JP2002159702A - パチンコ機の除電装置 - Google Patents

パチンコ機の除電装置

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JP2002159702A
JP2002159702A JP2000358291A JP2000358291A JP2002159702A JP 2002159702 A JP2002159702 A JP 2002159702A JP 2000358291 A JP2000358291 A JP 2000358291A JP 2000358291 A JP2000358291 A JP 2000358291A JP 2002159702 A JP2002159702 A JP 2002159702A
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JP2000358291A
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English (en)
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Yoshitaka Sugimura
精孝 杉村
Akio Nohara
昭夫 野原
Susumu Sato
佐藤  進
Masashi Inoue
雅士 井上
Shuichi Kobayashi
修一 小林
Susumu Ito
伊藤  晋
Tokukazu Koshizuka
徳和 腰塚
Osamu Fujisaki
修 藤崎
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発射球の球筋確保と静電気除去との両立を図
る。 【解決手段】 遊技盤50の発射球を誘導する通路形成
部品71と前面化粧体20のパネル枠23とを導電化す
ると共に通路形成部品71の姿勢保持可能に接続してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機におい
て球発射機構より遊技媒体として発射された金属球とそ
れを遊技盤の遊技領域に誘導する通路形成部品との接触
後の分離や剥離に起因する静電気を除去する除電装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−176127号公報に
は、遊技機枠体に装着した遊技盤の遊技領域に球発射機
構より発射された球を誘導する外バンドと遊技盤の前面
を覆う遊技機枠体のパネル枠とを導電化すると共に接続
して上記球に帯電した静電気を除電することが開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、パチンコ球
の表面抵抗は酸化被膜の影響等で意外に大きく、パチン
コ球どうしの接圧によって抵抗値は異なるが、かなり高
い抵抗値を示す。このため、パチンコ球に一旦帯電した
静電気は導電性に形成された樋に勢い良く衝突して始め
て除電される。しかも、球発射機構から遊技盤の遊技領
域に向けて発射される球は量が多く速度も速いことか
ら、係る球の外バンドとの接触後の分離や剥離に起因す
る静電気も多量に発生する。このため、前記従来例は帯
電量の多い静電気を外バンドからパネル枠に逃がすこと
は一見有益に思えるが、パネル枠より延びた接触体を幅
の狭い帯状の外バンドに外側より遊技領域側に向けて弾
性下で接触する構造であるため、外バンドが接触体から
の圧力で撓み、外バンドで誘導される球筋に悪影響が出
て、遊技性を損なうことは否めない。
【0004】そこで、本発明は、遊技領域に発射される
過程における球筋確保と静電気除去との両立を図ること
ができるパチンコ機の除電装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、遊技
機枠体に装着した遊技盤の遊技領域に球発射機構より発
射された球を誘導する通路形成部品と遊技盤の前面を覆
う遊技機枠体の前面化粧体とを導電化して静電気除去す
ると共に通路形成部品の姿勢保持可能に接続して遊技領
域に発射される過程における球筋確保することにより、
遊技性を向上することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3は第1実施形態であっ
て、図1は遊技機枠体1における前面化粧体20の導電
化された部品としてのパネル枠23と遊技盤50におけ
る遊技領域に球発射機構より発射された球を誘導する通
路である球発射誘導通路72を形成する部品(誘導通路
形成部品)たる外バンド71との接続構造の断面を示
し、図2は遊技機枠体1の外観を示し、図3は遊技盤5
0の外観を示す。パチンコ機としては、図2に示すパチ
ンコ店の島設備に長期使用部品として取付けられる遊技
機枠体1に、図3に示す短期使用部品たる遊技盤50を
交換可能に装着する形態を例示する。
【0007】図2を参照し、遊技機枠体1について説明
する。遊技機枠体1は額縁状の外枠2に前枠3及び前面
化粧体20をヒンジで前方横方向に片開き可能に取付け
る。前枠3は額縁状であって、裏側に前枠3の補強部材
として固定された金属製のリアプレート4との協同によ
り遊技盤収納部を形成する。リアプレート4は中央開口
部5周りの左右縁部及び上縁部に盤ロック機構6;7;
8を備え、下縁部にフロントプレート10を備え、更
に、フロントプレート10よりも左側上方に位置する部
分に逃孔9を備える。フロントプレート10はスピーカ
ユニット11と掛止機構12とファール球樋13と球発
射機構14と球発射レール15及びアウト球中継口16
を備える。前枠3は右縁部に施錠装置17を備え、上皿
装置24よりも下縁部に下皿装置18を備え、下皿装置
18の右側に球発射機構14の球発射強度を操作するた
めのハンドルグリップ19を備える。
【0008】前面化粧体20は前枠3を覆う前面意匠を
形成するものであって、枠支持体21と周辺飾り22と
パネル枠23及び上皿装置24を備える。枠支持体21
及びパネル枠23は前面が合成樹脂のような電気絶縁表
皮層で覆われた金属製であって、前枠3の内周縁に図外
の木ねじのような複数の止ねじで固定される。枠支持体
21を前枠3に固定する止ねじの内の少なくとも1本の
金属よりなる止ねじ25は前枠3を貫通してリアプレー
ト4に締結される。周辺飾り22は前枠3の左右縁部と
上縁部及び枠支持体21を覆うように前枠3に固定され
る。パネル枠23は周辺飾り22の内部で枠支持体21
に金属製のヒンジ30で導電性を有する状態で前横方向
に片開き可能に取付けられた額縁状であって、パネル枠
23の内開口部を覆う透視性の有る合成樹脂やガラス等
のパネル26を備える一方、ヒンジ30の側に位置する
左縁部における内側(パネル枠23を閉じた場合に遊技
盤50と向合う側)に金属製の枠側接触体40を左縁部
よりパネル26の中央側に備える。パネル枠23の開放
状態において、枠側接触体40の先端がパネル26より
リアプレート4の側に離れる距離H1は図1に示すパネ
ル枠23の開閉不能な状態におけるパネル26と外バン
ド71との間の距離H2より大きな寸法になっている
(H1>H2)。
【0009】上皿装置24はパネル枠23よりも下部に
配置されるものであって、ボックスプレート27と皿部
28とで前側に突出する上方開放状の上皿球貯蔵室29
を形成する。ボックスプレート27は枠支持体21に図
外のヒンジで前横方向に片開き可能に取付けられたもの
であって、上皿球流入樋31と球排出口32及び金属製
の上皿ロック機構33を備える。皿部28はボックスプ
レート27の前側を覆うように形成されたものであっ
て、ボックスプレート27に固定される。上皿球流入樋
31は前枠3の裏側に設けられた図外の球払出機構から
払出された球を上皿球貯蔵室29に排出し、球排出口3
2は上皿球貯蔵室29から球を球発射機構14の球発射
レール15に導出する。
【0010】リアプレート4の裏側には交流を遊技機で
使用する直流に変換する電源装置90を備える。電源装
置90は交直変換部91及びアレスタやバリスタ等のサ
ージアブソーバ92並びにその他電気部品等を内蔵した
金属製のケースを金属製の止ねじ93でリアプレート4
に接触し固定される。電源装置90のケースにはアース
線95が金属製の止ねじ96で配線される。止ねじ96
は交直変換部91及びサージアブソーバ92並びにその
他電気部品を実装するプリント回路基板のような回路基
板のアース端子をケースに止めるねじを兼用する。電源
装置90の電源プラグ97は島トランスのようなAC2
4ボルトを出力する島側電源98に接続される。
【0011】図3を参照し、遊技盤50について説明す
る。遊技盤50はベニヤのような遊技基板51に前面意
匠を形成する化粧シート52を接着した形態であって、
化粧シート52の前面に飾りベース53と飾りカバー5
4とよりなる装飾体55を取付けたことで装飾体55の
丸窓の内部が遊技領域56として区分され、丸窓の外部
である装飾体55で覆われる部分が遊技領域外(非遊技
領域)として区分される。遊技盤50の遊技領域56に
は、センタ飾り57、図柄表示装置58、ランプ風車装
置59、サイドランプ装置60、入賞口装置61、始動
入賞口装置62、変動入賞口装置63、風車装置64及
び遊技釘65等が取付けられる。装飾体55には賞球表
示装置66及び完了表示装置67が丸窓の周囲上部左右
に個別に内蔵されると共に盤押え受け68を備える。
【0012】飾りベース53は遊技領域56を区分する
丸窓を縁取りする板状であって、下部のアウト口69
と、飾りベース53の丸窓に沿うようにアウト口69よ
り左右の内バンド70とを備えると共に、左側部に外バ
ンド71の少なくとも前端面を露出する切欠部89を図
2の枠側接触体40と対応する位置に備える。内バンド
70の外側には飾りカバー54の内周縁に沿い飾りベー
ス53より前方に突出するステンレスのような金属製の
外バンド71が配置される。内バンド70と外バンド7
1との間の隙間が球発射誘導通路72である。飾りカバ
ー54は飾りベース53の前面を覆う意匠部品である。
【0013】装飾体55を遊技盤50に木ねじのような
止ねじで取付ける場合、飾りベース53と化粧シート5
2との間に外バンド金具73を挿入し、止ねじを飾りベ
ース53より外バンド金具73及び化粧シート52を経
由して遊技盤50に締結することにより、外バンド金具
73が遊技盤50に固定される。外バンド金具73のフ
ック部73aは飾りベース53より前側に突出する。球
発射誘導通路72の上端は球発射機構14より発射され
た打球を遊技領域56に排出する出口であって、内バン
ド70に固定された片支持状の球戻防止部材75で閉鎖
される。装飾体55は球発射誘導通路72より遊技領域
56に飛び出して衝突した打球を遊技領域56の上部中
央側に戻して遊技性を高めるためのストッパ76を球戻
防止部材75の反対側位置に備える。ストッパ76は導
電性ゴム又は導電性合成樹脂のような弾性及び導電性を
有する素材により形成されたものであって、外バンド7
1と接触しつつ装飾体55に取付けられる。
【0014】バンドカバー77は、合成樹脂又はゴム等
の弾性を有する素材により形成されると共に遊技領域5
6を隔成する内バンド70とアウト口69とに対して設
けられる緩衝部品であって、周壁部78と前壁部79と
斜面壁部80と受容部81及び不正防止縁部82を備え
る。バンドカバー77を装飾体55に取付けるには、周
壁部78を内バンド70の遊技領域56の側に重ね合
せ、受容部81の裏面を内バンド70の前側端面に重ね
合せ、斜面壁部80をアウト口69の傾斜状の底壁84
に重ね合せ、硬質合成樹脂からなる板状の押え85;8
6を受容部81に挿入し、止ねじ87を押え85;86
より受容部81を経由して飾りベース53に締結する。
このようにバンドカバー77が装飾体55に取付けられ
た場合、飾りカバー54の下部がアウト口69の前側を
覆う。
【0015】次に、遊技機枠体1に遊技盤50を装着す
る場合について説明する。施錠装置17を人為操作し、
図外の枠ロック機構による外枠2と前枠3との係合を解
除し、前枠3を人為操作で前側に片開きした後、上皿ロ
ック機構33を人為操作し、上皿ロック機構33による
上皿装置24と枠支持体21との係合を解除し、上皿装
置24を人為操作で前側に片開きしておく一方、右側の
盤ロック機構7をリアプレート4の外側に倒しておく。
そして、遊技盤50を前枠3の中央開口部5よりリアプ
レート4の側に挿入し、遊技盤50の左側部を左側の盤
ロック機構6に係合させると、盤ロック機構6が遊技盤
50を裏側に押圧する。
【0016】その後、遊技盤50の右側部を裏側に押込
むと、上側の盤ロック機構8が遊技盤50を下方に押圧
し、遊技盤50の下部がフロントプレート10の上面に
接触する。更に、右側の盤ロック機構7をリアプレート
4の外側より内側に向けて回転操作して起こす。この起
きる過程において、右側の盤ロック機構7が遊技盤50
を左側及び裏側に押圧し、遊技盤50が左右側の盤ロッ
ク機構6;7で支持される。引続き、掛止機構12を人
為操作し、掛止機構12の掛止具12aを外バンド金具
73のフック部73aに引っ掛けて掛止機構12を掛け
止め操作すると、掛止機構12が外バンド金具73を介
して遊技盤50を引下げて、遊技盤50の下端面とフロ
ントプレート10の上端面とが接触し、遊技盤50がフ
ロントプレート10に固定される。
【0017】その状態において、前枠3を人為操作で閉
じると、枠ロック機構が外枠2と前枠3とを係合し、前
枠3が外枠2に対し開閉不能となる。その後、上皿装置
24を人為操作で閉じると、上皿球流入樋31が逃孔9
に取込まれ、球排出通路32が球発射レール15と対応
する。そして、上皿ロック機構33が枠支持体21に係
合し、上皿装置24が前枠3に対し開閉不能となる。
【0018】その後、パネル枠23を人為操作で閉じる
と、枠ロック機構がパネル枠23と前枠3とを係合し、
パネル枠23が前枠3に対し開閉不能となり、枠側接触
体40が飾りカバー54の切欠部89を経由して外バン
ド71の前端面に接続し、遊技領域56がパネル26で
覆われる。枠側接触体40が外バンド71に接続した場
合、図1にも示すように、枠側接触体40が撓み外バン
ド71を幅方向で遊技盤50とで挟む格好となるので、
外バンド71が撓むことなく姿勢を保持することがで
き、この外バンド71の姿勢保持により球発射誘導通路
72が変形せずに枠側接触体40と外バンド71とが弾
性下で接続する構造であるため、外バンド71で誘導さ
れて遊技領域56に飛び出る良好な球の軌道(球筋)を
確保することができる。
【0019】このように遊技機枠体1の内部に遊技盤5
0を装着した状態において、店員が電源装置90の電源
スイッチをオン操作すると、AC24ボルトの交流電源
が島側電源98より電源装置90に供給され、電源装置
90の交直変換部91が島側電源98から受電した交流
電源を変換したDC24ボルトやDC12ボルト及びD
C5ボルトのような定電圧電源それぞれを配線により前
枠3の裏側や遊技盤50の裏側に設けられた主制御装
置、特別図柄制御装置、表示灯制御装置、音制御装置、
球払出制御装置、球発射制御装置の機能別に分別構成さ
れた複数の制御装置に出力する。
【0020】そして、遊技者が上皿装置24に球を入
れ、ハンドルグリップ19を操作すると、球発射機構1
4が上皿装置24より供給された球を発射する。この発
射された打球は外バンド71に沿って球発射誘導通路7
2の上方へと案内された後に球戻防止部材75を押し開
けて遊技領域56に飛び出し、遊技領域56を上部より
下部へと流下する間に、ランプ風車装置59や風車装置
64及び遊技釘65に衝突して流下方向を変えたり、入
賞口装置61や始動入賞口装置62に入賞する一方、入
賞せずにサイドランプ装置60の間より流下する打球
(アウト球)は最下位の入賞口装置61である変動入賞
口装置63の周辺からアウト口69やバンドカバー77
に落下した後にアウト口69及びアウト球中継口16を
経由して遊技盤50の裏側へと排出される。
【0021】第1実施形態の構造によれば、導電性の外
バンド71と導電性のパネル枠23とを導電性の枠側接
触体40で接続し、パネル枠23を金属製のヒンジ30
と金属製の枠支持体21及び金属製の止ねじ25で金属
製のリアプレート4に接続したことにより、球発射機構
14より発射された球に帯電した静電気を外バンド71
から枠側接触体40、ヒンジ30、枠支持体21及び止
ねじ25を順に経由してリアプレート4に適切に逃がす
ことができる。又、ストッパ76が導電性を有して外バ
ンド71に接続するので、外バンド71に沿って遊技領
域56に飛び出した球がストッパ76に衝突した場合で
も、球とストッパ76との衝突後の分離や剥離による静
電気もストッパ76から上記と同様な経路でリアプレー
ト4に適切に逃がすことができる。
【0022】リアプレート4に帯電された静電気はリア
プレート4から大気に除々に自然に放電されるが、リア
プレート4の帯電量が絶縁破壊量を超えた場合、近くの
放電を受け易いものとの間で急激な気中放電が起って電
磁波が発生する。その電磁波の発生を抑えるためにリア
プレート4に帯電された静電気の量が所定値を越えた場
合、静電気はリアプレート4からサージアブソーバ92
及び電源プラグ97を経由して島側電源98に逃がされ
る。
【0023】枠支持体21やパネル枠23が合成樹脂の
ような電気絶縁表皮層で覆われたことにより、遊技状態
において遊技者や店員等の体がパネル枠23に近づいた
場合、人体に不快な静電気の放電を起こすことはない。
【0024】図4及び図5は第2実施形態であって、図
4はパネル枠23と外バンド71との接続構造の断面を
示し、図5は金属製の盤側接触体100の周りを分解し
て示す。第2実施形態は遊技盤50の側に盤側接触体1
00を設けた場合である。図5において、盤側接触体1
00は外バンド71と飾りカバー54とで挟まれる隅部
を外バンド71の側に曲折形成されて外バンド71との
接触を高める噛付部101と、外バンド71と飾りカバ
ー54より前側に離れつつ突出して飾りカバー54を覆
うように曲折形成された接触部102と、飾りカバー5
4の凹部54aに設けられた突起に嵌め込まれた位置決
定孔103を備える。接触部102が飾りカバー54の
前端面より前側に離れる距離は図4に示すパネル枠23
の開閉不能な状態におけるパネル枠23の後端面と飾り
カバー54の前端面との間の距離H3より大きな寸法に
なっている。
【0025】盤側接触体100は外バンド71に連接す
る単一体として形成しても良いが、外バンド71と別体
に形成すれば、帯状で長尺な外バンド71の材料取りで
の無駄を省くことができる。装飾体55を遊技盤50に
取付ける場合、飾りカバー54の凹部54aに収納した
盤側接触体100を外バンド71と飾りカバー54とで
挟み込むことにより、盤側接触体100が外バンド71
と接触し遊技盤50に固定される。盤側接触体100を
装飾体55に組込んだ状態において、外バンド71は噛
付部101から力を受けるが、外バンド71は飾りベー
ス53に設けた外バンドガイド溝53aで支持されてい
るため、外バンド71が撓むことはない。図4に示すよ
うに、第2実施形態の構造によれば、パネル枠23が前
枠3に開閉不能に係合することで、盤側接触体100が
外バンド71の幅方向の力を受けつつパネル枠23に弾
性下で接続し、外バンド71が盤側接触体100を介し
てパネル枠23に接触するので、外バンド71を遊技領
域56の側に撓ますような力がパネル枠23や盤側接触
体100から外バンド71に加えられることがなく、外
バンド71の姿勢を保持することができる。盤側接触体
100を外バンド71と別体に形成した場合、盤側接触
体100と外バンド71とをスポット溶接しても良い。
【0026】図6〜図8は第3実施形態であって、図6
は外バンド71とフロントプレート10との接続構造の
断面を示し、図7は金属製の接続具たる盤側接触体11
0の周りを示し、図8は盤側接触体110と掛止機構1
2との接続構造を示す。図7において、盤側接触体11
0は取付部111と取付部111より折曲形成された帯
状の接触部112とを備え、取付部111が外バンド7
1より外側に位置する外バンド金具73と対応するよう
に飾りベース53に接触し固定され、接触部112の先
端部が外バンド71を遊技盤50に固定したバンド釘1
14と外バンド71の前端面を覆う飾りカバー54との
間に存在する外バンド71に外側より球発射誘導通路7
2の側に向けて弾性下で接触する。この外バンド71の
盤側接触体110が接触する部分は飾りベース53に形
成された溝とバンド釘114及び飾りカバー54で支持
されているので、外バンド71が盤側接触体110で球
発射誘導通路72の側に撓むことはなく、外バンド71
で誘導されて遊技領域56に飛び出る良好な球の軌道は
確保される。飾りベース53より突出した支柱113を
取付部111に形成された貫通孔に挿入した後、取付部
111より前側に突出した支柱113を熱により溶融し
つつ押し潰したことで、盤側接触体110は遊技盤50
に固定される。
【0027】図6において、フロントプレート10は導
電性合成樹脂で形成されると共に図外の金属製の止めね
じでリアプレート4に接続かつ取付けられる。掛止機構
12はフロントプレート10の前面に金属製の止ねじ1
15で固定された金属製の支点ベース116を備える。
支点ベース116に形成されたレバー軸117を操作レ
バー118に形成された軸受孔119に挿入することに
より、支点ベース116には金属製の操作レバー118
が回転可能に連結される。操作レバー118は金属より
なる環状の掛止具120を回転可能に備える。そして、
操作者が操作レバー118を図6の仮想線示位置に停止
し、掛止具120を図6の仮想線示位置より一点鎖線示
位置に移動し、掛止具120の自由端部を飾りベース5
3に近づけた状態において、操作レバー118を図6の
仮想線示位置から実線示位置に移動するように操作する
と、操作レバー118のレバー軸117を回転中心とす
る回転運動により、掛止具120が下方に移動する。こ
の掛止具120の下方に移動する過程において、掛止具
120の自由端部が外バンド金具73のフック部73a
に上方より下方へと係合した後にフック部73aをフロ
ントプレート10の側に引下げる。この掛止具120に
よる掛止機構12の引下げにより、遊技盤50とフロン
トプレート10とが互いに固定する一方、外バンド71
とフロントプレート10とが盤側接触体110及び掛止
機構12を介して接続する。
【0028】図8を参照し、盤側接触体110と掛止機
構12との接続構造について説明する。図8のa図は取
付部111をフック部73aの底部にまで延ばしてお
き、掛止具120が取付部111の延設部をフック部7
3aとで挟み付けることで、盤側接触体110と掛止機
構12とを接続したものである。図8のb図及びc図は
フック部73aの底部を傾斜させておき、掛止具120
が掛止機構12の掛け止め操作で下方に引かれる力を利
用して取付部111に接触し、盤側接触体110と掛止
機構12とを接続したものである。
【0029】このように外バンド71とフロントプレー
ト10とが互いに接続することにより、球発射機構14
より発射された球に帯電した静電気を外バンド71から
盤側接触体110、外バンド金具73、掛止機構12、
図2の止ねじ25を順に経由してリアプレート4に適切
に逃がすことができる。
【0030】図9は第4実施形態を示すものであって、
盤側接触体110の取付部111より折曲形成した接触
部121をバンド釘114の近傍で外バンド71の前端
面に前側より接続したことにより、盤側接触体110は
外バンド71に幅方向の力を及ぼすため、外バンド71
の姿勢保持を一層良くしたものである。
【0031】枠側接触体40及び盤側接触体100;1
10は弾性を有する導電性合成樹脂で形成することも可
能である。
【0032】前述の各実施形態において、ストッパ76
を構成する導電性ゴムには例えばカーボン配合のブチル
ゴムがあり、ストッパ76を構成する導電性合成樹脂に
は例えば理研ビニール工業(株)社製のレオストマー
(登録商標)がある。ストッパ76以外の導電性合成樹
脂製の部品を構成する導電性合成樹脂には、例えば、東
洋インキ(株)社製のリオコンダクト(登録商標)EM
Iのように熱可塑性合成樹脂にステンレス極細繊維を分
散させた材料、大日精化(株)社製のネオコンのように
合成樹脂にポリアセチレン・ポリピロール・ポリアニリ
ン等の導電性ポリマー、銀・銅・ニッケル・アルミニウ
ム等の金属とカーボンブラックのような導電材料を混練
した材料、三菱瓦斯化学(株)社製のユーピロン(登録
商標)CFのようにポリカーボネート樹脂に炭素繊維を
充填した材料、東レ(株)社製のトレカ(登録商標)ペ
レットのように熱可塑性樹脂に炭素繊維を分散した材
料、電気化学工業(株)社製のデンカエミコンのように
スチレン系樹脂に炭素繊維等の導電性充填剤を混ぜた材
料、等がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の接続構造を示す断面図。
【図2】 第1実施形態の遊技機枠体を示す模式図。
【図3】 第1実施形態の遊技盤を示す分解斜視図。
【図4】 第2実施形態の接続構造を示す断面図。
【図5】 第2実施形態の盤側接触体の周り示す分解斜
視図。
【図6】 第3実施形態の接続構造を示す断面図。
【図7】 第3実施形態の盤側接触体の周りを示す斜視
図。
【図8】 第3実施形態の盤側接触体と掛止機構との接
続を示す断面図。
【図9】 第4実施形態の盤側接触体の周りを示す斜視
図。
【符号の説明】
1 遊技機枠体 20 前面化粧体 21 パネル枠(前面化粧体の導電化部品) 40 枠側接触体 50 遊技盤 71 外バンド(通路形成部品) 100 盤側接触体 110 盤側接触体
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 井上 雅士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 小林 修一 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 伊藤 晋 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 腰塚 徳和 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 藤崎 修 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BC56 BC63 EA06 EA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機枠体に装着した遊技盤の遊技領域
    に球発射機構より発射された球を誘導する通路形成部品
    と遊技盤の前面を覆う遊技機枠体の前面化粧体とを導電
    化すると共に通路形成部品の姿勢保持可能に接続したこ
    とを特徴とするパチンコ機の除電装置。
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