JP2002152100A - 衛星通信システム - Google Patents
衛星通信システムInfo
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Abstract
に行え、パイロット信号のガードバンドによる使用可能
な周波数帯域の減少を防止した衛星通信システムを得
る。 【解決手段】 現用局1とは別に、予備局2でも常にパ
イロット信号27を送出しておき、自局の送出したパイ
ロット信号を受信して、自動周波数制御、自動送信電力
機能をあらかじめ働かせておくことにより、現用故障時
の現用から予備局への切替えをスムーズに行い、また各
地球局1,2で使用するパイロット信号25,27を音
声信号に隣接して割り当てることにより、ガードバンド
6を可能な限り小さくして、使用可能な周波数帯域を増
加させる。
Description
間で衛星を経由して通信信号の通信を行う衛星通信シス
テムに関するものであり、特に、そのパイロット周波数
の割当てに関するものである。
示すブロック図である。図において、1は第1の地球
局、2は第2の地球局、3は衛星、4は子局であり、第
1の地球局1および第2の地球局2はそれぞれが個別に
運用されて、別々の子局4と通信している。また、第1
の地球局1および第2の地球局2において、11はアン
テナ、12は送受信装置であり、13は回線制御装置で
ある。この送受信装置12内において、14は変調器、
15はアップコンバータ、16は高出力増幅器、17は
低雑音増幅器、18はダウンコンバータ、19は復調
器、20は給電回路であり、21はパイロット発振器、
22はパイロット受信機である。なお、アップコンバー
タ15内には通信出力調整装置23が内蔵されいる。2
4は通信信号、25はパイロット信号であり、26は受
信情報である。
1の地球局1または第2の地球局2に割当てられる通信
チャネルの周波数割当てを示す模式図である。図におい
て、5は衛星通信システムの周波数帯域であり、6はガ
ードバンドである。7は通信信号24のデータ通信チャ
ネルであり、8は通信信号24の音声通信チャネルであ
る。なお、25は無変調の上記パイロット信号である。
いては、伝播路における降雨等の減衰を補正するための
自動送信電力制御機能や、衛星3のドップラシフトや衛
星3の中継器による周波数変換誤差等を補正するための
自動周波数補償機能を、第1の地球局1および第2の地
球局2に具備することが多い。また、第1の地球局1お
よび第2の地球局2は一般に開口径の大きいアンテナ1
1を用いることが多く、そのような場合にはビームが狭
くなるため、衛星3を自動追尾するための機能をアンテ
ナ11に持たせるケースがある。
び第2の地球局2が基準となるパイロット信号25を衛
星3から受信することによって動作している。従って、
第1の地球局1および第2の地球局2にはそのためのパ
イロット受信機22が具備されている。なお、このパイ
ロット信号25としては、衛星3自身がビーコン基準信
号(パイロット信号)を送出する場合、および衛星3が
パイロット信号送出機能をもたずに、第1の地球局1お
よび第2の地球局2からパイロット信号25を発射し、
衛星3を経由して自局の発射したパイロット信号25を
受信する場合の2つの方式がある。
地球局2はパイロット発振器21を具備しており、この
パイロット発振器21の発振周波数に基づいて生成した
パイロット信号25を送出している。パイロット発振器
21で生成されたパイロット信号25は、アップコンバ
ータ15、高出力増幅器16、給電回路20、アンテナ
11を経由して衛星3に送出され、衛星3よりアンテナ
11、給電回路20、低雑音増幅器17、ダウンコンバ
ータ18を経由してパイロット受信機22にて受信され
る。その時パイロット受信機22より出力される受信情
報26を、アップコンバータ15が内蔵している通信出
力調整装置23にループバックして、伝播路や衛星3が
原因で発生するレベル低下(例えば降雨によるレベル低
下)、あるいは周波数のずれを補償する、自動送信電力
制御および自動周波数制御を実施する。
る周波数帯域5は有限であり、限られた帯域内でしか、
チャネル毎の周波数を割当てることができない。近年、
多様な衛星通信システムが運用されるようになり、1つ
の衛星通信システムで使用する周波数帯域は国際間の周
波数調整によって決定されているが、そのシステムにお
いて使用可能な周波数帯域は減少している。
局2に装備されたパイロット受信機22は、所望のパイ
ロット信号25を捕捉するために所定の掃引帯域幅をも
っている。このパイロット信号25の捕捉に際して、デ
ータ通信チャネル7や音声通信チャネル8などによる通
信信号24のチャネルを誤って捕捉することがないよう
にするため、図4に示すごとく、ガードバンド6をパイ
ロット信号25の両側に設けて通信信号24の各チャネ
ルの周波数を割当て、この両ガードバンド6内を掃引す
ることによってパイロット信号25の捕捉を行ってい
る。従って、パイロット信号25を増やす場合、このガ
ードバンド6の帯域幅はなるべく小さくする必要があ
る。
に関する技術についての記載がある文献としては、例え
ば、特開平1−226231号公報、特開平9−181
669号公報、特開平1−286635号公報、特開平
11−150500号公報などがある。
ムは以上のように構成されているので、パイロット信号
25は第1の地球局1および第2の地球局2で共通に利
用されており、第1の地球局1および第2の地球局2か
らパイロット信号25を送出し、発射したパイロット信
号25を衛星3経由で受信する場合には、第1の地球局
1(または第2の地球局2)から送出されたパイロット
信号25を第1の地球局1および第2の地球局2で利用
することになる。このとき、第1の地球局1および第2
の地球局2の一方を現用局、他方を予備局として運用す
る際には、予備局(例えば第2の地球局2)は現用局
(例えば第1の地球局1)のパイロット信号25を受け
て、自動送信電力制御、自動周波数制御のパラメータの
設定を行うことになるが、衛星3までの間の条件が現用
局と予備局とで異なるため、例えば現用局側が降雨状態
で、予備局側が晴天状態にあった場合に、現用局と予備
局との間に切替えが生じると、予備局は降雨側の現用局
が送出したパイロット信号25をもとに、不適切な運用
パラメータを設定していることになり、運用を引き継げ
ないことがあるという課題があった。
るようになると、システムで使用可能な周波数帯域5は
減少し、さらにパイロット信号25を増やす場合、ガー
ドバンド6を可能な限り小さくする必要があるなどの課
題もあった。
めになされたもので、スムーズな自動周波数制御、自動
送信電力制御を行うことが可能な衛星通信システムを得
ることを目的とする。
る予備局から現用局への切替えをスムーズに行うことが
できる衛星通信システムを得ることを目的とする。
ードバンドの帯域幅を小さくすることが可能な衛星通信
システムを得ることを目的とする。
システムは、パイロット発振器とパイロット受信機とを
各地球局毎に持たせ、各地球局がそれぞれ独自のパイロ
ット信号を生成して送出し、その自局のパイロット信号
を衛星経由で受信して、受信したパイロット信号をもと
に周波数および送信電力の制御を行うようにしたもので
ある。
の地球局を現用局と予備局の関係で運用するとともに、
各地球局間を局間通信回線で接続し、予備局では待機中
においても自局より送出したパイロット信号の受信状態
をもとに、現用局として動作する際の周波数制御、送信
電力制御のためのパラメータを設定しておき、異常発生
時に現用局より局間通信回線を介して異常通知を受けた
予備局は、設定しておいたパラメータに基づいて、異常
が発生した現用局の動作を引継ぐようにしたものであ
る。
球局より送出されるパイロット信号の周波数を、音声信
号チャネルの周波数に隣接して割当てるようにしたもの
である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による衛
星通信装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は第1の地球局であり、2は第2の地球局であ
る。この第1の地球局1および第2の地球局2は、その
一方を現用局、他方を予備局とする冗長構成にて動作す
る。3は第1の地球局1または第2の地球局2と後述す
る子局との間の通信信号を中継する衛星であり、4はこ
の衛星3を介して第1の地球局1または第2の地球局2
と通信する複数の子局である。9はこの第1の地球局1
と第2の地球局2との間に設けられた、異常通知を行う
ための局間異常通知手段としての局間通信回線である。
また、第1の地球局1および第2の地球局2において、
11は衛星3との間で電波を送受信するアンテナであ
る。12はこのアンテナ11経由で衛星3を介して子局
4と通信する通信信号を変復調し、高周波信号処理を行
なう送受信装置である。13は送受信装置12で送受信
される通信信号の信号処理を行う回線制御装置である。
御装置13からの送信信号を変調する変調器であり、1
5は変調器14で変調された送信信号の高周波変換を行
うアップコンバータである。16はアップコンバータ1
5にて高周波変換された送信信号を増幅する高出力増幅
器である。17はアンテナ11で受信された受信信号の
増幅を行う低雑音増幅器であり、18は低雑音増幅器1
7で増幅された受信信号の低周波変換を行うダウンコン
バータである。19はダウンコンバータ18にて低周波
変換された受信信号を復調する復調器である。20は高
出力増幅器16からの送信信号をアンテナ11へ、アン
テナ11からの受信信号を低雑音増幅器17へそれぞれ
分岐出力する給電回路である。
2毎に独自なパイロット信号を生成してアップコンバー
タ15に供給するパイロット発振器である。22は衛星
3を経由してアンテナ11にて受けた自局送出のパイロ
ット信号を、ダウンコンバータ18より受信するパイロ
ット受信機である。23はアップコンバータ15に内蔵
され、パイロット受信機22が受信信号の受信時に出力
する受信情報に基づいて、送信信号の出力および周波数
を調整する通信出力調整装置である。
局1と子局4との間で送受信される通信信号である。2
5は第1の地球局1と衛星3との間で送受信されるパイ
ロット信号であり、27は第2の地球局2と衛星3との
間で送受信されるパイロット信号である。26は第1の
地球局1の送受信装置12内におけるパイロット受信機
22が受信信号の受信時に出力する受信情報であり、2
8は第2の地球局2の送受信装置12内におけるパイロ
ット受信機22が受信信号の受信時に出力する受信情報
である。
は第1の地球局1が現用局として動作し、第2の地球局
2は予備局として待機しているものとする。第1の地球
局1に接続されている、図示を省略した端末からの送信
信号は、回線制御装置13に入力されて信号処理され、
送受信装置12に送られる。送受信装置12ではその送
信信号を変調器14で変調してアップコンバータ15に
入力する。アップコンバータ15はその送信信号を高周
波変換して高出力増幅器16に渡し、高出力増幅器16
はそれを増幅して給電回路20に入力する。給電回路2
0ではこの増幅された送信信号をアンテナ11に分岐出
力し、アンテナ11はその送信信号を通信信号24とし
て、衛星3に送出する。
振器21がその第1の地球局1に独自のパイロット信号
を生成してアップコンバータ15に入力する。このパイ
ロット信号は送信信号の場合と同様に、アップコンバー
タ15によって高周波変換された後、高出力増幅器16
に送られる。高出力増幅器16はこのパイロット信号を
増幅して給電回路20に渡し、給電回路20ではそれを
アンテナ11に分岐出力する。アンテナ11はこの給電
回路20からのパイロット信号をパイロット信号25と
して衛星3に送出する。
を経由して第1の地球局1のアンテナ11に送られる。
アンテナ11で受けられた受信信号は送受信装置12に
送られ、その給電回路20に入力される。給電回路20
はこのアンテナ11からの受信信号を低雑音増幅器17
に分岐出力し、低雑音増幅器17はそれを増幅してダウ
ンコンバータ18に入力する。ダウンコンバータ18は
この受信信号を低周波変換して復調器19に渡し、復調
器19はその受信信号を復調して回線制御装置13に出
力する。回線制御装置13はその受信信号の信号処理を
行って、第1の地球局1に接続された端末(図示せず)
に送出する。
送出されたパイロット信号25は、衛星3を経由して当
該第1の地球局1のアンテナ11で受信される。受信さ
れたパイロット信号は受信信号の場合と同様に送受信装
置12に送られ、その給電回路20によって低雑音増幅
器17に分岐出力される。低雑音増幅器17ではこのパ
イロット信号を増幅してダウンコンバータ18に入力
し、ダウンコンバータ18はその低周波変換を行う。ダ
ウンコンバータ18で低周波変換されたパイロット信号
はパイロット受信機22にて受信される。パイロット受
信機22はこのパイロット信号が受信されると、受信情
報26をアップコンバータ15内の通信出力調整装置2
3にループバックする。これによって、第1の地球局1
と衛星3の間の伝播路や衛星3が原因で発生する、レベ
ル低下(例えば降雨によるレベル低下)あるいは周波数
ずれを補償する自動送信電力制御および自動周波数制御
を実施する。
用局として運用され、第2の地球局2は予備局として待
機しているので、送信信号は現用局である第1の地球局
1の回線制御装置13のみから送出されている。一方、
予備局としての第2の地球局2は運用されていない待機
期間中においても、第1の地球局1とは異なる独自のパ
イロット信号27を送出している。第2の地球局2は第
1の地球局1に代わって現用局として運用される場合を
想定して、自局の送出したパイロット信号27の受信状
態をもとに、その周波数制御、送信電力制御のためのパ
ラメータを設定しておく。このように、第2の地球局2
はパイロット信号27のループバックによるパイロット
受信機22の受信情報28により、自動送信電力制御お
よび自動周波数制御を動作させる。
の地球局1に異常が生じると、例えば第1の地球局1と
第2の地球局2の各回線制御装置13間に設けた局間通
信回線9によって、この第1の地球局1の異常が予備局
として待機している第2の地球局2に通知される。この
異常通知を受けた第2の地球局2は、設定しておいたパ
ラメータをもとに第1の地球局1の運用を引継ぎ、回線
制御装置13から送信信号を送出する。
通信システムでは、第1の地球局1を現用局、第2の地
球局2を予備局として運用する場合に、第1の地球局1
および第2の地球局2において、それぞれ独自のパイロ
ット信号を送出し、衛星3経由で自局の送出したパイロ
ット信号を受信しておくものである。特に、第1の地球
局1と第2の地球局2とは伝播条件が異なる可能性があ
るため、第1の地球局1と第2の地球局2から別々のパ
イロット信号25および27を発射し、第2の地球局2
側でも自局のパイロット信号27を衛星3経由で受信
し、自動送信電力制御機能および自動周波数補正機能を
動作させて、周波数、レベルの運用条件のパラメータを
更新しておく。これにより、第1の地球局1が故障して
第2の地球局2への切替え動作が生じても、すぐに第2
の地球局2を現用局として運用を開始できる。具体的に
は、現用局側が降雨状態にあり、予備局側が晴天状態に
あった場合、予備局は自局が送出したパイロット信号を
もとに適切な運用パラメータを設定しているため、それ
に基づいて予備局の現用局への切替えを行って、すぐに
運用を開始することができる。
おける衛星通信システムの、第1の地球局1または第2
の地球局2に割当てられるパイロット信号の周波数割当
てを示す模式図である。図において、5は使用する衛星
通信システムに割当てられた周波数帯域である。7は第
1の地球局1または第2の地球局2に割当てられるデー
タ通信チャネルであり、8は第1の地球局1または第2
の地球局2に割当てられる音声通信チャネルである。こ
れらデータ通信チャネル7および音声通信チャネル8
は、図1に示す通信信号24として、衛星3経由で第1
の地球局1と各子局4の間でやりとりされる。25は第
1の地球局1より送出されるパイロット信号であり、2
7は第2の地球局2より送出されるパイロット信号であ
る。
および第2の地球局2におけるパイロット信号周波数の
割当てについて説明する。ここで、第1の地球局1およ
び第2の地球局2はパイロット信号25あるいは27を
初期捕捉する際、図1に示すパイロット受信機22は一
定幅の周波数掃引を行って、パイロット信号25,27
の周波数を捕捉している。従って、隣接する周波数領域
に通信信号があると、パイロット信号25,27の捕捉
に際して、データ通信チャネル7や音声通信チャネル8
などによる通信信号24のチャネルを誤って捕捉する可
能性がある。そのため、パイロット周波数を割当てる際
には、図4に示すようにパイロット信号の両側にガード
バンド6を設けるのが一般的である。このガードバンド
6の帯域幅をパイロット受信機22の掃引幅に比べて広
く設定しておけば、初期捕捉時における誤捕捉の可能性
はなくなる。しかしながら、一方で当然1つの衛星通信
システムで使用できる周波数帯域5は有限であり、ガー
ドバンド6の帯域幅を広くすると、それを除く残りの通
信信号24に割当てる周波数帯域が減り、システムで扱
える通信チャネルの容量が減少してしまう。
の形態1では図2に示すように、パイロット信号25お
よび27の周波数を通信信号24の音声通信チャネル8
の周波数に隣接させて配置しておく。そのとき、図4に
示したガードバンド6はなくすか、あるいは可能な限り
小さなものとする。図2に示す例では、ガードバンド6
をなくした場合について例示している。音声通信チャネ
ル8は通常、実際に話しを行っているときにしか周波数
信号は送出されていない(ボイスアクティベーショ
ン)。従って、パイロット信号25,27の初期捕捉に
際して、音声通信チャネル8を誤って捕捉する確率は小
さなものとなる。
ば、複数の地球局1,2を現用局と予備局による冗長構
成にて運用する衛星通信システムにおいて、パイロット
信号25,27を各局独自に送出し、自局より送出した
パイロット信号25,27を衛星3経由で受信すること
によって、現用局故障時の現用から予備への切替えをス
ムーズに行うことが可能になり、また、パイロット信号
25,27を音声通信チャネル8に隣接して割当てるこ
とにより、パイロット周波数を割当てる際のガードバン
ド6の帯域幅を小さくすることができて、周波数資源の
有効活用が図れるなどの効果が得られる。
球局毎にパイロット発振器とパイロット受信機とを持た
せ、各地球局がそれぞれ生成した独自のパイロット信号
を送出して、自局のパイロット信号を衛星経由で受信
し、この受信したパイロット信号をもとに周波数および
送信電力の制御を行うように構成したので、自動周波数
制御および自動送信電力制御をスムーズに行うことが可
能な衛星通信システムが得られるという効果がある。
通信回線で接続して、それらを現用局と予備局として運
用し、予備局では待機中においても自局より送出したパ
イロット信号の受信状態をもとに、現用局として動作す
る際の周波数制御、送信電力制御のためのパラメータを
設定しておき、現用局の異常発生時には、局間通信回線
を介して異常通知を予備局に送り、それを受けた予備局
は設定しておいたパラメータに基づいて、異常が発生し
た現用局の動作を引継ぐように構成したので、現用局の
故障発生時に予備局から現用局へのスムーズな切替えが
可能になるという効果がある。
波数に隣接して、各地球局より送出されるパイロット信
号の周波数を割当てるように構成したので、パイロット
信号のガードバンドの帯域幅を小さくすることが可能に
なり、周波数資源を有効に活用することができるという
効果がある。
テムの構成を示すブロック図である。
数の割当てを示す模式図である。
ク図である。
ルの周波数の割当てを示す模式図である。
局)、3 衛星、4子局、5 周波数帯域、7 データ
通信チャネル、8 音声通信チャネル、9 局間通信回
線(局間異常通知手段)、11 アンテナ、12 送受
信装置、13回線制御装置、14 変調器、15 アッ
プコンバータ、16 高出力増幅器、17 低雑音増幅
器、18 ダウンコンバータ、19 復調器、20 給
電回路、21 パイロット発振器、22 パイロット受
信機、23 通信出力調整装置、24 通信信号、25
パイロット信号、26 受信情報、27 パイロット
信号、28 受信情報。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の地球局の間で、衛星を介して通信
信号の送受信を行う衛星通信システムにおいて、 前記各地球局毎に、パイロット信号を生成するパイロッ
ト発振器と、前記パイロット信号を受信するパイロット
受信機とを持たせ、 前記各地球局はそれぞれ、自局の前記パイロット発振器
で生成した独自のパイロット信号を送出して、そのパイ
ロット信号を自局の前記パイロット受信機で受信し、 前記パイロット受信機で受信した前記パイロット信号を
もとに、周波数制御および送信電力制御を行うことを特
徴とする衛星通信システム。 - 【請求項2】 複数の地球局の間に、異常の通知を行う
ための局間異常通知手段を設け、 前記地球局中の少なくとも1つを予備局とし、他を現用
局とする冗長構成で運用し、 前記予備局は、待機している間も自局のパイロット発振
器で生成した独自のパイロット信号の送信を行い、 自局のパイロット受信機におけるそのパイロット信号の
受信状態をもとに、現用局として動作する際の周波数制
御および送信電力制御のためのパラメータを設定してお
き、 前記現用局は異常発生時に、前記局間異常通知手段を介
して前記予備局に異常を通知し、 前記予備局は、設定しておいた前記周波数制御および送
信電力制御のためのパラメータをもとに、前記異常が発
生した現用局の動作を引継ぐことを特徴とする請求項1
記載の衛星通信システム。 - 【請求項3】 各地球局のパイロット発振器が生成する
パイロット信号の周波数を、音声通信チャネルの周波数
に隣接して割当てることを特徴とする請求項1または請
求項2記載の衛星通信システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000347097A JP3576481B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 衛星通信システム |
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