JP2002163325A - 論理シュミレーションシステム - Google Patents

論理シュミレーションシステム

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JP2002163325A
JP2002163325A JP2000356848A JP2000356848A JP2002163325A JP 2002163325 A JP2002163325 A JP 2002163325A JP 2000356848 A JP2000356848 A JP 2000356848A JP 2000356848 A JP2000356848 A JP 2000356848A JP 2002163325 A JP2002163325 A JP 2002163325A
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JP
Japan
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logic
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JP2000356848A
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Hajime Kosugi
肇 小杉
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シミュレーション結果の正当性を容易に確認
可能とし、シミュレーション再実行の時間を減らして検
証時間を短縮可能な論理シミュレーションシステムを提
供する。 【解決手段】 論理シュミレータ1の波形出力優先順位
設定手段11は出力波形ファイル4に出力する波形の優
先順位を指定する。信号データ削除手段12は出力波形
ファイル4のファイル容量を超えた場合、出力波形ファ
イル4の信号データを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は論理シュミレーショ
ンシステムに関し、特に論理シミュレーション回路にお
けるシミュレーション結果ファイルの容量削減手法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の論理シュミレーションシ
ステムとしては、特開平9−91316号公報に記載さ
れた装置や特開平11−110430号公報に記載され
たシステムがある。
【0003】特開平9−91316公報に記載された装
置ではデータ列からデータを取捨選択し、データ数を削
減して波形表示し、大量のシミュレーション結果を高速
に波形表示することができるとともに、特異な変化をし
たシミュレーション結果を波形表示上で検出することが
でき、効率良く回路の検証を行うことができる。
【0004】また、特開平11−110430公報に記
載されたシステムでは、信号情報(各信号の接続状況と
信号変化状況とを関係する信号に対応付けた情報)を生
成する手段を用い、任意の信号を選択する時にその信号
に関係する情報を信号情報から摘出して波形表示させ、
信号表示する場合の信号選択工数を低減させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の論理シ
ュミレーションシステムでは、システムレベルの論理シ
ミュレーションにおいて、検証対象となる回路の規模の
増加及び複雑化によって信号数が増加しているので、全
ての信号についてシミュレーション結果を出力すること
がファイル容量の問題から困難になっている。
【0006】また、従来の論理シュミレーションシステ
ムでは、廃棄されたデータを確認する場合にシミュレー
ションの再実行が必要であり、検証時間の増大を招く原
因となるので、現在、一般的に利用されている論理シミ
ュレータに付加されている結果ファイルの容量を削減す
る機能を用いても、結果ファイルの容量を正確に予測す
ることが難しく、シミュレーション実行中にファイル容
量の制限を越える場合が発生する。そのような場合には
時刻の古いデータから順に廃棄されている。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、シミュレーション結果の正当性を容易に確認する
ことができ、シミュレーション再実行の時間を減らして
検証時間を短縮することができる論理シュミレーション
システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による論理シュミ
レーションシステムは、論理シミュレータで行った論理
シュミレーションの結果を結果ファイルに蓄積する論理
シュミレーションシステムであって、前記論理シミュレ
ータから出力する信号の優先順位を設定する波形出力優
先順位設定手段と、前記波形出力優先順位設定手段で設
定された優先順位の低い順から前記結果ファイルの信号
データを削除する信号データ削除手段とを前記論理シミ
ュレータに備えている。
【0009】すなわち、本発明の論理シュミレーション
システムは、論理シミュレータに波形出力優先順位設定
手段及び信号データ削除手段を付加し、波形出力優先順
位設定手段によって優先順位を付加し、設定された優先
順位が低い順から信号データ削除手段によって結果ファ
イルから信号データを削除している。
【0010】上記のように、波形出力優先順位設定手段
によって外部からの指示内容に基づいて各信号に優先順
位を付加し、設定された優先順位が低い順から、信号デ
ータ削除手段によって結果ファイルから信号データを削
除することによって、ファイル容量超過による全信号に
対するデータ削除を避け、優先度が低い信号のみを削除
することで、シミュレーション結果の正当性を容易に確
認することが可能となる。
【0011】また、出力波形ファイルに対して出力する
信号に優先順位を付加する機能を持つことによって、シ
ミュレーション実行中にファイル制限を越えた場合で
も、優先順位が高い信号のデータが確認可能となるの
で、ファイル容量の制限を越えたためにデータを確認す
ることができないことで生じるシミュレーション再実行
の時間を減らすことが可能となり、検証時間が短縮可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る論理シュミレーションシステムの構成を示すブロック
図である。図1において、本発明の一実施例による論理
シュミレーションシステムはシミュレーションを実行す
る論理シミュレータ1と、論理シミュレータ1の入力と
なる入力波形を蓄積する入力波形ファイル2と、シミュ
レーションを行う対象となる入力回路情報を蓄積する入
力回路ファイル3と、論理シミュレータ1のシミュレー
ション結果を出力する出力波形ファイル4とから構成さ
れている。
【0013】また、論理シュミレータ1には図示せぬ入
力装置等からの指示内容に基づいて出力波形ファイル4
に出力する波形の優先順位を指定する波形出力優先順位
設定手段11と、ファイル容量を超えた場合に出力波形
ファイル4の信号データを削除する信号データ削除手段
12とを備えている。
【0014】図2は図1の論理シミュレータ1によるシ
ミュレーション動作を示すフローチャートである。これ
ら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による論理
シュミレーションシステムの動作について説明する。
【0015】まず、シミュレーションを行う前に、論理
シミュレータ1においては波形出力優先順位設定手段1
1を用いて出力波形ファイル4の容量指定と波形出力す
る信号選択及び優先順位とが設定される。論理シミュレ
ータ1には入力装置等から出力波形ファイル4の容量が
指定される(図2ステップS1)。本発明の一実施例に
よる論理シュミレーションシステムでは出力波形ファイ
ル4の容量が指定された場合にのみ、優先順位による信
号データ削除の処理を行う。
【0016】論理シミュレータ1は出力波形ファイル4
に出力する信号を選択し、入力装置等からの指示内容に
基づいて優先順位を指定する(図2ステップS2)。こ
こで、出力波形ファイル4に保存したい信号に対しては
優先順位を高く設定する。
【0017】この後に、論理シミュレータ1はシミュレ
ーションを開始し(図2ステップS3)、シミュレーシ
ョン実行中に出力波形ファイル4が上記のステップS1
で指定されたファイル容量を超えたかどうかを確認する
(図2ステップS4)。
【0018】論理シミュレータ1は出力波形ファイル4
が指定されたファイル容量を超えた場合、設定された優
先順位を参照し、信号データ削除手段12を用いて低い
優先順位の信号を出力波形ファイル4から削除する(図
2ステップS5)。
【0019】論理シミュレータ1はシミュレーションが
継続するかどうかを確認し(図2ステップS6)、終了
していない場合には上記のステップS4,S5の処理を
繰り返し行う。論理シミュレータ1はシミュレーション
の終了を確認した場合、シミュレーションを終了とし
(図2ステップS7)、全ての処理を終了とする。
【0020】図3(a)はファイル容量を超えない場合
の出力波形ファイル4への蓄積動作を示すタイミングチ
ャートであり、図3(b)は従来手法でファイル容量を
超えた場合の出力波形ファイル4への蓄積動作を示すタ
イミングチャートであり、図3(c)は本発明の手法で
ファイル容量を超えた場合の出力波形ファイル4への蓄
積動作を示すタイミングチャートである。この図3を参
照して信号データの削除処理について説明する。
【0021】図3において、SIG1はCLOCK,S
IG2と比較して低い優先順位が設定されている。その
ため、指定されたファイル容量を出力波形ファイル4の
蓄積容量が越えた場合、信号データ削除手段12によっ
てSIG1の信号データが削除される「図3(c)参
照]。
【0022】このように、波形出力優先順位設定手段1
1によって各信号に優先順位を付加し、設定された優先
順位が低い順から信号データ削除手段12によって出力
波形ファイル4から信号データを削除することによっ
て、ファイル容量超過による全信号に対するデータ削除
を避け、優先度が低い信号のみを削除することで、シミ
ュレーション結果の正当性を容易に確認することができ
る。
【0023】また、出力波形ファイル4における出力信
号に優先順位を付加する波形出力優先順位設定手段11
を持つことによって、シミュレーション実行中に出力波
形ファイル4がファイル制限を越えた場合でも、優先順
位が高い信号のデータを確認することができるので、出
力波形ファイル4がファイル容量の制限を越えたために
データを確認することにできないことによって生じるシ
ミュレーション再実行の時間を減らすことができ、検証
時間を短縮することができる[図3(a)〜(c)参
照]。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、論
理シミュレータで行った論理シュミレーションの結果を
結果ファイルに蓄積する論理シュミレーションシステム
において、論理シミュレータから出力する信号の優先順
位を設定する波形出力優先順位設定手段と、波形出力優
先順位設定手段で設定された優先順位の低い順から結果
ファイルの信号データを削除する信号データ削除手段と
を論理シミュレータに設けることによって、シミュレー
ション結果の正当性を容易に確認することができ、シミ
ュレーション再実行の時間を減らして検証時間を短縮す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による論理シュミレーション
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の論理シミュレータによるシミュレーショ
ン動作を示すフローチャートである。
【図3】(a)はファイル容量を超えない場合の出力波
形ファイル4への蓄積動作を示すタイミングチャート、
(b)は従来手法でファイル容量を超えた場合の出力波
形ファイル4への蓄積動作を示すタイミングチャート、
(c)は本発明の手法でファイル容量を超えた場合の出
力波形ファイル4への蓄積動作を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 論理シミュレータ 2 入力波形ファイル 3 入力回路ファイル 4 出力波形ファイル 11 波形出力優先順位設定手段 12 信号データ削除手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理シミュレータで行った論理シュミレ
    ーションの結果を結果ファイルに蓄積する論理シュミレ
    ーションシステムであって、前記論理シミュレータから
    出力する信号の優先順位を設定する波形出力優先順位設
    定手段と、前記波形出力優先順位設定手段で設定された
    優先順位の低い順から前記結果ファイルの信号データを
    削除する信号データ削除手段とを前記論理シミュレータ
    に有することを特徴とする論理シュミレーションシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記波形出力優先順位設定手段は、外部
    からの指示内容に基づいて前記優先順位を設定するよう
    構成したことを特徴とする請求項1記載の論理シュミレ
    ーションシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012105013A1 (ja) * 2011-02-02 2012-08-09 富士通株式会社 回路設計支援装置、回路設計支援プログラムおよび回路設計支援方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012105013A1 (ja) * 2011-02-02 2012-08-09 富士通株式会社 回路設計支援装置、回路設計支援プログラムおよび回路設計支援方法
JPWO2012105013A1 (ja) * 2011-02-02 2014-07-03 富士通株式会社 回路設計支援装置、回路設計支援プログラムおよび回路設計支援方法

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