JP2002153467A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

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JP2002153467A
JP2002153467A JP2000353742A JP2000353742A JP2002153467A JP 2002153467 A JP2002153467 A JP 2002153467A JP 2000353742 A JP2000353742 A JP 2000353742A JP 2000353742 A JP2000353742 A JP 2000353742A JP 2002153467 A JP2002153467 A JP 2002153467A
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JP
Japan
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flexible
flexible substrate
ultrasonic
ultrasonic endoscope
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000353742A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ohara
健一 大原
Toshiyuki Hashiyama
俊之 橋山
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】湾曲部の屈曲動作が繰り返されてもフレキシブ
ル基板に施されている配線が断線し難い、耐久性の優れ
た超音波内視鏡を提供すること。 【解決手段】湾曲部2内でフレキシブル基板40を並列
に複数に分割し、その一枚又は複数枚毎に可撓性のある
熱収縮チューブ41で密着被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波プローブ
と光学観察用の対物光学系とが挿入部の先端に併設され
た超音波内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡は、一般の内視鏡と同様に
挿入及び誘導を容易に行えるように、操作部からの遠隔
操作によって屈曲する湾曲部が挿入部可撓管の先端に連
結されている。
【0003】また、超音波内視鏡においては、超音波プ
ローブに入出力される信号を伝送するための信号伝送部
材を挿入部内に挿通配置する必要があり、近年は、湾曲
部内における信号伝送部材としていわゆるフレキシブル
基板が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような超音波内視
鏡においては、湾曲部が屈曲することによりフレキシブ
ル基板を長手方向(挿入部の軸線方向)に伸縮させよう
とする力が作用する。
【0005】その結果、フレキシブル基板が圧縮力によ
って波打った状態と真っ直ぐに伸ばされた状態を繰り返
すことになって、フレキシブル基板に施されている配線
が断線してしまう故障が発生する場合があった。
【0006】そこで本発明は、湾曲部の屈曲動作が繰り
返されてもフレキシブル基板に施されている配線が断線
し難い、耐久性の優れた超音波内視鏡を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の超音波内視鏡は、挿入部を形成する可撓管
部の先端に遠隔操作によって屈曲する湾曲部が連結され
て、超音波信号を発受信するための超音波プローブと光
学観察を行うための対物光学系とが湾曲部より先端側の
部分に配置され、超音波プローブに入出力される信号を
湾曲部内において伝送するための信号伝送部材としてフ
レキシブル基板が用いられた超音波内視鏡において、湾
曲部内でフレキシブル基板を並列に複数に分割し、その
一枚又は複数枚毎に可撓性のある熱収縮チューブで密着
被覆したものである。
【0008】なお、フレキシブル基板が、複数枚重ね合
わされた状態でその外側から熱収縮チューブによって密
着被覆されていると、それによっても腰の強さが補強さ
れて配線が座屈により断線し難くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は超音波内視鏡を示しており、体腔内に
挿入される可撓管部1の先端に遠隔操作によって屈曲す
る湾曲部2が連結されて、その湾曲部2の先端に連結さ
れた先端部本体3に筒状の超音波プローブ4が取り付け
られている。
【0010】先端部本体3には、その他にも、光学観察
のための対物光学系及び光学観察像を撮像するための固
体撮像素子や、光学観察範囲を照明するためのライトガ
イドファイババンドルの射出端等が内蔵されている。
【0011】可撓管部1の基端に連結された操作部5に
は、湾曲部2を屈曲操作するための湾曲操作ノブ6等が
配置されている。湾曲部2は、上下左右四方向に屈曲自
在であり、図2には、上方向に途中まで屈曲した状態が
二点鎖線で図示されている。
【0012】可撓管部1内と湾曲部2内の全長にわたっ
て、処置具を挿通するための処置具挿通チャンネル10
が挿通配置されており、処置具挿通チャンネル10への
処置具類の挿入口7が、操作部5の下端部に斜め上方に
向けて突出配置されている。
【0013】操作部5に連結された第1の連結可撓管8
の先端には、図示されていないビデオプロセッサに接続
されるビデオ信号コネクタ部81とライトガイドコネク
タ部82とが並んで設けられ、第2の連結可撓管9の先
端には、図示されていない超音波信号処理装置に接続さ
れる超音波信号コネクタ部91が設けられている。
【0014】図3は挿入部の先端部分を示しており、先
端部本体3の先端面に配置された観察窓11から前方が
光学観察される。超音波プローブ4は、脱気水等によっ
て膨らませられるバルーン12によって囲まれていて、
軸線周りに放射状に超音波を発受信して超音波断層像を
得ることができる。
【0015】図4は、超音波プローブ4の軸線と垂直な
断面における断面図であり、軸線周りの例えば270°
(上方向を中心に左右135°ずつ)の範囲に超音波信
号が発受信(電子走査)され、軸線に対して垂直方向に
ラジアル走査が行われる。
【0016】この超音波プローブ4の後端部には、超音
波プローブ4に入出力される信号を伝送するための配線
が施されたフレキシブル基板が接続されていて、図5に
示されるように、先端部本体3から後方に向かってフレ
キシブル基板40が延出している。
【0017】フレキシブル基板40は、単体の展開図で
ある図6に示されるように、超音波プローブ4との接続
部付近では幅の広い一枚の基板であって、それより後方
の湾曲部2内に位置する部分は、全体の幅が広げられて
並列に八等分に分割されている。
【0018】したがって、湾曲部2内においては、フレ
キシブル基板40上の配線の幅を超音波プローブ4との
接続部分付近より広く形成することができ、それによっ
て配線の機械的強度を大きくして断線に対する耐久性を
向上させることができる。
【0019】そのような展開形状のフレキシブル基板4
0は、超音波プローブ4との接続部付近では、図5にお
けるVII−VII断面を示す図7に示されるように超音波プ
ローブ4との接続に適するように走査範囲と同じ270
°程度の円弧状に形成され、湾曲部2と先端部本体3と
の境界部付近では、VIII−VIII断面を示す図8に示され
るようにほぼ360°の円弧状に形成されている。
【0020】図5に戻って、湾曲部2内で八分割されて
並列に配置されたフレキシブル基板40は、各々が異な
る長さに形成されているが、一番短いフレキシブル基板
40でも湾曲部2内を通過して可撓管部1内に到る長さ
に設定されている。
【0021】そして、図9に示されるように、可撓管部
1内に挿通配置された信号ケーブル50の複数の信号線
51と各フレキシブル基板40の配線とが、可撓管部1
内において接続されている。
【0022】図1は、湾曲部2の軸線に垂直な断面(図
5におけるI−I断面)における断面図であり、90°
間隔で湾曲部2の上下左右位置の内周面に配置されたワ
イヤガイド21に操作ワイヤ20が軸線方向に進退自在
に挿通配置されていて、湾曲部2は、操作部5側から牽
引された操作ワイヤ20の位置する方向に屈曲する。
【0023】湾曲部2の内部空間には、前述のフレキシ
ブル基板40と処置具挿通チャンネル10の他にも、内
視鏡観察像の撮像信号等を伝送するためのビデオ用信号
ケーブル14、照明光を伝送するライトガイドファイバ
バンドル15、バルーン12への脱気水注排水チューブ
17等の各種内蔵物が挿通配置されている。
【0024】フレキシブル基板40は二枚ずつ重ね合わ
されてその周囲に可撓性のある熱収縮チューブ41が収
縮被覆されることによりそれらが一体化され、全体とし
て四つに分かれて配置されている。
【0025】熱収縮チューブ41としては、例えばポリ
エステル系、ポリエチレン系、フッ素樹脂系又はシリコ
ン系等の合成樹脂チューブが用いられ、フレキシブル基
板40に緩く被せられてから加熱されてフレキシブル基
板40の外周面に密着している。
【0026】その結果、湾曲部2が屈曲されてフレキシ
ブル基板40が圧縮力により波打った状態になる際に
は、熱収縮チューブ41によって、フレキシブル基板4
0の曲がりが極端に小さくならないように緩和され、湾
曲部2が繰り返し屈曲されてもフレキシブル基板40に
施されている配線が断線し難い。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば図10に示されるように、フレキシ
ブル基板40を熱収縮チューブ41で被覆する前に、フ
レキシブル基板40を弾力性のある薄いシリコンゴムチ
ューブ43等で被覆して位置決め固定する構成をとって
もよい。
【0028】また、熱収縮チューブ41は一枚のフレキ
シブル基板40に対して密着被覆してもよく、例えば図
11に示されるように、八分割されたフレキシブル基板
40を、二枚重ね合わせたもの三組と単体のもの二組な
どの組み合わせに分けて配置してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、湾曲部内でフレキシブ
ル基板を並列に複数に分割し、その一枚又は複数枚毎に
可撓性のある熱収縮チューブで密着被覆したことによ
り、湾曲部が屈曲されてフレキシブル基板が圧縮力によ
り波打った状態になる際には、熱収縮チューブによって
フレキシブル基板の曲がりが極端に小さくならないよう
に緩和され、湾曲部が繰り返し屈曲されてもフレキシブ
ル基板に施されている配線が断線し難く、優れた耐久性
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の超音波内視鏡の湾曲部の平面
断面図(図5におけるI−I断面図)である。
【図2】本発明の実施例の超音波内視鏡の全体側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例の超音波内視鏡の挿入部の先端
部分の側面図である。
【図4】本発明の実施例の超音波内視鏡の挿入部の先端
部分の略示平面断面図である。
【図5】本発明の実施例の超音波内視鏡の挿入部の外皮
類を取り除いた状態で示す側面略示図である。
【図6】本発明の実施例のフレキシブル基板の展開図で
ある。
【図7】本発明の実施例のフレキシブル基板の図5にお
けるVII−VII断面図である。
【図8】本発明の実施例のフレキシブル基板の図5にお
けるVIII−VIII断面図である。
【図9】本発明の実施例のフレキシブル基板と信号ケー
ブルとの接続部付近の側面図である。
【図10】本発明の第2の実施例のフレキシブル基板の
板面に垂直な断面における断面図である。
【図11】本発明の第3の実施例の超音波内視鏡の湾曲
部の平面断面図である。
【符号の説明】
1 可撓管部 2 湾曲部 4 超音波プローブ 40 フレキシブル基板 41 熱収縮チューブ 43 シリコンゴムチューブ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA21 DA03 DA12 DA17 DA51 GA02 4C061 CC06 DD03 FF32 FF45 JJ11 LL02 NN01 NN05 NN10 SS01 WW16 4C301 AA02 BB03 BB24 CC01 EE12 FF05 FF15 GA02 GB06 GB08 GC17 JA13 JA17 JA19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部を形成する可撓管部の先端に遠隔操
    作によって屈曲する湾曲部が連結されて、超音波信号を
    発受信するための超音波プローブと光学観察を行うため
    の対物光学系とが上記湾曲部より先端側の部分に配置さ
    れ、上記超音波プローブに入出力される信号を上記湾曲
    部内において伝送するための信号伝送部材としてフレキ
    シブル基板が用いられた超音波内視鏡において、 上記湾曲部内で上記フレキシブル基板を並列に複数に分
    割し、その一枚又は複数枚毎に可撓性のある熱収縮チュ
    ーブで密着被覆したことを特徴とする超音波内視鏡。
  2. 【請求項2】上記フレキシブル基板が、複数枚重ね合わ
    された状態でその外側から上記熱収縮チューブによって
    密着被覆されている請求項1記載の超音波内視鏡。
JP2000353742A 2000-11-21 2000-11-21 超音波内視鏡 Pending JP2002153467A (ja)

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