JP2002155551A - 水栓用レバーハンドル - Google Patents

水栓用レバーハンドル

Info

Publication number
JP2002155551A
JP2002155551A JP2000353693A JP2000353693A JP2002155551A JP 2002155551 A JP2002155551 A JP 2002155551A JP 2000353693 A JP2000353693 A JP 2000353693A JP 2000353693 A JP2000353693 A JP 2000353693A JP 2002155551 A JP2002155551 A JP 2002155551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever handle
faucet
parting line
lower members
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000353693A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Matsuyuki
淳一 松行
Hiroshi Nishijima
浩史 西島
Yoko Inakazu
曜子 稲数
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2000353693A priority Critical patent/JP2002155551A/ja
Publication of JP2002155551A publication Critical patent/JP2002155551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水栓用レバーハンドルの外観部のパーティン
グラインの除去加工を行う事無くパーティングラインに
起因するけがを予防し、また実使用時に手をすべりにく
くさせる。 【解決手段】 水栓用レバーハンドル本体を樹脂製の上
部部材とその軸方向に一体的に結合固着される樹脂製の
下部部材とで形成すると共に、上記上下両部材間に中部
部材を挟着する構造とし、上記上下両部材の外周もしく
は内外周端面部近傍に存在するパーティングラインを、
上記中部部材により隠蔽する事で上記上下両部材に存在
するパーティングラインがハンドル外観部の手に触れる
箇所に露出させないようにし、さらに上記中部部材の摩
擦係数を、上記上下両部材に比べ高くする事で実使用時
に手をすべりにくくさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ABS樹脂等の合
成樹脂製の水栓用レバーハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より水栓用レバーハンドルは、射出
成形用金型の型割りの構成上、手が触れる箇所にパーテ
ィングラインが生じ、それが原因となって手をけがする
という欠点があった。
【0003】また、水栓用レバーハンドルにめっきを施
すと、パーティングライン部のめっき密着性が他の部分
のそれと比較して劣る為、手が何度も触れる外観部のパ
ーティングラインからめっきが剥離し、さらに手をけが
しやすくなるという欠点があった。
【0004】そこで手をけがしない様、水栓用レバーハ
ンドルの外観部のパーティングラインを羽布研磨加工等
により除去していた。
【0005】また、従来より水栓用レバーハンドルは、
実使用時に手がすべりやすく、使いにくいという欠点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の水栓用レバーハ
ンドルは、外観部の手が触れる箇所にパーティングライ
ンが存在するため、手をけがすることがあり、まためっ
きを施した場合は、そのパーティングラインからめっき
が剥離し、より手をけがしやすい状態であった。そのた
め、外観部のパーティングラインを羽布研磨加工等によ
り除去していた。
【0007】また従来の水栓用レバーハンドルは、実使
用時に手がすべり、使いにくいという欠点があった。
【0008】本発明は、上述の不具合を解決するため
に、水栓用レバーハンドルの外観部のパーティングライ
ンの除去加工を行う事無く、パーティングラインに起因
するけがを予防し、また実使用時に手をすべりにくくさ
せることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、水栓用レバーハンドル本体を樹脂
製の上部部材とその軸方向に一体的に結合固着される樹
脂製の下部部材とで形成すると共に、上記上下両部材間
に中部部材を挟着する構造とし、上記上下両部材の外周
もしくは内外周端面部近傍に存在するパーティングライ
ンを、上記中部部材により隠蔽する事で上記上下両部材
に存在するパーティングラインがハンドル外観部の手に
触れる箇所に露出させないようにする。
【0010】さらに上記中部部材の摩擦係数を、上記上
下両部材に比べ高くする事で実使用時に手をすべりにく
くさせる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係る水栓用
レバーハンドルの外部構成を示し、図1(a)は正面
図、図1(b)は側面図、図1(c)は図1(a)のA
−A線断面図、図1(d)は図1(c)のB部拡大断面
図を示す。図2は本発明の一実施形態に係る水栓用レバ
ーハンドルの部材構成を示す分解斜視図である。
【0013】上記水栓用レバーハンドルAは、例えば水
栓金具の止水・吐水切り替えをするための機構部の取っ
手として用いられるものである。図2において、上記水
栓用レバーハンドルAは、樹脂製の上部部材1の非外観
部に設けられたピン11を中部部材2に設けられた穴1
2を通して、樹脂製の下部部材3の非外観部に設けられ
た穴部13に差し込んで組み合わせることにより、上部
部材1と下部部材3により中部部材2を挟み込む形態で
構成される。
【0014】中部部材2を上下両部材の材質より摩擦係
数が大きく、弾性限界の大きなTPEもしくはゴムで成
形することにより、中部部材2がすべり止めの機能を発
現し、実使用時に手がすべりにくい水栓用レバーハンド
ルとなる。
【0015】図1において、中部部材2の外周隆起部2
aにより、上部部材1及び下部部材3の内外周端面部近
傍のパーティングライン4が覆い隠される形態となる
為、パーティングライン4が外観に露呈されない。
【0016】よって、外観部が上部部材1と中部部材2
と下部部材3から構成されるハンドルAは、パーティン
グラインに起因する手のけがを予防し、上部部材1と下
部部材3がめっきされている場合については、パーティ
ングラインからめっきが剥離することがなく、また、手
がすべりにくい水栓用レバーハンドルとなる。
【0017】さらに上部部材1と下部部材3は、従来の
一体成形で作成したものに比べ薄肉に成形可能なため、
ひけが生じにくい。よって、上部部材1と中部部材2と
下部部材3から構成されるハンドルは、今までひけの問
題で成形不可能であった形状に関しても成形可能となる
為、より意匠性に優れたハンドルが作成可能となり、合
成樹脂原料の使用量も減少するという効果も確認され
た。また、中部部材の表面にシボ等の凹凸を設けること
により、手がすべりにくくすることが出来る。
【0018】なお、上述した内容は、あくまで本発明の
各実施形態や、その変形例に関するものであって、本発
明が上述内容にのみ限定されることを意味するものでな
いのは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、水栓用レバーハ
ンドルを上部部材と下部部材により中部部材を挟み込む
形態とし、この中部部材により上下両部材の外周あるい
は内外周端面近傍のパーティングラインを覆い隠し、外
観部の手の触れる箇所に露出させないようにする。
【0020】上記のようにすることにより、水栓用レバ
ーハンドルについて、パーティングラインに起因する手
のけがを予防し、水栓用レバーハンドルがめっきされて
いる場合は、パーティングラインからのめっきの剥離を
防止出来る。
【0021】また、水栓用レバーハンドルについて、中
部部材の摩擦係数を、上下両部材に比べ高くしたり、中
部部材の表面に凹凸を設けることにより、手がすべりに
くくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のハンドルの外部構成を示す正面
図、側面図、A−A断面図、B部拡大断面図。
【図2】一実施形態のハンドルの部材の構成を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
1 上部部材 2 中部部材 2a 外周隆起部 3 下部部材 4 パーティングライン 11 ピン 12 穴 13 穴部
フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BD03 BE11 3J070 AA03 BA11 BA74 CA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル本体を、外周もしくは内外周端
    面部近傍にパーティングラインが存在する樹脂製の上部
    部材と、その軸方向に一体的に結合固着される、外周も
    しくは内外周端面部近傍にパーティングラインが存在す
    る樹脂製の下部部材とで形成すると共に、上記上下両部
    材間に中部部材を挟着してなる水栓用レバーハンドルで
    あって、上記上下両部材の外周もしくは内外周端面部近
    傍に存在するパーティングラインを上記中部部材により
    隠蔽した事を特徴とする水栓用レバーハンドル。
  2. 【請求項2】 上記中部部材の摩擦係数を、上記上下両
    部材に比べ高くした事を特徴とする請求項1記載の水栓
    用レバーハンドル。
  3. 【請求項3】 上記中部部材の表面に凹凸を有する事を
    特徴とする請求項1乃至2いずれか記載の水栓用レバー
    ハンドル。
  4. 【請求項4】 上記中部部材の弾性限界を、上記上下両
    部材に比べ大きくした事を特徴とする請求項1乃至3い
    ずれか記載の水栓用レバーハンドル。
JP2000353693A 2000-11-21 2000-11-21 水栓用レバーハンドル Pending JP2002155551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000353693A JP2002155551A (ja) 2000-11-21 2000-11-21 水栓用レバーハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000353693A JP2002155551A (ja) 2000-11-21 2000-11-21 水栓用レバーハンドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002155551A true JP2002155551A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18826408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000353693A Pending JP2002155551A (ja) 2000-11-21 2000-11-21 水栓用レバーハンドル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002155551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082100A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 水栓

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082100A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 水栓
JP7129636B2 (ja) 2017-10-31 2022-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 水栓

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6453562B1 (en) Baby spoons and method of manufacture
US5857241A (en) Soft grip handle
USD970341S1 (en) Plastic cover
WO2006064843A1 (ja) 鋏における指掛部構造
JP2019522526A (ja) 歯間クリーナー
JP4511813B2 (ja) 鋏における把持柄
JP2002155551A (ja) 水栓用レバーハンドル
US5568888A (en) Composite molded knife sheath
JPH11131741A (ja) 手摺り
KR200403717Y1 (ko) 휴대전화 본체용 커버
US2903713A (en) Sanitary replaceable toilet seat cover
JP3620025B2 (ja) 筆記具
JP3075158U (ja) 巻尺ケース
JP3747568B2 (ja) 風呂蓋
JP4945038B2 (ja) 筆記具の軸筒
JP5180533B2 (ja) 手持具
JP2002039702A (ja) 巻尺ケース
US11986086B2 (en) Interdental cleaning tool
JPS6036087Y2 (ja) テ−ブルエツジの取付け構造
JPS5828609Y2 (ja) 健康治療具
KR200294481Y1 (ko) 팩 의자
KR970004632Y1 (ko) 육묘용 포트
JP3090113U (ja) ソフト留め螺子
KR200354944Y1 (ko) 때밀이기
KR200369472Y1 (ko) 세족기 겸용 때밀이 구