JP2002161664A - 可動間仕切り用レール - Google Patents

可動間仕切り用レール

Info

Publication number
JP2002161664A
JP2002161664A JP2000359034A JP2000359034A JP2002161664A JP 2002161664 A JP2002161664 A JP 2002161664A JP 2000359034 A JP2000359034 A JP 2000359034A JP 2000359034 A JP2000359034 A JP 2000359034A JP 2002161664 A JP2002161664 A JP 2002161664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable partition
rail
movable
main body
runner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000359034A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaji
良明 鍜冶
Yoshitaka Kurihara
善隆 栗原
Tomoe Yamamoto
智栄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000359034A priority Critical patent/JP2002161664A/ja
Publication of JP2002161664A publication Critical patent/JP2002161664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でかつ操作を必要とすること無
く、可動間仕切り用レールと可動間仕切りとの間の隙間
を閉鎖できる可動間仕切り用レールを提供する。 【解決手段】 天井面に沿って配設され、内部を可動間
仕切り11上端のランナー21が走行する可動間仕切り
用レール1において、下面に略全長に亙って垂下する遮
光リブ4を形成する。この遮光リブ4の下端は、可動間
仕切り本体12の上端と水平方向に重複している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井面に沿って配
設され、内部を可動間仕切り上端のランナーが走行する
可動間仕切り用レールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の可動間仕切り用レール
101として、図3に示すような下面が開放し、内部を
可動間仕切り102の上端のランナー103が走行する
ものが用いられている。この可動間仕切り用レール10
1は、アルミニウムなどの金属で長尺に構成され、縦断
面略矩形であり、通常は天井面に一部または全部を埋め
込むようにして取り付けられる。
【0003】可動間仕切り102は、この可動間仕切り
用レール101から吊下げられ、この可動間仕切り用レ
ール101に沿って自在にスライドさせることができ、
住居やオフィスにおいてその間仕切り位置を簡便に変更
することができるものである。
【0004】この可動間仕切り102は、上述のように
スライドさせて用いるものであるので、可動間仕切り用
レール101と可動間仕切り本体103との間には、そ
れらの干渉を防ぐため隙間104を設けている。可動間
仕切り102を用いて部屋を仕切った場合には、この隙
間104から明かりや音の漏れが発生する。
【0005】従来、この隙間104を閉鎖するために、
例えば図3に示すような可動間仕切り本体103の上端
に沿って、可動間仕切り用レール101の下面に接触す
るゴムや合成樹脂などで構成されたクッション部材10
5を配設したり、可動間仕切り本体103の上端に内蔵
され、レバーなどで操作して上下に昇降する接天装置を
用いたりしていた。
【0006】前者のクッション部材105は、下端が間
仕切り本体103の上端に埋設されるベース部105b
と、弾性を有し可動間仕切り用レール101に接触して
摺動するクッション部105aとで構成されており、ベ
ース部105bとしては、アルミニウムなど材料が用い
られ、クッション部105aとしては、軟質塩化ビニー
ルやゴムなどが用いられている。
【0007】このクッション部105aが弾性を有して
いるので、クッション部材105やレールの損傷を防止
することができると共にこれが可動間仕切り用レールに
密着して、可動間仕切り本体103と可動間仕切り用レ
ール101との間を隙間なく閉鎖することができる。
【0008】一方、後者の昇降する接天装置を備える場
合には、可動間仕切り本体内にカム機構やネジ機構など
を設け、可動間仕切り本体に、操作レバーなどを差し込
んでこれらの機構を機能させることにより、接天装置を
昇降させるものである。可動間仕切りをスライドさせる
場合には、接天装置を降下させて可動間仕切り本体内に
収納しておき、可動間仕切りを所定位置に移動させた
後、この接天装置を上昇させて可動間仕切り用レールの
下面や天井面に接触させ、可動間仕切り本体と可動間仕
切り用レールとの間を隙間なく閉鎖する。この種のもの
としては、特開平3−55384号公報に開示されるよ
うなものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動間
仕切り本体103の上端に沿って、クッション部材10
5を設けた場合には、クッション部材105は経年変化
で多少摩耗することがあり、その場合にはクッション部
材の上端と、可動間仕切り用レールとの間に隙間が生
じ、その隙間から光や音が漏れることがあるという問題
があった。
【0010】一方、昇降する接天装置を用いた場合に
は、接天装置を昇降させる機構を可動間仕切り本体内に
内蔵させなければならず、各可動間仕切り本体の構造が
複雑になるうえ、各可動間仕切りの重量が増して可動間
仕切りのスライドにおいて操作性が良くないという問題
があった。さらには、可動間仕切りをスライドさせる度
に、これらを昇降させる必要があり可動間仕切りの操作
が煩雑となるという問題があった。
【0011】また、上述の両者ともに、図4に示すよう
に、各可動間仕切りの繋ぎ目には若干隙間106が発生
するため、ここからの光漏れが発生するという問題があ
った。
【0012】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な構造でかつ余分な
操作を必要とすること無く、可動間仕切り用レールと可
動間仕切りとの間の隙間を閉鎖できる可動間仕切り用レ
ールを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の可動間仕切り用レールにあっては、天井面に沿
って配設され、内部を可動間仕切り上端のランナーが走
行する可動間仕切り用レールにおいて、その下面に略全
長に亙って垂下する遮光リブを形成した。
【0014】本発明の可動間仕切り用レールにおいて
は、遮光リブにより、可動間仕切り用レールと可動間仕
切り本体間の隙間を覆って遮光することができる。ま
た、遮光リブは可動間仕切り用レールの全長に亙って設
けられているので、可動間仕切り用レールと可動間仕切
り本体間の隙間の各可動間仕切り間の隙間もこれにより
覆うことができる。
【0015】また、前記遮光リブの下端は、可動間仕切
り本体の上端と水平方向に重複させるようにしてもよ
い。この場合には、あらゆる可動間仕切りにおいて、可
動間仕切り用レールと可動間仕切りとの間の隙間を閉鎖
することができる。
【0016】また、前記遮光リブの下端は、可動間仕切
り本体上端に沿って配設され可動間仕切り用レールの下
面に向かって突出する突出片と水平方向に重複させるよ
うにしてもよい。この場合には、遮光リブの突出を少な
くすることができ、可動間仕切り用レールの高さを比較
的小さくすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図面に基づき説明する。図1は、本発明の可動間仕切り
用レールおよびそれに支持される可動間仕切りの縦断面
図である。
【0018】本実施の形態の可動間仕切り用レール1
は、天井面に沿って配設され、内部を可動間仕切り11
上端のランナー21が走行するものであって、その下面
に略全長に亙って垂下する遮光リブ4を形成したもので
ある。
【0019】可動間仕切り11は、図1に示すように、
大略上端に設けられたランナー21とそれに連結された
可動間仕切り本体12とからなる。ランナー21は、円
筒状で樹脂などで構成され、ボールベアリングなどを介
して、軸22に取り付けられ、水平方向に回動自在であ
る。軸22の下端は、可動間仕切り本体12に固定され
ている。ランナー21の下端角部は、可動間仕切り用レ
ール1の上面が傾斜した傾斜片2に載置されている。
【0020】軸22のランナー21の下方には、ガイド
ローラー23が設けられている。ガイドローラー23
は、可動間仕切り用レール1の傾斜片2に対向する上面
及び下面が水平なガイド片3の端面に当接される。これ
により、傾斜片2により下方へ滑り落ちようとするラン
ナー21は所定位置に保持される。このように構成する
ことで、ランナー21は、傾斜片2に対して点接触とな
るので、スムーズに走行させることができる。
【0021】可動間仕切り本体12は、矩形の板状に構
成される。可動間仕切り本体12の材質、寸法等は、必
要に応じて適宜設定できる。可動間仕切り本体12の下
端には、図示しないフランス落しが設けられており、こ
れを床面に挿入することで固定される。
【0022】可動間仕切り用レール1は、アルミニウム
などの金属で構成されており、図1に示すような断面形
状である。可動間仕切り用レール1上部の可動間仕切り
用レール本体は略箱型に構成され、その両側縁の下端に
は下方に垂下した遮光リブ4,4が形成されている。可
動間仕切り用レール本体は、下面にランナー21に連結
された軸22およびガイドローラー23が挿通するスリ
ット6が形成されており、前述のようにその一側にはス
リット6に向かって傾斜した傾斜片2が、他側にはガイ
ド片3が形成されている。可動間仕切り用レール1の幅
は可動間仕切り本体12の厚みより幅広に構成されてい
る。
【0023】遮光リブ4は、可動間仕切り用レール1の
略全長に亙って設けられており、その下端は、可動間仕
切り本体12の上端の外側に位置し、水平方向に重複し
ている。遮光リブ4の垂下長は、可動間仕切り本体12
上端とどの程度重複させるかにより決定すれば良い。す
なわち、ランナー21や可動間仕切り本体12の精度が
高い場合には、垂下長を少なくして重複幅を小さくして
も良い。
【0024】可動間仕切り用レール本体の内部の空間に
は前述のようにランナー21が走行するが、このとき、
ランナー21は傾斜片2上に載置されて可動間仕切り本
体12の荷重を支持する一方、ガイドローラー23及び
ガイド片3に案内されて、可動間仕切り本体12を可動
間仕切り用レール1に沿ってスライドさせることができ
る。
【0025】この可動間仕切り用レール1は、上階の床
梁や、床スラブなどに直接あるいは間接的に固定し、大
部分は天井化粧板31の表面より上方に位置し、天井内
部に内蔵される。但し、可動間仕切り本体12上端は、
可動間仕切り11を収納する際に、天井面に干渉しない
よう、天井面より低くする必要があるので、可動間仕切
り用レール1の遮光リブ4の下端は天井化粧板31から
突出している。図1に示す実施の形態では、遮光リブ4
の全長が突出するようにしている。この場合には、傾斜
片2およびガイド片3の下面を天井化粧板31下面と同
一平面上に位置させることが好ましい。
【0026】尚、本実施の形態では、遮光リブ4を、可
動間仕切り用レール1の略全長かつ可動間仕切り用レー
ル1の両側に設けている。可動間仕切り11を、収納す
るため横方向に待避させるような使用形態の場合には、
待避させる箇所の干渉する側の遮光リブ4を切除すれば
良い。また予め、そのような形状にしておいても良い。
【0027】この実施の形態においては、可動間仕切り
用レール1の下面の両側に遮光リブ4を設けたが、一方
にのみ設けるようにしても良い。
【0028】次に異なる実施の形態について、前記実施
の形態と異なる構成のみを説明する。この実施の形態に
おいては、図2にしめすように、遮光リブ4の下端は、
可動間仕切り本体12の上端に沿って配設され可動間仕
切り用レール1の下面に向かって突出する突出片13と
水平方向に重複させるようにしている。
【0029】突出片13は、可動間仕切り本体12の上
端面の両側に沿ってその略全長に亙って設けられてお
り、アルミニウムなどで構成される。この突出片13
は、可動間仕切り用レール1の下面に当接させる必要は
ない。
【0030】このように可動間仕切り用レール1の遮光
リブ4を構成した場合には、遮光リブ4の下端が可動間
仕切り本体12の上端まで延長する必要が無いので、可
動間仕切り用レール1の高さを比較的低くすることがで
きる。また、天井化粧板31の下面と、可動間仕切り用
レール本体の下面とを同一平面上に位置させた場合で
も、遮光リブ4の突出を比較的小さくすることができ、
遮光リブ4を目立ちにくくすることができる。本実施の
形態では、可動間仕切り用レール1の両端に沿って遮光
リブ4を形成したが、これを突出片13の内側に位置さ
せるようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明の可動間仕切り用レールは、上述
の実施態様の如く実施されて、請求項1記載の発明によ
ると、遮光リブにより、可動間仕切り用レールと可動間
仕切り本体間の隙間を覆って遮光することができる。ま
た、遮光リブは可動間仕切り用レールの全長に亙って設
けられているので、可動間仕切り用レールと可動間仕切
り本体間の隙間の各可動間仕切り間の隙間もこれにより
覆うことができる。
【0032】請求項2記載の発明によると、あらゆる可
動間仕切りにおいて、可動間仕切り用レールと可動間仕
切りとの間の隙間を閉鎖することができる。
【0033】請求項3記載の発明によると、遮光リブの
突出を少なくすることができ、可動間仕切り用レールの
高さを比較的低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動間仕切り用レールを示す縦断面図
である。
【図2】本発明の異なる実施の形態の可動間仕切り用レ
ールを示す縦断面図である。
【図3】従来の可動間仕切り用レールを示す縦断面図で
ある。
【図4】従来の可動間仕切りの閉鎖状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 可動間仕切り用レール 4 遮光リブ 11 可動間仕切り 12 可動間仕切り本体 13 突出片 21 ランナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 智栄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E034 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井面に沿って配設され、内部を可動間仕
    切り上端のランナーが走行する可動間仕切り用レールに
    おいて、 下面に略全長に亙って垂下する遮光リブを形成したこと
    を特徴とする可動間仕切り用レール。
  2. 【請求項2】前記遮光リブの下端は、可動間仕切り本体
    の上端と水平方向に重複させるようにした請求項1記載
    の可動間仕切り用レール。
  3. 【請求項3】前記遮光リブの下端は、可動間仕切り本体
    上端に沿って配設され可動間仕切り用レールの下面に向
    かって突出する突出片と水平方向に重複させるようにし
    た請求項1記載の可動間仕切り用レール。
JP2000359034A 2000-11-27 2000-11-27 可動間仕切り用レール Pending JP2002161664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000359034A JP2002161664A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 可動間仕切り用レール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000359034A JP2002161664A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 可動間仕切り用レール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002161664A true JP2002161664A (ja) 2002-06-04

Family

ID=18830861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000359034A Pending JP2002161664A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 可動間仕切り用レール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002161664A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104871A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Isel Co Ltd 折り畳み扉
JP2018112030A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 Ykk Ap株式会社 建具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104871A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Isel Co Ltd 折り畳み扉
JP2018112030A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 Ykk Ap株式会社 建具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3009984A (en) Door for a shielded enclosure
JP2002161664A (ja) 可動間仕切り用レール
JPH0573541U (ja) 互いに平行な可動の壁部材を有する計量秤のハウジング
JP4623528B1 (ja) ドア構造
JP6418563B2 (ja) 引戸装置
RU201952U1 (ru) Скрываемый аппарат в сборе
JP2006232456A (ja) エレベータ装置
JP2003120115A (ja) 走行機構、戸車機構及び引き戸
JPS6227674Y2 (ja)
JP2008180066A (ja) 移動式間仕切装置の隙間閉塞装置
ATE257210T1 (de) Fenster- oder türanordung
JP2793201B2 (ja) 天窓の構造
JP3684494B2 (ja) 直交する移動間仕切同士の間に形成される隅部角形空間閉塞装置
JPH0732854Y2 (ja) 折畳み扉の密封装置
JP2000257349A (ja) 移動間仕切り装置
JP2002089125A (ja) キャビネットのスライドドア構造
JP2023097947A (ja) パネル体における密着構造
JPH04179787A (ja) 全開口式窓
JPH0425914Y2 (ja)
JP2009090880A (ja) スライド構造
JPH0633328Y2 (ja) 冷蔵庫等のスライド扉装置
JP2023075613A (ja) 展示ケース
KR810001726Y1 (ko) 미닫이 창틀의 기밀장치
JP2021038541A (ja) 引戸
JPH05302476A (ja) 引戸装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201