JP2002157605A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理用プログラムを記録した記録媒体

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JP2002157605A
JP2002157605A JP2000354472A JP2000354472A JP2002157605A JP 2002157605 A JP2002157605 A JP 2002157605A JP 2000354472 A JP2000354472 A JP 2000354472A JP 2000354472 A JP2000354472 A JP 2000354472A JP 2002157605 A JP2002157605 A JP 2002157605A
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face image
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Yoshinori Nagai
義典 長井
Tsunesuke Matsubara
恒介 松原
Minehiro Konya
峰弘 紺矢
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3次元の顔モデルの口の自然な開閉を容易に実
現する。 【解決手段】顔画像入力部101から顔画像が入力さ
れ、また図示されない操作キーの操作により、唇画像記
憶部102内の1つの唇画像が選択される。画像合成部
103は、顔画像の口の位置を求め、この位置に唇画像
を重ね合わせて、合成顔画像を形成する。顔画像貼り込
み部104は、合成顔画像をテクスチャとし、このテク
スチャを予め設定された3次元モデルに平行投影して、
このテクスチャを3次元モデルに貼り込み、3次元の顔
モデルを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元の顔画像を
用いて、3次元の顔モデルを形成する画像処理装置、画
像処理方法、及び画像処理用プログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、2次元の顔画像から得られ
るテクスチャを3次元モデルに貼り込むことにより、3
次元の顔モデルを形成することができる。そして、この
3次元の顔モデルの口を開閉させる場合は、顔画像のテ
クスチャを変形させる方法や、口を閉じた状態の3次元
モデル及び口を開いた状態の3次元モデルを用いる方法
が適用される。あるいは、口の開閉動作が可能な3次元
モデルを用いる方法が適用される(「顔情報処理のため
の共通プラットホームの構築」コンピュータビジョンと
イメージメディア(1998.3.19 )p65- p72を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に顔画像のテクスチャーを変形させる方法では、顔画
像の口を開閉させることが困難であり、口の開閉の様子
が不自然であった。
【0004】また、口を閉じた状態の3次元モデル及び
口を開いた状態の3次元モデルを用いる方法、及び口の
開閉動作が可能な3次元モデルを用いる方法では、顔画
像の口と3次元モデルの口を比較して、両者の口を多数
のポイントで正確に対応づけねばならず、この煩雑な作
業を人手により行う必要があった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、3次元の顔モデルの口の自然
な開閉を容易に実現することができる画像処理装置、画
像処理方法、及び画像処理用プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像処理装置は、顔画像を入力する顔画像
入力手段と、予め設定された少なくとも1つの唇画像を
記憶した唇画像記憶手段と、顔画像入力手段によって入
力された顔画像に唇画像記憶手段内の唇画像を合成し
て、合成顔画像を形成する画像合成手段と、合成顔画像
をテクスチャとして3次元モデルに貼り込む合成顔画像
貼り込み手段とを備えている。
【0007】この様な構成の本発明によれば、予め設定
された唇画像を顔画像に合成して、合成顔画像を形成し
ている。このため、閉じられた口の唇画像、開かれた口
の唇画像等を準備しておき、これらの唇画像のいずれか
を選択して顔画像に合成すれば、合成顔画像の口をリア
ルに表現することができる。また、この合成顔画像をテ
クスチャとして3次元モデルに貼り込めば、閉じられた
口の3次元の顔モデルや、開かれた口の3次元の顔モデ
ルを得ることができる。このため、従来の様に複数種類
の3次元モデルを準備したり、合成顔画像の口と3次元
モデルの口を多数のポイントで対応づける必要がない。
【0008】また、本発明においては、唇画像記憶手段
には、唇画像として唇の動画像が記憶され、画像合成手
段は、顔画像に唇の動画像を合成している。
【0009】この様に顔画像に唇の動画像を合成すれ
ば、この結果として、口を開閉する3次元の顔モデルを
得ることができる。
【0010】更に、本発明においては、顔画像入力手段
には、顔画像として顔の動画像が入力され、画像合成手
段は、顔の動画像に唇画像を合成している。
【0011】この様に顔の動画像に唇画像を合成すれ
ば、この結果として、顔が動く3次元の顔モデルを得る
ことができる。また、顔の動画像と唇の動画像を合成す
ることにより、口の開閉と顔の動きが協調した3次元の
顔モデルを得ることができる。
【0012】また、本発明においては、顔画像及び唇画
像の少なくとも一方を、他方を用いて補正する画像補正
手段を更に備えている。
【0013】この様に顔画像及び唇画像の少なくとも一
方を補正することにより、顔画像と唇画像を整合させる
ことができ、自然な合成顔画像を得ることができる。
【0014】更に、本発明においては、顔画像及び唇画
像の少なくとも一方を変形することにより、合成顔画像
の表情を制御する表情制御手段を更に備えている。
【0015】この様に合成顔画像の表情を制御すれば、
よりリアルな合成顔画像を得ることができる。
【0016】次に、本発明の画像処理方法は、顔画像を
入力する顔画像入力ステップと、入力された顔画像に、
予め設定された唇画像を合成して、合成顔画像を形成す
る画像合成ステップと、合成顔画像をテクスチャとして
3次元モデルに貼り込む合成顔画像貼り込みステップと
を含んでいる。
【0017】この様な本発明の方法によっても、合成顔
画像の口をリアルに表現することができ、また口を開閉
する3次元の顔モデルを容易に得ることができる。
【0018】次に、本発明の画像処理用プログラムを記
録した記録媒体は、顔画像を入力する顔画像入力ステッ
プと、入力された顔画像に、予め設定された唇画像を合
成して、合成顔画像を形成する画像合成ステップと、合
成顔画像をテクスチャとして3次元モデルに貼り込む合
成顔画像貼り込みステップとを少なくとも含んでいる。
【0019】すなわち、本発明は、画像処理装置及び画
像処理方法だけでなく、これを実現するためのプログラ
ムを記録した記録媒体を包含するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の画像処理装置の第1実施
形態を示すブロック図である。本実施形態の画像処理装
置は、顔画像を入力する顔画像入力部101と、予め設
定された複数の唇画像を記憶した唇画像記憶部102
と、顔画像と唇画像を合成して、合成顔画像を形成する
画像合成部103と、合成顔画像をテクスチャとして3
次元モデルに貼り込み、3次元の顔モデルを形成する顔
画像貼り込み部104とを備えている。
【0022】顔画像入力部101は、デジタルカメラ、
スキャナ、キャプチャボード等であり、顔画像を示す画
像データを記録媒体から読み取ったり、顔画像をフィル
ムから読み込んだり、顔画像を示す画像データをファイ
ルから入力する。
【0023】唇画像記憶部102は、例えば図2
(a)、(b)及び(c)に示すそれぞれの唇画像11
1,112,113を記憶している。これらの唇画像1
11〜113は、撮影により得た画像から切り出された
ものである。ここでは、唇の輪郭に沿って、唇画像を切
り出しているが、唇画像を含む矩形領域や楕円領域を切
り出しても構わない。図2(a)の唇画像111は、図
3の画像114から切り出されたものであり、閉じられ
た口を示している。図2(b)の唇画像112は半ば開
かれた口を示し、図2(c)の唇画像113は開かれた
口を示している。更に、他の状態の唇画像を追加して記
憶しても構わない。
【0024】この画像処理装置は、コンピュータを利用
することにより実現されるものであり、ROM内のプロ
グラムをCPUにより実行して、画像データをRAM上
で処理することにより、画像合成部103及び顔画像貼
り込み部104のそれぞれの役目が果たされる。
【0025】図4は、本実施形態の画像処理装置による
処理を示すフローチャートである。
【0026】まず、顔画像入力部101から例えば図5
に示す顔画像121が入力され(ステップS201)、
また図示されない操作キーの操作により、唇画像記憶部
102内の例えば図2(c)の唇画像113が選択され
る。画像合成部103は、周知の方法により顔画像12
1を処理して、顔画像121の口の位置を求め、この位
置に図2(c)の唇画像113を重ね合わせて、図6に
示す合成顔画像122を形成する(ステップS20
2)。口の位置を求める方法は、例えば「顔情報処理の
ための共通プラットホームの構築」コンピュータビジョ
ンとイメージメディア(1998.3.19 )p65- p72に記載
されている。
【0027】この後、顔画像貼り込み部104は、図7
に示す様に合成顔画像122をテクスチャとし、このテ
クスチャを予め設定された3次元モデル123に平行投
影して、このテクスチャを3次元モデル123に貼り込
み、図8に示す様な3次元の顔モデル124を形成す
る。このテクスチャの貼り込みは、一般的に知られてい
るテクスチャマッピングや3次元レンダリングの手法を
用いて行われる。例えば、マイクロソフト(Microsoft
)社製のオペレーティングシステムであるWindows98
(商品名)では、同社製のDirect 3D (商品名)を用い
て、顔画像をテクスチャマッピングし、任意のアングル
の3次元の顔モデルを形成することが可能である。
【0028】この様に本実施形態では、閉じられた口の
唇画像、開かれた口の唇画像等のいずれかを選択して顔
画像に合成しているので、合成顔画像の口をリアルに表
現することができる。また、この合成顔画像をテクスチ
ャとして3次元モデルに貼り込むだけで、3次元の顔モ
デルを得ることができる。
【0029】尚、顔画像入力部101から入力された顔
画像121は、通常、その向きが真正面から外れている
ことが多い。このため、真正面に向く様に顔画像121
を変形しても構わない。例えば、本発明の出願人等は、
先に出願した特願平11−283387号において顔画
像を正面に向けるための方法を提案している。ここで
は、顔画像の両目、鼻、口、顎の先、両耳等の各座標を
指定し、これらの座標から顔の大きさ、位置及び向きを
求め、これらの大きさ、位置及び向きの3次元モデルの
投影画像と、所定の大きさ、所定の位置及び真正面の該
3次元モデルの投影画像とを対比させ、この対比に基づ
いて、該顔画像から真正面に向いた顔画像を導出してい
る。
【0030】また、唇画像記憶部102内の各唇画像1
11〜113を適宜の順番で選択して顔画像121に合
成し、一連の各合成顔画像122を形成すれば、口が開
閉する動画像を得ることができる。更に、各唇画像11
1〜113によって唇の動きを表す代わりに、少なくと
も1つの唇画像と、その動きを示すデータにより、唇の
動画像を形成し、この唇の動画像を顔画像に合成しても
構わない。
【0031】更に、顔画像入力部101から一連の動き
を表す複数の顔画像121を順次入力し、これらの顔画
像121を唇画像に順次合成して、一連の動きを表す各
合成顔画像122を形成しても構わない。この場合も、
複数の顔画像によって顔の動きを表す代わりに、少なく
とも1つの顔画像と、その動きを示すデータにより、顔
の動画像を形成しても良い。
【0032】あるいは、唇の動画像と顔の動画画像を協
調させて、合成顔画像を形成すれば、より自然な動きを
表す合成顔画像を得ることができる。
【0033】図9は、本発明の画像処理装置の第2実施
形態を示すブロック図である。本実施形態の装置では、
図1に示す装置の画像合成部103の前段に、画像補正
部105を挿入している。
【0034】図10は、本実施形態の装置による処理を
示すフローチャートである。ここでは、図4のフローチ
ャートの各ステップS201,202間に、ステップS
204を挿入している。
【0035】尚、図9において、図1の装置と同様の作
用を果たす部位には同じ符号を付して説明を省略する。
また、図10において、図4のフローチャートと同じス
テップには同じ符号を付している。
【0036】さて、顔画像入力部101から例えば図5
に示す顔画像121が入力され(ステップS201)、
また唇画像記憶部102内の例えば図2(c)の唇画像
113が選択される。
【0037】画像補正部105は、唇画像113に応じ
て、顔画像121を補正したり、顔画像121に応じ
て、唇画像113を補正する(ステップS204)。例
えば、唇画像113の唇の横幅と顔画像121の唇の横
幅が一致する様に、顔画像121又は唇画像113を拡
大縮小する。あるいは、唇画像113の縦幅(口の開き
具合)に応じて、顔画像121の顎の縦幅や開閉角度
(顎の開き具合)を補正する。
【0038】この後、画像合成部103は、補正された
顔画像121の口の位置に補正された唇画像113を重
ね合わせて、合成顔画像を形成する(ステップS20
2)。更に、顔画像貼り込み部104は、合成顔画像を
テクスチャとし、このテクスチャを3次元モデルに平行
投影して、このテクスチャを3次元モデルに貼り込み、
3次元の顔モデルを形成する(ステップS203)。
【0039】この様に唇画像及び顔画像の少なくとも一
方を、他方を用いて補正すれば、顔画像と唇画像を整合
させることができ、より自然な合成顔画像並びに3次元
の顔モデルを得ることができる。
【0040】図11は、本発明の画像処理装置の第3実
施形態を示すブロック図である。本実施形態の装置で
は、図1に示す装置の画像合成部103に、表情制御部
106を付加している。
【0041】図12は、本実施形態の装置による処理を
示すフローチャートである。ここでは、図4のフローチ
ャートの各ステップS201,202間に、ステップS
205を挿入している。
【0042】尚、図11において、図1の装置と同様の
作用を果たす部位には同じ符号を付して説明を省略す
る。また、図12において、図4のフローチャートと同
じステップには同じ符号を付している。
【0043】まず、顔画像入力部101から例えば図5
に示す顔画像121が入力され(ステップS201)、
また唇画像記憶部102内の例えば図2(c)の唇画像
113が選択される。
【0044】表情制御部106は、図示されない操作キ
ーの操作により、顔の表情が指示されると、画像合成部
103を通じ、唇画像113及び顔画像121の少なく
とも一方を変形させて、表情を作り出す(ステップS2
05)。例えば、「笑い顔」や「哀しい顔」が指示され
ると、それぞれの表情に応じて、唇画像113もしくは
顔画像121上の予め設定された複数の特徴点を移動さ
せて、唇画像113もしくは顔画像121を変形せさ、
これにより表情を作り出す。各特徴点間の画素について
は、周知のモーフィングの技術により移動させれば良
い。より具体的には、唇画像113もしくは顔画像12
1の変形により、唇を押し上げたり、眉をつり上げる
(例えば「顔情報処理のための共通プラットホームの構
築」コンピュータビジョンとイメージメディア(1998.
3.19 )p65- p72を参照)。
【0045】画像合成部103は、表情を与えられた顔
画像121の口の位置に、表情を与えられた唇画像11
3を重ね合わせて、合成顔画像を形成する(ステップS
202)。更に、顔画像貼り込み部104は、合成顔画
像のテクスチャを3次元モデルに貼り込み、3次元の顔
モデルを形成する(ステップS203)。
【0046】この様に顔画像及び唇画像の少なくとも一
方を変形することにより、合成顔画像の表情を制御すれ
ば、よりリアルな合成顔画像並びに3次元の顔モデルを
得ることができる。
【0047】尚、本発明は、上記各実施形態に限定され
るものでなく、多様に変形することができる。例えば、
第2実施形態における唇画像及び顔画像の補正と、第3
実施形態における表情制御を組み合わせても良い。更
に、真正面に向けるための顔画像の変形や、唇の動画像
もしくは顔の動画画像を適宜に組み合わせても構わな
い。
【0048】また、複数の人物毎に、相互に異なる状態
の各唇画像を予めサンプリングして記憶しておき、各人
物のいずれかを選択して、この選択された人物の各唇画
像を顔画像に合成しても構わない。あるいは、人の顔画
像及び唇画像だけでなく、動物の顔画像と唇に相当する
部位の画像を合成する場合にも、本発明を適用すること
ができる。
【0049】更に、本発明は、画像処理装置及び画像処
理方法だけでなく、これらを実現するためのプログラム
を記録した記録媒体を包含するものである。記録媒体と
しては、マスクROM、フラッシュROMといった半導
体記憶素子、ICカード、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、MOディスク、CDROM、D
VDROM等を挙げることができ、プログラムを記録す
ることが可能であれば他の種類の記録媒体であっても良
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、予め
設定された唇画像を顔画像に合成して、合成顔画像を形
成している。このため、閉じられた口の唇画像、開かれ
た口の唇画像等を準備しておき、これらの唇画像のいず
れかを選択して顔画像に合成すれば、合成顔画像の口を
リアルに表現することができる。また、この合成顔画像
をテクスチャとして3次元モデルに貼り込めば、閉じら
れた口の3次元の顔モデルや、開かれた口の3次元の顔
モデルを得ることができる。このため、従来の様に複数
種類の3次元モデルを準備したり、合成顔画像の口と3
次元モデルの口を多数のポイントで対応づける必要がな
い。
【0051】また、本発明によれば、顔画像に唇の動画
像を合成するので、口を開閉する3次元の顔モデルを得
ることができる。
【0052】更に、本発明によれば、顔の動画像に唇画
像を合成するので、顔が動く3次元の顔モデルを得るこ
とができる。また、顔の動画像と唇の動画像を合成する
ことにより、口の開閉と顔の動きが協調した3次元の顔
モデルを得ることができる。
【0053】また、本発明によれば、顔画像及び唇画像
の少なくとも一方を補正するので、顔画像と唇画像を整
合させて、自然な合成顔画像を得ることができる。
【0054】更に、本発明によれば、顔画像及び唇画像
の少なくとも一方を変形することにより、合成顔画像の
表情を制御するので、よりリアルな合成顔画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の第1実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】(a)は閉じられた口の唇画像を示す図であ
り、(b)は半ば開かれた口の唇画像を示す図であり、
(c)は開かれた口の唇画像を示す図である。
【図3】図2(a)の唇画像が切り出された元の画像を
示す図である。
【図4】図1の装置による処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】顔画像を例示する図である。
【図6】合成顔画像を例示する図である。
【図7】合成顔画像を3次元モデルに貼り込む処理を説
明するために用いた斜視図である。
【図8】3次元の顔モデルを示す斜視図である。
【図9】本発明の画像処理装置の第2実施形態を示すブ
ロック図である。
【図10】図9の装置による処理を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の画像処理装置の第3実施形態を示す
ブロック図である。
【図12】図11の装置による処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
101 顔画像入力部 102 唇画像記憶部 103 画像合成部 104 顔画像貼り込み部 105 画像補正部 106 表情制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紺矢 峰弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B050 BA06 BA08 BA09 BA12 DA02 EA13 EA19 EA24 EA26 5B080 FA08 GA22 5C054 CC03 EH01 FA00 FC12 FD01 FE12 HA23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔画像を入力する顔画像入力手段と、 予め設定された少なくとも1つの唇画像を記憶した唇画
    像記憶手段と、 顔画像入力手段によって入力された顔画像に唇画像記憶
    手段内の唇画像を合成して、合成顔画像を形成する画像
    合成手段と、 合成顔画像をテクスチャとして3次元モデルに貼り込む
    合成顔画像貼り込み手段とを備えることを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 唇画像記憶手段には、唇画像として唇の
    動画像が記憶され、 画像合成手段は、顔画像に唇の動画像を合成することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 顔画像入力手段には、顔画像として顔の
    動画像が入力され、 画像合成手段は、顔の動画像に唇画像を合成することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 顔画像及び唇画像の少なくとも一方を、
    他方を用いて補正する画像補正手段を更に備えることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 顔画像及び唇画像の少なくとも一方を変
    形することにより、合成顔画像の表情を制御する表情制
    御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 顔画像を入力する顔画像入力ステップ
    と、 入力された顔画像に、予め設定された唇画像を合成し
    て、合成顔画像を形成する画像合成ステップと、 合成顔画像をテクスチャとして3次元モデルに貼り込む
    合成顔画像貼り込みステップとを含むことを特徴とする
    画像処理方法。
  7. 【請求項7】 顔画像を入力する顔画像入力ステップ
    と、 入力された顔画像に、予め設定された唇画像を合成し
    て、合成顔画像を形成する画像合成ステップと、 合成顔画像をテクスチャとして3次元モデルに貼り込む
    合成顔画像貼り込みステップとを少なくとも含む画像処
    理用プログラムを記録した記録媒体。
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WO2023158370A3 (zh) * 2022-02-16 2023-11-09 脸萌有限公司 表情包生成方法及设备
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