JP2002160692A - 船舶係留設備 - Google Patents

船舶係留設備

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JP2002160692A
JP2002160692A JP2000358878A JP2000358878A JP2002160692A JP 2002160692 A JP2002160692 A JP 2002160692A JP 2000358878 A JP2000358878 A JP 2000358878A JP 2000358878 A JP2000358878 A JP 2000358878A JP 2002160692 A JP2002160692 A JP 2002160692A
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mooring
installation
ship
water
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Akira Yonetani
彰 米谷
Takashi Kamiiizaka
傑 上飯坂
Akihito Oya
昭仁 大矢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】係留位置への船舶の出入りの障害にならずスペ
ース効率を向上できると共に水面変動に追従し得る船舶
係留設備を提供する。 【解決手段】船舶係留設備20は、ビーム21Aとフロ
ート21Bから成りフロート21Bの上部を水面上に突
出させてビーム21Aが所定水深に位置して浮遊するよ
うに設定された係留ビーム21が、基端が水底に固定さ
れたアンカー23に結合されると共に他端が係留ビーム
21のフロート21Bの下端に張力ダンパー22Bを介
して結合された複数の設置ロープ22Aによる設置索群
22によって、横方向の移動は規制されると共に水面の
変位に追随して上下移動し得るように係留設置され、該
係留ビーム21に船尾側係留ロープ14を介して船舶を
係留するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨットハーバーや
不法艇を一時保管する係留施設等、小型船舶を係留する
船舶係留設備に関する。
【0002】
【従来の技術】小型船舶の係留設備として、船首側を浮
桟橋に固定すると共に船尾側を固定杭等の固定手段に固
定して浮桟橋に対して直角に係船するものがある。即
ち、船首側は係船ロープを浮桟橋上に取り付けられた係
船金物に固縛し、船尾側は、海底に立設された固定杭に
係船ロープを固縛したり、又は、基端部がアンカーに結
ばれると共に先端にブイが結ばれた係船ロープをブイを
介して引き寄せて船上の係船金物に固縛して係船するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来の係留設備では、船尾側を固定する固定杭や
アンカーを多数配設しなければならないためにその設置
工事に多額の費用を要すると共に、固定杭やアンカーが
係留位置への船舶の出入りの際に障害となることがない
ように配設間隔を大きく設定しなければならならず、そ
の結果、スペース効率が悪化するという問題があった。
【0004】また、船尾側を固定する係船ロープは、水
位の変動に拘わらず一定位置の固定杭又はアンカーと船
舶とを結ぶために、潮汐やダム水位の変動等による水面
変動に追随する船舶の移動によって緊張・弛緩し、係船
ロープが破損したり船舶が移動して隣接する船舶と接触
して損傷するという問題があった。船首側を固定する係
船ロープが結ばれる浮桟橋は水面変動に追随して船舶と
同様に上下するためこのようなことは生じない。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、係留位置への船舶の出入りの障害にならずス
ペース効率を向上できると共に水面変動に追従し得る船
舶係留設備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
の船舶の係留設備は、浮き構造体を備え、該浮き構造体
に作用する浮力によって水中所定深度に浮遊位置するよ
うに設定された所定長さの係留梁部材が、横方向の移動
は規制すると共に上下方向の移動は許容する水位追随設
置手段を介して設置され、前記係留梁部材に係留索を介
して船舶を係留するように構成されていることを特徴と
する。
【0007】また、上記水位追随設置手段は、上記係留
梁部材と水底に設けられた固定部材とを結ぶ設置索部材
に略一定の力で伸縮する張力一定化伸縮手段が介設され
て構成されていることを特徴とする。
【0008】また、上記水位追随設置手段は、当該船舶
係留設備の設置位置に立設された設置杭部材に上記係留
梁部材に形成された案内嵌合部が嵌合し、該係留梁部材
は前記設置杭部材に沿って上下方向に移動可能に構成さ
れていることを特徴とする。
【0009】また、上記水位追随設置手段は、一端が水
底に設けられた固定部材に固定されると共に他端が所定
重量のウェイト部材に結合された設置索部材が、上記係
留梁部材に設けられた滑車に掛け回されて構成されてい
ることを特徴とする。
【0010】また、上記水位追随設置手段は、一端が上
記係留梁部材に結合されると共に他端が所定浮力を得る
浮き部材に結合された設置索部材が、水底に設けられた
固定部材に設けられた滑車に掛け回されて構成されてい
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
【0012】図1は本願発明に係る船舶係留設備を備え
た船舶係留施設の平面図である。
【0013】図示船舶係留施設10は、沿岸の桟橋11
に対して直交して浮桟橋12が配置されると共に、この
浮桟橋12から所定間隔離れて平行に船舶係留設備20
が配設され、船舶1は、船首側が浮桟橋12に船首側係
船ロープ13を介して結ばれると共に船尾側が船舶係留
設備20に係留索としての船尾側係船ロープ14を介し
て結ばれ、浮桟橋12に船首を向けて直交状態で係留さ
れるようになっている。
【0014】浮桟橋12は、詳しい説明は省略するが、
鉛直に立設された案内杭に上下移動可能に係合して水面
に浮かび、潮汐等による水面の変動に応じて案内杭に沿
って上下に移動するようになっているものである。所定
位置に係留金物が固定設置されており、この係合金物に
船首側係留ロープ13が固縛されるようになっている。
【0015】船舶係留設備20は、図2に斜視図を示す
ように、所定長さの係留梁部材として係留ビーム21
が、水位追随設置手段としての設置索群22によって係
留されて構成されている。
【0016】係留ビーム21には、船尾側係船ロープ1
4がその基端で結ばれて係船間隔で多数結索配設されて
いる。船尾側係船ロープ14の先端にはそれぞれブイ1
5が設けられている。
【0017】係留ビーム21は、アルミ材をトラスに組
んで形成された所定長さのビーム21Aが浮き構造体と
してのフロート21Bを介して接続されると共に、両端
のビーム21Aの先端部にもそれぞれフロート21Bが
設けられ、全体として所定長さに形成されている。図示
構成例は、ビーム21Aが三本,フロート21Bはそれ
らの間と両端に合計四個設けられているものである。
尚、その素材はアルミ材に限定されるものではなく鋼材
であっても良く、また、フロート21Bの配置はこれに
限らず適宜変更可能であり、例えば、長い一本のビーム
の両端のみに設けても良いものである。その際、フロー
ト21Bのみでは浮力が不足する場合には、ビーム21
A自体が浮力を生じさせる容積を有するように構成した
り、ビーム21Aに水面上に突出しない別個のフロート
部材を抱き合わせて設けて構成しても良いものである。
【0018】フロート21Bは、大径部21Baの下側
に同心状の小径部21Bbが突設された二段円柱状に所
定の浮力を得る体積を有して形成されており、その小径
部21Bbの側面にビーム21Aが結合されている。
尚、その平面形状は形状は円形に限らず多角形状であっ
ても良い。
【0019】ここで、係留ビーム21の全体重量とフロ
ート21Bに作用する浮力のバランスは、フロート21
Bの上部を水面上に突出させてビーム21Aが当該係留
施設10に係留される船舶のセンターボードやラダー等
と干渉しない所定水深に水平に安定的に位置して浮遊す
るように設定されている。これにより、潮汐等によって
水面位置が上下しても係留ビーム20はそれに追随して
上下し、ビーム21Aは常に一定水深に位置するように
なっているものである。
【0020】設置索群22は、基端が水底に固定された
固定部材としてのアンカー23に結合されると共に他端
が係留ビーム21のフロート21Bの下端に張力一定化
伸縮手段としての張力ダンパー22Bを介して結合され
た設置索部材としての複数の設置ロープ22Aによって
構成されている。
【0021】設置ロープ22Aは、端部のフロート21
Bに係留ビーム21の長手方向延長側とそれと直交する
左右両側に合計三本、中間部のフロート21Bには左右
両側に合計二本、それぞれ極力外側に広げて配設されて
いる。
【0022】張力ダンパー22Bは、所定の復帰力を保
って所定のストロークで伸縮可能なものであり、設置ロ
ープ22Aに作用する張力を略一定に保持して所定のス
トロークの伸縮を許容し、設置ロープ22Aの弛みを防
ぐように作用する。
【0023】このような設置索群22では、各設置ロー
プ22Aが係留ビーム20をその水平方向の位置を規定
して係留すると共に、設置ロープ22Aと係留ビーム2
1(フロート21B)の間に介設された張力ダンパー2
2Bの作用によって係留ビーム21の水面変動に追随し
た上下移動は許容する。
【0024】上記のごとく構成された船舶係留設備20
では、係留ビーム21はそのビーム21Aを水中所定深
度に位置させて浮遊し、設置索群22によって水平方向
の移動は規制されて係留設置される。係留ビーム21に
設けられた船尾側係船ロープ14の先端のブイ15は水
面に浮遊し、係留する船舶はこのブイ15を介して船尾
側係船ロープ14を手繰り寄せて弛まないように船尾上
の係船金具に固縛して係船するものである。
【0025】このような船舶係留設備20によれば、係
留ビーム21は、そのビーム21Aが所定水深に位置す
るために船舶の出入りの障害とならず、また、潮汐等に
よる水面位置の上下変位に追随して一定水深を保つため
に係留された船舶との相対位置は変わらず、従って、水
面位置の変化に起因して船尾側係船ロープ14が緊張・
弛緩して破損したり船舶が隣接する船舶等に接触して損
傷するようなことがないものである。
【0026】更に、施工費が高く船舶の出入りの障害と
なる固定杭を用いないために、工事費及び設備費を低減
できると共に係船間隔を最小限としてスペース効率を向
上でき、水底の条件によって固定杭の打設ができない場
所にも設置可能であって設置場所の制限も少ない。
【0027】図3は、上記構成例とは異なる水位追随設
置手段を備えた船舶係留設備の構成例の斜視図を示す。
尚、図中前述の構成例と同機能の部位には同符号を付し
て説明を省略する。
【0028】図示船舶係留設備30は、水底に立設され
た設置杭31によって上記構成例と同様の係留ビーム2
1が水平方向には移動不能且つ上下動可能に保持される
ように構成されている。即ち、係留ビーム21のフロー
ト22にはその中央に案内嵌合部としての貫通孔22C
が形成されており、係留ビーム21は水底に鉛直に立設
された設置杭31をこの貫通孔22Cに貫通させ、設置
杭31に沿って上下動は可能、且つ、水平方向の移動は
設置杭31によって規制されるようになっている。つま
り、本構成では、設置杭31と、案内嵌合部としての貫
通孔22Cとによって水位追随設置手段が構成されてい
るものである。
【0029】フロート22は、図4にその平面図を示す
ように、その貫通孔22Cの径が設置杭31の外径に対
して余裕を有するように設定されると共に、上下両端二
カ所にそれぞれ回転自在なローラー22Dがその周面を
設置杭31の外面に当接させて周方向に等間隔で三組設
けられており、設置杭31に沿って軋み音等を生ずるこ
となく円滑に移動し得るようになっている。
【0030】このような設置手段を備えた船舶係留設備
30では、係留ビーム21は水平方向に移動することは
なく、水面の変位に追随して円滑に上下できる。本構成
では、設置杭31の立設は必要であるものの少数で良
く、船舶の出入りの障害も少ないものである。尚、設置
杭31が嵌合する係留ビーム21の案内嵌合部はフロー
ト22に貫通形成されなければならないものではなく別
途設けても良いものである。
【0031】図5は、更に異なる水位追随設置手段を備
えた船舶係留設備の構成例の斜視図を示す。
【0032】図示船舶係留設備40は、係留ビーム21
が水位追随設置手段としてのウェイト係留索機構50に
よって係留されているものである。
【0033】ウェイト係留索機構50は、水底に固定さ
れたアンカー23と所定重量のウェイト部材としてのウ
ェイト52を結ぶ設置索部材としての設置ロープ51
が、係留ビーム21の両端部のフロート22の下端にそ
れぞれ設けられた滑車53に掛け回されて構成されてい
る。
【0034】本構成では、ウェイト52が係留ビーム2
1に吊り下げ支持された状態となるため、係留ビーム2
1の浮力はウェイト52の重量を加えてビーム21Aが
所定水深に位置して釣り合うように設定される。
【0035】このような構成によれば、係留ビーム21
はビーム21Aを常に所定水深に位置させて水位の変位
に追随して上下し、ウェイト52も同方向に二倍の距離
上下する。設置ロープ51にはウェイト52の重量が張
力として作用し、この設置ロープ51が係留ビーム21
の水平方向の移動を規制する。
【0036】尚、図示構成例では両端の設置ロープ51
が一つのウェイト52に結合されているが、各々の設置
ロープ51にそれぞれ独立したウェイトを設けても良
い。また、設置ロープ51も、二本に限らず複数設置し
ても良いものである。
【0037】図6は、係留ビーム21が水位追随設置手
段としての浮き係留索機構70によって係留されている
船舶係留設備60の斜視図を示す。
【0038】浮き係留機構70は、基端が係留ビーム2
1の両端部のフロート21Bの下端に結合されると共に
先端に浮き部材としての浮き72が設けられた設置索部
材としての設置ロープ71が、水底に固定されたアンカ
ー23に設けられた滑車73に掛け回されて構成されて
いる。
【0039】本構成では、浮き72の浮力が係留ビーム
21を沈下させる方向に作用するため、係留ビーム21
の浮力はこの浮き72による沈下力を加えてビーム21
Aが所定水深に位置して釣り合うように設定される。
【0040】このような構成により、係留ビーム21は
そのビーム21Aを常に所定水深に位置させて水位の変
位に追随して上下し、浮き72は逆に上下する。設置ロ
ープ71には浮き72の浮力が張力として作用し、この
設置ロープ71が係留ビーム21の水平方向の移動を規
制するものである。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る船舶係
留設備によれは、浮き構造体を備え、該浮き構造体に作
用する浮力によって水中所定深度に浮遊位置するように
設定された所定長さの係留梁部材が、横方向の移動は規
制すると共に上下方向の移動は許容する水位追随設置手
段を介して設置され、係留梁部材に係留索を介して船舶
を係留するように構成されていることにより、係留梁部
材は水中に位置するため係留位置への船舶の出入りの障
害ならずスペース効率を向上できると共に、係留梁部材
が水面変動に追随して上下移動するために係留索が緊張
・弛緩することを防ぐことができ、係船ロープが破損し
たり船舶が移動して隣接する船舶と接触して損傷するこ
とがないものである。
【0042】また、水位追随設置手段は、係留梁部材と
水底に設けられた固定部材とを結ぶ設置索部材に略一定
の力で伸縮する張力一定化伸縮手段が介設されて構成さ
れていることにより、張力一定化伸縮手段によって係留
梁部材の水面変動に追随した上下移動が許容されると共
に、設置索部材の張力が一定化されて係留索部材を水平
方向の位置を規制して安定的に設置できるものである。
【0043】また、水位追随設置手段は、当該船舶係留
設備の設置位置に立設された設置杭部材に係留梁部材に
形成された案内嵌合部が嵌合し、該係留梁部材は設置杭
部材に沿って上下方向に移動可能に構成されていること
により、係留梁部材は設置杭部材に沿って移動すること
で水位の変位に追随し得ると共に、水平方向の移動を規
制した状態で設置できるものである。
【0044】また、水位追随設置手段は、一端が水底に
設けられた固定部材に固定されると共に他端が所定重量
のウェイト部材に結合された設置索部材が、係留梁部材
に設けられた滑車に掛け回されて構成されていることに
より係留梁部材は水位の変位に追随して上下し、ウェイ
ト部材の重量が張力として作用する設置索部材が係留梁
部材の水平方向の移動を規制することができる。つま
り、極めて単純な構成で、水平方向の移動を規制しつつ
水位の変位に追随して上下し得るものである。
【0045】また、水位追随設置手段は、一端が上記係
留梁部材に結合されると共に他端が所定浮力を得る浮き
部材に結合された設置索部材が、水底に設けられた固定
部材に設けられた滑車に掛け回されて構成されているこ
とにより、係留索部材は水位の変位に追随して上下し、
浮き部材の浮力が張力として作用する設置索部材が係留
梁部材の水平方向の移動を規制することができる。つま
り、極めて単純な構成で、水平方向の移動を規制しつつ
水位の変位に追随して上下し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る船舶係留設備を備えた船舶係留
施設の平面図である。
【図2】船舶係留設備の斜視図である。
【図3】異なる水位追随設置手段を備えた船舶係留設備
の構成例の斜視図である。
【図4】フロートの平面図である。
【図5】異なる水位追随設置手段を備えた船舶係留設備
の構成例の斜視図である。
【図6】更に異なる水位追随設置手段を備えた船舶係留
設備の構成例の斜視図である。
【符号の説明】
1 船舶 10 船舶係留施設 14 船尾側係船ロープ(係留索) 20 船舶係留設備 21 係留ビーム(係留梁部材) 21B フロート(浮き構造体) 22 設置索群(水位追随設置手段) 22A 設置ロープ(設置索部材) 22B 張力ダンパー(張力一定化伸縮手段) 22C 貫通孔(案内嵌合部) 23 アンカー(固定部材) 30 船舶係留設備 31 設置杭(設置杭部材) 40 船舶係留設備 50 ウェイト係留索機構(水位追随設置手段) 51 設置ロープ(設置索部材) 52 ウェイト(ウェイト部材) 53 滑車 60 船舶係留設備 70 浮き係留索機構(水位追随設置手段) 71 設置ロープ(設置索部材) 72 浮き(浮き部材) 73 滑車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮き構造体を備え、該浮き構造体に作用す
    る浮力によって水中所定深度に浮遊位置するように設定
    された所定長さの係留梁部材が、横方向の移動は規制す
    ると共に上下方向の移動は許容する水位追随設置手段を
    介して設置され、前記係留梁部材に係留索を介して船舶
    を係留するように構成されていることを特徴とする船舶
    係留設備。
  2. 【請求項2】上記水位追随設置手段は、上記係留梁部材
    と水底に設けられた固定部材とを結ぶ設置索部材に略一
    定の力で伸縮する張力一定化伸縮手段が介設されて構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の船舶係留
    設備。
  3. 【請求項3】上記水位追随設置手段は、当該船舶係留設
    備の設置位置に立設された設置杭部材に上記係留梁部材
    に形成された案内嵌合部が嵌合し、該係留梁部材は前記
    設置杭部材に沿って上下方向に移動可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の船舶係留設備。
  4. 【請求項4】上記水位追随設置手段は、一端が水底に設
    けられた固定部材に固定されると共に他端が所定重量の
    ウェイト部材に結合された設置索部材が、上記係留梁部
    材に設けられた滑車に掛け回されて構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の船舶係留設備。
  5. 【請求項5】上記水位追随設置手段は、一端が上記係留
    梁部材に結合されると共に他端が所定浮力を得る浮き部
    材に結合された設置索部材が、水底に設けられた固定部
    材に設けられた滑車に掛け回されて構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の船舶係留設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031790A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 和歌山県 船舶係留装置
WO2019155883A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 キョーラク株式会社 フロート集合体
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