JP2002160201A - 電動丸鋸 - Google Patents

電動丸鋸

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JP2002160201A
JP2002160201A JP2000358263A JP2000358263A JP2002160201A JP 2002160201 A JP2002160201 A JP 2002160201A JP 2000358263 A JP2000358263 A JP 2000358263A JP 2000358263 A JP2000358263 A JP 2000358263A JP 2002160201 A JP2002160201 A JP 2002160201A
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JP
Japan
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output shaft
blade
mounting plate
motor
circular saw
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000358263A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidesumi Okamura
英澄 岡村
Masamichi Nakamura
雅道 中村
Yukio Yoshida
幸夫 吉田
Takashi Oda
尚 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃取付板の取付けが容易であり、且つ、切断
時の高負荷にも耐えうる電動丸鋸を提供する。 【解決手段】 出力軸21の先端部60に取付けた刃取
付板35及び刃押え板36によって鋸刃8を挟持する電
動丸鋸において、上記出力軸21の先端部60を、72
度毎に同形状の外形線を繰返す星型の外形として形成す
る。また、上記先端部60の外形を多角形やスプライン
としてもよい。このようにすることで、複数の方向を向
いた状態から刃取付板35を出力軸21の先端部60に
取付けることができる。また、接地面積増大により強度
を向上させことにもなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動丸鋸に関し、詳
しくは刃取付板の取付けを容易にする為の技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電動丸鋸とは、本体に設けた出力軸の先
端部において刃取付板と刃押え板によって鋸刃を挟持さ
せ、内装したモータの回転により出力軸とともに鋸刃を
回転させることで切断を行う携帯型の電動工具である。
従来から上記出力軸としては、図10(a)に示すDカ
ットの外形の先端部63を有した出力軸や、図10
(b)に示すIカットの外形の先端部64を有した出力
軸を用い、更に、その外形と対応する形状の刃押え板を
用いることで出力軸への鋸刃の取付けを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の電動丸鋸では、出力軸への刃取付板の取付けに際し
て、刃取付板を出力軸の先端部と勘合する特定の方向に
向けたうえで取付けを行う必要があり、このことが作業
者にとって刃取付板の取付作業を面倒なものとしてい
た。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、刃
取付板の取付が容易であり、且つ、切断時の高負荷にも
耐えうる電動丸鋸を提供することを課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電動丸鋸を、駆動源であるモータと、モ
ータにより回転する出力軸と、出力軸の先端部に着脱自
在に取付ける刃取付板および刃押え板と、刃取付板およ
び刃押え板により挟持される鋸刃を具備した電動丸鋸に
おいて、上記出力軸の先端部の外形が、120度以下の
等角度に分割した各領域を夫々直線部を有する同一の外
形線によって形成したものであることを特徴とする電動
丸鋸とする。このようにすることで、刃取付板が少なく
とも三方向を向いた状態から出力軸に取付けることがで
きる。更に、刃取付板と出力軸との接地面積もDカット
やIカットのものと比較して大きくとることができる。
【0005】また、出力軸の先端部の外形を正多角形と
することで、例えば正六角形であれば刃取付板が六方向
を向いた状態から出力軸に取付けることができる。更
に、刃取付板と出力軸との接地面積もDカットやIカッ
トのものと比較して大きくとることができる。
【0006】また、出力軸の先端部の外形をスプライン
とすることで、刃取付板が多方向を向いた状態から出力
軸に取付けることができる。更に、刃取付板と出力軸と
の接地面積もDカットやIカットのものと比較して大き
くとることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る一例を図に基づいて以下に説明する。本体ハウジング
1には、図3〜図5に示すように、その後部にグリップ
2を形成し、更に該グリップ2の後方には電池パック3
を着脱自在に取付ける。また、本体ハウジング1の下部
には補助部4を形成するとともにグリップ2の前方には
補助グリップ5を形成し、更に、本体ハウジング1の前
部には、片側に鋸刃8の上半分を覆う固定カバー7を形
成し、もう片側にはモータ20を内装するモータカバー
6を形成する。固定カバー7の前部は透明カバー7aに
より構成し、該透明カバー7aの上部には平面部50を
形成する。これにより、作業時に上方から矢印C方向に
鋸刃8の刃先を見ながらの作業が可能となり、且つ、刃
先が歪んで見えることもない。ちなみに、透明カバー7
aを成形品で構成する場合には平面部50にパートライ
ンのでない金型構造を用いる。
【0008】本体ハウジング1下側には割ピンを用いた
軸10を中心に回転自在となるようベース9を設けてお
り、該ベース9の傾きを変更することで鋸刃8による切
断量を調節することができる。また、べース9には多角
形のすみ線用の孔11を設けているので、すみ線を確認
しながらの切断作業が可能である。ベース9の下方に設
けたロアガード23は、鋸刃8の露出部下側を覆うとと
もに固定カバー50内に収納可能なものであり、非切断
時には鋸刃8をカバーして安全を確保し、且つ、切断時
には被切断物(図示せず)との当接により自動的に収納
されるので邪魔になることもない。
【0009】グリップ2下方にモータ20を駆動させる
為のスイッチ12を設け、その前方には該スイッチ12
をロックする為のオフロックスイッチ13を設けてい
る。図6に示すように、上記オフロックスイッチ13は
本体ハウジング1内部に設けた軸14に回転自在に取付
けたものであり、同じく本体ハウジング1内部に設けた
軸17に回転自在に取付けたばね15の一端と当接して
いる。ばね15の回転はもう一端が突起部18と当接す
ることで規制されているので、オフロック13には矢印
D方向にばね15による力が加わり、これによりスイッ
チ本体12aに対するスイッチボタン12bの移動をオ
フロック13に突設した係止部13aが制限すること
で、スイッチ12のロックを行っている。上記ロックを
解除したいときは、ばね15による力に抗してオフロッ
ク13に対し矢印A方向に力を加えれば、オフロック1
3が矢印B方向に回転移動して係止部13aによるロッ
クを解除する。
【0010】鋸刃8の回転は、モータ20によるモータ
軸51の回転がギアボックス19を介して出力軸21に
伝達されることで行われるのだが、上記ギアボックス1
9は図7に示すように、出力軸21及びモータ軸51と
垂直なプレート26を第一ギアボックス24と第二ギア
ボックス25で挟んだ状態でピン34により位置決め
し、更にねじ固定することで構成している。
【0011】ギアボックス19を形成する為の材料とし
ては、第一ギアボックス24及び第二ギアボックス25
を安価で軽量の樹脂を用いて形成するとともに、プレー
ト26を例えばアルミニウム等の樹脂よりも高剛性で且
つ高熱伝導率の材料を用いて形成する。
【0012】上記第一ギアボックス24はモータ20に
ねじ固定しており、第一ギアボックス24内にてモータ
軸51はピニオン27に固定している。更にピニオン2
7は中間ギア28と連結し、中間ギア28は中間軸29
に固定している。中間軸29はプレート26を貫通し、
且つ、その両端は第一ギアボックス24と第二ギアボッ
クス25の双方に設けた軸受30に回転自在に取付けて
いる。
【0013】第二ギアボックス25内にて中間軸29に
は中間ギア31を形成しており、該中間ギア31は出力
軸21に形成した出力ギア32と連結している。出力軸
21の片端は第二ギアボックス25に設けた軸受33に
よって回転自在に支持されるとともに円筒部22から第
二ギアボックス25外部に突出している。上記円筒部2
2にはロアガード23を回転自在に取付けており、これ
によりロアガード23は固定カバー7内に収納自在であ
る。鋸刃8は出力軸21の突出した先端部60に設けた
刃取付板35と刃押え板36により挟持され、更にねじ
37で固定されている。
【0014】図1、図2には鋸刃8や刃取付板35等を
取付けていない状態の出力軸21近傍の構造を示してい
る。出力軸21の先端部60は図1に示すように、72
度ずつで5等分した各領域の外形線をそれぞれ同一の折
線形状とすることで星型の外形を形成している。刃取付
板35には先端部60と同様の星型の孔部を形成し、上
記孔部に先端部60を嵌合させることで取付を行う。こ
のようにすることで、例えば従来例の図10(a)に示
すDカットの外形をした先端部63であれば刃取付板3
5を取付ける方向が唯一つであるのに対し、上記先端部
60の外形は星型である為に五通りの方向から取付ける
ことができるので、作業者にとって取付が容易となる。
【0015】図8には本発明の実施の形態における他例
を示しており、基本的構成は一例と同様であるが、本例
では先端部61の外形が正六角形を形成している。刃取
付板35には上記先端部61の外形と対応して正六角形
の孔部を形成することで、六通りの方向から刃取付板3
5の取付けが可能となる。
【0016】図9には本発明の実施の形態における更に
他例を示している。基本的構成は一例及び他例と同様で
あるが、本例では先端部62の外形がスプラインを形成
している。上記外形に対応した形状の孔部を刃取付板3
5に形成すれば、一例や他例と比しても容易に刃取付板
35を取付けることができる。
【0017】更に、上記した一例や他例および更に他例
においては、従来例として示したDカットやIカットの
ものと比較して出力軸21と刃取付板35との接地面積
が大きくなる為、切断時にはより大きな負荷にも耐える
高強度のものとなる。
【0018】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、出力軸の先端部の外形を120度以下の等角度に
分割した各領域を夫々直線部を有する同一の外形線によ
って形成することで、三以上の方向を向いた状態から刃
取付板を取付けることができるので、作業者にとっては
取付が容易になるという効果がある。更に、刃取付板と
出力軸との接地面積もDカットやIカットのものと比較
して大きくなるので、切断時に大きな負荷にも耐えうる
高強度のものとすることができるという効果がある。
【0019】また請求項2記載の発明にあっては、出力
軸の先端部の外形を正多角形とすることで、例えば正六
角形であれば六通りの方向を向いた状態から刃取付板の
取付けができるので作業が容易となり、更に、刃取付板
と出力軸との接地面積も従来のDカットやIカットのも
のと比較して大きくなるので、切断時の大きな負荷にも
耐えることができるという効果がある。
【0020】また、請求項3記載の発明にあっては、出
力軸の先端部の外形をスプラインとすることで、多方向
を向いた状態から刃取付板を取付けることができるので
作業が容易となり、更に、刃取付板と出力軸との接地面
積が従来のDカットやIカットのものと比較して大きく
なるので、切断時に大きな負荷にも耐えることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例の、刃取付板
等を取付けていない状態を示した出力軸周辺の縦断面図
である。
【図2】同上の刃取付板等を取付けていない状態を示し
た出力軸周辺の横断面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の上面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】同上の縦断面図である。
【図7】同上の横断面図である。
【図8】本発明の実施の形態における他例の出力軸の先
端部を示した説明図である。
【図9】本発明の実施の形態における更に他例の出力軸
の先端部を示した説明図である。
【図10】従来例における出力軸の先端部を示した説明
図であり、(a)はDカットの外形の先端部、(b)は
Iカットの外形の先端部である。
【符号の説明】
8 鋸刃 20 モータ 21 出力軸 35 刃取付板 36 刃押え板 60〜62 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小田 尚 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3C040 AA01 LL05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源であるモータと、モータにより回
    転する出力軸と、出力軸の先端部に着脱自在に取付ける
    刃取付板および刃押え板と、刃取付板および刃押え板に
    より挟持される鋸刃を具備した電動丸鋸において、上記
    出力軸の先端部の外形が、120度以下の等角度に分割
    した各領域を夫々直線部を有する同一の外形線によって
    形成したものであることを特徴とする電動丸鋸。
  2. 【請求項2】 出力軸の先端部の外形が、正多角形であ
    ることを特徴とする請求項1記載の電動丸鋸。
  3. 【請求項3】 出力軸の先端部の外形が、スプラインで
    あることを特徴とする請求項1記載の電動丸鋸。
JP2000358263A 2000-11-24 2000-11-24 電動丸鋸 Pending JP2002160201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10222511B2 (en) 2006-11-23 2019-03-05 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) Optical article comprising a double-layer abrasion and scratch resistant coating and method for production thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10222511B2 (en) 2006-11-23 2019-03-05 Essilor International (Compagnie Generale D'optique) Optical article comprising a double-layer abrasion and scratch resistant coating and method for production thereof

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Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018