流防止弁手段を介して大容
量容器から取り出した必要分の薬剤を前記分配用容器で
漏出することなく円滑に受け取って分配用容器内に収容
し得るように前記分配用容器を前記逆流防止弁手段に対
して着脱自在に連結する連結手段を有することを要旨と
する。
【0012】請求項2記載の本発明にあっては、分配用
容器を連結手段を介して逆流防止弁手段に対して着脱自
在に連結され、大容量容器から取り出した必要分の薬剤
を分配用容器で漏出することなく円滑に受け取って分配
用容器内に収容することができる。
【0013】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記逆流防止弁手段が、
前記必要分の薬剤を適確に取り出し得るように、この取
り出す薬剤の分量を測定する分量測定手段を有すること
を要旨とする。
【0014】請求項3記載の本発明にあっては、大容量
容器から取り出して分配用容器に収容する薬剤の分量を
分量測定手段で測定するため、必要分の薬剤を適確に取
り出して分配用容器に収容することができる。
【0015】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
発明において、前記逆流防止弁手段が、前記分量測定手
段で測定した分量だけ薬剤を取り出すと、薬剤の大容量
容器からの流出を防止する必要分取り出し/停止手段を
有することを要旨とする。
【0016】請求項4記載の本発明にあっては、分量測
定手段で測定した分量だけ薬剤を取り出すと、薬剤の大
容量容器からの流出を停止するため、必要分の薬剤を適
確に取り出した後、薬剤の送り出しは適確に停止して、
溢れ出るということがない。
【0017】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明において、前記逆流防止
弁手段が、逆流防止一方活栓であることを要旨とする。
【0018】また、請求項6記載の本発明は、大量の薬
剤を収容する大容量容器と、この大容量容器に収容され
た薬剤を大容量容器から必要量だけ取り出すための分配
手段と、この分配手段を介して取り出された薬剤の量を
計量する計量手段と、この計量手段で計量された薬剤の
取り出し量から前記大容量容器内に残存する薬剤量を管
理する管理手段とを有することを要旨とする。
【0019】請求項6記載の本発明にあっては、大量の
薬剤を収容する大容量容器の薬剤を分配手段を介して必
要量だけ取り出す際に、計量手段により取り出された薬
剤の量を計量する。これにより計量手段で計量された薬
剤の取り出し量から前記大容量容器内に残存する薬剤量
を管理手段により管理することができる。
【0020】さらに、請求項7記載の本発明は、前記管
理手段が、少なくとも薬剤が投薬される患者に係る情報
に基づく使用制限量、あるいは薬剤毎に設定される使用
制限量のいずれか一方を越えたときに少なくとも薬剤の
流量を規制し、または警報を発する制限手段を備えるこ
とを要旨とする。
【0021】請求項7記載の本発明にあっては、管理手
段は制限手段を有し、この制限手段は、少なくとも薬剤
が投薬される患者に係る情報に基づく使用制限量、ある
いは薬剤毎に設定される使用制限量のいずれか一方を越
えたときに、たとえば請求項4記載の必要分取り出し/
停止手段を制御して薬剤の流量を規制し、あるいは警報
することのいずれか、または両方を行うことにより、薬
剤の使用量の錯誤等を未然に防止する。
【0022】また、請求項8記載の本発明は、大量の薬
剤を必要分ずつ取り出して分配する薬剤分配方法であっ
て、大量の薬剤を大容量容器に収容しておき、大容量容
器に収容された薬剤を開閉弁手段を介して必要分ずつ取
り出し、この取り出した必要分の薬剤を分配用容器に収
容して分配することを要旨とする。
【0023】請求項8記載の本発明にあっては、大量の
薬剤を大容量容器に収容しておき、大容量容器に収容さ
れた薬剤を開閉弁手段を介して必要分ずつ取り出し、こ
の取り出した必要分の薬剤を分配用容器に収容して分配
するため、従来のように開封後に容器に残っている薬剤
を廃棄するということがなくなり、非常に経済的である
とともに、必要分の薬剤を適確に分配用容器に分配する
ことができる。
【0024】また請求項9記載の本発明は、液状の薬剤
を収容する薬剤収容容器であって、前記容器は、収容す
る薬剤の液面を容器外部から光学的に検出し得る構造で
あり、かつ液面検出の際に光学的に読み取り可能に、少
なくとも該液面位置から収容される薬剤の使用量または
残存量を光学的に検知するための目盛りと、当該容器に
収容される薬剤に係る情報を光学的に読み取るための情
報表示手段のいずれか一つが設けられていることを要旨
とする。
【0025】請求項9記載の本発明にあっては、液状の
薬剤を収容する薬剤収容容器の構造を、収容する薬剤の
液面を容器外部から光学的に検出し得るものとし、かつ
液面検出の際に光学的に読み取り可能に、少なくとも該
液面位置から収容される薬剤の使用量または残存量を光
学的に検知するための目盛りと、当該容器に収容される
薬剤に係る情報を光学的に読み取るための情報表示手段
のいずれか一つを設けるようにした。
【0026】また請求項10記載の薬剤量読み取り装置
は、前記請求項9に記載の薬剤収容容器に収容される薬
剤の使用量または残存量を検知する際の一連の動作で、
薬剤の液面と共に目盛りを光学的に読み取り、当該目盛
りから収容される薬剤の使用量または残存量を検知する
手段を備えることを要旨とする。
【0027】請求項10記載の本発明にあっては、薬剤
収容容器に収容される薬剤の使用量または残存量を検知
する際の一連の動作で、例えばバーコードリーダーの如
く、薬剤の液面と共に目盛りを光学的に読み取り、当該
目盛りから収容される薬剤の使用量または残存量を検知
する手段を備える薬剤量読み取り装置である。
【0028】また請求項11記載の本発明は、請求項1
0に記載の薬剤量読み取り装置が、収容される薬剤の使
用量または残存量を検知する際の一連の動作で収容され
る薬剤に係る情報を光学的に読み取る薬剤情報読み取り
手段を備えることを要旨とする。
【0029】請求項11記載の本発明にあっては、請求
項10に記載の薬剤量読み取り装置において、薬剤情報
読み取り手段が、収容される薬剤の使用量または残存量
を検知する際の一連の動作、例えば薬剤の液面と共に目
盛りを光学的に読み取る動作の中で、同時に収容される
薬剤に係る情報を光学的に読み取る。これにより、容器
内の薬剤についての誤認を未然に防止できる。
【0030】さらに請求項12記載の本発明は、少なく
とも薬剤が投薬される患者に係る情報に基づく使用制限
量、あるいは薬剤毎に設定される使用制限量のいずれか
一方を越えたときには警報を発する警報手段を備えるこ
とを特徴とする請求項10に記載の薬剤量読み取り装
置。
【0031】請求項12記載の本発明にあっては、薬剤
量読み取り装置の警報手段は、少なくとも薬剤が投薬さ
れる患者に係る情報に基づく使用制限量、あるいは薬剤
毎に設定される使用制限量のいずれか一方を越えたとき
には警報を発するので、薬剤が投薬される患者毎に、あ
るいは薬剤毎に使用制限量の錯誤を未然に防止し得る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1(a),(b)は、本発明の一
実施形態に係る薬剤分配システムの構成を示す図であ
り、同図(a)は分配用容器を連結する前の薬剤分配シ
ステムを示し、同図(b)は分配用容器を連結した薬剤
分配システムを示している。
【0033】両図に示す薬剤分配システムは、比較的大
量の薬剤を収容する例えば、ガラス容器、ポリ容器など
からなる大容量容器1を有し、この大容量容器1の下部
には連結管3を介して逆流防止弁手段および開閉弁手段
を構成する逆流防止一方活栓5が接続されている。
【0034】この逆流防止一方活栓5は、下部に注入口
7が取り付けられ、この注入口7には図1(a)では連
結されずに分離して下方に示されている分配用容器9が
受け口9aを介して着脱自在に嵌合または連結するよう
になっている。そして、この分配用容器9を嵌合または
連結した状態が図1(b)に示されている。この図1
(b)に示す嵌合または連結状態では、逆流防止一方活
栓5の下部の注入口7が分配用容器9の受け口9a内に
挿入されて嵌合または連結するようになっている。ま
た、分配用容器9の下部には連結口9bが設けられてい
る。
【0035】分配用容器9は、大容量容器1から逆流防
止一方活栓5を介して送り出されてくる薬剤を受け取っ
て収容するものであり、例えば手術や検査などに必要な
分量だけ薬剤を収容する。そして、このように必要分の
薬剤を収容した分配用容器9は、手術室や検査室などに
運搬されて、手術や検査などに使用されることになる。
なお、薬剤は、例えばビタミン剤、利尿剤などを含む一
般的な薬剤に限らず、例えば造影剤などのようなものも
含むものである。
【0036】逆流防止一方活栓5は、大容量容器1に収
容された薬剤を連結管3を介して受け取り、この受け取
った薬剤を例えば手術や検査などで必要とする分量だけ
注入口7を介して分配用容器9に分配すべく送り出すよ
うになっているとともに、この送り出した薬剤が逆流し
ないように、すなわち分配用容器9または注入口7の方
から逆流防止一方活栓5、連結管3を介して大容量容器
1の方に逆流することを防止する逆流防止弁構造を有し
ている。
【0037】また、逆流防止一方活栓5から送り出され
た薬剤は、逆流防止一方活栓5から注入口7を介して分
配用容器9の受け口9aに至り、この受け口9aから分
配用容器9内に収容されるようになっている。そして、
逆流防止一方活栓5は、必要分の薬剤を送り出すと、そ
れ以上の薬剤の送り出しを停止するようになっている。
これは、逆流防止一方活栓5に例えば手動で操作できる
操作部を設け、この操作部を操作することにより、逆流
防止一方活栓5を薬剤が通過したり、通過できなくなる
ように構成することにより行うことができる。なお、こ
の場合、薬剤がどの程度送り出されたか、すなわち薬剤
の送り出された分量を知るために、逆流防止一方活栓5
から送り出される薬剤の分量を示す目盛りを逆流防止一
方活栓5に設けても良いし、または分配用容器9を透明
の容器とし、その外側に目盛りを設けて、分配用容器9
内に送り出される薬剤の分量を目視でわかるように構成
することも可能である。
【0038】また、逆流防止一方活栓5は、該逆流防止
一方活栓5を通過する薬剤、すなわち逆流防止一方活栓
5から送り出される薬剤の分量を測定する分量測定手段
を有していても良く、このような分量測定手段を有する
場合には、この分量測定手段で必要分の薬剤が送り出さ
れたことを測定すると、それ以上薬剤が送り出されない
ように薬剤の通過、すなわち薬剤の送り出しを阻止する
ように制御する必要分量取り出し/停止手段を有してい
るものである。
【0039】分配用容器9は、大容量容器1から逆流防
止一方活栓5を介して取り出した薬剤を漏出することな
く円滑に受け取って収容することができるように、分配
用容器9の受け口9aが逆流防止一方活栓5の下部に設
けられている注入口7に適確かつ容易に嵌合するととも
に、またこの嵌合状態から容易に取り外せるように構成
されているが、また分配用容器9は、受け口9aおよび
注入口7を介して逆流防止一方活栓5に対して確実かつ
着脱自在に連結されて容易に外れないように構成されて
いて、この連結状態を薬剤が分配用容器9に取り込まれ
ている間、例えば機械的手段で固定的に維持するように
構成されていても良いものである。
【0040】また、逆流防止一方活栓5は、薬剤を分配
用容器9に分配する場合に、感染などを防止する機能を
有するフィルタ手段を有し、このフィルタ手段で細菌な
どを除去するように構成されている。
【0041】分配用容器9の下部に設けられている連結
口9bは、薬剤として例えば造影剤などが使用された場
合に、分配用容器9内に収容された造影剤を造影剤供給
装置に連結するなどのために設けられているものであ
る。
【0042】以上のように構成される薬剤分配システム
において、造影剤などを含む所望の薬剤を1個ないし複
数個の分配用容器9に分配するには、まず大量の薬剤を
大容量容器1内に投入して収容する。それから、分配用
容器9の受け口9aを逆流防止一方活栓5の下部の注入
口7に嵌合させて、分配用容器9を逆流防止一方活栓5
に連結する。この状態で、逆流防止一方活栓5を操作し
て、必要分の薬剤を大容量容器1から逆流防止一方活栓
5を介して分配用容器9に送り出す。
【0043】必要分の薬剤が逆流防止一方活栓5を介し
て分配用容器9に送り出されると、逆流防止一方活栓5
の操作を停止して、薬剤の送り出しを停止する。この状
態で必要分の薬剤が分配用容器9に収容されると、分配
用容器9を逆流防止一方活栓5から取り外し、すなわち
分配用容器9の受け口9aを逆流防止一方活栓5の下部
の注入口7から取り外すことにより分配用容器9を取り
外し、この分配用容器9を例えば収容箱などに収容す
る。このように必要分の薬剤を収容した分配用容器9を
複数個必要である場合には、この同じ操作を複数回行っ
て、必要分の薬剤を収容した分配用容器9を複数個作成
して収容箱などに収容する。それから、このように薬剤
を収容した分配用容器9を手術室や検査室などに運搬
し、手術や検査などに使用することになる。
【0044】図2は、本発明の他の実施形態に係る薬剤
分配システムの構成を示す図である。同図に示す薬剤分
配システムは、図1に示した実施形態の薬剤分配システ
ムに対して分量測定装置11およびデータ処理システム
13を追加した点が異なるものであり、その他の構成、
すなわち大容量容器1、逆流防止一方活栓5、分配用容
器9などからなる部分は図1と同じである。
【0045】図2に示す薬剤分配システムの分量測定装
置11は、逆流防止一方活栓5を介して計量手段として
の大容量容器1から分配用容器9に送り出される薬剤の
分量を測定する装置であり、この分量測定装置11で測
定した管理手段としての分量データをデータ処理システ
ム13に供給し、データ処理システム13は、この分量
データを受け取ると、この受け取った分量データを蓄積
管理するものである。
【0046】このように分量測定装置11で分配用容器
9に分配される薬剤の分量を測定し、この測定した分量
データをデータ処理システム13で蓄積管理することに
より、分配用容器9に対する薬剤の分量を間違いなく管
理することができるとともに、大容量容器1に入れた薬
剤の投入量と分配用容器9に分配した薬剤の量とから大
容量容器1に残っている薬剤の残量も適確に把握するこ
とができる。また、薬剤を分配用容器9に分配した場合
には、薬剤を用いた手術や検査などの目的、薬剤の分配
日時、分配量、担当者の氏名、担当医の氏名、薬剤分配
システムの操作者の氏名などを履歴データとしてデータ
処理システム13に蓄積管理し、これらのデータを適宜
チェックすることにより、適確な医療を実施することが
できるようになる。
【0047】また管理手段としてのデータ処理システム
13は、少なくとも薬剤が投薬される患者に係る情報に
基づく使用制限量、あるいは薬剤毎に設定される使用制
限量のいずれか一方を越えたときに、例えば逆流防止弁
5に設けられる必要分取り出し/停止手段を制御して、
薬剤の流量を規制し、警報を発する制限手段を備える。
これにより、薬剤の使用量の錯誤等を未然に防止するこ
とが可能となる。
【0048】次に、本発明に係る薬剤量読み取り装置に
ついて説明する。本実施の形態の薬剤量読み取り装置
は、簡易な構成なものとしてはバーコード・リーダー
(バーコード読み取り装置)様なものであり、その場合
の薬剤収容容器1を図3(a)に示す。この薬剤収容容
器1の薬剤情報表示部101および目盛り103に表示
される情報は、バーコードあるいは2次元のマトリック
ス表記等の記号化して表記される。
【0049】また本実施形態の薬剤量読み取り装置がイ
メージ情報の入力が可能な、例えばCCDカメラを備え
た携帯端末様の装置である場合の、薬剤収容容器1を図
3(b)に示す。この薬剤収容容器1の薬剤情報表示部
105および目盛り107に表示される情報は、数字若
しくは文字である。
【0050】なお図3(a)に示す薬剤収容容器1は、
薬剤量読み取り装置で液面を検知できる程度に容器全体
が光学的に透明であり、また図3(b)に示す薬剤収容
容器1は容器全体は光学的に不透明であり、その一部に
薬剤量読み取り装置で液面を検知できる程度に透明な窓
部分109が設けられている。
【0051】次に、本実施形態の薬剤量読み取り装置の
利用方法について説明する。
【0052】まず、薬剤収容容器1に収容される薬剤の
液面を検知する。このとき、この液面に対応する目盛り
103(107)も読み取る。この目盛りの読み取りの
際に、薬剤情報表示部101(105)に記載の薬剤情
報をも読み取り、当該薬剤収容容器1に収容される薬剤
の薬剤情報(例えば薬剤の種類、消費期限、当該薬剤収
容容器に収容される薬剤の収容容量、製造会社名、販売
会社名、ロット番号、許認可番号等)を入力する。
【0053】この薬剤情報表示部101(105)と目
盛り103(107)の読み取りにより、当該薬剤収容
容器1に収容される薬剤の使用量または残存量を検知す
る。すなわち、各薬剤収容容器1毎に前回の残存量(開
封時の場合には初期収容量)を管理しておき、使用ごと
に薬剤の使用量と残存量が検知され、薬剤量読み取り装
置の表示部に表示され、あるいは同時に、有線若しくは
無線で接続されるデータ処理システム13に通信により
出力され、各種処理に供される。
【0054】具体的には、データ処理システム13で
は、入力された薬剤の使用量と残存量と薬剤情報と使用
の際に入力される患者ID等から少なくとも薬剤が投薬
される患者に係る情報に基づく使用制限量、あるいは薬
剤毎に設定される使用制限量を判定し、そのいずれか一
方が使用制限量を越えたときには、逆流防止弁5に設け
られる必要分取り出し/停止手段を制御して流量を制限
し、さらには警報を発する。なおこのとき薬剤量読み取
り装置自体に警報手段を備えて、警報を発するようにし
ても良く、さらには逆流防止弁5に設けられる必要分取
り出し/停止手段に対して、直接、制御信号を発信し、
薬剤の流出を停止しても良い。これにより、薬剤が投薬
される患者毎に、あるいは薬剤毎に使用制限量の錯誤を
未然に防止し得ると共に容器内の薬剤についての誤認を
未然に防止できる。
【0055】また、さらには図2に示すように、薬剤の
残量情報を適宜、薬剤の販売店(問屋、専門問屋、メー
カ直販等の任意の販売形態を含む)にインターネット1
5を介して提供し、薬剤の円滑な提供を確保するように
してもよく、あるいは複数の販売店17a,17b,・
・・,17nに提供することにより、入札を行い、最低
価格もしくは最適な条件を提示した販売店17kを納入
店として決定するようにしてもよい。これにより、病院
内の処置室や手術室内における薬剤量をも含めた各薬剤
毎の在庫管理を容易にすることが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大量の薬剤を大容量容器に収容し、この大容量容器に収
容された薬剤を逆流防止弁手段を介して必要分取り出し
て、分配用容器に収容して分配するので、従来のように
開封後に容器に残っている薬剤を廃棄するということが
なくなり、非常に経済的であるとともに、必要分の薬剤
を適確に分配用容器に分配することができる。
【0057】また、本発明によれば、分配用容器を連結
手段を介して逆流防止弁手段に対して着脱自在に連結す
るので、大容量容器から取り出した必要分の薬剤を分配
用容器で漏出することなく円滑に受け取って分配用容器
内に収容することができる。
【0058】更に、本発明によれば、大容量容器から取
り出して分配用容器に収容する薬剤の分量を分量測定手
段で測定するので、必要分の薬剤を適確に取り出して分
配用容器に収容することができる。
【0059】本発明によれば、分量測定手段で測定した
分量だけ薬剤を取り出すと、薬剤の大容量容器からの流
出を停止するので、必要分の薬剤を取り出した後、薬剤
の送り出しは停止され、溢れ出るということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る薬剤分配システムの
構成を示す図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る薬剤分配システム
の構成を示す図である。
【図3】本発明の薬剤収容容器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 大容量容器 3 連結管 5 逆流防止一方活栓 7 注入口 9 分配用容器 9a 受け口 9b 連結口 11 分量測定装置 13 データ処理システム 101,105 薬剤情報表示部 103,107 目盛り

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大量の薬剤を必要分ずつ取り出して分配
    する薬剤分配システムであって、 大量の薬剤を収容する大容量容器と、 この大容量容器に収容された薬剤を大容量容器から取り
    出し得るように大容量容器に連結され、大容量容器から
    必要分の薬剤の取り出しを円滑に行い得るとともに、こ
    の取り出した薬剤が大容量容器内へ逆流することを防止
    する逆流防止弁手段と、 この逆流防止弁手段に対して設けられ、逆流防止弁手段
    を介して大容量容器から取り出した必要分の薬剤を分配
    すべく受け取って収容する分配用容器とを有することを
    特徴とする薬剤分配システム。
  2. 【請求項2】 前記逆流防止弁手段を介して大容量容器
    から取り出した必要分の薬剤を前記分配用容器で漏出す
    ることなく円滑に受け取って分配用容器内に収容し得る
    ように前記分配用容器を前記逆流防止弁手段に対して着
    脱自在に連結する連結手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の薬剤分配システム。
  3. 【請求項3】 前記逆流防止弁手段は、前記必要分の薬
    剤を適確に取り出し得るように、この取り出す薬剤の分
    量を測定する分量測定手段を有することを特徴とする請
    求項1または2記載の薬剤分配システム。
  4. 【請求項4】 前記逆流防止弁手段は、前記分量測定手
    段で測定した分量だけ薬剤を取り出すと、薬剤の大容量
    容器からの流出を防止する必要分取り出し/停止手段を
    有することを特徴とする請求項3記載の薬剤分配システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記逆流防止弁手段は、逆流防止一方活
    栓であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の薬剤分配システム。
  6. 【請求項6】 大量の薬剤を収容する大容量容器と、 この大容量容器に収容された薬剤を大容量容器から必要
    量だけ取り出すための分配手段と、 この分配手段を介して取り出された薬剤の量を計量する
    計量手段と、 この計量手段で計量された薬剤の取り出し量から前記大
    容量容器内に残存する薬剤量を管理する管理手段とを有
    することを特徴とする薬剤分配システム。
  7. 【請求項7】 前記管理手段は、少なくとも薬剤が投薬
    される患者に係る情報に基づく使用制限量、あるいは薬
    剤毎に設定される使用制限量のいずれか一方を越えたと
    きに少なくとも薬剤の流量を規制し、または警報を発す
    る制限手段を備えるを有することを特徴とする請求項6
    記載の薬剤分配システム。
  8. 【請求項8】 大量の薬剤を必要分ずつ取り出して分配
    する薬剤分配方法であって、 大量の薬剤を大容量容器に収容しておき、 大容量容器に収容された薬剤を開閉弁手段を介して必要
    分ずつ取り出し、 この取り出した必要分の薬剤を分配用容器に収容して分
    配することを特徴とする薬剤分配方法。
  9. 【請求項9】 液状の薬剤を収容する薬剤収容容器であ
    って、 前記容器は、収容する薬剤の液面を容器外部から光学的
    に検出し得る構造であり、かつ液面検出の際に光学的に
    読み取り可能に、少なくとも該液面位置から収容される
    薬剤の使用量または残存量を光学的に検知するための目
    盛りと、当該容器に収容される薬剤に係る情報を光学的
    に読み取るための情報表示手段のいずれか一つが設けら
    れていることを特徴とする薬剤収容容器。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載の薬剤収容容器に
    収容される薬剤の使用量または残存量を検知する際の一
    連の動作で、薬剤の液面と共に目盛りを光学的に読み取
    り、当該目盛りから収容される薬剤の使用量または残存
    量を検知する手段を備えることを特徴とする薬剤量読み
    取り装置。
  11. 【請求項11】 収容される薬剤の使用量または残存量
    を検知する際の一連の動作で収容される薬剤に係る情報
    を光学的に読み取る薬剤情報読み取り手段を備えること
    を特徴とする請求項10に記載の薬剤量読み取り装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも薬剤が投薬される患者に係
    る情報に基づく使用制限量、あるいは薬剤毎に設定され
    る使用制限量のいずれか一方を越えたときには警報を発
    する警報手段を備えることを特徴とする請求項10に記
    載の薬剤量読み取り装置。
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