JP2002163227A - 情報処理システム - Google Patents
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- JP2002163227A JP2002163227A JP2000362414A JP2000362414A JP2002163227A JP 2002163227 A JP2002163227 A JP 2002163227A JP 2000362414 A JP2000362414 A JP 2000362414A JP 2000362414 A JP2000362414 A JP 2000362414A JP 2002163227 A JP2002163227 A JP 2002163227A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理能力増強の為の追加装置を接続可能とし
た情報処理システムに関し、既設の装置の処理を中断す
ることなく、追加装置を組み込み可能とする。 【解決手段】 既設装置1に含まれるプロセッサCPU
1,CPU2,CPU3と設定ファイルF1,F2,F
3とを有する装置1a,1b,1cに、追加装置2を組
み込む為の動的組み込み用ポートP1,P2,P3と、
この動的組み込み用ポートP1,P2,P3に組み込み
要求があった時に、認証処理を行い、認証結果の応答に
以後の通信に使用するポート番号等を含めて応答する手
段とを備え、追加装置2は、動的組み込み用ポートに対
する組み込み要求を送出する為の情報を設定する設定フ
ァイルF4を備えている。
た情報処理システムに関し、既設の装置の処理を中断す
ることなく、追加装置を組み込み可能とする。 【解決手段】 既設装置1に含まれるプロセッサCPU
1,CPU2,CPU3と設定ファイルF1,F2,F
3とを有する装置1a,1b,1cに、追加装置2を組
み込む為の動的組み込み用ポートP1,P2,P3と、
この動的組み込み用ポートP1,P2,P3に組み込み
要求があった時に、認証処理を行い、認証結果の応答に
以後の通信に使用するポート番号等を含めて応答する手
段とを備え、追加装置2は、動的組み込み用ポートに対
する組み込み要求を送出する為の情報を設定する設定フ
ァイルF4を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理能力を増強す
る時に、情報処理を停止することなく、新規の追加装置
の組み込みを可能とした情報処理システムに関する。
る時に、情報処理を停止することなく、新規の追加装置
の組み込みを可能とした情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は情報処理システムの説明図であ
り、監視システムに適用した場合を示し、41は情報受
信装置、42はデータ管理装置、43はデータベース、
44は表示装置、45はシステム配信装置、46は交換
網、47はLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)、48−1〜48−4は各部の状態変化等を検出し
て通報する為のセンサを示す。
り、監視システムに適用した場合を示し、41は情報受
信装置、42はデータ管理装置、43はデータベース、
44は表示装置、45はシステム配信装置、46は交換
網、47はLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)、48−1〜48−4は各部の状態変化等を検出し
て通報する為のセンサを示す。
【0003】情報受信装置41と、データ管理装置42
と、データベース43と、表示装置44と、システム配
信装置45とを含む構成によって、監視システムに於け
る監視センタ等が構成されている。又センサ48−1〜
48−4は被監視部対応に配置され、センサ48−1,
48−2は交換網46を介して、又センサ48−3はL
AN47を介して、又センサ48−4は直接的に情報受
信装置41と接続された状態を示し、各センサの検出情
報を情報受信装置41へ伝送する。この情報受信装置4
1により受信した検出情報をデータ管理装置42に転送
し、処理結果を表示装置44に表示し、又データベース
43に格納する。又必要に応じてシステム配信装置45
から他のシステムへ配信する。
と、データベース43と、表示装置44と、システム配
信装置45とを含む構成によって、監視システムに於け
る監視センタ等が構成されている。又センサ48−1〜
48−4は被監視部対応に配置され、センサ48−1,
48−2は交換網46を介して、又センサ48−3はL
AN47を介して、又センサ48−4は直接的に情報受
信装置41と接続された状態を示し、各センサの検出情
報を情報受信装置41へ伝送する。この情報受信装置4
1により受信した検出情報をデータ管理装置42に転送
し、処理結果を表示装置44に表示し、又データベース
43に格納する。又必要に応じてシステム配信装置45
から他のシステムへ配信する。
【0004】被監視部が次第に増加すると、情報受信装
置41により受信する検出情報量が増加する。この情報
受信装置41の処理能力にも限界があるから、被監視部
を増加するに伴って、大きな処理能力を有する情報受信
装置に交換するか、又は新規に情報受信装置を追加する
ことが考えられる。
置41により受信する検出情報量が増加する。この情報
受信装置41の処理能力にも限界があるから、被監視部
を増加するに伴って、大きな処理能力を有する情報受信
装置に交換するか、又は新規に情報受信装置を追加する
ことが考えられる。
【0005】例えば、図5の(A)に示すように、デー
タ管理装置42に接続した情報受信装置41の受信処理
能力を超えるような個数にセンサが追加されると、過負
荷状態となり、正常な受信処理が不可能となる。そこ
で、(B)に示すように、情報受信装置(既設)41に
対して、情報受信装置(新設)41aを追加し、この情
報受信装置41aにより、追加分のセンサからの検出情
報を受信処理するように接続替えを行うことが考えられ
ている。この場合、データ管理装置42に対して情報受
信装置41aを接続し、この情報受信装置41aにより
受信処理した検出情報をデータ管理装置42に転送して
処理できるようにする必要がある。
タ管理装置42に接続した情報受信装置41の受信処理
能力を超えるような個数にセンサが追加されると、過負
荷状態となり、正常な受信処理が不可能となる。そこ
で、(B)に示すように、情報受信装置(既設)41に
対して、情報受信装置(新設)41aを追加し、この情
報受信装置41aにより、追加分のセンサからの検出情
報を受信処理するように接続替えを行うことが考えられ
ている。この場合、データ管理装置42に対して情報受
信装置41aを接続し、この情報受信装置41aにより
受信処理した検出情報をデータ管理装置42に転送して
処理できるようにする必要がある。
【0006】又複数の装置から構成された前述の監視セ
ンタ等に於いては、複数の装置間で相互に通信できるよ
うに接続することになり、前述のように、処理能力増強
の為に、新規に装置を追加することがある。その場合、
追加装置と既設の装置との間で通信できるように接続す
る必要がある。例えば、図6に示すように、装置61
a,61bを含む既設装置61(既設システム)に対し
て、追加装置62を接続する場合、装置61aは、追加
装置62のポートPAを認識して通信する必要があり、
又装置61bは、追加装置62のポートPBを認識して
通信する必要がある。又追加装置62も、装置61aの
ポートPCを認識して通信し、装置61bのポートPD
を認識して通信する必要がある。
ンタ等に於いては、複数の装置間で相互に通信できるよ
うに接続することになり、前述のように、処理能力増強
の為に、新規に装置を追加することがある。その場合、
追加装置と既設の装置との間で通信できるように接続す
る必要がある。例えば、図6に示すように、装置61
a,61bを含む既設装置61(既設システム)に対し
て、追加装置62を接続する場合、装置61aは、追加
装置62のポートPAを認識して通信する必要があり、
又装置61bは、追加装置62のポートPBを認識して
通信する必要がある。又追加装置62も、装置61aの
ポートPCを認識して通信し、装置61bのポートPD
を認識して通信する必要がある。
【0007】例えば、図5の(B)に示すように、監視
システムの処理能力増強の為に、情報受信装置41aを
追加した場合、この情報受信装置41aは追加装置62
に相当し、既設の情報受信装置41は既設の装置61a
に相当し、データ管理装置42は、既設の装置61bに
相当する構成として示すことができ、この場合の追加装
置62を、既設の装置61a,61bがそれぞれのアド
レスやポート番号を認識して通信する必要がある。
システムの処理能力増強の為に、情報受信装置41aを
追加した場合、この情報受信装置41aは追加装置62
に相当し、既設の情報受信装置41は既設の装置61a
に相当し、データ管理装置42は、既設の装置61bに
相当する構成として示すことができ、この場合の追加装
置62を、既設の装置61a,61bがそれぞれのアド
レスやポート番号を認識して通信する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すような構成
の従来の監視システムに於いては、情報受信装置41か
らの情報を処理するデータ管理装置42は、如何なる緊
急事態が発生するか判らないので、動作を停止しない構
成とすることが要望されている。
の従来の監視システムに於いては、情報受信装置41か
らの情報を処理するデータ管理装置42は、如何なる緊
急事態が発生するか判らないので、動作を停止しない構
成とすることが要望されている。
【0009】しかし、図5に示すように、情報受信装置
を追加接続する場合に、データ管理装置42との間で通
信できるように接続することになるが、データ管理装置
42のOS(オペレーション・システム)は、増設を考
慮して構成されていないので、新設情報受信装置41b
との間で通信を行う為に、図6について説明したよう
に、通信相手のポート番号やアドレス等を設定する必要
があった。即ち、図5に於ける追加した情報受信装置4
1aをデータ管理装置42に認識させる為に、この情報
受信装置41aのアドレスやポート番号を、データ管理
装置42に設定する必要があった。その為に、どうして
もデータ管理装置42の動作を一時的に停止させる必要
があった。本発明は、装置増設に伴う既設装置の動作を
停止することなく、増設を可能とすることを目的とす
る。
を追加接続する場合に、データ管理装置42との間で通
信できるように接続することになるが、データ管理装置
42のOS(オペレーション・システム)は、増設を考
慮して構成されていないので、新設情報受信装置41b
との間で通信を行う為に、図6について説明したよう
に、通信相手のポート番号やアドレス等を設定する必要
があった。即ち、図5に於ける追加した情報受信装置4
1aをデータ管理装置42に認識させる為に、この情報
受信装置41aのアドレスやポート番号を、データ管理
装置42に設定する必要があった。その為に、どうして
もデータ管理装置42の動作を一時的に停止させる必要
があった。本発明は、装置増設に伴う既設装置の動作を
停止することなく、増設を可能とすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、図1を参照して説明すると、既設装置1に対して
装置2を追加接続を可能とした情報処理システムであっ
て、既設の装置1は、動的組み込み用ポートP1,P
2,P3と、動的組み込み用ポートP1,P2,P3に
対する組み込み要求を受信して、組み込み可能か否かの
認証処理を行い、認証結果の応答に以後の通信のポート
番号等を含めて応答する手段とを備え、追加装置2は、
動的組み込み用ポートに対して、組み込み要求を送出す
る情報を設定する設定ファイルF4を備えている。
ムは、図1を参照して説明すると、既設装置1に対して
装置2を追加接続を可能とした情報処理システムであっ
て、既設の装置1は、動的組み込み用ポートP1,P
2,P3と、動的組み込み用ポートP1,P2,P3に
対する組み込み要求を受信して、組み込み可能か否かの
認証処理を行い、認証結果の応答に以後の通信のポート
番号等を含めて応答する手段とを備え、追加装置2は、
動的組み込み用ポートに対して、組み込み要求を送出す
る情報を設定する設定ファイルF4を備えている。
【0011】又複数の前記既設の装置の中の1台をメイ
ン装置とし、このメイン装置に動的組み込み用ポート及
び組み込み要求処理の手段を設けることができる。又メ
イン装置は、組み込み要求を受け入れた時に、この組み
込み要求を行った追加装置の情報を、既設の他の装置へ
通知する手段を備えている。
ン装置とし、このメイン装置に動的組み込み用ポート及
び組み込み要求処理の手段を設けることができる。又メ
イン装置は、組み込み要求を受け入れた時に、この組み
込み要求を行った追加装置の情報を、既設の他の装置へ
通知する手段を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の要部
説明図であり、装置1a,1b,1cを含む既設装置1
(既設システム)に対して、追加装置2を組み込む場合
について示すもので、既設装置1としての各装置1a,
1b,1cは、それぞれプロセッサCPU1,CPU
2,CPU3と、設定ファイルF1,F2,F3と、動
的組み込み用ポートP1,P2,P3とを含む構成を有
し、それぞれの間で通信可能となるように接続された状
態の概略を示している。又追加装置2も、プロセッサC
PU4と、設定ファイルF4と、ポートP4とを含む構
成を有するものである。
説明図であり、装置1a,1b,1cを含む既設装置1
(既設システム)に対して、追加装置2を組み込む場合
について示すもので、既設装置1としての各装置1a,
1b,1cは、それぞれプロセッサCPU1,CPU
2,CPU3と、設定ファイルF1,F2,F3と、動
的組み込み用ポートP1,P2,P3とを含む構成を有
し、それぞれの間で通信可能となるように接続された状
態の概略を示している。又追加装置2も、プロセッサC
PU4と、設定ファイルF4と、ポートP4とを含む構
成を有するものである。
【0013】装置1a,1b,1cは、動的組み込み用
ポートP1,P2,P3に組み込み要求の着信があった
時に、送信元アドレス,ポート番号等を基に正規の装置
であるか否かの認証を行い、正規の装置の場合に、追加
装置として、相互に通信できるように設定し、組み込み
要求の装置に対して応答して、追加装置2をシステム内
に組み込むOS(オペレーション・システム)(手段)
を備えている。なお、この動的組み込み用ポートの機能
は、例えば、既設装置1が、複数の装置1a,1b,1
cにより構成されている場合、その中の1台をメイン装
置とし、そのメイン装置にのみ設けることができる。
ポートP1,P2,P3に組み込み要求の着信があった
時に、送信元アドレス,ポート番号等を基に正規の装置
であるか否かの認証を行い、正規の装置の場合に、追加
装置として、相互に通信できるように設定し、組み込み
要求の装置に対して応答して、追加装置2をシステム内
に組み込むOS(オペレーション・システム)(手段)
を備えている。なお、この動的組み込み用ポートの機能
は、例えば、既設装置1が、複数の装置1a,1b,1
cにより構成されている場合、その中の1台をメイン装
置とし、そのメイン装置にのみ設けることができる。
【0014】又設定ファイルF1,F2,F3,F4
は、送信元アドレス,送信先アドレス,ポート番号等を
設定するもので、既設装置1の各装置1a,1b,1c
の設定ファイルF1,F2,F3には、それぞれ他の装
置を送信先としたアドレスやポート番号が設定されてい
る。従って、既設装置1内の各装置1a,1b,1c間
では、相互に通信が可能となっている。しかし、追加装
置2の設定ファイルF4には、既設装置1内の各装置1
a,1b,1cのアドレスやポート番号等は設定されて
いない。
は、送信元アドレス,送信先アドレス,ポート番号等を
設定するもので、既設装置1の各装置1a,1b,1c
の設定ファイルF1,F2,F3には、それぞれ他の装
置を送信先としたアドレスやポート番号が設定されてい
る。従って、既設装置1内の各装置1a,1b,1c間
では、相互に通信が可能となっている。しかし、追加装
置2の設定ファイルF4には、既設装置1内の各装置1
a,1b,1cのアドレスやポート番号等は設定されて
いない。
【0015】そこで、追加装置2を既設装置1に組み込
む場合、装置1bがメイン装置であるとすると、この装
置1bの動的組み込み用ポートP2に対して組み込み要
求を送出できるように、装置1bのアドレスと動的組み
込み用ポート番号と、自装置2のアドレスやポート番号
等を設定ファイルF4に設定する。
む場合、装置1bがメイン装置であるとすると、この装
置1bの動的組み込み用ポートP2に対して組み込み要
求を送出できるように、装置1bのアドレスと動的組み
込み用ポート番号と、自装置2のアドレスやポート番号
等を設定ファイルF4に設定する。
【0016】そして、プロセッサCPU4の制御によっ
て、設定ファイルF4の設定内容に従った組み込み要求
を送出する。この組み込み要求の送信先アドレスが装置
1bであり、動的組み込み用ポートP2が指定されるか
ら、装置1bは、追加された装置からの組み込み要求と
判定し、正規の装置か否かの認証を行い、認証が得られ
ると、この追加装置2に対して、以後の通信についての
送信先アドレスやポート番号を含む応答を送出する。な
お、装置1bに於いては、動的組み込み用ポートP2を
その後の通信にも使用する場合や、或いは他のポートを
使用することができるから、応答にはポート番号を含め
て追加装置2に通知する。
て、設定ファイルF4の設定内容に従った組み込み要求
を送出する。この組み込み要求の送信先アドレスが装置
1bであり、動的組み込み用ポートP2が指定されるか
ら、装置1bは、追加された装置からの組み込み要求と
判定し、正規の装置か否かの認証を行い、認証が得られ
ると、この追加装置2に対して、以後の通信についての
送信先アドレスやポート番号を含む応答を送出する。な
お、装置1bに於いては、動的組み込み用ポートP2を
その後の通信にも使用する場合や、或いは他のポートを
使用することができるから、応答にはポート番号を含め
て追加装置2に通知する。
【0017】追加装置2は、装置1bからの応答情報を
基に設定ファイルF4に、装置1bとの間で通信が可能
となる送信先アドレスやポート番号を設定する。又装置
1bは、既設の他の装置1a,1cに対して、新たに組
み込まれた追加装置2の情報を通知する。従って、装置
1a,1cから追加装置2に対して送信することが可能
となる。この時点では、追加装置2の設定ファイルF4
には、装置1a,1cの情報は設定されていない。しか
し、装置1bの本来の処理を中断することなく、前述の
組み込み要求を処理することができる。
基に設定ファイルF4に、装置1bとの間で通信が可能
となる送信先アドレスやポート番号を設定する。又装置
1bは、既設の他の装置1a,1cに対して、新たに組
み込まれた追加装置2の情報を通知する。従って、装置
1a,1cから追加装置2に対して送信することが可能
となる。この時点では、追加装置2の設定ファイルF4
には、装置1a,1cの情報は設定されていない。しか
し、装置1bの本来の処理を中断することなく、前述の
組み込み要求を処理することができる。
【0018】そして、装置1a,1cから追加装置2に
対して通信することによって、その送信元アドレスとポ
ート番号とを含む情報が付加されているから、追加装置
2は、装置1a,1cのアドレスやポート番号を認識で
きる。そこで、これらの情報を設定ファイルF4に設定
する。この状態となると、追加装置2は、既設装置1の
各装置1a,1b,1cとの間で通信可能の状態とな
る。
対して通信することによって、その送信元アドレスとポ
ート番号とを含む情報が付加されているから、追加装置
2は、装置1a,1cのアドレスやポート番号を認識で
きる。そこで、これらの情報を設定ファイルF4に設定
する。この状態となると、追加装置2は、既設装置1の
各装置1a,1b,1cとの間で通信可能の状態とな
る。
【0019】図2は設定ファイルの説明図であり、装置
1a,1b,1c対応の設定ファイルF1,F2,F3
の動的組み込み用ポートP1,P2,P3に関する設定
内容の一例と、追加装置2の設定ファイルF4のポート
P4を既設の装置に接続して組み込みを行う場合の設定
内容の一例を示す。即ち、既設の装置1a,1b,1c
対応に動的組み込み用ポートP1,P2,P3を有する
場合、設定ファイルF1,F2,F3の動的組み込み用
ポートについての設定情報は、ホスト名、例えば、HO
ST1,HOST2,HOST3と、IP(Internet
Protocol )アドレス、例えば、1.1.1.1,2.
2.2.2,3.3.3.3と、動的組み込み用ポート
番号、例えば、1111,2222,3333とを設定
し、各装置1a,1b,1cは、動的込み込み用ポート
P1,P2,P3に組み込み要求の着信があった場合
に、送信元の認証等による組み込み処理を実行する前述
のOSを備えている。
1a,1b,1c対応の設定ファイルF1,F2,F3
の動的組み込み用ポートP1,P2,P3に関する設定
内容の一例と、追加装置2の設定ファイルF4のポート
P4を既設の装置に接続して組み込みを行う場合の設定
内容の一例を示す。即ち、既設の装置1a,1b,1c
対応に動的組み込み用ポートP1,P2,P3を有する
場合、設定ファイルF1,F2,F3の動的組み込み用
ポートについての設定情報は、ホスト名、例えば、HO
ST1,HOST2,HOST3と、IP(Internet
Protocol )アドレス、例えば、1.1.1.1,2.
2.2.2,3.3.3.3と、動的組み込み用ポート
番号、例えば、1111,2222,3333とを設定
し、各装置1a,1b,1cは、動的込み込み用ポート
P1,P2,P3に組み込み要求の着信があった場合
に、送信元の認証等による組み込み処理を実行する前述
のOSを備えている。
【0020】又追加装置2の設定ファイルF4は、ポー
トP4を用いて例えば装置1bに接続する場合、自ホス
ト名:HOSTX、自IPアドレス:9.9.9.9、
接続先情報として、同一システム構成装置ファイルの接
続先ホスト名:HOST2、ホスト定義ファイル(/e
tc/inet/hosts)のIPアドレス:HOS
T2=2.2.2.2、動的組み込み用ポート:222
2を設定する。
トP4を用いて例えば装置1bに接続する場合、自ホス
ト名:HOSTX、自IPアドレス:9.9.9.9、
接続先情報として、同一システム構成装置ファイルの接
続先ホスト名:HOST2、ホスト定義ファイル(/e
tc/inet/hosts)のIPアドレス:HOS
T2=2.2.2.2、動的組み込み用ポート:222
2を設定する。
【0021】この設定内容に従って、追加装置2は、装
置1bの動的組み込み用ポートP2に対して組み込み要
求を送出する。即ち、接続先IPアドレス:2.2.
2.2と、動的組み込み用ポート番号:2222とを含
むヘッダを有する組み込み要求を送出する。装置1b
は、動的組み込み用ポートP2に対する組み込み要求の
着信があると、設定ファイルF2に格納された既設の装
置についての情報を基に、重複した組み込み要求である
か、又は新規に追加した装置等の追加接続を許容できる
装置であるか否かを判定し、組み込みを行っても良い装
置の場合に、動的組み込み用ポートP2を引き続き通常
処理の為の通信に使用する場合は、この動的組み込み用
ポートP2の番号を用いて応答し、又動的組み込み用ポ
ートP2以外の他のポートを、以後の通常処理の為の通
信に使用する場合は、そのポート番号を用いて応答す
る。追加装置2は、この応答情報に含まれるポート番号
を設定ファイルF4に設定して、以後の装置1bに対す
る通信は、この設定したポート番号に対して行うことに
なる。
置1bの動的組み込み用ポートP2に対して組み込み要
求を送出する。即ち、接続先IPアドレス:2.2.
2.2と、動的組み込み用ポート番号:2222とを含
むヘッダを有する組み込み要求を送出する。装置1b
は、動的組み込み用ポートP2に対する組み込み要求の
着信があると、設定ファイルF2に格納された既設の装
置についての情報を基に、重複した組み込み要求である
か、又は新規に追加した装置等の追加接続を許容できる
装置であるか否かを判定し、組み込みを行っても良い装
置の場合に、動的組み込み用ポートP2を引き続き通常
処理の為の通信に使用する場合は、この動的組み込み用
ポートP2の番号を用いて応答し、又動的組み込み用ポ
ートP2以外の他のポートを、以後の通常処理の為の通
信に使用する場合は、そのポート番号を用いて応答す
る。追加装置2は、この応答情報に含まれるポート番号
を設定ファイルF4に設定して、以後の装置1bに対す
る通信は、この設定したポート番号に対して行うことに
なる。
【0022】又装置1bは、追加装置2からの組み込み
要求に含まれているIPアドレスとポート番号とを設定
ファイルF2に設定すると共に、既設の装置1a,1c
に対して通知する。それにより、既設の装置1a,1c
は、追加装置2に対して通信することができる。なお、
既設の装置1a,1cからの通信がないと、追加装置2
は、装置1bとの間の通信が可能の状態を継続すること
になる。そして、例えは、装置1aからの通信がある
と、装置1aのアドレスやポート番号を認識できるか
ら、追加装置2の設定ファイルF4にこれを設定し、以
後は、装置1aに対して送信することができる。
要求に含まれているIPアドレスとポート番号とを設定
ファイルF2に設定すると共に、既設の装置1a,1c
に対して通知する。それにより、既設の装置1a,1c
は、追加装置2に対して通信することができる。なお、
既設の装置1a,1cからの通信がないと、追加装置2
は、装置1bとの間の通信が可能の状態を継続すること
になる。そして、例えは、装置1aからの通信がある
と、装置1aのアドレスやポート番号を認識できるか
ら、追加装置2の設定ファイルF4にこれを設定し、以
後は、装置1aに対して送信することができる。
【0023】図3は本発明の実施の形態のシーケンス説
明図であり、既設の装置1a,1b,1cの中の装置1
bをメイン装置とし、追加装置2を組み込む場合を示
し、追加装置2は、前述のように、装置1bの動的組み
込み用ポートP2に対して組み込み要求を送出する。こ
の場合の送信先ポートはP2、送信元ポートはP4とな
る。
明図であり、既設の装置1a,1b,1cの中の装置1
bをメイン装置とし、追加装置2を組み込む場合を示
し、追加装置2は、前述のように、装置1bの動的組み
込み用ポートP2に対して組み込み要求を送出する。こ
の場合の送信先ポートはP2、送信元ポートはP4とな
る。
【0024】装置1bは、動的組み込み用ポートP2に
よって受信した組み込み要求によって、プロセッサCP
U2は、設定ファイルF2を参照して、重複組み込み要
求か否か、或いは、システム内で追加が許容されていな
い機種等であるか否か等の認証処理を行い、認証が得ら
れると、追加装置2に対して、以後の通信を行う為のポ
ート番号を含み応答を送出する。この応答情報を設定フ
ァイルF4に設定し、追加装置2は、少なくとも装置1
bとの間で通信が可能となる。
よって受信した組み込み要求によって、プロセッサCP
U2は、設定ファイルF2を参照して、重複組み込み要
求か否か、或いは、システム内で追加が許容されていな
い機種等であるか否か等の認証処理を行い、認証が得ら
れると、追加装置2に対して、以後の通信を行う為のポ
ート番号を含み応答を送出する。この応答情報を設定フ
ァイルF4に設定し、追加装置2は、少なくとも装置1
bとの間で通信が可能となる。
【0025】そして、装置1bは、追加装置2の情報
を、既設の装置1a,1cに通知する。各装置1a,1
cは、それぞれ設定ファイルF1,F3に、追加装置2
の情報を設定する。従って、装置1aは、追加装置2に
対して送信すると、追加装置2は、装置1aからの情報
に含まれる送信元アドレスやポート番号を設定ファイル
F4に設定し、装置1aに応答することができる。又装
置1cからの通信があった場合も同様にして、装置1c
へ応答することができる。この状態となると、追加装置
2の設定ファイルF4は、既設の装置1a,1b,1c
との間で通信が可能となるアドレスやポート番号等が設
定された状態となる。
を、既設の装置1a,1cに通知する。各装置1a,1
cは、それぞれ設定ファイルF1,F3に、追加装置2
の情報を設定する。従って、装置1aは、追加装置2に
対して送信すると、追加装置2は、装置1aからの情報
に含まれる送信元アドレスやポート番号を設定ファイル
F4に設定し、装置1aに応答することができる。又装
置1cからの通信があった場合も同様にして、装置1c
へ応答することができる。この状態となると、追加装置
2の設定ファイルF4は、既設の装置1a,1b,1c
との間で通信が可能となるアドレスやポート番号等が設
定された状態となる。
【0026】又複数の既設の装置の中の1台をメイン装
置とした場合、このメイン装置に障害が発生するまで
は、メイン装置として追加装置の組み込み処理を行うも
のであり、従って、メイン装置の設定ファイルは、シス
テム内の全装置のアドレス等の情報が設定されている。
又送信先アドレスや送信元アドレスとしてIPアドレス
を例として示しているが、MACアドレス等を用いたシ
ステムとすることも可能である。
置とした場合、このメイン装置に障害が発生するまで
は、メイン装置として追加装置の組み込み処理を行うも
のであり、従って、メイン装置の設定ファイルは、シス
テム内の全装置のアドレス等の情報が設定されている。
又送信先アドレスや送信元アドレスとしてIPアドレス
を例として示しているが、MACアドレス等を用いたシ
ステムとすることも可能である。
【0027】前述のように、追加装置2を動的組み込み
用ポートP2に接続する構成として組み込み要求を行う
もので、例えば、図5の(B)の情報受信装置41aを
追加して、データ管理装置42に接続する場合、データ
管理装置42に動的組み込み用ポートを形成し、この動
的組み込み用ポートに、情報受信装置41aを接続して
組み込み要求を行うことにより、データ管理装置42
は、既設の情報受信装置41から転送された情報の処理
を中断することなく、情報受信装置41aの追加を可能
とすることができる。
用ポートP2に接続する構成として組み込み要求を行う
もので、例えば、図5の(B)の情報受信装置41aを
追加して、データ管理装置42に接続する場合、データ
管理装置42に動的組み込み用ポートを形成し、この動
的組み込み用ポートに、情報受信装置41aを接続して
組み込み要求を行うことにより、データ管理装置42
は、既設の情報受信装置41から転送された情報の処理
を中断することなく、情報受信装置41aの追加を可能
とすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、既設装
置1に動的組み込み用ポートと、この動的組み込み用ポ
ートに組み込み要求があった時に、認証処理や応答処理
を行う手段(OS)を備えて、追加装置2は、動的組み
込み用ポートに対して組み込み要求を行う為の情報を設
定ファイルF4に設定し、組み込み要求を行うもので、
既設装置1の処理を中断することなく、追加装置2の組
み込みが可能となる利点がある。従って、各種の情報処
理システム、特に、無停止が要求される各種監視システ
ムに於ける処理能力の増強が必要の時に、監視処理を中
断することなく、追加装置の組み込みが可能となる。
置1に動的組み込み用ポートと、この動的組み込み用ポ
ートに組み込み要求があった時に、認証処理や応答処理
を行う手段(OS)を備えて、追加装置2は、動的組み
込み用ポートに対して組み込み要求を行う為の情報を設
定ファイルF4に設定し、組み込み要求を行うもので、
既設装置1の処理を中断することなく、追加装置2の組
み込みが可能となる利点がある。従って、各種の情報処
理システム、特に、無停止が要求される各種監視システ
ムに於ける処理能力の増強が必要の時に、監視処理を中
断することなく、追加装置の組み込みが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態の要部説明図である。
【図2】設定ファイルの説明図である。
【図3】本発明の実施の形態のシーケンス説明図であ
る。
る。
【図4】情報処理システムの説明図である。
【図5】装置増設の説明図である。
【図6】追加接続構成の概要説明図である。
1 既設装置 2 追加装置 1a,1b,1c 装置 P1,P2,P3 動的組み込み用ポート P4 ポート F1,F2,F3,F4 設定ファイル CPU プロセッサ
Claims (3)
- 【請求項1】 既設の装置に対して装置を追加接続を可
能とした情報処理システムに於いて、 前記既設の装置は、動的組み込み用ポートと、該動的組
み込み用ポートに対する組み込み要求を受信して、組み
込み可能か否かの認証処理を行い、認証結果の応答に以
後の通信のポート番号等を含めて応答する手段とを備
え、 前記追加装置は、前記動的組み込み用ポートに対して、
組み込み要求を送出する情報を設定する設定ファイルを
備えたことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項2】 複数の前記既設の装置の中の1台をメイ
ン装置とし、該メイン装置に前記動的組み込み用ポート
及び組み込み要求処理の手段を設けたことを特徴とする
請求項1記載の情報処理システム。 - 【請求項3】 前記メイン装置は、組み込み要求を受け
入れた時に、該組み込み要求を行った追加装置の情報
を、既設の他の装置へ通知する手段を備えたことを特徴
とする請求項2記載の情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362414A JP2002163227A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362414A JP2002163227A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163227A true JP2002163227A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18833693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000362414A Pending JP2002163227A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163227A (ja) |
-
2000
- 2000-11-29 JP JP2000362414A patent/JP2002163227A/ja active Pending
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