JP2002163137A - 変更ログを統合化および最適化する方法 - Google Patents
変更ログを統合化および最適化する方法Info
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- Y10S707/99952—Coherency, e.g. same view to multiple users
- Y10S707/99953—Recoverability
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリ格納空間をより効率的に利用し、か
つ、同期処理速度を向上させる、変更ログの統合化およ
び最適化を行うこと。 【解決手段】 本発明は、データ転送および同期システ
ムにおけるクライアント装置のアプリケーションデータ
・アプリケーションファイルを更新・同期させるため
の、変更ログ統合化・最適化メカニズムおよび方法を提
供する。クライアント装置のアプリケーションデータへ
の現在の変更事項を反映する複数の変更ログの内容は、
ダウンロードされて統合化ログに合併される。この後、
各変更ログをダウンロードしたときに適用するのではな
く、前変更ログに記録されたアプリケーションデータお
よびまたはアプリケーションファイルへのすべての変更
事項を表す統合化ログの内容を、クライアント装置に適
用して、このクライアント装置のアプリケーションデー
タおよびまたはアプリケーションファイルを更新する。
つ、同期処理速度を向上させる、変更ログの統合化およ
び最適化を行うこと。 【解決手段】 本発明は、データ転送および同期システ
ムにおけるクライアント装置のアプリケーションデータ
・アプリケーションファイルを更新・同期させるため
の、変更ログ統合化・最適化メカニズムおよび方法を提
供する。クライアント装置のアプリケーションデータへ
の現在の変更事項を反映する複数の変更ログの内容は、
ダウンロードされて統合化ログに合併される。この後、
各変更ログをダウンロードしたときに適用するのではな
く、前変更ログに記録されたアプリケーションデータお
よびまたはアプリケーションファイルへのすべての変更
事項を表す統合化ログの内容を、クライアント装置に適
用して、このクライアント装置のアプリケーションデー
タおよびまたはアプリケーションファイルを更新する。
Description
【０００１】（技術分野）本発明は、データが各システ
ムで保持される形体とは無関係の２つのシステム間にお
けるデータ転送に関し、特に、システム間および装置間
においてデータ通信を行う効果的な手段を提供すること
に関する。
ムで保持される形体とは無関係の２つのシステム間にお
けるデータ転送に関し、特に、システム間および装置間
においてデータ通信を行う効果的な手段を提供すること
に関する。
【０００２】（背景技術）パーソナルコンピュータまた
はワークステーションに限らず、計算に関連した装置が
進歩してきている。パーソナル計算装置のタイプおよび
フォーマットの両方が実質的に増えてきている。小型ハ
ンドヘルド計算装置は、連絡情報、個人的情報、文書情
報およびその他の情報を多数保持し、また、ユーザがフ
ァクシミリ通信、電子メールの送信およびその他の方法
によるワイヤレス通信を行うことができよう十分に高性
能なものとなっている。発展した携帯電話であっても、
連絡情報を記憶し、ウェブをサーフィンし、テキストメ
ッセージを供給するのに十分なメモリおよび処理能力を
有している。これらの装置がますます高性能となってい
ることに加えて、これらの装置の間で情報を転送する必
要性も同様に高くなってきている。
はワークステーションに限らず、計算に関連した装置が
進歩してきている。パーソナル計算装置のタイプおよび
フォーマットの両方が実質的に増えてきている。小型ハ
ンドヘルド計算装置は、連絡情報、個人的情報、文書情
報およびその他の情報を多数保持し、また、ユーザがフ
ァクシミリ通信、電子メールの送信およびその他の方法
によるワイヤレス通信を行うことができよう十分に高性
能なものとなっている。発展した携帯電話であっても、
連絡情報を記憶し、ウェブをサーフィンし、テキストメ
ッセージを供給するのに十分なメモリおよび処理能力を
有している。これらの装置がますます高性能となってい
ることに加えて、これらの装置の間で情報を転送する必
要性も同様に高くなってきている。
【０００３】様々な装置のタイプが多数売り出されてお
り、それらの様々な装置の間で情報を同期させることが
ますます課題となっている。例えば、ある人物が、特定
の個人情報管理プリケーションを用いて、オフィスのパ
ーソナルコンピュータに日程情報を記憶させている場合
には、その人物は、通常、それと同じ情報を、携帯電
話、ハンドヘルドオーガナイザ（hand-held organize
r）および多分家庭用パーソナルコンピュータで利用し
たいと思うであろう。そのうえ、その人物は、プレゼン
テーションまたは作業文書のような、オフィスのコンピ
ュータとの間で同期するファイルデータを必要とするノ
ートブックコンピュータを持っているかもしれない。
り、それらの様々な装置の間で情報を同期させることが
ますます課題となっている。例えば、ある人物が、特定
の個人情報管理プリケーションを用いて、オフィスのパ
ーソナルコンピュータに日程情報を記憶させている場合
には、その人物は、通常、それと同じ情報を、携帯電
話、ハンドヘルドオーガナイザ（hand-held organize
r）および多分家庭用パーソナルコンピュータで利用し
たいと思うであろう。そのうえ、その人物は、プレゼン
テーションまたは作業文書のような、オフィスのコンピ
ュータとの間で同期するファイルデータを必要とするノ
ートブックコンピュータを持っているかもしれない。
【０００４】今までは、文書間および個人情報マネージ
ャ間の両方で同期をとることは、装置間を直接接続する
ことにより、一般的には、ある装置における個人情報マ
ネージャと別の装置における個人情報マネージャのよう
なアプリケーションの間を直接接続することにより、ま
たは、中間同期マッピングプログラム（intermediarysy
nc-mapping program）を用いることにより、行われてき
た。
ャ間の両方で同期をとることは、装置間を直接接続する
ことにより、一般的には、ある装置における個人情報マ
ネージャと別の装置における個人情報マネージャのよう
なアプリケーションの間を直接接続することにより、ま
たは、中間同期マッピングプログラム（intermediarysy
nc-mapping program）を用いることにより、行われてき
た。
【０００５】このような同期の一例としては、3Com Pal
m（登録商標）シリーズ計算装置のような3Com Palm（登
録商標）ＯＳベースのオーガナイザを一般的に用いるも
のがある。このオーガナイザは、独自の日程システムを
用いるが、Symantec社ACT!、Microsoft社Outlook（登録
商標）およびその他のシステムのような様々な異なる個
人情報管理ソフトウェアパッケージを用いて、このオー
ガナイザ内のデータをユーザに同期させている。この例
では、Puma Technology社Intellisync（登録商標）のよ
うな中間同期プログラムが必要とされる。Intellisync
（登録商標）は、ハンドヘルド装置と、同型でないデー
タレコード間における情報データシステムおよびマップ
データシステムを記憶するコンピュータと、の両方で動
作するアプリケーションプログラムである。
m（登録商標）シリーズ計算装置のような3Com Palm（登
録商標）ＯＳベースのオーガナイザを一般的に用いるも
のがある。このオーガナイザは、独自の日程システムを
用いるが、Symantec社ACT!、Microsoft社Outlook（登録
商標）およびその他のシステムのような様々な異なる個
人情報管理ソフトウェアパッケージを用いて、このオー
ガナイザ内のデータをユーザに同期させている。この例
では、Puma Technology社Intellisync（登録商標）のよ
うな中間同期プログラムが必要とされる。Intellisync
（登録商標）は、ハンドヘルド装置と、同型でないデー
タレコード間における情報データシステムおよびマップ
データシステムを記憶するコンピュータと、の両方で動
作するアプリケーションプログラムである。
【０００６】別の例では、Microsoft社Outlook（登録商
標）のコンピュータベースのクライアントとMicrosoft
社Windows（登録商標） CE "Pocket Outlook"アプリケ
ーションとの間の転送のようなアプリケーション間の直
接転送が可能である。それにもかかわらず、上記両方の
場合では、同期をとることは、パーソナルコンピュータ
とパーソナル計算装置との間を直接接続することにより
行われる。このような接続としては、一般的には、例え
ばクレードル（cradle）におけるPalm（登録商標）をパ
ーソナルコンピュータケーブルにケーブルを介して直接
接続するものがあり、この接続はワイヤレスでも同様に
行われる。
標）のコンピュータベースのクライアントとMicrosoft
社Windows（登録商標） CE "Pocket Outlook"アプリケ
ーションとの間の転送のようなアプリケーション間の直
接転送が可能である。それにもかかわらず、上記両方の
場合では、同期をとることは、パーソナルコンピュータ
とパーソナル計算装置との間を直接接続することにより
行われる。このような接続としては、一般的には、例え
ばクレードル（cradle）におけるPalm（登録商標）をパ
ーソナルコンピュータケーブルにケーブルを介して直接
接続するものがあり、この接続はワイヤレスでも同様に
行われる。
【０００７】これらの同期システムの１つの要素は、同
期処理が、特定のデータベースが変更される間の時間を
表現できなければならず、かつ、変更されたフィールド
を置換するかどうかについて決定しなくてはならない、
ということである。通常、これは、ある１つのデータベ
ースが変更されたことと、第２のデータベースが変更さ
れていないこととにより、測定される。両方のデータベ
ースが同期の間において変更される場合もいくらかあろ
う。この場合には、同期動作を行う際には、なされた２
つの変化のうちいずれを「勝ち（win）」とするのかを
決定し、同期をとる間、他方の変化を置換しなくてはな
らない。一般的には、競合（conflict）が存在するかど
うかを決定する決定物（determinant）によって、この
競合をユーザに解決させるいくつかの手段が与えられ
る。
期処理が、特定のデータベースが変更される間の時間を
表現できなければならず、かつ、変更されたフィールド
を置換するかどうかについて決定しなくてはならない、
ということである。通常、これは、ある１つのデータベ
ースが変更されたことと、第２のデータベースが変更さ
れていないこととにより、測定される。両方のデータベ
ースが同期の間において変更される場合もいくらかあろ
う。この場合には、同期動作を行う際には、なされた２
つの変化のうちいずれを「勝ち（win）」とするのかを
決定し、同期をとる間、他方の変化を置換しなくてはな
らない。一般的には、競合（conflict）が存在するかど
うかを決定する決定物（determinant）によって、この
競合をユーザに解決させるいくつかの手段が与えられ
る。
【０００８】技術的には、この方法による同期は、一般
的には、システム間の全レコードをコピーすることによ
り達成される。あるレベルでは、ユーザは、一般的に
は、データフィールドを１つのアプリケーションから別
のアプリケーションにマッピングし、かつ、どのデータ
フィールドを異なる装置の対応するどこのフィールドに
割り当てるかを指定する必要がある。開発者がアプリケ
ーションの様々なプラットフォームをしっかりとサポー
トする場合には、マッピングはほとんど必要とされな
い。
的には、システム間の全レコードをコピーすることによ
り達成される。あるレベルでは、ユーザは、一般的に
は、データフィールドを１つのアプリケーションから別
のアプリケーションにマッピングし、かつ、どのデータ
フィールドを異なる装置の対応するどこのフィールドに
割り当てるかを指定する必要がある。開発者がアプリケ
ーションの様々なプラットフォームをしっかりとサポー
トする場合には、マッピングはほとんど必要とされな
い。
【０００９】多くの例では、同期の対象となるデータ
は、一般的には、アドレスレコード、連絡情報、日程情
報、メモ、および、その他のタイプの連絡情報のような
テキストデータの形をとっている。ある例では、同期の
対象となるデータは、バイナリフォーマットの実行可能
ファイルまたはワードプロセッサに特化した文書であ
る。文書の同期が必要とされる多くの場合には、同期ル
ーチンによって、単に、対象となっている文書が変更さ
れたか否かを決定し、２つのファイルのうちいずれが新
しいかを決定するために、時間をベースにした表現を用
い、上記２つのファイルのうち古い方のファイルが実際
に変更されていなければ、同期を達成するために古い方
のファイルを新しい方のファイルに置換している。これ
は、Microsoft社のWindows（登録商標）に基づいたシス
テムにおけるよく知られた「ブリーフケース」で用いら
れているモデルである。両方のファイルが変更されてい
る場合には、ユーザは、競合を解決する選択権を同期ル
ーチンによって与えられる。
は、一般的には、アドレスレコード、連絡情報、日程情
報、メモ、および、その他のタイプの連絡情報のような
テキストデータの形をとっている。ある例では、同期の
対象となるデータは、バイナリフォーマットの実行可能
ファイルまたはワードプロセッサに特化した文書であ
る。文書の同期が必要とされる多くの場合には、同期ル
ーチンによって、単に、対象となっている文書が変更さ
れたか否かを決定し、２つのファイルのうちいずれが新
しいかを決定するために、時間をベースにした表現を用
い、上記２つのファイルのうち古い方のファイルが実際
に変更されていなければ、同期を達成するために古い方
のファイルを新しい方のファイルに置換している。これ
は、Microsoft社のWindows（登録商標）に基づいたシス
テムにおけるよく知られた「ブリーフケース」で用いら
れているモデルである。両方のファイルが変更されてい
る場合には、ユーザは、競合を解決する選択権を同期ル
ーチンによって与えられる。
【００１０】一般的に、このような同期方法は、同期リ
ンクを介して転送すべき文書またはバイナリファイルの
全帯域を必要とするので、あまり効率的なものではな
い。加えて、所定のデータレコードにおける変更事項を
記録するために、一般的に、変更ログが各同期動作ごと
に生成される。大量の変更ログが生成され（かつサーバ
のメモリに格納され）る状況においては、各変更ログを
ダウンロードし適用することを続けて行うと、データの
ダウンロードを必要でもないのに行ってしまうことが多
い。変更ログシーケンスにアイテムレコードが発生する
度に、別々のトランザクションが必要とされて、１つの
同期動作を実行している間にレコード内の同一フィール
ドを何度も更新することができてしまう。
ンクを介して転送すべき文書またはバイナリファイルの
全帯域を必要とするので、あまり効率的なものではな
い。加えて、所定のデータレコードにおける変更事項を
記録するために、一般的に、変更ログが各同期動作ごと
に生成される。大量の変更ログが生成され（かつサーバ
のメモリに格納され）る状況においては、各変更ログを
ダウンロードし適用することを続けて行うと、データの
ダウンロードを必要でもないのに行ってしまうことが多
い。変更ログシーケンスにアイテムレコードが発生する
度に、別々のトランザクションが必要とされて、１つの
同期動作を実行している間にレコード内の同一フィール
ドを何度も更新することができてしまう。
【００１１】したがって、メモリ格納空間をより効率的
に利用し、かつ、同期処理速度を向上させる、変更ログ
の統合化および最適化が必要である。
に利用し、かつ、同期処理速度を向上させる、変更ログ
の統合化および最適化が必要である。
【００１２】（発明の開示）本発明は、概説すれば、デ
ータ転送および同期システムにおけるクライアント装置
のアプリケーションデータを、クライアント装置がダウ
ンロードして引き続き適用する際に、複数の変更ログの
内容を統合化ログに合併する方法および装置を提供す
る。多数の変更ログから冗長した変更事項を取り除き、
これにより、１つのトランザクションによってさらに効
果的に、アプリケーションデータのファイルおよびレコ
ードを同期させ更新することができる。
ータ転送および同期システムにおけるクライアント装置
のアプリケーションデータを、クライアント装置がダウ
ンロードして引き続き適用する際に、複数の変更ログの
内容を統合化ログに合併する方法および装置を提供す
る。多数の変更ログから冗長した変更事項を取り除き、
これにより、１つのトランザクションによってさらに効
果的に、アプリケーションデータのファイルおよびレコ
ードを同期させ更新することができる。
【００１３】一態様として、本発明は、データ転送を行
うクライアント装置のアプリケーションデータを更新す
る方法であって、それぞれが上記アプリケーションデー
タへの変更事項を反映する複数の変更ログにおける第１
の変更ログを、サーバシステムからダウンロードする工
程と、上記第１の変更ログを統合化ログに追加する工程
と、上記第１の変更ログを消去する工程と、追加すべき
変更ログがなくなるまで、上記ダウンロードする工程、
上記追加する工程および上記消去する工程を繰り返す工
程と、上記統合化ログを上記アプリケーションデータに
適用することにより、該アプリケーションデータを更新
する工程と、を具備する方法を提供する。
うクライアント装置のアプリケーションデータを更新す
る方法であって、それぞれが上記アプリケーションデー
タへの変更事項を反映する複数の変更ログにおける第１
の変更ログを、サーバシステムからダウンロードする工
程と、上記第１の変更ログを統合化ログに追加する工程
と、上記第１の変更ログを消去する工程と、追加すべき
変更ログがなくなるまで、上記ダウンロードする工程、
上記追加する工程および上記消去する工程を繰り返す工
程と、上記統合化ログを上記アプリケーションデータに
適用することにより、該アプリケーションデータを更新
する工程と、を具備する方法を提供する。
【００１４】さらに、上記複数の変更ログを上記統合化
ログに追加または合併する工程は、上記アプリケーショ
ンデータにおける有効アイテムについての情報を検索す
る工程と、上記統合化ログのマップを更新する工程と、
上記アイテムを上記統合化ログに書き込む工程と、上記
マップにおける有効アイテムの一実施形態ではを更新す
る工程と、上記統合化ログに圧縮される現在の変更ログ
に残っているすべての有効アイテムについて、上述した
工程を繰り返す工程と、を具備する。
ログに追加または合併する工程は、上記アプリケーショ
ンデータにおける有効アイテムについての情報を検索す
る工程と、上記統合化ログのマップを更新する工程と、
上記アイテムを上記統合化ログに書き込む工程と、上記
マップにおける有効アイテムの一実施形態ではを更新す
る工程と、上記統合化ログに圧縮される現在の変更ログ
に残っているすべての有効アイテムについて、上述した
工程を繰り返す工程と、を具備する。
【００１５】さらなる態様として、本発明は、蓄積した
複数の変更ログを統合化ログに結合させる方法を具備す
る。この方法は、統合化ログを生成する工程と、現在の
変更ログの内容を検索する工程と、上記現在の変更ログ
の内容を上記統合化ログに追加する工程と、上記現在の
変更ログを消去する工程と、追加すべき変更ログがなく
なるまで上述した工程を繰り返す工程と、を具備する。
具体的には、上記変更ログの内容を上記統合化ログに追
加または圧縮する上記工程は、上記アプリケーションデ
ータにおける複数のアイテムの内容を検索する工程と、
上記アイテムのマップを更新する工程と、上記統合化ロ
グを更新する工程と、上記マップにおける各アイテムの
位置を更新する工程と、圧縮したしきい値を超えている
のであれば上記統合化ログを圧縮する工程と、を具備す
る。
複数の変更ログを統合化ログに結合させる方法を具備す
る。この方法は、統合化ログを生成する工程と、現在の
変更ログの内容を検索する工程と、上記現在の変更ログ
の内容を上記統合化ログに追加する工程と、上記現在の
変更ログを消去する工程と、追加すべき変更ログがなく
なるまで上述した工程を繰り返す工程と、を具備する。
具体的には、上記変更ログの内容を上記統合化ログに追
加または圧縮する上記工程は、上記アプリケーションデ
ータにおける複数のアイテムの内容を検索する工程と、
上記アイテムのマップを更新する工程と、上記統合化ロ
グを更新する工程と、上記マップにおける各アイテムの
位置を更新する工程と、圧縮したしきい値を超えている
のであれば上記統合化ログを圧縮する工程と、を具備す
る。
【００１６】さらなる態様として、本発明は、データ転
送および同期システムにおけるクライアント装置のアプ
リケーションデータを更新する装置を具備する。この装
置は、それぞれが上記アプリケーションデータへの現在
の変更事項を反映する複数の変更ログを、サーバシステ
ムから繰り返しダウンロードするルーチンと、上記複数
の変更ログの内容を統合化ログに繰り返し統合化する合
併ルーチンと、上記複数の変更ログを繰り返し消去する
変更ログ消去ルーチンと、上記統合化ログの内容を上記
アプリケーションデータに適用して、該アプリケーショ
ンデータを更新する更新ルーチンと、を具備する。
送および同期システムにおけるクライアント装置のアプ
リケーションデータを更新する装置を具備する。この装
置は、それぞれが上記アプリケーションデータへの現在
の変更事項を反映する複数の変更ログを、サーバシステ
ムから繰り返しダウンロードするルーチンと、上記複数
の変更ログの内容を統合化ログに繰り返し統合化する合
併ルーチンと、上記複数の変更ログを繰り返し消去する
変更ログ消去ルーチンと、上記統合化ログの内容を上記
アプリケーションデータに適用して、該アプリケーショ
ンデータを更新する更新ルーチンと、を具備する。
【００１７】（発明を実施するための最良の形態）本発
明の特定の実施形態を参照して、本発明を説明する。本
発明の他の目的、特徴および利点は、本明細書および図
面を参照することにより明確となろう。
明の特定の実施形態を参照して、本発明を説明する。本
発明の他の目的、特徴および利点は、本明細書および図
面を参照することにより明確となろう。
【００１８】図１は、データ転送および同期システムの
一例を示す一般化されたブロック図である。具体的に
は、このシステムは、１つ以上の格納サーバ１２、１
４、および、管理サーバ１５を有するネットワーク１０
を含む。複数のクライアント装置（例えば、家庭用ＰＣ
１６、オフィス用ＰＣ１８、個人情報Palm計算装置２
０、および、ウェブ接続可能な携帯電話２２）は、ネッ
トワーク１０に接続することが可能なものであり、か
つ、２０００年６月２５日に出願された米国特許出願第
０９／４９０,５５０号、ともに２０００年１月２６日
に出願された米国特許出願第００９／４９１,６７５号
および０９／４９１,６９４号（すべて「データ転送お
よび同期システム」という発明の名称がつけられてい
る）に記載された技術に従って、格納サーバ１２および
１４を介したオフライン方法により、同期情報を交換す
ることが可能なものである。なお、これらの出願につい
ては、参照によりここに含めておく。
一例を示す一般化されたブロック図である。具体的に
は、このシステムは、１つ以上の格納サーバ１２、１
４、および、管理サーバ１５を有するネットワーク１０
を含む。複数のクライアント装置（例えば、家庭用ＰＣ
１６、オフィス用ＰＣ１８、個人情報Palm計算装置２
０、および、ウェブ接続可能な携帯電話２２）は、ネッ
トワーク１０に接続することが可能なものであり、か
つ、２０００年６月２５日に出願された米国特許出願第
０９／４９０,５５０号、ともに２０００年１月２６日
に出願された米国特許出願第００９／４９１,６７５号
および０９／４９１,６９４号（すべて「データ転送お
よび同期システム」という発明の名称がつけられてい
る）に記載された技術に従って、格納サーバ１２および
１４を介したオフライン方法により、同期情報を交換す
ることが可能なものである。なお、これらの出願につい
ては、参照によりここに含めておく。
【００１９】本発明のクライアントソフトウェアは、例
えば、図１における家庭用ＰＣ１６およびオフィス用Ｐ
Ｃ１８の両方にインストールされており、Microsoft社
のWindows（登録商標）のようなオペレーティングシス
テムに関連して動作するように構成されている。クライ
アントソフトウェアは、実行時には、ユーザのパソコン
における様々なアプリケーションと相互作用を及ぼし合
う。ユーザは、クライアントソフトウェアと対話して、
上記アプリケーションに優先度を持たせるようにこのソ
フトウェアの設定を行う。この後、データが、様々なア
プリケーションから抽出されて、特定のアプリケーショ
ンおよびこのデータを発生させた装置とは独立したフォ
ーマットにまとめられ、データパッケージに組み込まれ
る。本発明の一実施形態では、連絡（contact）（例え
ば、名前、住所、電話番号、電子メールアドレス）と、
インターネットブラウザ（例えば、Netscape社のNaviga
tor（登録商標）、Microsoft社のExplorer（登録商
標））のブックマークと、日程行事と、電子メールメッ
セージ（例えば、受信箱、送信アイテム、削除済アイテ
ム）と、メモと、タスクと、ファイル（例えば、ワード
プロセッサに特化した文書、電子的プレゼンテーショ
ン、スプレッドシート、バイナリフォーマットの実行可
能ファイル）と、を含む様々なクラスのデータが、複数
の装置の間で処理されかつ同期がなされる。
えば、図１における家庭用ＰＣ１６およびオフィス用Ｐ
Ｃ１８の両方にインストールされており、Microsoft社
のWindows（登録商標）のようなオペレーティングシス
テムに関連して動作するように構成されている。クライ
アントソフトウェアは、実行時には、ユーザのパソコン
における様々なアプリケーションと相互作用を及ぼし合
う。ユーザは、クライアントソフトウェアと対話して、
上記アプリケーションに優先度を持たせるようにこのソ
フトウェアの設定を行う。この後、データが、様々なア
プリケーションから抽出されて、特定のアプリケーショ
ンおよびこのデータを発生させた装置とは独立したフォ
ーマットにまとめられ、データパッケージに組み込まれ
る。本発明の一実施形態では、連絡（contact）（例え
ば、名前、住所、電話番号、電子メールアドレス）と、
インターネットブラウザ（例えば、Netscape社のNaviga
tor（登録商標）、Microsoft社のExplorer（登録商
標））のブックマークと、日程行事と、電子メールメッ
セージ（例えば、受信箱、送信アイテム、削除済アイテ
ム）と、メモと、タスクと、ファイル（例えば、ワード
プロセッサに特化した文書、電子的プレゼンテーショ
ン、スプレッドシート、バイナリフォーマットの実行可
能ファイル）と、を含む様々なクラスのデータが、複数
の装置の間で処理されかつ同期がなされる。
【００２０】例えば、ユーザが家庭用ＰＣ１６にMicros
oft社のOutlook（登録商標）をインストールしておき、
このユーザが５人の情報を連絡フォルダに入力したとい
うシナリオについて考える。連絡フォルダの中身を同期
させるようにユーザにより指示が出された際には、クラ
イアントソフトウェアは、Outlook（登録商標）にアク
セスして、データパックＣＯＮＴ.Ｄ０００の中に５人
の情報を組み立てる。この場合、ＵＵＩＤ“ＣＯＮＴ”
は、特定のオブジェクトとしての連絡情報を表し、サフ
ィックスＤ０００は、このデータパックがバージョン
「０」であることを示している。連絡情報は、それぞれ
に独自のＩＤ番号１,２,...５が割り当てられた５つの
トランザクションの集合としてデータパックＣＯＮＴ.
Ｄ０００に結合される。ＩＤ1は、Jane Smithについて
の連絡情報を表し、ＩＤ2は、John Doeについての連絡
情報を表すであろう。この例では、各トランザクション
１,２,...５は、結合アクションを示す「追加」と関連
する。この後、データパックＣＯＮＴ.Ｄ０００は、ネ
ットワーク１０にアップロードされ、例えば格納サーバ
１２に記憶される。
oft社のOutlook（登録商標）をインストールしておき、
このユーザが５人の情報を連絡フォルダに入力したとい
うシナリオについて考える。連絡フォルダの中身を同期
させるようにユーザにより指示が出された際には、クラ
イアントソフトウェアは、Outlook（登録商標）にアク
セスして、データパックＣＯＮＴ.Ｄ０００の中に５人
の情報を組み立てる。この場合、ＵＵＩＤ“ＣＯＮＴ”
は、特定のオブジェクトとしての連絡情報を表し、サフ
ィックスＤ０００は、このデータパックがバージョン
「０」であることを示している。連絡情報は、それぞれ
に独自のＩＤ番号１,２,...５が割り当てられた５つの
トランザクションの集合としてデータパックＣＯＮＴ.
Ｄ０００に結合される。ＩＤ1は、Jane Smithについて
の連絡情報を表し、ＩＤ2は、John Doeについての連絡
情報を表すであろう。この例では、各トランザクション
１,２,...５は、結合アクションを示す「追加」と関連
する。この後、データパックＣＯＮＴ.Ｄ０００は、ネ
ットワーク１０にアップロードされ、例えば格納サーバ
１２に記憶される。
【００２１】この後、オフィス用ＰＣ１８はネットワー
ク１０に接続され、また、オフィス用ＰＣ１８は、オフ
ィス用ＰＣ１８がいかなるデータパックをもダウンロー
ドしていないということを管理サーバ１５に通知する信
号を、管理サーバ１５に対して送信する。管理サーバ１
５は、オフィス用ＰＣ１８が前回ネットワーク１０に接
続されて以来、連絡用の更新情報のデータパックＣＯＮ
Ｔ.Ｄ０００が格納サーバ１２に記憶されていないとい
うことを示すための信号を、オフィス用ＰＣ１８に対し
て送信することにより、応答する。これに応えて、オフ
ィス用ＰＣ１８は、データパックＣＯＮＴ.Ｄ０００を
要求するための信号を、管理サーバ１５に対して送信す
る。格納サーバ１２に記憶された最新のデータパックが
識別（この例では、連絡データＣＯＮＴ.Ｄ０００のバ
ージョン０）された後、データパックＣＯＮＴ.Ｄ００
０は、オフィス用ＰＣ１８にダウンロードされる。
ク１０に接続され、また、オフィス用ＰＣ１８は、オフ
ィス用ＰＣ１８がいかなるデータパックをもダウンロー
ドしていないということを管理サーバ１５に通知する信
号を、管理サーバ１５に対して送信する。管理サーバ１
５は、オフィス用ＰＣ１８が前回ネットワーク１０に接
続されて以来、連絡用の更新情報のデータパックＣＯＮ
Ｔ.Ｄ０００が格納サーバ１２に記憶されていないとい
うことを示すための信号を、オフィス用ＰＣ１８に対し
て送信することにより、応答する。これに応えて、オフ
ィス用ＰＣ１８は、データパックＣＯＮＴ.Ｄ０００を
要求するための信号を、管理サーバ１５に対して送信す
る。格納サーバ１２に記憶された最新のデータパックが
識別（この例では、連絡データＣＯＮＴ.Ｄ０００のバ
ージョン０）された後、データパックＣＯＮＴ.Ｄ００
０は、オフィス用ＰＣ１８にダウンロードされる。
【００２２】この後、このデータパックにおける更新情
報（この場合には連絡情報の「追加」であるが）は、オ
フィス用ＰＣ１８における適切なアプリケーションに適
用される。この例では、オフィス用ＰＣのクライアント
ソフトウェアは、Lotus Notes（登録商標）アプリケー
ションを用いて連絡情報を同期させるように構成されて
いる。これにより、ＣＯＮＴ.Ｄ０００からの５つの追
加は、Lotus Notes（登録商標）の連絡情報に適用され
るので、家庭用ＰＣ１６およびオフィス用ＰＣ１８にお
ける連絡情報は同期する。この後、オフィス用ＰＣ１８
は、オフィス用ＰＣ１８が連絡データパッケージのバー
ジョン「０」を適用したことを示すための信号を管理サ
ーバ１５に対して返送する。この情報は、好ましくは、
更新情報をダウンロードおよびアップロードを行うネッ
トワークに接続される各装置およびあらゆる装置につい
て、管理サーバ１５によりレジストリ内に保持される。
報（この場合には連絡情報の「追加」であるが）は、オ
フィス用ＰＣ１８における適切なアプリケーションに適
用される。この例では、オフィス用ＰＣのクライアント
ソフトウェアは、Lotus Notes（登録商標）アプリケー
ションを用いて連絡情報を同期させるように構成されて
いる。これにより、ＣＯＮＴ.Ｄ０００からの５つの追
加は、Lotus Notes（登録商標）の連絡情報に適用され
るので、家庭用ＰＣ１６およびオフィス用ＰＣ１８にお
ける連絡情報は同期する。この後、オフィス用ＰＣ１８
は、オフィス用ＰＣ１８が連絡データパッケージのバー
ジョン「０」を適用したことを示すための信号を管理サ
ーバ１５に対して返送する。この情報は、好ましくは、
更新情報をダウンロードおよびアップロードを行うネッ
トワークに接続される各装置およびあらゆる装置につい
て、管理サーバ１５によりレジストリ内に保持される。
【００２３】この後、オフィス用ＰＣ１６のユーザは、
Lotus Notes（登録商標）における連絡情報を更新し、
１つ以上の連絡情報を追加する。この例では、１０個の
新しい連絡情報が追加される。この結果、Lotus Notes
（登録商標）アプリケーションは、ネットワーク１０に
対して、それぞれが、結合アクションを示す「追加」を
有する１０個の連絡情報を含むデータパッケージであ
る、第２のデータパッケージをアップロードする。この
データパッケージは、ＣＯＮＴ.Ｄ０００における情報
よりも新しい更新情報を表す。オフィス用ＰＣ１８によ
りアップロードされたデータパッケージは、独自のファ
イルネーム（この場合にはＣＯＮＴ.Ｄ００１）により
認識される。加えて、オフィス用ＰＣ１８は、ＣＯＮ
Ｔ.Ｄ００１がネットワーク１０にアップロードされて
いるということを確認するための信号を、管理サーバ１
５に対して送信する。オフィス用ＰＣ１８がＣＯＮＴ.
Ｄ００１における更新情報を既に適用しているというこ
とを示すために、レジストリが更新される。
Lotus Notes（登録商標）における連絡情報を更新し、
１つ以上の連絡情報を追加する。この例では、１０個の
新しい連絡情報が追加される。この結果、Lotus Notes
（登録商標）アプリケーションは、ネットワーク１０に
対して、それぞれが、結合アクションを示す「追加」を
有する１０個の連絡情報を含むデータパッケージであ
る、第２のデータパッケージをアップロードする。この
データパッケージは、ＣＯＮＴ.Ｄ０００における情報
よりも新しい更新情報を表す。オフィス用ＰＣ１８によ
りアップロードされたデータパッケージは、独自のファ
イルネーム（この場合にはＣＯＮＴ.Ｄ００１）により
認識される。加えて、オフィス用ＰＣ１８は、ＣＯＮ
Ｔ.Ｄ００１がネットワーク１０にアップロードされて
いるということを確認するための信号を、管理サーバ１
５に対して送信する。オフィス用ＰＣ１８がＣＯＮＴ.
Ｄ００１における更新情報を既に適用しているというこ
とを示すために、レジストリが更新される。
【００２４】家庭用ＰＣ１６は、この後、データネット
ワーク１０に接続し、家庭用ＰＣ１６におけるクライア
ントソフトウェアは、ネットワーク１０に接続された管
理サーバ１５と通信を行う。具体的には、家庭用ＰＣ１
６は、最近家庭用ＰＣ１６がデータネットワーク１０に
接続されたことを示す最新バージョンの更新情報として
のＣＯＮＴ.Ｄ０００を識別するための信号を、管理サ
ーバ１５に対して送信する。管理サーバ１５は、格納サ
ーバに対して、連絡情報についての変更事項のより新し
いデータパッケージがないかどうかを問い合わせる。管
理サーバ１５は、このようなデータパッケージ（この場
合にはＣＯＮＴ.Ｄ００１）を識別して、このようなデ
ータパッケージが存在することを家庭用ＰＣ１６に通知
するための信号を、家庭用ＰＣ１６に対して送信する。
家庭用ＰＣ１６におけるクライアントソフトウェアは、
この後、新しいデータパッケージを要求し、管理サーバ
１５は、このデータパッケージを家庭用ＰＣ１６に対し
てダウンロードする。このデータパッケージにおける更
新情報（この場合には、追加されるＣＯＮＴ.Ｄ００１
からの１０個の連絡情報）は、この後、家庭用ＰＣ１６
におけるMicrosoft社のOutlook（登録商標）により維持
される連絡情報に適用される。Microsoft社のOutlook
（登録商標）に対する更新情報の通信、および、この後
のOutlook（登録商標）における連絡情報に対する更新
は、家庭用ＰＣ１６におけるクライアントソフトウェア
により整合される。これにより、家庭用ＰＣ１６および
オフィス用ＰＣにおける連絡情報は再度同期する。
ワーク１０に接続し、家庭用ＰＣ１６におけるクライア
ントソフトウェアは、ネットワーク１０に接続された管
理サーバ１５と通信を行う。具体的には、家庭用ＰＣ１
６は、最近家庭用ＰＣ１６がデータネットワーク１０に
接続されたことを示す最新バージョンの更新情報として
のＣＯＮＴ.Ｄ０００を識別するための信号を、管理サ
ーバ１５に対して送信する。管理サーバ１５は、格納サ
ーバに対して、連絡情報についての変更事項のより新し
いデータパッケージがないかどうかを問い合わせる。管
理サーバ１５は、このようなデータパッケージ（この場
合にはＣＯＮＴ.Ｄ００１）を識別して、このようなデ
ータパッケージが存在することを家庭用ＰＣ１６に通知
するための信号を、家庭用ＰＣ１６に対して送信する。
家庭用ＰＣ１６におけるクライアントソフトウェアは、
この後、新しいデータパッケージを要求し、管理サーバ
１５は、このデータパッケージを家庭用ＰＣ１６に対し
てダウンロードする。このデータパッケージにおける更
新情報（この場合には、追加されるＣＯＮＴ.Ｄ００１
からの１０個の連絡情報）は、この後、家庭用ＰＣ１６
におけるMicrosoft社のOutlook（登録商標）により維持
される連絡情報に適用される。Microsoft社のOutlook
（登録商標）に対する更新情報の通信、および、この後
のOutlook（登録商標）における連絡情報に対する更新
は、家庭用ＰＣ１６におけるクライアントソフトウェア
により整合される。これにより、家庭用ＰＣ１６および
オフィス用ＰＣにおける連絡情報は再度同期する。
【００２５】「追加」に加えて、その他のトランザクシ
ョンが、本発明の一実施形態に加えられる。これらのう
ちの１つは「変更」である。この例を用いると、ＣＯＮ
Ｔ.Ｄ００１がネットワーク１０にアップロードされた
後、ある人物についての連絡情報が変化することがあ
る。例えば、Jane Smithは、電話でユーザを呼び出し、
そのユーザに対してJaneが自分の電話番号を変えたこと
を教える。この後、そのユーザは、オフィス用ＰＣ１８
にアクセスし、このユーザの連絡フォルダにおけるJane
Smithの電話番号を変更する。
ョンが、本発明の一実施形態に加えられる。これらのう
ちの１つは「変更」である。この例を用いると、ＣＯＮ
Ｔ.Ｄ００１がネットワーク１０にアップロードされた
後、ある人物についての連絡情報が変化することがあ
る。例えば、Jane Smithは、電話でユーザを呼び出し、
そのユーザに対してJaneが自分の電話番号を変えたこと
を教える。この後、そのユーザは、オフィス用ＰＣ１８
にアクセスし、このユーザの連絡フォルダにおけるJane
Smithの電話番号を変更する。
【００２６】このユーザは、この後、例えば、クライア
ントソフトウェアによるコンピュータスクリーンに表示
された「同期ボタン」を起動することにより、新しいデ
ータパッケージまたは変更ログＣＯＮＴ.Ｄ００２が、
作成されてネットワーク１０にアップロードされ、ま
た、格納サーバ１２または１４のうち１つに記憶され
る。データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ００２がアップロー
ドされたことを管理サーバ１５に通知するために、オフ
ィス用ＰＣ１８により管理サーバ１５に対して信号が送
信される。データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ００２は、
「追加」に代えて「変更」を用いるという点において、
データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ０００およびＣＯＮＴ.Ｄ
００１と異なる。この変更指示およびこれに関連する更
新情報は、特定のユーザと相互に関連がある。具体的に
は、この変更指示は、適当なＩＤ（この場合には、Jane
Smithを表すＩＤ1）に関連する。加えて、データパッ
ケージＣＯＮＴ.Ｄ００２は、変更すべきフィールド
（この場合には「電話」）および新しい情報（この場合
にはJane Smithの新しい電話番号）を含む。
ントソフトウェアによるコンピュータスクリーンに表示
された「同期ボタン」を起動することにより、新しいデ
ータパッケージまたは変更ログＣＯＮＴ.Ｄ００２が、
作成されてネットワーク１０にアップロードされ、ま
た、格納サーバ１２または１４のうち１つに記憶され
る。データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ００２がアップロー
ドされたことを管理サーバ１５に通知するために、オフ
ィス用ＰＣ１８により管理サーバ１５に対して信号が送
信される。データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ００２は、
「追加」に代えて「変更」を用いるという点において、
データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ０００およびＣＯＮＴ.Ｄ
００１と異なる。この変更指示およびこれに関連する更
新情報は、特定のユーザと相互に関連がある。具体的に
は、この変更指示は、適当なＩＤ（この場合には、Jane
Smithを表すＩＤ1）に関連する。加えて、データパッ
ケージＣＯＮＴ.Ｄ００２は、変更すべきフィールド
（この場合には「電話」）および新しい情報（この場合
にはJane Smithの新しい電話番号）を含む。
【００２７】この後、家庭用ＰＣ１６がネットワーク１
０に接続する際には、データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ０
０２は家庭用ＰＣ１６にダウンロードされ、クライアン
トソフトウェアは、ＩＤ1について、フィールド「電
話」内の情報が更新されていることを認識する。この変
更は、この後、Microsoft社のOutlook（登録商標）によ
りこの連絡情報に対してなされる。この後、家庭用ＰＣ
１６は、この家庭用ＰＣ１６がバージョン２の連絡デー
タパッケージにおける更新情報を受信して適用したとい
うことを確認するための確認信号を、管理サーバ１５に
対して送信する。この後、家庭用ＰＣ１６についてのレ
ジストリにおける適当な情報がアップロードされる。家
庭用ＰＣ１６が次にネットワーク１０に接続する際に
は、家庭用ＰＣ１６は、この家庭用ＰＣ１６がＣＯＮ
Ｔ.Ｄ００２を受信したということを示すための信号を
管理サーバに対して送信する。連絡情報についての更新
情報を有するこの後のデータパッケージは、格納サーバ
に記憶されていないので、いかなるデータパッケージも
家庭用ＰＣ１６に対してダウンロードされない。
０に接続する際には、データパッケージＣＯＮＴ.Ｄ０
０２は家庭用ＰＣ１６にダウンロードされ、クライアン
トソフトウェアは、ＩＤ1について、フィールド「電
話」内の情報が更新されていることを認識する。この変
更は、この後、Microsoft社のOutlook（登録商標）によ
りこの連絡情報に対してなされる。この後、家庭用ＰＣ
１６は、この家庭用ＰＣ１６がバージョン２の連絡デー
タパッケージにおける更新情報を受信して適用したとい
うことを確認するための確認信号を、管理サーバ１５に
対して送信する。この後、家庭用ＰＣ１６についてのレ
ジストリにおける適当な情報がアップロードされる。家
庭用ＰＣ１６が次にネットワーク１０に接続する際に
は、家庭用ＰＣ１６は、この家庭用ＰＣ１６がＣＯＮ
Ｔ.Ｄ００２を受信したということを示すための信号を
管理サーバに対して送信する。連絡情報についての更新
情報を有するこの後のデータパッケージは、格納サーバ
に記憶されていないので、いかなるデータパッケージも
家庭用ＰＣ１６に対してダウンロードされない。
【００２８】様々なクラスのデータに対して変更がなさ
れているので、データパッケージは、格納サーバ１２、
１４に蓄積し、貴重な格納スペースを消費する。記憶さ
れたデータパッケージの数が増加するにつれて、格納サ
ーバ１２、１４における利用可能な格納スペースは減少
する。上記例では、説明上仮定すれば、データパッケー
ジＣＯＮＴ.Ｄ０００は格納サーバ１２において２キロ
バイトのメモリを占有し、ＣＯＮＴ.Ｄ００１は１キロ
バイトのメモリを占有し、ＣＯＮＴ.Ｄ００２は０.５キ
ロバイトを占有するので、合計３.５キロバイトのメモ
リが占有されることになる。ユーザが例えば２５メガバ
イト（Ｍ）のメモリしか利用できない状況では、利用可
能な格納スペースの量は、データパッケージがアップロ
ードされ変更ログが変更されるにつれて、格納サーバ１
２、１４における格納スペースが使い尽くされるまで減
少する。
れているので、データパッケージは、格納サーバ１２、
１４に蓄積し、貴重な格納スペースを消費する。記憶さ
れたデータパッケージの数が増加するにつれて、格納サ
ーバ１２、１４における利用可能な格納スペースは減少
する。上記例では、説明上仮定すれば、データパッケー
ジＣＯＮＴ.Ｄ０００は格納サーバ１２において２キロ
バイトのメモリを占有し、ＣＯＮＴ.Ｄ００１は１キロ
バイトのメモリを占有し、ＣＯＮＴ.Ｄ００２は０.５キ
ロバイトを占有するので、合計３.５キロバイトのメモ
リが占有されることになる。ユーザが例えば２５メガバ
イト（Ｍ）のメモリしか利用できない状況では、利用可
能な格納スペースの量は、データパッケージがアップロ
ードされ変更ログが変更されるにつれて、格納サーバ１
２、１４における格納スペースが使い尽くされるまで減
少する。
【００２９】この結果、本発明に先行して、同期を行う
ごとに、同期の対象となるデータにおける変更事項を記
録するための独自の変更ログを生成する。この後、変更
ログは、例えばインターネット接続を介してネットワー
ク１０にアップロードされ格納サーバ１２に記憶され
る。時間上では、ユーザが更なる同期を行うにつれて変
更ログが蓄積する。また、新しいクライアント装置、ま
たは、最近同期されていないクライアント装置がネット
ワーク１０に接続されるので、蓄積した変更ログのすべ
てのセットまたはいくつかの実質的なセットが、一度に
ダウンロードされ適用される。この結果、３つの変更ロ
グ（例えば、第１の変更ログは、連絡の家庭用電話番号
における変更を記録し、第２の変更ログは、更なる連絡
用のワーク電話番号を記録し、第３の変更ログは、連絡
の全体的な削除を記録するであろう。）が存在していれ
ば、３つの変更ログすべては、たとえ連絡が完全に削除
されていたとしても、新しいクライアント装置がこの後
同期する際に、クライアント装置に一度にダウンロード
され適用される。
ごとに、同期の対象となるデータにおける変更事項を記
録するための独自の変更ログを生成する。この後、変更
ログは、例えばインターネット接続を介してネットワー
ク１０にアップロードされ格納サーバ１２に記憶され
る。時間上では、ユーザが更なる同期を行うにつれて変
更ログが蓄積する。また、新しいクライアント装置、ま
たは、最近同期されていないクライアント装置がネット
ワーク１０に接続されるので、蓄積した変更ログのすべ
てのセットまたはいくつかの実質的なセットが、一度に
ダウンロードされ適用される。この結果、３つの変更ロ
グ（例えば、第１の変更ログは、連絡の家庭用電話番号
における変更を記録し、第２の変更ログは、更なる連絡
用のワーク電話番号を記録し、第３の変更ログは、連絡
の全体的な削除を記録するであろう。）が存在していれ
ば、３つの変更ログすべては、たとえ連絡が完全に削除
されていたとしても、新しいクライアント装置がこの後
同期する際に、クライアント装置に一度にダウンロード
され適用される。
【００３０】一連の変更ログが存在している状況では、
同一のアイテムに対して競合する変更事項が多数存在し
ていることがあるかもしれない。このような状況が発生
した際には、ユーザは、競合するバージョンのうちいず
れを保持するかを決定するように要求される。変更ログ
の統合化に先行して（すなわち、多数の変更ログを用い
て）、競合が存在しているアイテムが変更される度に、
ユーザは、表面上、同一の競合を解決する必要があっ
た。統合化されたログ（統合化ログ）では、一般的に、
各アイテムについて１つしか入力事項（entry）が存在
しないので、これにより、解決すべき競合としては１つ
しか存在しない。
同一のアイテムに対して競合する変更事項が多数存在し
ていることがあるかもしれない。このような状況が発生
した際には、ユーザは、競合するバージョンのうちいず
れを保持するかを決定するように要求される。変更ログ
の統合化に先行して（すなわち、多数の変更ログを用い
て）、競合が存在しているアイテムが変更される度に、
ユーザは、表面上、同一の競合を解決する必要があっ
た。統合化されたログ（統合化ログ）では、一般的に、
各アイテムについて１つしか入力事項（entry）が存在
しないので、これにより、解決すべき競合としては１つ
しか存在しない。
【００３１】また、大量の変更ログが生成されている状
況では、各変更ログを古い順にダウンロードして適用す
るということに、固有の潜在的な非効率性が相当存在す
る。所定のアイテム入力事項には、１つか２つのフィー
ルドしか存在せず、また、連続した変更ログにおける入
力事項に分散した同一のアイテムに属するその他のフィ
ールドが存在するであろう。さらに、これらの後の入力
事項の中には、以前の入力事項に上書きするものもあ
る。この結果、変更ログのシーケンスにおいてアイテム
レコードが発生する毎に、別々のトランザクションが必
要となり、また、ある１つの同期を実行する間に、ある
１つのレコードにおける同一フィールドを何度も更新す
ることが可能となってしまう。変更ログを統合化するこ
とにより、冗長的な変更することをなくし、かつ、１つ
のトランザクションによりレコードを効率的に更新する
ことができる。さらに、本発明の効率を最大限に高める
ために、圧縮されたしきい値でさえも超えてしまうので
あれば、統合化変更ログを短縮または圧縮する手段が設
けられる。
況では、各変更ログを古い順にダウンロードして適用す
るということに、固有の潜在的な非効率性が相当存在す
る。所定のアイテム入力事項には、１つか２つのフィー
ルドしか存在せず、また、連続した変更ログにおける入
力事項に分散した同一のアイテムに属するその他のフィ
ールドが存在するであろう。さらに、これらの後の入力
事項の中には、以前の入力事項に上書きするものもあ
る。この結果、変更ログのシーケンスにおいてアイテム
レコードが発生する毎に、別々のトランザクションが必
要となり、また、ある１つの同期を実行する間に、ある
１つのレコードにおける同一フィールドを何度も更新す
ることが可能となってしまう。変更ログを統合化するこ
とにより、冗長的な変更することをなくし、かつ、１つ
のトランザクションによりレコードを効率的に更新する
ことができる。さらに、本発明の効率を最大限に高める
ために、圧縮されたしきい値でさえも超えてしまうので
あれば、統合化変更ログを短縮または圧縮する手段が設
けられる。
【００３２】ファイル（例えばMicrosoft社のWord文
書）のような大量のデータを含むアイテムについては、
変更事項は「バイナリーデルタ（binary deltas）」と
して転送される。これは、最適化されたパッケージであ
り、このパッケージは、ある「バージョン」から次の
「バージョン」にバイナリイメージを変換するのに必要
な情報に対して符号化を行う。変更事項が蓄積するにつ
れて、集められたそれぞれのデルタ（deltas）のサイズ
は、最終的にはオブジェクト自体のサイズを超える。こ
の時点で、新しいベースバージョン、すなわち、バージ
ョン「０」が確立されて完全なオブジェクトが送られ
る。しかしながら、変更ログは、実際のデルタまたはデ
ータではなく識別子を含む。この識別子は、変更ログが
適用される際に、デルタ自体を要求するために用いられ
る。この結果、ファイルに対して変更ログを統合する際
には、新しいベースバージョンが現れたならば、存在し
ている変更事項がフラッシュされて、新しいベースバー
ジョンおよびこの後の変更事項のみをダウンロードする
必要がある。また、ユーザが競合を有しファイルにおけ
る局所バージョンを選択することによりこの競合を解決
するのであれば、新しいバージョン「０」を確立しなけ
ればならない。なぜならば、ローカルバージョンと格納
された変更ログにおけるバージョンとの間の関係を認識
することは不可能であるからである。
書）のような大量のデータを含むアイテムについては、
変更事項は「バイナリーデルタ（binary deltas）」と
して転送される。これは、最適化されたパッケージであ
り、このパッケージは、ある「バージョン」から次の
「バージョン」にバイナリイメージを変換するのに必要
な情報に対して符号化を行う。変更事項が蓄積するにつ
れて、集められたそれぞれのデルタ（deltas）のサイズ
は、最終的にはオブジェクト自体のサイズを超える。こ
の時点で、新しいベースバージョン、すなわち、バージ
ョン「０」が確立されて完全なオブジェクトが送られ
る。しかしながら、変更ログは、実際のデルタまたはデ
ータではなく識別子を含む。この識別子は、変更ログが
適用される際に、デルタ自体を要求するために用いられ
る。この結果、ファイルに対して変更ログを統合する際
には、新しいベースバージョンが現れたならば、存在し
ている変更事項がフラッシュされて、新しいベースバー
ジョンおよびこの後の変更事項のみをダウンロードする
必要がある。また、ユーザが競合を有しファイルにおけ
る局所バージョンを選択することによりこの競合を解決
するのであれば、新しいバージョン「０」を確立しなけ
ればならない。なぜならば、ローカルバージョンと格納
された変更ログにおけるバージョンとの間の関係を認識
することは不可能であるからである。
【００３３】本発明の変更ログの統合化および最適化の
メカニズムは、クライアント装置において実現される。
具体的には、本発明の変更ログの統合化および最適化の
メカニズムは、変更ログがフェッチされて更新アプリケ
ーションデータに解釈される、ダウンロードおよび適用
シーケンスに挿入される。各変更ログをダウンロードし
たときに適用するのではなく、この各変更ログは、「圧
縮された（rolled）」ログ、すなわち、統合されたログ
に合併される。本発明の変更ログの統合化および最適化
のメカニズムは、さらに図１Ａおよび図２におけるフロ
ー図に示されている。
メカニズムは、クライアント装置において実現される。
具体的には、本発明の変更ログの統合化および最適化の
メカニズムは、変更ログがフェッチされて更新アプリケ
ーションデータに解釈される、ダウンロードおよび適用
シーケンスに挿入される。各変更ログをダウンロードし
たときに適用するのではなく、この各変更ログは、「圧
縮された（rolled）」ログ、すなわち、統合されたログ
に合併される。本発明の変更ログの統合化および最適化
のメカニズムは、さらに図１Ａおよび図２におけるフロ
ー図に示されている。
【００３４】図１Ａは、現在の変更ログを統合化された
変更ログ（統合化変更ログ）に追加した様子を示してい
る。ダウンロードおよび統合化シーケンスは、図１Ａの
工程１００から始まる。工程１０３では、圧縮されたロ
グ、すなわち、統合化されたログ（統合化ログ）が生成
される。このシーケンスにおける各変更ログについて、
工程１０６が始まり、以下に示す工程が実行される。工
程１０９では、現在の変更ログが検索される、または、
ダウンロードされる。この後、工程１１２において、現
在の変更ログが統合化ログに追加される。この後、工程
１１５において現在の変更ログが消去され、また、上記
シーケンスにおいて追加すべき変更ログがなくなるま
で、工程１１８は工程１０９、１１２および１１５を繰
り返す。一旦このようなことが起こると、統合化ログは
工程１２０においてクローズされ、ダウンロードおよび
統合化シーケンスが工程１２１において終了する。本発
明のダウンロード開始および統合化シーケンスについて
は、以下のような工程に要約することができる。 １．統合化ログの生成 ２．変更ログのフェッチ（ダウンロード） ３．統合化ログに対する変更ログの追加 ４．変更ログの消去 ５．統合化すべき各変更ログについての、フェッチ・追
加・消去シーケンスの繰り返し ６．統合化ログのクローズ 図２は、図１Ａにおける工程１１２を拡張した図を示
す。現在の変更ログにおける各アイテムについて、以下
に示す工程が実行される。工程２０６において、現在の
変更ログにおけるアイテムがまず第１に検索され、工程
２０９において、マップが更新される。このマップは、
統合化動作または合併動作を容易にするためのメタデー
タを記憶する。このマップによって、キーとこのキーが
関連するアイテムとの一多的な関係が得られる。これ
は、その変更事項が「デルタ」として認識されるアイテ
ムタイプにとっての必要要素である。なぜならば、各変
更事項を別々にかつ順次適用しなければならないからで
ある。この後、工程２１２において統合化ログが更新さ
れ、工程２１５においてアイテムロケーション情報もま
た更新される。工程２１８および工程２２１ではとも
に、現在の変更ログから検索された現在のアイテムが、
統合化ログに書き込まれるとともに記憶される。検索を
し、検索された変更ログを統合化ログに合併する際に
は、この処理が、各フィールドを配置し、かつ、正しい
変更ログの中から各フィールドのデータを探し出すため
に、マップにおけるメタデータ（meta-data）を用いて
同一アイテムについての２つのレコードからのデータを
結合する、ということに注意すべきである。合併したデ
ータを有するアイテムが一旦統合化ログの終端に書き込
まれれば、以前の入力事項については、古いものとして
マークされるので、後で消去することができる。
変更ログ（統合化変更ログ）に追加した様子を示してい
る。ダウンロードおよび統合化シーケンスは、図１Ａの
工程１００から始まる。工程１０３では、圧縮されたロ
グ、すなわち、統合化されたログ（統合化ログ）が生成
される。このシーケンスにおける各変更ログについて、
工程１０６が始まり、以下に示す工程が実行される。工
程１０９では、現在の変更ログが検索される、または、
ダウンロードされる。この後、工程１１２において、現
在の変更ログが統合化ログに追加される。この後、工程
１１５において現在の変更ログが消去され、また、上記
シーケンスにおいて追加すべき変更ログがなくなるま
で、工程１１８は工程１０９、１１２および１１５を繰
り返す。一旦このようなことが起こると、統合化ログは
工程１２０においてクローズされ、ダウンロードおよび
統合化シーケンスが工程１２１において終了する。本発
明のダウンロード開始および統合化シーケンスについて
は、以下のような工程に要約することができる。 １．統合化ログの生成 ２．変更ログのフェッチ（ダウンロード） ３．統合化ログに対する変更ログの追加 ４．変更ログの消去 ５．統合化すべき各変更ログについての、フェッチ・追
加・消去シーケンスの繰り返し ６．統合化ログのクローズ 図２は、図１Ａにおける工程１１２を拡張した図を示
す。現在の変更ログにおける各アイテムについて、以下
に示す工程が実行される。工程２０６において、現在の
変更ログにおけるアイテムがまず第１に検索され、工程
２０９において、マップが更新される。このマップは、
統合化動作または合併動作を容易にするためのメタデー
タを記憶する。このマップによって、キーとこのキーが
関連するアイテムとの一多的な関係が得られる。これ
は、その変更事項が「デルタ」として認識されるアイテ
ムタイプにとっての必要要素である。なぜならば、各変
更事項を別々にかつ順次適用しなければならないからで
ある。この後、工程２１２において統合化ログが更新さ
れ、工程２１５においてアイテムロケーション情報もま
た更新される。工程２１８および工程２２１ではとも
に、現在の変更ログから検索された現在のアイテムが、
統合化ログに書き込まれるとともに記憶される。検索を
し、検索された変更ログを統合化ログに合併する際に
は、この処理が、各フィールドを配置し、かつ、正しい
変更ログの中から各フィールドのデータを探し出すため
に、マップにおけるメタデータ（meta-data）を用いて
同一アイテムについての２つのレコードからのデータを
結合する、ということに注意すべきである。合併したデ
ータを有するアイテムが一旦統合化ログの終端に書き込
まれれば、以前の入力事項については、古いものとして
マークされるので、後で消去することができる。
【００３５】現在の変更ログに一旦付加すべきアイテム
がなくなれば、工程２２７では、本発明は、圧縮された
しきい値を超えたかどうかを決定する。圧縮されたしき
い値を超えていれば、工程２３０では、統合化ログのサ
イズを短縮または圧縮するために、圧縮された統合化ロ
グ工程２３０が開始される。圧縮された統合化ログ工程
２３０は、統合化ログのサイズを最小化して格納サーバ
１２、１４におけるメモリを節約するべく、この統合化
ログにおける古いレコードを本質的に除去する。このよ
うに古いレコードを除去することは、有効（いかなる古
いアイテムをもスキップした）レコードのみを読み込
み、いかなる古いアイテムをもスキップすることなく統
合化ログに対してアイテムを書き戻し、古いレコードの
上に対して、統合化ログにおけるデータを効率的に差し
込んで、これらの古いレコードを除去することを、統合
化ログにおける各レコードについて繰り返すことによ
り、実現される。
がなくなれば、工程２２７では、本発明は、圧縮された
しきい値を超えたかどうかを決定する。圧縮されたしき
い値を超えていれば、工程２３０では、統合化ログのサ
イズを短縮または圧縮するために、圧縮された統合化ロ
グ工程２３０が開始される。圧縮された統合化ログ工程
２３０は、統合化ログのサイズを最小化して格納サーバ
１２、１４におけるメモリを節約するべく、この統合化
ログにおける古いレコードを本質的に除去する。このよ
うに古いレコードを除去することは、有効（いかなる古
いアイテムをもスキップした）レコードのみを読み込
み、いかなる古いアイテムをもスキップすることなく統
合化ログに対してアイテムを書き戻し、古いレコードの
上に対して、統合化ログにおけるデータを効率的に差し
込んで、これらの古いレコードを除去することを、統合
化ログにおける各レコードについて繰り返すことによ
り、実現される。
【００３６】これにもかかわらず、工程２２７における
圧縮されたしきい値を超えているのであれば、工程１１
２で開始した一連の工程は、工程２３３で終了する。工
程１１２から始まる一連の工程では、現在の変更ログか
ら各レコードを効果的に読み込み、この読み込んだ情報
を統合化ログに配置する。図２における統合化ログシー
ケンスに対して変更ログを追加することについては、次
のような工程により要約することができる。 １．アイテム情報の取得 ２．マップの更新 ３．統合化ログの更新 ４．アイテムロケーション情報（マップにおける）の更
新 ５．有効なアイテムの取得する間での、上記シーケンス
を繰り返し ６．圧縮されたしきい値に到達していれば、統合化ログ
の圧縮 図３は、図２における工程２０６を拡張した図を示す。
工程３０３では、本発明は、まず第１に、現在位置が変
更ログのサイズより小さいかどうかを決定する。レコー
ドの現在位置が変更ログのサイズより小さくなければ、
工程３３９において無効メッセージが戻されて処理が工
程３４２において終了する。しかしながら、現在位置が
変更ログのサイズより小さければ、工程３０６において
動作コードが読み込まれる。本発明は、この後、工程３
０９において、この動作コードが有効動作と関連するか
どうかを決定する。この動作コードが有効動作でなけれ
ば、工程３１８においてログエラーが生成されて、工程
３３９において無効メッセージが戻されて、処理は工程
３４２において終了する。しかしながら、動作コードが
有効コードに関連していれば、工程３１２において、レ
コードの現在位置が変更ログから検索される。工程３１
５では、本発明は、動作コードが「ＮＯＰ」すなわち非
動作に対応するかどうかを決定する。このＮＯＰは、本
質的にスキップ動作の基となる。動作コードがＮＯＰに
対応するのであれば、工程３３６において有効メッセー
ジが戻され、処理は工程３４２において終了する。しか
しながら、動作モードがＮＯＰでなければ、工程３２１
において、アイテムに関連する情報が、変更ログ（Ｉ
Ｄ、親ＩＤ、フラグ、タイプ）から読み込まれる。
圧縮されたしきい値を超えているのであれば、工程１１
２で開始した一連の工程は、工程２３３で終了する。工
程１１２から始まる一連の工程では、現在の変更ログか
ら各レコードを効果的に読み込み、この読み込んだ情報
を統合化ログに配置する。図２における統合化ログシー
ケンスに対して変更ログを追加することについては、次
のような工程により要約することができる。 １．アイテム情報の取得 ２．マップの更新 ３．統合化ログの更新 ４．アイテムロケーション情報（マップにおける）の更
新 ５．有効なアイテムの取得する間での、上記シーケンス
を繰り返し ６．圧縮されたしきい値に到達していれば、統合化ログ
の圧縮 図３は、図２における工程２０６を拡張した図を示す。
工程３０３では、本発明は、まず第１に、現在位置が変
更ログのサイズより小さいかどうかを決定する。レコー
ドの現在位置が変更ログのサイズより小さくなければ、
工程３３９において無効メッセージが戻されて処理が工
程３４２において終了する。しかしながら、現在位置が
変更ログのサイズより小さければ、工程３０６において
動作コードが読み込まれる。本発明は、この後、工程３
０９において、この動作コードが有効動作と関連するか
どうかを決定する。この動作コードが有効動作でなけれ
ば、工程３１８においてログエラーが生成されて、工程
３３９において無効メッセージが戻されて、処理は工程
３４２において終了する。しかしながら、動作コードが
有効コードに関連していれば、工程３１２において、レ
コードの現在位置が変更ログから検索される。工程３１
５では、本発明は、動作コードが「ＮＯＰ」すなわち非
動作に対応するかどうかを決定する。このＮＯＰは、本
質的にスキップ動作の基となる。動作コードがＮＯＰに
対応するのであれば、工程３３６において有効メッセー
ジが戻され、処理は工程３４２において終了する。しか
しながら、動作モードがＮＯＰでなければ、工程３２１
において、アイテムに関連する情報が、変更ログ（Ｉ
Ｄ、親ＩＤ、フラグ、タイプ）から読み込まれる。
【００３７】工程３２４では、本発明は、動作コードが
消去機能に対応するかどうか決定する。動作コードが消
去機能に対応するのであれば、工程３３６において、有
効メッセージが戻され、工程３４２において処理が終了
する。しかしながら、動作コードが消去機能に対応しな
いのであれば、現在の変更アイテムについて別のフィー
ルドが存在する間、工程３３０において、このアイテム
に対するフィールド情報が得られかつこのアイテムに追
加される。現在のアイテムについて追加すべきフィール
ドが存在しない際には、工程３２７で始まるｆｏｒルー
プが工程３３３で終了する。この後、工程３３６におい
て有効メッセージが戻され、工程３４２において処理が
終了する。以下に示す工程により、図３における「アイ
テム情報の取得」シーケンスを要約することができる。 １．読み込み位置が終端を超えていれば、無効を戻す ２．動作コードの読み込み ３．動作コードが無効であれば、有効を戻す ４．現在位置の取得 ５．動作が「ＮＯＰ（非動作）」であれば、有効を戻す ６．アイテム情報の読み込み ７．動作が消去であれば、有効を戻す ８．フィールド情報を取得して現在のアイテムに追加す
る ９．現在のアイテムレコードにおける各フィールドにつ
いて、フィールド取得および追加を繰り返す １０．有効を戻す 図４は、図２における工程２０９を拡張した図を示す。
この時点では、所定のアイテムにおけるすべてのフィー
ルドが、変更ログから検索されている。工程４０３で
は、本発明は、このアイテムがマップに存在するかどう
かを決定する。このアイテムがマップに存在しなけれ
ば、工程４０９において、このアイテムがマップに挿入
され、工程４１８においてアイテム・フィールド位置情
報が更新され、工程４２１において処理が終了する。し
かしながら、このアイテムがマップに存在しなければ、
工程４０６において、本発明は、この検索されたアイテ
ムがファイルであるかどうかを決定する。この検索され
たアイテムがファイルであれば、工程４１２において、
実行および「マップにファイルアイテムを追加する」一
連の工程が実行される。この後、ファイルロケーション
情報におけるアイテムが更新され、工程４２１において
処理が終了する。しかしながら、この検索されたアイテ
ムがファイルでなければ、工程４１５において、「マッ
プへアイテムをデフォルトで追加する」ための一連の工
程が実行される。工程４２１において、アイテムおよび
フィールド位置情報が再度更新されて、処理が終了す
る。
消去機能に対応するかどうか決定する。動作コードが消
去機能に対応するのであれば、工程３３６において、有
効メッセージが戻され、工程３４２において処理が終了
する。しかしながら、動作コードが消去機能に対応しな
いのであれば、現在の変更アイテムについて別のフィー
ルドが存在する間、工程３３０において、このアイテム
に対するフィールド情報が得られかつこのアイテムに追
加される。現在のアイテムについて追加すべきフィール
ドが存在しない際には、工程３２７で始まるｆｏｒルー
プが工程３３３で終了する。この後、工程３３６におい
て有効メッセージが戻され、工程３４２において処理が
終了する。以下に示す工程により、図３における「アイ
テム情報の取得」シーケンスを要約することができる。 １．読み込み位置が終端を超えていれば、無効を戻す ２．動作コードの読み込み ３．動作コードが無効であれば、有効を戻す ４．現在位置の取得 ５．動作が「ＮＯＰ（非動作）」であれば、有効を戻す ６．アイテム情報の読み込み ７．動作が消去であれば、有効を戻す ８．フィールド情報を取得して現在のアイテムに追加す
る ９．現在のアイテムレコードにおける各フィールドにつ
いて、フィールド取得および追加を繰り返す １０．有効を戻す 図４は、図２における工程２０９を拡張した図を示す。
この時点では、所定のアイテムにおけるすべてのフィー
ルドが、変更ログから検索されている。工程４０３で
は、本発明は、このアイテムがマップに存在するかどう
かを決定する。このアイテムがマップに存在しなけれ
ば、工程４０９において、このアイテムがマップに挿入
され、工程４１８においてアイテム・フィールド位置情
報が更新され、工程４２１において処理が終了する。し
かしながら、このアイテムがマップに存在しなければ、
工程４０６において、本発明は、この検索されたアイテ
ムがファイルであるかどうかを決定する。この検索され
たアイテムがファイルであれば、工程４１２において、
実行および「マップにファイルアイテムを追加する」一
連の工程が実行される。この後、ファイルロケーション
情報におけるアイテムが更新され、工程４２１において
処理が終了する。しかしながら、この検索されたアイテ
ムがファイルでなければ、工程４１５において、「マッ
プへアイテムをデフォルトで追加する」ための一連の工
程が実行される。工程４２１において、アイテムおよび
フィールド位置情報が再度更新されて、処理が終了す
る。
【００３８】図５は、図４における工程４１２を拡張し
た図を示す。工程５０３において、本発明は、ファイル
が新しいベースバージョンを有するかどうかを決定す
る。このファイルが新しいベースバージョンを持ってい
れば、工程５１５において、存在する入力事項がマップ
から取り除かれ、統合化ログにおけるレコードが古いも
のとしてマークされ、このファイルがマップに挿入さ
れ、工程５２５において処理は終了する。しかしなが
ら、このファイルが新しいベースバージョンを有してい
なければ、工程５０６において、本発明は、このファイ
ルが、変更（change）、強制変更（force change）また
は移動（move）であるかを決定する。このファイルが、
変更、強制変更または移動のいずれかであれば、工程５
１６においてこのファイルがマップに追加される。ファ
イルアイテムの変更事項を連続的に適用しなければなら
ないし、このファイルアイテムの変更事項を統合化する
ことはできない。これにより、１つのアイテムについて
のアイテムレコードの「スタック」を維持するために
は、キーとアイテムとの間の「一多性の」関係を容易に
するマップを用いる必要がある。この後、工程５２５に
おいて処理は終了する。
た図を示す。工程５０３において、本発明は、ファイル
が新しいベースバージョンを有するかどうかを決定す
る。このファイルが新しいベースバージョンを持ってい
れば、工程５１５において、存在する入力事項がマップ
から取り除かれ、統合化ログにおけるレコードが古いも
のとしてマークされ、このファイルがマップに挿入さ
れ、工程５２５において処理は終了する。しかしなが
ら、このファイルが新しいベースバージョンを有してい
なければ、工程５０６において、本発明は、このファイ
ルが、変更（change）、強制変更（force change）また
は移動（move）であるかを決定する。このファイルが、
変更、強制変更または移動のいずれかであれば、工程５
１６においてこのファイルがマップに追加される。ファ
イルアイテムの変更事項を連続的に適用しなければなら
ないし、このファイルアイテムの変更事項を統合化する
ことはできない。これにより、１つのアイテムについて
のアイテムレコードの「スタック」を維持するために
は、キーとアイテムとの間の「一多性の」関係を容易に
するマップを用いる必要がある。この後、工程５２５に
おいて処理は終了する。
【００３９】しかしながら、このファイルが、変更、強
制変更または移動でなければ、工程５０９において、本
発明は、このファイルアイテムが消去であるかどうかを
決定する。このファイルアイテムが消去であれば、工程
５１９において、存在する入力事項がマップから取り除
かれ、統合化ログにおけるレコードが古いものとしてマ
ークされ、消去がマップに挿入され、工程５２５におい
て処理が終了する。このファイルアイテムが新しいベー
スバージョンを有しておらず、かつ、このファイルアイ
テムが、変更、強制変更または移動ではなく、かつ、こ
のアイテムファイルが消去でなければ、工程５１２にお
いてこのファイルアイテムはデフォルトにより追加とな
る。工程５２２において、存在している入力事項は、統
合化ログにおけるレコードが古いものとマークされたマ
ップから取り消され、追加がマップに挿入される。一旦
これがなされると、工程５２５において処理は終了す
る。
制変更または移動でなければ、工程５０９において、本
発明は、このファイルアイテムが消去であるかどうかを
決定する。このファイルアイテムが消去であれば、工程
５１９において、存在する入力事項がマップから取り除
かれ、統合化ログにおけるレコードが古いものとしてマ
ークされ、消去がマップに挿入され、工程５２５におい
て処理が終了する。このファイルアイテムが新しいベー
スバージョンを有しておらず、かつ、このファイルアイ
テムが、変更、強制変更または移動ではなく、かつ、こ
のアイテムファイルが消去でなければ、工程５１２にお
いてこのファイルアイテムはデフォルトにより追加とな
る。工程５２２において、存在している入力事項は、統
合化ログにおけるレコードが古いものとマークされたマ
ップから取り消され、追加がマップに挿入される。一旦
これがなされると、工程５２５において処理は終了す
る。
【００４０】図６は、図４における工程４１５を拡張し
た図を示す。工程６０３において、本発明は、アイテム
（この場合にはこのアイテムはファイルではない）が、
変更、強制変更または移動であるかを決定する。このア
イテムが、変更、強制変更または移動であれば、工程６
１２において、新しいログからのアイテムが統合化ログ
におけるアイテムに合併される。しかしながら、このア
イテムが、変更、強制変更または移動でなければ、工程
６０６において、本発明は、このアイテムが「追加」で
あるかどうかを決定する。このアイテムが追加であれ
ば、工程６１５において、存在する入力事項がマップか
ら取り消され、統合化ログにおけるレコードが古いもの
としてマークされ、この追加がマップに挿入される。し
かしながら、このアイテムが「追加」でなければ、工程
６０９においてデフォルトにより、このアイテムは消去
となる。この後、工程６１８では、マップに存在する入
力事項が取り除かれ、統合化ログにおけるレコードが古
いものとしてマークされ、消去がマップに挿入される。
工程６１２、６１５および６１８の後に、工程６２１に
おいて処理が終了する。
た図を示す。工程６０３において、本発明は、アイテム
（この場合にはこのアイテムはファイルではない）が、
変更、強制変更または移動であるかを決定する。このア
イテムが、変更、強制変更または移動であれば、工程６
１２において、新しいログからのアイテムが統合化ログ
におけるアイテムに合併される。しかしながら、このア
イテムが、変更、強制変更または移動でなければ、工程
６０６において、本発明は、このアイテムが「追加」で
あるかどうかを決定する。このアイテムが追加であれ
ば、工程６１５において、存在する入力事項がマップか
ら取り消され、統合化ログにおけるレコードが古いもの
としてマークされ、この追加がマップに挿入される。し
かしながら、このアイテムが「追加」でなければ、工程
６０９においてデフォルトにより、このアイテムは消去
となる。この後、工程６１８では、マップに存在する入
力事項が取り除かれ、統合化ログにおけるレコードが古
いものとしてマークされ、消去がマップに挿入される。
工程６１２、６１５および６１８の後に、工程６２１に
おいて処理が終了する。
【００４１】図７は、図６における工程６１２を拡張し
た図を示す。工程７０３から始まって、現在のアイテム
における各フィールドについて、以下の工程が実行され
る。工程７０６では、本発明は、現在のフィールドが本
体フィールドまたはフォーマット済の本体フィールドで
あるかどうかを決定する。現在のフィールドが本体フィ
ールドまたはフォーマット済の本体フィールドでなけれ
ば、工程７１２において、本発明は、現在のフィールド
が既に存在しているかどうかを決定する。現在のフィー
ルドが既に存在しているのであれば、フィールドが外部
工程７１７において合併される。しかしながら、現在の
フィールドがもう存在していなければ工程７２０におい
て、現在のフィールドは統合化ログにおけるアイテムに
追加される。工程７０６に戻り、フィールドが本体フィ
ールドまたはフォーマット済の本体フィールドであれ
ば、本発明は、このフィールドが既に工程７０９におい
て取り除かれているかどうかを決定する。このフィール
ドが取り除かれていなければ、工程７１４において、上
述した例におけるフィールドのいずれかが、たとえある
にしても、見つけられて取り除かれ、この後、工程７２
０において、現在のフィールドが統合化ログにおけるア
イテムに追加される。しかしながら、このフィールドが
取り除かれているのであれば、工程７０９は、現在のフ
ィールドが統合化ログにおけるアイテムに追加される工
程７２０に直接移行する。処理が現在のアイテムにおけ
る各フィールドにわたって循環した際には、工程７０３
から始まったｆｏｒループは工程７２３で終了する。こ
の後、処理は工程７２６において終了する。
た図を示す。工程７０３から始まって、現在のアイテム
における各フィールドについて、以下の工程が実行され
る。工程７０６では、本発明は、現在のフィールドが本
体フィールドまたはフォーマット済の本体フィールドで
あるかどうかを決定する。現在のフィールドが本体フィ
ールドまたはフォーマット済の本体フィールドでなけれ
ば、工程７１２において、本発明は、現在のフィールド
が既に存在しているかどうかを決定する。現在のフィー
ルドが既に存在しているのであれば、フィールドが外部
工程７１７において合併される。しかしながら、現在の
フィールドがもう存在していなければ工程７２０におい
て、現在のフィールドは統合化ログにおけるアイテムに
追加される。工程７０６に戻り、フィールドが本体フィ
ールドまたはフォーマット済の本体フィールドであれ
ば、本発明は、このフィールドが既に工程７０９におい
て取り除かれているかどうかを決定する。このフィール
ドが取り除かれていなければ、工程７１４において、上
述した例におけるフィールドのいずれかが、たとえある
にしても、見つけられて取り除かれ、この後、工程７２
０において、現在のフィールドが統合化ログにおけるア
イテムに追加される。しかしながら、このフィールドが
取り除かれているのであれば、工程７０９は、現在のフ
ィールドが統合化ログにおけるアイテムに追加される工
程７２０に直接移行する。処理が現在のアイテムにおけ
る各フィールドにわたって循環した際には、工程７０３
から始まったｆｏｒループは工程７２３で終了する。こ
の後、処理は工程７２６において終了する。
【００４２】図８は、図７における外部工程７１７を拡
張した図を示す。工程８０３において、本発明は、所定
のフィールドが収集（collection）であるかどうかを決
定する。このフィールドが収集であれば、工程８１２に
おいて、現在の収集における各フィールドについて、以
下に示す工程が実行される。工程８１８において、本発
明は、現在のフィールドが既に存在しているがどうかを
決定する。現在のフィールドが既に存在していれば、外
部工程８２３が実行され、現在の収集におけるフィール
ドが統合化ログに合併される。現在のフィールドが既に
存在していなければ、工程８２６において現在のフィー
ルドがリストに追加される。工程８２９は、現在の収集
において追加すべきフィールドがなくなるまで、工程８
１８、８２３および８２６を繰り返す。工程８０３に戻
り、フィールドが収集でなければ、工程８０６におい
て、本発明は、このフィールドが本体フィールドまたは
フォーマット済の本体フィールドであるかどうかを決定
する。このフィールドが本体フィールドまたはフォーマ
ット済の本体フィールドでなければ、工程８１４におい
て、フィールド情報が置換される。しかしながら、この
フィールドが本体フィールドまたはフォーマット済の本
体フィールドであれば、工程８０９において、本発明
は、このフィールドが既に取り除かれているかどうかを
決定する。このフィールドがまだ取り除かれていなけれ
ば、工程８１６において、上述した例におけるフィール
ドのいずれかが、たとえあるにしても、見つけられて取
り除かれる。このフィールドが取り除かれれば、工程８
２０において、現在のフィールドは統合化ログにおける
アイテムに追加される。工程８２９、８１４および８２
０の後、工程８３２において処理は終了する。
張した図を示す。工程８０３において、本発明は、所定
のフィールドが収集（collection）であるかどうかを決
定する。このフィールドが収集であれば、工程８１２に
おいて、現在の収集における各フィールドについて、以
下に示す工程が実行される。工程８１８において、本発
明は、現在のフィールドが既に存在しているがどうかを
決定する。現在のフィールドが既に存在していれば、外
部工程８２３が実行され、現在の収集におけるフィール
ドが統合化ログに合併される。現在のフィールドが既に
存在していなければ、工程８２６において現在のフィー
ルドがリストに追加される。工程８２９は、現在の収集
において追加すべきフィールドがなくなるまで、工程８
１８、８２３および８２６を繰り返す。工程８０３に戻
り、フィールドが収集でなければ、工程８０６におい
て、本発明は、このフィールドが本体フィールドまたは
フォーマット済の本体フィールドであるかどうかを決定
する。このフィールドが本体フィールドまたはフォーマ
ット済の本体フィールドでなければ、工程８１４におい
て、フィールド情報が置換される。しかしながら、この
フィールドが本体フィールドまたはフォーマット済の本
体フィールドであれば、工程８０９において、本発明
は、このフィールドが既に取り除かれているかどうかを
決定する。このフィールドがまだ取り除かれていなけれ
ば、工程８１６において、上述した例におけるフィール
ドのいずれかが、たとえあるにしても、見つけられて取
り除かれる。このフィールドが取り除かれれば、工程８
２０において、現在のフィールドは統合化ログにおける
アイテムに追加される。工程８２９、８１４および８２
０の後、工程８３２において処理は終了する。
【００４３】図９は、図２における外部工程２３０を拡
張した図を示す。本発明は、まず工程９０３から始ま
り、古いレコードが存在するかどうかを決定する。古い
レコードが存在しなければ、処理は工程９７２において
終了する。しかしながら、古いレコードが存在するので
あれば、工程９０６において、読み込みおよび書き込み
の両方の場合についての統合化ログにおけるレコード開
始部のシークが実行される。工程９０９により開始され
るｆｏｒループが、読み込みの場合についての動作コー
ドが読み込まれる工程９１２において始まる。工程９２
１では、本発明は、工程９１２における動作コードの読
み込みが非動作であるかどうかを決定する。動作が非動
作であれば、動作コードが工程９３３において書き込ま
れる。工程９３３の後に、工程９６６において統合化ロ
グの終端にまで到達したならば、工程９６９において、
統合化ログのサイズがリセットされ、統合化ログがフラ
ッシュされ、この後、工程９７２において処理は終了す
る。
張した図を示す。本発明は、まず工程９０３から始ま
り、古いレコードが存在するかどうかを決定する。古い
レコードが存在しなければ、処理は工程９７２において
終了する。しかしながら、古いレコードが存在するので
あれば、工程９０６において、読み込みおよび書き込み
の両方の場合についての統合化ログにおけるレコード開
始部のシークが実行される。工程９０９により開始され
るｆｏｒループが、読み込みの場合についての動作コー
ドが読み込まれる工程９１２において始まる。工程９２
１では、本発明は、工程９１２における動作コードの読
み込みが非動作であるかどうかを決定する。動作が非動
作であれば、動作コードが工程９３３において書き込ま
れる。工程９３３の後に、工程９６６において統合化ロ
グの終端にまで到達したならば、工程９６９において、
統合化ログのサイズがリセットされ、統合化ログがフラ
ッシュされ、この後、工程９７２において処理は終了す
る。
【００４４】しかしながら、工程９２１における動作が
非動作でないならば、工程９１８において、ＩＤ、親Ｉ
Ｄ、タイプおよびフラグを含むアイテム情報が読み込ま
れる。工程９１５では、現在のアイテムが古いものであ
る限り、以下に示す工程が実行される。工程９２４で
は、読み込みポインタが次の動作コードの先に進められ
る。工程９３６では、動作コードが読み込まれ、工程９
４５では、本発明は、この動作が非動作であるかどうか
を決定する。動作が非動作でないならば、工程９５４に
おいて、ＩＤ、親ＩＤ、タイプおよびフラグを含むアイ
テム情報が読み込まれる。しかしながら、工程９４５で
非動作と決定されてしまえば、工程９６０では、現在の
アイテムが古いものである間、処理は工程９１５に戻
る。このときには、工程９２７において書き込み動作が
実行され、工程９３０において、本発明は、動作コード
が非動作と関連するかどうかを決定する。
非動作でないならば、工程９１８において、ＩＤ、親Ｉ
Ｄ、タイプおよびフラグを含むアイテム情報が読み込ま
れる。工程９１５では、現在のアイテムが古いものであ
る限り、以下に示す工程が実行される。工程９２４で
は、読み込みポインタが次の動作コードの先に進められ
る。工程９３６では、動作コードが読み込まれ、工程９
４５では、本発明は、この動作が非動作であるかどうか
を決定する。動作が非動作でないならば、工程９５４に
おいて、ＩＤ、親ＩＤ、タイプおよびフラグを含むアイ
テム情報が読み込まれる。しかしながら、工程９４５で
非動作と決定されてしまえば、工程９６０では、現在の
アイテムが古いものである間、処理は工程９１５に戻
る。このときには、工程９２７において書き込み動作が
実行され、工程９３０において、本発明は、動作コード
が非動作と関連するかどうかを決定する。
【００４５】工程９２７における動作コードが非動作と
関連するのであれば、処理は、統合化ログの終端にまで
到達しない限り工程９０９へループを戻す工程９６６に
進む。しかしながら、工程９２７における動作コードが
非動作と関連しないのであれば、工程９４２において、
アイテム情報（ＩＤ、親ＩＤ、タイプおよびフラグ）が
書き込まれる。工程９２７における動作コードが消去に
対応するのであれば、処理は、統合化ログの終端にまで
到達しない限り工程９０９へループを戻す工程９６６に
進行する。工程９２７における動作コードが消去でなけ
れば、現在のアイテムについて別のフィールドがある
間、工程９４３から始まる以下に示す工程が実行され
る。工程９４８ではフィールドが読み込まれ、工程９５
７ではフィールドが書き込まれる。現在のアイテムにつ
いて追加すべきフィールドが一旦なくなれば、処理は工
程９６６へ進行し、統合化ログの終端にまで到達したの
であれば、処理は工程９６９および９７２へ進む。
関連するのであれば、処理は、統合化ログの終端にまで
到達しない限り工程９０９へループを戻す工程９６６に
進む。しかしながら、工程９２７における動作コードが
非動作と関連しないのであれば、工程９４２において、
アイテム情報（ＩＤ、親ＩＤ、タイプおよびフラグ）が
書き込まれる。工程９２７における動作コードが消去に
対応するのであれば、処理は、統合化ログの終端にまで
到達しない限り工程９０９へループを戻す工程９６６に
進行する。工程９２７における動作コードが消去でなけ
れば、現在のアイテムについて別のフィールドがある
間、工程９４３から始まる以下に示す工程が実行され
る。工程９４８ではフィールドが読み込まれ、工程９５
７ではフィールドが書き込まれる。現在のアイテムにつ
いて追加すべきフィールドが一旦なくなれば、処理は工
程９６６へ進行し、統合化ログの終端にまで到達したの
であれば、処理は工程９６９および９７２へ進む。
【００４６】図１０は、フィールド情報を取得する工程
を表現するフロー図を示す。工程１００３において、初
めに、フィールドタグおよび現在位置が読み込まれる。
工程１０１５では、本発明は、このフィールドが収集で
あるかどうかを決定する。このフィールドが収集であれ
ば、工程１０２１において、収集フィールド（カウン
ト）が読み込まれ保存される。この後、工程１０３３に
おいて、フィールドとカウントのペアが収集フィールド
スタックに追加される。この後、工程１０６６において
処理は終了する。しかしながら、工程１０１５に戻り、
フィールドが収集でなければ、工程１００６において、
本発明は、このフィールドが収集の一部であるかどうか
を決定する。このフィールドが収集の一部でなければ、
工程１０４８では、このフィールドが現在のアイテムの
フィールドリストに追加される。この後、工程１０６０
において変更ログが次のフィールドに進められ、工程１
０６６において処理は終了する。工程１００６に戻って
みると、フィールドが収集の一部であれば、工程１００
９において、このフィールドが保持スタック（holding
stach）に保存される。この後、工程１０１２におい
て、収集フィールドスタックが空になるまで、以下に示
す工程が実行される。工程１０１８では、本発明は、現
在の収集が一杯（フル）であるかどうかを決定する。現
在の収集が一杯でなければ、工程１０２４において、本
発明は、保持スタックが空であるかどうかを決定する。
保持スタックが空であれば、統合化ログは、工程１０６
０において示したように、次のフィールドに進められ、
処理は工程１０６６で終了する。しかしながら、保持ス
タックが空でなければ、工程１０３０において、フィー
ルドが保持スタックからポップ（pop）される。この
後、工程１０４５において、このフィールドが現在の収
集フィールドのリストに追加され、そのカウンタがデク
リメントされる。
を表現するフロー図を示す。工程１００３において、初
めに、フィールドタグおよび現在位置が読み込まれる。
工程１０１５では、本発明は、このフィールドが収集で
あるかどうかを決定する。このフィールドが収集であれ
ば、工程１０２１において、収集フィールド（カウン
ト）が読み込まれ保存される。この後、工程１０３３に
おいて、フィールドとカウントのペアが収集フィールド
スタックに追加される。この後、工程１０６６において
処理は終了する。しかしながら、工程１０１５に戻り、
フィールドが収集でなければ、工程１００６において、
本発明は、このフィールドが収集の一部であるかどうか
を決定する。このフィールドが収集の一部でなければ、
工程１０４８では、このフィールドが現在のアイテムの
フィールドリストに追加される。この後、工程１０６０
において変更ログが次のフィールドに進められ、工程１
０６６において処理は終了する。工程１００６に戻って
みると、フィールドが収集の一部であれば、工程１００
９において、このフィールドが保持スタック（holding
stach）に保存される。この後、工程１０１２におい
て、収集フィールドスタックが空になるまで、以下に示
す工程が実行される。工程１０１８では、本発明は、現
在の収集が一杯（フル）であるかどうかを決定する。現
在の収集が一杯でなければ、工程１０２４において、本
発明は、保持スタックが空であるかどうかを決定する。
保持スタックが空であれば、統合化ログは、工程１０６
０において示したように、次のフィールドに進められ、
処理は工程１０６６で終了する。しかしながら、保持ス
タックが空でなければ、工程１０３０において、フィー
ルドが保持スタックからポップ（pop）される。この
後、工程１０４５において、このフィールドが現在の収
集フィールドのリストに追加され、そのカウンタがデク
リメントされる。
【００４７】工程１０１８に戻り、現在の収集が一杯で
あれば、工程１０２７において、現在の収集は、保持ス
タックに追加されるとともに、収集フィールドスタック
から取り除かれる。この後、工程１０３６において、本
発明は、収集フィールドスタックが空であるかどうかを
決定する。収集フィールドスタックが空であれば、工程
１０５１において、保持スタックに入力事項が存在して
いる限りにおいて（すなわち、工程１０４２および１０
５７が定めるｆｏｒループにより確立された条件が依然
として有効であれば）、保持スタックに入力事項が存在
しなくなるまで、このフィールドの入力事項は、保持ス
タックからポップオフされるとともに親アイテムのフィ
ールドに追加される。工程１０３６に戻ってみると、収
集フィールドスタックが空でなければ、工程１０３９に
おいて、本発明は、現在の収集が一杯であるかどうかを
決定する。現在の収集が一杯でなければ、工程１０５４
において、フィールドは、保持スタックからポップオフ
されるとともに、現在の収集フィールドに追加され、収
集カウントがデクリメントされる。現在の収集が一杯で
あれば、工程１０３９は直接工程１０６３に進み、工程
１０６３は、収集フィールドスタックが空でなければ、
ループを工程１０１２に戻す。
あれば、工程１０２７において、現在の収集は、保持ス
タックに追加されるとともに、収集フィールドスタック
から取り除かれる。この後、工程１０３６において、本
発明は、収集フィールドスタックが空であるかどうかを
決定する。収集フィールドスタックが空であれば、工程
１０５１において、保持スタックに入力事項が存在して
いる限りにおいて（すなわち、工程１０４２および１０
５７が定めるｆｏｒループにより確立された条件が依然
として有効であれば）、保持スタックに入力事項が存在
しなくなるまで、このフィールドの入力事項は、保持ス
タックからポップオフされるとともに親アイテムのフィ
ールドに追加される。工程１０３６に戻ってみると、収
集フィールドスタックが空でなければ、工程１０３９に
おいて、本発明は、現在の収集が一杯であるかどうかを
決定する。現在の収集が一杯でなければ、工程１０５４
において、フィールドは、保持スタックからポップオフ
されるとともに、現在の収集フィールドに追加され、収
集カウントがデクリメントされる。現在の収集が一杯で
あれば、工程１０３９は直接工程１０６３に進み、工程
１０６３は、収集フィールドスタックが空でなければ、
ループを工程１０１２に戻す。
【００４８】以上のような本発明の好ましい実施形態に
ついては、説明および記載を目的として記載してきた。
徹底的であることを意図していないし、本発明をここで
開示した形体そのものに限定することをも意図していな
い。多くの変更および変形を施すことは、当業者にとっ
て明らかであろう。本発明の原理および本発明を実際に
適用することを最もよく説明し、これにより、当業者
が、様々な実施形態についての本発明、および、意図し
た特定の利用に適したような様々な変更を施した本発明
を理解することができるように、上記実施形態を選択し
て説明している。本発明の範囲は、別記請求項およびこ
れらの均等物により特定されるものである。
ついては、説明および記載を目的として記載してきた。
徹底的であることを意図していないし、本発明をここで
開示した形体そのものに限定することをも意図していな
い。多くの変更および変形を施すことは、当業者にとっ
て明らかであろう。本発明の原理および本発明を実際に
適用することを最もよく説明し、これにより、当業者
が、様々な実施形態についての本発明、および、意図し
た特定の利用に適したような様々な変更を施した本発明
を理解することができるように、上記実施形態を選択し
て説明している。本発明の範囲は、別記請求項およびこ
れらの均等物により特定されるものである。
【図１】本発明にかかる変更ログの統合化および最適化
のメカニズムを有するデータ転送および同期システムの
一例を示すブロック図
のメカニズムを有するデータ転送および同期システムの
一例を示すブロック図
【図１Ａ】本発明のダウンロードおよび統合化シーケン
スの開始を示すフロー図
スの開始を示すフロー図
【図２】本発明にかかる統合化変更ログに対して変更ロ
グを追加する一連の工程を示すフロー図
グを追加する一連の工程を示すフロー図
【図３】本発明にかかる変更ログのアイテムを取り戻す
工程を示すフロー図
工程を示すフロー図
【図４】本発明にかかる変更ログのマップを更新する工
程を示すフロー図
程を示すフロー図
【図５】本発明にかかるファイルアイテムを追加する一
連の工程を示すフロー図
連の工程を示すフロー図
【図６】本発明にかかるアイテムを追加する一連のデフ
ォルト工程を示すフロー図
ォルト工程を示すフロー図
【図７】本発明にかかるアイテムのフィールドを合併す
る工程を示すフロー図
る工程を示すフロー図
【図８】本発明にかかる収集のフィールドを合併する工
程を示すフロー図
程を示すフロー図
【図９】本発明にかかる統合化ログを圧縮する工程を示
すフロー図
すフロー図
【図１０】本発明にかかる変更ログの現在のアイテムか
らフィールドを取り戻す工程を示すフロー図
らフィールドを取り戻す工程を示すフロー図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート イー ガーナー アメリカ合衆国 ジョージア州 30043 ローレンスヴィル ヒドゥン ウッド コ ート 309 (72)発明者 レイトン エイ リッドガード アメリカ合衆国 ジョージア州 30294 エレンウッド フレイクス ミル マナー レーン 4152 (72)発明者 ライアム ジェイ スタナード アメリカ合衆国 ジョージア州 30043 ローレンスヴィル プロスペクト ロード 1584 (72)発明者 ドナルド ダブリュ キャッシュ アメリカ合衆国 ジョージア州 30338 ダンウッディー ヴァンダーリン ドライ ヴ 1748 (72)発明者 ジョセフ ロバートソン アメリカ合衆国 ジョージア州 30683 ウィンターヴィル チャーリー ボルトン ロード 802 Ｆターム(参考） 5B082 GA01 GA14 GB02 HA05
Claims (11)
- 【請求項１】 データ転送および同期システムにおける
クライアント装置のアプリケーションデータを更新する
方法であって、 それぞれが前記アプリケーションデータへの変更事項を
反映する複数の変更ログにおける第１の変更ログを、サ
ーバシステムからダウンロードする工程と、 前記第１の変更ログを統合化ログに追加する工程と、 前記第１の変更ログを消去する工程と、 追加すべき変更ログがなくなるまで、前記複数の変更ロ
グにおける次の変更ログについて、前記ダウンロードす
る工程、前記追加する工程および前記消去する工程を繰
り返す工程と、 前記統合化ログを前記アプリケーションデータに適用し
て、該アプリケーションデータを更新する工程と、を具
備することを特徴とする方法。 - 【請求項２】 前記追加する工程は、 （ａ）前記アプリケーションデータにおける有効アイテ
ムについての情報を検索する工程と、 （ｂ）前記統合化ログにおける、メタデータを記憶する
マップを更新する工程と、 （ｃ）前記アイテムを前記統合化ログに書き込む工程
と、 （ｄ）前記マップにおける前記有効アイテムの位置を更
新する工程と、 （ｅ）現在の変更ログにおいて残っているすべての有効
アイテムについて、工程（ａ）から工程（ｄ）を繰り返
す工程と、 を具備することを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 （ｆ）圧縮されたしきい値を超えるまで
前記統合化ログを圧縮する工程を具備することを特徴と
する請求項２に記載の方法。 - 【請求項４】 前記アプリケーションデータは、連絡、
インターネットブラウザのブックマーク、日程行事、電
子メールアドレス、メモ、タスクおよびファイルのデー
タクラスを含むことを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項５】 前記連絡は、複数の人物についての、名
前、住所、電話番号および電子メールアドレスを識別す
るレコードを含むことを特徴とする請求項４に記載の方
法。 - 【請求項６】 前記ファイルは、バイナリフォーマット
の、ワードプロセッサに特化した文書、電子プレゼンテ
ーション、スプレッドシートおよび実行可能ファイルを
含むことを特徴とする請求項４に記載の方法。 - 【請求項７】 前記アプリケーションデータは、一般的
なデータフォーマットとなっていることを特徴とする請
求項１に記載の方法。 - 【請求項８】 データ転送および同期システムにおける
クライアント装置のアプリケーションデータを更新する
装置であって、 それぞれが前記アプリケーションデータへの変更事項を
反映する複数の変更ログを、サーバーシステムから繰り
返し検索するダウンロードルーチンと、 前記複数の変更ログの内容を統合化ログに繰り返し統合
化する合併ルーチンと、 前記複数の変更ログを繰り返し消去する変更ログ消去ル
ーチンと、 前記統合化ログの内容を前記アプリケーションデータに
適用して該アプリケーションデータを更新する更新ルー
チンと、を具備することを特徴とする装置。 - 【請求項９】 前記合併ルーチンは、 前記アプリケーションデータから複数のアイテムを検索
するアイテム検索ルーチンと、 マップがメタデータを記憶する前記統合化ログにおける
前記マップを更新するマップ更新ルーチンと、 前記アプリケーションデータから前記複数のアイテムか
らのフィールド情報を検索するフィールド検索ルーチン
と、 前記マップにおける複数のアイテムの位置を更新するア
イテム位置更新ルーチンと、を具備することを特徴とす
る請求項８に記載の装置。 - 【請求項１０】 前記合併ルーチンは、統合化ログ圧縮
ルーチンを具備することを特徴とする請求項９に記載の
装置。 - 【請求項１１】 データ転送および同期システムにおけ
る第１クライアント装置で、蓄積した変更ログを統合化
ログに統合化し、アプリケーションデータを更新するた
めに前記統合化ログを適用する方法であって、 それぞれが前記アプリケーションデータへの変更事項を
反映する複数の変更ログにおける第１の変更ログを、サ
ーバシステムからダウンロードする工程と、 前記第１の変更ログを統合化ログに追加する工程と、 前記第１の変更ログを消去する工程と、 追加すべき変更ログがなくなるまで、前記複数の変更ロ
グにおける次の変更ログについて、前記ダウンロードす
る工程、前記追加する工程および前記消去する工程を繰
り返す工程と、 前記統合化ログを前記アプリケーションデータに適用し
て、該アプリケーションデータを更新する工程と、を具
備することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/642,615 US6925476B1 (en) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | Updating application data including adding first change log to aggreagate change log comprising summary of changes |
| US09/642615 | 2000-08-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002163137A true JP2002163137A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=24577311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001287835A Pending JP2002163137A (ja) | 2000-08-17 | 2001-08-17 | 変更ログを統合化および最適化する方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6925476B1 (ja) |
| EP (1) | EP1180890A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002163137A (ja) |
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