JP2002147999A - 導火管付き雷管 - Google Patents

導火管付き雷管

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JP2002147999A
JP2002147999A JP2000336416A JP2000336416A JP2002147999A JP 2002147999 A JP2002147999 A JP 2002147999A JP 2000336416 A JP2000336416 A JP 2000336416A JP 2000336416 A JP2000336416 A JP 2000336416A JP 2002147999 A JP2002147999 A JP 2002147999A
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stages
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Hirobumi Matsunaga
博文 松永
Masaaki Yamamoto
雅昭 山本
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42DBLASTING
    • F42D1/00Blasting methods or apparatus, e.g. loading or tamping
    • F42D1/04Arrangements for ignition
    • F42D1/043Connectors for detonating cords and ignition tubes, e.g. Nonel tubes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06CDETONATING OR PRIMING DEVICES; FUSES; CHEMICAL LIGHTERS; PYROPHORIC COMPOSITIONS
    • C06C7/00Non-electric detonators; Blasting caps; Primers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段発式雷管の段数を、2色の組み合わせによ
って経験的に直感的に且つ確実に識別することができ、
発破作業等を非常に効率的で安全なものとした導火管付
き非電気式雷管を提供すること。 【解決手段】 導火管の少なくとも一部に2色の組み合
わせになる付加ラベル等の表示手段を設けること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発破工法を行う現場
等において爆薬の起爆に用いられる雷管、特に非電気式
の導火管付き雷管に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用の雷管として、電気式の雷管と非
電気式の雷管が広く用いられている。電気式の雷管も非
電気式の雷管も、発破工法を行う現場等においては、段
発式雷管等と称して一定の遅延時間間隔をもって作動す
るようにした雷管が広く用いられている。遅延時間を有
する段発式雷管にも、ミリセカンドのオーダーで遅延秒
時を刻んだ短秒時雷管(これはMS雷管と称されること
がある)と、デシセカンドのオーダーで遅延秒時を刻ん
だ長秒時雷管(これはDS雷管と称されることがある)
とがあり、それぞれ発破を行う現場の状況に応じて、例
えば前者(短秒時雷管)は明かり発破と呼ばれる現場や
地下採鉱等の現場において多く用いられ、後者(長秒時
雷管)はトンネル発破や立抗発破の現場において多く用
いられている。段発雷管の有する遅延時間は、一般に段
数と呼ばれて規格化されている。たとえば、1段の短秒
時電気雷管(MS電気雷管)とは、通電と同時に点火薬
が発火して起爆する構造を有する瞬発電気雷管のことで
ある。
【0003】また、2段のMS雷管とは、電気式におい
ても非電気式においても、25msの遅延秒時を有する
もの、3段で50ms、4段で75ms、5段で100
ms、6段で130ms、7段で160ms、8段で2
00ms、9段で250ms、10段で300msの遅
延秒時を有するもの等として規格化されている。一方、
長秒時電気雷管(DS電気雷管)においては、2段で
0.25s、3段で0.5s、4段で0.75s、5段
で1.0s、6段で1.25s、7段で1.5s、8段
で1.75s、9段で2.0s、10段で2.3sの遅
延秒時を有するもの等として規格化されている。短秒時
雷管(MS)雷管においても長秒時雷管(DS雷管)に
おいても、遅延時間については、11段以上についても
それぞれ規格化されて広く用いられている。
【0004】これらの段数を識別するために、電気式雷
管においても非電気式雷管においても段数を文字で表示
した付加ラベルが用いられている。すなわち、電気雷管
においては2本の脚線(リード線)に段数を数字で表示
したラベルが付加されて用いられており、非電気式の導
火管式雷管においては導火管に段数を数字で表示したラ
ベルが付加されて用いられている。
【0005】特に電気式雷管においては、2本の脚線の
絶縁被覆の色の組み合わせによって、段数を識別可能と
することが行われている。たとえば、1段は白の絶縁被
覆脚線と白の絶縁被覆脚線、以下同様に2段は白と赤、
3段は白と緑、4段は白と橙、5段は白と黒、6段は赤
と赤、7段は緑と緑、8段は橙と橙、9段は青と橙、1
0段は赤と緑として広く用いられている。また、11段
以上もそれぞれ色分けされて広く用いられている。これ
ら段数とその各々に対する2色の組み合わせは、長年に
おいて業界で広く用いられている。電気雷管の2本の脚
線の色の組み合わせは、地下の発破現場やトンネル、立
坑等の照明状態の必ずしも良くない発破現場においてだ
けでなく、地上の明かり発破現場においても、発破作業
者等が段発式雷管の段数を経験的に直感的に且つ確実に
識別することができるので、作業が非常に効率的で安全
なものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】非電気式の導火管付き
雷管において、前述した段数を色の組み合わせによって
識別するようにした段発式の雷管は存在しない。しか
し、段数を文字で表示した付加ラベルだけで識別するこ
とは、発破作業者等は特に作業に危険の伴う発破の現場
において、それらの識別に非常に神経を消耗する。特に
危険の伴う発破の現場において、数多くの段発式雷管の
段数を一つも間違えることなく識別することは、想像を
超えて神経を消耗する作業である。たとえば「6」と
「9」を読み間違えるようなこと等も絶対にあってなら
ないのである。本発明は、導火管付き雷管であって、段
発式雷管の段数を、経験的に直感的に且つ確実に識別す
ることができる導火管付き雷管を提供することを目的と
する。本発明は、発破作業等を非常に効率的で安全なも
のとする導火管付き非電気式雷管を提供することを他の
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するため、導火管付き雷管の導火管に対して、段発
式雷管の段数を2色の組み合わせで表示するラベルを付
加することにより、発破作業者等が段数を経験的に直感
的に且つ確実に識別することができ、作業が非常に効率
的で安全なものとなることを見出し、本発明をなすに至
った。すなわち、本発明は、段発式の遅延秒時に対応す
る段数を有する導火管付き雷管であって、導火管の少な
くとも一部に少なくとも2色の組み合わせになる表示手
段を有することにより、該表示手段にて段数を識別可能
としたことを特徴とする導火管付き雷管である。
【0008】本発明において、少なくとも20種類ある
段数を識別するには、少なくとも2色の組み合わせにな
る表示手段を用いることが必要である。また、20種類
の段数までを識別するには、2色の組み合わせになる表
示手段を用いることで十分である。2色の組み合わせ
を、たとえば、電気雷管の脚線の2色の組み合わせとす
る場合には、段発式雷管の段数を、従来の電気雷管の使
用分野で慣れ親しんだ作業者が経験的に直感的に且つ確
実に識別することができる。すなわち、短秒時雷管(M
S雷管)の段数も長秒時雷管(DS雷管)の段数も、白
と白の組み合わせで1段、白と赤で2段、白と緑で3
段、白と橙で4段、白と黒で5段、赤と赤で6段、緑と
緑で7段、橙と橙で8段、青と橙で9段、赤と緑で10
段、赤と橙で11段、赤と黒で12段、緑と橙で13
段、緑と黒で14段、橙と黒で15段、茶と白で16
段、茶と赤で17段、茶と緑で18段、茶と橙で19
段、茶と黒で20段等と表示することができる。
【0009】本発明においては、段数を文字(数字)で
表示したラベルと併用してよいことは勿論である。本発
明において、導火管自体を少なくとも一部に2色の組み
合わせ、すなわちツートーンカラー(ニ彩色)になる表
示手段とすることができる。また、少なくとも2色の組
み合わせになる表示手段が段数識別のための付加ラベル
である場合は、たとえば単色の導火管を有する非電気式
雷管の導火管に付加して、多くの段数を識別することが
できる。この付加ラベルには、更に段数を文字(数字)
を併せ用いて表示することもできる。
【0010】本発明とは異なり、例えば導火管を黄色の
単色のみとし、これに緑、黄色、白等の単色のプラスチ
ック等のラベルを付加しただけでは、数種類の段数の識
別しかできない。ラベル発破作業の現場は、水中また
は、涌水等によって付加ラベルが水に濡れることがあ
る。したがって、付加ラベルは、耐水性若しくは撥水性
を有するものであることが望ましい。また、発破作業の
現場は、たとえば硝安油剤爆薬等が用いられる場合に
は、付加ラベルが油に濡れることがある。したがって、
付加ラベルは、耐油性を有するものであることが望まし
い。少なくとも2色の組み合わせになる表示手段が蛍光
剤を有するものである場合は、照明事情の必ずしも良く
ない現場においても、段発式雷管の段数を識別すること
が容易である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明について、以下具体的に説
明する。図1は、導火管付き雷管の段数識別ラベル1の
平面図である。この段数識別ラベルは、ラミネートシー
トラベルで裏に接着剤を有するものでできている。ま
た、赤と緑を配色されて表示されている。また「10」
という段数を表す文字が印刷されており、間違って「0
1」と読まれないように下線を引いてある。しかし、電
気式雷管の取り扱いに慣れて、脚線の色が赤と緑である
電気式雷管が10段の段数をもつことを長年にわたって
知っている発破作業者は、この赤と緑の2色の組み合わ
せが直感的に「10」を意味するものであると知るの
で、間違っても「01」と認識することはない。この段
数識別ラベルの材質は、ヒートシール性のプラスチック
ラベルで防水性を有するものを材質としても良い。
【0012】図2は、本発明の実施の例を表す概観図で
あり、段数識別ラベル1を導火管2の末端部に付加して
設けた導火管付き雷管の概観図である。導火管2は、雷
管3が岩盤に設けられた孔に深く挿入された後も、その
段数が識別されなければならない。したがって、本発明
の導火管付き雷管の少なくとも2色の組み合わせになる
表示手段は、導火管の全長にわたって設けられていても
よいのであるが、導火管の一端の雷管3に対して少なく
とも他端の近傍の1か所に設けられたものであることが
望ましい。図2は、その具体例を示すものである。
【0013】
【発明の効果】本発明の導火管付き雷管は、発破作業者
等が段数を2色の組み合わせによって経験的に直感的に
且つ確実に識別することができ、作業が非常に効率的で
安全な導火管付き雷管としたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導火管付き雷管の一部として付加して
設けられる段数識別ラベルの平面図。
【図2】本発明導火管付き雷管の例を表す概観図。
【符号の説明】
1 段数識別ラベル 2 導火管 3 雷管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段発式の遅延秒時に対応する段数を有す
    る導火管付き雷管であって、導火管の少なくとも一部に
    少なくとも2色の組み合わせになる表示手段を設けるこ
    とにより、該表示手段にて段数を識別可能としたことを
    特徴とする導火管付き雷管。
  2. 【請求項2】 少なくとも2色の組み合わせになる表示
    手段が付加ラベルである請求項1記載の導火管付き雷
    管。
  3. 【請求項3】 付加ラベルが耐水性または耐油性を有す
    る請求項2記載の導火管付き雷管。
  4. 【請求項4】 少なくとも2色の組み合わせになる表示
    手段がツートーンカラーを有する導火管である請求項1
    記載の導火管付き雷管。
  5. 【請求項5】 少なくとも2色の組み合わせになる表示
    手段は、導火管の一端の雷管に対して少なくとも他端の
    近傍の1か所に設けられてなる請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の導火管付き雷管。
  6. 【請求項6】 蛍光剤を有するものである請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の導火管付き雷管。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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