JP2002163628A - メモリカードおよびメモリカード身分認証システム - Google Patents

メモリカードおよびメモリカード身分認証システム

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JP2002163628A
JP2002163628A JP2000358335A JP2000358335A JP2002163628A JP 2002163628 A JP2002163628 A JP 2002163628A JP 2000358335 A JP2000358335 A JP 2000358335A JP 2000358335 A JP2000358335 A JP 2000358335A JP 2002163628 A JP2002163628 A JP 2002163628A
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Yohei Ishida
洋平 石田
Isaku Osawa
伊作 大澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード使用の際、カード使用者の指紋情報を
取り込み、カードの所有者であるか否かを判定できる認
証方法で、カードの情報の読み込みを行なう端末(リー
ダないしリーダライタ)を有する外部機器側に個人情報
をデータベース化せずに、比較的簡単に実施できる認証
方法と、それに用いられる身分認証用のメモリカードを
提供する。 【解決手段】 カード使用の際に、カード使用者の身分
認証を、カードの情報の読み込みを行なう端末(リーダ
ないしリーダライター)を有する外部機器側で、確実に
行なうための身分認証用のメモリカードであって、カー
ド所有者の指紋情報を含む、カード所有者の身分認証の
ための個人情報を、予め、蓄積しておくメモリ部と、カ
ード使用の際に、カード使用者の確認のための、使用者
の指紋情報を取り込む指紋情報取り込み部とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード使用者の身
分を認証するためのメモリカードと、メモリカード身分
認証システムに関し、特に、指紋認証技術を利用するメ
モリカードと、メモリカード身分認証システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアが全世界規模に進展する
中で、キャッシュレス時代が急速に到来し、マルチメデ
ィアの基幹網も整備されてきた。カード決裁は、社会に
広く流通し、預金口座より引き落とした金額をメモリ部
に蓄積して、これを現金と同等のものとして、カード形
態で使用する電子マネーカードも最近では使われるよう
になってきた。しかし、基幹網が整備されても、カード
使用者の確認を、暗証番号及びサインのみにたよってい
るのが現実である。この確認方法だと、他人に悪用され
易く、偽造され易く、とても電子マネーカードや、クレ
ジットカードには適しているとは言いがたい。現実にカ
ードによる事故、トラブルは多発していて社会問題とな
っている。暗証番号を盗まれたり、改ざん、あるいは海
外でカードを使用して、身に覚えのない請求が来たりす
る例は後をたたない。
【0003】このため、従来のカード決済においては暗
証番号の盗用や不正使用が絶えず、暗証番号、自筆のサ
インだけではとても、悪用を防ぐことはできないため、
これに対応して、近年では、人の眼のアイパターンをカ
メラに撮って識別する第1の方法も実現されている。し
かし、現実には、この方法を実施するための装置が複雑
で高価となるため、とても容易に家庭などで使えず、ま
して、銀行、オフィスでの使用は使い勝手が悪く実用的
でない。最近では、第1の方法より簡単な方法として、
カードを使用する際に、カード使用者の指紋情報を取り
込み、データベース化されている指紋情報と比較して識
別する第2の方法が、一部では用いられている。
【0004】尚、カード以外でも、予めデータベースに
登録されている印鑑、指紋等と、その人が持っている印
鑑あるいはその人の指紋との整合性を調べて、即ち、比
較判定して、身分証明する方法が、従来より採られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カード
においては、予めデータベースに登録されている指紋情
報と、カード使用者の指紋情報との整合性を調べて身分
証明する方法が、従来より、採られている。しかし、こ
の方法は、個人情報をデータベース化するため、個人情
報の漏洩を懸念する利用者には、個人情報をデータベー
ス化しないでカードの所有者であることを認証でき、且
つ簡単に認証できる認証方法が求められていた。本発明
は、これに対応するもので、具体的には、カード使用の
際、カード使用者の指紋情報を取り込み、カードの所有
者であるか否かを判定できる認証方法で、カードの情報
の読み込みを行なう端末(リーダないしリーダライタ
ー)を有する外部機器側に個人情報をデータベース化せ
ずに、比較的簡単に実施できる認証方法と、それに用い
られる身分認証用のメモリカードを提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリカード
は、カード使用の際に、カード使用者の身分認証を、カ
ードの情報の読み込みを行なう端末(リーダないしリー
ダライター)を有する外部機器側で、確実に行なうため
の身分認証用のメモリカードであって、カード所有者の
指紋情報を含む、カード所有者の身分認証のための個人
情報を、予め、蓄積しておくメモリ部と、カード使用の
際に、カード使用者の確認のための、使用者の指紋情報
を取り込む指紋情報取り込み部とを備えていることを特
徴とするものである。そして、上記において、カード内
には、カードの指紋情報取り込み部にて取り込まれた使
用者の指紋情報と予めメモリ部に記憶されている所有者
の指紋情報との、比較判定を行なう比較判定部を持たな
いもので、カード使用の際には、カードの指紋情報取り
込み部にて、新たに使用者の指紋情報を取り込み、カー
ドの情報の読み込みを行なう端末(リーダないしリーダ
ライター)を有する外部機器側で、カードの指紋情報取
り込み部に取り込まれた指紋情報と、予めカードのメモ
リ部に記憶されている所有者の指紋情報との、比較判定
を行なうものであることを特徴とするものである。そし
て、上記において、預金口座より引き落とした金額を、
カード内の、請求項1記載のメモリ部あるいは別のメモ
リ部に蓄積して、これを現金と同等のものとして、カー
ド形態で使用する電子マネーカードであることを特徴と
するものである。指紋情報取り込み部としては、例え
ば、CCDセンサにて撮影して指紋画像を取り込むも
の、あるいは、指紋の凹凸を指の表面とセンサ内の電極
との間に発生する容量を測定して指紋画像を採取するも
のが知られている。尚、上記において、カードの情報の
読み込みを行なう端末(リーダないしリーダライター)
を有する外部機器とは、パソコン、携帯電話、パーム等
の機器や、これらに接続する指紋認証(比較判定)専用
の機器でも良く、端末と指紋認証(比較判定)機能部が
一体となったものでも良い。
【0007】本発明のメモリカード身分認証システム
は、上記本発明のメモリカードを用いた、カード使用者
の身分を認証するためのメモリカード身分認証システム
であって、カード使用の際に、カードの指紋情報取り込
み部にて、新たに使用者の指紋情報を取り込み、カード
の情報の取り込みを行なう端末(リーダないしリーダラ
イタ)を有する外部機器側で、指紋情報取り込み部に取
り込まれた指紋情報と予めメモリ部に記憶されている所
有者の指紋情報との、比較判定を行なうものであること
を特徴とするものである。そして、上記において、メモ
リカードのメモリ部に記憶される情報にレベル分けを行
い、レベルによっては、書き換えることを、ソフト的に
不可ないし困難としていることを特徴とするものであ
る。あるいはまた、上記において、メモリカードのメモ
リ部を、読み込み専用のROMからなる第1のメモリ部
と、読み込み、書き込みができるEEPROM等からな
る第2のメモリ部に分け、カードの発行の際に、使用者
本人の名前、顔写真、指紋といった個人情報を第1のメ
モリ部に蓄積しておき、ハード的に上記個人情報の書き
換えを不可としていることを特徴とするものである。ま
た、上記において、メモリカードが、電子マネーカード
であることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明のメモリカードは、上記のような構成に
することによって、カード使用の際、カード使用者の指
紋情報を取り込み、カードの所有者であるか否かを判定
できる認証方法で、カードの情報の読み込みを行なう端
末(リーダないしリーダライター)を有する外部機器側
に個人情報をデータベース化せずに、比較的簡単に実施
できる認証方法に、用いられる身分認証用のメモリカー
ドの提供を可能とするものである。具体的には、カード
使用の際に、カード使用者の身分認証を、カードの情報
の読み込みを行なう端末(リーダないしリーダライタ
ー)を有する外部機器側で、確実に行なうための身分認
証用のメモリカードであって、カード所有者の指紋情報
を含む、カード所有者の身分認証のための個人情報を、
予め、蓄積しておくメモリ部と、カード使用の際に、カ
ード使用者の確認のための、使用者の指紋情報を取り込
む指紋情報取り込み部とを備えていることにより、更に
具体的には、カード内には、カードの指紋情報取り込み
部にて取り込まれた使用者の指紋情報と予めメモリ部に
記憶されている所有者の指紋情報との、比較判定を行な
う比較判定部を持たないもので、カード使用の際には、
カードの指紋情報取り込み部にて、新たに使用者の指紋
情報を取り込み、カードの情報の読み込みを行なう端末
(リーダないしリーダライター)を有する外部機器側
で、カードの指紋情報取り込み部に取り込まれた指紋情
報と、予めカードのメモリ部に記憶されている所有者の
指紋情報との、比較判定を行なうものであることによ
り、これを達成している。本発明のメモリカードにおい
ては、記憶媒体としてメモリを用いるので、情報の書き
換えが容易で、指紋情報取り込み部をカードに搭載して
いるので、カードの情報の読み込みを行なう端末(リー
ダないしリーダライター)を有する外部機器側で、指紋
情報取り込み部より得られた使用者の指紋情報と、予
め、カードのメモリ部に蓄積されている所有者の指紋情
報とを比較し、即ち、指紋認証により、使用者と所有者
とが銅位置か否かを判定することができ、カード使用に
よる個人情報の漏洩を防ぐことができる。また、個人情
報を全てカードに記憶することで、情報の一括管理が可
能である。指紋認証の処理自体は、カードで行なうので
はなく、読み込み書き込み装置(リーダライター)側に
持たせるため、カード側に搭載すべき機能は記憶媒体と
なるメモリと指紋情報取り込み部のみであり、従来のカ
ード(クレジットカード等)と同等のサイズでの実現が
可能である。
【0009】本発明のメモリカード身分認証システム
は、上記のような構成にすることによって、カード使用
の際、カード使用者の指紋情報を取り込み、カードの所
有者であるか否かを判定できる認証方法で、カードの情
報の読み込みを行なう端末(リーダないしリーダライタ
ー)を有する外部機器側に個人情報をデータベース化せ
ずに、比較的簡単に実施できる認証方法の提供を可能と
するものである。即ち、指紋情報取り込み部に取り込ま
れた指紋情報と、予め身分証明用メモリカード上に記憶
させてある指紋情報との整合性を、カードの情報の読み
込みを行なう端末(リーダないしリーダライター)を有
する外部機器側が、調べて判定し、一致した場合にのみ
読み書きを可能とする。また、記憶させる情報によっ
て、その情報のレベル分けを行って管理することもでき
る。メモリ部が読み書き可能なEEPROM等のメモリ
である場合、レベル(住民票や保険証の情報等)によっ
ては、個人が自由に書き換える事をソフト的に不可ない
し困難とすることで、カードの偽造等を防ぐことができ
る。例えば、鍵システムを用いても良い。また、読み込
み専用のメモリであるROMを用いて、ハード的に個人
情報の書き換えを防ぐこともできる。例えば、電子マネ
ーカードとして使用する場合、ハード的には、メモリ部
を、読み込み専用のROMからなる第1のメモリ部と、
読み込み、書き込みができるEEPROM等からなる第
2のメモリ部に分け、カードの発行の際に、使用者本人
の名前、顔写真、指紋といった個人情報を第1のメモリ
部に蓄積しても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のメモリカードの実施の形
態例を挙げ、図に基づいて説明する。図1(a)は本発
明のメモリカードの実施の形態の1例の概略図で、図1
(b)は紋情報取り込み部を説明するための図で、図2
は本発明のメモリカード身分認証システムを説明するた
めの概略図である。図1、図2中、100はメモリカー
ド、110はメモリ部、120は指紋情報取り込み部、
150は読み込み書き込み装置(リーダライター)、1
60は指、161は爪、210は個人情報、211は証
明書(紙)、212は携帯端末、230はパソコン、2
40はプリンタ、250は携帯電話、260はパームで
ある。
【0011】本発明のメモリカードの実施の形態の1例
を図1(a)に基づいて説明する。本例のメモリカード
100は、カード使用の際に、カード使用者の身分認証
を、カードの情報を読み込み、カードに情報を書き込
む、読み込み書き込み装置(リーダライター)を端末と
して有する外部機器側で確実に行なうための、身分認証
用のメモリカードで、カード所有者の指紋情報を含む、
カード所有者の身分認証のための個人情報を、予め、蓄
積しておくメモリ部110と、カード使用の際に、カー
ド使用者の確認のための、使用者の指紋情報を取り込む
指紋情報取り込み部120とを備えている。そして、カ
ード100には、カードの指紋情報取り込み部にて取り
込まれた使用者の指紋情報と予めメモリ部に記憶されて
いる所有者の指紋情報との、比較判定を行なう比較判定
部を持たないもので、カード使用の際には、カードの指
紋情報取り込み部120にて、新たに使用者の指紋情報
を取り込み、更に、カード100の情報を読み込み、カ
ードに情報を書き込む、読み込み書き込み装置(リーダ
ライター)150を有する外部機器側で、カード100
の指紋情報取り込み部120に取り込まれた指紋情報
と、予めカードのメモリ部110に記憶されている所有
者の指紋情報との、比較判定を行なうものである。
【0012】本例のメモリカード100のメモリ部11
0は、読み込み書き込み可能なEEPROMからなる。
尚、本例のEEPROMを用いたメモリカード100の
場合は、後述するこのメモリカード100を用いるメモ
リカード身分認証システムにおいて、カード100と信
号の授受を行なう読み込み書き込み装置(リーダライタ
ー)150を有する外部機器側で、記憶される情報にレ
ベル分けを行い、レベルによっては、書き換えること
を、ソフト的に不可ないし困難とすることができる。
【0013】図1(b)は、図1(a)に示す指紋情報
取り込み部120を拡大して示したものであるが、指紋
情報読み込み部120に、指160の指紋部を当て、二
次元センサ(図示していない)により指紋情報を取り込
むものである。カード使用の際に、二次元センサより得
られた指紋情報と、予めメモリ部110に蓄積されてい
る指紋情報とは、読み込み書き込み装置(リーダライタ
ー)150に送られ、比較判定される。比較判定によ
り、使用者が所有者と同一人と判定されれば、書き込み
読み込み装置(リーダライター)150は、処理を実行
する。比較判定により、使用者が所有者と別人と判定さ
れれば、書き込み読み込み装置(リーダライター)15
0は、処理の実行を中止する。二次元センサとしては、
公知のものが適用できる。例えば、CCD素子を二次元
的に配列して用い、映像信号を得るものや、セキュリテ
ィ研究、1999年5月号、頁93〜頁95に記載のよ
うな、センサに押し当てた場合に、指の表面とセンサ内
の電極との間に発生する静電容量を測定して指紋情報を
採取する方式、即ち、指の凹凸を静電容量として検出で
きる指紋センサを用いることができる。センサ部を設け
た指紋情報読み取り部121と比較判定部122とは、
一体とした1チップとしても、あるいは別体としても良
い。尚、比較判定部における判定のアルゴリズムも公知
のものが種々知られている。
【0014】本例の変形例としては、メモリカード10
0のメモリ部110を、読み込み専用のROMからなる
第1のメモリ部と、読み込み、書き込みができるEEP
ROM等からなる第2のメモリ部に分けたものを挙げる
ことができる。この例の場合、カードの発行の際に、使
用者本人の名前、顔写真、指紋といった個人情報を第1
のメモリ部に蓄積しておき、ハード的に上記個人情報の
書き換えを不可とすることができる。
【0015】次に、本例のメモリカードの使用方法を図
2を基に説明する。尚、これを以って、本発明のメモリ
カード身分認証システムの実施の携帯例の説明に代え
る。図2(a)に示すように、従来は、証明書(紙)2
11や携帯端末212に蓄積していた個人情報210
を、メモリカード100のメモリー部110に、一括し
て、入れておく。この際、情報をレベル分けし、重要度
が高く、機密性が要求される、住民票や保険書の情報、
指紋情報等を、書き換えできないレベルのものとし、他
の情報とその扱いを別にする。次いで、カードと信号の
授受を行なう端末である読み込み書き込み装置(リーダ
ライター)150のスロット部に、個人情報210がメ
モリ部110に蓄積されたメモリカード100を挿入
し、これと接続した、パソコン230、プリンタ24
0、携帯電話250、パーム260等を使用する。ここ
では、読み込み書き込み装置(リーダライター)150
を有する外部機器が、パソコン230、プリンタ24
0、携帯電話250、パーム260のいずれか1つであ
るが、これらと別の指紋認証(比較判定)専用の機器を
設け、これを各機器に接続しても良い。メモリカード1
00と信号の授受を行なう読み込み書き込み装置((リ
ーダライター)150を有する外部機器側は、先ず、使
用者の指紋情報を取り込む。使用者が、指の指紋をメモ
リカード100の指紋情報取り込み部120に図1
(b)に示すように押しつけると、指紋情報取り込み部
120はその二次元センサにより使用者の指紋情報を取
り込み、これを、読み込み書き込み装置((リーダライ
ター)150を有する外部機器側に渡す。同時に、メモ
リ部110内のカード所有者の指紋情報が、読み込み書
き込み装置((リーダライター)150側に渡され、読
み込み書き込み装置((リーダライター)150を有す
る外部機器側は、使用者の指紋情報と所有者の指紋情報
とを比較し、使用者と所有者とが同一人か否かを判定す
る。読み込み書き込み装置((リーダライター)150
を有する外部機器側には、使用者の指紋情報と所有者の
指紋情報とを比較し、使用者と所有者とが同一人か否か
を判定する比較判定部を備えられている。そして、読み
込み書き込み装置((リーダライター)150を有する
外部機器側で、カード使用者がカード所有者と同一人と
判定された場合に、使用するパソコン230、プリンタ
240、携帯電話250、パーム260等の機器が、こ
のメモリカード100の個人情報を読み取ることがで
き、必要な場合は個人情報を書き換える。但し、書き換
えに際しては、重要度が高く、機密性が要求される、住
民票や保険書の情報、指紋情報等の書き換えは不実行と
決めた、先の個人情報のレベル分けに従い、書き換えが
できないものもある。また、読み込み書き込み装置
((リーダライター)150を有する外部機器側で、カ
ード使用者がカード所有者と同一人でないと判定した場
合に、読み込み書き込み装置((リーダライター)15
0を有する外部機器側は、パソコン230、プリンタ2
40、携帯電話250、パーム260等の各機器の使用
を停止させる。あるいは、個人情報の読み取りを停止す
る。このように、カード使用者がカード所有者と同一人
と判定された場合にのみ、パソコン230、プリンタ2
40、携帯電話250、パーム260等の各機器は、必
要な個人情報を得て、目的とする処理を行なうことがで
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記のように、カード使用の
際、カード使用者の指紋情報を取り込み、カードの所有
者であるか否かを判定できる認証方法で、カードの情報
の読み込みを行なう端末(リーダないしリーダライタ
ー)を有する外部機器側にデータベース化した個人情報
を必要とせずに、比較的簡単に実施できる認証方法と、
それに用いられる身分認証用のメモリカードの提供を可
能とした。詳しくは、これにより、紙による管理が一般
的である住民票、保険証等の各種証明に用いられる個人
情報や、携帯電話、PHS等の携帯端末毎に管理されて
いる、電話番号、メールアドレス等の個人情報を、本発
明のメモリカードに収め、一括管理する事が可能とな
る。また、指紋認証技術を用いて、カード使用者が、カ
ード所有者と同一と判断した場合のみ、メモリカードの
メモリ部に蓄積された個人情報の使用を可能にするた
め、メモリカード内の個人情報を利用する際に、個人情
報の漏洩を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明のメモリカードの実施の形
態の1例の概略図で、図1(b)は紋情報取り込み部を
説明するための図である。
【図2】本発明のメモリカード身分認証システムを説明
するための概略図
【符号の説明】
100 メモリカード 110 メモリ部 120 指紋情報取り込み部 150 読み込み書き込み装置(リーダラ
イター) 160 指 161 爪 210 個人情報 211 証明書(紙) 212 携帯端末 230 パソコン 240 プリンタ 250 携帯電話 260 パーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MB01 MB03 MB08 SA06 SA14 SA15 SA23 TA28 5B035 AA14 BB09 BC01 CA05 CA22 5B058 CA27 KA02 KA04 KA38 YA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード使用の際に、カード使用者の身分
    認証を、カードの情報の読み込みを行なう端末(リーダ
    ないしリーダライター)を有する外部機器側で、確実に
    行なうための身分認証用のメモリカードであって、カー
    ド所有者の指紋情報を含む、カード所有者の身分認証の
    ための個人情報を、予め、蓄積しておくメモリ部と、カ
    ード使用の際に、カード使用者の確認のための、使用者
    の指紋情報を取り込む指紋情報取り込み部とを備えてい
    ることを特徴とするメモリカード。
  2. 【請求項2】 請求項1において、カード内には、カー
    ドの指紋情報取り込み部にて取り込まれた使用者の指紋
    情報と予めメモリ部に記憶されている所有者の指紋情報
    との、比較判定を行なう比較判定部を持たないもので、
    カード使用の際には、カードの指紋情報取り込み部に
    て、新たに使用者の指紋情報を取り込み、カードの情報
    の読み込みを行なう端末(リーダないしリーダライタ
    ー)を有する外部機器側で、カードの指紋情報取り込み
    部に取り込まれた指紋情報と、予めカードのメモリ部に
    記憶されている所有者の指紋情報との、比較判定を行な
    うものであることを特徴とするメモリカード。
  3. 【請求項3】 預金口座より引き落とした金額を、カー
    ド内の、請求項1記載のメモリ部あるいは別のメモリ部
    に蓄積して、これを現金と同等のものとして、カード形
    態で使用する電子マネーカードであることを特徴とする
    請求項1ないし2記載のメモリカード。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3に記載のメモリカード
    を用いた、カード使用者の身分を認証するためのメモリ
    カード身分認証システムであって、カード使用の際に、
    カードの指紋情報取り込み部にて、新たに使用者の指紋
    情報を取り込み、カードの情報の取り込みを行なう端末
    (リーダないしリーダライタ)を有する外部機器側で、
    指紋情報取り込み部に取り込まれた指紋情報と予めメモ
    リ部に記憶されている所有者の指紋情報との、比較判定
    を行なうものであることを特徴とするメモリカード身分
    認証システム。
  5. 【請求項5】 請求4において、メモリカードのメモリ
    部に記憶される情報にレベル分けを行い、レベルによっ
    ては、書き換えることを、ソフト的に不可ないし困難と
    していることを特徴とするメモリカード身分認証システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、メモリカードのメモ
    リ部を、読み込み専用のROMからなる第1のメモリ部
    と、読み込み、書き込みができるEEPROM等からな
    る第2のメモリ部に分け、カードの発行の際に、使用者
    本人の名前、顔写真、指紋といった個人情報を第1のメ
    モリ部に蓄積しておき、ハード的に上記個人情報の書き
    換えを不可としていることを特徴とするメモリカード身
    分認証システム。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6において、メモリカー
    ドが、電子マネーカードであることを特徴とするメモリ
    カード身分認証システム。
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