JP2002152676A - コンテンツの配信方法、コンテンツの再生方法、コンテンツ再生装置及び、コンテンツ転送装置 - Google Patents

コンテンツの配信方法、コンテンツの再生方法、コンテンツ再生装置及び、コンテンツ転送装置

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JP2002152676A
JP2002152676A JP2000349184A JP2000349184A JP2002152676A JP 2002152676 A JP2002152676 A JP 2002152676A JP 2000349184 A JP2000349184 A JP 2000349184A JP 2000349184 A JP2000349184 A JP 2000349184A JP 2002152676 A JP2002152676 A JP 2002152676A
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JP2000349184A
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Takashi Yajima
貴志 矢島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のコンテンツ再生装置は、視聴者がコンテ
ンツを録画すると、無制限回数再生することを許してい
た。 【解決手段】この発明のコンテンツ再生装置は、再生可
能回数を含む再生条件が関連付けられたコンテンツを受
信するコンテンツ受信部(21)と、前記コンテンツ受信
部で受信されたコンテンツを再生条件と関連付けて蓄積
するコンテンツ記録部(25)と、前記コンテンツ記録部
に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部
(24)を備え、前記コンテンツ記録部に蓄積されたコン
テンツを前記再生条件の範囲内で前記コンテンツ再生部
に再生し、コンテンツが再生された再生回数を前記再生
条件から減算する制御手段(31)を備え、コンテンツの
無制限再生を防止するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信手段を介し
て配信されたコンテンツを受信して記憶装置へ蓄積し、
記録装置から読み出してコンテンツを再生するコンテン
ツ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の通信手段を介した
コンテンツの配信方式においては、配信された番組(コ
ンテンツ)を視聴者の手元に置かれた記憶装置へ蓄積
し、記録装置から読み出してコンテンツを再生してい
る。VTR等の録画機器を用いた放送番組の録画再生が
その典型的な例である。
【0003】この際、録画制限に関しては、録画装置に
よるコンテンツ録画に制限を与えず、録画機器へ録画す
ることによって何度でも無制限の視聴をすることができ
る第1の方式、または、録画機器へのコンテンツ録画を
全く許可しない第2の方式のどちらかの方式しか存在し
なかった。
【0004】そして、放送を通してコンテンツを配給す
るコンテンツ配給者は、録画を許可する場合は第1の方
式を選択せざるを得ず、上記のように、視聴者がコンテ
ンツを録画し何度でも視聴することを許していた。
【0005】また、従来の放送受信装置においては、い
わゆるコピープロテクション手段が設けられたデジタル
オーディオ機器がある。これは、記録(録音)機器への
一度だけの記録を許可するものである。CSデジタル放
送受信機でも、このコピープロテクション技術が採用さ
れ、コンテンツ(音楽)が受信され、記録されている。
【0006】しかしこれは、コンテンツが記録されたテ
ープ(ビデオテープ)から他のテープへのいわゆるデッ
ドコピーは許可しないものの、テープに記録されたコン
テンツは何度でも視聴することができ、実質的には上記
第1の方式に該当し、コンテンツの視聴回数を制限する
ことはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ンツ配給者には、特定のコンテンツの視聴回数を制限し
たいという要求があった。このような特定のコンテンツ
は、従来は、コンテンツ供給者はコンテンツ録画を許可
しない第2の方式を採用する傾向が強くなる。しかし、
視聴者は録画ができないために、コンテンツの放送時間
に視聴しなければならない。これは、視聴者にとって不
都合であり、利便性の点で大きな問題となっていた。こ
のため、コンテンツ配給者がコンテンツ視聴回数を管理
することで録画を、条件を付けて許可する技術が望まれ
ていた。
【0008】例えば、特開平8−77706号公報に
は、映像が記録されたビデオカセットにメモリを付して
再生回数を記録し、再生可能回数を制限した技術が提案
されているが、この提案も、やはりまだ実質的な意味で
充分に実用に適するレベルまで改良されているとは言え
ないのが現状である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンテン
ツ再生装置は、再生可能回数を含む再生条件が関連付け
られたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記
コンテンツ受信部で受信されたコンテンツを再生条件と
関連付けて蓄積するコンテンツ記録部と、前記コンテン
ツ記録部に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ
再生部を備え、前記コンテンツ記録部に蓄積されたコン
テンツを前記再生条件の範囲内で前記コンテンツ再生部
に再生し、コンテンツが再生された再生回数を前記再生
条件から減算するように構成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施
の形態で説明するコンテンツ受信装置30の信号処理系の
構成を示している。コンテンツ受信装置30には、アンテ
ナやCATV等を介して受信されたデジタル放送信号の
同調を行なう同調部21、同調されたデジタル信号の暗号
を解除する暗号解除部22、暗号が解除されたデジタル信
号からMPEG(MovingPicture Image Experts Grou
p)2方式で暗号圧縮送信されたデジタル信号のTS(T
ransport Stream)を復号するMPEG−TS復号部2
3、復号されたMPEG−TS信号を映像・音声に復号
し、出力する映像・音声出力部24、復号されたMPEG
−TS信号を記録する記録部25が備えられている。記録
部25にあるコンテンツは、I/F(Inter face)部26を
介して外部機器に接続される構成になっている。
【0011】MPU31(Micro Processing Unit)は、
バス38を介してROM32、RAM33、操作部34およびI
CカードI/F35に接続されている。
【0012】ROM32には、MPU31を動作させるため
のプログラムが格納されている。RAM33は、プログラ
ムを動作させるためのワークメモリである。操作部34
は、使用者が行なうコンテンツ受信装置30への操作指示
を受ける。使用者により操作部34が操作されると、操作
部34からMPU31へ操作情報が送信され、MPU31は、
ROM32とRAM33を用いて動作するように構成されて
いる。
【0013】MPU31は、ICカードI/F35を介し、
ICカードI/F35に対して着脱可能に構成される、I
Cカード36と接続される。また、MPU31は、電話回線
を介し、他機器と通信を行なうモデム部37を介し、外部
と通信可能に構成される。
【0014】ICカード36、ICカードI/F35および
モデム部37は、コンテンツの購入をする際に、コンテン
ツ受信装置30が番組配給側との認証を行なうが、このと
きに使用される。すなわち、使用者がコンテンツ供給者
に対し操作部34を操作し、コンテンツを要求すると、コ
ンテンツ受信装置30は、モデム部37を介し、電話回線経
由でコンテンツ受信装置の認証を行ない、認証されたコ
ンテンツ受信装置30に対して、デジタル放送信号でコン
テンツを供給する。このとき、放送局は、再生可能な回
数を示す再生条件をコンテンツに付与し、コンテンツ受
信装置30に向けて放送する。コンテンツ受信装置30は、
図示しないアンテナやCATVでデジタル放送信号を受
信する。
【0015】デジタル放送信号は、同調部21で選局され
る。選局されたチャンネルのデジタル情報が暗号解除部
22へ送られ、デジタル情報の暗号が解除される。暗号が
解除されたデジタル情報は、MPEG−TS復号部23へ
送られ、MPEG圧縮されたデジタル情報が復号され
る。ここで、再生条件(購入条件等)が取得され、MP
U31へ送られる。MPU31は、この再生条件に基づい
て、再生可能回数の読み書き等、記録部25の制御を行な
う。すなわち、コンテンツ受信装置30では、再生条件が
付与されたコンテンツを受信し、蓄積する蓄積系と、蓄
積されたコンテンツを復号して映像・音声を再生出力す
る再生出力系と、蓄積されたコンテンツを他機器へ転送
する転送系との、3系統の動作を行なう。
【0016】図2は、この実施の形態で説明するコンテ
ンツの配信システムの概略を示している。符号10aは放
送局から送出されたコンテンツを含むデジタル放送信号
である。この信号は、コンテンツに相当する番組データ
1に番組データの再生条件(再生条件データ)2が付加
されている。再生条件データ2はコンテンツを再生する
ことのできる回数を示しいる。
【0017】符号11は上記デジタル放送を受信するデジ
タル放送受信機に設けられた、高度な情報処理を行ない
つつデータを記録するための記録装置である。記録装置
11は、例えばハードディスクで構成され、この例ではハ
ードディスク内蔵型デジタル放送受信機を想定してい
る。
【0018】デジタル放送受信機で受信されたコンテン
ツは、再生条件を含んだ情報と共に記録装置11に記録さ
れる。すなわち、直方体で表す符号11a、11b、11cは、
記録装置11に記録されたコンテンツであり、直方体の中
に記入されている数字が再生条件を示している。この例
では、コンテンツ11a、11bは「∞」、コンテンツ11cは
「5」と記入されている。「∞」は実質的には再生回数
に制限を持たせず、再生回数制限なしを表しており、視
聴者はいくらでも視聴することができる。例えば、現在
一般に放送されている無料放送がこれに相当する。コン
テンツ11cに記入されている「5」は、5回の視聴を許
可しており、視聴者はこのコンテンツを5回だけ視聴す
ることができる。
【0019】また、記録装置11に記録されたコンテンツ
は他の記録媒体へ移動することができるように構成され
ている。符号12は、例えばこの実施の形態に対応したコ
ンテンツ再生装置に用いられる半導体メモリカードであ
る。メモリカード12はコンテンツ再生装置を介して記録
装置11と双方向通信を行なうことにより、コンテンツを
送受信することができる。双方向通信は、例えばインタ
ーネット回線等の有線であってもよいし、Bluetooth等
の無線であってもよい。
【0020】記録装置11に記録され、5回の視聴が許可
されているコンテンツ11cは上記双方通信によってメモ
リカード12に移動することができる。符号12aは、メモ
リカードに移動されたコンテンツである。この例では、
コンテンツ12は再生条件「1」が付与されている。この
時、記録装置11に記録されているコンテンツ11cは、再
生条件「1」の分が移動されたため、減算され、再生条
件「4」となる。このように構成することで、コンテン
ツを他の媒体に移動しても、許可された再生条件を保つ
ことができる。また、コンテンツに付与された再生条件
は、次に説明する情報テーブルで管理してもよい。
【0021】図3は、記録装置11に記録されたコンテン
ツの情報テーブルの例である。コンテンツにID(iden
tification)を持たせ、コンテンツ11a、11b、11cに、
それぞれ、再生条件「∞」、「∞」、「5」が対応づけ
られている。
【0022】図4は、半導体メモリカード12に記録され
たコンテンツの情報テーブルの例である。コンテンツ12
aに再生条件「1」が対応づけられている。なお、この
情報テーブルは再生装置がアクセスできる範囲であれば
どこにおいても構わないが、コンテンツが記録されてい
る記録装置内に記録するとアクセスや管理の点で便利で
ある。
【0023】図5は、この発明の実施の形態で説明する
コンテンツ記録装置30と、他機器との間で行なわれる、
コンテンツの移動を模式的に示す図である。コンテンツ
の移動や他機器へのコピーを行なう場合は、送り側、受
け側共にこの発明のシステムに対応していることが必要
とされる。もし、この発明のシステムに対応していない
機器があれば、その機器との間では、コンテンツの移動
や他機器へのコピーはできないようにする必要がある。
そのためには、機器間の認証システムが必要であるが、
ここではそのことについては、特に言及しない。
【0024】コンテンツ記録装置30の記録装置11には、
コンテンツ11cが蓄積されており、このコンテンツを他
機器の記録装置12へ移動する例について説明する。今、
他機器では、一回だけ再生できるように、コンテンツ11
cを移動したいという要求があるとする。図1に示すコン
テンツ記録装置30の操作部34が操作され、記録装置11
(図1では記録部25)に蓄積されたコンテンツ11cのコ
ピーが、I/F部26を経由して他機器の記録装置へ送付
される。ただし、これはデッドコピーではない。
【0025】すなわち、このとき、コンテンツ11cの再
生条件は「5」であったが、他機器へ再生条件「1」で
コンテンツを送付したため、再生条件を1つ減算し、
「4」とする。他機器では、記録装置11から再生条件
「1」で送付されたコンテンツを、記録装置12へ、再
生条件「1」として、コンテンツ12aを記録する。この
ように構成することにより、使用者がコンテンツを他機
器へ移動しても、配給側から見ると、コンテンツを再生
する装置が変更されただけで、再生条件は維持されると
いう効果がある。
【0026】図6は、記録装置11から記録装置12へ
のコンテンツの移動に際し、コンテンツ11cの再生条件
が「1」である場合を模式的に説明する図である。記録
装置11からコンテンツ11cが再生条件「1」で記録装置1
2のコンテンツ12aへ移動されるとする。このとき送り側
であるコンテンツ11cの再生条件を1つ減算すると再生
条件は「0」となる。この発明のシステムでは、再生条
件が「0」となったコンテンツは、MPU31に制御さ
れ、削除されるように構成されている。このため、コン
テンツ11cは、記録装置11から削除される。このよう
に、同様に、使用者がコンテンツを他機器へ移動して
も、配給側から見ると、コンテンツを再生する装置が変
更されただけで、再生条件は維持されるという効果があ
る。
【0027】図7は、コンテンツ再生装置30において、
再生を中断した場合の、再生条件の取り扱いについて説
明する図である。コンテンツを再生する際は、MPU31
は、再生中のコンテンツに付随する時間的な部分を一定
の周期で監視し、記録装置11へ記録している。例えば、
コンテンツ全体の再生時間と実際の再生時間を比較し、
その割合を算出する。
【0028】今、コンテンツ再生装置30において、再生
条件が「4」のコンテンツ11cを再生し、再生時間の半
分まで再生し、中断したとする。このとき再生条件は、
未再生の回数3と途中からの再生回数0.5の「3+0.5」
となる。そして、次にこのコンテンツを再生するとき
は、この再生回数0.5からあるいは、未再生のコンテン
ツの頭から再生することになる。再生条件が1以下であ
っても、同様に以下の再生条件を付与し、コンテンツの
削除は行なわない。コンテンツ11Aは途中まで再生さ
れ、再生条件「0.3」を示している。コンテンツ11Bは、
0.3まで再生されたものと0.5まで再生されたもの、すな
わち再生条件「0.3+0.5」を示している。このように構
成すると、使用者が同一のコンテンツを再度購入したと
きは、再生条件を加えるだけでそのコンテンツをそのま
ま使用することができるという効果がある。再生条件が
「0」となったときは、同様に、記録装置11から、その
コンテンツが削除される。
【0029】図8は、記録装置11に記録されたコンテン
ツの情報テーブルの例である。同様に、コンテンツにI
Dを持たせ、コンテンツ11A、11B、11Cに、それぞれ、
再生条件「0.3」、「0.3+0.5」、「3+0.5」が対応づ
けられている。使用者は上記再生条件の範囲内で未再生
または再生途中のコンテンツを選択して再生することが
できる。
【0030】図9は、この発明の実施の形態で説明する
コンテンツ送信動作のフローチャートである。コンテン
ツ配給側は、ステップS1aで、コンテンツに再生条件に
応じた価格を設定する。コンテンツの要求を受けると、
配給側は、コンテンツ再生装置30と電話回線経由で認証
を行ない、ステップS1bで、再生条件が付与されたコン
テンツをコンテンツ再生装置30へ送信する。ステップS1
cで、再生条件に満足したコンテンツ購入者から料金を
受領する。このようにして、コンテンツは、配給側から
コンテンツ再生装置30へ送信される。
【0031】図10は、この発明の実施の形態で説明する
コンテンツ再生装置におけるコンテンツ蓄積のフローチ
ャートである。
【0032】ステップS2aで、使用者がコンテンツの
購入操作を開始する。このとき、コンテンツ再生装置30
の画面にコンテンツ購入画面(図示せず)が表示され、
購入条件が提示される(ステップS2b)。
【0033】ここで、購入条件の提示とは、例えばその
番組の値段や年齢制限など、番組を購入するにあたり必
要となる条件を表示することである。
【0034】ステップS2bでは、使用者(ユーザー)
により操作部34が操作され、再生条件(再生回数)nが
選択される。
【0035】このとき、コンテンツに付与されている最
大再生条件Nmaxも表示される(S2d)。
【0036】S2cで選択された再生条件nの値がNma
xと等しいか、それよりも小さければS2eへ進み、n
がNmaxより大きい場合はS2cのステップへ戻る。
【0037】ステップS2cでは、コンテンツを記録す
る記録指定時間が確認される。指定時間が正しければ
(Yes)、ステップS2fへ進む。指定時間が正しく
なければ、再度確認作業が行なわれる。
【0038】ステップS2fでは、コンテンツの記録が
行なわれる。記録が終了すると、ステップS2gでコン
テンツの課金に関する認証作業が行なわれる。コンテン
ツの課金は、例えば一定の金額に達するまでICカード
36に蓄えられ、一定の金額に達するとICカード36の
課金情報がモデム37を介して電話回線で、コンテンツの
課金センター(図示せず)へ送信される。
【0039】次にステップS2hではコンテンツの再生
条件N=nがコンテンツに対応して記録され、ステップ
S2iへ進み、コンテンツの一連の記録作業が終了す
る。
【0040】図11は、この発明の実施の形態で説明する
コンテンツ再生時のフローチャートを示している。
【0041】ステップS3aでは、使用者からコンテン
ツの再生要求を受けるとステップS3bへ進み、コンテ
ンツに付随する付随情報が読み出される。
【0042】次に、ステップS3cへ進み、再生途中の
コンテンツが1つ以上存在するかが判断される。再生途
中のコンテンツがあればYesとなり、ステップS3d
へ進み、コンテンツ再生装置30の表示画面に再生リスト
が表示される。このとき再生リストには、再生条件に応
じて未再生のコンテンツと再生途中のコンテンツが表示
される。
【0043】ステップS3eで、使用者が再生リストの
中から所望のコンテンツを選択し、ステップS3fで、
選択されたコンテンツが再生される。このとき、再生途
中のコンテンツが選択されると、途中から再生が行なわ
れる。また、ステップS3cで、再生途中のコンテンツ
が存在しない(No)であれば、ステップS3gへ進
み、コンテンツの先頭から再生が行なわれる。
【0044】ステップS3hでは、一定時間毎に再生条
件を表すテーブルが更新される。
【0045】ステップS3iで、使用者からコンテンツ
再生の停止要求を受けない(No)と、コンテンツは継
続して再生され、ステップS3jへ進む。
【0046】ステップS3jでは、コンテンツ再生が終
了したか否かが判断され、終了していなければ(N
o)、ステップS3hへ戻る。コンテンツ再生が終了し
ていれば(Yes)、ステップS3kへ進み、一連のコ
ンテンツ再生は終了する。また、ステップS3iで、使
用者から停止要求を受ける(Yes)と、同様にステッ
プS3kへ進み、コンテンツ再生は終了する。
【0047】図12は、この発明の実施の形態で説明する
コンテンツ転送(コンテンツコピー)のフローチャート
を示している。
【0048】ステップS4aで、使用者の操作により、
コンテンツ転送が開始されると、ステップS4bで、コ
ンテンツを転送する転送元の機器と、コンテンツが転送
される転送先機器の間で認証が行なわれ、認証される
(OK)と、ステップS4cへ進む。認証ができない
(NG)と、認証作業が繰り返される。ステップS4c
では、コンテンツの転送が行なわれる。
【0049】ステップS4dでは、転送されたコンテン
ツが正しくコピーされているかが確認(ACK(acknow
ledge))される。例えば、転送元のコンテンツと転送
先のコンテンツを比較することで、正しく転送されたか
否かを確認することができる。コンテンツ転送が正しく
ない(NG)ときは、ステップS4lへ進み、コンテン
ツ転送は失敗となる。コンテンツ転送が正しい(Ye
s)ときは、ステップS4eへ進む。
【0050】ステップS4eでは、転送されたコンテン
ツに対して使用者に選択された再生条件が付与され、ス
テップS4fへ進む。
【0051】ステップS4fでは、転送されたコンテン
ツに付与された再生条件が確認される。選択された条件
とコンテンツに付与された条件が比較され、一致しない
(NG)ときは、ステップS4lへ進み、コンテンツ転
送は失敗となる。一致したとき(Yes)は、ステップ
S4gへ進む。
【0052】ステップS4gでは、転送元のコンテンツ
に付与されている再生条件から転送されたコンテンツの
再生条件が減算される。
【0053】次に、ステップS4hでは、転送元コンテ
ンツの再生条件Nが確認される。N=0ではない(N
o)ときは、ステップS4kへ進み、コンテンツ転送は
完了する。N=0のとき(Yes)は、ステップS4i
へ進み、転送元のコンテンツは削除される。
【0054】次に、ステップS4jへ進み、コンテンツ
転送は完了する。
【0055】このように構成することにより、使用者は
コピープロテクションを意識しないコンテンツ記録が可
能となる。また、特に有料コンテンツにおいては、使用
者側で再生条件を設定してコンテンツを購入するため、
購入再生条件の範囲内で、他機器にコンテンツを転送す
ることが可能である。また、有料番組の購入に際し、再
生条件を複数に設定することによる割引といった新しい
サービスを提供することが可能となる。
【0056】なお、この発明は、上記した実施の形態の
限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することができる。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、特定のコンテンツに
対して、再生回数を制限した録画を許可することが可能
となる。そして、特定のコンテンツに対して、デッドコ
ピーを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンテンツ受信装置の信号処理
系の構成を示す図。
【図2】この発明に係るコンテンツの配信システムの概
略を示す図。
【図3】この発明に係る記録装置に記録されたコンテン
ツの情報テーブルの例を示す図。
【図4】この発明に係る半導体メモリカードに記録され
たコンテンツの情報テーブルの例を示す図。
【図5】この発明に係るコンテンツ記録装置と他機器と
の間で行なわれるコンテンツの移動を模式的に示す図。
【図6】この発明に係る記録装置から記録装置へのコン
テンツの移動に際し、コンテンツの再生条件が「1」で
ある場合を模式的に説明する図。
【図7】この発明に係るコンテンツ再生装置において、
再生を中断した場合の再生条件の取り扱いについて説明
する図。
【図8】この発明に係る記録装置に記録されたコンテン
ツの情報テーブルの例を示す図。
【図9】この発明に係るコンテンツ送信動作のフローチ
ャートを示す図。
【図10】この発明に係るコンテンツ再生装置におけるコ
ンテンツ蓄積のフローチャートを示す図。
【図11】この発明に係るコンテンツ再生時のフローチャ
ートを示す図。
【図12】この発明に係るコンテンツ転送のフローチャー
トを示す図。
【符号の説明】
1 … 番組データ 2 … 再生条件 10a … デジタル放送信号 11 … 記録装置 11a、11b、11c … コンテンツ 12 … 半導体メモリカード等の記録装置 21 … 同調部 22 … 暗号解除部 23 … MPEG−TS復号部 24 … 映像・音声出力部 25 … 記録部 26 … I/F部 30 … コンテンツ受信装置 31 … MPU 32 … ROM 33 … RAM 34 … 操作部 35 … ICカードI/F 36 … ICカード 37 … モデム部 38 … バス
フロントページの続き Fターム(参考) 5B065 BA01 BA07 CA16 CC08 PA04 PA17 5C053 FA13 FA15 FA21 FA23 FA28 FA29 GA11 GB11 GB37 5C064 BA01 BB10 BC06 BC17 BC18 BC22 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD09 BD14 CA14 CB01 CC02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信されたコンテンツおよび当該コンテン
    ツの再生可能回数を含む再生条件を受信して記録装置へ
    蓄積し、前記記録装置から再生条件を読みだし、前記再
    生条件に基づいてコンテンツを再生するコンテンツ再生
    装置のためのコンテンツ配信方法において、コンテンツ
    に当該コンテンツの再生可能回数を含む再生条件を関連
    付けて送信することを特徴としたコンテンツの配信方
    法。
  2. 【請求項2】送信されたコンテンツおよび当該コンテン
    ツの再生可能回数を含む再生条件を受信し、前記コンテ
    ンツおよび前記再生条件を記録装置へ蓄積し、前記再生
    条件を参照し、前記再生条件の範囲内で前記コンテンツ
    を再生し、前記コンテンツの再生が実行された再生回数
    を前記再生条件から減算することを特徴としたコンテン
    ツの再生方法。
  3. 【請求項3】前記コンテンツの再生が実行された再生回
    数は、コンテンツの再生が実行された時間に基づいて算
    出されることを特徴とした請求項2に記載のコンテンツ
    の再生方法。
  4. 【請求項4】再生可能回数を含む再生条件が関連付けら
    れたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記コ
    ンテンツ受信部で受信されたコンテンツを再生条件と関
    連付けて蓄積するコンテンツ記録部と、前記コンテンツ
    記録部に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ再
    生部を備えたコンテンツ再生装置において、購入するコ
    ンテンツの再生条件を決定する手段と、前記コンテンツ
    記録部に蓄積されたコンテンツを前記再生条件の範囲内
    で前記コンテンツ再生部に再生し、コンテンツが再生さ
    れた再生回数を前記再生条件から減算する制御手段を備
    えたことを特徴としたコンテンツ再生装置。
  5. 【請求項5】再生可能回数を含む再生条件が関連付けら
    れたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記コ
    ンテンツ受信部で受信されたコンテンツを再生条件と関
    連付けて蓄積するコンテンツ記録部と、前記コンテンツ
    記録部に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ再
    生部を備えたコンテンツ再生装置において、購入するコ
    ンテンツの再生条件を決定する手段と、前記コンテンツ
    記録部に蓄積された再生途中のコンテンツを選択して前
    記コンテンツ再生部に再生する手段を備えたことを特徴
    としたコンテンツ再生装置。
  6. 【請求項6】再生可能回数を含む再生条件が関連付けら
    れたコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記コ
    ンテンツ受信部で受信されたコンテンツを再生条件と関
    連付けて蓄積するコンテンツ記録部と、前記コンテンツ
    記録部に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ再
    生部を備えたコンテンツ再生装置において、購入するコ
    ンテンツの再生条件を決定する手段と、前記コンテンツ
    記録部に蓄積された再生途中のコンテンツを未再生のコ
    ンテンツと複数の再生途中のコンテンツの中から選択し
    て前記コンテンツ再生部に再生する手段とを備えたこと
    を特徴としたコンテンツ再生装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記コンテンツ再生部で
    コンテンツが再生された時間に基づいて、前記再生に伴
    う分が算出されることを特徴とした請求項4、5、6の
    いずれか1つに記載のコンテンツ再生装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記コンテンツ記録部に
    蓄積されたコンテンツの再生条件が0であるときは当該
    コンテンツを削除するよう制御することを特徴とした請
    求項4、5、6、7のいずれか1つに記載のコンテンツ
    再生装置。
  9. 【請求項9】コンテンツと共に当該コンテンツの再生可
    能回数を含む再生条件が蓄積されたコンテンツ記録部
    と、前記コンテンツ記録部に記録されたコンテンツに再
    生条件を付与し、外部機器へ送出するコンテンツ送出部
    を備えたコンテンツ送出装置において、前記コンテンツ
    記録部に蓄積されたコンテンツの再生条件から当該送出
    するコンテンツの再生条件を減算する再生条件制御手段
    とを備えたことを特徴としたコンテンツ転送装置。
  10. 【請求項10】前記再生条件制御手段は、前記コンテン
    ツ記録部に蓄積されたコンテンツの再生条件が0である
    とき当該コンテンツを削除するよう制御することを特徴
    とした請求項9に記載のコンテンツ転送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135432A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Adc Technology Kk デジタルコンテンツ配信システム、配信センタ及びユーザ端末、並びにプログラム
JP2010039568A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Toshiba Corp 再生装置およびコンテンツ/コンテンツ鍵管理方法

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