JP2002165817A - 訪問診療用歯科治療装置。 - Google Patents

訪問診療用歯科治療装置。

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JP2002165817A
JP2002165817A JP2000364777A JP2000364777A JP2002165817A JP 2002165817 A JP2002165817 A JP 2002165817A JP 2000364777 A JP2000364777 A JP 2000364777A JP 2000364777 A JP2000364777 A JP 2000364777A JP 2002165817 A JP2002165817 A JP 2002165817A
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太郎 深澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療時に、患者越しにアシスタント用具を使
用しなくてもよいようにすると共に装置の搬送を容易か
つ安全にする。 【解決手段】 治療装置のユニット本体をドクター装置
部2とアシスタント装置部3とに分割しかつその相互間
を着脱自在に構成し、訪問時にはドクター装置部2とア
シスタント装置部3とを一体化して搬送し、診療時には
前記両者間を分割してドクター装置部2をドクター側
に、アシスタント装置部3をアシスタント側に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療用ハンド
ピースや空気圧縮機等を備えた治療装置と、排唾用バキ
ューム管等の吸引装置を備えた訪問診療用歯科治療装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の訪問診療用歯科治療装置として
は、特開平8−196554号公報及び特開平9−14
0733号公報に開示された往診用歯科治療ユニットが
公知である。そしてこれらの歯科治療ユニットは、図1
1に示すように治療ユニット51の正面にハンドピース
55、バキューム管56、トリプルシリンジ57等が、
また背面側に排唾用気液分離タンク(不図示)が設けら
れており、治療ユニット51の正面及び背面が蓋体58
a及び58b(不図示)にて覆われ、かつ上部には把手
59が設けられている。そしてこれらは図12に示すよ
うにコンパクトに一体化して持ち運びすることが可能と
なっている。また、治療ユニット51にはバキューム装
置(例えば家庭用掃除機)60が接続可能であり、その
吸引力にて排唾を吸引することができるように構成され
ている。
【0003】なお、治療ユニット51には、圧縮空気を
供給する圧縮装置(不図示)が内部に固定された方式
と、治療ユニット51から完全に分離された方式とがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の訪問診療用歯科治療装置は、吸引装置が治療装置内に
一体的に構成されているために、往診先にて歯科治療を
する際に、ドクターは治療装置を自分の手元に配置して
ハンドピース等を使用するために、患者を挟んで対向側
に位置するアシスタントはドクター側に配置された治療
装置から排唾用吸引具を引き出して患者越しに使用しな
けばならないという問題があった。その他に治療装置は
持ち運びができるように把手が設けられてはいるものの
相当な重量物であるために搬送が容易ではないという問
題があった。
【0005】よって本発明は前記問題点に鑑みてなされ
たものであり、訪問先での歯科治療時に、ドクターとア
シスタントの診療動線が患者を跨ぐことなく診療がで
き、患者に不快感を与えることなく診療効率を向上しう
る訪問診療用歯科治療装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る請求項1の発明は、歯科治療用ハンドピ
ース等のドクター用具を備えたドクター装置部と、排唾
用バキューム管等のアシスタント用具を備えたアシスタ
ント装置部とから成る訪問診療用歯科診療装置におい
て、前記ドクター装置部とアシスタント装置部との両装
置部をそれぞれ分割することができるようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項1の発明によれば、ユニット本体を
ドクター装置部とアシスタント装置部とを分割できるよ
うに構成したことにより、訪問先で診療をする際に前記
両者を分離してドクター装置部をドクター側に、アシス
タント装置部をアシスタント側に配置することが可能と
なり、アシスタントはアシスタント用具を患者越しに使
用なくてもよくなる。
【0008】請求項2の発明は、前記ドクター装置部と
アシスタント装置部は、搬送時には一体にし、使用時に
は分割することができるユニット本体にて構成したこと
を特徴とする請求項1記載の訪問診療用歯科治療装置で
ある。
【0009】請求項2の発明によれば、ドクター装置部
とアシスタント装置部とは相互間が分離可能であると共
に、それぞれを一体化したユニット本体として搬送する
ことが可能である。
【0010】請求項3の発明は、前記ドクター装置部と
アシスタント装置部は、把手11を備えるドクター装置
部2の装置枠体23と、この枠体23の正面側に蓋体1
2b、背面側にアシスタント装置部3を構成する蓋体1
2aをそれぞれ被覆自在に装着すると共に両蓋体12
a,12bに取付けた係止フック18a,18bを前記
装置枠体23の把手11側に取付けた係止突起18cに
係止することができるように構成したことを特徴とする
請求項1記載の訪問診療用歯科治療装置である。
【0011】請求項3の発明によれば、ドクター装置部
とアシスタント装置部は、装置枠体23を中心にしてそ
の正面と背面が蓋体12a,12bにて覆われ、しかも
蓋体12a,12bは装置枠体23に対して係止フック
18a,18bを係止突起18cに係止して一体化する
ことができるので、搬送中に相互間が分離されることが
なく、安全に搬送することが可能となる。
【0012】請求項4の発明は、前記ドクター装置部
は、装置枠体23の正面側壁23aにトリプルシリンジ
5等のインスツルメント8をハンガー9を介して引き出
し自在に備えると共に、正面側壁23aの下部23cに
前記インスツルメント8等に動力電源を供給するための
電源用プラグ20をコード21を介して電源部に電気的
に接続しうるように構成したことを特徴とする請求項1
記載の訪問診療用歯科治療装置である。
【0013】請求項4の発明によれば、ドクター装置部
には歯科診療に必要な用具が備えられているので、診療
時にドクター専用としてドクター側に配置することが可
能となる。
【0014】請求項5の発明は、前記アシスタント装置
部は、蓋体12a、排唾を空気と共に吸引誘導するバキ
ュームホース14を連結しこのホース14にて吸引した
排唾を気液分離するセパレータ部13を配備すると共
に、前記セパレータ部13の下面に前記セパレータ部1
3を吸引装置に接続する吸引ホース17を装備すること
により構成したことを特徴とする訪問診療用歯科治療装
置である。
【0015】請求項5の発明によれば、アシスタント装
置部は、アシスタントの用具として必要なバキュームホ
ースや排唾を気液分離するセパレータ部などを備えてい
るので、診療時にはドクター装置部から分離してアシス
タント側に配置し、アシスタント専用として使用するこ
とができる。
【0016】請求項6の発明は、前記ユニット本体と当
該ユニット本体圧縮空気を供給する空気圧縮装置部とを
積み重ね可能に構成すると共に、前記両者を専用搬送車
にて搬送するために、前記ユニット本体と前記空気圧縮
装置部及び当該専用搬送車の荷台との相互間に荷崩れ防
止用の係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
可搬型訪問診療用歯科治療装置である。
【0017】請求項6の発明によれば、ユニット本体と
空気圧縮装置部及び専用搬送車の荷台との相互間に掛止
部が設けられているので、搬送の際に、積荷相互及び荷
台とのずれが防止され、安全に搬送することが可能とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお各実施の形態において共通の
要旨は共通の符号を付して対応させることにより重複す
る説明を省略する。
【0019】(実施の形態1)図1から図5は本発明の
実施の形態1に係り、図1はユニット本体の概略構成を
示す一部断面図、図2(a)はドクター装置部の側面
図、(b)は同正面図、(c)は同背面図、(d)は同
上面図、図3(a)はアシスタント装置部の内面を示す
図、(b)は同一部を断面にした側面図、(c)は同外
面図、(d)は同上面図、図4(a)は蓋体内面図、
(b)は同一部を断面にした側面図、(c)は同背面
図、(d)は同上面図、図5はドクター装置部とアシス
タント装置部との装着状態を示す図である。
【0020】図1に示すように、本発明の訪問診療用歯
科治療装置は、ドクター装置部2と、蓋体12aに一体
的に備えられたアシスタント装置部3と、蓋体12bと
によりユニット本体1が構成されている。
【0021】その詳細としてドクター装置部は、図2
(a)〜(d)に示すように、装置枠体23の正面側壁
23aにトリプルシリンジ5、マイクロモーターハンド
ピース又はエアタービンハンドピース6、スケーラ7等
のインスツルメント8がハンガー9に引き出し自在に備
えられ、その下部にトリプルシリンジ5及びエアタービ
ンハンドピース6等に圧力水を供給するための動力電源
用のプラグ20がコード21を介して電気的に接続しう
るように設けられている。
【0022】また、ドクター装置部2の装置枠体23の
背面壁23bには圧力水用の貯水タンク10が備えら
れ、上部には持ち運び用の把手11が設けられている。
【0023】なお、前記ハンガー9はその一端が立て方
向の軸9aに支持され、軸9aはその上端がブロック9
b及び正面側壁23a側に固定された支持部材9cを介
して回動自在に構成されており、ドクターはハンガー9
を回動してインスツルメント8を診療に好都合な位置に
移動させることができるようになっている。
【0024】また、図2(b)中の符号22は操作パネ
ルを示し、図2(c)中の符号48は空気圧縮装置部か
らドクター装置部2への空気取り込み及び電源供給用の
穴を示している。
【0025】また、アシスタント装置部3は、図3
(a)〜(d)に示すように、蓋体12aの内側に、排
唾を空気と共に吸引誘導するバキュームホース14を連
結し、このホース14にて吸引された排唾を気液分離す
るためのセパレータ部13が蓋体12aの内壁に固定さ
れ、セパレータ部13の下面にはセパレータ部13に吸
引装置、例えば家庭用電気掃除機等を装着する吸引ホー
ス17が連結されている。
【0026】そして、バキュームホース14の端部には
図示しない吸引ノズルを着脱自在に装着する装着口15
が設けられ、装着口15はセパレータ部13上端に支持
杆16a介して支持されたハンガー16に係脱自在に係
止されており、一方、セパレータ部13の下面には吸引
ホース17が接続され、その開放端には例えば家庭用掃
除機等の吸引装置を着脱自在に装着する装着口19が設
けられている。
【0027】またセパレータ部13内には点線にて示す
ようにセパレータタンク24が載置されており、接続さ
れた図示しない吸引装置の吸引力にてセパレータタンク
24内の空気が吸引されることにより排唾がバキューム
ホース14を経て、ノズル25から空気と共にセパレー
タタンク24内に排出される。この時、気液が分離され
て排唾26はセパレータタンク24内に溜まり、空気2
7はセパレータタンク24の上部から吸引ホース17を
経て図示しない吸引装置の排出口から大気中に放出され
る。
【0028】更に、前記セパレータ部13は、その前面
に蝶番29を介して開閉自在な扉28が設けられてお
り、セパレータタンク24に溜まった排唾26は扉28
を開けてセパレータタンク24と共に取り出し、処分す
ることができるようになっている。
【0029】なお、図3中の符号11aはアシスタント
装置部3をドクター装置部2から分離して持ち運びする
ことができるようにした細長凹形状の把手を示し、18
aはドクター装置部2の係止突起18cに係止する係止
フックを示す。そしてアシスタント装置部3のドクター
装置部2に対する装着は、図1に示すようにアシスタン
ト装置部3の低部4aをドクター装置部2の座部4bに
載置すると共にアシスタント装置部3の係合縁49a
(図3)をドクター装置部2の係合縁48bに係合し、
上部の掛止フック18aと18c間を掛止して一体化す
ることができるようになっている。また、吸引装置は家
庭用掃除機に限らずバキュームモータを用いてもよい。
【0030】一方、蓋体12bは、図4(a)から
(d)に示すように、上部にドクター装置部2から分離
して持ち運びすることができるようにした細長凹形状の
把手11bが設けられ、更に、頂部にはドクター装置部
2の係止突起18cに係止する係止フック18bが設け
られていて、ドクター装置部2の正面、即ちインスツル
メント8が設けられた側を覆うことができるようになっ
ている。
【0031】この場合、蓋体12bのドクター装置部2
に対する装着は、図1に示すように蓋体12bの低部4
cをドクター装置部2の座部4dに載置すると共に蓋体
12bの係合縁49b(図4)をドクター装置部2の係
合縁48aに係合し、上部の掛止フック18bと18c
間を掛止して一体化することができるようになってい
る。
【0032】以上の構成のアシスタント装置部3をドク
ター装置部2の背面、即ち貯水タンク10側に装着した
場合に、ドクター装置部2側に備えられた貯水タンク1
0とアシスタント装置部3側に備えられたセパレータ部
13との相対的位置関係は、図5に示すように左右の空
間を補完し合い、また貯水タンク10とバキュームホー
ス14とは重なり合った状態にて装着が可能となってい
る。
【0033】実施の形態1によれば、訪問診療用歯科治
療装置をドクター装置部2とアシスタント装置部3とに
分離し、かつ両者間を着脱自在なユニット1に構成した
ことにより、ドクター装置部2とアシスタント装置部3
とを一体化し、ユニットとして搬送することが可能にな
ると共に、歯科治療時には前記両者間を分離してドクタ
ー装置部2をドクター側に、アシスタント装置部3をア
シスタント側に配置することが可能となり、アシスタン
ト用具を患者越しに使用しなくてもよくなる。
【0034】(実施の形態2)図6(a)から(d)は
本発明の実施の形態2に係り、図6(a)は搬送車に本
発明の歯科治療装置を積載した側面図、(b)は同正面
図、(c)は同背面図、(d)は同上面図である。
【0035】本実施の形態は、本発明の訪問診療用歯科
治療装置を専用搬送車に積載して搬送することを可能に
構成したものである。
【0036】専用搬送車36は図に示すように、荷台3
7の下面に一対の車輪38が設けられ、荷台37の一端
から上方に向かって運搬用把手39が立設されたキャリ
ーカートである。
【0037】一方、本発明の訪問診療用歯科治療装置
は、ドクター装置部2と空気圧縮装置部35とに分離し
て積み重ね可能に構成され、このドクター装置部2と空
気圧縮装置部35とをキャリーカート36の荷台37に
積んで搬送する際に積み荷がづれないようにするため
に、ドクター装置部2と空気圧縮装置部35とキャリー
カート36の荷台37との重ね合わせ面相互間に凹凸形
状が係合し合うずれ止め40,41が設けられ、更に運
搬用把手39の略中央にはユニット本体1を側面から締
めつけて積み荷の倒れを防止するベルト42が設けられ
ている。なお、ベルト42はバックル43を介して係脱
自在である。
【0038】また、荷台37の前方には荷台37を水平
に保つ支持脚44が設けられている。
【0039】実施の形態2によれば、訪問先に出向く際
にドクター装置部2及び空気圧縮装置部35を院内の所
定の位置から屋外の運搬車両まで、あるいは訪問先にて
運搬車両から患者の住居まで等の間をキャリーカート3
6にて搬送することが可能となり、キャリーカート36
が使用できない短距離のみを手で持ち運べばよいことに
なるので搬送が容易になる。
【0040】また、ドクター装置部2と空気圧縮装置部
35及び空気圧縮装置部35とキャリーカート36の荷
台37相互間がずれ止め40,41にて係合され、しか
もユニット本体1の側面がベルト42にてキャリーカー
ト36の運搬用把手39に掛止されているので、荷積み
操作が容易であると共に積み荷のずれや倒れが防止さ
れ、搬送が安全かつ容易になる。
【0041】更に、空気圧縮装置部35がドクター装置
部2から分離されているので、空気圧縮装置部35を患
者から離れた位置に配置することができ、運転による騒
音を避けることが可能となる。
【0042】(実施の形態3)図7から図10は本発明
の実施の形態3に係り、図7はドクター装置部に空気圧
縮装置を備えた斜視図、図8はアシスタント装置部の正
面を示す斜視図、図9は蓋体の背面を示す斜視図、図1
0は空気圧縮装置を引き出した状態を示す斜視図であ
る。
【0043】本実施の形態では、前記実施の形態1にお
いて空気圧縮装置部35をドクター装置部2から切り離
して両者を積み重ね可能に構成したことに替えて、図7
に示すように空気圧縮装置部45をドクター装置部2の
パネル22下方の台板47上に装脱自在に設けた例を示
すものである。
【0044】そして、図7から図9に示すように、ドク
ター装置部2の正面は前記実施の形態1と同様に蓋体1
2bにて覆われ、ドクター装置部2の背面は内面にアシ
スタント装置部3が設けられた蓋体12aにて覆われて
いる。一方、空気圧縮装置部45は図10に示すように
長いホース46を介してドクター装置部2に接続されて
いる。これにより空気圧縮装置45はドクター装置部2
から外して患者から離れた位置に配置することが可能と
なっている。
【0045】また、ドクター装置部2の上部には把手1
1が設けられており、ドクター装置部2の背面にはアシ
スタント装置部3が内蔵された蓋体12aが、正面には
蓋体12bが前記実施の形態1と同様に係止フック18
a,18b及び係止突起18cを介して着脱自在に装着
可能であり、一体化して持ち運ぶことが可能となってい
る。また、ドクター装置部2の下面と前記実施の形態2
におけるキャリーカート36の荷台37相互間には、係
合して位置ずれを防止する図示しない凹凸形状のずれ止
めが形成され、ユニット本体1が倒れないように側面が
図示しないベルトを介してキャリーカート36の運搬用
把手39に締めつけられ、安全に搬送することが可能と
なっている。
【0046】実施の形態3によれば、空気圧縮装置部4
5をドクター装置部2内に長いホース46を介して装脱
自在に設けたことにより、空気圧縮装置部45をドクタ
ー装置部2から外して患者から離れた位置、例えば屋外
等に配置することができ、空気圧縮装置部45の運転に
よる騒音を避けることが可能となる。更に、キャリーカ
ート36にて安全かつ容易に搬送することが可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、治
療ユニット本体をドクター装置部とアシスタント装置部
とに分離しかつその相互間を着脱自在に構成したことに
より、訪問治療の際にその相互間を一体的に結合して搬
送し、治療時には前記両者間を分離してドクター装置部
をドクター側に、アシスタント装置部をアシスタント側
に配置することが可能となり、アシスタントはアシスタ
ント用具を患者越しに使用しなくてもよくなる。
【0048】また、ドクター装置部と空気圧縮装置部と
を分離し、積み重ねて専用搬送車にて搬送することを可
能に構成したことにより、搬送が安全かつ容易になると
共に、空気圧縮装置部が治療装置部から分離されている
ので空気圧縮装置部を患者から離れた位置に配置するこ
とができ運転の騒音を避けることが可能となる。
【0049】更に、空気圧縮装置部をドクター装置部に
対し長いホースを介して装脱自在に設けることにより、
患者から離れた位置に配置することが可能となり、空気
圧縮装置部の運転による騒音を避けて診療をすることが
可能となる。また、装置全体を搬送車にて搬送可能な構
成にしたことにより、搬送が安全かつ容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るユニット本体の概
略構成を示す一部断面図である。
【図2】(a)はドクター装置部の側面図、(b)は同
正面図、(c)は同背面図。(d)は同上面図である。
【図3】(a)はアシスタント装置部の内面を示す図、
(b)は一部を断面にした側面図、(c)は同外面図、
(d)は同上面図である。
【図4】(a)は蓋体内面図、(b)は一部を断面にし
た側面図、(c)は同外面図、(d)は同上面図であ
る。
【図5】ドクター装置部とアシスタント装置部との装着
状態を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係り(a)は搬送車に
本発明の治療装置を積載した側面図、(b)は同正面
図、(c)は同背面図、(d)は同上面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係るドクター装置部に
空気圧縮装置を備えた斜視図である。
【図8】アシスタント装置部の正面を示す斜視図であ
る。
【図9】蓋体の背面を示す斜視図である。
【図10】空気圧縮装置を引き出した状態を示す斜視図
である。
【図11】従来の治療装置を示す斜視図である。
【図12】従来の治療装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニット本体 2 ドクター装置部 3 アシスタント装置部 4 低部及び座部 5 トリプルシリンジ 6 ハンドピース 7 スケーラ 8 インスツルメント 9,16 ハンガー 10 貯水タンク 11 把手 12 蓋体 13 セパレータ 14 バキュームホース 15,19 装着口 17 吸引ホース 18 掛止部 20 動力電源用プラグ 21 コード 22 操作パネル 23 装置枠体 24 セパレータタンク 25 ノズル 26 排唾 27 空気 28 扉 29 蝶番 35 空気圧縮装置部 36 専用搬送車 37 荷台 38 車輪 39 運搬用把手 40,41 ずれ止め 42 ベルト 43 バックル 44 支持脚 45 空気圧縮装置 46 ホース 47 台板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝見 幸秀 東京都墨田区江東橋1−3−6 株式会社 吉田製作所内 Fターム(参考) 4C052 AA06 AA20 BB01 BB03 BB06 BB11 CC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科治療用ハンドピース等のドクター用
    具を備えたドクター装置部と、排唾用バキューム管等の
    アシスタント用具を備えたアシスタント装置部とから成
    る訪問診療用歯科診療装置において、前記ドクター装置
    部とアシスタント装置部との両装置部を、搬送時には一
    体にし、使用時には分割することができるようにしたこ
    とを特徴とする訪問診療用歯科治療装置。
  2. 【請求項2】 前記ドクター装置部とアシスタント装置
    部は、ユニット本体にて構成したことを特徴とする請求
    項1記載の訪問診療用歯科治療装置。
  3. 【請求項3】 前記ドクター装置部とアシスタント装置
    部は、把手11を備えるドクター装置部2の装置枠体2
    3と、この枠体23の正面側に蓋体12b、背面側にア
    シスタント装置部3を構成する蓋体12aをそれぞれ被
    覆自在に装着すると共に両蓋体12a,12bに取付け
    た係止フック18a,18bを前記装置枠体23の把手
    11側に取付けた係止突起18cに係止することができ
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載の訪問
    診療用歯科治療装置。
  4. 【請求項4】 前記ドクター装置部は、装置枠体23の
    正面側壁23aにトリプルシリンジ5等のインスツルメ
    ント8をハンガー9を介して引き出し自在に備えると共
    に、正面側壁23aの下部23cに前記インスツルメン
    ト8等に動力電源を供給するための電源用プラグ20を
    コード21を介して電源部に電気的に接続しうるように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の訪問診療用歯
    科治療装置。
  5. 【請求項5】 前記アシスタント装置部は、蓋体12a
    に、排唾を空気と共に吸引誘導するバキュームホース1
    4を連結しこのホース14にて吸引した排唾を気液分離
    するセパレータ部13を配備すると共に、前記セパレー
    タ部13の下面に前記セパレータ部13を吸引装置に接
    続する吸引ホース17を装備することにより構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の訪問診療用歯科治療装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ユニット本体と当該ユニット本体に
    圧縮空気を供給する空気圧縮装置部とを積み重ね可能に
    構成すると共に、前記両者を専用搬送車にて搬送するた
    めに、前記ユニット本体と前記空気圧縮装置部及び当該
    専用搬送車の荷台との相互間に荷崩れ防止用の係止部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の可搬型訪問診療
    用歯科治療装置。
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