JP2002154385A - 車両用モール - Google Patents

車両用モール

Info

Publication number
JP2002154385A
JP2002154385A JP2000353263A JP2000353263A JP2002154385A JP 2002154385 A JP2002154385 A JP 2002154385A JP 2000353263 A JP2000353263 A JP 2000353263A JP 2000353263 A JP2000353263 A JP 2000353263A JP 2002154385 A JP2002154385 A JP 2002154385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
roof
groove
vehicle
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000353263A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Shiraki
雄彦 白木
Masao Kobayashi
政男 小林
Sadao Nada
貞雄 灘
Yoji Iwasaki
洋士 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2000353263A priority Critical patent/JP2002154385A/ja
Publication of JP2002154385A publication Critical patent/JP2002154385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量化を図りつつも、外観品質を良好に維持す
ることのできる車両用モールを提供する。 【解決手段】ルーフモール20は、長尺状のモール本体
21と複数のクリップ30とを備える。モール本体21
は、例えばアイオノマー樹脂からなる意匠部22と、例
えばオレフィン系熱可塑性エラストマーからなり、その
長手方向と直交する面の断面が略コ字状に形成された中
間部23と、オレフィン系熱可塑性エラストマーからな
るリップ部24とを有する。中間部23の上底部23a
及びアウトサイドパネル14側の側部23bに、その長
手方向の全長にわたってアルミニウム製のインサート2
5,26を埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両のル
ーフ部及びピラー部の一部に形成された溝部内に収容さ
れるモールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の外観品質の向上、すなわ
ち、意匠性の向上を主な目的として、車両のルーフ部及
びピラー部の溝部の一部に長尺状のモールが設けられる
ことがある。
【0003】そして、このようなモールとしては、モー
ル本体を金属材料により形成した金属製モールがある。
同金属製モールの本体は、外部から視認される外面が、
例えばフィルム材により覆われたり、塗装されたりして
いる。また、前記本体には、例えばクリップ部材に係止
される被係止部が設けられている。そして、被係止部と
クリップ部材とを、モール本体の長手方向において所定
の間隔をもって係止させることで、モール本体を前記溝
部内に固定するようになっている。
【0004】また、同じくモールとしては、モール本体
を樹脂材料により形成した樹脂製モールもある。この場
合、同樹脂製モールの本体には、側方に延びるリップ部
が突出形成され、同リップ部を前記溝部の内面に係止さ
せることで、モール本体を溝部内に取着するようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら前記
従来のモールにおいては、それぞれ次のような問題点が
あった。
【0006】すなわち、前記金属製のモールにあって
は、そのモール本体を例えば、プレス成形により形成す
る必要があり、製造コストの増大を招く要因となってい
た。また、近年、車両の軽量化要求の高まりの中でモー
ル本体は金属材料からなるため、軽量化が困難であると
いう問題もあった。
【0007】一方、前記樹脂製のモールにあっては、所
定の剛性を確保して、外観品質を良好に保つとともに、
前記リップ部の保持力を確保する必要がある。このた
め、モール本体を前記溝部をほぼ埋める程度の材料で形
成する必要があって、軽量化にも自ずと限界があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、軽量化を図りつつも、外観品質を良好に維持する
ことのできる車両用モールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、車両用モールに係る本願請求項1に記載の発明は、
車両のルーフ部及びピラー部の少なくとも一部に形成さ
れた溝部内に収容される長尺状の車両用モールにおい
て、前記モールの本体は、樹脂材料によりその長手方向
と直交する面の断面を略コ字状に形成するとともに、少
なくとも1本のインサートを有し、同本体がこれとは別
に設けられる複数の固定部材を介して前記溝部内に固定
するようにしたことを要旨とするものである。
【0010】この本願請求項1に記載の発明では、モー
ルの本体を樹脂材料から断面略コ字状に形成することで
軽量化を図ることができる。また、モールの本体にイン
サートを設けることで、同モールの本体の剛性を高める
ことができる。このため、モールに対して外部から力が
作用したとしても、モール本体における固定部材間で同
モールの本体が溝部の内底面に向かって沈み込むことが
抑制される。また、同じくインサートを設けることで、
モールの本体の長手方向における寸法管理を精度よく行
うことができる。このため、モール本体が溝部に対して
短くなったりするのが抑制される。これらによって、モ
ールの外観品質を良好に維持することができる。
【0011】また、本願請求項2に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記モールの本体は、
外部から視認される意匠部を有した基部と、同基部の裏
面から前記溝部の内底面に向かって突出するとともに、
前記固定部材に係止される被係止部とを備え、前記イン
サートを前記基部及び前記被係止部の少なくとも一方に
設けたことを要旨とするものである。
【0012】この本願請求項2に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、インサートをモ
ールの本体の基部に設けることで、モールの本体に対す
る長手方向の寸法管理を更に精度よく行うことができ
る。一方、モール本体が沈み込む際には、被係止部にお
ける長手方向の延び量が特に大きくなる。これに対し
て、インサートをモールの本体の被係止部に設けること
で、被係止部の延びが抑制され、モール本体に外部から
の力が作用したとしても、モール本体の沈み込みが効果
的に抑制され、ひいてはモールの外観品質をさらに良好
に維持することができる。
【0013】また、本願請求項3に記載の発明は、前記
請求項1または請求項2に記載の発明において、前記モ
ールの本体には、少なくとも前記ルーフ部に対応する部
分の全長にわたって同本体から外方に延びるとともに、
前記溝部の側壁部に弾性的に当接するリップ部を設けた
ことを要旨とするものである。
【0014】この本願請求項3に記載の発明では、前記
請求項1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、
モールに、ルーフ部に降った雨水を集めて排水するレイ
ンガータ機能を持たせることができる。
【0015】また、本願請求項4に記載の発明は、前記
請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記モールは、前記ルーフ部に収容されるルー
フモールと前記ピラー部に収容されるウインドウモール
とを備え、これらルーフモール及びウインドウモールを
一体に形成したことを要旨とするものである。
【0016】この本願請求項4に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、部品点数の削減を図ることができるとと
もに、さらなる意匠性の向上を図ることができる。
【0017】また、本願請求項5に記載の発明は、前記
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記固定部材はクリップ部材からなることを要
旨とするものである。
【0018】この本願請求項5に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、簡単な構成でモール本体を溝部内に取り
付けることができて、その取付作業も容易に行うことが
できる。
【0019】また、本願請求項6に記載の発明は、前記
請求項5に記載の発明において、前記クリップ部材は、
両面テープによって前記溝部の内底面に貼着したことを
要旨とするものである。
【0020】この本願請求項6に記載の発明では、前記
請求項5に記載の発明の作用に加えて、車体内への雨水
等の侵入をより確実に抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の車両用モールを
ルーフ部に取着されるルーフモールに適用した一実施の
形態について、図1〜図3を参照して説明する。
【0022】図1に示すように、このルーフモール20
は、車両のルーフ部11の両側部にそれぞれ沿うように
設けられ、ルーフ部11のフロントガラス側の端部から
リアガラス側の端部にほぼわたる長尺状をなしている。
【0023】図2に図1の2―2線部に沿った断面構造
を示すように、ルーフ部11の両側部にはそれぞれ、上
方側が開口した断面略コ字状の溝部12が形成されてい
る。同溝部12は、ルーフ部11を構成するルーフパネ
ル13とアウトサイドパネル14とがそれぞれ折り曲げ
られ、両パネル13,14が接合される部分に形成され
ている。そして、ルーフモール20はそれぞれ、この各
溝部12内に収容されている。
【0024】同図2及び図3に示すように、本実施の形
態にあっては、ルーフモール20は、樹脂材料からなる
モール本体21と、例えば樹脂材料、金属材料からなる
クリップ30とを備えている。そして、モール本体21
は、外部から視認される意匠部22と、同意匠部22の
下方に設けられる中間部23と、同中間部23から外方
に延びるリップ部24とを備えている。
【0025】意匠部22は、例えばアイオノマー樹脂か
ら形成されている。そして、同意匠部22は、前記溝部
12の全体にわたってその開口をほぼ塞ぐように設けら
れている。
【0026】また、中間部23は、例えばオレフィン系
熱可塑性エラストマー(TPO)から形成されている。
同中間部23は、その長手方向と直交する面の断面が下
方に開口する略コ字状をなしている。すなわち、同中間
部23は、その意匠部22と当接する上底部23aと、
同上底部23aの両端部から前記溝部12の内底面に向
かって突出する側部23bとを有している。また、同側
部23bの下端にはそれぞれ、中間部23の内面側に突
出するとともに、前記クリップ30に係止される係止爪
23cが形成されている。
【0027】また、上底部23aの中央部には、その長
手方向の全体にわたって、例えば線材のアルミニウム製
インサート25が埋設されている。さらに、前記アウト
サイドパネル14側の側部23bの下端部近傍にもその
長手方向の全体にわたって、同じく線材のアルミニウム
製インサート26が埋設されている。これら各インサー
ト25,26は、中間部23の成形と同時に埋設され
る。
【0028】また、リップ部24は、前記中間部より硬
度の低い、つまり柔らかいオレフィン系熱可塑性エラス
トマーから形成されている。同リップ部24は、前記ル
ーフパネル13側の側部23bの下端面から突出するよ
うに設けられている。そして、ルーフモール20が溝部
12に取着されると、リップ部24は溝部12の内面に
弾性的に当接して、ルーフ部11に降った雨水を集めて
排水するレインガータが構成されるようになっている。
【0029】このような構成のモール本体21は、例え
ば、公知の押出成形法によって形成され、これら意匠部
22、中間部23及びリップ部24が一体同時成形され
る。一方、クリップ30は、前記溝部12の内底面に対
して固定される固定部31と、同固定部31から突出し
て前記ルーフモール20の中間部23の内面に係入され
る一対の壁部32とを備えている。そして、両壁部32
の上端部にはそれぞれ、これら壁部32の外側方に突出
するとともに、前記中間部23の係止爪23cに係合す
る係合爪33が形成されている。また、同クリップ30
は、溝部12内において所定だけ隔てて複数設けられ、
固定部31の下面に貼着された両面テープ35によって
溝部12の内底面に貼着されている。
【0030】このようなルーフモール20は、例えば、
以下のように組み付けられる。まず、予め両面テープ3
5が貼着された複数のクリップ30をルーフ部11の溝
部12に対して所定位置に貼着する。次いで、モール本
体21を溝部12の開口を塞ぐように配置し、同モール
本体21におけるクリップ30と対応する部分の上部を
溝部12の内底面に向かって押し込む。すると、中間部
23の係止爪23cがクリップ30の係合爪33に係止
されて、モール本体21が溝部12内に固定されるよう
になる。
【0031】従って、本実施の形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)本実施の形態のルーフモール20では、樹脂製の
モール本体21を断面略コ字状に形成した。このため、
ルーフモール20の軽量化を図ることができる。
【0032】(2)本実施の形態のルーフモール20で
は、中間部23の上底部23aにインサート25を埋設
した。このため、モール本体21に対する長手方向の寸
法管理を精度よく行うことができる。従って、モール本
体21が温度変化等により溝部12に対して大きく伸縮
するのが抑制され、ひいてはルーフモール20の外観品
質を良好に維持することができる。
【0033】(3)また、中間部23の側部23bにイ
ンサート26を埋設した。このため、モール本体21の
剛性を効果的に高めることができる。従って、ルーフモ
ール20に対して外部から力が作用したとしても、モー
ル本体21におけるクリップ30間で同モール本体21
が溝部12の内底面に向かって沈み込むことが抑制さ
れ、ひいてはルーフモール20の外観品質をさらに良好
に維持することができる。また、同モール本体21を溝
部12内に保持するためのクリップ30の数を削減する
ことができる。
【0034】(4)本実施の形態のルーフモール20で
は、モール本体21にリップ部24を設けた。このた
め、ルーフモール20にルーフ部11に降った雨水を集
めて排水するレインガータ機能を持たせることができ
る。
【0035】(5)本実施の形態のルーフモール20で
は、クリップ30を用いてモール本体21を溝部12内
に固定した。このため、簡単な構成でモール本体21を
溝部12内に取り付けることができて、その取付作業も
容易に行うことができる。
【0036】(6)本実施の形態のルーフモール20で
は、クリップ30を両面テープ35によって溝部12の
内底面に貼着した。このため、車体内への雨水等の侵入
をより確実に抑制することができる。
【0037】(変更例)なお、本発明の実施の形態は、
以下のように変更してもよい。 ・前記実施の形態では、意匠部22をアイオノマー樹脂
から形成し、中間部23及びリップ部24をオレフィン
系熱可塑性エラストマー(TPO)から形成する構成と
した。しかし、これら意匠部22、中間部23、及びリ
ップ部24の材質はこれらに限定されない。これら意匠
部22、中間部23、及びリップ部24はそれぞれ、例
えば、オレフィン系(TPO)、アイオノマー樹脂、ポ
リエステル系(TPEE)、スチレン系(SBC)、ウ
レタン系(TPU)、ポリアミド系(TPAE)、1,
2―ポリブタジエン系、ポリ塩化ビニル系(TPV
C)、フッ素系、塩素化ポリエチレン系、シリコーン系
等の熱可塑性エラストマー、及びポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PE
T、PBT)、ポリエチレン(PE)等の合成樹脂、及
びエチレン―プロピレン―ジエン三元共重合体(EPD
M)等のゴム系材料から形成する構成としてもよい。
【0038】・また、前記実施の形態では、両面テープ
35を用いてクリップ30を溝部12の内底面に貼着す
る構成としたが、これには限定されない。クリップ30
の固定に関しては、例えば、接着剤を用いるようにして
もよい。
【0039】・また、図4に示すように、前記溝部12
の内底面には、所定数の貫通孔12aを設けるととも
に、クリップ30には、該貫通孔12aに挿通して、そ
の縁部に係合する係合爪34を設ける。そして、この係
合爪34を前記貫通孔12aの縁部に係止させること
で、クリップ30を溝部12内に固定するようにしても
よい。なお、このようにした場合には、溝部12とクリ
ップ30との間にパッキン40を介装することが望まし
い。
【0040】・また、前記実施の形態では、クリップ3
0を用いる構成としたが、ルーフモール20の固定部材
としてはクリップには限定されない。これをクリップ3
0に代えて、例えば、リテーナ等を介して溝部12内に
ねじ止めする構成としてもよい。
【0041】・また、前記実施の形態では、ルーフ部1
1に収容されるルーフモール20の例を示したが、本発
明は、車両のピラー部15に設けられるウインドウモー
ル16にも同様に適用することができる。
【0042】・また、図5に示すように、ルーフモール
20とウインドウモール16とが一体に形成されていて
もよい。このようにした場合には、部品点数の削減を図
ることができるとともに、車両上部におけるさらなる意
匠性の向上を図ることができる。
【0043】・前記実施の形態では、モール本体21に
リップ部24を設けたが、同リップ部24は省略しても
よい。なお、このようにした場合には、例えば、意匠部
22等により溝部12の開口を塞ぐようにすることが望
ましい。
【0044】・また、前記実施の形態では、インサート
26を線材としたが、同インサート26は線材には限定
されない。これを例えば図6に示すように、板材として
もよい。また同じく、インサート25についても、板材
としてもよい。
【0045】・また、前記実施の形態では、各インサー
ト25,26の材質をアルミニウムとしたが、これらイ
ンサート25,26の材質はアルミニウムには限定され
ない。これらの材質は例えば、鉄等の金属、あるいは、
例えばポリプロピレン等をガラス繊維等で強化した樹
脂、など任意に選ぶことができる。
【0046】・また、前記実施の形態では、インサート
26を中間部23に埋設する構成とした。しかし、同イ
ンサート26を、例えば図7に示すように、中間部23
の表面に表出するように設けてもよい。
【0047】・また、前記実施の形態では、インサート
26を中間部23のアウトサイドパネル14側の側部2
3bに埋設する構成とした。これに対して、同インサー
ト26を中間部23のルーフパネル13側の側部23b
に埋設するようにしてもよいし、ルーフパネル13側及
びアウトサイドパネル14側の側部23bのそれぞれに
埋設するようにしてもよい。
【0048】・また、前記実施の形態では、インサート
25をモール本体21の中間部23の上底部23aに埋
設し、インサート26を中間部23のアウトサイドパネ
ル14側の側部23bに埋入する構成とした。しかし、
これら各インサート25,26のうち一方を省略する構
成としてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1に記
載の発明によれば、モールの本体の軽量化を図ることが
できるとともに、剛性を高めることができる。このた
め、外力によるモール本体の固定部材間での変形及び温
度変化等による伸縮が抑制され、モールの外観品質を良
好に維持することができる。
【0050】また、本願請求項2に記載の発明によれ
ば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、モール
の本体の長手方向における寸法管理を更に精度よく行う
ことができたり、モール本体の変形を効果的に抑制で
き、モールの外観品質をさらに良好に維持することがで
きる。
【0051】また、本願請求項3に記載の発明によれ
ば、前記請求項1または請求項2に記載の発明の効果に
加えて、ルーフモールにレインガータ機能を持たせるこ
とができる。
【0052】また、本願請求項4に記載の発明によれ
ば、前記請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、部品点数の削減を図ることがで
きるとともに、さらなる意匠性の向上を図ることができ
る。
【0053】また、本願請求項5に記載の発明によれ
ば、前記請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、簡単な構成でモール本体を溝部
内に取り付けることができて、その取付作業も容易に行
うことができる。
【0054】また、本願請求項6に記載の発明によれ
ば、前記請求項5に記載の発明の効果に加えて、車体内
への雨水等の侵入をより確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のルーフモールの取り付け状態を示
す斜視図。
【図2】図1の2―2線断面図。
【図3】図1のルーフモールの一部を切り欠いて示す分
解斜視図。
【図4】変更例のルーフモールの断面構造を示す断面
図。
【図5】他の変更例のルーフモールの取り付け状態を示
す斜視図。
【図6】他の変更例のルーフモールの断面構造を示す断
面図。
【図7】他の変更例のルーフモールの断面構造を示す断
面図。
【符号の説明】
11…ルーフ部、12…溝部、15…ピラー部、16…
ウインドウモール、20…車両用モールとしてのルーフ
モール、21…モール本体、22…意匠部、23…中間
部、23a…基部としての上底部、23b…被係止部と
しての側部、24…リップ部、25,26…インサー
ト、30…固定部材としてのクリップ、35…両面テー
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 灘 貞雄 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 岩崎 洋士 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 Fターム(参考) 3D023 AA01 AB01 AC06 AC08 AD07 AD11 AD26 AD27 AD31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のルーフ部及びピラー部の少なくとも
    一部に形成された溝部内に収容される長尺状の車両用モ
    ールにおいて、 前記モールの本体は、樹脂材料によりその長手方向と直
    交する面の断面を略コ字状に形成するとともに、少なく
    とも1本のインサートを有し、同本体がこれとは別に設
    けられる複数の固定部材を介して前記溝部内に固定する
    ようにしたことを特徴とする車両用モール。
  2. 【請求項2】前記モールの本体は、外部から視認される
    意匠部を有した基部と、同基部の裏面から前記溝部の内
    底面に向かって突出するとともに、前記固定部材に係止
    される被係止部とを備え、前記インサートを前記基部及
    び前記被係止部の少なくとも一方に設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の車両用モール。
  3. 【請求項3】前記モールの本体には、少なくとも前記ル
    ーフ部に対応する部分の全長にわたって同本体から外方
    に延びるとともに、前記溝部の側壁部に弾性的に当接す
    るリップ部を設けたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の車両用モール。
  4. 【請求項4】前記モールは、前記ルーフ部に収容される
    ルーフモールと前記ピラー部に収容されるウインドウモ
    ールとを備え、これらルーフモール及びウインドウモー
    ルを一体に形成したことを特徴とする請求項1〜請求項
    3のうちいずれか一項に記載の車両用モール。
  5. 【請求項5】前記固定部材はクリップ部材からなること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に
    記載の車両用モール。
  6. 【請求項6】前記クリップ部材は、両面テープによって
    前記溝部の内底面に貼着したことを特徴とする請求項5
    に記載の車両用モール。
JP2000353263A 2000-11-20 2000-11-20 車両用モール Pending JP2002154385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000353263A JP2002154385A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 車両用モール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000353263A JP2002154385A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 車両用モール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002154385A true JP2002154385A (ja) 2002-05-28

Family

ID=18826050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000353263A Pending JP2002154385A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 車両用モール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002154385A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082332A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Katayama Kogyo Co Ltd 自動車用モール及びその取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082332A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Katayama Kogyo Co Ltd 自動車用モール及びその取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5799442A (en) Door glass weather strip
US8549790B2 (en) Weatherstrip assembly
JP4577339B2 (ja) ドアウエザストリップ
EP1232887A2 (en) Door frame structure of motor vehicle
US5108147A (en) Device for fastening a headliner to the roof frame of a sliding or sliding/lifting roof structure
US20130152472A1 (en) Weatherstrip incorporating pinch sensor, new pinch sensors, and associated method
JP2008132864A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2003054329A (ja) 自動車のルーフサイド部構造
US11338659B2 (en) Method of making a weather strip and bright strip assembly for a vehicle door
JP2007076441A (ja) ガラスラン
JP2002154385A (ja) 車両用モール
JP2021154874A (ja) ドアウェザストリップ
JP4762964B2 (ja) ドアウエザストリップの取付構造
US9174591B2 (en) Roof molding
JP6372415B2 (ja) クォータ部材の取付構造
JP2009006851A (ja) ドアウエザストリップ
JPH0948241A (ja) 車両用ドアハーネス配索構造
JP2006056301A (ja) ウェザストリップ
JP2002154323A (ja) 車両用ウインドウモール
US6932422B2 (en) Attachment structure of weather strip for motor vehicle
JP5003966B2 (ja) 可動ルーフパネルの排水構造
JPH0628332Y2 (ja) ウインドウモールディングの取付装置
JP4612486B2 (ja) ドアグラスランのコーナー部構造
JP3919948B2 (ja) ヒドンサッシ型ウェザストリップ
GB2421268A (en) Sealing, trimming and finishing strips and vehicle doors incorporating such strips