JP2002163069A - キャラクタ描画方法、携帯端末装置およびキャラクタ描画方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータが読取可能な記録媒体 - Google Patents

キャラクタ描画方法、携帯端末装置およびキャラクタ描画方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータが読取可能な記録媒体

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JP2002163069A
JP2002163069A JP2000362872A JP2000362872A JP2002163069A JP 2002163069 A JP2002163069 A JP 2002163069A JP 2000362872 A JP2000362872 A JP 2000362872A JP 2000362872 A JP2000362872 A JP 2000362872A JP 2002163069 A JP2002163069 A JP 2002163069A
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Satoshi Kawatani
聡 川谷
Yoichi Shishikura
洋一 宍倉
Norio Morishita
議雄 森下
Yasuyuki Nagai
靖之 永井
Hidemitsu Awai
英充 粟井
Masafumi Ugajin
雅史 宇賀神
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Seiko Instruments Inc
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ARUKAAJU KK
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面や操作キーが小さい携帯電話機等に
よってもマスコット等のキャラクタを容易に描画するこ
とができるようにすること。 【解決手段】 携帯電話機の数字キーによって入力され
る数字キャラクタを矢印キーによってカーソル移動させ
ながら入力させる描画ボードを携帯電話機のディスプレ
イ上に表示させ、ユーザーが数字キーを押下することに
よって入力した数字キャラクタの配列によってマスコッ
ト等のキャラクタを表現するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャラクタ描画
方法、携帯電話機およびキャラクタ描画方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを格納した、コンピュータ
が読取可能な記録媒体に関し、特に、セルラー方式等の
携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)端
末や携帯型情報機器(PDA)のように表示画面が小さ
い携帯端末装置上でキャラクタを描画するのに有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ(パソ
コン)などのコンピュータによるキャラクタの描画を支
援するソフトウェアでは、表示画面上に描画ウィンドウ
を開き、その描画ウィンドウ内に描画させている。この
種のソフトウェアでは、マウス等のポインティングデバ
イスやキーボード等のカーソルキーによって、描画ウィ
ンドウ内を移動可能なポインタを表示させ、そのポイン
タが描画ウィンドウ内を移動することによって、描画ウ
ィンドウ内の座標を指定することができるようになって
いる。その指定は、たとえば、マウスによる場合にはク
リック&ドロップなどによって行っている。
【0003】また、描画したキャラクタに色をつけたい
場合には、描画する線や点の色を選択したり、線によっ
て囲まれる領域や任意の領域の色を選択するようになっ
ている。その選択は、いくつかの色のサンプルを表示す
るウィンドウ(パレット)を表示して、マウスなどによ
ってポインタをサンプルの色に合わせて行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
パソコンによるキャラクタの描画方法では、表示画面や
操作キーが小さい携帯電話機やPHS端末や携帯情報端
末によってキャラクタを容易に描画することができず、
特に、着色したキャラクタを描画することができない問
題点がある。
【0005】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、表示画面や操作キーが小さい携帯電話
機やPHS端末や携帯情報端末によってもキャラクタを
容易に描画することができるようにし、特に、カラー表
示機能を有する携帯電話機等によって着色したマスコッ
ト等のキャラクタを容易に描画することができるように
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるキャラクタ描画方法は、マスコッ
ト等のキャラクタの表示画面上の画素座標に対応させて
文字や記号を配置可能な描画ボードを表示する描画ボー
ド表示工程と、操作キーによって入力される文字や記号
のキャラクタを描画ボード上に配置させ、描画ボード上
の文字や記号の配列によってマスコット等のキャラクタ
を表現するキャラクタ表現工程と、描画ボード上に表現
されたマスコット等のキャラクタを表示画面上の画素の
配列によって表現して表示画面上に表示させるキャラク
タ表示工程と、描画ボード上に表現されたマスコット等
のキャラクタを表示画面上の画素の配列によって表現し
たイメージデータを登録するキャラクタ登録工程と、を
含んだことを処理上の特徴とする。
【0007】なお、このキャラクタ描画方法は、さら
に、マスコット等のキャラクタの図柄のパーツ毎のパタ
ーンを登録したパターンデータを記憶部に記憶するパタ
ーン記憶工程と、パーツのパターンを表示させてパター
ンを選択させることでマスコット等のキャラクタの図柄
を構成させるパターン選択工程を含めるようにしてもよ
い。また、さらに、操作キーに色コードを対応させた色
コードテーブルを記憶部に記憶するテーブル記憶工程
と、文字や記号を割り当ててある操作キーに色コードを
割り当てて色を選択させる色選択工程と、を含めるよう
にしてもよい。この色選択工程による着色は、たとえ
ば、画素毎に行ってもよいし、マスコット等のパーツ毎
に行ってもよいし、マスコット等のキャラクタの全体で
行ってもい。
【0008】つぎの発明による携帯端末装置は、文字や
記号に対応する区点コードを操作キーによって入力させ
る入力手段と、二次元空間に並んだ画素の集まりで文字
や記号を表現して表示画面に表示させる表示手段とを備
える携帯端末装置において、区点コードに対応する文字
や記号のキャラクタを登録したキャラクタ辞書と、マス
コット等のキャラクタを表示する画素数に対応する数の
文字や記号のキャラクタを表示空間の画素座標に対応さ
せて配置可能な描画ボードとを記憶部に記憶する記憶手
段と、操作キーによって入力される文字や記号を描画ボ
ードに配置させて、マスコット等のキャラクタの図柄を
文字や記号の配列によって描画させるキャラクタ入力手
段と、描画ボードに入力された文字や記号の配列に対応
させて表示空間の画素をアクティブにしてマスコット等
のキャラクタを表現するキャラクタ表示手段と、キャラ
クタ表示手段によって表示されるマスコット等のキャラ
クタのイメージデータを登録するキャラクタ登録手段
と、を備えたことを構成上の特徴とする。
【0009】なお、この携帯端末装置は、さらに、前記
記憶手段は、マスコット等のキャラクタの図柄のパーツ
毎のパターンを登録したパターンデータを記憶部に記憶
するとともに、パーツのパターンを表示させてパターン
を選択させることでマスコット等のキャラクタの図柄を
構成させるパターン選択手段を備えてもよい。また、さ
らに、前記記憶手段は、操作キーに色コードを対応させ
た色コードテーブルを記憶部に記憶するとともに、通常
の文字や記号を割り当ててある操作キーに色コードを割
り当てて色を選択させる色選択手段を備えてもよい。
【0010】また、この発明のコンピュータが読取可能
な記録媒体には、この発明の前記キャラクタ描画方法
を、コンピュータに実行させるプログラムを格納したこ
とを構成上の特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。 〔実施の形態1〕図1は、この発明の実施の形態1を示
す携帯電話機のブロック構成図である。この携帯電話機
100は、CPU1、ROM2、RAM3、送受信部
4、表示部5、入力部6を備えている。前記CPU1
は、前記ROM2や前記RAM3からプログラムを読み
出して、このプログラムを実行することによって、全体
の制御を司る。前記ROM2は、各種プログラム2a、
数字キー・数字データ対応テーブル2b等の各種データ
を読み出し専用に記録する。前記RAM3は、各種プロ
グラム3a、描画ボード3b、数字キー・色データ対応
テーブル3cを読み書き可能に記録する。
【0012】前記ROM2に格納する前記各種プログラ
ム2aとしては、たとえば、起動プログラムやOSや通
信プログラムを含み、特に、この実施の形態1では、キ
ャラクタ描画方法を実行するプログラムを含むものとす
る。なお、キャラクタ描画方法を実行するプログラム
は、前記RAM3に格納する各種プログラム3aに含め
てもよい。また、前記数字キー・数字データ対応テーブ
ル2bは、携帯電話機100の数字キー6aと、表示部
5に表示する数字キャラクタとの対応をとるテーブルで
ある。
【0013】前記描画ボード3bは、数字キー6aによ
って入力される数字キャラクタを矢印キー6bによって
カーソル移動させながら入力させる領域であり、後述す
るように、ここに配列された数字キャラクタによってマ
スコット等のキャラクタを表現するキャンパスの機能で
ある。前記数字キー・色データ対応テーブル3cは、数
字キー6aに色コードを対応させたテーブルであり、た
とえば、画素毎に色分けするパレットと、マスコット等
のキャラクタの全体を色付けする全体色パレットとがあ
る。
【0014】なお、マスコット等のキャラクタのパーツ
毎に色付けするように定義したパレットとしてもよい。
また、数字キー6aには、色だけではなく、たとえば、
特殊な描画命令を定義してもよい。たとえば、「0〜
7」の数字キー6aには、該当する色を割り付け、
「8」の数字キー6aには、該当する位置を起点とする
左方向への水平線分を描画することを定義して割り付
け、「9」の数字6aキーには、該当する位置を起点と
する右方向への水平線分を描画することを定義して割り
付けてもよい。
【0015】また、前記RAM3には、上述した各種デ
ータの他に、この実施の形態1では、特に、数字キャラ
クタによって表現されたマスコット等のキャラクタのイ
メージデータやマスコット等のキャラクタのパーツ(目
や口等)毎のイメージパターン等を記憶する。
【0016】前記送受信部4は、無線電波によって携帯
電話通信網に接続して各種データの送受信や通話を実現
する。前記表示部5は、各種データを表示する表示画面
であり、たとえば、液晶である。前記入力部6は、数字
キー6aや矢印キー6bなどの入力キーである。前記数
字キー6aは、「0〜9」までの数字に割り当てたキー
であり、ここでは、「*」や「#」も含むものとする。
また、前記矢印キー6bは、前記表示部5に表示された
カーソルなどを上下左右に移動させる。
【0017】つぎに、この実施の形態1のキャラクタ描
画処理を説明する。図2は、この発明の実施の形態1を
示すキャラクタ描画処理のフローチャートである。図3
は、この発明の実施の形態1を示すキャラクタ描画処理
のパターン選択の場合を説明する携帯電話の表示画面の
遷移図である。図4は、この発明の実施の形態1を示す
キャラクタ描画処理のパターン選択の場合を説明する携
帯電話の表示画面の遷移図である。図5は、この発明の
実施の形態1を示すキャラクタ描画処理のオリジナル作
成の場合を説明する携帯電話の表示画面の遷移図であ
る。図6は、この発明の実施の形態1を示すキャラクタ
描画処理のオリジナル作成の場合を説明する携帯電話の
表示画面の遷移図である。
【0018】まず、CPU1は、表示部5にキャラクタ
描画メニュー画面を表示し(ステップS1)、ユーザー
にパターン選択かオリジナル作成かを選択させ(ステッ
プS2)、パターン選択の場合は処理をステップS3に
移し、オリジナル作成の場合は処理をステップS10に
移す(ステップS2)。つぎに、パターン選択の場合
と、オリジナル作成の場合とに分けて説明する。
【0019】パターン選択の場合には、CPU1は、パ
ターン選択させるためのカタログを表示して、ユーザー
にパーツを選択させる(ステップS3)。たとえば、マ
スコットを描画する場合には、マスコットの目や口のパ
ーツのパターンの選択をさせ(ステップS4)、ユーザ
ーが目を選択した場合には目のパターンを表示し(ステ
ップS5)、ユーザーが口を選択した場合には口のパタ
ーンを表示し(ステップS6)、それぞれのパーツのパ
ターンを選択させる。
【0020】具体的には、図3(a)に示すように、パ
ターン選択のメニュー画面を表示し、ユーザーに目か口
を選択させる。目が選択された場合には、図3(b)に
示すように、たとえば、1〜5の目のパターンを表示
し、これらのパターンに対応する数字キーをユーザーに
押下させて選択させる。また、口が選択された場合にも
同様に、図3(c)に示すように、たとえば、1〜5の
口のパターンを表示し、これらのパターンに対応する数
字キー6aをユーザーに押下させて選択させる。また、
CPU1は、たとえば、「*」キーが押下された場合
に、目や口のその他のパターンを表示させる。
【0021】なお、選択されていないパーツは、あらか
じめ設定しておいた優先度に基づいて自動的に優先度の
高いパターンが選択されたものとして表示するようにし
てもよい。また、図2のフローチャートには現れていな
いが、ステップS5とステップS6のつぎにステップS
3に戻るステップを設けて、各パーツを全てユーザーに
選択させるのが好ましい。また、図3(d)に示すよう
に、CPU1は、目や口のパーツが選択された場合に
は、選択されたパーツによって描画されるマスコット等
のキャラクタを表示して、ユーザーに確認させてもよ
い。
【0022】つぎに、CPU1は、パーツが選択される
と、マスコット等のキャラクタの全体の色を選択させる
色パレットを表示して、ユーザーに色を選択させる(ス
テップS7)。具体的には、図4(a)に示すように、
色の選択のための色パレットを表示し、色を選択させ
る。
【0023】なお、この選択は、数字キーによって行う
ようにしても、また、矢印キー6bなどによって、カー
ソルを色のパターンに移動させて選択させるようにして
もよい。そして、CPU1は、色が選択されると、図4
(b)に示すように、選択された色を着けたマスコット
等のキャラクタを表示し、ユーザーに確認させ(ステッ
プS8)、終了する場合には処理をステップS21に移
し、修正する場合には処理を上記ステップS1に戻す
(ステップS9)。
【0024】一方、オリジナル作成選択の場合には、C
PU1は、描画するキャラクタに詳細な色付けを行うか
をユーザーに確認させる(ステップS10)。ここで、
詳細な色付けを行う場合は、キャラクタ描画処理にある
程度の熟練を要するため、スペシャル作成と呼ぶことに
する。そして、CPU1は、ユーザーが詳細な色付けを
行う場合(スペシャル作成)を選択したときには、画素
毎に色付けを行うパレットを表示する(ステップS1
1)。このパレットは、数字キー6aに色や位置等の情
報を定義したものである。
【0025】たとえば、図6(a)に示すように、
「0」は黒、「1」は赤、「2」は青、「3」は黄色、
「4」はみどり、「5」はオレンジ、「6」はムラサ
キ、「7」は白、「8」は黒で左まで、「9」は黒で右
まで、「*」は点を消す等のように定義して数字キー6
aに割り付けておく。
【0026】つぎに、CPU1は、ユーザーに詳細な説
明を表示するか否かを確認させて説明を表示する(ステ
ップS12、Yes)。たとえば、図5(a)(b)
(c)(d)や図6(a)(b)(c)に示すように、
描画の説明を表示する。色付けを行わない場合は、図5
(a)(b)(c)(d)に示すように、描画ボードの
説明と、この描画ボードに入力するための数字キー6a
の説明や描画ボードに入力した場合の具体例を表示する
(ステップS13)。また色付けを行う場合には、図6
(a)(b)(c)に示すように、描画ボードの説明
と、この描画ボードに入力するためのパレットとしての
数字キー6aの説明や描画ボードに入力した場合の具体
例を表示する。
【0027】つぎに、CPU1は、描画ボードをRAM
3から取得して表示部5に表示し(ステップS14、ス
テップS15)、ユーザーに説明にしたがって色を含め
た描画を行わせる(ステップS16)。なお、上述の説
明の表示に続けて、描画ボードを表示させるのが好まし
い。たとえば、図5(d)、図6(c)、図5(e)の
ように、描画ボードを表示して、ユーザーに数字キー6
aによって数字を入力させて、数字の配列によってマス
コット等のキャラクタを描画させる。
【0028】つぎに、CPU1は、キャラクタが描画さ
れると、マスコット等のキャラクタの全体の色を選択さ
せる色パレットを表示して、ユーザーに色を選択させる
(ステップS17、ステップS18)。なお、上記ステ
ップS10で色付けが選択されている場合には、このス
テップS17とステップS18を省略してもよい。ま
た、ここでの色パレットは、上述したパターン選択の場
合と同様に処理する。
【0029】そして、CPU1は、作成されたマスコッ
ト等のキャラクタを表示し、ユーザーに確認させ(ステ
ップS19)、終了する場合には処理をステップS21
に移し、修正する場合には処理を上記ステップS1に戻
す(ステップS20)。なお、キャラクタ確認画面は、
たとえば、図5(f)、図6(d)に示すように、パタ
ーン選択によって選択されて描画されたキャラクタやオ
リジナル作成によって作成されて描画されたキャラクタ
を画素単位で表示させるとともに、そのキャラクタの描
画ボードも表示して確認させる。
【0030】最後に、CPU1は、パターン選択によっ
て選択されて描画されたキャラクタやオリジナル作成に
よって作成されて描画されたキャラクタをRAM3に登
録して処理を終了する(ステップS21)。
【0031】上記実施の形態1によれば、表示画面や入
力部の小さい携帯電話機によってもマスコット等のキャ
ラクタを容易に細密に描画することができるようにな
り、特に、着色したマスコット等のキャラクタを容易に
描画することができるようになる。つまり、マスコット
等のキャラクタの描画が、携帯電話機の数字キーの操作
によって、画素単位の細密な描画が可能になる。
【0032】したがって、携帯電話機の数字キーが描画
を行うための「インク」として機能することになるた
め、マウス等のポインティングデバイス無しでも容易に
マスコット等のキャラクタを描画することができるよう
になる。また、数字キーに「色情報」ばかりでなく、
「位置」などの特殊な描画情報を定義することによっ
て、さらに細密な描画を容易に行えるようになる。
【0033】なお、上記実施の形態1では、描画ボード
等のキャラクタ描画処理に必要な各種データをROMや
RAMに記録してあるものとして説明したが、このよう
にROMやRAMに予め記憶させておくのではなく、た
とえば、キャラクタ描画時に、通話機能によってキャラ
クタ描画処理を提供するサーバにアクセスBM_7BM_7し
て、その都度ダウンロードするようにしてもよい。
【0034】また、上記実施の形態1では、携帯電話機
を例に説明したが、これに限らず、PHS(Personal H
andyphone System)端末や携帯型情報機器(PDA)そ
の他の携帯端末装置でも同様にキャラクタ描画方法を実
行させることができる。
【0035】なお、上記実施の形態1のキャラクタ描画
処理によって作成されるマスコット等のキャラクタは、
インターネット等のネットワーク上で送信し合って、育
成ゲームなどに応用することが可能である。 〔実施の形態2〕さて、実施の形態1では、携帯電話機
100内に、処理制御部(CPU1、ROM2、RAM
3)を持たせたが、以下の実施の形態2に示すように、
携帯電話機200内には、送受信部24のほか、表示部
25と入力部26のみを持たせ、処理制御部は、無線通
信またはネットワークを介して接続されたサーバ300
に持たせ、上記各種処理をサーバ300においておこな
わせるようにしてもよい。
【0036】図7は、この発明の実施の形態2を示す携
帯電話機、サーバからなるシステムのブロック構成図で
ある。図7において、携帯電話機200は、送受信部2
4、表示部25、入力部26を備えている。
【0037】送受信部24は、無線電波によって携帯電
話通信網に接続して、さらにはインターネットなどのネ
ットワークを介してサーバ300との各種データの送受
信や、通常の通話を実現する。表示部25は、各種デー
タを表示する表示画面であり、たとえば、液晶である。
入力部26は、数字キー26aや矢印キー26bなどの
入力キーである。数字キー26aは、「0〜9」までの
数字に割り当てたキーであり、ここでは、「*」や
「#」も含むものとする。また、矢印キー26bは、前
記表示部25に表示されたカーソルなどを上下左右に移
動させる。
【0038】また、サーバ300は、CPU31、RO
M32、RAM33、送受信部34を備えている。CP
U31は、ROM32やRAM33からプログラムを読
み出して、このプログラムを実行することによって、全
体の制御を司る。ROM32は、各種プログラム32
a、数字キー・数字データ対応テーブル32b等の各種
データを読み出し専用に記録する。RAM33は、各種
プログラム33a、描画ボード33b、数字キー・色デ
ータ対応テーブル33cを読み書き可能に記録する。
【0039】ROM32に格納する前記各種プログラム
32aとしては、たとえば、起動プログラムやOSや通
信プログラムを含み、特に、キャラクタ描画方法を実行
するプログラムを含むものとする。なお、キャラクタ描
画方法を実行するプログラムは、前記RAM33に格納
する各種プログラム33aに含めてもよい。また、数字
キー・数字データ対応テーブル32bは、携帯電話機2
00の数字キー26aと、表示部25に表示する数字キ
ャラクタとの対応をとるテーブルである。
【0040】描画ボード33bは、数字キー36aによ
って入力される数字キャラクタを矢印キー36bによっ
てカーソル移動させながら入力させる領域であり、後述
するように、ここに配列された数字キャラクタによって
マスコット等のキャラクタを表現するキャンパスの機能
である。前記数字キー・色データ対応テーブル33c
は、数字キー36aに色コードを対応させたテーブルで
あり、たとえば、画素毎に色分けするパレットと、マス
コット等のキャラクタの全体を色付けする全体色パレッ
トとがある。
【0041】なお、マスコット等のキャラクタのパーツ
毎に色付けするように定義したパレットとしてもよい。
また、数字キー36aには、色だけではなく、たとえ
ば、特殊な描画命令を定義してもよい。たとえば、「0
〜7」の数字キー36aには、該当する色を割り付け、
「8」の数字キー36aには、該当する位置を起点とす
る左方向への水平線分を描画することを定義して割り付
け、「9」の数字キー36aには、該当する位置を起点
とする右方向への水平線分を描画することを定義して割
り付けてもよい。
【0042】また、RAM33には、上述した各種デー
タの他に、この実施の形態1では、特に、数字キャラク
タによって表現されたマスコット等のキャラクタのイメ
ージデータやマスコット等のキャラクタのパーツ(目や
口等)毎のイメージパターン等を記憶する。
【0043】送受信部34は、無線電波によって携帯電
話通信網に接続して、さらにはインターネットなどのネ
ットワークを介して携帯電話機200との各種データの
送受信を実現する。このようにして、入力部26によっ
て入力されたデータは一端サーバ300へ送信され、サ
ーバ300内で所定の処理がなされた後、再び、携帯電
話機200へ送信され、表示部25に表示される。具体
的処理の内容については実施の形態1と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0044】このように本実施の形態2にあっては、携
帯電話機200内に処理制御部を持たせなくてもよいた
め、携帯電話機200の構成をより簡素化することがで
き、携帯電話機200本体の小型化、重量の軽量化を図
ることができる。特事務開始位置特事務開始位置
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone Syste
m)端末や携帯型情報機器(PDA)のように表示画面
や操作キーが小さい携帯端末装置によってもマスコット
等のキャラクタを容易に描画することができる効果を奏
し、特に、カラー表示機能を有する携帯電話機等によっ
て着色したマスコット等のキャラクタを容易に描画する
ことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す携帯電話機のブ
ロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示すキャラクタ描画
処理のフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1を示すキャラクタ描画
処理のパターン選択の場合を説明する携帯電話の表示画
面の遷移図である。
【図4】この発明の実施の形態1を示すキャラクタ描画
処理のパターン選択の場合を説明する携帯電話の表示画
面の遷移図である。
【図5】この発明の実施の形態1を示すキャラクタ描画
処理のオリジナル作成の場合を説明する携帯電話の表示
画面の遷移図である。
【図6】この発明の実施の形態1を示すキャラクタ描画
処理のオリジナル作成の場合を説明する携帯電話の表示
画面の遷移図である。
【図7】この発明の実施の形態2を示す携帯電話機、サ
ーバからなるシステムのブロック構成図である。
【符号の説明】
100,200 携帯電話機 300 サーバ 1,31 CPU 2,32 ROM 2a,32a 各種プログラム 2b,32b 数字キー・数字データ対応テーブル 3,33 RAM 3a,33a 各種プログラム 3b,33b 描画ボード 3c,33c 数字キー・色データ対応テーブル 4,24,34 送受信部 5,25 表示部 6,26 入力部 6a,26a 数字キー 6b,26b 矢印キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宍倉 洋一 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 森下 議雄 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 永井 靖之 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 粟井 英充 東京都杉並区高円寺北2−3−4 高円寺 ビル401 有限会社アルカージュ内 (72)発明者 宇賀神 雅史 東京都杉並区高円寺北2−3−4 高円寺 ビル401 有限会社アルカージュ内 Fターム(参考) 5B020 FF53 5B050 AA08 BA07 DA10 EA19 FA02 FA05 FA13 5K067 DD52 EE02 FF23 FF31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスコット等のキャラクタの表示画面上
    の画素座標に対応させて文字や記号を配置可能な描画ボ
    ードを表示する描画ボード表示工程と、 操作キーによって入力される文字や記号のキャラクタを
    描画ボード上に配置させ、描画ボード上の文字や記号の
    配列によってマスコット等のキャラクタを表現するキャ
    ラクタ表現工程と、 描画ボード上に表現されたマスコット等のキャラクタを
    表示画面上の画素の配列によって表現して表示画面上に
    表示させるキャラクタ表示工程と、 描画ボード上に表現されたマスコット等のキャラクタを
    表示画面上の画素の配列によって表現したイメージデー
    タを登録するキャラクタ登録工程と、 を含んだことを特徴とするキャラクタ描画方法。
  2. 【請求項2】 さらに、マスコット等のキャラクタの図
    柄のパーツ毎のパターンを登録したパターンデータを記
    憶部に記憶するパターン記憶工程と、 パーツのパターンを表示させてパターンを選択させるこ
    とでマスコット等のキャラクタの図柄を構成させるパタ
    ーン選択工程と、 を含んだことを特徴とする請求項1に記載のキャラクタ
    描画方法。
  3. 【請求項3】 さらに、操作キーに色コードを対応させ
    た色コードテーブルを記憶部に記憶するテーブル記憶工
    程と、 文字や記号を割り当ててある操作キーに色コードを割り
    当てて色を選択させる色選択工程と、 を含んだことを特徴とする請求項1または2に記載のキ
    ャラクタ描画方法。
  4. 【請求項4】 文字や記号に対応する区点コードを操作
    キーによって入力させる入力手段と、二次元空間に並ん
    だ画素の集まりで文字や記号を表現して表示画面に表示
    させる表示手段とを備える携帯端末装置において、 区点コードに対応する文字や記号のキャラクタを登録し
    たキャラクタ辞書と、マスコット等のキャラクタを表示
    する画素数に対応する数の文字や記号のキャラクタを表
    示空間の画素座標に対応させて配置可能な描画ボードと
    を記憶部に記憶する記憶手段と、 操作キーによって入力される文字や記号を描画ボードに
    配置させて、マスコット等のキャラクタの図柄を文字や
    記号の配列によって描画させるキャラクタ入力手段と、 描画ボードに入力された文字や記号の配列に対応させて
    表示空間の画素をアクティブにしてマスコット等のキャ
    ラクタを表現するキャラクタ表示手段と、 キャラクタ表示手段によって表示されるマスコット等の
    キャラクタのイメージデータを登録するキャラクタ登録
    手段と、 を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記記憶手段は、マスコット等
    のキャラクタの図柄のパーツ毎のパターンを登録したパ
    ターンデータを記憶部に記憶するとともに、 パーツのパターンを表示させてパターンを選択させるこ
    とでマスコット等のキャラクタの図柄を構成させるパタ
    ーン選択手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載
    の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記記憶手段は、操作キーに色
    コードを対応させた色コードテーブルを記憶部に記憶す
    るとともに、 通常の文字や記号を割り当ててある操作キーに色コード
    を割り当てて色を選択させる色選択手段を備えたことを
    特徴とする請求項4または5に記載の携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1〜3のいずれか一つに記載
    された方法を、コンピュータに実行させるプログラムを
    格納したことを特徴とするコンピュータが読取可能な記
    録媒体。
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EP2003540A1 (en) * 2007-06-07 2008-12-17 Sony Corporation Image drawing method for portable terminal

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