JP2002150176A - 書類作成システム - Google Patents

書類作成システム

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JP2002150176A
JP2002150176A JP2000337699A JP2000337699A JP2002150176A JP 2002150176 A JP2002150176 A JP 2002150176A JP 2000337699 A JP2000337699 A JP 2000337699A JP 2000337699 A JP2000337699 A JP 2000337699A JP 2002150176 A JP2002150176 A JP 2002150176A
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JP2000337699A
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English (en)
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Kenichi Igarashi
健一 五十嵐
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話およびインターネットを利用して、自
動車の契約/登録に関わる書類を作成する。 【解決手段】書類作成システムは、インターネットに接
続されたサーバー上に実現される。予め決められた書類
のテンプレートを格納するテンプレートファイルと、テ
ンプレート上のパラメータに埋め込まれるデータを格納
するデータベースと、携帯電話のブラウザに、書類作成
のためのWEBページを提供するページ提供手段と、提
供された書類作成のWEBページから書類および顧客が
選択されたことに応答して、該選択された書類に対応す
るテンプレートを前記テンプレートファイルから抽出す
るテンプレート抽出手段と、抽出されたテンプレートの
パラメータに対応し、かつ前記選択された顧客に関連す
るデータをデータベースから抽出するパラメータ値抽出
手段と、抽出されたテンプレートのパラメータに、抽出
されたデータを埋め込んで、前記選択された書類を作成
する書類作成手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末を利用
して営業活動を支援するシステムに関し、より具体的に
は、営業員が車両を販売する際に必要な登録申請書類の
作成を携帯電話を利用して支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両を購入する際には、様々な書類を作
成しなければならない。まず、顧客が車両を購入する際
にメーカーと締結する売買契約の契約書を作成しなけれ
ばならない。購入が決まった後には、いわゆる車庫証明
と呼ばれるものを作成しなければならない。これは、車
両の保管場所を特定するための書類で、管轄の警察署長
宛に提出する必要がある。具体的には、自己が所有する
土地を駐車場として使用する場合に提出する保管場所使
用権原疎明書面(自認書)、他人の所有地を借用して駐
車場とする場合に提出する保管場所使用承諾証明書、自
動車保管場所証明申請書、保管場所の所在地・配置図が
含まれる。さらに、車両を取得した際に申告する自動車
取得税申告(報告)書を作成し、税金と共に納税事務所
に提出しなければならない。また、これらの自動車保管
場所証明書交付事務に関わる代行行為を顧客が自動車メ
ーカーの営業員に委任する場合には、委任状も作成しな
ければならない。
【0003】通常、これらの売買契約および自動車の登
録にかかわる書類は、営業員が顧客からの委任を受けて
手書きで作成しており、工数のかかる作業であった。特
に保管場所の所在地・配置図には保管場所を特定するた
めの地図を記載しなくてはならない。書類の所在地記載
欄にちょうどいい大きさの地図を用意するのは手間がか
かり、また手書きで地図を記載するのはもっと大変な作
業であり、正確さに欠けることがあった。
【0004】一方、最近パーソナルコンピュータなどに
おいて、何らかの業務を行う際に地図情報を利用するシ
ステムが提案されている。特開平8−36550号公報
には、目的地の地図を作成し、地図情報に関連づけて文
字情報を書き込んだり表示させたりすることのできる携
帯端末装置が記載されている。顧客データフォーマット
は、顧客名、顧客住所、地図番号、地図上のXおよびY
座標データおよび顧客の契約内容という項目を有してお
り、それぞれの顧客の契約内容と地図が関連づけられて
いる。この携帯端末を持ち歩くことにより、地図情報お
よび契約内容を参照しながらどの順番で顧客を訪問すれ
ばよいかを容易に把握する。
【0005】また、特開2000−57171号公報に
は、車検証の住所コード、電話番号または郵便番号か
ら、対応する地域を表す地図を表示させることにより、
商品の搬送のエリアを把握する装置が記載されている。
この装置によると、車検証の住所コード、電話番号の市
外または市内局番、または郵便番号のうち少なくとも1
つの検索要件と、町名または字名までの番地抜き住所
と、該番地抜き住所に対応する地域を表す広域地図とを
関連づけてデータベースに格納する。上記検索要件また
は番地抜き住所のいずれか一方の入力に応答して、対応
した広域地図を画面に表示させる。
【0006】さらに特開平9−16664号公報には、
銀行融資システムにおいて不動産を担保とする融資案件
での不動産担保物件情報の管理に地図を使用するシステ
ムが記載されている。このシステムでは、既存のデジタ
ル化された地図情報を使用して、従来表現するのに困難
を伴っていた担保物件の立地条件や周囲の環境を、不動
産担保物件明細表および不動産調査書に出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】車両を販売する際に作
成すべき様々な書類を手書きに頼っていたのでは、煩雑
であり、工数がかかり、また間違いをおかす可能性があ
る。特に、保管場所の所在図・配置図の記載は負担が大
きい作業である。一方、顧客側から見れば、書類の作成
および提出の委任に伴うコストを低く抑えたいという要
望がある。
【0008】また、営業員が車庫証明に関わる書類を作
成するには、駐車場に関する情報が必要となる。したが
って、営業所で車庫証明に関わる書類を用意して顧客を
訪問し、書類の駐車場に関する部分などの未記入部分の
記入、署名の記入、捺印、および記入内容の確認を顧客
に依頼した後、さらにこれらの書類をもらいに顧客を訪
問しなければならない。顧客とのやりとりがスムーズに
いかないと、さらに何度か顧客と営業所を往復しなけれ
ばならなくなり、営業員の工数が増加する。
【0009】したがって、顧客を訪問しながらその場で
書類を作成することのできる携帯端末の必要性が望まれ
ている。
【0010】一方で、上記のようなデジタル化された地
図情報を利用したシステムが提案されている。しかし、
たとえば上記の特開平8−36550号公報のもののよ
うな携帯型端末装置には汎用性がなく、また携帯端末装
置自体に地図のイメージデータ、顧客データを保有する
ので比較的大きな記憶容量を必要とする。また、携帯端
末装置としてノート型パーソナルコンピュータなどが想
定されてるが、比較的小型なノート型パーソナルコンピ
ュータでも歩き回りながら地図を見るにはかさばりやす
く、適切ではない。また、地図および顧客データを参照
するためのアプリケーションに変更が生じた場合にはす
べての携帯端末のアプリケーションに変更を加えなけれ
ばならず、メンテナンスに工数がかかる。特開平200
0−57171号公報のもの、および特開平9−166
64号公報のものは、携帯して持ち歩くための装置とし
て提案されておらず、営業員が顧客を訪問しながら利用
するシステムとしては利便性が少ない。
【0011】したがって、車両を販売する際に必要な書
類を顧客を訪問しながら作成することができ、営業員の
工数を抑制することができ、かつコストを抑制すること
ができる書類作成システムが望まれている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の書類作成システムは、イン
ターネットへの接続機能および該インターネットを介し
て受信した情報を表示するブラウザ機能を有する携帯電
話にインターネットを介して接続されることのできるサ
ーバー上に実現され、予め決められた書類のテンプレー
トを格納するテンプレートファイルと、前記テンプレー
ト上のパラメータに埋め込まれるデータを格納するデー
タベースと、前記携帯電話のブラウザに、書類作成のた
めのWEBページを提供するページ提供手段と、前記提
供された書類作成のWEBページから書類および顧客が
選択されたことに応答して、該選択された書類に対応す
るテンプレートを前記テンプレートファイルから抽出す
るテンプレート抽出手段と、前記抽出されたテンプレー
トのパラメータに対応し、かつ前記選択された顧客に関
連するデータを前記データベースから抽出するパラメー
タ値抽出手段と、前記抽出されたテンプレートのパラメ
ータに、前記抽出されたデータを埋め込んで、前記選択
された書類を作成する書類作成手段とを備える、という
構成をとる。
【0013】この発明によると、携帯電話およびインタ
ーネットを介して書類を作成することができるので、従
来手書きによって営業所で作成していた書類を、場所お
よび時間に依存することなく自動的かつ正確に作成する
ことができ、書類を作成する工数を減らすことができ
る。また、既存の携帯電話およびインターネットを利用
するので、コストを抑えることができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の書類作成シ
ステムにおいて、書類が自動車の契約および登録に関わ
る書類である、という構成をとる。
【0015】この発明によると、自動車の契約書だけで
なく、顧客を訪問しながら自動車の登録に関わる書類を
一式まとめて作成することができるので、営業員の工数
を減らすことができ、また顧客が登録書類を営業員に委
任する場合には委任手数料を低くすることができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項2の書類作成シ
ステムにおいて、書類が、自動車の保管場所の所在図お
よび配置図の書類であり、データベースが、顧客に関す
る情報を格納する顧客データベースおよび地図データを
格納する地図情報データベースを備えており、テンプレ
ート抽出手段が、前記所在図および配置図の書類に対応
する所在図配置図テンプレートを抽出し、パラメータ値
抽出手段が、前記選択された顧客の住所および顧客の駐
車場の住所を前記顧客データベースから抽出し、該抽出
された1つ以上の住所が含まれる地図データを前記地図
情報データベースから抽出し、書類作成手段が、前記所
在図配置図テンプレートの所在図記載欄の大きさに適合
するよう前記抽出された地図データを変倍し、該変倍し
た地図データを所在図記載欄に埋め込むことによって、
前記所在図および配置図の書類を作成する、という構成
をとる。
【0017】この発明によると、自動車の登録申請書類
の中で特に作成に工数がかかっていた所在図記載を、容
易かつ正確に作成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明に従う書類作成システム
の以下に詳細に説明する実施形態は自動車の登録に関わ
る書類作成を前提としているが、任意の書類作成に広く
適用されることができる。
【0019】図面を参照し、この発明の実施の形態を説
明する。図1は、この発明に従う書類作成システムを備
えるネットワークの接続形態の全体図を示す。X社の営
業員が携帯する携帯電話1は、通常の電話機能の他に、
インターネット2に接続できる通信機能、およびインタ
ーネットを介して受信した情報を表示するブラウザ機能
を有している。したがって、営業員は、インターネット
を介して電子メールをやりとりしたり、URLを指定し
て様々なWEBページにアクセスすることができる。
【0020】システム11は、X社の社内ネットワーク
・システムを示す。この例では、社内LANによって構
成されたイントラネット12にX社の複数のパーソナル
コンピュータ13が接続されており、それぞれのパーソ
ナルコンピュータ13から内部設置サーバ14にアクセ
スすることができる。X社の社内システム11は、専用
線15およびファイアウォール(FW)16を介して、
X社のWEBサーバー4に接続されている。ファイアウ
ォールは、パケットの選別機能を持つルータであり、パ
ケットヘッダに含まれる送信元ホストアドレス、宛先ホ
ストアドレス、およびプロトコルの種別などの情報を用
いて、パケットの選別を行う。この実施例では、ファイ
アウォール16は、WEBサーバ4から社内システム1
1の内部設置サーバ14に向けられた送信を通し、その
他の来信する通信は拒絶するよう設定されている。
【0021】WEBサーバー4はX社の社外に設けられ
たサーバーであり、インターネット2およびX社のシス
テム11に接続されている。WEBサーバー4は、書類
作成システム10を備える。書類作成システム10は、
記憶装置6および7を備えており、記憶装置6には、書
類作成を実行するのに必要なプログラムおよびデータが
格納され、記憶装置7には、携帯電話1のブラウザに表
示されることのできる、書類作成システム用に作成され
たWEBページが格納されている。これらのWEBペー
ジは、具体的にはHTML文書として格納されている。
【0022】他のWEBサーバー21は、X社のWEB
サーバー4とは異なるサーバーを示しており、インター
ネット2に接続されている。他のWEBサーバー21
は、異なる会社のサーバー、および書類作成システム1
0が備わるサーバー4とは異なるX社のサーバーを含
む。記憶装置7に記憶されたWEBページに、WEBサ
ーバー21のアドレス(URL)をリンクづけることに
より、該WEBページからWEBサーバー21のデータ
22を参照することができる。
【0023】こうして、携帯電話1は、WEBサーバー
4の書類作成システム10にアクセスすることができ、
書類作成システム10は、携帯電話1のブラウザに様々
なWEBページ7を提供することができる。携帯電話1
は、提供されたWEBページを介して、書類作成システ
ム10の記憶装置6に格納されたデータを参照したり、
記憶装置6に格納されたプログラムを起動したりするこ
とができる。携帯電話1のブラウザに提供されたWEB
ページが他のWEBサーバー21にリンクづけられてい
る場合には、該WEBサーバー21のプログラム/デー
タ22が参照される。同じく、携帯電話1のブラウザに
提供されたWEBページが、社内システム11の内部設
置サーバー14にリンクづけられている場合には、該サ
ーバー14のプログラム/データを参照することもでき
る。また、サーバー4、21または14にあるデータ
を、携帯電話1にダウンロードして、携帯電話1のメモ
リに格納することもできる。
【0024】一方、X社のパーソナルコンピュータ13
も携帯電話1と同様に、WEBサーバー4の書類作成シ
ステム10にアクセスして、WEBサーバー4の記憶装
置6に格納されたデータを参照したりプログラムを起動
したりすることができる。さらに、X社のパーソナルコ
ンピュータ13は、WEBサーバー4の書類作成システ
ム10において使用されるプログラム/データ/ページ
を作成/更新して、内部設置サーバー14からWEBサ
ーバー4にアップロードすることができる。アップロー
ドされたプログラム/データは記憶装置6に、ページは
記憶装置7に記憶される。
【0025】この実施例では、X社の社内システム11
の外部に設置されたX社のWEBサーバー4に書類作成
システム10が設けられているが、この実施形態に限定
されるものではなく、書類作成システム10のWEBペ
ージ7のみをWEBサーバー4に設け、その他のプログ
ラムおよびデータ6をX社の社内システム11に設ける
こともできる。
【0026】図1に示されるように、書類作成システム
10に必要なプログラムおよびデータは、営業員が持ち
歩く携帯電話1には格納されておらず、すべてX社のW
EBサーバー4の営業支援システム10、社内システム
11の内部設置サーバー14、または他のサーバー21
に格納されている。営業員は、携帯電話1のブラウザに
表示された書類作成用のメニューから所望の書類を選択
するだけで、いつでもどこでも書類を作成することがで
きる。既存のネットワークであるインターネットおよび
汎用性の高い携帯電話を使用して書類作成を実行するこ
とができるので、専用端末に比べてコストを低く抑える
ことができ、しかも利便性が高い。さらに、営業支援に
必要なプログラムおよびデータはサーバーで一元管理さ
れているので、これらに変更が生じた場合のメンテナン
スの手間を軽減することができる。
【0027】図2は、書類作成システム10のより詳細
な構成を示すブロック図である。ブラウザ8は、図1に
示される携帯電話1のブラウザに対応する。しかし、図
1を参照して述べたように、X社の社内システム11の
パーソナルコンピュータ13のブラウザにも、図2の書
類作成システム10を適用することができる。ブラウザ
8は、インターネット2を介して書類作成システム10
に接続されている。
【0028】書類作成システム10は送受信部9を備
え、送受信部9は、ブラウザ8から送られてきたデータ
の受信、および書類作成システム10からのブラウザ8
へのデータの送信を制御する。認証部30は、営業員が
書類作成システム10にログオンする際の認証を実行す
る。作成部31〜36は、保管場所使用権原疎明書面
(以下、使用権原疎明書という)、保管場所使用承諾証
明書(以下、使用承諾証明書という)、保管場所の所在
図・配置図(以下、所在図・配置図という)、自動車保
管場所証明申請書(以下、証明申請書という)および自
動車取得税申告(報告)書(以下、税納付書という)を
それぞれ作成する(以下、これらの書類をまとめて登録
申請書類という)。契約書作成部37は、顧客が車両を
購入する際にX社が顧客と売買契約を締結するための契
約書を作成する。
【0029】書類作成システム10は、ページファイル
40を備える。ページファイル40には、書類作成シス
テム10が携帯電話1のブラウザ8に提供するそれぞれ
のWEBページがファイルとして格納されており、それ
ぞれのページは、典型的にはHTMLで記述されてい
る。
【0030】認証データベース41は、営業員が書類作
成システム10に入るためのログオン情報を格納する。
図3は、認証データベース41のレコードの例を示し、
該レコードは、販売店コード、拠点コード、営業コード
およびパスワードのフィールドを有する。販売店コード
は営業員が所属する販売店を識別するコードであり、た
とえば2桁で都道府県、次の2桁で市区群、残り3桁を
連番としたコード体系を有する。拠点コードは、営業員
が属する営業所の拠点を識別するコードを示す。営業コ
ードおよびパスワードは、営業員に固有に割り振られる
コードを示す。
【0031】顧客データベース42は、顧客に関する情
報を格納する。図4は顧客データベース42のレコード
の例を示し、該レコードは、顧客コード、顧客名、フリ
ガナ、性別、生年月日、郵便番号、住所、住所フリガ
ナ、電話番号、職業、勤務先、勤務先住所、勤務先住所
フリガナ、勤務先電話番号、購入車両情報、駐車場情報
のフィールドを有する。購入車両情報フィールドは、さ
らに複数のフィールドを有しており、顧客が購入した車
両の車名、型式、車台番号、車両番号等を格納する。駐
車場情報フィールドもさらに複数のフィールドを有して
おり、駐車場住所、駐車場所有者の名前、住所および電
話番号、駐車場契約期間、駐車場契約日を格納する。
【0032】警察署データベース43は、それぞれの警
察署に関する情報を格納する。図5は警察署データベー
ス43のレコードの例を示し、警察署名、管轄住所、テ
ンプレートファイル名のフィールドを有する。管轄住所
フィールドは、警察署が管轄する住所を格納し、これに
より、住所から管轄警察署を抽出することができる。テ
ンプレートファイル名フィールドは、警察署に提出する
書類のテンプレートを格納するファイル名を示す。警察
署によって使用する書式が異なるので、それぞれの警察
署につき1つのテンプレートファイルを関連づけてい
る。それぞれのテンプレートファイルには、図5に示さ
れるように、保管場所使用権原疎明書面(自認書)、保
管場所使用承諾証明書、保管場所の所在図・配置図、保
管場所証明申請書、自動車取得税申告(報告)書、およ
び委任状の6種類のテンプレートが格納される。図2
2、24、26、29、31および33は、これらのテ
ンプレートのそれぞれの例を示す。テンプレート上に表
された「$」という記号はテンプレートのパラメータを
示しており、該パラメータには、テンプレート上の位置
および大きさが関連づけられている。このパラメータ
に、作成部31〜36のそれぞれで抽出されたパラメー
タ値が代入される。 “$”という記号は任意であり、
パラメータであることを識別することのできる他の特殊
記号を用いることができる。
【0033】テンプレートは、任意の方法で作成するこ
とができる。たとえば、何らかの専用の帳票設計用のツ
ールを使用して作成される場合には、上記のパラメータ
は該ツールの仕様に従って定義され、作成されたテンプ
レートは、該ツールの仕様に従った形式で記憶装置に格
納される。または、テンプレートをHTML文書として
作成することもでき、この場合には、HTML文書中に
パラメータが定義される。さらに、GIF(Graphics I
nterchange Format)形式、または電子文書として普及
してきている米国Adobe社のPDF形式で作成すること
も可能である。
【0034】地図情報44は、他のWEBサーバー21
に配置されたデータベースであり、広域地図(たとえ
ば、東京都○○区××1丁目のレベル)だけでなく、該
広域地図をさらに細分化した狭域地図(たとえば、東京
都○○区××1丁目△番地△号のレベル)をも格納す
る。
【0035】車両データベース45は、X車が販売対象
としているそれぞれの車両についての情報を格納する。
図6は、車両データベース45レコードの例を示し、該
レコードは、車名、型式、長さ、幅、高さ、年式、類別
区分、総排気量、原動機の型式のフィールドを有する。
【0036】営業所テーブル46は、営業所についての
情報を格納する。図7は営業所テーブルのレコードの例
を示し、該レコードは、営業所名、営業所住所、営業所
電話番号、販売店コードおよび拠点コードのフィールド
を有する。販売店コードおよび拠点コードは、認証デー
タベース41の販売店コードおよび拠点コードに対応す
る。したがって、営業員がログオンする際の認証情報に
基づいて、営業員が所属する営業所名を抽出することが
できる。契約テンプレートファイル名フィールドは、契
約書のテンプレートを格納するファイル名を示す。これ
のみ警察署データベース43のテンプレートファイルに
含まれないのは、契約書は警察署とは無関係のものであ
り、しかも契約を締結する営業所によって異なることが
あるので、契約書のテンプレートは営業所と関連づけて
記憶する。図35に、契約書テンプレートの例を示す。
【0037】登録書類ファイル48は、それぞれの作成
部31〜37によって作成された書類を格納する。
【0038】上記データベースに含まれるフィールドの
種類は単なる例であり、他のフィールドを含めることは
任意である。また、それぞれのデータベースが配置され
る場所は図2の実施例に限定されるものでなく、異なる
サーバーに配置することができる。
【0039】図8は、本発明の書類作成システム10の
動作全体の概要を示すフローチャートである。ブラウザ
8を介して送られてきた営業員1のログオン情報に対
し、認証部30によって認証処理が実行される(5
1)。認証が合格した後、ブラウザ8にはメインメニュ
ーが表示される(52)。メインメニューにおいて「登
録書類一式作成」が選択され(53)、さらに駐車場区
分として「自宅保管場所」が選択されたならば(5
4)、ステップ55に進み、使用権原作成部31によっ
て使用権原疎明書面が作成される。これは、顧客が自宅
を駐車場として使用する場合に対応する。一方、ステッ
プ54において駐車場区分として「借り駐車場」が選択
されたならば、ステップ56に進み、使用承諾作成部3
2によって使用承諾証明書が作成される。これは、他人
が所有する土地を借りて駐車場とする場合に対応する。
【0040】次に、ステップ57において、所在図配置
図作成部33によって保管場所の所在図・配置図が作成
され、ステップ58において、証明申請作成部34によ
って自動車保管場所証明申請書が作成され、ステップ5
9において、税納付書作成部35によって自動車取得税
申告書が作成され、さらにステップ60において、委任
状作成部36によって委任状が作成される。一方、ステ
ップ53において、表示されたメインメニューから「契
約書作成」が選択されたならば、契約書作成部37によ
って契約書が作成される(62)。
【0041】それぞれの作成部によって作成された書類
は、登録書類ファイル48に格納される。こうして、営
業員は、携帯電話のブラウザ8に表示されたメニューか
ら所望の書類を選択するだけで、自動車を登録する際に
必要な登録申請書類および契約書を容易に作成すること
ができる。この実施例では、メインメニューにおいて契
約書とその他の登録申請書類とは別のメニュー項目とし
て表示したが、他の実施例では、契約書の作成を登録書
類一式作成メニューの中に含めて、「登録書類一式作
成」が選択されたことに応答して契約書も作成されるよ
うにしてもよい。または、「登録書類一式作成」という
メニュー項目の代わりに、それぞれの書類につき1つの
メニュー項目を設けるようにしてもよい。この場合、た
とえばメインメニューから「保管場所の所在図・配置
図」が選択されたことに応答して、保管場所の所在図・
配置図の書類だけが作成される。
【0042】以下、書類作成システム10のそれぞれの
機能を詳細に説明する。
【0043】書類作成システムへのログオン 図9は書類作成システムの認証処理(図8のステップ5
1)を示すフローチャートであり、認証部30によって
実行される。営業員は最初に、書類作成システム10の
ホームページのURLを指定してインターネットに接続
する。URLは、予め携帯電話に登録しておくことがで
きる。携帯電話からのアクセス要求に応答して、書類作
成システム10の認証部30は、ページファイル40か
らログオン画面を抽出し、携帯電話1のブラウザ8に送
信する(71、72)。ログオン画面の例を図16の
(a)に示す。ログオン画面には、販売店コード、拠点
コード、営業コード、パスワードの4項目が表示されて
おり、営業員は、これらを1つずつ選択して入力するこ
とができる。たとえば、販売店コードを選択することに
より販売店コードの入力画面が表示されるので、7桁の
販売店コードを入力する。こうして、4項目すべてにつ
いて入力した後、送信ボタンを押すことにより、認証情
報は書類作成システム10に送信される。
【0044】認証部30は認証情報を受信し(73)、
受信した認証情報が、認証データベース41に格納され
た情報と一致しているかどうか判断する(74)。一致
していれば認証がOKされたと判断し、認証部30はペ
ージファイル40からメインメニューを抽出し、ブラウ
ザ8に送信する(75)。一致しなければ認証が拒否さ
れたと判断し、その旨を示す通知メッセージ用のページ
をページファイル40から抽出し、ブラウザ8に送信す
る(76)。図16の(b)に、メインメニューの表示
例を示す。
【0045】使用権原疎明書面および使用承諾証明書の
作成 図10は、使用権原疎明書面および使用承諾証明書の作
成処理(図8のステップ55および56)のフローチャ
ートを示し、これらは、使用権原作成部31および使用
承諾作成部32によってそれぞれ実行される。
【0046】営業員は、図16の(b)に示されたメイ
ンメニューから「登録書類一式作成」を選択し、送信す
る。それに応答して、書類作成システム10は、ページ
ファイル40から「駐車場区分入力」画面を抽出し、ブ
ラウザ8に送信する。この画面の例を図16の(c)に
示す。図に示されるように、自宅を駐車場とする場合
と、他者から駐車場を借りる場合とでは作成する登録申
請書類が異なる。したがって、駐車場区分入力画面メニ
ューから「自宅保管場所」が選択された場合には使用権
原作成部31が起動され、「借り駐車場」が選択された
場合には使用承諾作成部32が起動される。
【0047】自宅保管場所が選択され、使用権原作成部
31が起動された場合について説明する。使用権原作成
部31は、ページファイル40から「顧客入力」画面を
抽出し、ブラウザ8に送信する(82)。この画面の例
を図17の(a)に示す。営業員は、所望の顧客名を入
力して送信する。顧客名はフルネームで入力する必要は
なく、ひらがな、カタカナ、または漢字の頭文字のみを
入力することができる。使用権原作成31は、入力され
た顧客名を受信し、受信した顧客名に一致するすべての
レコードを顧客データベース42から抽出し、ブラウザ
8に送信する(83)。送信されてきた顧客名の一覧を
示す画面の例を図17の(b)に示す。営業員は、送信
されてきた顧客名の一覧から所望の顧客を選択し、送信
する。
【0048】使用権原作成部31は、選択された顧客名
をキーとして顧客データベース42をアクセスし、該顧
客の郵便番号、住所、電話番号を抽出する(84)。さ
らに、該顧客の住所をキーとして警察署データベース4
3をアクセスし、警察署名およびテンプレートファイル
名を抽出する(85)。次に、使用権原作成部31は、
そのテンプレートファイルに含まれる保管場所使用権原
疎明書面(自認書)のテンプレートを抽出する(8
6)。このテンプレートの例を図22に示す。使用権原
作成部31は、該テンプレートのパラメータのそれぞれ
に、顧客データベース42および警察署データベース4
3から抽出したデータを埋め込む(87)(以下、パラ
メータを、データに置き換えることを埋め込むとい
う)。具体的にいうと、$policeには、警察署データベ
ース43から抽出された警察署名を埋め込み、$postnum
には顧客データベース42から抽出された顧客の郵便番
号を埋め込み、$addressには顧客の住所を埋め込み、$t
el1,$tel2, $tel3には顧客の電話番号を埋め込み、$nam
eには顧客名を埋め込む。$Y、$M、$Dで表される申請日
付には、作成部31が処理を実行している日付を埋め込
む。代わりに、この申請日付を、携帯電話のブラウザ8
から任意に変更できるようにしてもよい。こうして、使
用権原作成部31は、「使用権原疎明書面(自認書)」
を作成し、登録書類ファイル48に格納する(88)。
作成された該書面の例を図21に示す。
【0049】一方、図16の(c)において「借り駐車
場」が選択され、使用承諾作成部32が起動される場合
を説明する。使用承諾作成部32は、上記の使用権原作
成部31と同様に、顧客名を入力する画面(図17の
(a))をブラウザ8に送信する(92)。営業員は、
顧客名を入力して送信する。使用承諾作成部32は、入
力された顧客名を受信し、受信した顧客名に一致するす
べての顧客名を顧客データベース42から抽出し、ブラ
ウザ8に送信する(93)。営業員は、送信されてきた
顧客名の一覧から、所望の顧客を選択し、送信する。
【0050】使用承諾作成部32は、選択された顧客名
をキーとして顧客データベース42をアクセスし、該顧
客の郵便番号、住所、電話番号、駐車場情報を抽出する
(94)。さらに、該顧客の住所をキーとして警察署デ
ータベース43をアクセスし、テンプレートファイル名
を抽出する(95)。次に、使用承諾作成部32は、そ
のテンプレートファイルに含まれる保管場所使用承諾証
明書のテンプレートを抽出する(96)。このテンプレ
ートの例を図24に示す。使用承諾作成部32は、該テ
ンプレートのパラメータのそれぞれに、顧客データベー
ス42から抽出したデータを埋め込む(97)。具体的
にいうと、$Paddressには、顧客データベース42の駐
車場情報フィールドから抽出した駐車場住所を埋め込
み、$Opostnum、$Oaddress、$Otel1,$Otel2,$Otel3、$O
nameには駐車場所有者の郵便番号、住所、電話番号およ
び名前をそれぞれ埋め込む。$postnum、$address、$tel
1,$tel2,$tel3、$nameには、顧客の郵便番号、住所、電
話番号および名前をそれぞれ埋め込む。$pY1、$pM1、$p
D1、$pY2、$pM2、$pD2には駐車場契約期間を埋め込み、
$oY、$oM、$oDで表される証明日付には、駐車場契約日
を埋め込む。代わりに、この証明日付を携帯電話のブラ
ウザ8から任意に指定できるようにしてもよい。こうし
て、使用承諾作成部32は、「使用承諾証明書」を作成
し、登録書類ファイル48に格納する(98)。作成さ
れた該書面の例を図25に示す。
【0051】他の実施形態では、駐車場情報を、上記の
ように顧客データベース42に予め登録しておく代わり
に、書類を作成する際にブラウザ8から入力する。例と
して、図16の(c)で「借り駐車場」が選択されたこ
とに応答して、図18に示されるような「借り駐車場入
力画面」をブラウザ8に送信する。営業員は、それぞれ
の項目を選択してデータを入力し、送信する。たとえ
ば、駐車場所有者情報を選択すると、駐車場所有者情報
の入力画面が送られてくるので、営業員は、その入力画
面から所有者名、所有者住所および電話番号を入力する
ことができる。使用承諾作成部32は、受信したこれら
の駐車場情報を使用承諾証明書のテンプレートのパラメ
ータに埋め込み、使用承諾証明書を作成する。書類の作
成と同時に、これらの駐車場情報を顧客データベース4
2に格納することもできる。
【0052】さらに他の実施形態では、顧客データベー
ス42に格納された駐車場住所と顧客の住所とを比較
し、同じならば自動的に使用権原作成部31が起動され
て使用権原疎明書面が作成され、異なるならば自動的に
使用承諾作成部32が起動されて使用承諾証明書が作成
されるようにしてもよい。この場合、顧客の住所と駐車
場の住所から自動的に作成すべき書面が選択されるの
で、図16の(c)に示されるような駐車場区分を入力
するための画面は必要とされない。
【0053】保管場所の所在図・配置図の作成 使用権原疎明書面または使用承諾証明書が作成された
後、所在図配置図作成部33が起動される。図11に、
所在図配置図の作成処理(図8のステップ57)のフロ
ーチャートを示す。
【0054】所在図配置図作成部33は、使用権原疎明
書面または使用承諾証明書の作成処理で取得された顧客
名をキーとして、顧客データベース42から顧客の住所
および駐車場住所を抽出する(101)。さらに、所在
図配置図作成部33は、顧客の住所をキーとして、警察
署データベース43から対応するテンプレートファイル
名を抽出し、該テンプレートファイルに含まれる保管場
所の所在図・配置図テンプレートを抽出する(10
2)。図26に、このテンプレートの例を示す。
【0055】所在図配置図作成部33は、顧客の住所と
駐車場住所が同じ場合には、顧客の住所をキーとして地
図情報44をアクセスし、該顧客住所が含まれる地図デ
ータを抽出する(103、104)。顧客の住所と駐車
場住所が同じかどうかは、顧客データベース42に格納
された該2つの住所を比較することによって判断するよ
うにしてもよいし、または使用権原疎明書面または使用
承諾証明書のいずれが作成されたかによって判断するよ
うにしてもよい。また、他の実施形態では、地図データ
の抽出を、顧客の電話番号をキーとしても抽出すること
ができる。代わりに、近くに目標物(市町村役場、警察
署等)がある場合には、目標物からも地図データを抽出
することができる。
【0056】所在図配置図テンプレートの所在図記載欄
200の大きさは予め決まっているので(パラメータ$m
ap1に関連づけて記憶されている)、所在図配置図作成
部33は、抽出した地図データを、所在図記載欄200
の大きさに適合するよう変倍し、所在図記載欄200に
設けられたパラメータ$map1を基準位置として所在図記
載欄に埋め込む(105)。所在図記載欄に埋め込まれ
た地図の例を図27に示す。この図に示されるように、
所在図配置図作成部33は、埋め込まれた地図の顧客住
所に対応する部分に「本拠および駐車場」の表示を付す
(106)。顧客の住所を地図上の座標で表すことがで
きるので、「本拠および駐車場」という文字(またはイ
メージ)データを該座標を指すよう配置することができ
る。さらに、所在図配置図作成部33は、東西南北を示
す方位記号250を、所在図記載欄の予め決められた場
所に貼り付ける(106)。方位記号250は、抽出さ
れた地図の方位に従った向きに貼り付けられる。「本拠
および駐車場」という文字またはイメージデータ、およ
び方位記号は、予めオブジェクトとして用意しておくこ
とができる。
【0057】次に、所在図配置図作成部33は、顧客住
所に対応する地図データの部分を、配置図欄記載の大き
さに適合するよう拡大し、該拡大した地図データ部分
を、配置図記載欄210に設けられたパラメータ$map2
を基準位置として配置図記載欄に埋め込む(107)。
所在図記載欄200と同様に、配置図記載欄210の大
きさは予め決まっている(パラメータ$map2に関連づけ
て記憶される)。所在図配置図作成部33は、配置図欄
の予め決められた位置に方位記号を貼り付ける。
【0058】所在図配置図作成部33によって配置図記
載欄210に埋め込まれた地図データ部分は、保管場所
の所在図・配置図の書類として提出するには適切でない
場合が多い。すなわち、図27の配置図欄に示されてい
るように、配置図記載欄には、車両が保管される場所の
大きさや位置を詳しく明示することが求められる。した
がって、本発明の実施例では、所在図配置図作成部33
によって配置図記載欄に埋め込まれた地図データを修正
することができるようにする。
【0059】具体的には、図8に示される登録書類一式
作成処理が完了した後(すなわち、ステップ55〜60
がすべて完了した後)、携帯電話のブラウザ8を介し
て、配置図を修正することができる(他の書類の修正の
詳細については、後述する)。携帯電話に、たとえば直
線、矢印、方位記号、テキストボックスなどのオブジェ
クトを搭載することにより、いわゆる通常のワードプロ
セッサのように、携帯電話の画面上で作図を実行するこ
とができる。営業員は、画面上の所望の場所を選択し、
選択した場所に所望のオブジェクトを貼り付けることが
できる。また、オブジェクトを選択することにより、該
オブジェクトを変倍/回転したり、該オブジェクトを複
写/削除したりすることもできる。こうして、携帯電話
に作図機能を搭載することにより、営業員は、ブラウザ
8を介して配置図を修正することができる。こうして作
成された配置図を、図27の配置図記載欄に示す。な
お、所在図配置図作成部33によって配置図記載欄に貼
り付けられた地図データが全く使えない場合には、その
地図データを完全に削除して、初めから配置図を作図す
ることも可能である。
【0060】図11を再び参照すると、ステップ103
において、顧客住所と駐車場住所とが異なる場合、所在
図配置図作成部33は、該2つの住所をキーとして地図
情報44をアクセスし、該2つの住所が含まれる地図デ
ータを抽出する(110)。所在図配置図作成部33
は、抽出した地図データを、所在図記載欄の大きさに合
わせて変倍し、該所在図記載欄に設けられたパラメータ
$map1を基準位置として埋め込む(111)。こうし
て、所在図記載欄には、顧客住所および駐車場住所の2
地点が表示された地図が埋め込まれる。貼り付けられた
地図の例を図28に示す。
【0061】所在図配置図作成部33は、貼り付けられ
た地図の顧客住所および駐車場住所に対応する部分に、
それぞれ「本拠」および「駐車場」の表示を付す。たと
えば、2地点の住所をそれぞれ地図上の座標で表すこと
ができるので、「本拠」および「駐車場」という文字
(またはイメージ)データを、それぞれの座標を指すよ
うに配置することができる(112)。所在図配置図作
成部33は、図28に示されるように、2つの住所に対
応する座標を直線で結んで、2つの住所間の距離を付
し、方位記号を所在図欄の所定の場所に貼り付ける(1
12)。
【0062】次に、所在図配置図作成部33は、ステッ
プ107の場合と同様に、駐車場住所に対応する地図デ
ータの部分を、配置図欄記載の大きさに適合するよう拡
大し、該拡大した地図データ部分を配置図記載欄に貼り
付ける。このして配置図記載欄に貼り付けられた地図デ
ータでは不十分な場合には、前述したように、携帯電話
の作図機能を使用して配置図を修正することができる。
こうして作成された配置図の例を、図28に示す。
【0063】携帯電話の作図機能は、上記のように携帯
電話のキーによってオブジェクトを選択して貼り付ける
こともできるが、携帯電話にタッチペンによる作図機能
が備わっている場合には、タッチペンによって画面をな
ぞりながら配置図を作成することができる。
【0064】配置図だけでなく、所在図を修正すること
もできる。たとえば、上記のようにして付された顧客住
所および駐車場住所を結ぶ直線を削除し、代わりに携帯
電話に搭載されたオブジェクトを使用して、顧客住所か
ら駐車場住所への地図上の道路をたどるような線を描く
ことができる。または、顧客住所および駐車場住所の間
の中継点を指定して、自動的に線を描くような機能を携
帯電話にもたせるようにしてもよい。また、携帯電話の
画面に対してタッチペンが使える場合には、タッチペン
によって道路をなぞることにより、顧客住所から駐車場
住所への線を簡単に描くことができる。
【0065】所在図欄に記載された顧客住所および駐車
場住所間に描かれた直線と、地図の縮尺とに基づいて、
所在図配置図作成部33は、2地点間の距離を計算する
ことができ、該計算された距離を所在図記載欄に付すこ
とができる。この距離計算は、たとえばブラウザ上に表
示された「距離計算」が選択されたことに応答して実行
されるようにしてもよい。
【0066】こうして、所在図配置図作成部33は、
「保管場所の所在図・配置図」を作成し、登録書類ファ
イル48に格納する(114)。
【0067】保管場所証明申請書の作成 所在図配置図が作成された後、証明申請作成部34が起
動される。図12は、証明申請作成処理(図8のステッ
プ58)のフローチャートを示す。
【0068】証明申請作成部34は、顧客名をキーとし
て顧客データベース42をアクセスし、顧客名のフリガ
ナ、郵便番号、住所、住所フリガナ、電話番号、駐車場
住所を抽出し、さらに購入車両情報フィールドから車
名、型式、車台番号を抽出する(121)。証明申請作
成部34は、購入車両の車名、型式、車台番号をキーと
して車両データベース45をアクセスし、購入車両に対
応する車両の長さ、幅および高さを抽出する(12
2)。さらに、該顧客の住所をキーとして警察署データ
ベース43にアクセスし、警察署名およびテンプレート
ファイル名を抽出する(124)。
【0069】次に、証明申請作成部34は、該テンプレ
ートファイルに含まれる自動車保管場所証明申請書のテ
ンプレートを抽出する(125)。このテンプレートの
例を図29に示す。証明申請作成部34は、該テンプレ
ートのパラメータのそれぞれに、顧客データベース4
2、車両データベース45および警察署データベース4
3から抽出したデータを埋め込む(125)。具体的に
いうと、$Cnameには、顧客データベース42の購入車両
情報フィールドから抽出した車名を埋め込み、$Ctype1
には、購入車両の型式を埋め込み、$Cnumber1には購入
車両の車台番号を埋め込み、$Clength、$Cwidth、$Chei
ghtには車両データベース45から抽出された購入車両
の長さ、幅および高さをそれぞれ埋め込む。$policeに
は、警察署データベース43から抽出された警察署名を
埋め込む。$postnum、$address、$furigana、$name、$t
el1,$tel2,$tel3、$Paddress、には、顧客データベース
42から抽出された顧客の郵便番号、住所、顧客名フリ
ガナ、顧客名、電話番号、駐車場住所をそれぞれ埋め込
む。$Y、$M、$Dで表される申請日付は、作成部34が処
理を実行している日付を埋め込む。代わりに、この申請
日付を、携帯電話のブラウザ8から任意に変更できるよ
うにしてもよい。
【0070】こうして、証明申請作成部34は、「自動
車保管場所証明申請書」を作成し、登録書類ファイル4
8に格納する(126)。作成された該書面の例を図3
0に示す。
【0071】税納付書の作成 保管場所証明申請書が所在図配置図が作成された後、税
納付書作成部35が起動される。図13は、税納付書作
成処理(図8のステップ59)のフローチャートを示
す。
【0072】税納付書作成部35は、顧客名をキーとし
て顧客データベース42をアクセスし、顧客名、顧客の
フリガナ、郵便番号、住所、住所フリガナ、電話番号、
勤務先、勤務先電話番号、車両本体価格、付属品価格を
抽出し、さらに購入車両情報フィールドから車名、型
式、車台番号、車両番号、購入日を抽出する(13
1)。税納付書作成部35は、車両名、型式、車台番号
をキーとして車両データベース45にアクセスし、購入
車両に対応する車両の年式、類別区分、総排気量、原動
機の型式を抽出する(132)。さらに、税納付書作成
部35は、顧客の住所をキーとして警察署データベース
43をアクセスし、テンプレートファイル名を抽出する
(133)。
【0073】次に、税納付書作成部35は、そのテンプ
レートファイルに含まれる自動車取得税申告(報告)書
のテンプレートを抽出する(134)。このテンプレー
トの例を図31に示す。税納付書作成部35は、該テン
プレートのパラメータのそれぞれに、顧客データベース
42および車両データベース45から抽出したデータを
埋め込む(135)。具体的にいうと、$Cdate、$Cnumb
er2、$Cname、$Cnumber1、および$Ctype1には、顧客デ
ータベース42の購入車両情報フィールドから抽出した
購入車両の購入日、車両番号、車名、車台番号、型式を
それぞれ埋め込み、$Ctype2、$Ckubun、$Ctype3、$Cpow
er、には車両データベース45から抽出された購入車両
の年式、類別区分番号、総排気量および原動機の型式を
それぞれ埋め込む。また、$adfurigana、$address、$fu
rigana、$name、$tel1,$tel2,$tel3、$Wname、$Wtel、$
cost1、$cost2には、顧客データベース42から抽出さ
れた住所フリガナ、住所、顧客名フリガナ、顧客名、電
話番号、勤務先、勤務先電話番号、車両本体価格、付属
品価格をそれぞれ埋め込む。Y、$M、$Dで表される申告
日付は、作成部35が処理を実行している日付を埋め込
む。代わりに、この申告日付を、携帯電話のブラウザ8
から任意に変更できるようにしてもよい。
【0074】税納付書作成部35は、顧客データベース
42のたとえば「その他の車両情報」フィールド(図4
を参照)に格納される車両の種別、自営別、用途、新・
中古の区別、リースの有無のデータに従って、自動車取
得税申告書の種別、自営別、用途、新・中古の別および
リース車である/ないという欄(参照番号280)のそ
れぞれの該当するところに丸印をつけることができる。
また、税納付書作成部35は、車両本体価格および付属
品価格に基づいて、課税標準額および税額を自動的に計
算して、欄290にデータを入れることができる。
【0075】こうして、税納付書作成部35は、「自動
車取得税申告(報告)書」を作成し、登録書類ファイル
48に格納する(136)。作成された該書面の例を図
30に示す。
【0076】委任状の作成 税納付書が作成された後、委任状作成部36が起動され
る。図14は、委任状作成処理(図8のステップ60)
のフローチャートを示す。
【0077】委任状作成部36は、顧客名をキーとして
顧客データベース42をアクセスし、顧客の住所を抽出
する(141)。委任状作成部36は、書類作成システ
ム10に営業員がログオンした際の認証情報に含まれる
販売店コードおよび/または拠点コードをキーとして営
業所テーブル46をアクセスし、営業所名および営業所
住所を抽出する(142)。さらに、顧客の住所をキー
として警察署データベース43をアクセスし、テンプレ
ートファイル名を抽出する(143)。
【0078】次に、委任状作成部36は、そのテンプレ
ートファイルに含まれる委任状のテンプレートを抽出す
る。このテンプレートの例を図33に示す。委任状作成
部36は、該テンプレートのパラメータのそれぞれに、
顧客データベース42および営業所テーブル46から抽
出したデータを埋め込む(145)。具体的にいうと、
$Mnameには、営業所テーブル46から抽出した営業所名
を埋め込み、$Maddressには、営業所の住所を埋め込
む。$addressには顧客の住所を埋め込む。$Y、$M、$Dで
表される委任日付は、作成部36が処理を実行している
日付を埋め込む。代わりに、この委任日付を、携帯電話
のブラウザ8から任意に変更できるようにしてもよい。
こうして、委任状作成部36は委任状を作成し、登録書
類ファイル48に格納する(146)。作成された該書
面の例を図34に示す。
【0079】委任状作成部36によって委任状が作成さ
れた後、書類作成システムは、ブラウザ8に、図19に
示されるような画面を送信する。この画面は、作成部3
1〜36によって作成された書類を1つのファイルとし
て登録書類ファイル48に記憶するために、ファイル名
をつけるよう営業員に促す画面である。営業員はこの画
面において、任意の登録申請書類名を入力して送信す
る。こうして、登録書類ファイル48に格納された登録
申請書類一式に対して、1つの固有の名前が割り振られ
る。
【0080】登録書類の確認、修正、印刷 営業員は、作成された登録申請書類のそれぞれについて
確認/修正を行うことができる。図16の(b)に示さ
れるメインメニューから登録書類確認/修正を選択して
送信すると、それに応答して、書類作成システム10
は、図20の(a)に示されるような、登録書類ファイ
ル48に格納されている登録申請書類名の一覧をブラウ
ザ8に送信する。これは、前述したように、営業員によ
って登録申請書類一式につけられたファイル名の一覧で
ある。
【0081】営業員は、この一覧の中から、確認/修正
を所望するファイル名を選択し、送信する。それに応答
して、書類作成システム10は、図20の(b)に示さ
れるような選択されたファイルに含まれるそれぞれの書
類の一覧をブラウザ8に送信する。営業員は、この一覧
の中から確認/修正を所望する書類を選択して送信す
る。それに応答して、書類作成システム10は、選択さ
れた書類をブラウザ8に送信する。たとえば、前述した
ように、配置図の修正を所望する場合には、「所在図・
配置図」を選択して送信すると、すでに作成された所在
図・配置図がブラウザ8に表示される。営業員は、表示
された所在図・配置図を確認し、必要に応じて携帯電話
に搭載された作図機能を使って修正することができる。
【0082】一方、営業員は、作成された登録申請書類
のそれぞれについて印刷を行うことができる、図16の
(b)に示されるメインメニューから登録書類印刷を選
択して送信すると、それに応答して書類作成システム1
0は、図21の(a)に示されるように、登録書類ファ
イル48に格納されている登録申請書類名の一覧をブラ
ウザ8に送信する。営業員は、この一覧の中から、印刷
を所望するファイル名を選択し、送信する。それに応答
して書類作成システム10は、図21の(b)に示され
るような、選択されたファイルに含まれるそれぞれの書
類の一覧をブラウザ8に送信する。営業員は、この一覧
の中から印刷を所望する書類を選択して送信する。それ
に応答して書類作成システム10は、選択された書類の
印刷プレビューをブラウザ8に送信する。営業員はその
印刷プレビューを確認し、ブラウザに表示された「印
刷」を選択して送信することにより、印刷を実行するこ
とができる。また、一覧には「登録書類一式」が含まれ
ており、これを選択することにより登録書類一式をまと
めて印刷することもできる。印刷は、たとえばハンディ
型のプリンタを携帯電話と有線または無線で接続して
(たとえば、Bluetooth等のプロトコルを使用して、無
線でプリンタと接続することができる)実行することが
できる。
【0083】こうして印刷された登録書類のうち、署名
および印が必要な部分だけを顧客に依頼しさえすれば、
登録申請書類として完成する。顧客を訪問した時、顧客
の確認をとりながらその場で登録申請書類を作成するこ
とができるので、営業員の工数を減らすことができ、か
つ利便性が高い。
【0084】契約書の作成 登録申請書類の他に、顧客が車両を購入する際に顧客と
締結する売買契約のための契約書を作成することができ
る。営業員は、図16の(b)に示されるメインメニュ
ーから契約書作成を選択する。これに応答して、契約書
作成部37が起動される。図15に、契約書の作成処理
(図8のステップ62)のフローチャートを示す。
【0085】契約書作成部37は、顧客名をキーとして
顧客データベース42をアクセスし、顧客のフリガナ、
郵便番号、住所、住所フリガナ、電話番号、購入車両情
報を抽出する(151)。契約書作成部37は、認証情
報に含まれる販売店コードおよび/または拠点コードを
キーとして営業所テーブル46をアクセスし、契約書テ
ンプレートを抽出する(152)。契約書テンプレート
の例を図35に示す。
【0086】契約書作成部37は、該テンプレートのパ
ラメータのそれぞれに、顧客データベース42から抽出
したデータを埋め込む(153)。具体的にいうと、$C
name、$Ctype、$cost1、$cost2、には、顧客データベー
ス42の購入車両情報フィールドから抽出した購入車両
の車名、型式、車両本体価格、付属品価格を埋め込む。
$postnum、$adfurigana 、$address、$tel、$birth、$f
urigana 、$nameには顧客データベース42から抽出さ
れた顧客の郵便番号、住所フリガナ、住所、電話番号、
生年月日、顧客名フリガナおよび顧客名をそれぞれ埋め
込み、$Wname、$Waddress、$Wtelには、顧客の勤め先、
勤め先住所および勤め先電話番号をそれぞれ埋め込む。
図35の例に示されるパラメータの他に、たとえば顧客
データベース42の付属品明細フィールドおよびその他
費用明細フィールドに、付属品の明細およびその価格、
現金/割賦払いの区別、現金払いの場合の代金、割賦払
いの場合の頭金、割賦金などのデータを格納しておくこ
とにより、契約書作成部37は、顧客データベース42
からこれらのデータを抽出し、該データを、契約書にお
ける支払い明細の対応する項目のそれぞれに埋め込むこ
とができる。こうして、契約書作成部37は契約書を作
成し、登録書類ファイル48に格納する(154)。登
録申請書類と同様に、図16の(b)のメインメニュー
から契約書確認/修正および契約書印刷を選択すること
により、作成された契約書を確認/修正することがで
き、印刷することができる。
【0087】これまで説明してきた実施例では、携帯電
話のブラウザを介して書類作成が実現されたが、図1を
参照して説明したように、本発明に従う書類作成システ
ムは、例えば営業所に設置されるパーソナルコンピュー
タ上のブラウザに対しても適用することができる。この
場合、携帯電話のブラウザに提供されるWEBページと
同じものを用いても良いし、パーソナルコンピュータ用
に別に用意されたWEBページを提供するようにしても
よい。すなわち、本発明に従う書類作成システムは、営
業所においては端末を使用し、顧客先においては携帯電
話を使用して利用することができる。さらに、携帯電話
に限定するものではなく、PDA(パーソナル・デジタ
ル・アシスタント)のような携帯型情報端末にブラウザ
機能を持たせて、該端末をインターネットに接続するこ
とによっても、書類作成システムを実現することができ
る。
【0088】上記の実施例においては、それぞれの書類
を作成する際にデータベースをその都度アクセスしてい
るが、図8を参照して明らかなように、前の処理によっ
て抽出されたデータを一時記憶装置に記憶して、該記憶
されたデータを次の処理で使用することができる。こう
することにより、パフォーマンスが一層向上する。
【0089】また、本発明に従う書類作成システムは、
自動車の契約/登録に関わる書類だけでなく、他の任意
の書類にも適用することが可能である。
【0090】ブラウザから入力されたデータを受信し
て、テンプレートのパラメータに埋め込む方法は、任意
の方法で実現することができる。たとえば、ブラウザか
ら入力されたデータは、CGI(Common Gateway Inter
face)を使用して取り込むことができる。前述したよう
に、テンプレートは様々な形式で作成されることがで
き、作成されたテンプレートの形式に従って、テンプレ
ート内のパラメータが、CGIまたは他のプログラムで
抽出されたデータで置き換えられる。こうしてテンプレ
ート内のパラメータが置き換えられて作成された書類
を、任意のフォーマットで登録書類ファイルに格納する
ことができる。ブラウザ8から書類を修正する場合に
は、書類は編集可能なフォーマットに変換される。ま
た、ブラウザに表示される書類のフォーマットは、典型
的にはHTML形式およびGIF形式が用いられるが、
他の形式、たとえば現在市場に普及してきているAdobe
社のPDF形式でもよい。後者の場合、PDF形式で書
類を印刷することができる。
【0091】
【発明の効果】この発明によると、既存のインフラスト
ラクチャである携帯電話およびインターネットを利用し
て自動車の契約および登録に関わる書類を場所に依存す
ることなく作成することができるので、営業員の工数を
減らすことができ、かつ正確に書類を作成することがで
きる。また、顧客は、作成された書類に自署名および押
印を行うだけでよく、さらに委任する際の代行手数料が
安くなるので、顧客の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における書類作成システム
のネットワーク接続形態の全体を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例における書類作成システム
の全体を示すブロック図。
【図3】この発明の一実施例における認証データベース
のデータ構造の例を示す図。
【図4】この発明の一実施例における顧客データベース
のデータ構造の例を示す図。
【図5】この発明の一実施例における警察署データベー
スのデータ構造の例を示す図。
【図6】この発明の一実施例における車両データベース
のデータ構造の例を示す図。
【図7】この発明の一実施例における営業所テーブルの
データ構造の例を示す図。
【図8】この発明の一実施例における書類作成処理の全
体を示すフローチャート。
【図9】この発明の一実施例における認証処理を示すフ
ローチャート。
【図10】この発明の一実施例における使用権原疎明ら
書面および使用承諾書面の作成処理を示すフローチャー
ト。
【図11】この発明の一実施例における所在図・配置図
の作成処理を示すフローチャート。
【図12】この発明の一実施例における保管場所の証明
申請書の作成処理を示すフローチャート。
【図13】この発明の一実施例における自動車取得税申
告書の作成処理を示すフローチャート。
【図14】この発明の一実施例における委任状の作成処
理を示すフローチャート。
【図15】この発明の一実施例における契約書の作成処
理を示すフローチャート。
【図16】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される(a)ログオン画面、(b)メインメ
ニュー、(c)駐車場区分入力画面の例を示す図。
【図17】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される(a)顧客入力画面、(b)顧客一覧
画面の例を示す図。
【図18】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、借り駐車場入力画面の例を示す図。
【図19】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、登録申請書類の名称を入力するため
の画面の例を示す図。
【図20】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a)登録書類確認/修正画面、
(b)確認/修正を所望する書類を選択するための画面
の例を示す図。
【図21】この発明の一実施例における携帯電話のブラ
ウザに表示される、(a)登録書類印刷画面、(b)印
刷を所望する書類を選択するための画面の例を示す図。
【図22】この発明の一実施例における保管場所使用権
原疎明書面(自認書)のテンプレートを示す図。
【図23】この発明の一実施例に従って作成された保管
場所使用権原疎明書面(自認書)を示す図。
【図24】この発明の一実施例における保管場所使用承
諾証明書)のテンプレートを示す図。
【図25】この発明の一実施例に従って作成された保管
場所使用承諾証明書を示す図。
【図26】この発明の一実施例における保管場所の所在
図・配置図のテンプレートを示す図。
【図27】この発明の一実施例に従って作成された、駐
車場が自宅の場合の保管場所の所在図・配置図を示す
図。
【図28】この発明の一実施例に従って作成された、駐
車場を借りている場合の保管場所の所在図・配置図を示
す図。
【図29】この発明の一実施例における自動車保管場所
証明申請書のテンプレートを示す図。
【図30】この発明の一実施例に従って作成された自動
車保管場所証明申請書を示す図。
【図31】この発明の一実施例における自動車取得税申
告書のテンプレートを示す図。
【図32】この発明の一実施例に従って作成された自動
車取得税申告書を示す図。
【図33】この発明の一実施例における委任状のテンプ
レートを示す図。
【図34】この発明の一実施例に従って作成された委任
状を示す図。
【図35】この発明の一実施例における契約書のテンプ
レートを示す図。
【符号の説明】
1 携帯電話 4 WEBサーバー 8 ブラウザ 10 書類作成シ
ステム 42 顧客データベース 43 警察署デー
タベース 44 地図情報 45 車両データ
ベース 46 営業所テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットへの接続機能および該イン
    ターネットを介して受信した情報を表示するブラウザ機
    能を有する携帯電話にインターネットを介して接続され
    ることのできるサーバー上に実現される書類作成システ
    ムであって、 予め決められた書類のテンプレートを格納するテンプレ
    ートファイルと、 前記テンプレート上のパラメータに埋め込まれるデータ
    を格納するデータベースと、 前記携帯電話のブラウザに、書類作成のためのWEBペ
    ージを提供するページ提供手段と、 前記提供された書類作成のWEBページから書類および
    顧客が選択されたことに応答して、該選択された書類に
    対応するテンプレートを前記テンプレートファイルから
    抽出するテンプレート抽出手段と、 前記抽出されたテンプレートのパラメータに対応し、か
    つ前記選択された顧客に関連するデータを前記データベ
    ースから抽出するパラメータ値抽出手段と、 前記抽出されたテンプレートのパラメータに、前記抽出
    されたデータを埋め込んで、前記選択された書類を作成
    する書類作成手段と、 を備える書類作成システム。
  2. 【請求項2】前記書類が自動車の契約および登録に関わ
    る書類である請求項1に記載の書類作成システム。
  3. 【請求項3】前記書類が、自動車の保管場所の所在図お
    よび配置図の書類であり、前記データベースが、顧客に
    関する情報を格納する顧客データベースおよび地図デー
    タを格納する地図情報データベースを備えており、 前記テンプレート抽出手段が、前記所在図および配置図
    の書類に対応する所在図配置図テンプレートを抽出し、 前記パラメータ値抽出手段が、前記選択された顧客の住
    所および顧客の駐車場の住所を前記顧客データベースか
    ら抽出し、該抽出された1つ以上の住所が含まれる地図
    データを前記地図情報データベースから抽出し、 前記書類作成手段が、前記所在図配置図テンプレートの
    所在図記載欄の大きさに適合するよう前記抽出された地
    図データを変倍し、該変倍した地図データを所在図記載
    欄に埋め込むことによって、前記所在図および配置図の
    書類を作成する請求項2に記載の書類作成システム。
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