JP2002153425A - 歯用ミラー装置 - Google Patents

歯用ミラー装置

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JP2002153425A
JP2002153425A JP2000353812A JP2000353812A JP2002153425A JP 2002153425 A JP2002153425 A JP 2002153425A JP 2000353812 A JP2000353812 A JP 2000353812A JP 2000353812 A JP2000353812 A JP 2000353812A JP 2002153425 A JP2002153425 A JP 2002153425A
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objective lens
intraoral
mirror device
unit
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JP2000353812A
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Taketo Kondo
健人 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】口腔内部に挿入される検視鏡部の向きを変化さ
せてもファイバースコープ先端に取り込んだ映像と眼鏡
側接眼レンズから見える映像の位置が把握できる歯用ミ
ラー装置を提供すること。 【解決手段】歯用ミラー装置1は、ファイバースコープ
10と、筒状操作部20と、本体ケース30と、コネク
タ40と、眼鏡型保持部50と、からなる。この歯用ミ
ラー装置1では、筒状操作部20における筒状部21の
外周面に突起25が形成され、固定部31の挿入軸部3
9に突起片35が形成され、突起片35が突起25に回
転摺動自在に嵌合されている。従って、歯用ミラー装置
1の使用者が検視鏡部28を口腔内に挿入し、筒状操作
部20の中心軸を回転軸として回転させてもファイバー
スコープ10は固定部31と接着され、固定部31は本
体ケース30、保持突起34と一体である握り部を使用
者が持つことにより、動かない状態が保持でき、その結
果接眼レンズ13に結像される映像の向きを変化させな
いようにできるので、口腔内の歯の映像をしっかりと、
しかも直接見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯用ミラーに関し
ファイバースコープ等の映像撮影用ケーブルを用いて、
口腔内の正面から見にくい歯の裏側等の箇所を見るため
に使用する歯用ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のミラーとしては、例え
ば鏡を備えた検視鏡部を柄の先端に傾斜状に設けられた
ものがあった。しかし、この歯用ミラーでは、自分で自
分自身の口腔内に挿入された際に歯の歯垢や歯と歯の間
に挟まった汚物、口腔内の正面から見にくい歯の裏側等
の箇所を見るためには別の鏡を通して見るので極めて困
難であり、効率が悪いという問題があった。
【0003】そこで、従来においては、例えば、実願平
11−7462号公報に開示されているように、検視鏡
部の周囲に照明用の光源が設けられている。
【0004】又、従来においては、例えば、特願平5−
175210号公報に開示されているように、検視鏡部
をミラーホルダーに着脱自在にすると共に、ミラーホル
ダーに電球等の光源を設けておき、該光源からの光をミ
ラーに照射して口腔内を被観察箇所に照明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のこ
の種のミラーはいずれにしても第三者がのぞいて検査を
行い、あるいわ、使用者が自分自身の歯を見るのに見に
くい。
【0006】ミラーホルダーに電球等の光源を設けてお
き、該光源からの光をミラーに照射して口腔内を被観察
箇所に照明するにおいても、照明用の光源と検視鏡部と
の距離が離れている為、本来映し出したい歯の歯垢や歯
と歯の間に挟まった汚物、口腔内の正面から見にくい歯
の裏側等の箇所は照らされにくいものである。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、従って本発明の技術的課題は、照明用
の光源を検視出来る範囲に直接検視鏡部に的確に照ら
し、映し出される映像箇所を集中的に照らす。更に自分
で自分自身の口腔内に挿入された際に歯の歯垢や歯と歯
の間に挟まった汚物、口腔内の正面から見にくい歯の裏
側等の箇所を見るための歯用ミラー装置を供給すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目
的を達成するためになされた本発明の歯用ミラー装置
は、一端に対物レンズが設けられ、該対物レンズを介し
て取り込まれた映像を他端に伝送するイメージ伝送手段
を有する口腔内映像撮影用ケーブルと、前記口腔内映像
撮影用ケーブルの前記対物レンズ側の端部近傍に配置さ
れ、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対物レンズ側
の端部近傍部分が挿入された挿入穴を有する筒状部、該
筒状部の前記対物レンズ側の端部の少なくとも一部から
突出し、該端部から離れる方向に延在する軸部、該軸部
の終端に前記対物レンズの視野に入るように設けられ、
口腔内に挿入された際に歯の歯垢や歯と歯の間に挟まっ
た汚物を発見するよう構成された歯用ミラー付き検視
部、を有する筒状操作部と、前記筒状操作部が前記口腔
内映像撮影用ケーブルに対して前記軸部の中心軸部に沿
う方向に動くことを規制すると共に、前記筒状操作部が
前記口腔内映像撮影用ケーブルに対して前記軸部の中心
軸部を回転軸として回転することを可能にする筒状操作
部保持手段と、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対
物レンズと反対側の端部に設けられ、前記イメージ伝送
手段を介して伝送された映像を出力するための出力手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0009】このように構成された本発明の歯用ミラー
装置によれば、対物レンズの視野が検視鏡部の範囲に設
けられているので、対物レンズを介して口腔内に挿入さ
れた際に歯の歯垢や歯と歯の間に挟まった汚物等の映像
を口腔内映像撮影用ケーブルに取り込むことができる。
そしてまれた映像は、イメージ伝送手段によって口腔内
映像撮影用ケーブルの反対側の端部に設けられた出力手
段に出力されることになる。
【0010】従って、本発明の歯用ミラー装置の使用者
が検視部に鏡を備えた歯用ミラー付き検視部を口腔内の
歯の歯垢や歯と歯の間に挟まった汚物、口腔内の正面か
ら見にくい歯の裏側等の箇所の映像を出力手段を介して
見ることができる。
【0011】また、本発明では、筒状操作部が、筒状操
作部保持手段部と一体となるように設けられた握り部に
よって、口腔内映像撮影用ケーブルに対し保持されてい
るので、出力手段に出力される映像の向きが、歯用ミラ
ー付き検視部の向きに依存して変化することがない。つ
まり、筒状操作部は、筒状操作部保持手段部と一体とな
るように設けられた握り部によって、挿入穴の中心軸に
沿う方向への口腔内映像撮影用ケーブルに対する動きが
規制されているものの、挿入穴の中心軸を回転とした口
腔内映像撮影用ケーブルに対する回転が可能とされてい
るので、挿入穴の中心軸を回転として歯用ミラー付き検
視部の向き(筒状操作部)を回転させても、口腔内映像
撮影用ケーブルが歯用ミラー付き検視部と一体となって
回転することはない。従って、出力手段に出力される映
像が歯用ミラー付き検視部の回転に伴って回転すること
はなく、該出力映像の向きは一定となる。
【0012】また、本発明において、前記筒状操作部保
持手段部は、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対物
レンズ側の端部近傍に固定して設けられた固設係合部
と、前記筒状操作部に設けられ、前記固設係合部に係合
された筒状操作部側係合部と、からなるものであっても
良い。
【0013】ここで、固設係合部及び筒状操作部側係合
部の態様については、相互に係合した状態で筒状操作部
保持手段として機能するものであれば、とくに具体的限
定はなく、例えば、固設係合部及び筒状操作部側係合部
を下記のようにレール溝または突起片として構成するも
のであっても良い。
【0014】即ち、筒状部の挿入穴内に配置された部分
を有し、口腔内映像撮影用ケーブルの対物レンズ側の端
部近傍部分が嵌合された透孔を有する固定部を備え、固
定部の挿入穴内の部分の外周面と筒状部の挿入穴の内周
面とのうちいずれか一方に周方向に延びるレール溝が形
成され、固定部と筒状部の挿入穴の内周面とのうちレー
ル溝を有していない他方のレール溝に対応する箇所にレ
ール溝の回転摺動自在に嵌合された突起片が形成された
ものであっても良いのである。尚、この様態において
は、レール溝と突起片とのうち固定部に設けられた一方
が固設係合部に相当し、筒状部の挿入穴の内周面に設け
られた他方が筒状操作部側係合部に相当する。
【0015】そして、この様態では、挿入穴の中心軸を
回転軸として筒状操作部を回転させると、突起片がレー
ル溝内を摺動するので、口腔内映像撮影用ケーブルが動
かない状態で筒状操作部だけを回転させることが可能に
なる。一方、筒状操作部を口腔内映像撮影用ケーブルに
対して挿入穴の中心軸に沿う方向に動かそうとしても、
その動きは、突起片とレール溝との係合により規制され
ることになる。
【0016】尚、挿入穴の中心軸を回転軸として筒状操
作部を回転させた場合に、筒状操作部に連動して口腔内
映像撮影用ケーブルが動いてしまうことを確実に防止す
るためには、口腔内映像撮影用ケーブルの対物レンズ側
の端部近傍部分に握り部を設けることが好ましい。この
ようにすれば、出力映像の向きの変化を確実に防止する
ことができる。
【0017】一方、本発明において、前記出力手段を当
該口腔内視鏡装置の使用者の左右の眼球のうちの一方の
眼球の前に配置するための眼鏡型保持部を備え、該眼鏡
型保持部は、該眼鏡型保持部を前記使用者の頭部に装着
した際に前記使用者の一方の眼球の前に配置する部分
に、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記出力手段側の
端部を保持する出力手段保持部を有するよう構成されて
も良い。
【0018】このように眼鏡型保持部を設ければ、眼鏡
型保持部を使用者の頭部に装着した状態で使用者の姿勢
が変化しても、出力手段を使用者の眼球の前に配置した
状態を保持し続けることができ、使用者は常に出力手段
から出力される映像を見続けることができる。
【0019】一方、本発明において上記のように眼鏡型
保持部を用いれば、使用者がどのような姿勢をとってい
ても出力手段からの映像を見続けることができるので、
使用者が使い勝手良く口腔内を確認することができる。
また、上記のように使用者の眼球の前に出力手段を配置
した状態を保持し続けることができるようにするため、
本発明においては、当該歯用ミラー装置の使用者が装着
した眼鏡またはサングラスのレンズにおける前記使用者
と反対側の面に対向して前記出力手段が配置されるよ
う、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記出力手段側の
端部を前記眼鏡またはサングラスに対して着脱自在に保
持する保持手段を備えても良い。
【0020】つまり、使用者が日常使用している市販の
眼鏡またはサングラスを用意すれば、この眼鏡またはサ
ングラスに保持手段を介して口腔内映像撮影用ケーブル
の出力手段側の端部を保持させることができ、この状態
の眼鏡またはサングラスを使用者が装着すれば、使用者
は眼鏡またはサングラスのレンズを介して、出力手段か
らの映像を見続けることができる。従って、眼鏡型保持
部を設ける場合と同様に、使用者が使い勝手良く口腔内
を確認することができる。
【0021】また、保持手段を構成する部材の大きさ
は、眼鏡またはサングラスのレンズに口腔内映像撮影用
ケーブルの出力手段側の端部を保持させ得る程度であれ
ば良いので、眼鏡型保持部の代わりに保持手段を備える
態様においては、使用者の頭部に装着可能な大きさに構
成しなければならない眼鏡型保持部を備える態様に比べ
て、当該歯用ミラー装置全体の大きさを小さくすること
が可能になる。
【0022】また、一方、本発明において、前記口腔内
映像撮影用ケーブルは、前記イメージ伝送手段を、多数
本の光ファイバーを一体に束ねることにより形成された
イメージ伝送用光ファイバーケーブルとしてなるファイ
バースコープであり、前記出力手段は前記イメージ伝送
用光ファイバーケーブルの前記対物レンズと反対側の端
部に設けられた接眼レンズであるよう構成されても良
い。
【0023】このファイバースコープにおいては、対物
レンズ据えた像(口腔内の映像等)が、イメージ伝送用
光ファイバーケーブルを介して接眼レンズに結像される
こととなる。従って、この場合、使用者は、検視鏡部を
口腔内に挿入した際に接眼レンズに映し出される口腔内
の映像を見ることができる。
【0024】また、口腔内映像撮影用ケーブルの出力手
段側の端部の接眼部をデジタルカメラ、ビデオカメラ等
に接続し、モニターを介して見ることもできる。
【0025】一方、本発明においては、照明用光源と、
該照明用光源に電力供給を行う電源と、前記口腔内映像
撮影用ケーブルに沿って設けられ、一端で受け取った前
記照明用光源からの光を、前記口腔内映像撮影用ケーブ
ルの前記対物レンズ側の端部近傍に配置された他端まで
伝送する照明光伝送手段と、からなる口腔内照明手段を
備えていることが好ましい。
【0026】このようにすれば、電源から電力供給を受
けて発光する照明用光源からの光が口腔内映像撮影用ケ
ーブルの対物レンズ側の端部近傍に配置された照明光伝
送手段の端部に伝送されるので、検視鏡部を口腔内に挿
入した際に、照明光伝送手段の端部まで伝送された光で
口腔内を照らすことができる。従って、口腔内映像撮影
用ケーブルにて口腔内の映像を好適に撮影することが可
能となる。
【0027】また、このように口腔内照明手段を備え、
且つ、筒状操作部保持手段が固設係合部と筒状操作部固
設係合部とからなる態様においては、照明用光源及び電
源が、固設係合部と一体となるように設けられた収納ケ
ース内に設けられていても良い。
【0028】このようにすれば、収納ケースが当該当該
歯用ミラー装置の他の部品に対して分離して設けられて
いる場合に比べ、当該当該歯用ミラー装置が使用時にお
いて扱い易くなる。また、このように照明用光源が固設
係合部と一体とされた収納ケース内に配置されると、照
明用光源と口腔内映像撮影用ケーブルの対物レンズ側の
端部との間の距離が短くなるので、照明光伝送手段の全
長を短くすることができる。
【0029】更に、照明用光源及び電源が収納された収
納ケースが口腔内映像撮影用ケーブルの対物レンズ側の
端部近傍部分における握り部として機能し、挿入穴の中
心軸を回転軸として筒状操作部を回転させた場合に、筒
状操作部に連動して口腔内映像撮影用ケーブルが動いて
しまうことを確実に防止することが可能になる。
【0030】また、本発明においては、前記口腔内映像
撮影用ケーブルの対物レンズ側の端部近傍の箇所におけ
る前記照明光伝送手段が、光透過性材料からなる前記筒
状部であるよう構成しても良い。
【0031】また、本発明においては、前記検視鏡部の
淵の樹脂部に歯ブラシを全周に設けられてもよい。
【0032】このようにすれば、使用者が前記検視鏡部
を確認しながら歯ブラシで歯を磨くことができる。ま
た、第三者が口腔内を当該歯用ミラー装置を使って相手
の口腔内を確認しながら歯ブラシで歯を磨くこともでき
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
共に説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例としての歯用ミラ
ー装置1の全体的構成を示す斜視図である。図1に示す
如く、本実施例の歯用ミラー装置1はファイバースコー
プ10と筒状操作部20と、本体30と、コネクタ40
と、眼鏡型保持部50と、からなる。歯用ミラー装置1
は、眼鏡型保持部50を歯用ミラー装置1の使用者の頭
部に装着した状態で、筒状操作部20が有する検視鏡部
28(後述)を口腔内に挿入すれば、ファイバースコー
プ10に取り込まれた口腔内の映像を見て確認できるよ
う構成されたものである。
【0034】まず、図2及び図3を用いて、歯用ミラー
装置1の構成について説明する。ここで、図2は、歯用
ミラー装置1における筒状操作部20近傍の構造を示す
縦断面図であり、また、図3は、歯用ミラー装置1にお
けるコネクタ40近傍の構造を示す縦断面図である。
【0035】ファイバースコープ10は、筒状操作部2
0側の一端に対物レンズ11を備え、対物レンズ11か
ら取り込まれた映像を、イメージ伝送用光ファイバーケ
ーブル12を介してコネクタ40側の他端に伝送するも
のである。この他端には接眼レンズ13(図3参照)が
設けられており、接眼レンズ13には対物レンズ11か
ら伝送された映像が結像されるよう構成されている。ま
た、イメージ伝送用光ファイバーケーブル12は、多数
本の光ファイバーを一体に束ね、この光ファイバーの束
にポリウレタン、ナイロン等のチューブ材を被覆させた
ものである。
【0036】筒状操作部20は、筒状部21と、検視鏡
部28と、からなり、ファイバースコープ10の対物レ
ンズ側の端部近傍に配置されている。筒状部21は、フ
ァイバースコープ10の対物レンズ11側の端部近傍部
分が挿入された挿入穴22を有する長尺状部材であり、
対物レンズ11側の端部である前端26a近傍部分の外
径が口腔内に挿入されるよう縮径されている。筒状部2
1は、透明樹脂等の光透過性材料で形成されている。
【0037】挿入穴22は、筒状部21の長手方向に沿
って設けられた穴である。挿入穴22は、筒状部21の
後端26bにのみ開口端23を有し、該開口端23から
ファイバースコープ10が挿入されている。つまり、挿
入穴22における開口端23と反対側の端部は蓋板24
で閉ざされ、当該蓋板24は、挿入穴22に挿入された
ファイバースコープ10の対物レンズ11が外部に露出
しないよう該対物レンズ11を覆っているのである。
【0038】また、挿入穴22の内周面の形状は挿入穴
22の長手方向を法線方向とする任意の平面で切断した
横断面の形状が略円形になるよう構成されている。挿入
穴22の内径は、当該挿入穴22の軸方向(長手方向)
に沿って2段階に異なっている。つまり、まず、挿入穴
22における開口端23と反対側の部分は大径部22a
となっており、ファイバースコープ10に固定された固
定部31の挿入軸部39における対物レンズ11側の端
部31a近傍部分が回転摺動自在に挿入された状態とな
っている。また、挿入穴22における開口端23と反対
側の部分(対物レンズ11側の部分)は大径部22aに
比べ内径が縮径された小径部22bとなっており、固定
部31に設けられた透孔32(後述)を貫通したファイ
バースコープ10の対物レンズ11側の端部近傍部分が
回転摺動自在に挿入された状態となっている。
【0039】また、大径部22a外周面における開口端
23近傍の箇所には、筒状操作部側係合部としての突起
25が設けられている。突起25は、大径部22a外周
面上で周方向に延びるように形成されている。また、突
起25は、本体ケース30に設けられた突起片35(後
述)が回転摺動自在に嵌合されている。
【0040】図1及び図2に示すように、検視鏡部28
が筒状部21に連結されており、すなわち、検視鏡部2
8が前端26aから離れる方向に突出し、検視鏡部28
が対物レンズ11の視野内に位置した状態となる。更
に、検視鏡部28がファイバースコープ10軸部の中心
軸部に対し傾斜角45°から55°の範囲にあり、検視
鏡部28に鏡29を取り付けた構成となっている。
【0041】固定部31はファイバースコープ10の対
物レンズ11側の端部近傍部分の長手方向に沿って対物
レンズ11側に延設された挿入軸部39と、本体ケース
30とからなる。本体ケース30、固定部31は樹脂材
料で形成されている。
【0042】固定部31には、透孔32が設けられてい
る。透孔32は、固定部31の後端31bから挿入軸部
39の対物レンズ11側の端部31aに至るまでの部分
を貫通する穴であり、当該透孔32にはファイバースコ
ープ10が貫通した状態で固定されている。具体的に
は、ファイバースコープ10の対物レンズ11側の端部
近傍部分が透孔32端部31a開口部32aから突出した
状態となるよう固定部31とファイバースコープ10と
が接着剤等で固定されている。
【0043】上述のように挿入軸部39の端部31a近
傍部分は挿入穴22の大径部22aに挿入された状態に
なっているが挿入軸部39の該当部分の下面には突起2
5に対応する箇所に、固設径合部としての突起片35が
設けられている。突起片35は挿入軸部39の外周面下
方に延びているように形成されており、本実施例では、
当該外周面下方を突起となるよう構成されている。突起
片35は突起25に回転摺動自在に嵌合されている。即
ち、挿入穴22の中心軸を回転軸として筒状操作部20
を回転させると、突起片35が突起25内を摺動するの
で、固定部31(延いては、ファイバースコープ10)
が動かない状態で筒状操作部20だけを回転させること
ができる。一方、筒状操作部20を固定部31(延いて
は、ファイバースコープ10)に対して挿入穴22の中
心軸に沿う方向に動かそうとしても、その動きは、突起
片35が突起25との係合により規制されることにな
る。
【0044】図2に示すように、本体ケース30は、固
定部31、収納部33、保持突起34と、からなる。収
納部33は照明用光源36(発光ダイオード等)と、照
明用光源36に電力供給を行う電源38(リチウム電池
等)と、電源スイッチ37とが収納された筐体である。
収納部33は電源38から照明用光源36への電力供給
のON/OFFを切り替える電源スイッチ37が設けら
れている。
【0045】また、本実施例では、使用者が本体ケース
30及び収納部33と筒状部21に沿って突出する保持
突起34部を持つ際に、保持突起34を使用者の親指と
人差指との間に動かないように保持された状態にすれ
ば、筒状操作部20の回転に連動してファイバースコー
プ10が動いてしまうことを確実に防止することが可能
となるのである。
【0046】コネクタ40は、ファイバースコープ10
の接眼レンズ13側の端部を眼鏡型保持部50に設けら
れたあな51a(後述)の中央付近に保持されるための
部材であり、ゴム等の弾性材料で形成されている。コネ
クタ40は、略中央に貫通穴41(図3参照)を有する
円盤状部材であり、該貫通穴41には、ファイバースコ
ープ10の接眼レンズ13側の端部近傍部分が嵌合固定
されている。コネクタ40の接眼レンズ13側の面であ
る眼球対向面42には、その縁部に沿って当該眼球対向
面42を取り囲むように環状突起片63が設けられてい
る。環状突起片43の先端43a近傍における眼球対向
面42の縁部側の面には、眼球対向面42に近づく程長
く突出した逆止片44が設けられている。
【0047】眼鏡型保持部50は、市販のサングラスの
レンズ51に環状突起片43嵌合用の穴51a(図3参
照)を設ける加工を加えてなるものである。レンズ51
上の穴51aは、眼鏡型保持部50を歯用ミラー装置1
の使用者が装着したときに使用者の一方の眼球(本実施
例では右側の眼球)の前に配置される部分に形成されて
いる。
【0048】穴51aには、眼鏡型保持部50装着時に
接眼レンズ13が使用者の眼球に対向した状態になるよ
うに環状突起片43が嵌合されている。具体的には、逆
止片44の眼球対向面42側の面44aと面44aの対向
面42aとの間に穴51a近傍のレンズ51が挟持された
状態にすることにより、ファイバースコープ10の接眼
レンズ13側の端部が眼鏡型保持部50に固定されてい
る。
【0049】そして、本実施例の歯用ミラー装置1を使
用する際には、まず、眼鏡型保持部50を当該歯用ミラ
ー装置1の使用者の頭部に装着し、接眼レンズ13が使
用者の眼球の前に配置された状態にする。次に、筒状部
21を一方の手で持ち、収納部33に設けられた電源ス
イッチ37をONにした状態で検視鏡部28を口腔内に
挿入して、接眼レンズ13に結像された口腔内の映像を
見て確認することができる。
【0050】このとき、照明用光源36からの光は、対
物レンズ11近傍のイメージ伝送用光ファイバーケーブ
ル12に沿って設けられた筒状部21の後端26b付近
から筒状部21内(詳しくは、挿入穴22に挿入された
挿入軸部39をも介して筒状部21内)に導入され、筒
状部21内を伝播した後、前端26aから検視鏡部28
にある鏡29を介して反射され口腔内を照らす。従っ
て、ファイバースコープ10による口腔内映像の撮影は
好適に行われることになる。
【0051】また、筒状部21の前端26aから突出し
た検視鏡部28がファイバースコープ10の中心軸部に
対し傾斜角45°〜55°の範囲にあり、該検視鏡部2
8に鏡29を備え、対物レンズ11の視野内に設置され
ている。
【0052】また、本実施例では、ファイバースコープ
10の接眼レンズ13側の端部がコネクタ40と穴51
aとの係合によって眼鏡型保持部50に保持されている
ので、眼鏡型保持部50を使用者の頭部に装着した状態
で使用者の姿勢が寝転んだ姿勢等に変化しても、接眼レ
ンズ13を使用者の眼球の前に配置した状態を保持し続
けることができる。即ち、使用者は、眼鏡型保持部50
を頭部から外さない限り常に接眼レンズ13を介して口
腔内の映像を見続けることができ、使い勝ってよく口腔
内を確認することができる。尚、本実施例の眼鏡型保持
部50は、市販のサングラスに穴51aを形成する追加
工を行うことにより、簡単に形成されるものなので、歯
用ミラー装置1全体の製造コストを低めに抑えることが
できる。
【0053】また、本実施例では、筒状操作部20が、
突起片35と突起25との係合によって、ファイバース
コープ10に対して保持されているので、接眼レンズ1
3を介して使用者の見る映像の向きが、検視鏡部28の
向きに依存して変化することがない。
【0054】つまり、上述の如く、筒状操作部20は、
ファイバースコープ10の動きを伴うことなく挿入穴2
2の中心軸を回転軸とした回転ができるよう構成されて
いるので、挿入穴22の中心軸を回転軸として筒状操作
部20を回転させても、接眼レンズ13に結像される口
腔内の映像が検視鏡部28の回転に伴って回転すること
なく、該映像の向きは一定となる。
【0055】また、本実施例では、ファイバースコープ
10の対物レンズ11が筒状部21における蓋板24で
覆われているので、蓋板24が設けられていない場合に
比べて、歯用ミラー装置1の使用後に筒状操作部20の
前端26a付近に付いた唾液を取り除き、または、筒状
操作部20を取り替えてファイバースコープ10、対物
レンズ11を長期間に渡って不具合なく使用することが
できる。
【0056】本実施例では、コネクタ40と穴51aと
の組み合わせが本発明の出力手段保持部に相当し、固定
部31と筒状部21との組み合わせが本発明の照明光伝
送手段に相当する。
【0057】尚、上記実施例1においては、固定部31
及び筒状部21を光透過性材料からなるものとすること
により固定部31及び筒状部21の内部を照明用光源3
6からの光が伝播するよう構成されている。
【0058】更に、固定部31の端部31aから筒状部
21の前端26a付近まで光を伝播させるため、端部3
1aから上記の照明光伝送用光ファイバーを突出させ、
該照明光伝送用光ファイバーを小径部22b内のファイ
バースコープ10に沿って前端26a近傍に至るまで延
設させても良い。
【0059】また、コネクタ40を眼鏡型保持部50に
固定させるのではなく、CCD等の映像素子の前に配置
させるよう構成し、接眼レンズ13に結像された映像が
上記映像素子にて取り込まれ、取り込まれた映像がモニ
タ等に表示されるよう構成しても良い。このようにすれ
ば、対物レンズ11で取り込んだ口腔内の映像を一度に
複数人で見ることが可能になる。
【0060】また、上記実施例1では、歯用ミラー装置
1の使用者の眼球の前に接眼レンズ13を配置した状態
を保持し続けることができるようにするため、コネクタ
40を眼鏡型保持部50の穴51aに固定させるよう構
成したが、このように歯用ミラー装置1の使用者の眼球
の前に接眼レンズ13を配置する態様としては、上記実
施例1のものの他に種々の態様が考えられる。
【0061】例えば、帽子(図示省略)にコネクタ40
固定用の固定具(図示省略)を設け、該固定具にコネク
タ40を固定させた状態で当該帽子を使用者が被れば接
眼レンズ13が使用者の眼球の前に配置された態様とな
るよう構成されたものであって良い。
【0062】また、例えば、歯用ミラー装置1の使用者
が装着した市販の眼鏡またはサングラスのレンズにおけ
る使用者と反対側の面に接眼レンズ13が対向して配置
された態様でコネクタ40が当該眼鏡またはサングラス
に保持されるように構成されたものであっても良い。以
下、このようにレンズ表面に接眼レンズ13が対向した
状態で保持される態様の具体例を図4を参照して説明す
る。
【0063】図4(a)は、市販の眼鏡70の一方のレ
ンズ71の表面71a(具体的には、使用者が眼鏡90
を装着した際に当該使用者と反対側となる面)に接眼レ
ンズ13が対向した状態となるように、コネクタ40を
保持させる保持具60を眼鏡70及びコネクタ40と共
に示した斜視図である。
【0064】図4(a)に示すように、保持具60は環
状保持部61と、2つの可動係合片66と、からなる。
環状保持部61は、前後方向に板面を貫通する係合穴6
2aを中央に備えた環状本体62と、環状本体62の下
端に延設された係合片63と、を備える。環状本体62
における係合穴62aは、コネクタ40の環状突起片4
3嵌合用の穴である。係合片63の下側は当該係合片6
3を後方(図4では、眼鏡70側となる方向)に折り曲
げてなる下方係合端64となっている。そして、下方係
合端64の上端には、弾性材料からなる緩衝板65が接
着されている。
【0065】2つの可動係合片66は上下方向に長手軸
を有する棒状部材であり、環状本体62の裏面(後方
面)の左右両端に夫々設けられた係合部材(図示省略)
によって環状保持部61に対し上下動可能に夫々固定さ
れている。つまり、係合部材は、可動係合片66嵌合用
の環状部材等として設けられた部材であり、当該係合部
材に対する可動係合片66の嵌合位置を変化させれば、
可動係合片66の環状保持部61に対する上下方向の位
置を所望の位置に設定できるよう構成されているのであ
る。2つの可動係合片66の上側の端部は当該可動係合
片66を後方に折り曲げてなる上方係合端67となって
いる。そして、夫々の上方係合端67の下には緩衝板6
5と同じ材料からなる緩衝板68が接着されている。
【0066】保持具60を用いてコネクタ40を眼鏡7
0に保持させる際には、例えば、まず、環状突起片43
を係合穴62aに嵌合する。次に、2つの可動係合片6
6が環状保持部61に対して十分上方に位置する状態に
し、緩衝板65の上面(下方係合端64と反対側の面)
が、レンズ71を取り囲むフレーム72の下端に当接し
た状態にする。そして、2つの可動係合片66を環状保
持部61に対し下方に移動させ、2つの緩衝板68の下
面(上方係合端67と反対側の面)がフレーム72の上
端に当接した状態にすれば、コネクタ40が眼鏡70に
保持された状態となり、接眼レンズ13がレンズ71の
表面71aに対向した状態となる。
【0067】つまり、保持具60に固定さえたコネクタ
40は、緩衝板65、68とフレーム72との間に作用
する摩擦力によって眼鏡に保持された状態となり、この
状態の眼鏡70を使用者が装着すれば、使用者は、眼鏡
70のレンズ71を介して、接眼レンズ13からの映像
を見続けることができる。従って、眼鏡型保持部50を
備える態様と同様に、使用者が使い勝手良く口腔内の検
視をすることができる。
【0068】また、保持具60の大きさは眼鏡型保持部
50に比べ小さいので、この態様においては、使用者の
頭部に装着可能な大きさに構成しなければならない眼鏡
型保持部50を備える態様に比べて、当該歯用ミラー装
置1全体の大きさを小さくすることが可能となる。
【0069】更に、上記手順で保持具60をフレーム7
2に固定した際には、図4(b)から判るように、フレ
ーム72には緩衝板65、68だけが当接した状態とな
るので、フレーム72の表面に引っかき傷等ができるこ
とはない。また、この保持具の代わりに市販されている
クリップ式サングラスを使用する構成も考えられる。
尚、この態様におけるコネクタ40と保持具60との組
合わせは、本発明の保持手段に相当する。
【0070】尚、上記実施例1の歯用ミラー装置1は、
検視鏡部28に鏡29が備えられた前記鏡29の淵の樹
脂部に歯ブラシ80(図示省略)を取り付けた歯ブラシ
付き検視具もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の歯用ミラー装置の全体的構成を示す
説明図である。
【図2】(a)は、実施例1の歯用ミラー装置における
筒状操作部近傍の構造を示す縦断面図であり、(b)
は、その筒状操作部における歯用ミラー部近傍の形状を
示す斜視図である。
【図3】実施例1の歯用ミラー装置におけるコネクタ近
傍の構造を示す縦断面図である。
【図4】(a)は、実施例1の歯用ミラー装置における
コネクタを眼鏡に保持させる際に使用される保持具の構
成を説明する説明図であり、(b)は、その保持具を眼
鏡に固定した状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…歯用ミラー装置、10…ファイバースコープ、11
…対物レンズ、12イメージ伝送用光ファイバーケーブ
ル、13…接眼レンズ、20…筒状操作部、21…筒状
部、22…挿入穴、25…突起、28…検視鏡部、29
…鏡、30…本体ケース、31…固定部、32…透孔、
33…収納部、34…保持突起、35…突起片、36…
照明用光源、38…電源、37…電源スイッチ、40…
コネクタ、50…眼鏡型保持部、51a…穴、60…保
持具、62…環状本体、65…緩衝板、66…可動係合
片、72…フレーム、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に対物レンズが設けられ、該対物レ
    ンズを介して取り込まれた映像を他端に伝送するイメー
    ジ伝送手段を有する口腔内映像撮影用ケーブルと、前記
    口腔内映像撮影用ケーブルの前記対物レンズ側の端部近
    傍に配置され、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対
    物レンズ側の端部近傍部分が挿入された挿入穴を有する
    筒状部、該筒状部の前記対物レンズ側の端部の少なくと
    も一部から突出し、該端部から離れる方向に延在する軸
    部、該軸部の終端に前記対物レンズの視野に入るように
    設けられ、口腔内に挿入された際に歯の歯垢や歯と歯の
    間に挟まった汚物を発見するよう構成された歯用ミラー
    付き検視部、を有する筒状操作部と、前記筒状操作部が
    前記口腔内映像撮影用ケーブルに対して前記軸部の中心
    軸部に沿う方向に動くことを規制すると共に、前記筒状
    操作部が前記口腔内映像撮影用ケーブルに対して前記軸
    部の中心軸部を回転軸として回転することを可能にする
    筒状操作部保持手段と、前記口腔内映像撮影用ケーブル
    の前記対物レンズと反対側の端部に設けられ、前記イメ
    ージ伝送手段を介して伝送された映像を出力するための
    出力手段と、を備えたことを特徴とする歯用ミラー装
    置。
  2. 【請求項2】 前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対
    物レンズ側の端部近傍に固定して設けられた検視部が前
    記口腔内映像撮影用ケーブル軸部の中心軸部に対し傾斜
    角45°から55°の範囲にあり、該検視部に鏡を備え
    た歯用ミラー付き検視部と、前記筒状操作部に設けら
    れ、前記検視部に係合された筒状操作部側係合部と、か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の歯用ミラー装
    置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段を当該口腔内視鏡装置の使
    用者の左右の眼球のうちの一方の眼球の前に配置するた
    めの眼鏡型保持部を備え、該眼鏡型保持部は、該眼鏡型
    保持部を前記使用者の頭部に装着した際に前記使用者の
    一方の眼球の前に配置する部分に、前記口腔内映像撮影
    用ケーブルの前記出力手段側の端部を保持する出力手段
    保持部を有するものであることを特徴とする請求項1ま
    たは特徴とする請求項2に記載の歯用ミラー装置。
  4. 【請求項4】 当該口腔内視鏡装置の使用者が装着した
    眼鏡またはサングラスのレンズにおける前記使用者と反
    対側の面に対向して前記出力手段が配置されるよう、前
    記口腔内映像撮影用ケーブルの前記出力手段側の端部を
    前記眼鏡またはサングラスに対して着脱自在に保持する
    保持手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の歯用ミラー装置。
  5. 【請求項5】 前記口腔内映像撮影用ケーブルは、前記
    イメージ伝送手段を、多数本の光ファイバーを一体に束
    ねることにより形成されたイメージ伝送用光ファイバー
    ケーブルとしてなるファイバースコープであり、前記出
    力手段は前記イメージ伝送用光ファイバーケーブルの前
    記対物レンズと反対側の端部に設けられた接眼レンズで
    あることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の歯用ミラー装置。
  6. 【請求項6】 照明用光源と、該照明用光源に電力供給
    を行う電源と、前記口腔内映像撮影用ケーブルに沿って
    設けられ、一端で受け取った前記照明用光源からの光
    を、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対物レンズ側
    の端部近傍に配置された他端まで伝送する照明光伝送手
    段と、からなる口腔内照明手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれかに記載の歯用ミラー装
    置。
  7. 【請求項7】 照明用光源と、該照明用光源に電力供給
    を行う電源と、前記口腔内映像撮影用ケーブルに沿って
    設けられ、一端で受け取った前記照明用光源からの光
    を、前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対物レンズ側
    の端部近傍に配置された他端まで伝送する照明光伝送手
    段と、からなる口腔内照明手段を備え、前記照明用光源
    及び電源が、前記筒状操作部保持手段部と一体となるよ
    うに設けられた握り部に収納ケースとして設けられたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の歯用ミラー装置。
  8. 【請求項8】 前記口腔内映像撮影用ケーブルの前記対
    物レンズ側の端部近傍の箇所における前記照明光伝送手
    段が、光透過性材料からなる前記筒状部であることを特
    徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の歯用ミ
    ラー装置。
  9. 【請求項9】 前記口腔内映像撮影用ケーブルは回転防
    止のため前記口腔内映像撮影用ケーブルと前記筒状操作
    部保持手段部と一体となるように設けられた握り部を固
    定し、前記握り部を手で握ったり指と指の間に挟んだり
    することにより前記口腔内映像撮影用ケーブルが回転す
    ることがなく、安定した映像を供給することを特徴とす
    る請求項1〜請求項8のいずれかに記載の歯用ミラー装
    置。
  10. 【請求項10】 前記検視部に鏡が備えた前記鏡の淵の
    樹脂部に歯ブラシを取り付けたことを特徴とする請求項
    1〜請求項9のいずれかに記載の歯用ミラー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102217977A (zh) * 2011-05-10 2011-10-19 浙江中医药大学 种植系统用螺丝刀防滑脱保护链
CN107049222A (zh) * 2017-05-09 2017-08-18 朱小菊 口腔内窥镜

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