JP2002164409A - 移送装置,基板処理装置及び基板処理システム - Google Patents

移送装置,基板処理装置及び基板処理システム

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JP2002164409A
JP2002164409A JP2000362989A JP2000362989A JP2002164409A JP 2002164409 A JP2002164409 A JP 2002164409A JP 2000362989 A JP2000362989 A JP 2000362989A JP 2000362989 A JP2000362989 A JP 2000362989A JP 2002164409 A JP2002164409 A JP 2002164409A
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cleaning
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Osamu Kuroda
黒田  修
Kanko Ogami
官公 大神
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Tokyo Electron Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置検出を簡単にでき,しかもメンテナンス
も容易な移送装置,基板処理装置及び基板処理システム
を提供する 【解決手段】 ウェハWを洗浄処理する洗浄槽30と,
ウェハWを保持し,洗浄槽30内にウェハWを収納させ
るべく昇降するウェハガイド31と,ウェハガイド31
を昇降させるモータ32と,ウェハガイド31の位置を
検出するためのアブソリュートエンコーダ33,ドライ
バ62,コントローラ63を備えた洗浄装置11であ
る。アブソリュートエンコーダ33は,モータ49の回
転軸53の回転角度を検出して検出信号をドライバ62
に出力し,この検出信号に基づいてドライバ62はウェ
ハガイド31の位置を検出し,ウェハガイド31の位置
情報をコントローラ63に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば半導体ウェ
ハやLCD基板用ガラス等の基板の移送装置と,これら
基板を洗浄処理などを行う基板処理装置及び基板処理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おいては,半導体ウェハ(以下,「ウェハ」という。)
を洗浄液によって洗浄し,ウェハに付着したパーティク
ル,有機汚染物,金属不純物のコンタミネーションを除
去する洗浄システムが使用されている。その中でも,洗
浄液中にウェハを浸漬させて洗浄処理を行うウェット型
の洗浄装置を備えた洗浄システムが広く普及している。
【0003】一般に,従来の洗浄装置は,洗浄液を充填
した洗浄槽と,この洗浄槽内にウェハを浸漬させるウェ
ハガイドを備えている。ウェハガイドは,鉛直に配置さ
れたガイドZ軸に沿って洗浄槽内と洗浄槽の上方の間を
昇降自在であり,洗浄槽の上方においてウェハを受け取
った後,洗浄槽内に下降することで,ウェハを洗浄液中
に浸漬させ,ウェハの洗浄を行う。このような洗浄装置
を多数備える洗浄システムには,キャリア内からウェハ
を取り出し,キャリア内にウェハを収納させるローダ・
アンローダ部と,このローダ・アンローダ部と各洗浄装
置の間でウェハを搬送する搬送装置を備えている。搬送
装置は,各洗浄装置に沿ってウェハチャックを水平方向
に移動させることにより,各洗浄装置に対してウェハチ
ャックを搬送し,例えば洗浄装置の洗浄槽の上方にウェ
ハチャックを移動させた後,ウェハガイドが上昇するこ
とで,ウェハの受け渡しが行われる。
【0004】このような洗浄システムでは,例えばウェ
ハガイドとウェハチャックの衝突を避けるために,ウェ
ハガイドの位置(高さ)を検出する必要がある。そこで
従来は,前述のガイドZ軸に沿って,各高さに光電セン
サを配置し,それら各光電センサによってウェハガイド
の位置を検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため従来は,多数
の光電センサを各洗浄装置ごとに設置しなければなら
ず,光電センサの個数が多くなっていた。しかも,光電
センサの設置数が多ければ,その分,部品交換やメンテ
ナンスが頻繁になる。また,ガイドZ軸が装置内部にあ
るような場合は,メンテナンスのたびにカバーなどを取
り外して装置内部で作業しなくてはならないため,煩雑
であった。
【0006】従って本発明の目的は,位置検出を簡単に
でき,しかもメンテナンスも容易な移送装置,基板処理
装置及び基板処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1にあっては,モータによって駆動される移
動体と,前記モータに直結されたアブソリュートエンコ
ーダと,前記アブソリュートエンコーダから出力される
信号に基づいて前記移動体の位置を検出するコントロー
ラとを備えていることを特徴としている。
【0008】請求項1の基板処理装置において,基板と
は,半導体ウェハやLCD基板用ガラス等の基板などが
例示され,その他,CD基板,プリント基板,セラミッ
ク基板などでも良い。
【0009】請求項1の移送装置にあっては,コントロ
ーラは,モータに直結されたアブソリュートエンコーダ
から出力される信号に基づいて移動体の位置を検出して
いるので,移動体の位置を容易に検出することができ
る。
【0010】請求項2にあっては,モータによって駆動
される移動体と,該移動体の位置を検出する検出手段と
を備えた移送装置であって,前記検出手段は,前記モー
タに直結され前記モータの回転軸の回転量を検出して検
出信号を出力するアブソリュートエンコーダと,該アブ
ソリュートエンコーダから出力された検出信号を受けて
位置情報を出力するドライバと,該ドライバから出力さ
れた位置情報を受けて前記移動体の位置を判別するコン
トローラとを備えていることを特徴としている。
【0011】請求項2の移送装置にあっては,検出手段
では,アブソリュートエンコーダによりモータの回転軸
の回転量を検出して検出信号を出力し,この検出信号に
基づいて例えばドライバにより移動体の位置を検出して
いるので,位置の検出が容易にできる。また,ドライバ
から位置情報をコントローラに出力することにより,コ
ントローラは,例えば移動体の位置は指令どおりか確認
する。ここで,アブソリュートエンコーダは,回転軸の
回転量として例えば絶対角度を出力するので,ドライバ
は,その検出信号の出力値に基づいて移動体の位置を検
出でき,しかもアブソリュートエンコーダをもちいれ
ば,例えば突然の停電が発生したような場合でも,移動
体の位置を記憶しておくことができ,初期設定などをや
り直す必要がない。
【0012】請求項3にあっては,互いに干渉する可能
性のある少なくとも2つの移動体を備え,少なくとも1
つの移動体はモータによって駆動され,該移動体の位置
を検出する検出手段とを備えた移送装置であって,前記
検出手段は,モータに直結されモータの回転軸の回転量
を検出して検出信号を出力するアブソリュートエンコー
ダと,該アブソリュートエンコーダから出力された検出
信号を受けて位置情報を出力するドライバと,該ドライ
バから出力された位置情報を受けて前記移動体の位置を
判別するコントローラとを備え,前記コントローラは,
移動体同士が干渉しないように制御することを特徴とし
ている。
【0013】請求項2又は3に記載の移送装置におい
て,請求項4に記載したように,前記コントローラは,
制御プログラムの設定を前記ドライバに入力し,前記ド
ライバは,この入力された設定に基づいて前記モータを
制御することが好ましい。また請求項5に記載したよう
に,前記ドライバから前記コントローラに出力される位
置情報は,回転軸の回転中および/または回転停止時の
前記移動体の位置が所定範囲内にあるか否かを検出して
出力されるセンサ出力であっても良い。
【0014】請求項6に記載したように,前記移動体
は,基板を保持して移動する基板保持手段であることが
好ましい。
【0015】請求項7にあっては,基板を処理する処理
槽と,請求項6に記載の移送装置とを備えた基板処理装
置であって,前記基板保持手段は,基板を処理する処理
槽に対して基板を収納させるべく移動自在であることを
特徴としている。
【0016】この請求項7の基板処理装置は,ウェハ等
を例えば洗浄処理するための洗浄装置として具体化され
る。基板を処理する処理槽には,処理液として例えば洗
浄液が充填される。基板保持手段は,基板を保持して移
動することにより,処理槽中の処理液に基板を浸漬させ
ることが可能である。
【0017】請求項8にあっては,請求項7に記載の基
板処理装置と,基板を搬送し,前記基板保持手段との間
で基板を授受する搬送装置を備えた基板処理システムで
あって,前記搬送装置は,基板を保持して搬送させる搬
送保持手段と,前記搬送保持手段を移動させる搬送駆動
手段を備え,前記搬送駆動手段と前記モータを制御する
制御手段を備えることを特徴としている。
【0018】この請求項8に記載の基板処理システムに
おいて,請求項9に記載したように,前記制御手段は,
前記基板保持手段と前記搬送保持手段を衝突させないよ
うに,前記搬送駆動手段と前記モータを制御することが
好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を,基板の一例としてウェハを洗浄するように構成さ
れた基板処理装置としての洗浄装置に基づいて説明す
る。図1は,本実施の形態にかかる洗浄装置11,1
2,13を備えた基板処理システムとしての洗浄システ
ム1の斜視図である。この洗浄システム1は,ウェハW
の洗浄及び乾燥を行うように構成されている。
【0020】この洗浄システム1は,複数枚のウェハW
を収納したキャリアCが搬入出されるキャリア搬入出部
5と,キャリア内からウェハWを取り出し,キャリア内
にウェハWを収納させるローダ・アンローダ部6と,ウ
ェハWを洗浄,乾燥処理する洗浄・乾燥処理部7を備え
ている。キャリア搬入出部5とローダ・アンローダ部6
の間では,移動体として,例えばウェハWを収納する収
納可能な容器であるキャリアCを移送する移送アーム8
によってキャリアCが移送される。洗浄・乾燥処理部7
には,ローダ・アンローダ部6に近い方から順に,ウェ
ハWを例えばIPA(イソプロピルアルコール)蒸気を
用いて乾燥させるための乾燥装置10と,ウェハWに対
して薬液成分を主体とした洗浄液によって洗浄処理を行
い,その後に純水によるリンス処理を行う,洗浄装置1
1,12,13とが配置されており,各洗浄装置11〜
13の洗浄液の薬液成分は,それぞれ種類が異なってい
る。洗浄・乾燥処理部7には,ローダ・アンローダ部6
とこれら乾燥装置10及び各洗浄装置11,12,13
の間でウェハWを搬送する搬送装置15が備えられてい
る。
【0021】図2に示すように,搬送装置15は,移動
体として,ウェハWを保持して搬送させる搬送保持手段
としての左右一対のウェハチャック20a,20bと,
これらウェハチャック20a,20bを,ローダ・アン
ローダ部6,乾燥装置10及び各洗浄装置11〜13に
沿って水平方向に移動させる搬送駆動手段21を備えて
いる。左右のウェハチャック20a,20bの間には,
後述する移動体として基板保持手段,例えばウェハガイ
ド31が通過できる隙間が形成されている。搬送駆動手
段21は,洗浄システム1の長手方向(乾燥装置10及
び各洗浄装置11〜13の配置方向)に沿って延びたレ
ール22をスライド移動するように構成されている。
【0022】洗浄装置11〜13は何れも同様の構成を
有するので,洗浄装置11を例にとって説明する。図3
は,洗浄装置11の縦断面図である。図3に示すよう
に,洗浄装置11は,ウェハWを洗浄処理する処理槽と
しての洗浄槽30を備えている。
【0023】洗浄槽30は,ウェハWを収納するのに十
分な大きさを有する箱形の内槽40と,内槽40の開口
部を取り囲んで装着された外槽41とを備えている。洗
浄槽30内には,例えば純水や種々の薬液などといった
洗浄液が充填されるようになっている。
【0024】また洗浄装置11には,ウェハWを保持す
るウェハガイド31を備えた移送装置42が設けられて
おり,この移送装置42は,洗浄槽30内にウェハWを
収納させるべくウェハガイド31を昇降移動させる。
【0025】図4に示すように,ウェハガイド31は,
3本の平行な保持部材43a,43b,43cを備えて
いる。各保持部材43a〜43cには,ウェハWの周縁
下部を保持する溝44が等間隔で例えば50箇所形成さ
れている。そしてウェハガイド31は,例えばキャリア
C2個分の50枚のウェハWの周縁部を,各保持部材4
3a〜43cに形成された各溝44にそれぞれ挿入させ
ることにより,複数枚のウェハWを等間隔で配列させた
状態で保持できる構成となっている。
【0026】各保持部材43a〜43cは,いずれも水
平姿勢で支持体45に固定されており,支持体45の裏
面には,昇降部材46が取り付けられている。昇降部材
46は,カバー体47の前面に形成された溝48を通
り,図3に示すように,カバー体47内に収納されたボ
ール・ナット機構50のナット51に接続されている。
このナット51は,カバー体47内部において上下に延
設されたガイドZ軸54に沿って移動自在に装着されて
いることにより,ウェハガイド31は,ガイドZ軸54
に沿って昇降できるようになっている。
【0027】ボール・ナット機構50のボールネジ軸5
2には,カップリング(図示せず)等を介して,モータ
49の回転軸53が接続されている。この回転軸53と
同軸上に,ボールネジ軸52及び後述するアブソリュー
トエンコーダ55の回転軸(図示せず)を備えるモータ
49は,前述のウェハガイド31を昇降させる駆動手段
としての役割を果たし,モータ49の稼働で回転軸53
及びボールネジ軸52が正逆回転することにより,ウェ
ハガイド31は昇降移動し,図3中において実線31で
示したように洗浄槽30内に下降して,洗浄槽30内に
充填された洗浄液中にウェハWを浸漬させた状態(洗浄
位置A)と,図3中において一点鎖線31’で示したよ
うに洗浄槽30の上方に上昇して,洗浄槽30の上方に
ウェハWを持ち上げた状態(上昇位置B)とに上下に移
動自在である。また,このようにモータ49の回転軸5
3(ボールネジ軸52)の正逆回転によってウェハガイ
ド31が昇降移動させられることにより,モータ49の
回転軸53の回転角度と,ウェハガイド31の位置(高
さ)は比例関係になっている。
【0028】先に説明した搬送装置15に設けられたウ
ェハチャック20a,20bは,搬送駆動手段21の稼
働によってレール22に沿ってスライド移動する際に,
このように洗浄位置Aに移動(下降)したウェハガイド
31と,上昇位置Bに移動(上昇)したウェハガイド3
1の間を通過できる位置に配置されている。
【0029】モータ49には,アブソリュートエンコー
ダ55が直結して装着されている。換言すると,モータ
49とアブソリュートエンコーダ55とが別々の単体と
してではなく,一体構造として構成されている。このア
ブソリュートエンコーダ55は,モータ49の回転軸5
3の回転量,例えば回転位置に基づいてウェハガイド3
1の位置を検出する検出手段の構成要素の1つをなし,
例えば回転板に形成されたスリット模様により光の透過
非透過パターンを形成し,このパターンから例えばモー
タ49の回転軸53の任意の基準点からの回転位置,す
なわち回転角度(絶対角度)を検出可能である。前述の
ように,モータ49の回転軸53の回転角度とウェハガ
イド31の位置が比例関係になっているので,このよう
にアブソリュートエンコーダ55によって検出した駆動
軸53の回転角度から,ウェハガイド31の位置を検出
することが可能である。
【0030】なお,代表して洗浄装置11について説明
したが,他の洗浄装置12,13も同様の構成を有して
おり,同様に処理槽としての洗浄槽30と,ウェハWの
保持手段としてのウェハガイド31を備えている。また
同様に,他の洗浄装置12,13においても,アブソリ
ュートエンコーダ55によってモータ49の駆動軸53
の絶対角度を検出することにより,ウェハガイド31の
位置を検出することが可能である。
【0031】図5は,この実施の形態の洗浄システム1
の制御系統を示すブロック図である。この洗浄システム
1は,搬送装置15に設けられた搬送駆動手段21と,
ウェハガイド31を上下に昇降させるモータ49を制御
する制御手段60を備えており,制御手段60には,搬
送駆動手段21に稼働命令を出力する搬送ドライバ61
と,モータ49に稼働命令を出力する前述したドライバ
62が設けられている。なお,このような制御系統は,
モータを用いた全ての駆動手段に適用可能である。
【0032】搬送ドライバ61と搬送駆動手段21はサ
ーボ系として構成される。搬送ドライバ61に対して,
搬送駆動手段21に内蔵されたエンコーダ(図示せず)
から検出信号が出力される。搬送ドライバ61は,こう
して入力された検出信号により,例えばウェハチャック
20a,20bがレール22に沿ってスライド移動中で
あるとか,ウェハチャック20a,20bがローダ・ア
ンローダ部6,乾燥装置10及び各洗浄装置11〜13
のいずれかにあるといった位置情報を得ることができ
る。搬送ドライバ61には,コントローラ63から例え
ばシーケンス制御プログラム等の設定が入力される。搬
送ドライバ61は,こうして入力された設定に基づき,
搬送駆動手段21の稼働を制御し,ウェハチャック20
a,20bを所定の位置に移動させる。
【0033】またコントローラ63に対して,レール2
2に沿って所定の間隔毎に設けられた多数の位置センサ
64から検出信号が出力される。コントローラ63は,
こうして入力された検出信号により,例えば各位置セン
サ64から順次検出信号が出力されることにより,ウェ
ハチャック20a,20bがレール22に沿ってスライ
ド移動中であるとか,各位置センサ64の何れか一つか
ら検出信号は出力されることにより,ウェハチャック2
0a,20bがローダ・アンローダ部6,乾燥装置10
及び各洗浄装置11〜13のいずれかにあるといった位
置情報を得ることができる。例えば洗浄装置11に対応
して設けられた位置センサ64からON(あるいはOF
F)信号が出力されることにより,コントローラ63
は,洗浄装置11内の洗浄槽30の上方にウェハチャッ
ク20a,20bが位置していると認識し,その後,こ
の位置センサ64からOFF(あるいはON)信号が出
力されることにより,コントローラ63は,洗浄装置1
1内の洗浄槽30の上方からウェハチャック20a,2
0bが退出したと認識する。
【0034】通常,ウェハチャック20a,20bを移
動させる場合,コントローラ63から搬送ドライバ61
に指令パルスが出力され,搬送ドライバ61から搬送駆
動手段21に駆動電流が流れる。一方,搬送駆動手段2
1から搬送ドライバ61にウェハチャック20a,20
bの位置はフィードバックされる。さらにコントローラ
63では,各位置センサ64のセンサ出力からウェハチ
ャック20a,20bの位置情報を得ることにより,ウ
ェハチャック20a,20bが指令どおりに所定の位置
に移動したかが確認される。
【0035】モータ49,アブソリュートエンコーダ5
5及びドライバ62は,サーボ系として構成される。ま
た,アブソリュートエンコーダ55,ドライバ62及び
コントローラ63は,ウェハガイド31の位置を検出す
る検出手段として機能する。ドライバ62に対して,ア
ブソリュートエンコーダ55からモータ49の回転軸5
3の回転角度の検出信号が入力される。前述のように,
モータ49の回転軸53の回転角度とウェハガイド31
の位置が比例関係になっており,ドライバ62は,アブ
ソリュートエンコーダ55から入力された回転角度の検
出信号に基づいてウェハガイド31の位置(高さ)を検
出する。ドライバ62は,この検出により,例えばウェ
ハガイド31が洗浄位置Aもしくは上昇位置Bにあると
か,ウェハガイド31がそれら洗浄位置Aと上昇位置B
の間を昇降移動中であるといった位置情報を得ることが
でき,その位置情報をポジションセンサ出力としてコン
トローラ63に出力する。また,コントローラ63は,
例えばシーケンス制御プログラム等の設定をドライバ6
2に入力する。ドライバ62は,こうして入力された設
定に基づき,モータ49の稼働を制御し,ウェハガイド
31を所定の位置(高さ)に移動させる。
【0036】また,洗浄位置Aや上昇位置B等のウェハ
ガイド31の各位置(ポジショニング)を決定するため
のティーチング作業では,例えばウェハガイド31を洗
浄槽30内の所定位置に移動させ,その位置をドライバ
62に洗浄位置Aとして設定する。この設定は,ウェハ
ガイド31を洗浄槽30内の所定の位置に移動させたと
きのアブソリュートエンコーダ55からの検出信号の出
力値を,洗浄位置Aに対応する位置データとしてドライ
バ62に記憶させることにより行われる。また,このア
ブソリュートエンコーダ55からの検出信号の出力値を
中心にプラス・マイナスの幅を若干もたせてドライバ6
2に記憶させることにより,任意の範囲で洗浄位置Aを
設定しても良い。上昇位置Bをドライバ62に設定する
場合は,ウェハガイド31を洗浄槽30の上方の所定位
置に移動させ,そのときのアブソリュートエンコーダ5
5からの検出信号の出力値を,上昇位置Bに対応する位
置データとしてドライバ62に記憶させることにより行
われる。また,ドライバ62では,例えばウェハガイド
31が洗浄位置Aにあるときの検出信号の出力値を原点
基準値として設定し,例えばウェハガイド31が上昇位
置Bにあるときの検出信号の出力値をリミット値として
設定する。このように各位置に対応して記憶される検出
信号の出力値は,洗浄槽30内や上方でのウェハガイド
31の所定位置(所定範囲)に対応する位置データとし
て捉えることもできるし,モータ49の回転軸53の回
転角度すなわち回転位置に対応する回転データとして捉
えることもできる。
【0037】通常動作の際,例えばこのように設定され
た洗浄位置Aにウェハガイド31を下降させる場合,コ
ントローラ63からドライバ62に指令パルスが出力さ
れ,ドライバ62からモータ49に駆動電流が流れる。
一方,モータ49の回転軸53の回転角度の検出信号
は,アブソリュートエンコーダ55からドライバ62
に,絶対値の信号データとして出力される。ドライバ6
2は,こうして入力された検出信号によってウェハガイ
ド31の位置情報を得て,この位置情報をポジションセ
ンサ出力としてコントローラ63に出力する。コントロ
ーラ63は,こうして入力された位置情報によってウェ
ハガイド31の位置は指令どおりかどうか確認する。ま
た,上昇位置Bにウェハガイド31が上昇する場合も,
同様の動作が実行される。なお,洗浄位置Aと上昇位置
Bの間をウェハガイド31が昇降している間において
も,アブソリュートエンコーダ55の検出信号の出力値
から,ウェハガイド31の現在位置をコントローラ63
に出力することもできる。このようにアブソリュートエ
ンコーダ55の出力を位置センサの代わりをすることが
できるので,ウェハガイド31の通り道に位置センサを
配置しなくても,コントローラ63はセンサ出力を得る
ことができる。
【0038】また,前述したようにアブソリュートエン
コーダ55は,モータ49の回転軸53の任意の基準点
からの回転位置,すなわち回転角度(絶対角度)を検出
可能であるので,従来のサーボ系に用いられるエンコー
ダでは,一旦電源を切った場合,ウェハガイド31の現
在位置を見失うおそれがあるが,本実施の形態にかかる
サーボ系では,そのような心配がなく,常にウェハガイ
ド31の現在位置が明確に分かる。また,従来のサーボ
モータ(エンコーダ付き)の軸にベルト等を介してアブ
ソリュートエンコーダ55をつなげることも考えられる
が,そのような場合,ベルトの伸びなどによりモータ4
9の回転とアブソリュートエンコーダ55の回転とに誤
差が生じる心配がある。更にベルトを介さずにサーボモ
ータとアブソリュートエンコーダ55を同軸上で結合し
たとしても,モータ49,エンコーダ,アブソリュート
エンコーダ55の3機構分のスペースが必要となり,取
り付けスペースが拡大すると共に,サーボ系を構成する
ためのドライバ62とアブソリュートエンコーダ55の
信号を受けとるための受信器とが必要となる。従って,
モータ49にアブソリュートエンコーダ55を直結した
サーボモータを用いることにより,取り付けスペースを
小さく抑えることができると共に,モータ49とアブソ
リュートエンコーダ55の回転誤差がなくなる等の効果
を得ることができる。
【0039】コントローラ63には,メインコントロー
ラ65から設定値などを入力できるようになっている。
また,コントローラ63には,ウェハガイド31の位置
情報とウェハチャック20a,20bの位置情報の何れ
もが入力されてウェハガイド31の位置とウェハチャッ
ク20a,20bの位置の両方を認識することができ
る。
【0040】そして制御手段60では,ウェハガイド3
1とウェハチャック20a,20bを衝突させないよう
に,搬送駆動手段21とモータ49を制御する。例えば
コントローラ63では,ウェハガイド31が前述の洗浄
位置Aか,若しくは前述の上昇位置Bにあることを確認
してから,搬送駆動手段21を駆動させる信号を搬送ド
ライバ61に入力する。これにより,ウェハガイド31
が洗浄位置Aか上昇位置Bのいずれかにある場合にの
み,ウェハチャック20a,20bを洗浄槽30の上方
に移動させ,また,ウェハチャック20a,20bを洗
浄槽30の上方から移動させることが可能となる。な
お,ウェハガイド31が洗浄位置Aと上昇位置Bの間を
昇降移動中である場合は,インターロックがかかること
により,コントローラ63は,搬送駆動手段21の駆動
を停止させる信号を搬送ドライバ61に入力する。これ
により,ウェハチャック20a,20bは移動しない状
態となる。
【0041】またコントローラ63は,例えば搬送駆動
手段21の駆動が停止していることを確認してから,モ
ータ49を稼働させる信号をドライバ62に入力する。
これにより,ウェハチャック20a,20bが停止して
いる場合にのみ,モータ49の回転軸53が回転し,ウ
ェハガイド31が昇降移動させることが可能となる。な
お,ウェハチャック20a,20bが移動中である場合
は,インターロックがかかることにより,コントローラ
63は,モータ49の稼働を停止させる信号をドライバ
62に入力する。これにより,ウェハガイド31は昇降
移動しない状態となる。
【0042】なお,洗浄システム1に備えられた他の洗
浄装置12,13においても,制御手段60により同様
の制御が行われ,ウェハガイド31とウェハチャック2
0a,20bを衝突させないように,搬送駆動手段21
とモータ49が制御される。
【0043】さて,以上のように構成された本発明の実
施の形態にかかる洗浄システム1において,先ず図示し
ない搬送ロボットにより未だ洗浄されていないウェハW
を例えば25枚ずつ収納したキャリアCがキャリア搬入
出部5に載置される。このキャリア搬入出部5に搬入さ
れたキャリアCは,移送アーム8によってローダ・アン
ローダ部6に移送される。そして,ローダ・アンローダ
部6においてキャリアCから取り出されたウェハWは,
搬送装置15のウェハチャック20a,20aによって
一括して把持される。そして,搬送装置15によってウ
ェハWは,各洗浄装置11〜13に適宜搬送され,ウェ
ハWの表面に付着しているパーティクルなどの汚染物質
が洗浄,除去され,最後に乾燥装置10に搬送されて乾
燥処理される。こうして所定の洗浄及び乾燥処理が終了
したウェハWは,ローダ・アンローダ部6に戻されて再
びキャリアCに収納される。こうして,洗浄,乾燥後の
ウェハWを収納したキャリアCは,移送アーム8によっ
てローダ・アンローダ部6からキャリア搬入出部5に移
送され,図示しない搬送ロボットによって搬出される。
【0044】ここで,搬送装置15によってウェハWが
各洗浄装置11〜13に対して搬入出される際の動作及
び制御を,図6〜図14を用いて詳しく説明する。な
お,代表して洗浄装置11に対するウェハW搬入出につ
いて詳しく説明する。
【0045】先ず,コントローラ63が搬送ドライバ6
1を通じて搬送駆動手段21の稼働を開始させるように
制御することにより,図6に示すように,搬送装置15
におけるウェハチャック20a,20bが洗浄装置11
までスライド移動する。これにより,ウェハチャック2
0a,20bによって保持しているウェハWを,洗浄装
置11に搬入する。なお,このように洗浄装置11にウ
ェハWを搬入する場合は,ウェハガイド31は予め下降
されており,ウェハガイド31は洗浄槽30内底部の洗
浄位置Aに位置している。
【0046】この場合,ウェハガイド31が洗浄位置A
に位置していることは,アブソリュートエンコーダ55
から入力された回転角度の検出信号に基づいてドライバ
62によって検出され,コントローラ63に認識されて
いる。仮にウェハガイド31が洗浄位置Aに位置してい
ない場合は,コントローラ63は,ウェハガイド31が
洗浄位置Aに位置していないことを認識したことによっ
て,インターロックをかけ,コントローラ63は搬送ド
ライバ61に対して搬送駆動手段21の稼働を停止させ
る命令を出す。これにより,ウェハチャック20a,2
0bのスライド移動は停止され,ウェハWを洗浄装置1
1に搬入する際において,ウェハガイド31とウェハチ
ャック20a,20bの衝突が防がれる。
【0047】また,ドライバ62に入力された検出信号
は,ドライバ62にウェハガイド31の位置をフィード
バックするための信号として使われる他に,洗浄位置A
に対応してドライバ62に予め記憶されたデータと比較
される。ドライバ62では,洗浄位置Aを規定する所定
範囲内に,このアブソリュートエンコーダ55から入力
された検出信号の出力値が収まっていれば,例えばON
(あるいはOFF)信号を,位置情報すなわちポジショ
ンセンサ出力としてコントローラ63に出力する。これ
によって,ウェハガイド31の位置を検出するための光
学式の位置センサ等を例えば洗浄槽30内に配置する必
要がなく,ウェハガイド31などの移動体の位置を検出
することができる。
【0048】そして,ウェハチャック20a,20bに
よって保持されたウェハWが洗浄装置11に搬入され,
図7に示すように,洗浄槽30の上方にウェハWが搬送
されると,搬送装置15において,搬送駆動手段21の
稼働は一旦停止する。この場合,ウェハチャック20
a,20bの位置情報は,洗浄装置11に対応して設け
られた位置センサ64を通じてコントローラ63に入力
されており,コントローラ63は,ウェハチャック20
a,20bによってウェハWが洗浄槽30の上方にまで
搬送されたことを認識し,搬送ドライバ61を通じて搬
送駆動手段21の稼働を停止するように制御する。こう
して,洗浄装置11の洗浄槽30の上方にウェハWが搬
入された状態となる。
【0049】こうして洗浄槽30の上方にウェハWが搬
入されると,コントローラ63はドライバ62を通じて
モータ49を稼働させるように制御する。これにより,
ウェハガイド31はガイドZ軸54に沿って上昇する。
このとき,図8に示すように,ウェハガイド31は,洗
浄位置Aから上昇位置Bに向かって上昇する途中で,ウ
ェハチャック20a,20bの隙間を通過(上昇)する
際にウェハチャック20a,20bからウェハWを受け
取り,上昇位置Bまで上昇する。ウェハガイド31が上
昇位置Bまで上昇したことは,アブソリュートエンコー
ダ55から入力された回転角度の検出信号に基づいてド
ライバ62によって検出され,コントローラ63に認識
される。コントローラ63は,ウェハガイド31が上昇
位置Bまで上昇したことを認識したことにより,ドライ
バ62を通じてモータ49の稼働を停止させる。
【0050】この場合も,ドライバ62に入力された検
出信号は,上昇位置Bに対応してドライバ62に予め記
憶されたデータと比較される。そして,ドライバ62で
は,洗浄位置Bを規定する所定範囲内に,このアブソリ
ュートエンコーダ55から入力された検出信号の出力値
が収まっていれば,例えばON(あるいはOFF)信号
を,位置情報すなわちポジションセンサ出力としてコン
トローラ63に出力する。従って,洗浄槽30の上方に
も光学式の位置センサ等を配置する必要がない。
【0051】また,モータ49の回転軸の停止位置(ウ
ェハガイド31の停止位置)をセンサ出力するだけでな
く,モータ49の回転軸の回転位置もセンサ出力するこ
とができる。例えばティーチング作業の際の設定によ
り,例えば洗浄位置Aから上昇位置Bにウェハガイド3
1が移動する時のアブソリュートエンコーダ55からの
検出信号の出力値のデータを予めドライバ62に記憶さ
せることにより,通常動作の際のウェハガイド31は,
どのエリアを移動中なのか(モータ49の回転軸53が
どの位置を回転中なのか,すなわち回転角度)を位置情
報としてコントローラ63にエリアセンサ出力によって
送信することができる。洗浄位置Aから上昇位置Bの間
のエリアは1つの設定する必要はなく,洗浄位置A寄り
の第1エリア,洗浄位置Aと上昇位置Bの中間の第2エ
リア,上昇位置B寄りの第3エリアというように複数の
エリアに細分化し,ウェハガイド31の現在位置をより
正確に出力することができる。従って,ウェハガイド3
1の通り道にポジションセンサやエリアセンサを設置す
ることなく,ウェハガイドの動作位置を検出することが
できる。
【0052】ウェハガイド31を上昇(下降)させる間
に,電源が落ちた後(電源OFF後)に通常動作に再び
戻った場合でも,このアブソリュートエンコーダ55で
は,イニシャライズして基準点を探し出す必要がなく,
電源を落とす前(電源OFF前)のモータ49の回転軸
53の回転角度すなわち回転位置(ウェハガイド31の
位置)を保持することができる。従って,電源を復帰
(電源ON)してからは,素早く現在の位置から次の動
作に移ることができる。
【0053】次に,コントローラ63は,搬送ドライバ
61を通じて再び搬送駆動手段21の稼働を開始させる
ように制御する。これにより,図9に示すように,ウェ
ハチャック20a,20bをスライド移動させて,洗浄
装置11から退出させる。こうしてウェハチャック20
a,20bが洗浄装置11から退出したことは,先の位
置センサ64から搬送ドライバ61を通じてコントロー
ラ63に入力され,コントローラ63は,ウェハチャッ
ク20a,20bが洗浄装置11から退出したことを認
識し,搬送ドライバ61を通じて搬送駆動手段21の稼
働を停止するように制御する。
【0054】こうしてウェハチャック20a,20bが
洗浄装置11から退出したことを認識したコントローラ
63は,ドライバ62を通じてモータ49を再び稼働さ
せるように制御し,ウェハガイド31をガイドZ軸54
に沿って下降させる。こうして図10に示すように,ウ
ェハガイド31が洗浄位置Aまで下降させられる。ウェ
ハガイド31が洗浄位置Aまで下降したことは,アブソ
リュートエンコーダ55から入力された回転角度の検出
信号に基づいてドライバ62によって検出され,コント
ローラ63に認識される。コントローラ63は,ウェハ
ガイド31が洗浄位置Aまで下降したことを認識したこ
とにより,ドライバ62を通じてモータ49の稼働を停
止させる。そして,このようにウェハガイド31が洗浄
位置Aまで下降したことにより,ウェハWは洗浄槽30
内に収納された状態となり,洗浄槽30内に充填された
洗浄液中にウェハWは浸漬され,ウェハWに対する洗浄
が施される。
【0055】洗浄装置11における所定の洗浄を終了し
た後,次に,コントローラ63はドライバ62を通じて
モータ49を再び稼働させるように制御し,ウェハガイ
ド31をガイドZ軸54に沿って上昇させる。こうして
図11に示すように,ウェハガイド31は上昇位置Bま
で上昇し,洗浄装置11における洗浄を終了したウェハ
Wを洗浄槽30の上方に持ち上げる。ウェハガイド31
が上昇位置Bまで上昇したことは,アブソリュートエン
コーダ55から入力された回転角度の検出信号に基づい
てドライバ62によって検出され,コントローラ63に
認識される。コントローラ63は,ウェハガイド31が
上昇位置Bまで上昇したことを認識したことにより,ド
ライバ62を通じてモータ49の稼働を停止させるよう
に制御する。
【0056】次に,コントローラ63は搬送ドライバ6
1を通じて搬送駆動手段21の稼働を再び開始させるよ
うに制御を行う。これにより,図12に示すように,ウ
ェハチャック20a,20bがスライド移動して洗浄槽
30の上方に再び位置することとなる。コントローラ6
3は,ウェハチャック20a,20bが洗浄槽30の上
方まで移動したことを認識し,搬送ドライバ61を通じ
て搬送駆動手段21の稼働を停止するように制御する。
【0057】なお,このようにウェハチャック20a,
20bを洗浄槽30の上方に移動させる際には,ウェハ
ガイド31が上昇位置Bに上昇していることが,アブソ
リュートエンコーダ55から入力された回転角度の検出
信号に基づいてドライバ62によって検出され,コント
ローラ63に認識されている。仮にウェハガイド31が
上昇位置Bに位置していない場合は,コントローラ63
は,ウェハガイド31が上昇位置Bにないことを認識す
ることにより,インターロックをかけ,コントローラ6
3は搬送ドライバ61に対して搬送駆動手段21の稼働
を停止させる命令を出す。これにより,ウェハチャック
20a,20bのスライド移動は停止され,ウェハガイ
ド31とウェハチャック20a,20bの衝突が防がれ
る。
【0058】こうしてウェハチャック20a,20bを
洗浄槽30の上方まで移動させた後,次に,コントロー
ラ63はドライバ62を通じてモータ49を再び稼働さ
せるように制御し,ウェハガイド31をガイドZ軸54
に沿って下降させる。こうして図13に示すように,ウ
ェハガイド31が上昇位置Bから洗浄位置Aに向かって
下降する途中で,ウェハチャック20a,20bの隙間
を通過(下降)する際に,ウェハガイド31からウェハ
チャック20a,20bにウェハWが受け渡される。こ
れにより,ウェハガイド31はウェハWを保持しない状
態となって,洗浄位置Aまで下降する。ウェハガイド3
1が洗浄位置Aまで下降したことは,アブソリュートエ
ンコーダ55から入力された回転角度の検出信号に基づ
いてドライバ62によって検出され,コントローラ63
に認識される。コントローラ63は,ウェハガイド31
が洗浄位置Aまで下降したことを認識したことにより,
ドライバ62を通じてモータ49の稼働を停止させるよ
うに制御する。
【0059】次に,コントローラ63は,ウェハガイド
31が洗浄位置Aまで下降したことを認識すると,搬送
ドライバ61を通じて再び搬送駆動手段21の稼働を開
始させるように制御を行う。そして図14に示すよう
に,ウェハチャック20a,20bをレール22に沿っ
てスライド移動させて,洗浄装置11における洗浄を終
了したウェハWを洗浄装置11から搬出させる。こうし
て洗浄装置11から搬出されたウェハWは,次に例えば
洗浄装置12及び洗浄装置13に同様の工程に従って順
次搬入され,各洗浄装置12,13における洗浄が行わ
れる。こうして各洗浄装置11〜13における洗浄を終
了したウェハWは,先に説明したように乾燥装置10に
て乾燥処理された後,ローダ・アンローダ部6にてキャ
リアCに収納され,搬入出部5において図示しない搬送
ロボットによって搬出される。
【0060】この実施の形態にかかる洗浄システム1に
よれば,アブソリュートエンコーダ55によりウェハガ
イド31の位置を検出するので,従来のようにウェハガ
イド31の位置を検出するために光電センサなどを多数
設ける必要がなく,装置構成を著しく簡素化でき,ま
た,メンテンナンスも容易である。特にアブソリュート
エンコーダ55は,例えば突然の停電が発生したような
場合でも,回転軸53の絶対角度からウェハガイド31
の位置を記憶し,その後に装置が回復したときは,ウェ
ハガイド31の位置をドライバ62によって直ちに検出
でき,初期設定などをやり直す必要がない。また,制御
手段60において,ウェハガイド31とウェハチャック
20a,20bを衝突させないように,搬送駆動手段2
1とモータ49をインターロック制御しているので,安
全を図ることができる。
【0061】以上,本発明の好適な実施の形態の一例を
示したが,本発明はここで説明した形態に限定されな
い。例えば基板を収納するキャリアCを移送する移送ア
ーム8と搬送装置15のウェハチャック20a,20b
とを衝突させないように,移送アーム8のサーボ系を構
成する移送駆動機構(図示せず)及び移送ドライバ(図
示せず)において,コントローラ63により移送ドライ
バに対してシーケンス制御プログラム等の設定を入力
し,移送駆動機構とモータ49をインターロック制御す
ると良い。また,例えば処理槽は,洗浄液が充填される
洗浄槽に限定されず,その他の種々の処理液などを用い
て洗浄以外の他の処理を基板に対して施すものであって
も良い。また,基板は半導体ウェハに限らず,その他の
LCD基板用ガラスやCD基板,プリント基板,セラミ
ック基板などであっても良い。
【0062】
【発明の効果】請求項1〜9によれば,従来のような多
数の光電センサを必要としない,構成が簡素化された移
送装置,基板処理装置及び基板処理システムを提供でき
る。特に,アブソリュートエンコーダを用いたことによ
り,例えば突然の停電が発生したような場合でも,回転
軸の絶対角度から保持手段の位置を検出しているので,
停電後に装置が回復したときは,基板保持手段の位置を
直ちに検出でき,初期設定などをやり直す必要がない。
また,基板保持手段と搬送保持手段の衝突を避けて,安
全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる洗浄システムの斜
視図である。
【図2】搬送装置の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる洗浄装置の縦断面
図である。
【図4】ウェハガイドの斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる洗浄システムの制
御系統を示すブロック図である。
【図6】ウェハを洗浄装置に搬入する工程の説明図であ
る。
【図7】ウェハが洗浄槽の上方に搬送された工程の説明
図である。
【図8】ウェハをウェハガイドに受け取った工程の説明
図である。
【図9】ウェハチャックが洗浄装置から退出した工程の
説明図である。
【図10】ウェハを洗浄槽内に収納した工程の説明図で
ある。
【図11】洗浄を終了したウェハを洗浄槽の上方に持ち
上げた工程の説明図である。
【図12】ウェハチャックが洗浄槽の上方に再び位置し
た工程の説明図である。
【図13】ウェハチャックにウェハが受け渡された工程
の説明図である。
【図14】洗浄装置における洗浄を終了したウェハを洗
浄装置から搬出させた工程の説明図である。
【符号の説明】
A 洗浄位置 B 上昇位置 C キャリア W ウェハ 1 洗浄システム 11,12,13 洗浄装置 5 キャリア搬入出部 6 ローダ・アンローダ部 7 洗浄・乾燥処理部 8 移送アーム 10 乾燥装置 15 搬送装置 20a,20b ウェハチャック 21 搬送駆動手段 31 ウェハガイド 30 洗浄槽 43a,43b,43c 保持部材 49 モータ 50 ボール・ナット機構 54 ガイドZ軸 53 回転軸 55 アブソリュートエンコーダ 60 制御手段 61 搬送ドライバ 62 ドライバ 63 コントローラ 65 メインコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA03 AB24 AB42 BB92 CC11 3C007 AS24 BS01 ES17 HS27 KS16 LV02 MS05 NS12 5F031 CA02 FA01 FA11 FA12 GA36 HA73 JA22 LA07 MA23 PA03 PA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって駆動される移動体と,前
    記モータに直結されたアブソリュートエンコーダと,前
    記アブソリュートエンコーダから出力される信号に基づ
    いて前記移動体の位置を検出するコントローラとを備え
    ていることを特徴とする,移送装置。
  2. 【請求項2】 モータによって駆動される移動体と,該
    移動体の位置を検出する検出手段とを備えた移送装置で
    あって,前記検出手段は,前記モータに直結され前記モ
    ータの回転軸の回転量を検出して検出信号を出力するア
    ブソリュートエンコーダと,該アブソリュートエンコー
    ダから出力された検出信号を受けて位置情報を出力する
    ドライバと,該ドライバから出力された位置情報を受け
    て前記移動体の位置を判別するコントローラとを備えて
    いることを特徴とする,移送装置。
  3. 【請求項3】 互いに干渉する可能性のある少なくとも
    2つの移動体を備え,少なくとも1つの移動体はモータ
    によって駆動され,該移動体の位置を検出する検出手段
    とを備えた移送装置であって,前記検出手段は,前記モ
    ータに直結され前記モータの回転軸の回転量を検出して
    検出信号を出力するアブソリュートエンコーダと,該ア
    ブソリュートエンコーダから出力された検出信号を受け
    て位置情報を出力するドライバと,該ドライバから出力
    された位置情報を受けて前記移動体の位置を判別するコ
    ントローラとを備え,前記コントローラは,移動体同士
    が干渉しないように制御することを特徴とする,移送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記コントローラは,制御プログラムの
    設定を前記ドライバに入力し,前記ドライバは,この入
    力された設定に基づいて前記モータを制御することを特
    徴とする,請求項2又は3のいずれかに記載の移送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ドライバから前記コントローラに出
    力される位置情報は,回転軸の回転中および/または回
    転停止時の前記移動体の位置が所定範囲内にあるか否か
    を検出して出力されるセンサ出力であることを特徴とす
    る,請求項2,3又は4のいずれかに記載の移送装置。
  6. 【請求項6】 前記移動体は,基板を保持して移動する
    基板保持手段であることを特徴とする,請求項1,2,
    3,4又は5のいずれかに記載の移送装置。
  7. 【請求項7】 基板を処理する処理槽と,請求項6に記
    載の移送装置とを備えた基板処理装置であって,前記基
    板保持手段は,前記処理槽に対して基板を収納させるべ
    く移動自在であることを特徴とする,基板処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の基板処理装置と,基板
    を搬送し,前記基板保持手段との間で基板を授受する搬
    送装置を備えた基板処理システムであって,前記搬送装
    置は,基板を保持して搬送させる搬送保持手段と,前記
    搬送保持手段を移動させる搬送駆動手段を備え,前記搬
    送駆動手段と前記モータを制御する制御手段を備えるこ
    とを特徴とする,基板処理システム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は,前記基板保持手段と前
    記搬送保持手段を衝突させないように,前記搬送駆動手
    段と前記モータを制御することを特徴とする,請求項8
    に記載の基板処理システム。
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