JP2002150891A - 複数の操作機能を有するスイッチ機構及び、該スイッチ機構を用いたリモートコントロール装置 - Google Patents

複数の操作機能を有するスイッチ機構及び、該スイッチ機構を用いたリモートコントロール装置

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JP2002150891A
JP2002150891A JP2000340918A JP2000340918A JP2002150891A JP 2002150891 A JP2002150891 A JP 2002150891A JP 2000340918 A JP2000340918 A JP 2000340918A JP 2000340918 A JP2000340918 A JP 2000340918A JP 2002150891 A JP2002150891 A JP 2002150891A
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switch mechanism
functions
switch
pressing
rotating
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JP2000340918A
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Masaru Kaizaki
勝 貝崎
Takeshi Numata
剛 沼田
Cho Nakano
超 中野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
    • H01H2025/045Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls having a rotating dial around the operating member for additional switching functions

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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のスイッチ機構に複数のスイッチ機能を
与え、操作を容易化したスイッチ機構を提供する。 【解決手段】 部材の上下動動作及び傾動動作と、前記
上下動動作と交差する方向の回動動作を組み合わせて複
数の機能を実行可能に構成した複数の操作機能を有する
スイッチ機構において、前記上下動動作及び傾動動作に
よりそれぞれ別のスイッチ動作が機能する第1操作手段
5と、該第1操作手段の周りに回動可能な回動部位を有
し、該回動部位上に複数の押圧手段3を前記第1操作手
段5を中心として対称位置に配置し、前記押圧手段3
a、3bの押圧動作及び前記回動部位の回動動作により
それぞれ別のスイッチ動作が機能する第2操作手段2と
を配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の操作機能を
有するスイッチ機構及び、該スイッチ機構を用いたリモ
ートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、グローバル・ポジショニング
・システムの頭文字GPSで表記される(全地球測位シ
ステム)を用いたカーナビゲーションシステムは、GP
Sアンテナ及び電子地図や自車位置を映し出すモニタに
接続されたナビ本体を備え、該ナビ本体にはナビソフト
を読み込む装置やデータを処理するコンピュータと、G
PS受信機が配設されている。該システムは、ナビソフ
トから地図データと、1秒間に約1回更新されるGPS
の測位データから自車位置を電子地図上に重ねて表示
し、自車位置を示すマークは自車の移動に従って移動表
示される。これらのナビ本体の操作はリモートコントロ
ーラ(リモコン)で行われる。そして、上述のナビ操作
は2D画面で十分役に立つが、昨今は3D画面での表示
が主流になってきている。
【0003】ナビ操作者は一般的に少なくとも下記の事
項をナビ本体に要求する。 (1)目的地検索 リモコンの検索ボタンを押すと、ナビソフトがカバーす
る地図データ内の地区が、例えば東西南北区画の大分類
分け内からカーソルに合わせて、そこを確定ボタンで選
択し、さらに中分類、小分類に進み、小分類内の番地も
しくは有名観光名所などをカーソルにて選択する。ま
た、住所検索として、大分類で、県名、中分類で市町
村、小分類で番地などに対応させ、カーソルで選択して
確定する。 (2)ルート探索 目的地が確定すると、再度検索ボタンを押しルート検索
を確定する。最短自動ルート探索以外は目的地までのル
ートを選択する必要がある。この場合は、複数のルート
をナビソフトが提示し、その一つをカーソルで選択し、
確定する。 (3)自車進行方向設定(ヘッディングアップ) 常に車両の進行方向がモニタ画面の真上を向いてモニタ
画面が表示される。車両の進行中には、直進と右折及び
左折が行われる。そのために右折または左折を行った後
は、スクロールして地図をずらし常に進行方向をモニタ
上の垂直方向に一致させることが、人間の感覚と合致す
る。 (4)ビューアングル 標準としてモニタ画面の中心に自車位置マークが位置す
るが、自車位置マークを下方にずらすと進行方向の先方
の道路状況が広がり(フロントワイド)、スクロールな
しで先方の様子を確認でき、自車位置マークを上方にず
らすと進行方向の後方の道路状況が広がり(リアワイ
ド)、通過してきた後方の状況を確認することができ
る。
【0004】これらのナビ操作は、従来から、図8に示
すように、左右方向のローテーションと上下方向のビュ
ーアングルをコントロールスイッチに連結したボタン3
0で制御し、画面のスクロールやカーソル移動をコント
ロールスイッチに連結したボタン31で制御していた。
【0005】よって、ローテーション、ビューアングル
を切換のためのボタン30と、画面のスクロールのため
のボタンが別々であるために操作が煩雑となり、スイッ
チ機構全体が大型化し、また、画面のローテーション操
作をボタンを時計方向もしくは反時計方向に回転させな
いで、ボタン表面の右端もしくは左端を押圧することで
行っていたので、人間の感覚に適合しにくかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の事情に鑑み、本
発明は、単一のスイッチ機構に複数のスイッチ機能を与
え、操作を容易化したスイッチ機構を提供することを目
的とする。また、本発明の他の目的は、単一のスイッチ
機構に複数のスイッチ機能を与え、スイッチ機構を小型
化することである。また、本発明の他の目的は、スイッ
チ操作に基づくモニタ上の画像変化が人間の意向もしく
は動作に対応したスイッチ操作と合致し、人間の感覚に
適合したスイッチ操作となるスイッチ機構を提供するこ
とである。また、本発明の他の目的は、前記スイッチ機
構を用いたリモートコントロール装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、部材の上下動
動作及び傾動動作と、前記上下動動作と交差する方向の
回動動作を組み合わせて複数の機能を実行可能に構成し
た複数の操作機能を有するスイッチ機構に関するもの
と、前記スイッチ機構を備えたリモートコントロール装
置に関する。ここにおいて、「上下動動作」とは「回転
軸や回転体の軸方向」を意味し、重力方向に限定せず、
左右方向、前後方向であってもよい。
【0008】本発明は、複数の操作機能を有するスイッ
チ機構において、前記上下動動作及び傾動動作によりそ
れぞれ別のスイッチ動作が機能する第1操作手段と、該
第1操作手段の周りに回動可能な回動部位を有し、該回
動部位上に複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心と
して対称位置に配置し、前記押圧手段の押圧動作及び前
記回動部位の回動動作によりそれぞれ別のスイッチ動作
が機能する第2操作手段とを配置したことを特徴とす
る。
【0009】本発明の第1操作手段は、上下動動作及び
傾動動作可能であって前記上下動動作及び傾動動作によ
りそれぞれ別のスイッチ動作が機能するので、ゲーム機
器、カーナビゲーションシステム等のポインティング・
デバイス(画像位置指示装置)として用いることができ
る。また、第2操作手段は、回動部位を有し、該回動部
位の回動及び、該回動部位上に配置された複数の押圧手
段の押圧動作によりそれぞれ別のスイッチ動作が機能す
るので、モニタ画面のビューアングル、ロ−テーション
操作等に用いることができる。
【0010】本発明は、前記第2操作手段の回動部位を
前記第1操作手段の周囲に回動可能に配設するととも
に、前記複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心とし
て対称位置に配置しているので、モニタ画面のビューア
ングルの操作を前記第1操作手段を中心として対称位置
に配置した前記複数の押圧手段の押圧操作によって行
い、モニタ画面のロ−テーション操作を前記回動部位の
回動操作により行うことができる。
【0011】そして、この場合、前記第2操作手段の回
動部位は中心部分に凹所を有し、該凹所の外周側上面に
は前記複数の押圧手段が配設され、前記凹所内には、前
記第1操作手段の頭部が配置して構成することが望まし
い。本発明は、前記第2操作手段の中心側に前記第1操
作手段が配置されているので、モニタ画面の操作手段が
一カ所にまとまり、操作が容易となり、基板の配線パタ
ーンも短縮して小型のスイッチ機構を提供することがで
きる。
【0012】また、前記第1操作手段の頭部は中心部分
に凹陥部を有し、該頭部は下方において上下動動作で機
能する第1開閉手段と、起立位置よりの傾動と起立位置
復帰動で機能する第2開閉手段に連結し、前記第2操作
手段の、前記複数の押圧手段は、上下動動作で機能する
第3開閉手段と、前記回動手段は回動量に対応して機能
する第4開閉手段と連結して構成することも本発明の有
効な手段である。
【0013】かかる技術手段によると、前記第1操作手
段の頭部は中心部分に凹陥部を有し、該頭部は下方にお
いて上下動で機能する第1開閉手段と、起立位置よりの
傾動と起立位置復帰動で機能する第2開閉手段に連結し
ているので、前記第1操作手段を傾動させるときに前記
凹陥部に指をいれて指の腹部分で凹陥部周囲の壁面を傾
動する方向に押すことで行うことができる。また、前記
第1操作手段を上下動させるときは前記凹陥部底面を指
の腹で押すことで行うことができる。
【0014】従来のジョイスチック等のポインティング
・デバイスは、円盤状に形成され、円盤上面の外周側を
下方に押圧して傾動させていたので、広い円盤状面を必
要としていたが、本発明によると、少なくとも親指先端
を下にして前記凹陥部開口上方から侵入可能であればよ
い。親指の腹部分が前記凹陥部開口の縁部分に押圧接触
して傾動して前記第2開閉手段を動作させ、親指先端部
もしくは他の指の押圧動作で前記第1開閉手段を動作す
ることができる。よって、該技術手段によると、小型な
ポインティング・デバイスを構成することができる。
【0015】また、かかる技術手段によると、前記第1
開閉手段を小型に構成することができ、その周囲に配置
される前記第2操作手段もその分径方向に小型化でき、
コンパクトな複数の操作機能を有するスイッチ機構を提
供することができる。
【0016】また、複数の操作機能を有するスイッチ機
構を用いたリモートコントロール装置の発明は、上下動
動作によって、モニタ画面のカーソル及び画像位置が確
定し、傾動動作によって、モニタ画面のスクロール若し
くはカーソルの移動が行われる第1操作手段と、該第1
操作手段の周りに回動可能な回動部位を有し、該回動部
位上に複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心として
対称位置に配置し、前記押圧手段の押圧動作によって、
モニタ画面のビューアングル操作が機能し、前記回動部
位の回動動作によって、モニタ画面のロ−テーション操
作が機能する第2操作手段とを配置したことを特徴とす
る。
【0017】本発明は、複数の操作機能を有するスイッ
チ機構をリモートコントロール装置に適用したものであ
る。本発明は、前記第2操作手段の回動部位を前記第1
操作手段の周囲を回動可能に配設するとともに、前記複
数の押圧手段を前記第1操作手段を中心として対称位置
に配置している。そして、前記第2操作手段の、前記回
動部位によって、モニタ画面のロ−テーション操作を行
っているので、モニタ画面のローテーション方向と前記
回動手段の回動方向とを一致させることができる。ま
た、前記複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心とし
て対称位置に配置しているので、モニタ画面の上方側を
スクロールして観察したいときには、前記第1操作手段
の向こう側に配置されている前記押圧手段を押圧し、モ
ニタ画面の下方側をスクロールして観察したいときに
は、前記第1操作手段の手前側に配置されている前記押
圧手段を押圧すればよい。よって、これらの場合、スイ
ッチ操作に基づくモニタ上の画像変化が人間の意向もし
くは動作に対応したスイッチ操作と合致し、人間の感覚
に適合したスイッチ操作となるスイッチ機構を備えたリ
モートコントロール装置を提供することができる。
【0018】また、前記第1操作手段の、傾動操作によ
って、モニタ画面のスクロール、カーソルの移動等を行
っているので、スイッチ操作に基づくモニタ上の画像変
化、及びカーソルの移動が人間の意向もしくは動作に対
応したスイッチ操作と合致し、人間の感覚に適合する。
【0019】また、本発明は、前記第2操作手段の回動
部位を前記第1操作手段の周囲に回動可能に配設すると
ともに、前記複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心
として対称位置に配置し、モニタ画面のビューアングル
の操作を前記第1操作手段を中心として対称位置に配置
した前記複数の押圧手段の押圧操作によって行い、モニ
タ画面のロ−テーション操作を前記回動部位の回動操作
により行うことができる。そして、前記第2操作手段の
中心側に前記第1操作手段が配置されているので、モニ
タ画面の操作手段が一カ所にまとまり、操作が容易とな
り、基板の配線パターンも短縮して小型のスイッチ機構
を提供することができる。
【0020】また、本発明においては、前記第1操作手
段の頭部は中心部分に凹陥部を有し、該頭部は下方にお
いて上下動動作で機能する画像確定開閉手段と、起立位
置よりの傾動と起立位置復帰動で機能する画像移動開閉
手段に連結し、前記第2操作手段の前記複数の押圧手段
は、上下動動作で機能する画像上下スクロール開閉手段
と、前記回動部位は回動量に対応して機能する画像回動
スクロール開閉手段と連結して構成することが望まし
い。
【0021】かかる技術手段によると、前記第1操作手
段の頭部は中心部分に凹陥部を有し、該頭部は下方にお
いて上下動動作で機能する画像確定開閉手段と、起立位
置よりの傾動と起立位置復帰動で機能する画像移動開閉
手段に連結しているので、前記第1操作手段を傾動させ
るときに前記凹陥部に指をいれて指の腹部分で凹陥部周
囲の壁面を傾動する方向に押すことで行うことができ、
また、前記第1操作手段を上下動させるときは前記凹陥
部底面を指の腹で押すことで行うことができので、前記
第1開閉手段を小型なポインティング・デバイスとして
構成でき小型な前記第1開閉手段の周囲に配置される前
記第2操作手段もその分径方向に小型化でき、コンパク
トな複数の操作機能を有するスイッチ機構を用いたリモ
ートコントロール装置を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実
施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形
状、その相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎり
は、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単
なる説明例にすぎない。
【0023】図1は本発明の一実施の形態にかかる平面
図、図2は本発明の実施の形態にかかるスイッチボタン
部分の斜視図、図3はジョイスチック押圧部分の断面
図、図4はスイッチボタン部分の動作説明図、図5は図
2のA−A断面図、図6は、スイッチ操作に基づく画面
上の画像変化を説明する説明図、図7は操作説明図であ
る。
【0024】図1において、カーナビゲイションシステ
ムのリモートコントローラ(リモコン)1は、掌で把持
可能な柱体状に形成され、図示しないナビ本体に光信号
を送る発光部4aを前方に有し、上面4の中心部分から
後方には電源キー、地図スケールを縮小/拡大に変換す
る変換キー、メニュー画面を呼び出すメニューキー、現
在位置をすぐ表示する現在位置キー、一つ前の項目に戻
るリターンキーなどの諸機能キー18が、中心部分より
前方には、中央部に凹所を有し該凹所の上縁には円周方
向に8等分した位置に外周側に向けて先端を有した三角
印が刻印され、モニタ画面のスクロールやカーソルの移
動などを行うジョイスチック5と、その外周側にはモニ
タ画面のビューアングルやローテーションを行うシャト
ルツマミ2がドーナツ状に配設されている。
【0025】次に、図2を用いてジョイスチック5とシ
ャトルツマミ2の動作を説明する。ジョイスチック5は
図示位置から矢印20方向に押圧することによって降下
し、確定のスイッチ操作が行われ、押圧力をなくすと図
示位置に復帰する。また、三角マーク22方向に図3に
示すように、親指の先もしくは親指の腹でジョイスチッ
ク5を倒すと、スイッチのON操作が行われ、親指の押
圧力をなくすると図示位置に復帰する。
【0026】また、シャトルツマミ2はジョイスチック
5の外周を回転可能に配置され、突起2aもしくは2b
を押して矢印23方向に回動可能であり、その初期位置
から回転角度は図示しない電気制御回路に検出可能であ
り、該シャトルツマミ2に180゜対向して配置されて
いるボタン3a及び3bは矢印24、及び25方向に押
し下げ可能であって、これらのボタン3aもしくは3b
の押し下げによりスイッチのON操作が行われ、押し下
げ力を解除すると図示位置に復帰するように構成されて
いる。
【0027】シャトルツマミ2は図4(a)に示すよう
に、矢印23方向に回転することで、モニタの画像を回
転させることができる。また、(b)に示すように突起
3aもしくは3bを押し下げることで上下方向のアング
ルを移動することができる。
【0028】次に、図5を用いてジョイスチック5とシ
ャトルツマミ2及びこれらに連結しているスイッチの構
成を説明する。図5は図2のA−A断面図である。図5
において、リモコン1の上面は円形状の開口部4bが開
設され、該開口部4b内には、シャトルツマミ2が開口
部4b内の円周方向に回転軸心を中心に回転可能に配置
される。該シャトルツマミ2は凹所2eとその周囲にサ
ークル状に上縁2fが形成され、該上縁2f面には18
0゜対向する位置に開口部2c及び2dが開設され、該
開口部2c、2dにはボタン3a及び3bが配設されて
いる。
【0029】該ボタン3a、3bは弾性部材26上に配
設され、該弾性部材26は26b側をシャトルツマミ2
の外周面2h側の図示しない部位に固着されている。一
方、中空部分9aを有するドーナツ型のシャトルスイッ
チ9が基板7上に配設されている。該シャトルスイッチ
9の上面には前記中空部分9aと同径の中空部分を有す
る取り付け軸部9bが設けられ、該取り付け軸部9bに
はシャトルツマミ2の取り付け部2iが嵌合固着されて
いる。よって、シャトルツマミ2の突起2aを押してシ
ャトルツマミ2を軸心中心に回動すると、シャトルスイ
ッチ9の初期位置からの回動角度を検出することができ
る。
【0030】ボタン3a及び3bの下側には、断面L型
の弾性部材(樹脂バネ)で形成された押し下げ部材6U
及び6Lが配設されている。該押し下げ部材6U及び6
Lは一端6Ub、6Lb側を図示しない方法で開口部4
b側に固着され、ボタン3a、3bを押圧すると、26
a、26aにより押し下げ部材6U及び6Lを押し、先
端6Ua、6Laが下降し、押圧力を解除すると図示位
置に復帰するように構成されている。
【0031】先端6Ua、6Laの直下の基板7上には
タクトスイッチ8、8が配設されている。よって、ボタ
ン3a、または3bの押圧によりタクトスイッチ8、8
を閉成することができる。
【0032】基板7の下方には基板17が所定間隔離間
して配設されている。該基板7及び17間にはコントロ
ールスイッチ10が配置され、該コントロールスイッチ
10は円筒状のケース体で形成され、その中心部分に回
動軸10aが起立し、該回動軸10a中心に円周方向に
8等分してON−OFFスイッチ切片が個別に配設さ
れ、前記回動軸10aを前記8等分された一方に傾動さ
せるとその方向に配置されたスイッチがONし、傾動力
を解除すると図示位置に復帰しスイッチがOFFするよ
うに構成されている。また、前記回動軸10aが押し下
げられることによって、プッシュスイッチとしての機能
も有している。よって、前記回動軸10aを前記8等分
された一方に傾動させ、その位置で回動軸10aを押し
下げることで、その位置におけるモニタ画像を確定する
ことが可能である。
【0033】前記回動軸10aには、キノコ状に形成さ
れたジョイスチック5が傘部分を上にして、茎部分5c
が固着されている。ジョイスチック5の傘部分は凹所5
bとその周囲にサークル状に上縁5aが形成され、該上
縁5a面には円周方向に8等分された位置に三角マーク
22(図2)が刻印されている。前記茎部分5cはシャ
トルツマミ2の開口部2gを貫通して凹所2e内に起立
し、前記傘部分は前記凹所2e内で前後左右傾動可能に
配置される。そして、ジョイスチック5が前記三角マー
ク22方向に傾動し傾動力を解除すると自動復帰可能に
構成されている。
【0034】このように構成された本実施の形態の動作
を図6及び図7を用いて説明する。 (1)目的地検索 リモコンの検索ボタン29を押すと、図示しないモニタ
に住所検索として、大分類で、県名が表示され、ジョイ
スチック5を上下左右に傾動させることにより、モニタ
上のカーソルが移動し、選択した県名にカーソルが至る
と、ジョイスチック5を図面を貫く方向に押し下げ確定
する。この操作を中分類で市町村、小分類で番地などに
対応させ、カーソルで選択して確定する。
【0035】(2)ルート探索 目的地が確定すると、再度検索ボタン29を押しジョイ
スチック5を押し下げルート検索を確定する。最短自動
ルート探索以外は目的地までのルートを選択する必要が
ある。この場合は、複数のルートをナビソフトがモニタ
上に提示し、その一つをカーソルで選択し、確定する。
【0036】 (3)自車進行方向設定(ヘッディングアップ) モニタ上の電子地図は、車両の進行方向が必ずしも真上
とは限らないので、シャトルツマミ2を回動させる。す
るとモニタ上の電子地図はシャトルツマミ2の回動方向
に対応して回転する。図6の3D画面でみると、(b)
に示すようにシャトルツマミ2を時計方向に回転する
と、Dに示すように右方向に電子地図上の車両の進行方
向が回転し、シャトルツマミ2を反時計方向に回転する
と、Cに示すように左方向に電子地図上の車両の進行方
向が回転する。
【0037】車両の進行方向がモニタ画面の真上を向い
てモニタ画面が表示された位置でシャトルツマミ2の回
転を停止し、ジョイスチック5を押し下げ画面を確定す
る。また、車両の進行中には、右折及び左折が行われ
る。そのために右折または左折を行った後は、スクロー
ルして電子地図をずらし常に進行方向をモニタ上の垂直
方向に一致させることができ、シャトルツマミ2の回転
方向と車両の回転方向が一致し、人間の感覚と合致す
る。
【0038】(4)ビューアングル調整 モニタ画面の中心に自車位置マークが位置する場合、ボ
タン3aを押圧すると、ナビ操作者はモニタ上の視線を
アップして車両のより前方を注視したいこととなり、図
6(a)のAに示すように自車位置マークより進行方向
の先方の道路状況が広がり(フロントワイド)、適宜の
位置でジョイスチック5を押し下げ、そのときの映像を
確定し、進行方向の先方の道路状況を確認することがで
きる。また、モニタ画面の中心に自車位置マークが位置
する場合、ボタン3bを押圧すると、ナビ操作者はモニ
タ上の視線をダウンして車両のより後方を注視したいこ
ととなり、図6(a)のBに示すように自車位置マーク
を前方につめてより進行方向の後方の道路状況が広がり
(リアワイド)、適宜の位置でジョイスチック5を押し
下げ、そのときの映像を確定し、通過してきた後方の状
況を確認することができる。
【0039】以上詳述したように本実施の形態は、プッ
シュスイッチの周りに8方向コントロールスイッチを配
設したスイッチ構成と連結するジョイスチックと、該ジ
ョイスチックの周囲にタクトスイチイ付きシャトルスイ
ッチを組み合わせて配置し、複数のスイッチ機能を有す
る単一のスイッチを構成しているので、スイッチ操作の
容易化と操作する人間の動作とスイッチ操作が一致し、
人間の感覚に対する違和感の発生を防止することができ
る。
【0040】なお、本実施の形態は、カーナビゲーショ
ンシステムを用いて説明したが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、コンピュータゲームでの3D仮想空
間におけるキャラクタの視線移動と位置移動に用いる事
が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、上下動動
作と傾動動作可能な第1操作手段の周りにサークル状に
形成され回動可能な回動部位と、該回動部位上に前記第
1操作手段を中心として対称位置に押圧手段を配置し、
それらの上下動、傾動、回動、及び押圧動に対応して別
々の開閉手段と連結しているので、モニタ画面の操作手
段が一カ所にまとまり、操作が容易となり、基板の配線
パターンも短縮して小型のスイッチ機構を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる平面図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態にかかるスイッチボタン
部分の斜視図である。
【図3】 ジョイスチック押圧部分の断面図である。
【図4】 スイッチボタン部分の動作説明図である。
【図5】 図2のA−A断面図である。
【図6】 スイッチ操作に基づく画面上の画像変化を説
明する説明図である。
【図7】 操作説明図である。
【図8】 従来のリモートコントロール装置の平面構成
図である。
【符号の説明】
2 シャトルツマミ(第2操作手段) 3a、3b ボタン(押圧手段) 5 ジョイスチック(第1操作手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 超 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材の上下動動作及び傾動動作と、前記
    上下動動作と交差する方向の回動動作を組み合わせて複
    数の機能を実行可能に構成した複数の操作機能を有する
    スイッチ機構において、 前記上下動動作及び傾動動作によりそれぞれ別のスイッ
    チ動作が機能する第1操作手段と、 該第1操作手段の周りに回動可能な回動部位を有し、該
    回動部位上に複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心
    として対称位置に配置し、前記押圧手段の押圧動作及び
    前記回動部位の回動動作によりそれぞれ別のスイッチ動
    作が機能する第2操作手段とを配置したことを特徴とす
    る複数の操作機能を有するスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 前記第2操作手段の回動部位は中心部分
    に凹所を有し、該凹所の外周側上面には前記複数の押圧
    手段が配設され、 前記凹所内には、前記第1操作手段の頭部が配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の複数の操作機能を
    有するスイッチ機構。
  3. 【請求項3】 前記第1操作手段の頭部は中心部分に凹
    陥部を有し、該頭部は下方において上下動動作で機能す
    る第1開閉手段と、起立位置よりの傾動と起立位置復帰
    動で機能する第2開閉手段に連結し、 前記第2操作手段の前記複数の押圧手段は、上下動動作
    で機能する第3開閉手段と、前記回動部位は回動量に対
    応して機能する第4開閉手段と連結していることを特徴
    とする請求項2記載の複数の操作機能を有するスイッチ
    機構。
  4. 【請求項4】 部材の上下動動作及び傾動動作と、前記
    上下動動作と交差する方向の回動動作を組み合わせて複
    数の機能を実行可能に構成した複数の操作機能を有する
    スイッチ機構を用いたリモートコントロール装置におい
    て、 上下動動作によって、モニタ画面のカーソル及び画像位
    置が確定し、傾動動作によって、モニタ画面のスクロー
    ル若しくはカーソルの移動が行われる第1操作手段と、 該第1操作手段の周りに回動可能な回動部位を有し、該
    回動部位上に複数の押圧手段を前記第1操作手段を中心
    として対称位置に配置し、前記押圧手段の押圧動作によ
    って、モニタ画面のビューアングル操作が機能し、前記
    回動部位の回動動作によって、モニタ画面のロ−テーシ
    ョン操作が機能する第2操作手段とを配置したことを特
    徴とする複数の操作機能を有するスイッチ機構を用いた
    リモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 前記第1操作手段の頭部は中心部分に凹
    陥部を有し、該頭部は下方において上下動動作で機能す
    る画像確定開閉手段と、起立位置よりの傾動と起立位置
    復帰動で機能する画像移動開閉手段に連結し、 前記第2操作手段の前記複数の押圧手段は、上下動動作
    で機能する画像上下スクロール開閉手段と、前記回動部
    位は回動量に対応して機能する画像回動スクロール開閉
    手段と連結していることを特徴とする請求項4記載の複
    数の操作機能を有するスイッチ機構を用いたリモートコ
    ントロール装置。
JP2000340918A 2000-11-08 2000-11-08 複数の操作機能を有するスイッチ機構及び、該スイッチ機構を用いたリモートコントロール装置 Pending JP2002150891A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003019595A1 (es) * 2001-08-24 2003-03-06 Lear Automotive (Eeds) Spain, S.L. Interruptor electrico a membrana con siete posiciones de contacto

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