JP2002157872A - 接続装置 - Google Patents

接続装置

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JP2002157872A
JP2002157872A JP2000348451A JP2000348451A JP2002157872A JP 2002157872 A JP2002157872 A JP 2002157872A JP 2000348451 A JP2000348451 A JP 2000348451A JP 2000348451 A JP2000348451 A JP 2000348451A JP 2002157872 A JP2002157872 A JP 2002157872A
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JP
Japan
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connector
hard disk
circuit board
disk drive
main body
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Pending
Application number
JP2000348451A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Araki
将義 新木
Hiroshi Mochizuki
浩 望月
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】少ないスペースで接続対象を装着でき、装着作
業の作業性を向上した接続装置を得る。 【解決手段】回路基板34に設けられ、対応するコネク
タを当該回路基板34の表面に対する垂直方向から装着
して接続する第1のコネクタ49と、第1のコネクタ4
9に装着して当該第1のコネクタ49を電気的に接続す
る第2のコネクタ52及び所定の接続対象に設けられた
コネクタ44Bを第1のコネクタ49の装着方向に直交
する方向から装着して当該接続対象を第1のコネクタ4
9に電気的に接続する第3のコネクタ51を有する中継
コネクタ50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接続装置に関し、例
えばハードディスクドライブを接続する接続装置に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来パーソナルコンピュータは、その内
部にハードディスクドライブを内蔵し、当該ハードディ
スクドライブに格納されたオペレーティングシステムや
各種アプリケーションプログラムに従って各種機能を実
現するようになされている。
【0003】図16(A)に示すように、ハードディス
クドライブ100には複数の雄コンタクト100Mが配
設されたコネクタ部100Aが設けられているととも
に、パーソナルコンピュータの回路基板102には雄コ
ンタクト100Mに対応する複数の雌コンタクト101
Fが配設された基板コネクタ101が設けられている。
そしてハードディスクドライブ100を回路基板101
に装着する場合、ハードディスクドライブ100を回路
基板102に平行にスライドしてコネクタ部100Aと
基板コネクタ101とを嵌合させることにより、対応す
る雄コンタクト100Mと雌コンタクト101Fを接続
し、ハードディスクドライブ100を回路基板102に
電気的に接続するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
パーソナルコンピュータにおいては、基板コネクタ10
1の挿入方向が回路基板101と平行になるように設け
られていることから、ハードディスクドライブ100を
装着する際に当該ハードディスクドライブ100を回路
基板102に平行にスライドさせる必要がある。このた
めハードディスクドライブ100をスライドさせるため
の領域を回路基板102上に確保する必要があり、当該
領域には電子部品等を配設し得ず、回路基板102上の
面積を有効に利用し得ないという問題があった。
【0005】また図16(B)に示すように、ハードデ
ィスクドライブ100を装着する際に当該ハードディス
クドライブ100を傾けながらスライドさせるようにす
れば、ハードディスクドライブ100をスライドさせる
ための領域が不要になると考えられるが、この場合、回
路基板102上の電子部品を避けつつハードディスクド
ライブ100をスライドさせなければならないため装着
作業の作業性が低下するばかりか、ハードディスクドラ
イブ100のコネクタ部100Aが傾きながら基板コネ
クタ101に挿入されることからコネクタ部100A及
び基板コネクタ101に無理な力がかかり、例えば雄コ
ンタクト100Fが曲がったり折れる等の問題があり、
さらにはハードディスクドライブ100が電子部品に接
触して当該電子部品を破損する恐れがあるという問題が
あった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、少ないスペースで接続対象を装着でき、装着作業の
作業性を向上した接続装置を提案しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の回路基板に設けられ対応す
るコネクタを当該回路基板の表面に対する垂直方向から
装着して接続する第1のコネクタを有する基板コネクタ
と、第1のコネクタに装着して当該第1のコネクタを電
気的に接続する第2のコネクタ及び所定の接続対象に設
けられたコネクタを第1のコネクタの装着方向に直交す
る方向から装着して当該接続対象を上記第1のコネクタ
に電気的に接続する第3のコネクタを有する中継コネク
タとを設けた。
【0008】基板コネクタを、第1のコネクタの装着方
向が回路基板の表面に対する垂直方向に向くようにして
回路基板に設けるとともに、装着方向が直交する中継コ
ネクタを介して接続対象を第1のコネクタに接続するよ
うにしたことにより、接続対象を回路基板の表面に対す
る垂直方向から装着することができ、少ないスペースで
接続対象を装着し得るとともに、装着作業の作業性を向
上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について本発明の一実施
の形態を詳述する。
【0010】図1において、1は全体として本発明を適
用したノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、
これをノートパソコンと呼ぶ)を示し、本体2と、当該
本体2の上面後端に当該本体2に対して開閉自在に設け
られた表示部3とで構成されている。
【0011】本体2には、その上面に各種文字や記号及
び数字等を入力するための複数の操作キーからなるキー
ボード4、2つのスピーカ5、マウスカーソルの移動に
用いられるタッチパッド6、通常のマウスにおける左ボ
タン及び右ボタンに相当する左クリックボタン7及び右
クリックボタン8、及び押しボタン式の電源スイッチ9
が設けられている。
【0012】また、本体2の右側面には着脱式のバッテ
リパックBPが挿着されていると共に、本体2の左側面
には、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory
)ドライブCDDが設けられている。
【0013】さらに、本体2の上面前端におけるタッチ
パッド6の右隣近傍には収納式のツメ10が設けられる
と共に、当該ツメ10に対応する表示部3の所定位置に
はツメ孔11が設けられている。
【0014】そしてノートパソコン1においては、表示
部3を本体2に対して閉じた状態で、本体2の前側面に
設けられたスライドレバー12を矢印L方向にスライド
操作することにより、収納されていたツメ10を起立し
てツメ孔11に係合させ、これにより本体2と表示部3
とを確実に係止し、その携行時等において表示部3が不
意に開いてしまうことを防止するようになされている。
【0015】またノートパソコン1においては、スライ
ドレバー12を矢印R方向にスライド操作することによ
り、起立されていたツメ10を収納してツメ孔11との
係止を解除し、表示部3を本体2に対して開き得るよう
になされている。
【0016】一方、表示部3には、その正面にTFT−
LCD(Thin Film Transistor-Liquid Cryctal Displa
y) でなる液晶表示パネルを用いた液晶ディスプレイ1
5が設けられている。
【0017】また、表示部3における本体2との接続部
分であるヒンジ部16を除いた周縁部には、例えばAB
S等の合成樹脂を屈曲した丸パイプ状に成形してなる周
縁保護材17が周設されている。
【0018】図2に示すように周縁保護材17は、その
外周が本体2の周縁部よりも外方に張り出すようになさ
れており、表示部3を本体2に対して閉じた状態(例え
ばノートパソコン1の携行時)において、周縁方向から
加えられる衝撃を受け止めることにより、ハードディス
クドライブ等の精密デバイスを内蔵した本体2を衝撃か
ら保護するようになされている。
【0019】また、周縁保護材17はその全長に渡って
内部が中空に成形されており、その重量を軽減すると共
に、受け止めた衝撃に応じて適度に変形し衝撃を吸収す
るようになされている。
【0020】ここで、一般に周縁保護材17のような屈
曲したパイプ状部材を製造する場合、図3(A)に示す
ように比較的簡単な形状に分割された複数のパイプ部材
50A〜50Cを接合して構成したり、あるいは図3
(B)に示すように上下に分割されたU字断面の半体部
材51A、51Bを接合して構成することが考えられ
る。
【0021】しかし、これらの製造方法においてはいず
れも各部材を接着或いは溶着等の方法で接合する必要が
あり、これにより接合部の強度や外観品位が低下すると
共に製造工程が煩雑になるという問題がある。
【0022】これに対して本願発明のノートパソコン1
においては、ガスアシスト成形法と呼ばれる中空成形法
を用いて周縁保護材17を射出成形することにより、当
該周縁保護材17を分割することなく一体かつ中空に成
形することができ、これにより周縁保護材17の強度及
び外観品位を向上し得るようになされている。
【0023】ちなみに図4はガスアシスト成形法の原理
を示し、金型52のキャビティ53内に当該キャビティ
53の容積よりも少ない量の溶融樹脂54を射出ノズル
55から充填した後(図4(A))、窒素ガス等の不活
性ガスを注入することにより成型品56の内部に中空部
57を形成するものである(図4(B))。
【0024】かくしてノートパソコン1においては、ガ
スアシスト成形法を用いて中空かつ一体に成形された周
縁保護材17を、本体2の外周よりも張り出すようにし
て表示部3に周設したことにより、周縁方向からの衝撃
を当該周縁保護材17で確実に吸収して本体2及び表示
部3を保護する。
【0025】ここで、周縁保護材17は表示部3のみに
設けられていることから、周縁保護材17に周縁方向か
ら加えられた衝撃は、表示部3を本体2に対して横ずれ
させる横ずれ力として作用する。
【0026】そして、かかる横ずれ力は表示部3と本体
2との接続部分であるヒンジ部16に集中して作用し、
これにより当該ヒンジ部16が破損する恐れがある。
【0027】このため本願発明のノートパソコン1にお
いては、図1に示すように、本体2の上面におけるツメ
10の近傍に棒状の横ずれ防止シャフト13を垂設する
と共に、当該横ずれ防止シャフト13に対応する表示部
3の所定位置にシャフト孔14を設け、表示部3を本体
2に対して閉じた状態でシャフト孔14に横ずれ防止シ
ャフト13を嵌合させ、当該横ずれ防止シャフト13に
よって表示部3の横ずれを防止し、衝撃によるヒンジ部
16の破損を防ぐようになされている。
【0028】この横ずれ防止シャフト13は本体2の上
面前端に設けられており、本体2の上面後端に設けられ
ているヒンジ部16に対して可能な限り離開して設けら
れていることから、周縁保護材17に周縁方向から加え
られた衝撃を横ずれ防止シャフト13とヒンジ部16と
で分散して受け止め、これによりヒンジ部16の破損を
確実に防ぐことができる。
【0029】またノートパソコン1においては、スライ
ドレバー12のスライド操作に応じたツメ10の収納及
び起立に伴って横ずれ防止シャフト13を収納及び伸長
するようになされており、その使用時においてツメ10
及び横ずれ防止シャフト13を本体2の内部に収納し、
ツメ10及び横ずれ防止シャフト13がキーボード操作
の妨げにならないようになされている。
【0030】一方図5に示すように、ノートパソコン1
の背面1Aには、USB(Universal Serial Bus)やL
AN(Local Area Network)等の各種コネクタが配設さ
れた入出力ポート部20が設けられていると共に、当該
背面1Aにおけるヒンジ部16には、略弓型の円柱状部
材でなるハンドル21が、本体2に対して所定角度範囲
内で回動自在に設けられている。ここで、表示部3の回
動軸及びハンドル21の回動軸は同一軸線上に設けられ
ていると共に、周縁保護材17の外径とハンドル21の
外径とは同一になされており、全体として周縁保護材1
7とハンドル21とが連続した外形を有している。
【0031】そしてハンドル21においては、図6
(A)及び図7(A)に示すように、本体2に対して平
行に起立させることにより、把持部21Aを背面1Aか
ら離開させノートパソコン1を携行する際の把持手段と
して使用し得るようになされている(この回動位置を携
行位置P1と呼ぶ)。
【0032】またハンドル21においては、図6(B)
及び図7(B)に示すように、下方に回動して折り畳む
ことにより、ノートパソコン1の奥行き方向の寸法を小
型化し、さらに図8に示すように、把持部21Aを本体
2の下面側に位置させ、これによりノートパソコン1を
机等に載置した状態で本体2を傾斜させてキーボード4
の操作性を向上するためのチルトスタンドとして使用し
得るようになされている(この回動位置をチルトスタン
ド位置P2と呼ぶ)。
【0033】ここで本体2においては、図9に示すよう
に、ハンドル21の垂直部21Bに対応する位置にハン
ドル収納溝22が設けられており、チルトスタンド位置
P2において垂直部21Bがハンドル収納溝22に収納
され、これによりハンドル21がノートパソコン1の背
面1Aから突出しないようになされている。
【0034】かくしてノートパソコン1は、その携行時
においてハンドル21を携行位置P1に起立させること
により、把持部21Aを背面1Aから十分に離開させて
当該ハンドル21の把持性を向上し、また、その使用時
においてハンドル21をチルトスタンド位置P2に折り
畳むことにより、ハンドル21の垂直部21Bをハンド
ル収納溝22に収納してノートパソコン1の奥行き方向
の寸法を小型化すると共に、本体2を傾斜させてキーボ
ード4の操作性を向上し得るようになされている。
【0035】ここで、図8においてハンドル21をチル
トスタンド位置P2に回動した場合における本体2の傾
斜角度をαとすると、ハンドル21の回動角度範囲は、
本体2と平行な状態(すなわち携行位置P1)から、9
0°+β(ここでβ>α)の範囲に設定されており、こ
のためハンドル21はチルトスタンド位置P2において
載置面Aに対して鈍角(90°+β−α)をなす。
【0036】これによりハンドル21は、ノートパソコ
ン1の自重によって矢印F方向への力を受けて安定し、
かくしてノートパソコン1においては、外力によってハ
ンドル31がチルトスタンド位置から不意に回動するこ
とを防止し得るようになされている。
【0037】また、ノートパソコン1においてはハンド
ル21が入出力ポート部20の上方に設けられているた
め、ハンドル21が携行位置P1にある状態で入出力ポ
ート部20に入出力ケーブル23を接続し(図10
(A))、その後当該ハンドル21をチルトスタンド位
置P2に回動させようとすると、ハンドル21と入出力
ケーブル23とが接触し、ハンドル21をチルトスタン
ド位置P2へ回動し得ないばかりか、入出力ポート部2
0や入出力ケーブル23を破損してしまう恐れがあると
いう問題がある(図10(B))。
【0038】このためノートパソコン1においては、当
該ノートパソコン1を略水平に位置された状態でハンド
ル21がその自重によって自然に下方へ回動するように
ハンドル21の回動抵抗が設定されており、これにより
ノートパソコン1をテーブル等に載置する際にハンドル
21がチルトスタンド位置P2近傍まで自動的に回動
し、かくしてハンドル21と入出力ケーブル23との干
渉を未然に防止し得るようになされている。
【0039】次に、本体2の内部構造について説明す
る。
【0040】図11に示すように、ノートパソコン1の
本体2においては、当該本体2の外壁を構成する本体ケ
ース30の内部に、マグネシウムのダイキャスト成型品
でなる内部シャーシ31が収納されている。
【0041】本体ケース30は、ポリカーボネート樹脂
の射出成型品でなる上側半体30A及び下側半体30B
から構成される。この上側半体30A及び下側半体30
Bは、それぞれに複数個設けられたネジ孔に挿通した取
付ネジを内部シャーシ31に設けられた雌ネジに螺止す
ることにより内部シャーシ31に取り付けられる。この
ためこの本体ケース30においては、その取り付けのた
めのインサートナット(埋め込み式のナット)が不要に
なり、これにより当該本体ケース30の構造を簡易化し
得ると共に、リサイクルを容易に行い得るようになされ
ている。
【0042】内部シャーシ31は、CD−ROMドライ
ブCDD及びバッテリパックBPをそれぞれ収納する箱
状の収納部32及び33を有している。
【0043】収納部32及び33は、それぞれ複数の平
面32A〜32C及び33A〜33Cから構成されてお
り、このため内部シャーシ31は全体として複数の平面
を立体的に組み合わせて構成された立体構造を備え、こ
れにより曲げやねじりに対して高い剛性を有している。
【0044】内部シャーシ31の前側面には、ツメ1
0、スライドレバー12及び横ずれ防止シャフト13
(図1)からなるラッチ部18が取り付けられていると
共に、内部シャーシ31の上面後端には2つのハンドル
基部21Cを介してハンドル21が回動自在に取り付け
られ、さらに当該ハンドル基部21Cの外側には、表示
部3(図示せず)を回動自在に保持する2つの表示部ヒ
ンジ16Cが取り付けられている。
【0045】また、内部シャーシ31の下面には回路基
板34が取り付けられている。
【0046】この回路基板34には、図12に示すよう
に、CPU(Central Processing Unit )40やバスコ
ントローラ41等の各種電子部品、マイクロフォン、ス
ピーカ、USBやLAN等の各種コネクタ42、CD−
ROMドライブ用コネクタ43等が配設されている。
【0047】また回路基板34には、ハードディスクド
ライブ44、ハードディスクカバー45及び中継コネク
タ50からなるハードディスクユニット46が取り付け
られている。
【0048】ハードディスクカバー45は、略偏平直方
体のハードディスクドライブ44に対応した偏平箱状の
金属板プレス成形品でなり、その内部にハードディスク
ドライブ44を格納した後、側面45A及び45Bに設
けられた挿通孔にそれぞれ取り付けネジ47を挿通して
ハードディスクドライブ44の長側面に設けられた雌ネ
ジに螺止することにより、ハードディスクドライブ44
を収納して固定するようになされている。
【0049】そしてノートパソコン1においては、ハー
ドディスクカバー45に設けられた4個の脚部45Cの
挿通孔にそれぞれ取り付けネジ48を挿通し、回路基板
34の挿通孔34Cを介して内部シャーシ31(図1
1)の雌ネジに螺止することにより、当該ハードディス
クカバー45を介してハードディスクドライブ44を内
部シャーシ31に確実に固定するようになされている。
【0050】この状態において、ハードディスクドライ
ブ44はその底面44Aと回路基板34の基板上面34
Aとが密接して平行になるように固定される。
【0051】また回路基板34には、ハードディスクド
ライブ44を当該回路基板34に電気的に接続するため
の基板コネクタ49が配設されている。
【0052】第1のコネクタとしての基板コネクタ49
においては、複数のコンタクト(接触子)が配設された
コネクタ面49Aが、回路基板34の基板上面34Aに
対する垂直方向Vに向くようにして回路基板34に取り
付けられている。
【0053】一方、ハードディスクドライブ44の短側
面には、当該ハードディスクドライブ44を基板側コネ
クタ49に電気的に接続するための中継コネクタ50が
接続されている。
【0054】図13に示すように中継コネクタ50は、
ハードディスクドライブ44に設けられたハードディス
クコネクタ44Bに嵌合する第3のコネクタとしてのハ
ードディスク側コネクタ部51と、基板コネクタ49に
嵌合する第2のコネクタとしての基板側コネクタ部52
とが、それぞれの挿入方向が直交するようにL字型に接
続して構成される。
【0055】ハードディスク側コネクタ部51のコネク
タ面51Aには、ハードディスクコネクタ44Bに設け
られた複数のピン状の雄コンタクト44Mにそれぞれ接
触して電気的に接続する複数の雌コンタクト51Fが設
けられている。
【0056】同様に、基板側コネクタ部52のコネクタ
面52Aには、基板コネクタ49のコネクタ面49Aに
設けられた複数の雌コンタクト49Fにそれぞれ接触し
て電気的に接続する複数のピン状の雄コンタクト52M
が設けられている。
【0057】そして、中継コネクタ50の雌コンタクト
51Fとこれに対応する雄コンタクト52Mはそれぞれ
電気的に接続されており、これによりノートパソコン1
においては、中継コネクタ50及び基板コネクタ49を
介してハードディスクドライブ44を回路基板34に電
気的に接続するようになされている。
【0058】ここで、中継コネクタ50の上面には2本
の短円柱状の固定ピン50Aが設けられているととも
に、ハードディスクカバー45における当該固定ピン5
0Aに対応する箇所には2つのピン孔45D(図12)
が設けられている。そして、ハードディスクドライブ4
4をハードディスクカバー45に収納した状態で固定ピ
ン50Aとピン孔45Dが嵌合することにより、ハード
ディスクカバー45が中継コネクタ50を確実に保持
し、ハードディスクユニット46の脱着時に中継コネク
タ50が受ける外力をハードディスクカバー45で受け
止めてハードディスクドライブ44の雄コンタクト46
Mを保護するようになされている。
【0059】次に、ハードディスクドライブ44を回路
基板34に接続する手順を図14を用いて説明する。
【0060】まず図14(A)に示すように、ハードデ
ィスクコネクタ44Bに中継コネクタ50のハードディ
スク側コネクタ部51を挿入して嵌合させた後、ハード
ディスクドライブ44及び中継コネクタ50をハードデ
ィスクカバー45に収納して取付ネジ47(図12)で
固定する。
【0061】そして、図14(B)に示すように、基板
コネクタ49に中継コネクタ50の基板側コネクタ部5
2を挿入して嵌合させた後、ハードディスクカバー45
にを取付ネジ48で内部シャーシ31(図12)に固定
する。
【0062】ここで中継コネクタ50においては、ハー
ドディスク側コネクタ部51の挿入方向と基板側コネク
タ部52の挿入方向が直交している。このためハードデ
ィスクドライブ44に中継コネクタ50を装着すること
により、ハードディスクドライブ44を回路基板34に
装着する際の装着方向を変更することができる。
【0063】すなわち、ハードディスクコネクタ44B
の挿入方向は底面44Aと平行であるため、従来例のよ
うにハードディスクドライブ44単体で回路基板34に
装着する場合、ハードディスクドライブ44をスライド
させるためのスペースを回路基板34上に設ける必要が
ある。あるいは当該ハードディスクドライブ44を傾け
つつ回路基板34上をスライドさせて基板コネクタに接
続する必要があり、このため作業性が悪いとともにハー
ドディスクドライブ44の雄コンタクト44Mに曲げ力
が加わって劣化するおそれがある。
【0064】これに対して、ハードディスクドライブ4
4に中継コネクタ50を装着した場合、ハードディスク
側コネクタ部51の挿入方向と基板側コネクタ部52の
挿入方向が直交していることから、基板側コネクタ部5
2の挿入方向は底面44Aに対して垂直な方向となり、
ハードディスクドライブ44を回路基板34に対して垂
直に接続することができ、このため作業性を向上し得る
とともに雄コンタクト44Mの劣化を回避することがで
き、またハードディスクドライブ44をスライドさせる
ためのスペースを回路基板34上に設ける必要がなく、
回路基板34上のスペースを有効に利用して各種電子部
品やコネクタ等を配置することができる。
【0065】なお、中継コネクタ50の代わりに、フレ
キシブル印刷配線版(いわゆるフレキシブル基板)を介
してハードディスクドライブ44を基板コネクタ49に
接続しても、上述の実施の形態と同様の効果を得られる
ものと考えられるが、フレキシブル基板は比較的振動に
弱く、このため振動によって断線や接触不良を起こすこ
とがあるという問題があり、またフレキシブル基板は比
較的高価であるという問題もある。
【0066】これに対して実施の形態の中継コネクタ5
0は、例えば各コンタクトを合成樹脂にインサート成形
して製造されるため振動に強く、またフレキシブル基板
に比べて安価であるという利点がある。
【0067】以上の構成において、このノートパソコン
1では、ハードディスクドライブ44を回路基板34に
装着する際に、ハードディスクコネクタ44BにL字型
の中継コネクタ50を接続し、当該中継コネクタ50を
介して回路基板34の基板コネクタ49に接続するよう
にした。
【0068】これによりこのノートパソコン1では、ハ
ードディスクドライブ44を回路基板34に装着する際
の装着方向を変更してハードディスクドライブ44を回
路基板34に対して垂直に接続することができ、このた
めハードディスクドライブ44を回路基板34に装着す
る際の作業性を向上し得るとともに雄コンタクト44M
の劣化を防止することができる。
【0069】また、このノートパソコン1では、ハード
ディスクドライブ44をスライドさせるためのスペース
を回路基板34上に設ける必要がなくなり、回路基板3
4上のスペースを有効に利用して各種電子部品やコネク
タ等を配置することができる。
【0070】以上の構成によれば、中継コネクタ50を
介してハードディスクドライブ44を回路基板34に接
続するようにしたことによりハードディスクドライブ4
4を回路基板34に対して垂直に接続することができ、
ハードディスクドライブ44を回路基板34に装着する
際の作業性を向上し得るとともに雄コンタクト44Mの
劣化を防止することができ、また、ハードディスクドラ
イブ44をスライドさせるためのスペースを回路基板3
4上に設ける必要がなくなり、回路基板34上のスペー
スを有効に利用して各種電子部品やコネクタ等を配置す
ることができる。
【0071】なお上述の実施の形態においては、ノート
ブック型パーソナルコンピュータに本発明を適用した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばデ
スクトップ型パーソナルコンピュータやPDA(Person
al Data Assitant)等、種々の情報処理装置に本発明を
適用しても良い。
【0072】また上述の実施の形態においては、中継コ
ネクタ50の基板側コネクタ52にピン状の雄コンタク
ト52Mを配設するとともに、当該雄コンタクト52M
に対応する形状の雌コンタクト49Fを基板コネクタ4
9に配設するようにしたが、本発明はこれに限らず、他
の種々の形状のコンタクトを用いるようにしても良い。
【0073】例えば図15に示すように、中継コネクタ
50の基板側コネクタ52に、プリント配線版の端部に
複数の接続端子のパターンを形成してなるカードエッジ
タイプの雄コンタクト52Nを設けるとともに、当該雄
コンタクト52Nに対応する形状の雌コンタクト49G
を基板コネクタ49に設けるようにしてもよい。
【0074】この場合、カードエッジタイプの雄コンタ
クト52Nはピン状の雄コンタクト52Mに比べて強度
が高いため、中継コネクタ50の耐久性を向上すること
ができる。
【0075】さらに上述の実施の形態においては、中継
コネクタ50の基板側コネクタ52に雄コンタクトを配
設するとともに、当該雄コンタクトに対応する雌コンタ
クトを基板コネクタ49に配設するようにしたが、本発
明はこれに限らず、基板コネクタ49に雄コンタクトを
配設するとともに、当該雄コンタクトに対応する雌コン
タクトを中継コネクタ50の基板側コネクタ52に配設
するようにしても良い。
【0076】さらに上述の実施の形態においては、回路
基板34に対するハードディスクドライブ44の装着に
本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばCD−ROMドライブやフロッピー
(登録商標)ディスクドライブ等、他の種々の装着対象
の装着に本発明を適用しても良い。
【0077】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定の回
路基板に設けられ、対応するコネクタを当該回路基板の
表面に対する垂直方向から装着して接続する第1のコネ
クタを有する基板コネクタと、第1のコネクタに装着し
て当該第1のコネクタを電気的に接続する第2のコネク
タ及び所定の接続対象に設けられたコネクタを第1のコ
ネクタの装着方向に直交する方向から装着して当該接続
対象を上記第1のコネクタに電気的に接続する第3のコ
ネクタを有する中継コネクタとを設けたことにより、接
続対象を回路基板の表面に対する垂直方向から装着する
ことができ、少ないスペースで接続対象を装着し得ると
ともに、装着作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノートパソコンの一実施の形態を
示す略線的斜視図である。
【図2】周縁保護材と本体の関係を示す略線図である。
【図3】パイプ状部材の製造方法の例を示す略線的斜視
図である。
【図4】ガスアシスト成形法の原理を示す略線図であ
る。
【図5】ノートパソコンの背面の構成を示す略線的斜視
図である。
【図6】ハンドルの回動状態を示す略線的斜視図であ
る。
【図7】ハンドルの回動状態を示す略線的斜視図であ
る。
【図8】ハンドルの回動角度を示す略線図である。
【図9】ハンドル収納溝を示す略線的斜視図である。
【図10】ハンドルと入出力ケーブルの干渉状態を示す
略線図である。
【図11】本体の内部構造を示す略線的斜視図である。
【図12】回路基板を示す略線的斜視図である。
【図13】中継コネクタを示す略線的斜視図である。
【図14】ハードディスクドライブの接続状態を示す略
線図である。
【図15】他の実施の形態の中継コネクタを示す略線的
斜視図である。
【図16】従来のハードディスクドライブの接続状態を
示す略線図である。
【符号の説明】
1……ノートパソコン、2……本体、3……表示部、4
……キーボード、5……スピーカ、6……タッチパッ
ド、10……ツメ、11……ツメ孔、12……スライド
レバー、13……横ずれ防止シャフト、14……シャフ
ト孔、15……液晶ディスプレイ、16……ヒンジ部、
17……周縁保護材、18……ラッチ部、20……入出
力ポート部、21……ハンドル、22……ハンドル収納
溝、30……本体ケース、31……内部シャーシ、3
2、33……収納部、34……回路基板、40……CP
U、41……バスコントローラチップセット、42……
コネクタ、43……CD−ROMドライブ用コネクタ、
44……ハードディスクドライブ、45……ハードディ
スクカバー、46……ハードディスクユニット、47、
48……取付ネジ、49……基板コネクタ、50……中
継コネクタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回路基板に設けられ、対応するコネ
    クタを当該回路基板の表面に対する垂直方向から装着し
    て接続する第1のコネクタを有する基板コネクタと、 上記第1のコネクタに装着して当該第1のコネクタを電
    気的に接続する第2のコネクタと、所定の接続対象に設
    けられたコネクタを上記第1のコネクタの装着方向に直
    交する方向から装着して当該接続対象を上記第1のコネ
    クタに電気的に接続する第3のコネクタとを有する中継
    コネクタとを具えることを特徴とする接続装置。
  2. 【請求項2】上記接続対象はハードディスクドライブで
    あることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 【請求項3】上記第2のコネクタはカードエッジコネク
    タであることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184088A (ja) * 2005-12-28 2007-07-19 Samsung Electronics Co Ltd ハードディスクドライブ
JP2011118965A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Nec Personal Products Co Ltd 状態検知システムおよび中継コネクタユニット

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