JP2002161437A - ポリアルキレンテレフタレート繊維及びその識別方法 - Google Patents

ポリアルキレンテレフタレート繊維及びその識別方法

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JP2002161437A
JP2002161437A JP2000364634A JP2000364634A JP2002161437A JP 2002161437 A JP2002161437 A JP 2002161437A JP 2000364634 A JP2000364634 A JP 2000364634A JP 2000364634 A JP2000364634 A JP 2000364634A JP 2002161437 A JP2002161437 A JP 2002161437A
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fiber
terephthalate
polyalkylene terephthalate
dimethyl
acid
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Masahiko Maesaki
雅彦 前崎
Ryoji Tsukamoto
亮二 塚本
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアルキレンテレフタレートを繊維構造体
に加工する際に容易に識別可能で、バージンのジメチル
テレフタレートジメチルからなるポリアルキレンテレフ
タレートと同等の品質を有するポリアルキレンテレフタ
レート繊維及びその識別方法を提供すること。 【解決手段】 識別化合物として無機化合物をジメチル
テレフタレートジメチルに対し1〜1000重量ppm
含有するポリアルキレンテレフタレート繊維及びその識
別方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、識別化合物として
無機化合物を含有するジメチルテレフタレートジメチル
組成物からなるポリアルキレンテレフタレート繊維及び
その識別方法に関するものであり、更に詳しくは、ポリ
アルキレンテレフタレートを解重合し、メタノールでエ
ステル化されたジメチルテレフタレートジメチルに識別
化合物として無機化合物を添加したジメチルテレフタレ
ートジメチル組成物(以下、原料リサイクルDMTと略
記する)からなるポリアルキレンテレフタレートを繊維
構造体に加工する際に容易に識別可能で、バージンのジ
メチルテレフタレートジメチルからなるポリアルキレン
テレフタレートと同等の品質を有するポリアルキレンテ
レフタレート繊維及びその識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ポリエチレンテレフタレート(以
下、PETと略記する)は、繊維、樹脂、包装材料、フ
ィルム、その他成形体として広く世の中で使用されてい
るが、使用済材料、特に、PETボトルの処分について
近年大きな問題となっている。ここ数年で、使用済PE
Tボトルは、回収した後、粉砕処理、他の材料との分離
処理及び洗浄処理を経て、繊維やシートなどに再加工さ
れるマテリアルリサイクルの循環ループが出来、機能し
始めている。
【0003】しかし、このシステムで処理された材料
は、再加工設備及び条件に制約があり、且つ、再加工樹
脂製品の品質低下の問題もあり、その用途も制約されて
いる。また、マテリアルリサイクル再加工樹脂製品とバ
ージン材料からなる樹脂の樹脂製品とを容易に識別する
ことも出来ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、識別が容易
で、バージン樹脂製品との品質差の少ないポリアルキレ
ンテレフタレート繊維及びその識別方法を提供すること
を課題とし、これを用いた紡績糸、フィラメント糸、複
合糸、織物、編物、不織布、レース、網等の繊維構造体
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の目的
は、識別化合物としての無機化合物をジメチルテレフタ
レートジメチルに対し1〜1000重量ppm含有する
ポリアルキレンテレフタレート繊維により達成すること
ができる。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、ポリアルキ
レンテレフタレート繊維を製造するに際し、ルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、銀、オスニウム、イリジウ
ム、白金、金からなる群から選ばれた少なくとも1種の
貴金属から構成される単体及び/或いは無機化合物から
なる識別化合物を、1〜1000重量ppm含有するジ
メチルテレフタレートジメチル組成物を使用することを
特徴とする、ポリアルキレンテレフタレート繊維の識別
方法によって達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明の識別方法においては、まず、識別
化合物となる無機化合物が必要である。無機化合物の中
でも、貴金属であるルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム、銀、オスニウム、イリジウム、白金、金からなる群
から選ばれた少なくとも1種の貴金属から構成される単
体及び/或いは無機化合物であることが好ましい。更に
この中でも、分析方法が容易で検知しやすいこと、微粉
末状にしやすいこと、化学的に安定であること、及び毒
性の低いことを性質として持つ化合物が望ましく、例え
ば、ルテニウム、酸化ルテニウム、塩化ルテニウム、ロ
ジウム、酸化ロジウム、塩化ロジウム、パラジウム、酸
化パラジウム、塩化パラジウム、硝酸パラジウム、硫酸
パラジウム、銀、酸化銀、塩化銀、臭化銀、硫化銀、硝
酸銀、オスニウム、イリジウム、酸化イリジウム、塩化
イリジウム、硫化イリジウム、白金、酸化白金、金から
なる群から選ばれた少なくとも1種の化合物から構成さ
れるものが特に好ましい。該無機化合物の添加量はテレ
フタル酸ジメチルに対して、1〜1000重量ppm、
好ましくは1〜50重量ppmが好ましい。1重量pp
m未満であると、分析による識別が困難で、1000重
量ppmを超えると樹脂組成物の透明性、熱安定性、成
形性に影響を与える為、好ましくない。
【0009】次に、ポリエステルを既知の解重合触媒存
在下、エチレングリコール中で解重合反応させる。ここ
でポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート、ポリヘキサメチレンテレフタレートが好ましく
挙げられる。解重合反応で得られた混合物は必要であれ
ば、解重合反応で用いた過剰なEGを抜出し、その後M
eOHと共に反応器内へ導入し、置換エステル化反応、
及び冷却晶析により、粗テレフタル酸ジメチルを得る。
更にこの得られた粗テレフタル酸ジメチルを蒸留精製す
ることにより、高純度のテレフタル酸ジメチルを得るこ
とができる。
【0010】以上の工程を経て得られた高純度の回収テ
レフタル酸ジメチルを140〜170℃の溶融状態に保
ち、既知の方法で無機化合物を添加することができ、回
分式と連続式、どちらでも問題なく採用することができ
る。例えば、無機化合物を添加する時の形態としては、
無機化合物の微粉末状態、あるいは、例えばメタノール
に代表される有機溶媒のスラリー状態とし、添加した
後、攪拌や液循環によりテレフタル酸ジメチルに均一に
分散させる方法により原料リサイクルDMTが得られ
る。
【0011】本発明のポリアルキレンテレフタレート繊
維は、識別化合物としての無機化合物を、ポリアルキレ
ンテレフタレートを構成するテレフタル酸ジメチル単位
に対し1〜1000重量ppm含有するポリアルキレン
テレフタレート繊維である。
【0012】本発明のポリアルキレンテレフタレート
は、テレフタル酸単位とジオ−ル単位からなる熱可塑性
ポリエステルであり、テレフタル酸単位を全酸成分の8
5モル%以上の成分とすることが好ましい。
【0013】テレフタル酸単位は、エステル誘導体に由
来しており、誘導体として、メチルエステルであるテレ
フタル酸ジメチルが好ましい。
【0014】上述のテレフタル酸ジメチルは、ポリアル
キレンテレフタレートをエチレングリコールで解重合
し、次いでメタノールでエステル交換反応して得られた
テレフタル酸ジメチルに前述の識別化合物としての無機
化合物を1〜1000重量ppm、さらに好ましくは1
〜50重量ppm添加されたテレフタル酸ジメチルであ
ることが好ましい。
【0015】全酸成分の15モル%未満の範囲で、例え
ば、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタ
レンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、
1,6−ナフタレンジカルボン酸、1,7−ナフタレン
ジカルボン酸、その他のナフタレンジカルボン酸の異性
体、イソフタル酸、フタル酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルエ−
テルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、
ベンゾフェノンジカルボン酸、フェニルインダンジカル
ボン酸、5−スルホキシイソフタル酸金属塩、5−スル
ホキシイソフタル酸ホスホニウム塩等の如き芳香族ジカ
ルボン酸或いはこれらの低級アルキルエステル、ヘキサ
ヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸等の如
き脂環属族ジカルボン酸或いはこれらの低級アルキルエ
ステル、アジピン酸、スベリン酸、セバチン酸、アゼラ
イン酸、シュウ酸、コハク酸、シクロヘキサンジカルボ
ン酸等の如き脂肪族ジカルボン酸或いはこれらの低級ア
ルキルエステル、p−β−ヒドロキシエトキシ安息香
酸、ε−オキシカプロン酸、ドデカン二酸等の如きオキ
シ酸等の二官能性カルボン酸或いはこれらの低級アルキ
ルエステルから選ばれる少なくとも1種以上の酸成分を
共重合できる。
【0016】また、ポリアルキレンテレフタレートを構
成するジオール成分としては、例えば、エチレングリコ
−ル、トリメチレングリコ−ル、テトラメチレングリコ
−ル、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コ−ル、オクタメチレングリコール、デカメチレングリ
コ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、1,1−シクロヘキサンジメタノ−ル、1,4−シ
クロヘキサンジメタノ−ル等の脂肪族グリコール、o,
m,p−キシリレングリコール、1,4−ビス(2−ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン、1,4−ビス(2−ヒド
ロキシエトキシエトキシ)ベンゼン、4,4’−ビス
(2−ヒドロキシエトキシ)ビフェニル、4,4’−ビ
ス(2−ヒドロキシエトキシエトキシ)ビフェニル、
2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエ
トキシエトキシ)フェニル]プロパン、1,3−ビス
(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,3−ビス
(2−ヒドロキシエトキシエトキシ)ベンゼン、1,2
−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,2−
ビス(2−ヒドロキシエトキシエトキシ)ベンゼン、
4,4’−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ジフェニル
スルホン、4,4’−ビス(2−ヒドロキシエトキシエ
トキシ)ジフェニルスルホン等の芳香族グリコールの1
種以上であることができる。
【0017】本発明において、ポリアルキレンテレフタ
レートには、3官能以上の化合物が2%以下の範囲で共
重合されていても差し支えない。3官能以上の化合物と
しては、トリメリット酸、ピロメリット酸の如きポリカ
ルボン酸、グリセリン、トリメチロール、プロパンペン
タエリスリトールの如きポリオールを共重合することが
できる。
【0018】次に、本発明のポリアルキレンテレフタレ
ート繊維の識別方法につき説明する。
【0019】本発明のポリアルキレンテレフタレート繊
維の識別方法は、上記の識別化合物としての無機化合物
を含有するテレフタル酸ジメチル及びジオ−ルとを含む
原料を、エステル交換触媒の存在下のエステル交換反応
させ、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレ−ト及
び/又はそのオリゴマ−を形成させ、その後、重縮合触
媒及び安定剤の存在下で高温減圧下に溶融重縮合を行っ
て、ポリアルキレンテレフタレートを得ることにより達
成される。
【0020】エステル交換触媒としては、マグネシウ
ム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、チタン、亜
鉛、マンガン等の金属化合物が好ましく使用される。重
縮合触媒としては、ゲルマニウム化合物、アンチモン化
合物、チタン化合物、コバルト化合物、錫化合物等が知
られている。
【0021】触媒の使用量は、エステル交換反応、重縮
合反応を進行させるために必要な量であるならば特に限
定されるものではなく、また複数種を併用しても構わな
い。
【0022】また、安定剤としては、トリメチルホスフ
ェート、トリエチルホスフェート、トリフェニルホスフ
ェート等のリン酸エステル類、トリフェニルホスファイ
ト、トリスドデシルホスファイト等の亜リン酸エステル
類、メチルアシッドホスフェート、ジブチルホスフェー
ト、モノブチルホスフェート酸性リン酸エステル、リン
酸、亜リン酸、次亜リン酸、ポリリン酸等のリン化合物
が好ましい。
【0023】エステル交換反応触媒の供給は、原料調製
時の他、エステル交換反応の初期の段階において行うこ
とができる。また、安定剤の供給は、重縮合反応初期ま
でに行うことが出来るが、エステル交換反応終了時に添
加することが好ましい。さらに、重縮合触媒は重縮合反
応工程の初期までに供給することができる。
【0024】エステル交換反応時の反応温度は、通常2
00〜260℃であり、反応圧力は常圧〜0.3MPa
である。また、重縮合時の反応温度は、通常250〜3
00℃であり、反応圧力は通常60〜0.1kPaであ
る。この様なエステル交換反応及び重縮合反応は、一段
で行っても、複数段階に分けて行っても良い。この様に
して得られるポリマーは、固有粘度が通常0.4〜0.
90dl/gであり、常法によりチップ化される。ポリ
マ−チップの平均粒径は、通常2.0〜5.5mm、好
ましくは2.2〜4.0mmの範囲とされる。次に、上
記の様に溶融重縮合により得られたポリマーは、固相重
合しても良い。固相重合に供されるポリマーチップは、
予め固相重合を行う温度より低い温度に加熱して予備結
晶化を行った後、固相重合に供される。予備結晶化工程
は、非晶状態のポリマーチップを、チップ結晶化発熱で
の融着が起こらないように常に流動状態下で一段もしく
は二段で結晶化させる。次の固相重合工程は、少なくと
も一段からなり、通常そのポリマ−の融着温度以下の重
合温度で、0.05〜5Kpaの真空下、もしくは常圧
〜0.1Mpaの条件下で窒素、アルゴン、二酸化炭素
等の不活性ガス流通下で実施される。固相重合時間は、
温度が高いほど短時間でよいが、通常1〜50時間、好
ましくは5〜30時間、更に好ましくは10〜25時間
である。
【0025】本発明のポリアルキレンテレフタレートの
固有粘度は、好ましくは0.5〜1.6dl/g、更に
好ましくは、0.6〜1.3dl/gである。固有粘度
が0.5dl/g未満であると衝撃強度が低下したり、
延伸成形性が低下したりするなどの物性低下があり好ま
しくない。固有粘度が1.6dl/gを超えると生産性
が悪く、延伸成形性が低下して好ましくない。
【0026】添加した無機化合物は、蛍光X線分析、原
子吸光分析、誘導結合プラズマ(以下、ICPと略すこ
とがある。)発光分析等で金属成分を検知し、識別する
ことができる。
【0027】以上に詳述した方法により製造されるポリ
アルキレンテレフタレートを繊維化する場合には、特別
な方法を採用する必要はなく、従来公知のポリアルキレ
ンテレフタレート繊維の溶融紡糸法を任意の条件で採用
することができる。例えば、500〜2500m/分の
速度で溶融紡糸し、延伸、熱処理する方法、1500〜
5000m/分の速度で溶融紡糸し、延伸と仮撚加工と
を同時にまたは引き続いて行う方法、5000m/分以
上の高速で溶融紡糸し、用途によっては延伸工程を省略
する方法等任意の製糸条件を採用できる。ここで、紡出
された繊維は中空部のない中実繊維であっても、中空部
を有する中空繊維であってもよい。また、紡出された繊
維の横断面における外形や中空部の形状は、円形であっ
ても異形であってもよい。
【0028】本発明のポリエステル繊維は、その固有粘
度が0.5〜1.5の範囲にあることが好ましい。該固
有粘度がこの範囲内にあるときには、最終的に得られる
繊維の機械的強度が充分高く、また取り扱いが良好とな
る。該固有粘度は0.52〜1.4の範囲にあることが
更に好ましく、特に0.55〜1.3の範囲にあること
が好ましい。
【0029】本発明のポリアルキレンテレフタレート繊
維は、その末端カルボキシル基濃度が40eq/ton
以下の範囲にあることが好ましい。該末端カルボキシル
基濃度がこの範囲内に有るときには、繊維の耐加水分解
性が更に良好なものとなる。該末端カルボキシル基濃度
は35eq/ton以下の範囲にあることが更に好まし
く、30eq/ton以下の範囲にあることが特に好ま
しい。
【0030】本発明のポリアルキレンテレフタレート繊
維は引張伸度が50%以下の範囲にあることが好まし
い。該引張伸度がこの範囲内に有るときには、最終的に
得られる繊維製品の性能が十分で、且つ取り扱いも良好
なものとなる。該引張伸度は40%以下の範囲にあるこ
とが特に好ましい。
【0031】本発明のポリアルキレンテレフタレート繊
維は引張強度が1.5〜5.0cN/dtexの範囲に
あることが好ましい。該引張強度がこの範囲内に有ると
きには、最終的に得られる繊維製品の性能が十分で、且
つ取り扱いも良好なものとなる。該引張強度は2.0〜
4.5cN/dtexの範囲にあることが更に好まし
く、2.5〜4.0cN/dtexの範囲にあることが
特に好ましい。
【0032】なお、本発明のポリアルキレンテレフタレ
ート繊維を製造するに際し、溶融紡糸−延伸の工程につ
いては特に制限はなく、通常のポリアルキレンテレフタ
レート繊維を製造する従来公知の工程で製造することが
でき、例えば紡糸後、未延伸糸を巻き取り別途延伸する
方法、未延伸糸をいったん巻き取ることなく連続して延
伸を行う方法、溶融紡糸後、凝固浴中で未延伸糸を冷却
固化させた後、加熱媒体中又は加熱ローラー等の接触加
熱下、あるいは非接触型ヒーターで延伸する方法などが
採用される。
【0033】ここで、溶融紡糸した未延伸糸を延伸する
際に、トータル延伸倍率が2.5〜6.0倍の範囲内と
なるように設定すれば、最終的に得られる繊維の引張強
度を高い水準にて達成させることができると共に、延伸
工程における断糸率も低く、生産性が更に向上する。該
トータル延伸倍率は更に好ましくは2.8〜5.5倍の
範囲であり、特に好ましくは3.0〜5.0倍の範囲で
ある。
【0034】該延伸工程は一段延伸のみでも、また二段
以上の延伸段階を経ても良く、例えば二段延伸する方法
を採用する場合は一段目の延伸倍率を2.0〜5.5
倍、二段目の延伸倍率を1.0〜2.0倍程度とし、ト
ータル延伸倍率を2.5〜6.0倍に調整すればよい。
【0035】この様にして得られるポリアルキレンテレ
フタレート繊維は、そのまま、あるいは嵩高加工を施し
た後に織編用途等に用いても、他の繊維と混繊あるいは
複合加工した後に織編用途等に用いてもよい。また、得
られる織編物は、通常の方法で精練やアルカリ減量処理
を施すこともでき、さらに必要に応じて親水加工、撥水
加工、防炎加工等の後加工を施すこともできる。
【0036】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。なお、例中の特性は下記の方法で測定した。 1)固有粘度(以下、IVと略記する):ポリマーを一
定量計量し、o−クロロフェノールに0.012g/m
lの濃度に溶解し、35℃にて測定した。 2)Col−b:160℃×60分乾燥機中で熱処理し
乾燥させたポリマーを、ミノルタ社製CR−200型色
彩色差計で測定した。 3)末端カルボキシル基濃度:Makromol.ch
em.,26,226(1958)記載の方法に準拠し
て測定した。 4)識別化合物としての無機化合物の識別方法:ポリマ
ー中の識別化合物としての無機化合物は、蛍光X線分析
装置(理学電機工業(株)製、System3270)
を使用して定性及び定量を行った。 5)ジエチレングリコール含有量(以下、DEGと略記
する):サンプルをヒドラジンにて分解し、ガスコロマ
トグラフィーにて測定した。 6)引張伸度、引張強度:JIS L1070記載の方
法に準拠して測定した。
【0037】[実施例1]ポリエチレンテレフタレート
をエチレングリコールで解重合し、次いでメタノールで
エステル交換反応して得られたテレフタル酸ジメチル
に、識別化合物として、塩化銀を6.75重量ppm添
加したテレフタル酸ジメチル(以下、NA−DMTと略
記する)100重量部、およびエチレングリコ−ル(以
下、「EG」と略記する)64重量部を、エステル交換
反応触媒として酢酸マンガン4水和塩を用い、副生する
メタノールを系外に留去しつつ、エステル交換反応を実
施する。さらに、重合触媒として二酸化ゲルマニウムを
添加し、285℃まで加熱昇温しながらエステル交換反
応させ、メタノールの留去がほぼ終了した段階で、安定
剤として正リン酸を添加して、エステル交換反応を終了
せしめた。
【0038】次いで、反応生成物を高温高真空下で重縮
合反応させて,固有粘度0.60dl/g、Col−b
値2.0、末端カルボキシル基濃度25eq/ton、
DEG1.8wt%のポリエチレンテレフタレ−トを得
た。また、ポリエチレンテレフタレ−ト中の銀は、テレ
フタル酸ジメチルに対して、3重量ppmであった。
【0039】得られたポリエチレンテレフタレ−トを乾
燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホールの
口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度280
℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行った。引き続
いて、加熱ローラーで110℃、プレートヒーターで1
60℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率3.4倍で延
伸して、93dtex/24フィラメントの延伸糸を得
た。得られた延伸糸は、引張伸度29%、引張強度4.
1cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0040】[実施例2]NA−DMT中の識別化合物
の種類及び量を、塩化銀を3重量ppmと変更する以外
は実施例1と同様に行った。固有粘度0.61dl/
g、Col−b値2.1、末端カルボキシル基濃度26
eq/ton、DEG2.0wt%のポリエチレンテレ
フタレ−トを得た。また、ポリエチレンテレフタレ−ト
中の銀は、テレフタル酸ジメチルに対して、1重量pp
mであった。
【0041】実施例1と同様に紡糸、延伸し、延伸糸の
繊度は94dtex、引張伸度は31%、引張強度は
4.0cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0042】[参考例1]テレフタル酸ジメチルを帝人
製のバージンのテレフタル酸ジメチル(識別化合物な
し)とする以外は実施例1と同様に行った。固有粘度
0.60dl/g、Col−b値2.0、末端カルボキ
シル基濃度28eq/ton、DEG1.6wt%のポ
リエチレンテレフタレ−トを得た。
【0043】実施例1と同様に紡糸、延伸し、延伸糸の
繊度は93dtex、引張伸度は30%、引張強度は
4.0cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0044】[実施例3]識別化合物として、塩化ルテ
ニウムを5重量ppm含有するNA−DMT95重量
部、イソフタル酸ジメチル5重量部およびEG64重量
部を、エステル交換反応触媒として酢酸マンガン4水和
塩、整色剤として酢酸コバルト4水和塩を用い、副生す
るメタノールを系外に留去しつつ、エステル交換反応を
実施する。さらに、重合触媒として三酸化アンチモンを
添加し、250℃まで加熱昇温しながらエステル交換反
応させ、メタノールの留去がほぼ終了した段階で、安定
剤として正リン酸を添加して、エステル交換反応を終了
せしめた。
【0045】次いで、反応生成物を高温高真空下で重縮
合反応させて,固有粘度0.60dl/g、Col−b
値1.2、末端カルボキシル基濃度25eq/ton、
DEG1.3wt%のポリエチレンテレフタレ−トを得
た。また、ポリエチレンテレフタレ−ト中のルテニウム
は、テレフタル酸ジメチルに対して、3重量ppmであ
った。
【0046】得られたポリエチレンテレフタレ−トを乾
燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホールの
口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度280
℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行った。引き続
いて、加熱ローラーで80℃、プレートヒーターで14
0℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率3.7倍で延伸
して、92dtex/24フィラメントの延伸糸を得
た。得られた延伸糸は、引張伸度29%、引張強度3.
9cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0047】[実施例4]NA−DMT中の識別化合物
の種類及び量を、塩化ルテニウムを10重量ppmと変
更する以外は実施例3と同様に行った。固有粘度0.6
1dl/g、Col−b値1.5、末端カルボキシル基
濃度28eq/ton、DEG1.3wt%のポリエチ
レンテレフタレ−トを得た。また、ポリエチレンテレフ
タレ−ト中のロジウムは、テレフタル酸ジメチルに対し
て、6重量ppmであった。
【0048】実施例1と同様に紡糸、延伸し、延伸糸の
引張伸度30%、引張強度は3.9cN/dtexで、
強伸性は良好であった。
【0049】[参考例2]テレフタル酸ジメチルを帝人
製のバージンのテレフタル酸ジメチル(識別化合物な
し)とする以外は実施例3と同様に行った。固有粘度
0.63dl/g、Col−b値1.8、末端カルボキ
シル基濃度29eq/ton、DEG1.3wt%のポ
リエチレンテレフタレ−トを得た。
【0050】実施例1と同様に紡糸、延伸し、延伸糸の
引張伸度29%、引張強度は3.9cN/dtexで、
強伸性は良好であった。
【0051】[実施例5]識別化合物として、塩化パラ
ジウムを8重量ppm添加したNA−DMT100重量
部、およびトリメチレングリコ−ル(以下、「TRM
G」と略記する)65重量部を、エステル交換反応触媒
としてテトラ−t−ブトキシチタンを用い、副生するメ
タノールを系外に留去しつつ、210℃まで加熱昇温し
ながらエステル交換反応させ、次いで、反応生成物を高
温高真空下で重縮合反応させて固有粘度0.63dl/
g、Col−b値4.5、末端カルボキシル基濃度26
eq/tonのポリトリメチレンテレフタレ−トを得
た。ポリトリメチレンテレフタレ−ト中のパラジウム
は、テレフタル酸ジメチルに対して、5重量ppmであ
った。
【0052】得られたポリトリメチレンテレフタレ−ト
を乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホー
ルの口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度2
65℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行った。引
き続いて、加熱ローラーで60℃、プレートヒーターで
90℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率3.5倍で延
伸して、95dtex/24フィラメントの延伸糸を得
た。得られた延伸糸は、引張伸度30%、引張強度4.
1cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0053】[参考例3]テレフタル酸ジメチルを帝人
製のバージンのテレフタル酸ジメチル(識別化合物な
し)とする以外は実施例5と同様に行った。固有粘度
6.40dl/g、Col−b値4.6、末端カルボキ
シル基濃度29eq/tonのポリトリメチレンテレフ
タレ−トを得た。
【0054】得られたポリトリメチレンテレフタレ−ト
を乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホー
ルの口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度2
40℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行った。引
き続いて、加熱ローラーで60℃、プレートヒーターで
90℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率3.3倍で延
伸した。得られた延伸糸は、引張伸度32%、引張強度
3.9cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0055】[実施例6]識別化合物として、塩化銀を
6重量ppm添加したNA−DMT100重量部、およ
びテトラメチレングリコ−ル(以下、「TMG」と略記
する)65重量部を、エステル交換反応触媒としてテト
ラ−t−ブトキシチタンを用い、副生するメタノールを
系外に留去しつつ、210℃まで加熱昇温しながらエス
テル交換反応させ、次いで、反応生成物を高温高真空下
で重縮合反応させ、更に固相重合反応を行って、固有粘
度0.87dl/g、Col−b値−3.0、末端カル
ボキシル基濃度15eq/tonのポリテトラメチレン
テレフタレ−トを得た。ポリテトラメチレンテレフタレ
−ト中の銀は、テレフタル酸ジメチルに対して、4重量
ppmであった。
【0056】得られたポリテトラメチレンテレフタレ−
トを乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホ
ールの口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度
290℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行った。
引き続いて、加熱ローラーで110℃、プレートヒータ
ーで160℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率4.2
倍で延伸して、87dtex/24フィラメントの延伸
糸を得た。得られた延伸糸は、引張伸度24%、引張強
度6.2cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0057】[参考例4]テレフタル酸ジメチルを帝人
製のバージンのテレフタル酸ジメチル(識別化合物な
し)とする以外は実施例6と同様に行った。固有粘度
0.86dl/g、Col−b値−2.3、末端カルボ
キシル基濃度14eq/tonのポリテトラメチレンテ
レフタレ−トを得た。
【0058】得られたポリテトラメチレンテレフタレ−
トを乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホ
ールの口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度
290℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行った。
引き続いて、加熱ローラーで110℃、プレートヒータ
ーで160℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率4.3
倍で延伸して、88dtex/24フィラメントの延伸
糸を得た。得られた延伸糸は、引張伸度23%、引張強
度6.1cN/dtexで、強伸性は良好であった。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、ポリアルキレンテレフ
タレートを解重合し、メタノールでエステル化されたジ
メチルテレフタレートジメチルに識別化合物としての無
機化合物を添加したジメチルテレフタレートジメチル組
成物からなるポリアルキレンテレフタレートを、繊維構
造体に加工する際に容易に識別可能で、バージンのジメ
チルテレフタレートジメチルからなるポリアルキレンテ
レフタレートと同等の品質を有するポリアルキレンテレ
フタレート繊維及びその識別方法を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/36 G01N 33/36 B Fターム(参考) 4J002 CF051 CF061 CF071 DA076 DA116 DD076 DE096 DF036 DG026 DG046 GK01 4L035 GG03 JJ01 JJ04 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別化合物としての無機化合物をジメチ
    ルテレフタレートジメチルに対し1〜1000重量pp
    m含有するポリアルキレンテレフタレート繊維。
  2. 【請求項2】 無機化合物が、ルテニウム、ロジウム、
    パラジウム、銀、オスニウム、イリジウム、白金、金か
    らなる群から選ばれた少なくとも1種の貴金属から構成
    される単体及び/或いは無機化合物である請求項1記載
    のポリアルキレンテレフタレート繊維。
  3. 【請求項3】 ポリアルキレンテレフタレート繊維が、
    ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテ
    レフタレート繊維、ポリテトラメチレンテレフタレート
    繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種類以上のポ
    リアルキレンテレフタレート繊維である請求項1記載の
    ポリアルキレンテレフタレート繊維。
  4. 【請求項4】 ポリアルキレンテレフタレート繊維を製
    造するに際し、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、
    銀、オスニウム、イリジウム、白金、金からなる群から
    選ばれた少なくとも1種の貴金属から構成される単体及
    び/或いは無機化合物からなる識別化合物を、1〜10
    00重量ppm含有するジメチルテレフタレートジメチ
    ル組成物を使用することを特徴とする、ポリアルキレン
    テレフタレート繊維の識別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023013331A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 株式会社ブリヂストン ケミカルリサイクルpet繊維、ゴム-繊維複合体、コンベヤベルト、ホース及びタイヤ
WO2023013330A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 株式会社ブリヂストン ケミカルリサイクルpet繊維、ゴム-繊維複合体、コンベヤベルト、ホース及びタイヤ

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WO2023013330A1 (ja) * 2021-08-05 2023-02-09 株式会社ブリヂストン ケミカルリサイクルpet繊維、ゴム-繊維複合体、コンベヤベルト、ホース及びタイヤ

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