JP2002147614A - 液圧機器用シール - Google Patents

液圧機器用シール

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JP2002147614A
JP2002147614A JP2000340562A JP2000340562A JP2002147614A JP 2002147614 A JP2002147614 A JP 2002147614A JP 2000340562 A JP2000340562 A JP 2000340562A JP 2000340562 A JP2000340562 A JP 2000340562A JP 2002147614 A JP2002147614 A JP 2002147614A
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groove
pressure
hydraulic equipment
lips
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Nobumitsu Mabuchi
延光 馬渕
Koutairo Kashiyama
恒太朗 樫山
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Daido Metal Co Ltd
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Daido Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の部材を用いることなく簡単な構造で高い
シール効果を得られる液圧機器用シールを提供する。 【構成】 左右2つのシールリップ2の先端部分を、そ
の幅寸法Bの和2Bをシール溝22の幅寸法Cよりも大
きくなるように外側に突出して形成すると共に、シール
リップ2の内側に形成される内部空間10と外部とを連
通するための圧力導入溝5がシールリップ2の内側面に
適宜間隔を置いて形成されていることにより、シールリ
ップ2がシール溝内面23及びシリンダ内面27に強固
に圧接され、内部圧力の低圧時においても高いシール効
果を得ることができ、また、内部圧力の高圧時において
も、圧力導入溝5を通って液圧機器用シール1の内部空
間10に高い圧力がかかり液圧機器用シール1が拡開す
るため、液圧機器用シール1が被密封面であるシール溝
内面23及びシリンダ内面27に更に強固に圧接し、よ
り高いシール効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに相対運動す
る2つの部材の間に形成されたシール溝に装着されて前
記2つの部材の被密封面にそれぞれ圧接する左右2つの
シールリップにより横断面形状がほぼU字形に形成され
る液圧機器用シールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧機器,水圧機器及び空調機器
等の構成部材間の密封に用いられる液圧機器用シールと
して、構成部材にそれぞれ当接するシールリップを有
し、その断面形状がほぼU字形のものが知られている。
このような液圧機器用シールにおいては、例えば、特許
公報第2955822号に示されるように、低圧時に
は、液圧機器用シール内部に装着された弾性体によりシ
ールリップを押圧し、高圧時には、液圧機器用シールの
溝内に働く圧力によってシールリップの押圧力を更に高
めるというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、弾性体を用いてシールリップを押圧するものの場
合、液圧機器用シール以外に弾性体が必要であるため、
製造コストが高くなってしまうばかりでなく、弾性体が
損傷することがあり、この場合には、弾性体を交換する
必要があり、補修費用が必要になるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、他の部材を用いること
なく簡単な構造で高いシール効果を得られる液圧機器用
シールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1に係る発明においては、互いに相対運
動する2つの部材の間に形成されたシール溝に装着され
て前記2つの部材の被密封面にそれぞれ圧接する左右2
つのシールリップにより横断面形状がほぼU字形に形成
される液圧機器用シールにおいて、前記左右2つのシー
ルリップの先端部を、その幅寸法の和を前記シール溝の
幅寸法よりも大きくなるように外側に突出して形成する
と共に、前記シール溝に装着されて前記左右2つのシー
ルリップの先端部同士が密着した際にシールリップの内
側に形成される内部空間と外部とを連通するための圧力
導入溝が前記シールリップの内側面に適宜間隔を置いて
形成されていることを特徴とする。このように構成する
ことにより、液圧機器用シールをシール溝に装着する際
に、左右2つのシールリップを幅方向で弾性変形させて
シール溝に装着することになるため、シールリップが2
つの部材の被密封面に強固に圧接され、内部圧力の低圧
時においても高いシール効果を得ることができ、また、
内部圧力の高圧時においても、圧力導入溝を通って液圧
機器用シールの内部空間に高い圧力がかかり液圧機器用
シールが拡開するため、液圧機器用シールが被密封面に
更に強固に圧接し、より高いシール効果を得ることがで
きる。
【0006】また、請求項2に係る発明においては、前
記圧力導入溝は、等間隔となるように複数個形成されて
いることを特徴とする。このように構成することによ
り、液圧機器用シールの内部空間に均等に圧力がかか
り、液圧機器用シール全体が均等に拡開して被密封面に
万遍なく圧接するため、局部的な漏れを防ぐことがで
き、高いシール効果を得ることができる。
【0007】更に、請求項3に係る発明においては、前
記液圧機器用シールは、エラストマー樹脂又はフッ素樹
脂により形成されていることを特徴とする。このように
構成することにより、摩擦摩耗特性,耐熱性,機械的強
度等に優れた液圧機器用シールを形成することができ、
液圧機器用シールを広い温度領域や高荷重等の過酷な条
件下で使用した場合であっても、良好なシール効果を維
持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、液圧機器用シール
1の斜視図であり、図2は、図1のA−Aで切断した断
面図であり、図3は、液圧機器用シール1の圧力導入溝
5の部分拡大図である。
【0009】図1において、液圧機器用シール1は、エ
ラストマー樹脂又はフッ素樹脂により環形状に形成され
るものである。エラストマー樹脂としては、例えば、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)にポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)を添加したもの、あるいは、
ポリブチレンテレフタレートにガラスファイバー等の充
填材を添加したもの等があり、また、フッ素樹脂として
は、例えば、四フツ化エチレン−パーフロロアルキルビ
ニルエーテル共重合体(PFA)に四フツ化エチレン−
六フツ化プロピレン共重合体(FEP)を加えたもの等
がある。液圧機器用シール1の断面形状は、図2に示す
ように、左右2つのシールリップ2が連結部3によって
連結されるように、ほぼU字形状に形成されている。連
結部3の左右の隅角部には、後述するシール溝22に液
圧機器用シール1を挿入し易くするための面取り11が
施されている。左右のシールリップ2の間は、凹溝4と
して形成され、その底面には、曲面8が形成されてい
る。シールリップ2先端部分の外側幅Hは、連結部3の
外側幅Wよりも大きく形成されており、連結部3からシ
ールリップ2の先端にかけての側面は、傾斜部7によっ
て傾斜状に形成されている。つまり、シールリップ2の
先端部は、連結部3の外側面より外側に向かって突出す
るように形成されている。シールリップ2の先端外側の
隅角部には、それぞれ面取り9が施されているが、一点
鎖線で示すように、面取り9を施さない形状であっても
よい。
【0010】また、前記凹溝4を形成する凹溝側面6、
即ち、シールリップ2の内側面には、図2に示すよう
に、シールリップ2の先端から曲面8にかけて圧力導入
溝5が傾斜状に形成されている。この圧力導入溝5は、
図3に示すように、液圧機器用シール1の平面視で凹溝
側面6から、半径をRとするほぼ半円形状で形成されて
いる。そしてこの圧力導入溝5は、左右それぞれの凹溝
側面6に向かい合って形成されている。なお、本実施形
態の場合には、図1に示すように、一対の圧力導入溝5
は、60°の間隔で6箇所形成されているが、6箇所の
ものに限らず、シリンダ21の内部圧力等の条件によ
り、形成する数を変えてもよい。また、同じく、内部圧
力等の条件により、圧力導入溝5の形成寸法も任意に設
定することができる。
【0011】次に、上記した液圧機器用シール1を装着
した例として、例えば、図4に示すように、オイルシリ
ンダのシリンダ21内を作動するピストン20に液圧機
器用シール1を装着した場合を示す。図4は、液圧機器
用シール1が装着されたオイルシリンダのピストン20
とシリンダ21の内部を示す断面図である。なお、この
ピストン20及びシリンダ21が互いに相対運動する2
つの部材である。
【0012】図4において、シリンダ21内を作動する
ピストン20とシリンダ21の被密封面であるシリンダ
内面27との間には、隙間28が形成されている。ま
た、ピストン20の先端部付近には、シール溝下面2
5,シール溝上面24及び被密封面であるシール溝内面
23が形成され,このシール溝下面25,シール溝上面
24及びシール溝内面23とシリンダ内面27で囲まれ
た空間により、シール溝22が幅寸法Cで形成されてい
る。
【0013】ここで、液圧機器用シール1の連結部3の
幅寸法Wは、シール溝22の幅寸法Cと同寸法かあるい
は幅寸法Cよりもやや大きい寸法で形成されている。し
たがって、前述したように、シールリップ2の先端部分
の外側幅Hは、連結部3の外側幅Wよりも大きく形成さ
れているため、シールリップ2の先端部分の外側幅H
は、シール溝22の幅寸法Cよりも大きい寸法で形成さ
れていることとなる。一方、液圧機器用シール1の左右
のシールリップ2は、共に幅寸法Bで形成されており
(図2参照)、この左右のシールリップ2の幅寸法Bの
和は、シール溝22の幅寸法Cよりも大きく形成されて
いる。即ち、例えば、シールリップ2の幅寸法Bが1.
1mmでシール溝22の幅寸法Cが2.0mmというよ
うに、幅寸法Bと幅寸法Cは、2B>Cの関係となって
いる。
【0014】したがって、液圧機器用シール1をシール
溝22に装着した際には、図4に示すように、左右のシ
ールリップ2は、液圧機器用シール1の凹溝4方向に撓
むと共に、左右のシールリップ2の先端同士が密着す
る。このとき、左右のシールリップ2は、弾性変形を起
こしているため、もとの状態に戻ろうとして外側へ広が
る。また、前述のように、左右のシールリップ2の幅寸
法Bの和がシール溝22の幅寸法Cよりも大きく形成さ
れていることにより、シールリップ2が幅方向に圧縮さ
れるため、やはり、もとの状態に戻ろうとして外側へ広
がる。このように、シールリップ2が外側へ広がる力に
より、矢印Fの方向にシール溝内面23及びシリンダ内
面27を押圧するため、左右のシールリップ2がシール
溝内面23及びシリンダ内面27に強固に圧接すること
となる。しかして、液圧機器用シール1をシール溝22
に装着するだけで、シールリップ2が2つの部材の被密
封面に強固に圧接され、シリンダ21の内部圧力が低圧
時においても高いシール効果を得ることができる。
【0015】また、上記のように、液圧機器用シール1
がシール溝22に装着されて左右の2つのシールリップ
2の先端同士が密着することにより、凹溝4の上端辺が
閉じられるため、液圧機器用シール1の内部には、凹溝
4によって内部空間10が形成されることとなる。しか
し、前述のように、凹溝側面6には、所定の間隔を置い
てシールリップ2の先端から曲面8にかけて圧力導入溝
5が形成されているため、シールリップ2の先端部同士
が密着した場合であっても、圧力導入溝5が形成された
部分だけは、シールリップ2の先端部同士が密着するこ
とがない。このため、圧力導入溝5により、液圧機器用
シール1の内部空間10と外部とが連通している。即
ち、シリンダ21内部と、液圧機器用シール1の内部空
間10と、が圧力導入溝5によって連通することとな
る。
【0016】したがって、シリンダ21の内部圧力が高
圧になった場合には、シリンダ21内のオイルが、ピス
トン外面26とシリンダ内面27との間に形成された隙
間28を通り、液圧機器用シール1の圧力導入溝5から
矢印Gで示すように、液圧機器用シール1の内部空間1
0に導入される。内部空間10に高圧のオイルが導入さ
れることにより、内部空間10内に高い圧力がかかり液
圧機器用シール1全体が拡開するため、液圧機器用シー
ル1がシール溝内面23及びシリンダ内面27に更に強
固に圧接し、より高いシール効果を得ることができる。
【0017】なお、上記した実施形態においては、圧力
導入溝5の形状は、図3に示すように、ほぼ半円形状で
形成されたものを示したが、このような形状のものに限
らず、三角形状や四角形状等のものであってもよく、ま
た、例えば、図5に示すように、同形状のものが複数個
連続して形成されるものであってもよい。この場合にお
いても、図示の三角形状のものに限らず、半円形状や四
角形状ものであってもよい。また、圧力導入溝5の形成
位置及び数は、実施形態のように等間隔に形成すること
が望ましいが、必ずしも等間隔でなくても良い。
【0018】以上、実施形態について詳細に説明してき
たが、本実施形態においては、互いに相対運動する2つ
の部材であるピストン20及びシリンダ21の間に形成
されたシール溝22に装着されて前記2つの部材である
ピストン20及びシリンダ21の被密封面であるシール
溝内面23及びシリンダ内面27にそれぞれ圧接する左
右2つのシールリップ2により横断面形状がほぼU字形
に形成される液圧機器用シール1において、前記左右2
つのシールリップ2の先端部分を、その幅寸法Bの和2
Bを前記シール溝22の幅寸法Cよりも大きくなるよう
に外側に突出して形成すると共に、前記シール溝22に
装着されて前記左右2つのシールリップ2の先端部同士
が密着した際にシールリップ2の内側に形成される内部
空間10と外部とを連通するための圧力導入溝5が前記
シールリップ2の内側面に適宜間隔を置いて形成されて
いることにより、液圧機器用シール1をシール溝22に
装着する際に、左右2つのシールリップ2を幅方向で弾
性変形させてシール溝22に装着することになるため、
シールリップ2が2つの部材であるピストン20及びシ
リンダ21の被密封面であるシール溝内面23及びシリ
ンダ内面27に強固に圧接され、内部圧力の低圧時にお
いても高いシール効果を得ることができ、また、内部圧
力の高圧時においても、圧力導入溝5を通って液圧機器
用シール1の内部空間10に高い圧力がかかり液圧機器
用シール1が拡開するため、液圧機器用シール1が被密
封面であるシール溝内面23及びシリンダ内面27に更
に強固に圧接し、より高いシール効果を得ることができ
る。
【0019】また、本実施形態においては、前記圧力導
入溝5は、等間隔となるように複数個形成されているこ
とにより、液圧機器用シール1の内部空間10に均等に
圧力がかかり、液圧機器用シール1全体が均等に拡開し
て被密封面であるシール溝内面23及びシリンダ内面2
7に万遍なく圧接するため、局部的な漏れを防ぐことが
でき、高いシール効果を得ることができる。
【0020】更に、本実施形態においては、前記液圧機
器用シール1は、エラストマー樹脂又はフッ素樹脂によ
り形成されていることにより、摩擦摩耗特性,耐熱性,
機械的強度等に優れた液圧機器用シール1を形成するこ
とができ、液圧機器用シール1を広い温度領域や高荷重
等の過酷な条件下で使用した場合であっても、良好なシ
ール効果を維持することができる。
【0021】なお、上記した実施形態においては、液圧
機器用シール1を装着した例として、オイルシリンダを
示したが、オイルシリンダに限らず、エアーシリンダ,
ロータリコンプレッサ及びスクロールコンプレッサ等の
様々な油圧機器,水圧機器及び空調機器等に適用するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明においては、液圧機器用シール
をシール溝に装着する際に、左右2つのシールリップを
幅方向で弾性変形させてシール溝に装着することになる
ため、シールリップが2つの部材の被密封面に強固に圧
接され、内部圧力の低圧時においても高いシール効果を
得ることができ、また、内部圧力の高圧時においても、
圧力導入溝を通って液圧機器用シールの内部空間に高い
圧力がかかり液圧機器用シールが拡開するため、液圧機
器用シールが被密封面に更に強固に圧接し、より高いシ
ール効果を得ることができる。
【0023】また、請求項2に係る発明においては、液
圧機器用シールの内部空間に均等に圧力がかかり、液圧
機器用シール全体が均等に拡開して被密封面に万遍なく
圧接するため、局部的な漏れを防ぐことができ、高いシ
ール効果を得ることができる。
【0024】更に、請求項3に係る発明においては、摩
擦摩耗特性,耐熱性,機械的強度等に優れた液圧機器用
シールを形成することができ、液圧機器用シールを広い
温度領域や高荷重等の過酷な条件下で使用した場合であ
っても、良好なシール効果を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液圧機器用シールの斜視図である。
【図2】図1のA−Aで切断した断面図である。
【図3】液圧機器用シールの圧力導入溝の部分拡大図で
ある。
【図4】液圧機器用シールが装着されたオイルシリンダ
のピストンとシリンダの内部を示す断面図である。
【図5】他の実施形態に係る液圧機器用シールの圧力導
入溝の部分拡大図である。
【符号の説明】 1 液圧機器用シール 2 シールリップ 3 連結部 4 凹溝 5 圧力導入溝 6 凹溝側面 7 傾斜部 8 曲面 9 面取り 10 内部空間 11 面取り 20 ピストン 21 シリンダ 22 シール溝 23 シール溝内面 24 シール溝上面 25 シール溝下面 26 ピストン外面 27 シリンダ内面 28 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相対運動する2つの部材の間に形
    成されたシール溝に装着されて前記2つの部材の被密封
    面にそれぞれ圧接する左右2つのシールリップにより横
    断面形状がほぼU字形に形成される液圧機器用シールに
    おいて、 前記左右2つのシールリップの先端部を、その幅寸法の
    和を前記シール溝の幅寸法よりも大きくなるように外側
    に突出して形成すると共に、前記シール溝に装着されて
    前記左右2つのシールリップの先端部同士が密着した際
    にシールリップの内側に形成される内部空間と外部とを
    連通するための圧力導入溝が前記シールリップの内側面
    に適宜間隔を置いて形成されていることを特徴とする液
    圧機器用シール。
  2. 【請求項2】 前記圧力導入溝は、等間隔となるように
    複数個形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    液圧機器用シール。
  3. 【請求項3】 前記液圧機器用シールは、エラストマー
    樹脂又はフッ素樹脂により形成されていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の液圧機器用シール。
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