JP2002160884A - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの制御装置

Info

Publication number
JP2002160884A
JP2002160884A JP2000357893A JP2000357893A JP2002160884A JP 2002160884 A JP2002160884 A JP 2002160884A JP 2000357893 A JP2000357893 A JP 2000357893A JP 2000357893 A JP2000357893 A JP 2000357893A JP 2002160884 A JP2002160884 A JP 2002160884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
passenger conveyor
passengers
control device
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000357893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Chiba
忠昭 千葉
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Yoshio Matsuzaki
義夫 松崎
Ryoichi Sakai
亮一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2000357893A priority Critical patent/JP2002160884A/ja
Publication of JP2002160884A publication Critical patent/JP2002160884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B50/00Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗客の流れに悪影響を与えることなく簡単に
乗客数を得ることができるようにした乗客コンベアの制
御装置を提供する。 【解決手段】 乗客数演算手段12により、電流検出器
10の電流検出値から電流の実行値Iを演算し、この電
流実行値Iと、予め設定記憶しておいた定格電圧値Vを
乗算して電力Pmを演算し、この電力Pmから無積載電
力値Pnを減算して積載電力値Ptを演算し、この積載
電力値Ptと現在の運転速度ωから電動機のトルクτを
演算するようにし、さらに、乗客数Nとトルクτの特性
図を用いてトルクτから乗客数Nを演算し出力するよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータや動
く歩道などの乗客コンベアを制御する乗客コンベアの制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアは、建物の階床間を結ぶ主
要設備であり階を移動する殆どの人々が利用するため、
特に流通系ビル内のテナント配置の適否などを判断する
際に、エスカレータの乗客数を重要な判断材料として用
いることができる。これに関連して、特開平7−315
749号公報には乗り場に配置したセンサによって乗客
を検出する検出装置が提案されている。
【0003】また乗客コンベアにおいては、近年の省エ
ネルギ志向から、一般的な電力計を設置して乗客コンベ
アの消費電力を測定し、この測定した電力が過大な場合
に、減速機の歯車歯数を変更するなどして運転速度を低
下させて消費電力を低減させることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアにおいては、前者のように乗客コンベアの
乗り場に乗客数検出用のセンサを設置した場合、それが
乗客の流れなどに影響を与えたり、意匠上の問題から永
続的に設置しておくことが難しい。また、後者のように
消費電力測定用の電力計を設置した場合、減速機の歯車
歯数の変更に伴って減速機や周辺機器を解体する必要が
生じるため多大な費用と時間を必要としてしまう。
【0005】本発明の目的は、乗客の流れに悪影響を与
えることなく簡単に乗客数を得ることができるようにし
た乗客コンベアの制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、可変電圧可変周波数の電力を出力する電力
変換器を介して電源に接続した電動機によって駆動され
る乗客コンベアと、上記電力変換器を制御する電力変換
器制御装置と、上記乗客コンベアの運転を制御する運転
制御装置とを備えた乗客コンベアの制御装置において、
上記電力変換器で使用している電力と上記電動機の運転
速度との関係からトルクを算出し、このトルクと乗客数
との関係から乗客数を算出する乗客数演算手段を設けた
ことを特徴とする。
【0007】本発明による乗客コンベアの制御装置は、
乗客数演算手段を設けてトルクと乗客数の関係から乗客
数を演算するようにしたため、従来のように乗客コンベ
アにおける積算乗客数の検出に際して、乗客の流れに影
響を及ぼすような位置に乗客数検出用のセンサ等を設置
する必要がなく、また歯車歯数の変更に伴って減速機や
周辺機器を解体する必要がないので、簡単かつ正確に乗
客コンベアの乗客数に関する情報を得ると共に、この情
報を種々活用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施の形態による乗客
コンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【0010】電源1からの交流電力は電源側電力変換器
2によって直流電力に変換し、コンデンサ3で平滑した
後に電動機側電力変換器4に与えられ、この電動機側電
力変換器4は直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力
に再変換して電動機5に供給し、この電動機5を駆動し
て減速機6を介して接続した乗客コンベア7を運転する
ように構成している。
【0011】運転制御装置8は、速度指令DS1〜DS
nの何れかと、方向指令DRと、運転指令DVDおよび
停止指令DVSの何れかとを電力変換器制御装置9に伝
達している。この電力変換器制御装置9は、電源1と電
源側電力変換器2間に設けた電流検出器10の電流検出
値を取り込むと共に、運転制御装置8からの信号を基に
出力周波数および出力相順等を決定しPWMパルスを図
示しないゲート回路を経由して電源側電力変換器2およ
び電動機側電力変換器4に伝達するようにしている。
【0012】電流検出器10の電流検出値は電力検出手
段11にも入力され、この電力検出手段11は、図3に
示したフローチャートの手順に従い電力検出値を得てい
る。つまり、ステップS1では電流検出器10の電流検
出値から電流の実行値Iを演算し、ステップS2でこの
電流実行値Iと、予め設定記憶しておいた定格電圧値V
の積を取って演算し、これを電力検出値Pとして出力し
ている。ここで、図2におけるcosφは力率を示す
が、電力変換器の場合、電源がインダクタンス負荷とは
直流電力部分で分断されており力率1として演算してい
る。また、図1において電流検出器10は、電源1と電
源側電力変換器2の間に配置しているが、電動機側電力
変換器4と電動機5の間に配置し、力率を考慮して電力
検出値Pを演算しても良い。
【0013】また電流検出器10の電流検出値は乗客数
演算手段12にも入力されており、この乗客数演算手段
12は、図2に示したフローチャートの手順に従って乗
客数Nを得ている。つまり、ステップS3では、電流検
出器10の電流検出値から電流の実行値Iを演算し、ス
テップS4でこの電流実行値Iと、予め設定記憶してお
いた定格電圧値Vを乗算して電力Pmを演算し、ステッ
プS5でこの電力Pmから図4の特性図に示した無積載
電力値Pnを減算して積載電力値Ptを演算し、ステッ
プS6でこの積載電力値Ptと現在の運転速度ωから電
動機のトルクτを演算するようにしている。さらに、乗
客数Nとトルクτには図5に示した特性図のような比例
関係があるから、この関係を使用してステップS7でト
ルクτから乗客数Nを演算し出力するようにしている。
【0014】計時手段13は、現在の月日時刻を出力し
ており、電力検出手段11、乗客数演算手段12および
計時手段13から得られた各出力値は順次記録手段14
に記録している。記録手段14に接続した出力手段15
は、所定の時間毎に電話回線等の通信回線を経由して図
示しない管理者用端末装置等に出力するようにしてい
る。この記録手段14および出力手段15は、各時刻に
おける電力検出値Pと乗客数Nを記録および出力すると
共に、所定の設定時間毎に電力検出値Pおよび乗客数N
の積算値である積算電力および積算乗客数も記録および
出力するようにしている。
【0015】このように乗客数演算手段12を用いてト
ルクと乗客数の関係から乗客数を演算するようにしたた
め、従来のように乗客コンベア7における積算乗客数の
検出に際して、乗客の流れに影響を及ぼすような位置に
乗客数検出用のセンサ等を設置する必要がなく、また歯
車歯数の変更に伴って減速機や周辺機器を解体する必要
がないので、簡単かつ正確に乗客コンベア7の乗客数に
関する情報を得ることができる。この乗客数に関する情
報は、記録手段14および出力手段15によって乗客コ
ンベアを設置したビルで種々利用することもできる。ま
た、通信回線を介して別置した管理者用端末装置等に出
力することもできるので、管理者用端末装置等を有する
情報収集会社が乗客コンベアに関する情報を収集して、
これを活用することもできる。
【0016】積算乗客数を得る場合、上述した所定の設
定時間の長さによって人数の重複記録を行なう危険があ
る。これを防止するための設定時間について図6および
図7を用いて説明する。
【0017】図6は、時刻1、時刻2および時刻3にお
ける乗客の移動状態を示す概略側面図であり、図7は、
図6に示した各時刻における電力検出値Pを示す電力特
性図である。図6に示した乗客A〜Cの三人が乗客コン
ベア7に乗り込む場合、設定時間として、例えば、乗客
コンベア7が1/4周する時間とすることもできる。こ
の場合、各時刻t1,t2,t3毎に乗客数N1,N
2,N3をそれぞれ記録し、それらの合計を求めると、
図7の如く時刻t1では乗客数一人のときの電力が、時
刻t2では乗客数三人のときの電力が、また時刻t3で
は乗客数二人のときの電力がそれぞれ検出されて合計は
六人となり、乗客数を重複して記録してしまうために誤
った積算乗客数になってしまう。そこで、乗り込んだ乗
客が降り口に到達する乗客コンベア7が半周する周期を
設定時間とし、この設定時間毎に記録を行なうようにし
ている。すると、時刻t1では乗客数一人のときの電力
が検出され、また上述の単位時間を経過した時刻t3に
は乗客数二人のときの電力が検出され、積算乗客数は合
計三人となり、正確な積算乗客数を得ることができるよ
うになる。
【0018】このように乗客コンベア7が半周する設定
時間毎に乗客数Nを演算し、これを積算することによっ
て乗客コンベア7の正確な積算乗客数を得ることができ
る。しかも、従来のように乗客コンベア7における積算
乗客数の検出に際して、乗客の流れに影響を及ぼすよう
な位置に乗客数検出用のセンサ等を設置する必要がな
く、また歯車歯数の変更に伴って減速機や周辺機器を解
体する必要がないので、簡単かつ正確に乗客コンベア7
の積算乗客数を得ることができる。
【0019】図8は、本発明の他の実施の形態による乗
客コンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【0020】図1に示した乗客コンベアの制御装置と異
なるのは、電源1と電源側電力変換器2間に電圧検出器
16を設け、電流検出器10と電圧検出器16の出力を
基に電力検出手段11が電力検出値Pを出力するように
した点であり、その他の構成は同一であるから同等物に
同一符号を付けて詳細な説明を省略する。
【0021】電圧検出器16による電圧検出値と、電流
検出器10による電流検出値とはそれぞれ電力検出手段
11に入力されており、この電力検出手段11は、図9
に示したフローチャートの手順に従って電力検出値Pを
演算している。つまり電力検出手段11は、ステップS
8で電流検出器10の電流検出値から電流実行値Iを演
算し、ステップS9で電圧検出器16の電圧検出値から
電圧実行値Vnを演算し、ステップS10でこれらの電
流実行値Iと電圧実行値Vnを乗算して電力検出値Pと
して出力するようにしている。
【0022】このような構成の乗客コンベアの制御装置
によっても、先の実施の形態の場合と同様、従来のよう
に乗客コンベア7における積算乗客数の検出に際して、
乗客の流れに影響を及ぼすような位置に乗客数検出用の
センサ等を設置する必要がなく、また歯車歯数の変更に
伴って減速機や周辺機器を解体する必要がないので、簡
単かつ正確に乗客コンベア7の積算乗客数を得ることが
できる。
【0023】図10は、本発明のさらに他の実施の形態
による乗客コンベアの制御装置を示すブロック構成図で
ある。
【0024】図1に示した乗客コンベアの制御装置で
は、乗客数演算手段12が電流検出器10の電流検出値
を入力して乗客数Nを算出しているのに対して、図10
に示した乗客数演算手段12は電力検出手段11で演算
した電力検出値Pを入力するようにしている。その他の
構成は同一であるから同等物に同一符号を付けて詳細な
説明を省略する。
【0025】電力検出手段11で演算した電力検出値P
を受けて乗客数演算手段12は、図11に示したフロー
チャートの手順に従って乗客数Nを算出している。つま
り、ステップS11で電力検出手段11の電力検出値P
から図4で説明した無積載電力値Pnを減算して積載電
力値Ptを演算し、ステップS12でこの積載電力値P
tと現在の運転速度ωから電動機のトルクτを演算し、
ステップS13で図5に示した特性図に基づいてトルク
τから乗客数Nを演算し出力するようにしている。
【0026】このような構成の乗客コンベアの制御装置
によれば、先の実施の形態の場合と同様、従来のように
乗客コンベア7における積算乗客数の検出に際して、乗
客の流れに影響を及ぼすような位置に乗客数検出用のセ
ンサ等を設置する必要がなく、また歯車歯数の変更に伴
って減速機や周辺機器を解体する必要がないので、簡単
かつ正確に乗客コンベア7の積算乗客数を得ることがで
きると共に、乗客数Nを簡単に算出することができる。
所定の設定時間毎の累計である積算電力および積算乗客
数は先の実施の形態の場合と同様に算出することができ
る。
【0027】ところで、上述した各実施の形態によって
得た正確な乗客数は種々活用することができる。例え
ば、乗客コンベアを設置したデパートであれば、来店者
総数を把握したり、各階床毎の来店者数、時間帯毎の来
店者数などを把握して経営に活用することができる。従
って、乗客コンベアの乗客数は、その保守管理と全く関
係なく把握することができ、入手した乗客数の情報を乗
客コンベアを設置したデパートや乗客コンベアの保守管
理会社などに提供することができる。また、乗客コンベ
アの乗客数に関する情報を乗客コンベアの運転に反映さ
せることもでき、次にその例を説明する。
【0028】図12は、本発明のさらに異なる実施の形
態による乗客コンベアの制御装置を示すブロック構成図
であり、図1に示した実施の形態との同等物には同一符
号を付けて詳細な説明を省略する。
【0029】この実施の形態は、上述した各実施の形態
によって得た正確な乗客数を乗客数演算手段12および
計時手段13からの出力値と、時刻設定手段18による
設定値は論理演算手段17に入力され、論理演算手段1
7の出力値を運転制御装置8に入力している。つまり、
図13のフローチャートに示すように論理演算手段17
は、ステップS14で乗客数演算手段12の乗客数が0
であり、しかもステップS15で計時手段13の時刻が
時刻設定手段18に予め設定した時刻または時刻の範囲
内だった場合、ステップS16で運転制御装置8に停止
信号を出力する。この停止信号を受けた運転制御装置8
は、電力変換器制御装置9に停止指令DVSを出力し、
これを受けた電力変換器制御装置9は電動機側電力変換
器4に与えるPWMパルスを自動的に操作し、乗客コン
ベア7を緩やかに減速させた後に停止させる。
【0030】論理演算手段17はステップS17で乗客
コンベア7が停止するまでの所要時間待機し、その後の
ステップS18で運転制御装置8に反転信号を出力す
る。この反転信号を受けた運転制御装置8は、電力変換
器制御装置9に停止前の運転方向とは逆方向の方向指令
DRおよび運転指令DVDを出力し、これを受けた電力
変換器制御装置9は同様に電動機側電力変換器4に与え
るPWMパルスを自動的に操作して乗客コンベア7を逆
方向に緩やかに加速させ運転を再開する。
【0031】ここで、複数の乗客コンベア7が異なる階
にそれぞれ設置されている場合、異なる階の乗客コンベ
アの図示しない時刻設定手段18nに設定する時刻をそ
れぞれ異ならせ、例えば、上階から下階に向けて段階的
に遅く設定することで、上階から段階的に反転運転させ
ることができる。
【0032】このような構成の乗客コンベアの制御装置
によれば、先の実施の形態の場合と同様の効果を得るこ
とができると共に、例えば、流通系ビルの閉店時刻にお
いて上階売り場にいるビル利用者を下階出入り口に速や
かに誘導することができる。
【0033】また、完全にビル利用者がビル内から退去
できる時刻を時刻設定手段18に予め設定しておき、上
述した停止動作までを行なわせれば、利用者が退去した
時点で自動的に乗客コンベア7の運転を停止させられる
ため、管理者による停止操作が不要となると共に、余分
な運転時間を削減して省エネルギ化を図ることができ
る。しかも、上述したように乗客数演算手段12は高い
精度で乗客数Nを正確に検出することができるため、信
頼性の高い制御を行なうことができる。
【0034】ここで乗客コンベア7の乗客数が0である
ことは、図20に示すように電流実行値Iの変化が無い
時間が所定時間txだけ継続したことにより乗客数を0
と出力するように乗客数演算手段12を構成することも
できる。
【0035】図14は、本発明のさらに異なる他の実施
の形態による乗客コンベアの制御装置を示すブロック構
成図である。
【0036】電力検出手段11と電力値範囲設定手段2
0の出力値は比較演算手段19aに入力され、計時手段
13の出力値と共に考慮しながら、運転制御装置8から
出力する速度指令DSを変更するように構成している。
比較演算手段19aは、図15のフローチャートに示す
ようにステップS19で電力検出手段11の電力検出値
Pが電力値範囲設定手段20に予め設定した電力値範囲
Pa内にあるかどうかを判定し、この電力値範囲Pa内
であればステップS21で計時手段13によって設定し
ている所定の時間が継続したかどうかを判定し、継続し
た場合にステップS22で運転制御装置8から出力する
速度指令DSを変更する。従って、電力変換器制御装置
9は電動機側電力変換器4に与えるPWMパルスを自動
的に操作し、乗客コンベア7を緩やかに加速または減速
させて乗客コンベアの運転速度を変更する。
【0037】図4に示したように乗客数Nが増加すれば
電力Pも増加するという関係があるので、例えば、電力
値範囲Pa内では電力Pが小さく、すなわち乗客数Nが
少なく輸送能力をあまり必要としない場合には、乗客コ
ンベア7の運転速度を低速にする。
【0038】一方、比較演算手段19aは、ステップS
19の判定によって電力検出手段11の電力検出値Pが
電力値範囲設定手段20に予め設定した電力値範囲Pa
内にない場合、ステップS20で電力検出値Pが電力値
範囲設定手段20に予め設定した電力値範囲Pb内にあ
るかどうかを判定し、この電力値範囲Pb内であればス
テップS23で計時手段13によって設定している所定
の時間が継続したかどうかを判定し、継続した場合にス
テップS24で運転制御装置8から出力する速度指令D
Sを変更する。従って、電力変換器制御装置9は電動機
側電力変換器4に与えるPWMパルスを自動的に操作
し、乗客コンベア7の運転速度を変更する。
【0039】このとき、電力値範囲設定手段20に予め
設定した電力値範囲Pbとして、電力Pが大きく、すな
わち乗客数Nが多く輸送能力を十分に必要とする場合に
対応させておき、乗客コンベア7の運転速度を高速にす
る。このように、乗客数演算手段12によって乗客コン
ベア7の乗客数を正確に得ることができるので、この入
手した乗客数を利用して乗客コンベア7の速度制御を行
ない、消費電力を節約すると共に効率的な運転を行なう
ことができる。
【0040】ここで、電力値範囲設定手段20には、予
め幾つかの電力値範囲を設定しておき、段階的に速度指
令DSを変更して乗客コンベアの運転速度を変更するよ
うにすると良い。
【0041】図17は、本発明のさらに異なる他の実施
の形態による乗客コンベアの制御装置を示すブロック構
成図であり、図1に示した実施の形態との同等物には同
一符号を付けて詳細な説明を省略する。
【0042】運転制御装置8には、比較演算手段19b
が接続され、この比較演算手段19bには電力予想手段
21および電力目標値設定手段22が接続されている。
この電力予想手段21は、図17に示したフローチャー
トに示すようにステップS25で記録手段14に記録さ
れている当月の積算電力記録値を記録に要した経過日数
で除算して日毎の電力平均値を演算し、ステップS26
でこれに当月の月日数を乗算して当月の電力予想値を演
算する。続くステップS27で比較演算手段19bは、
上述の電力予想値が電力目標値設定手段22に予め設定
した電力目標値を超えているかどうかを判定し、電力予
想値が電力目標値を超えている場合、ステップS28で
運転制御装置8から出力する速度指令DSを低速に変更
する。これを受けた電力変換器制御装置9は電動機側電
力変換器4に与えるPWMパルスを自動的に操作し、乗
客コンベア7を緩やかに減速させて低速で運転させる。
【0043】このように乗客コンベアの乗客数を得るた
めの積算電力を利用してその運転速度を調整するように
したため、自動的に電力値を予め設定した電力目標値以
内に運転制御することができ、結果的に省エネルギ化を
図ることができる。
【0044】図19は、本発明のさらに異なる他の実施
の形態による乗客コンベアの制御装置を示すブロック構
成図であり、図1に示した実施の形態との同等物には同
一符号を付けて詳細な説明を省略する。
【0045】ここでは同一階で同方向に運転している複
数の乗客コンベア7,7nがそれぞれほぼ同様に構成さ
れ、各乗客コンベア7,7nにおいて記録手段14およ
び出力手段15は共用している。各乗客コンベア7,7
nの各電力検出手段11,11nの出力値である電力検
出値Pは加算演算手段23nに入力され、この加算演算
手段23nによる出力値と、予め設定電力を設定した電
力値設定手段24nとの出力値を比較演算手段19cn
に入力し、この比較演算手段19cの出力を乗客コンベ
ア7nの運転制御装置8nに入力するようにしている。
各乗客コンベア7,7nの運転制御装置8,8nには、
運転または停止の状態を出力する状態出力手段25を設
け、この状態出力手段25から図示しない監視盤などに
出力するようにしている。
【0046】加算演算手段23nは、図19のフローチ
ャートに示すようにステップS29で、同一階で同方向
に運転している乗客コンベア7,7nの各電力検出手段
11,11nの電力検出値Pを加算し加算電力値を演算
する。続いてステップS30で比較演算手段19cn
は、加算演算手段23nからの加算電力値が電力値設定
手段24nに予め設定した設定電力値以下かどうかを判
定し、加算電力値が設定電力値以下の場合、ステップS
31で乗客コンベア7以外の乗客コンベアの運転制御装
置8nに停止信号を出力する。停止信号を受けた運転制
御装置8nは電力変換器制御装置9nに停止指令DVS
を出力し、これを受けた電力変換器制御装置9nは電動
機側電力変換器4nに与えるPWMパルスを自動的に操
作し、乗客コンベア7nを緩やかに減速させた後停止さ
せる。
【0047】その後もステップS32で同様の演算を繰
り返し行ない、ステップS33で上述した加算電力値が
設定電力値に近づいたかどうかを判定し、近づいた場
合、ステップS34で比較演算手段19cは乗客コンベ
ア7以外の乗客コンベア7nの運転制御装置8nに運転
信号を出力する。この運転信号を受けた運転制御装置8
nは電力変換器制御装置9nに方向指令DRと運転指令
DVDを出力し、電力変換器制御装置9nは電動機側電
力変換器4nに与えるPWMパルスを自動的に操作し
て、乗客コンベア7nを緩やかに加速させ運転を再開す
る。
【0048】このような構成の乗客コンベアの制御装置
によれば、例えば、電力値設定手段24nに一台の電動
機5の定格電力を設定しておけば、一台の乗客コンベア
7で輸送可能な乗客数しかいない場合に、並列運転され
ている他の乗客コンベア7nを自動的に停止させること
ができ、その後、乗客数が増えて一台の乗客コンベア7
の輸送能力では不足する場合、他の乗客コンベア7nを
自動的に運転を再開することができ、余分な運転を削減
して省エネルギ化を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明による乗客コ
ンベアの制御装置は、乗客数演算手段を設けてトルクと
乗客数の関係から乗客数を演算するようにしたため、従
来のように乗客コンベアにおける積算乗客数の検出に際
して、乗客の流れに影響を及ぼすような位置に乗客数検
出用のセンサ等を設置する必要がなく、また歯車歯数の
変更に伴って減速機や周辺機器を解体する必要がないの
で、簡単かつ正確に乗客コンベアの乗客数に関する情報
を得ると共に、この情報を種々活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの制
御装置を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示した乗客コンベアの制御装置における
乗客数演算手段の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示した乗客コンベアの制御装置における
電力検出手段の動作を示すフローチャートである。
【図4】乗客数と電力の関係を示す特性図である。
【図5】乗客数とトルクの関係を示す特性図である。
【図6】図1に示した乗客コンベアの制御装置における
乗客数演算手段の設定時間の周期を示す側面図である。
【図7】図6に示した乗客数演算手段による周期別電力
検出値の関係を示す特性図である。
【図8】本発明の他の実施の形態による乗客コンベアの
制御装置を示すブロック構成図である。
【図9】図8に示した乗客コンベアの制御装置における
電力検出手段の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態による乗客コ
ンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図11】図10に示した乗客コンベアの制御装置にお
ける乗客数演算手段の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明のさらに異なる他の実施の形態による
乗客コンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図13】図12に示した乗客コンベアの制御装置にお
ける論理演算手段の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明のさらに異なる他の実施の形態による
乗客コンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図15】図14に示した乗客コンベアの制御装置にお
ける比較演算手段の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明のさらに異なる他の実施の形態による
乗客コンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図17】図16に示した乗客コンベアの制御装置にお
ける比較演算手段の動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明のさらに異なる他の実施の形態による
乗客コンベアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図19】図18に示した乗客コンベアの制御装置にお
ける要部の動作を示すフローチャートである。
【図20】電流の時間変化を示す特性図である。
【符号の説明】
2 電源側電力変換器 4 電動機側電力変換器 5 電動機 7,7n 乗客コンベア 8 運転制御装置 9 電力変換器制御装置 10 電流検出器 11 電力検出手段 12 乗客数演算手段 13 計時手段 16 電圧検出器 17 論理演算手段 18 時刻設定手段 19a〜19c 比較演算手段 20 電力値範囲設定手段 21 電力予想手段 22 電力目標値設定手段 23 加算演算手段 24 電力値設定手段 25 運転状態出力手段 DR 方向指令 DS 速度指令 DS1,DSn 速度指令 DVD 運転指令 DVS 停止指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B66B 27/00 B66B 27/00 C (72)発明者 松崎 義夫 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 酒井 亮一 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F321 DB03 DC01 DC03 DC05 DD02 EA04 EA08 EA09 EB08 EC13 EC14 FB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変電圧可変周波数の電力を出力する電
    力変換器を介して電源に接続した電動機によって駆動さ
    れる乗客コンベアと、上記電力変換器を制御する電力変
    換器制御装置と、上記乗客コンベアの運転を制御する運
    転制御装置とを備えた乗客コンベアの制御装置におい
    て、上記電力変換器で使用している電力と上記電動機の
    運転速度との関係からトルクを算出し、このトルクと乗
    客数との関係から乗客数を算出する乗客数演算手段を設
    けたことを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、現在の日
    付および時刻を出力する計時手段と、上記乗客数演算手
    段の乗客数と上記計時手段の日付および時刻を所定の時
    間毎に記録する記録手段とを設けたことを特徴とする乗
    客コンベアの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記記録
    手段に記録した乗客数と日付および時刻を所定の時間毎
    に通信回線を介して外部へ送出する出力手段を設けたこ
    とを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、上記電力
    変換器で使用している電力を算出する電力検出手段を設
    け、この電力検出手段は、上記電力変換器の電流制御で
    使用している電流検出器の電流検出値を基に電力値に換
    算するようにしたことを特徴とする乗客コンベアの制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、上記電力
    変換器で使用している電力を算出する電力検出手段を設
    け、この電力検出手段は、電圧を検出する電圧検出器の
    電圧検出値と、電流を検出する電流検出器の電流検出値
    を基に電力値に換算するようにしたことを特徴とする乗
    客コンベアの制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のものにおいて、上記乗客
    数演算手段は、乗客が乗っていない上記乗客コンベアを
    駆動するときの無積載電力値を予め記憶しておき、上記
    電力変換器で使用している電力値から上記無積載電力値
    を減算した積載電力値と現在の速度から上記電動機のト
    ルクを演算するようにしたことを特徴とする乗客コンベ
    アの制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のものにおいて、上記乗客
    数演算手段は、上記乗客コンベアが半周する時間毎に上
    記乗客数の演算を行なうようにしたことを特徴とする乗
    客の制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のものにおいて、複数の電
    力値範囲を設定する電力値範囲設定手段と、上記電力変
    換器で使用している電力を算出する電力検出手段を設
    け、この電力検出手段により算出した電力と上記電力値
    範囲設定手段による電力値範囲とを比較する比較演算手
    段を設け、この比較演算手段の出力を上記運転制御装置
    に与えて上記乗客コンベアの運転速度を変更するように
    したことを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のものにおいて、予め所定
    の時刻を複数設定する時刻設定手段と、上記乗客数演算
    手段の乗客数が0人で計時手段の時刻が時刻設定手段の
    設定時刻であった場合に出力を発する論理演算手段を設
    け、論理演算手段の出力により緩やかに乗客コンベアを
    停止させた後、逆方向に運転するようにしたことを特徴
    とする乗客コンベアの制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項10記載のものにおいて、異な
    る階に設置した複数台の乗客コンベアにおける時刻設定
    手段の設定時刻を上階から下階若しくは下階から上階に
    行くに従い遅い時刻に設定し、段階的に逆方向に運転す
    るようにしたことを特徴とする乗客コンベアの制御装
    置。
JP2000357893A 2000-11-24 2000-11-24 乗客コンベアの制御装置 Pending JP2002160884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357893A JP2002160884A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 乗客コンベアの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357893A JP2002160884A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 乗客コンベアの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002160884A true JP2002160884A (ja) 2002-06-04

Family

ID=18829887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000357893A Pending JP2002160884A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 乗客コンベアの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002160884A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004035453A1 (ja) * 2002-10-16 2004-04-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 乗客コンベヤの制御装置
JP2007153536A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア装置
JP2008184282A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp マンコンベア
JP2008303056A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Hitachi Ltd 乗客コンベアの制御装置および制御方法
JP2013023381A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベアの省エネ運転システム及び省エネ運転方法
CN105936468A (zh) * 2015-03-03 2016-09-14 东芝电梯株式会社 乘客输送机
WO2018013513A1 (en) * 2016-07-11 2018-01-18 Otis Elevator Company A monitoring system for a passenger conveyor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004035453A1 (ja) * 2002-10-16 2004-04-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 乗客コンベヤの制御装置
CN100340468C (zh) * 2002-10-16 2007-10-03 三菱电机株式会社 乘客运送带的控制装置
JP2007153536A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア装置
JP2008184282A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp マンコンベア
JP2008303056A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Hitachi Ltd 乗客コンベアの制御装置および制御方法
JP2013023381A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベアの省エネ運転システム及び省エネ運転方法
CN105936468A (zh) * 2015-03-03 2016-09-14 东芝电梯株式会社 乘客输送机
WO2018013513A1 (en) * 2016-07-11 2018-01-18 Otis Elevator Company A monitoring system for a passenger conveyor
US10035685B2 (en) 2016-07-11 2018-07-31 Otis Elevator Company Monitoring system for a passenger conveyor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10538412B2 (en) Brake operation management in elevators
JP5154086B2 (ja) マンコンベア
JP4606475B2 (ja) エレベータのドア制御システムおよび方法
JP5946268B2 (ja) エレベータシステム及びエレベータの制御方法
JP5075492B2 (ja) 乗客コンベアの制御装置および制御方法
CA1308204C (en) Weighted relative system response elevator car assignment system with variable bonuses and penalties
JP3168104B2 (ja) エレベータまたはホイストのケージの減速および停止指令を制御し自動補正する方法ならびに装置
JP2002160884A (ja) 乗客コンベアの制御装置
CN102556824A (zh) 自动扶梯及自动人行道的行人负载率检测装置
US20130233672A1 (en) Control arrangement for controlling a people mover
JPH03269269A (ja) インバータ装置
JPH09269262A (ja) 人数確認装置及びそれを用いた空調制御装置
JPWO2004035453A1 (ja) 乗客コンベヤの制御装置
WO2018013513A1 (en) A monitoring system for a passenger conveyor
CN103863921B (zh) 电梯
JP2004043078A (ja) エレベータの制御装置
US10926978B2 (en) Man conveyor apparatus and controller for man conveyor apparatus
US20120043165A1 (en) Elevator installation door operation
JP2002211855A (ja) エレベータの制御装置
CN112654572B (zh) 用于运送人员的系统、用以优化用于运送人员的系统的运行的方法
JP2018203504A (ja) 乗客コンベア
CN205932783U (zh) 节能电梯
JP2004284733A (ja) エレベータ制御装置
JPS6225588B2 (ja)
CN207645559U (zh) 一种联动式电梯外呼控制系统