JP2002159130A - 通信線用ハンガー - Google Patents

通信線用ハンガー

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JP2002159130A
JP2002159130A JP2000348750A JP2000348750A JP2002159130A JP 2002159130 A JP2002159130 A JP 2002159130A JP 2000348750 A JP2000348750 A JP 2000348750A JP 2000348750 A JP2000348750 A JP 2000348750A JP 2002159130 A JP2002159130 A JP 2002159130A
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JP
Japan
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engaging
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Application number
JP2000348750A
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English (en)
Inventor
Kenichi Washino
賢一 鷲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinki Denki Co Ltd
Original Assignee
Kinki Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電柱間に架設される吊線と通信線とを一括し
て能率的に張設できる通信線用ハンガーを提供する。 【解決手段】 第一切離部4を有する環状に形成され、
前記第一切離部4に互いに係合する係合部5と被係合部
6を設け、前記第一切離部4を介して吊線Mが挿通され
る第一抱持部2と、第二切離部8を有する環状に形成さ
れ、前記第二切離部8に互いに係合する係合部10と被
係合部12を設け、前記第二切離部8を介して通信線T
が挿通し得る第二抱持部3と、からなり、前記両第一・
二抱持部2,3は可撓性の素材により一体に成形されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電柱間に架設され
た吊線に通信線を吊り下げ張設するための通信線用ハン
ガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種通信線用ハンガーは、一
本の金属製の線条材の中央部をほぼ円環状に屈曲して通
信線のホールド部を形成し、前記線条材の両端側をホー
ルド部の上端で交差させ逆ハの字形に上方へ延ばし、更
に各先端部を逆方向に折り曲げて吊線に対する掛止部を
設けて形成されている。そして、作業者が吊線にブラン
コ上に吊り下げられたモッコと称される移動具に乗っ
て、前記吊線に沿って移動しつつ該吊線に前記通信線用
ハンガーを一個々掛止すると共にそのホールド部に通信
線を挿通して張設作業を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記通
信線用ハンガーは複雑な構造であって曲げ加工も多いこ
とからその製作が面倒で手数も掛かり、勢い製作コスト
が高くなっていた。しかも、通信線用ハンガーの掛止部
は逆方向に折り曲げられていることから、吊線にはこれ
に対し捻るような格好で掛止することとなり、非常に面
倒で手数も時間もかかるばかりでなく、ともすると作業
者が身体のバランスを崩し落下するといった危険もあっ
た。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、製作が簡単で製作コストも低廉になし
え、更には吊線に容易に掛止でき作業性よくしかも安全
に通信線の張設作業ができる通信線用ハンガーを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る通信線用ハンガーは、第一切離部を有
する環状に形成され、前記第一切離部に互いに係合する
係合部と被係合部を設け、前記第一切離部を介して吊線
が挿通される第一抱持部と、第二切離部を有する環状に
形成され、前記第二切離部に互いに係合する係合部と被
係合部を設け、前記第二切離部を介して通信線が挿通し
得る第二抱持部と、からなり、前記両第一・二抱持部は
可撓性の素材により一体に成形された構成よりなる。こ
のように、第一切離部を介して吊線を第一抱持部に挿通
し、係合部と被係合部を互いに係合させるのみで吊線に
掛止でき、この掛止作業が容易に行なえる。
【0006】具体的には、第一切離部を有する環状に形
成され、前記第一切離部の内側に互いに係合する係合部
と被係合部を設け、前記第一切離部を介して吊線が挿通
される第一抱持部と、前記第一切離部の外側から延出し
かつ第二切離部を有する環状に形成され、、前記第二切
離部に互いに係合する係合部と被係合部を設け、前記第
二切離部を介して通信線が挿通し得る第二抱持部と、か
らなり、前記両第一・二抱持部は可撓性の合成樹脂によ
り一体に成形された構成が採られる。このように、合成
樹脂で成形することにより成形も簡単となり、製作コス
トも低廉になし得る。合成樹脂としては超高分子ポリエ
チレンが好ましいが、加工性、機能性、耐用性等から問
題なければ、他の合成樹脂または合成ゴムであっても良
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信線用ハン
ガーの実施の形態を図面と共に説明する。図1は本発明
に係る通信線用ハンガーの斜視図である。この通信線用
ハンガー1は、耐用性に優れた超高分子ポリエチレンを
素材として形成され、可撓性を有し後記する吊線Mが挿
通される第一抱持部2と通信線Tが挿通し得る第二抱持
部3とからなる。そして、両第一・二抱持部2,3は一
体に成形され、第一抱持部2が上部に位置すると共に第
二抱持部3が下部に位置している。
【0008】さらに、詳しく説明すると、第一切離部2
は吊線Mが比較的強くはめ込まれる程度に挿通される環
状をなしかつ下側部が切り離されて形成され、第一切離
部4が設けられている。そして、その一方の内側に下面
に鉤部5aを有する係合部としての係合片5が設けら
れ、また、他方の内側に上面に鉤部6aを有する被係合
部としての係合片6が設けられている。第一抱持部2の
内周面には、吊線Mの外周面全体にかつ強く接触してズ
レが起きないようにする必要があることから、断面が三
角形状であって吊線Mと平行となる凸条7が等間隔に複
数個一体に突設されている。
【0009】一方、第二抱持部3は複数本(本実施の形
態にあっては3本)の通信線Tが挿通できる程度の大き
さで環状をなす。すなわち、この場合は前記第一抱持部
2の第一切離部4の外側から延出されかつ下側部が切り
離されて形成され第二切離部8が設けられている。そし
て、その一方の端部に下方に延びる折返し片9が設けら
れ、該折返し片9の内側に先端が矢じり状10aに広が
った係合部としての係合突起10が設けられている。ま
た、他方の端部にも下方に延びる折返し片11が設けら
れ、該折返し片11に前記係合突起10の矢じり状部1
0aが挿入されて係合する被係合部としての係合溝12
が設けられている。該係合溝12は前後が開放されてい
る。
【0010】本発明に係る通信線用ハンガーは上記構成
よりなり、通常、押出し成形により環状に成形されたも
のを所定の長さに輪切り状に切断することにより、連続
して極めて能率的かつ生産性よく成形されるもで、これ
により、その成形が簡単となり、しかも製作コストが低
廉になし得ることとなる。
【0011】次に、図2に基ずきその使用方法について
説明する。図中、Mは吊線であり、まず作業者が吊線M
の上方から第二切離部8更には第一切離部4を介して第
一抱持部2内に吊線Mを挿通し、この状態で第一切離部
4の両外側面を挟みそれぞれ内側に力を加え、一方の係
合片5の鉤部5aと他方の係合片6の係合部6aを互い
に係合させる。これにより、第一抱持部2に吊線Mがし
っかりと挿通され、通信線用ハンガー1が吊線Mに沿っ
てズレることが無くなる。
【0012】次に、複数本の通信線Tを第二切離部8を
介して第二抱持部3内に挿通し、この状態で第二切離部
8の両外側面を挟みそれぞれ内側に力を加え、一方の係
合突起10の矢じり状部10aを他方の係合溝12に係
合させる。以後、同様な方法によって他の通信線用ハン
ガー1の掛止並びに通信線Tの張設作業を行なう。尚、
通信線Tは、あらかじめ前記第二切離部8の両係合突起
10の矢じり状部10aと他方の係合溝12を係合させ
た後に挿通するようにしても良い。
【0013】Kは前記吊線Mと通信線Tとに被着して保
護する公知の合成樹脂製の保護カバーであるが、このた
め、通信線用ハンガー1はその中に収まるようにその大
きさが選ばれる。また、第二抱持部3の大きさも挿通す
る通信線Tの本数によって変えるようにしても良い。
【0014】図4は他の実施の形態に係る通信線用ハン
ガーを示すもので、該通信線用ハンガー1Aは、第一抱
持部2を第二抱持部3の前面であってその上部に前後に
位置を違えて一体に設けるようにしたもので、本実施の
形態と同様に超高分子ポリエチレンにより形成される。
また、両第一・第二切離部4,8は共に下側を向いてい
る。第一抱持部2と第二抱持部3の細部については本実
施の形態と同様なので同一部位は同一番号を付すことに
より詳しい説明は割愛する。このように形成される通信
線用ハンガー1Aも同様に使用できるものである。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る通信
線用ハンガーは、吊線が挿通される第一抱持部と通信線
が挿通し得る第二抱持部とを可撓性の素材により一体に
成形した構成よりなるので、構成が簡単であって、例え
ば合成樹脂、合成ゴムであれば容易に成形することがで
き、しかも製作コストを低廉になし得る。また、吊線へ
の掛止も外側から挟み抑えるのみで係合部と被係合部が
係合でき簡単であり、これにより面倒な手間も掛からず
張設作業が能率的に行なえ、しかも安全であるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信線用ハンガーの斜視図。
【図2】同使用状態を示す斜視図。
【図3】同断面図。
【図4】他の実施の形態に係る通信線用ハンガーの斜視
図。
【符号の説明】
1 通信線用ハンガー 2 第一抱持部 3 第二抱持部 4 第一切離部 5 係合部(係合片) 6 被係合部(係合片) 8 第二切離部 10 係合部(係合突起) 11 被係合部(係合溝) M 吊線 T 通信線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一切離部を有する環状に形成され、前
    記第一切離部に互いに係合する係合部と被係合部を設
    け、前記第一切離部を介して吊線が挿通される第一抱持
    部と、 第二切離部を有する環状に形成され、前記第二切離部に
    互いに係合する係合部と被係合部を設け、前記第二切離
    部を介して通信線が挿通し得る第二抱持部と、からな
    り、 前記両第一・二抱持部は可撓性の素材により一体に成形
    されていることを特徴とする通信線用ハンガー。
  2. 【請求項2】 第一切離部を有する環状に形成され、前
    記第一切離部の内側に互いに係合する係合部と被係合部
    を設け、前記第一切離部を介して吊線が挿通される第一
    抱持部と、 前記第一切離部の外側から延出しかつ第二切離部を有す
    る環状に形成され、、前記第二切離部に互いに係合する
    係合部と被係合部を設け、前記第二切離部を介して通信
    線が挿通し得る第二抱持部と、からなり、 前記両第一・二抱持部は可撓性の合成樹脂により一体に
    成形されていることを特徴とする通信線用ハンガー。
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