JP2002157372A - パーティー会場紹介方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパーティー会場と連携して最適なパー
ティー会場を紹介するためのパーティー会場紹介方法に
関し、パーティー会場を効率よく運用でき、かつ、パー
ティー主催者も容易に所望のパーティー会場を予約でき
るパーティー会場紹介方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 パーティー主催者が希望する一のパーテ
ィー会場が既予約済であった場合に、一のパーティー会
場がパーティー主催者をパーティー会場紹介業者に紹介
し、パーティー会場紹介業者は、他のパーティー会場を
パーティー主催者に紹介し、パーティー主催者が他のパ
ーティー会場と予約した場合に、他のパーティー会場が
パーティー主催者に割引を行なうとともに、パーティー
会場紹介業者に手数料を支払い、パーティー会場紹介業
者は、紹介料を一のパーティー会場に支払うようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はパーティー会場紹介
方法に係り、特に、複数のパーティー会場と連携して最
適なパーティー会場を紹介するためのパーティー会場紹
介方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ウェディングパーティーはホテル
や専用のウェディング会場で行なわれるのが、通常であ
ったが、ウェディングの多様化にともない、一般のレス
トランでウェディングを行なうレストランウェディング
が増加している。

【０００３】従来、レストランウェディングを行なう場
合には、ウェディングパーティーの主催者が各レストラ
ンに対して個別に資料請求や、予約を行なう必要があっ
た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来は一般
のレストランでウェディングパーティーを行なうとする
と、主催者が自ら希望するレストランに対して個別に情
報の収集を行ない、予約を行なう必要があったので、限
られた情報でレストランを選択する必要があるととも
に、所望のレストランが既に予約済みであった場合に
は、再度、情報収集を行なう必要があり、ウェディング
パーティー主催者に膨大な手間がかかっていた。

【０００５】また、レストラン側でもウェディングパー
ティー会場としての使用を望んでも、情報を提供する場
がなかったり、ウェディングパーティーのノウハウを持
ち合わせていない、あるいは、効率的な運用が望めない
などの理由で、ウェディングパーティー会場としての開
放には消極的にならざる得なかった。

【０００６】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、パーティー会場を効率よく運用でき、かつ、パーテ
ィー主催者も容易に所望のパーティー会場を予約できる
パーティー会場紹介方法を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１は、パ
ーティー主催者が希望する一のパーティー会場が既予約
済であった場合に、一のパーティー会場がパーティー主
催者をパーティー会場紹介業者に紹介し、パーティー会
場紹介業者は、他のパーティー会場をパーティー主催者
に紹介し、パーティー主催者が他のパーティー会場と予
約した場合に、他のパーティー会場がパーティー主催者
に割引を行なうとともに、パーティー会場紹介業者に手
数料を支払い、パーティー会場紹介業者は、紹介料を一
のパーティー会場に支払うことを特徴とする 請求項１によれば、パーティー主催者が希望する一のパ
ーティー会場が既予約済であった場合でも、他のパーテ
ィー会場がパーティー主催者に紹介されるので、パーテ
ィー主催者は自ら再度パーティー会場を探す必要がな
く、また、パーティー主催者が他のパーティー会場と予
約した場合には、割引が行なわれるので、パーティー主
催者は利益を享受できる。また、紹介を行なった一のパ
ーティー会場には、紹介料が支払われるので、予約が行
なえなかった場合でも、パーティー紹介業者にパーティ
ー主催者を紹介することにより利益を享受できる。よっ
て、パーティー主催者の手間を省けるとともに、パーテ
ィー会場の運用を効率よく行なうことができる。

【０００８】また、本発明の請求項２は、パーティー会
場紹介業者が一のパーティー会場からの紹介によりパー
ティー主催者に他のパーティー会場を紹介するときに、
パーティー主催者に紹介カードを提供し、他のパーティ
ー会場ではパーティー主催者から紹介カードが提示され
たときにパーティー主催者に割引を行なうことを特徴と
する。

【０００９】請求項２によれば、紹介カードに基づいて
割引が行なわれるので、紹介の有無を確実に認識でき
る。

【００１０】請求項３は、パーティー会場紹介業者でパ
ーティー主催者からのパーティー会場への資料請求を受
付け、パーティー主催者のリストをパーティー会場に送
付し、パーティー会場ではリストに基づいてパーティー
主催者に資料を送付するようにする。

【００１１】請求項３によれば、パーティー主催者に対
して各パーティー会場で作成した独自の資料を提供で
き、各パーティー会場の特長を独自に宣伝できる。

【００１２】

【発明の実施の形態】図１に本発明の一実施例のビジネ
スモデルを説明するための図、図２に本発明の一実施例
のシステム構成図を示す。

【００１３】本実施例のビジネスモデル１は、主に、レ
ストランウェディング協会１１及び複数のレストラン１
２−１〜１２−ｎ並びにウェディング主催者１３から構
成されている。ウェディング主催者１３は、レストラン
ウェディング協会１１に住所、氏名、希望のウェディン
グスタイルなどの情報を提供し、ハウスウェディング協
会１１に資料を請求する。レストランウェディング協会
１１は資料が請求されると、資料を請求したウェディン
グ主催者１３のリストをレストラン１２−１〜１２−ｎ
に送付する。

【００１４】レストラン１２−１〜１２−ｎは、予めレ
ストランウェディング協会１１に登録されており、レス
トランウェディング協会１１から送付されたリストに基
づいてウェディング主催者１３に資料を送付する。ウェ
ディング主催者１３は、レストラン１２−１〜１２−ｎ
のうち資料を請求したレストランから送付された資料を
参照して、見学などを行ないウェディングを希望するレ
ストランを決定する。

【００１５】ウェディング主催者１３は、決定したレス
トラン、例えば、レストラン１２−１に予約を申し込
む。このとき、レストラン１２−１が既予約済の場合に
は、レストラン１２−１は予約申込があったが予約でき
なかったウェディング主催者１３をレストランウェディ
ング協会１１に紹介する。

【００１６】レストランウェディング協会１１は、レス
トラン１２−１から紹介されたウェディング主催者１３
に対して新たなレストラン、例えば、レストラン１２−
ｎを紹介する。

【００１７】ウェディング主催者１３によりレストラン
ウェディング協会１１から紹介されたレストラン１２−
ｎでウェディングが行なわれると、レストラン１２−ｎ
はウェディング主催者１３に対して料飲代の割引を行
う。また、レストラン１２−ｎは紹介手数料をレストラ
ンウェディング協会１１に支払う。

【００１８】レストランウェディング協会１１は、ウェ
ディング主催者１３を紹介してくれたレストラン１２−
１にレストラン１２−ｎからの紹介手数料から紹介料を
支払う。

【００１９】このように、レストランウェディング協会
１１が紹介業務を行なうことによりウェディング主催者
１３、レストラン１２−１〜１２−ｎは各種の特典を受
けることができる。

【００２０】例えば、ウェディング主催者１３は、希望
のレストランが既予約済であった場合でも希望に近いレ
ストランを紹介してもらえて、かつ、料飲代の割引が受
けられる。また、レストラン１２−１〜１２−ｎは、事
情により予約を受けられない場合にウェディング主催者
１３をレストランウェディング協会１１に紹介すること
により紹介料が支払われる。さらに、レストラン１２−
１〜１２−ｎは、予約がないときには、レストランウェ
ディング協会１１からのウェディング主催者１３が紹介
され、ウェディングを行なうことができる。よって、レ
ストランは、レストランウェディング協会１１に登録し
ておくことにより経営を効率よく行なえる。さらに、レ
ストランウェディング協会１１は、紹介手数料を受領で
きる。

【００２１】次に、上記ビジネスモデル１を実現するた
めの具体的なシステムについて説明する。

【００２２】本実施例のビジネスモデル１は、例えば、
インターネットなどの通信技術を利用して実現される。

【００２３】図２に本発明の一実施例のシステム構成図
を示す。

【００２４】協会サーバ２１には、レストランウェディ
ング協会１１により登録レストランのホームページが記
憶されており、利用者にレストランウェディングが可能
なレストランに関する情報を提供している。協会サーバ
２１には、ネットワーク２４を介してレストランウェデ
ィング主催者１３により操作される端末装置２３−１〜
２３−ｍによりアクセス可能とされる。さらに、協会サ
ーバ２１は、ネットワーク２４を介して予め登録された
複数のレストラン１２−１〜１２−ｎに設置された会員
端末装置２２−１〜２２−ｎと通信可能とされている。

【００２５】図３に本発明の一実施例の協会サーバのブ
ロック構成図を示す。

【００２６】協会サーバ２１には、顧客データベース３
１、会員データベース３２、メッセージ記憶部３３、ホ
ームページ記憶部３４、情報処理部３５、通信制御部３
６、入力装置３７、表示装置３８から構成されている。

【００２７】顧客データベース３１には、レストランウ
ェディングを望むウェディング主催者１３に関する情報
が記憶されている。

【００２８】図４に本発明の一実施例の顧客データベー
スのデータ構成図を示す。

【００２９】顧客データベース３１は、見込み客の氏名
欄、性別欄、資料お届け先欄、電話／ＦＡＸ番号欄、電
子メールアドレス欄、挙式・披露宴予定日欄、挙式スタ
イル欄、予定人数欄、予定費用欄、料理種別欄、こだわ
り意見欄、資料請求先欄から構成されている。

【００３０】氏名欄には、顧客の氏名が記憶されてい
る。性別欄には、顧客の性別が記憶されている。資料届
け先欄には、資料の届先住所が記憶されている。電話／
ＦＡＸ番号欄には、顧客の電話番号、ＦＡＸ番号が記憶
されている。電子メールアドレス欄には、顧客の電子メ
ールアドレスが記憶されている。挙式・披露宴予定日欄
には、挙式・披露宴予定日が記憶されている。挙式スタ
イル欄には、希望の挙式スタイル、例えば、教会式、人
前式などの挙式スタイルが記憶されている。予定人数欄
には、披露宴への出席予定人数が記憶されている。予定
費用欄には、予定費用が記憶される。また、資料請求先
欄には、資料を請求するレストラン名が記憶される。

【００３１】会員データベース３２には、会員レストラ
ンに関する情報が記憶されている。

【００３２】図５に本発明の一実施例の会員データベー
スのデータ構成図を示す。

【００３３】会員データベース３２は、会員番号欄、会
場名欄、住所欄、担当者欄、電話／ＦＡＸ番号欄、電子
メールアドレス欄、ホームページアドレス欄、料理種別
欄、収容可能人数欄、設備欄、料理値段欄、飲み物欄、
備考欄から構成されている。

【００３４】会員番号欄には、会員レストランの会員番
号が記憶される。会場名欄には、会員レストランの名称
が記憶される。住所欄には、会員レストランの住所が記
憶される。担当者欄には、担当者名が記憶される。電話
／ＦＡＸ番号欄には、会員レストランの電話番号／ＦＡ
Ｘ番号が記憶される。電子メールアドレス欄には、会員
レストランに電子メールを行なうときの電子メールアド
レスが記憶される。ホームページアドレス欄には、会員
レストランのホームページにアクセスするためのホーム
ページアドレスが記憶される。料理種別欄には、フレン
チ、イタリアン、中華、和食など会員レストランで提供
できる料理の種別が記憶される。収容可能人数欄には、
会員レストランに収容可能な人数が記憶される。設備欄
には、新郎・新婦・一般控室の有無、挙式場の有無、音
響の有無、トイレの有無などの課員レストランの設備に
ついての情報が提示されている。

【００３５】料理値段欄には、会員レストランで提供さ
れる料理の値段が記憶される。飲み物欄には、ビール、
ウィスキー、日本酒、ワイン、ジュースなどの会員レス
トランで提供可能な飲み物が記憶される。備考欄には、
会員レストランの特徴となる事項が記憶される。

【００３６】メッセージ記憶部３３には、挙式カップル
の友人など電子メールやチャットなどで受け取ったメッ
セージが記憶されている。メッセージ記憶部３３に記憶
されたメッセージは披露宴時などに披露宴会場などから
アクセスして、取り出すことができる。また、パスワー
ドなどを設定しておいて、必要に応じて取り出すように
することもできる。

【００３７】ホームページ記憶部３４には、挙式カップ
ルのホームページ及び会員レストランを紹介するホーム
ページが記憶されている。挙式カップルのホームページ
は、ＩＤやパスワードなどを入力することによりアクセ
ス可能とされており、例えば、お礼のメッセージや披露
宴の模様がビデオで紹介される。

【００３８】また、会員レストランのホームページは、
会員登録されたレストランが無料で開くことができるよ
うにされており、ウェディング主催者１３が端末装置２
３−１〜２３−ｎからアクセスすることにより、参照可
能である。

【００３９】情報処理部３５は、予め設定されたプログ
ラムに基づいて動作し、端末装置２３−１〜２３−ｎか
らのアクセス時の応答を行なうとともに、資料請求時の
リストの作成を行なう。

【００４０】次にシステムの動作について説明する。

【００４１】図６に本発明の一実施例の資料請求時の動
作説明図を示す。

【００４２】ステップＳ１−１でウェディング主催者１
３が端末装置２３−１〜２３−ｍのうちの一の端末装置
２３−ｉから協会サーバ２１にアクセスすると、協会サ
ーバ２１は、ステップＳ２−１で協会ホームページを端
末装置２３−ｉに送信する。端末装置２３−ｉは、ステ
ップＳ１−２で協会サーバ２１から協会ホームページを
受信すると、ステップＳ１−３で協会ホームページを表
示する。

【００４３】図７〜図１０に協会ホームページの表示画
面を示す図を示す。

【００４４】図７に示すように協会ホームページ画面Ｐ
１には、会員レストラン紹介ボタン３０１および挙式予
定カップル紹介ボタン３０２が含まれている。

【００４５】ステップＳ１−４で会員レストラン紹介ボ
タン３０１をクリックすると、会員レストラン紹介画面
要求が協会サーバ２１に送信される。協会サーバ２１
は、ステップＳ２−２で端末装置２３−ｉからの要求を
受信すると、ステップＳ２−３で会員レストラン一覧画
面を端末装置２３−ｉに送信する。端末装置２３−ｉ
は、ステップＳ１−５で協会サーバ２１からレストラン
一覧画面を受信すると、ステップＳ１−６で図８に示さ
れるようなレストラン一覧画面Ｐ２が表示される。

【００４６】レストラン一覧画面Ｐ２には、図８に示す
ように会員レストランホームページ要求ボタン４０１−
１〜４０１−ｒの一覧が表示されている。ステップＳ１
−７でレストラン一覧画面Ｐ２から所望のレストランを
選択し、所望のレストランのホームページ要求ボタン４
０１−ｉをクリックすると、レストランホームページ要
求が協会サーバ２１に送信される。

【００４７】協会サーバ２１は、ステップＳ２−４で端
末装置２３−ｉからのレストランホームページ要求を受
信すると、ステップＳ２−５で端末装置２３−ｉで選択
されたレストランのホームページを端末装置２３−ｉに
送信する。

【００４８】端末装置２３−ｉは、ステップＳ１−８で
協会サーバ２１からレストランホームページを受信する
と、ステップＳ１−９で図９に示すようなレストランホ
ームページＰ３を表示する。

【００４９】レストランホームページＰ３は、名称１０
１、レストランの雰囲気を視覚的に伝えるための写真１
０２、レストランの特長を伝える紹介文１０３、協会コ
メント１０４、資料請求ボタン１０５を含む構成とされ
ている。協会コメント１０４には、参考のために協会独
自に料理、設備、サービス、ロケーションなどの評価項
目１０４−１、１０４−２、１０４−３、１０４−４を
設け、☆印により評価が付与される。この協会コメント
１０４によりレストランウェディングの特長を明確に紹
介し、ホテルウェディングとの差異を明確にする。これ
によって、ホテルウェディングとレストランウェディン
グの誤解を避けることができる。

【００５０】ステップＳ１−１０で端末装置２３−ｉで
資料請求ボタン１０５がクリックされると、端末装置２
３−ｉは資料請求要求を協会サーバ２１に送信する。協
会サーバ２１は、ステップＳ２−６で資料請求要求を受
信すると、ステップＳ２−７で端末装置２３−ｉに登録
画面を送信する。

【００５１】端末装置２３−ｉは、ステップＳ１−１１
で協会サーバ２１から登録画面を受信すると、ステップ
Ｓ１−１２で図１０に示すような登録画面を表示する。

【００５２】登録画面Ｐ21は、図１０に示されるように
資料請求者を入力請求者氏名入力欄２０１−１、性別設
定欄２０１−２、資料届け先欄２０１−３、電話／ＦＡ
Ｘ番号入力欄２０１−４、挙式披露宴予定日入力欄２０
１−５、挙式スタイル設定欄２０１−６、披露宴スタイ
ル設定欄２０１−７、予定人数入力欄２０１−８、予定
費用入力欄２０１−９、送信ボタン２０２、取消ボタン
２０３から構成されている。

【００５３】図１０に示す登録画面の各欄に対応する事
項を入力、設定した後に送信ボタンをクリックする。端
末装置２３−ｉは、送信ボタン２０２がクリックされる
ことにより図１０に示す登録画面Ｐ21で入力された事項
を協会サーバ２１に送信する。協会サーバ２１は、ステ
ップＳ２−６で端末装置２３−ｉからの登録事項を受信
すると、ステップＳ２−９で受信した登録事項を顧客デ
ータベース３１に格納する。

【００５４】情報処理部３５は、ステップＳ２−１０で
顧客データベース３１の内容に基づいてレストラン１３
毎の資料請求リストを作成する。情報処理部３５で作成
された資料請求リストは、ステップＳ２−１１で通信制
御部３６を介して会員端末装置２２−１〜２２−ｎに送
信される。

【００５５】会員端末装置２２−１〜２２−ｎは、ステ
ップＳ３−１、Ｓ４−１で協会サーバ２１からの資料請
求リストを受信すると、受信した資料請求リストを表
示、又はプリントアウトする。会員レストランでは、ス
テップＳ３−２、Ｓ４−２で受信した資料請求リストに
基づいて各レストランの資料を資料請求者に電子メール
あるいは郵送により送付する。

【００５６】次に予約時の動作について説明する。

【００５７】図１１に本発明の一実施例の予約時の動作
説明図を示す。

【００５８】ウェディング主催者１３は、例えば、上記
のようにレストランウェディング協会１１のホームペー
ジにアクセスして、必要事項を入力することにより希望
するレストランの資料を入手する。ウェディング主催者
１３は、入手した資料に基づいてレストランを選択し、
レストランに対して下見を行う。このとき、レストラン
側では、レストランウェディング協会１１が実施する研
修などに出席した担当者がウェディング主催者１３を案
内する。

【００５９】ウェディング主催者１３は、ステップＳ１
−１１で下見の結果、レストランを決定し、予約を行な
う。このとき、ステップＳ３−１１のようにウェディン
グ主催者１３の日程がすでに決まっており、希望の日時
にレストランが既に予約済である場合には、そのレスト
ランは、ステップＳ３−１２でレストランウェディング
協会１１に対してウェディング主催者１３の紹介情報を
送信する。

【００６０】レストランウェディング協会１１は、レス
トランからウェディング主催者１３の紹介があると、ス
テップＳ２−１２で希望の日程、スタイルで予約可能な
レストランを検索して、ウェディング主催者１３に紹介
する。このとき、レストランウェディング協会１１は、
ウェディング主催者１３に対して紹介カードを発行す
る。

【００６１】ウェディング主催者１３は、ステップＳ１
−１２でレストランウェディング協会１１から紹介され
たレストランに紹介カードを受領すると、受領した紹介
カードのレストランの検討を行なう。このとき、紹介レ
ストランへの下見などを行なようにしてもよい。

【００６２】ステップＳ１−１４で検討結果、紹介レス
トランへの予約申込を行なう。このとき、紹介レストラ
ンに紹介カードを提示する。紹介レストランでは、ステ
ップＳ４−１１で成約が完了すると、ステップＳ４−１
２のようにウェディング主催者１３に対して料飲代の５
％の割引を行なう。ウェディング主催者１３は、ステッ
プＳ１−１５に示されるように第１希望のレストランで
はないが、希望の日時に披露宴を行なえるとともに、料
飲代の５％の割引を受けることができる。

【００６３】また、紹介を受けたレストランは、ステッ
プＳ４−１３に示されるように紹介カードをレストラン
ウェディング協会１１に提出する。レストランウェディ
ング協会１１は、ステップＳ２−１３で紹介カードを受
領すると、ステップＳ２−１４で紹介レストランに対し
て料飲代の１０％の手数料を請求する。

【００６４】紹介レストランは、ステップＳ４−１４で
レストランウェディング協会１１に料飲代の１０％を支
払う。レストランウェディング協会１１は、ステップＳ
２−１５で紹介レストランからの料飲代の１０％の支払
いを受け、そのうちの半分、すなわち、料飲代の５％を
手数料として受け取り、ステップＳ２−１６で残りの半
分、すなわち、料飲代の５％を紹介料としてウェディン
グ主催者１３を紹介をしてくれたレストランに支払う。
ステップＳ３−１３で紹介をしたレストランは、料飲代
の５％を紹介料として受領できる。

【００６５】すなわち、紹介を受けたレストランは、ウ
ェディング主催者１３の料飲代の１５％を還元し、ウェ
ディング主催者１３に５％、レストランウェディング協
会１１に５％、紹介をしてくれたレストランに５％を支
払うことになる。

【００６６】なお、本実施例では、ウェディング主催者
１３、レストランウェディング協会１１、紹介をしてく
れたレストランとで５％ずつ均等に分配しているが、分
配の比率は、５％である必要はなく、また、均等である
必要もない。また、本実施例では、紹介をうけたレスト
ランは、ウェディング主催者１３の料飲代の１５％を還
元しているが、１５％に限定されるものではない。

【００６７】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、請求の範囲の記載を逸脱することなく、
種々の変形例が可能である。

【００６８】

【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項１によれ
ば、パーティー主催者が希望する一のパーティー会場が
既予約済であった場合でも、他のパーティー会場がパー
ティー主催者に紹介されるので、パーティー主催者は自
ら再度パーティー会場を探す必要がなく、また、パーテ
ィー主催者が他のパーティー会場と予約した場合には、
割引が行なわれるので、パーティー主催者は利益を享受
でき、また、紹介を行なった一のパーティー会場には、
紹介料が支払われるので、予約が行なえなかった場合で
もパーティー紹介業者にパーティー主催者を紹介するこ
とにより利益を享受できるため、パーティー主催者の手
間を省けるとともに、パーティー会場の運用を効率よく
行なうことができる等の特長を有する。

【００６９】本発明の請求項２によれば、パーティー会
場紹介業者が一のパーティー会場からの紹介によりパー
ティー主催者に他のパーティー会場を紹介するときに、
パーティー主催者に紹介カードを提供し、他のパーティ
ー会場ではパーティー主催者から紹介カードが提示され
たときにパーティー主催者に割引を行なうことにより、
紹介カードに基づいて割引が行なわれるので、紹介の有
無を確実に認識できる等の特長を有する。

【００７０】本発明の請求項３によれば、パーティー会
場紹介業者でパーティー主催者からのパーティー会場へ
の資料請求を受付け、パーティー主催者のリストをパー
ティー会場に送付し、パーティー会場ではリストに基づ
いてパーティー主催者に資料を送付することにより、パ
ーティー主催者に対して各パーティー会場で作成した独
自の資料を提供でき、各パーティー会場の特長を独自に
宣伝できる等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のビジネスモデルを説明する
ための図である。

【図２】本発明の一実施例のシステム構成図である。

【図３】本発明の一実施例の協会サーバのブロック構成
図である。

【図４】本発明の一実施例の顧客データベースのデータ
構成図である。

【図５】本発明の一実施例の会員データベースのデータ
構成図である。

【図６】本発明の一実施例の資料請求時の動作説明図で
ある。

【図７】協会ホームページの画面を示す図である。

【図８】協会ホームページの画面を示す図である。

【図９】協会ホームページの画面を示す図である。

【図１０】協会ホームページの画面を示す図である。

【図１１】本発明の一実施例の予約時の動作説明図を示
す。

【符号の説明】

１１ レストランウェディング協会１１ １２−１〜１２−ｎ レストラン １３ ウェディング主催者 ２１ 協会サーバ ２２−１〜２２−ｎ 会員端末装置 ２３−１〜２３−ｍ 端末装置

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 パーティー主催者が希望する一のパーテ
   ィー会場が既予約済であった場合に、該一のパーティー
   会場が該パーティー主催者をパーティー会場紹介業者に
   紹介し、 前記パーティー会場紹介業者は、他のパーティー会場を
   前記パーティー主催者に紹介し、 前記パーティー主催者が前記他のパーティー会場と予約
   した場合に、前記他のパーティー会場は前記パーティー
   主催者に割引を行なうとともに、前記パーティー会場紹
   介業者に手数料を支払い、 前記パーティー会場紹介業者は、紹介料を前記一のパー
   ティー会場に支払うことを特徴とするパーティー会場紹
   介方法。
2. 【請求項２】 前記パーティー会場紹介業者は、前記一
   のパーティー会場からの紹介により前記パーティー主催
   者に前記他のパーティー会場を紹介するときに、前記パ
   ーティー主催者に紹介カードを提供し、 前記他のパーティー会場は、前記パーティー主催者から
   前記紹介カードが提示されたときに、前記パーティー主
   催者に割引を行なうことを特徴とする請求項１記載のパ
   ーティー会場紹介方法。
3. 【請求項３】 前記パーティー会場紹介業者は、前記パ
   ーティー主催者から前記パーティー会場への資料請求を
   受付け、 前記資料請求があった前記パーティー主催者のリストを
   前記パーティー会場に送付し、 前記パーティー会場は、前記リストに基づいて前記パー
   ティー主催者に前記資料を送付することを特徴とする請
   求項１又は２記載のパーティー会場紹介方法。