JP2002147359A - 潤滑液循環装置 - Google Patents

潤滑液循環装置

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JP2002147359A
JP2002147359A JP2000342584A JP2000342584A JP2002147359A JP 2002147359 A JP2002147359 A JP 2002147359A JP 2000342584 A JP2000342584 A JP 2000342584A JP 2000342584 A JP2000342584 A JP 2000342584A JP 2002147359 A JP2002147359 A JP 2002147359A
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Japan
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fluid
lubricating liquid
tank
compressor
lubricating
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JP2000342584A
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English (en)
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Fumito Komatsu
文人 小松
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの上昇を抑えつつ、流体機械の停
止時に潤滑液の供給を確実に停止する。 【解決手段】 圧縮機1からの吐出流体102の圧力に
より潤滑液103を圧縮機1に供給する潤滑液循環装置
であって、潤滑液103を溜めるメインタンク104
と、吐出流体102をメインタンク104内の潤滑液1
03中に導く第1の通路105と、メインタンク104
とは別のサブタンク106と、サブタンク106内の潤
滑液103を圧縮機1に導く第2の通路107を備え、
メインタンク104内の潤滑液103中に導かれた吐出
流体102の浮力によってメインタンク104内の潤滑
液103をサブタンク106に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潤滑液循環装置に
関する。さらに詳述すると、本発明は流体機械からの吐
出流体の圧力により潤滑液を流体機械に供給する潤滑液
循環装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機やポンプ等の流体機械では、摩耗
を防ぎ耐久性を向上させる、摩擦抵抗を低減し効率を上
げる、気密性を向上させて漏れを防ぐ等の目的で潤滑液
を循環させることが多い。
【0003】従来の潤滑液循環装置を図11に示す。圧
縮機201内を循環した潤滑液202は、圧縮機201
から吐出する圧縮空気203と一緒に吐出流路204を
通じてタンク205内に戻される。タンク205内は圧
縮空気203によって加圧されており、この圧力を利用
して潤滑液202は供給流路206を通じて圧縮機20
1に供給される。一方、タンク205内の圧縮空気20
3は出口通路207を通じて図示しない空気圧を必要と
する流体圧機械等に供給される。なお、図中符号208
は空気流入通路、符号209は潤滑液202の流量を調
節する弁、符号210は圧縮空気203中の潤滑液ミス
トを除去するフィルタ、符号211は減圧弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
潤滑液循環装置では、タンク205内を圧縮空気203
により加圧してこの圧力を利用して潤滑液202を圧縮
機201に供給しているので、圧縮機201が停止して
もタンク205内の圧力が十分に下がらなければ潤滑液
202の供給を停止することはできない。つまり、圧縮
機201が停止してもタンク205内の圧力は急激には
下がらない。このため、停止している圧縮機201に対
して潤滑液202が供給され続けることになり、潤滑液
202が圧縮機201から溢れたり、容積型の圧縮機2
01の場合には圧縮室内に潤滑液202が溜まって再始
動不能になる虞がある。
【0005】一方、供給流路206の途中に電磁弁等を
設けて圧縮機201の停止と同時に潤滑液202の流れ
を遮断する等の方法も考えられるが、この場合には高価
な電磁弁等やその制御装置が必要となって製造コストが
大幅に上昇してしまう。
【0006】本発明は、製造コストの上昇を抑えつつ、
流体機械の停止時に潤滑液の供給を確実に停止すること
ができる潤滑液循環装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、流体機械からの吐出流体の
圧力により潤滑液を流体機械に供給する潤滑液循環装置
において、潤滑液を溜めるメインタンクと、吐出流体を
メインタンク内の潤滑液中に導く第1の通路と、メイン
タンクとは別のサブタンクと、サブタンク内の潤滑液を
流体機械に導く第2の通路を備え、メインタンク内の潤
滑液中に導かれた吐出流体の浮力によってメインタンク
内の潤滑液をサブタンクに移動させるものである。
【0008】したがって、メインタンク内の潤滑液は吐
出流体の浮力によってサブタンクに移動し、サブタンク
から第2の通路を通じて流体機械に供給され、流体機械
内を潤滑した後、第1の通路を通じてメインタンクに戻
される。そして、流体機械が停止すると、吐出流体の浮
力を利用することができなくなるので、メインタンク内
の潤滑液がサブタンクに移動できなくなる。このため、
サブタンクへの潤滑液の補給が絶たれ、サブタンクと給
液管内が空になると流体機械への潤滑液の供給が絶たれ
る。つまり、サブタンクと給液管に溜まる潤滑液の量が
所定値になるように設計しておくことで、流体機械の停
止時に余分な潤滑液の供給を絶つことが出来る。
【0009】また、請求項2記載の潤滑液循環装置は、
吐出流体は気体であり、下端がメインタンク内の潤滑液
中に開口し当該潤滑液中に導かれた吐出流体が気泡とな
って上昇する第3の通路を備え、メインタンク内の潤滑
液を気泡とともに第3の通路を上昇させてサブタンクに
移動させるものである。
【0010】したがって、メインタンク内の潤滑液中に
導かれた吐出流体は気泡となって第3の通路内を上昇す
る。このとき、メインタンク内の潤滑液も第3の通路内
を上昇し、サブタンクに移動する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1に、本発明を適用した潤滑液循環装置
の実施形態の一例を示す。この潤滑液循環装置は、流体
機械1からの吐出流体102の圧力により潤滑液103
を流体機械1に供給するもので、潤滑液103を溜める
メインタンク104と、吐出流体102をメインタンク
104内の潤滑液103中に導く第1の通路105と、
メインタンク104とは別のサブタンク106と、吐出
流体102によって加圧されたサブタンク106内の潤
滑液103を流体機械1に導く第2の通路107を備
え、メインタンク104内の潤滑液103中に導かれた
吐出流体102の浮力によってメインタンク104内の
潤滑液103をサブタンク106に移動させるものであ
る。
【0013】流体機械1は例えば気体を圧縮する圧縮機
(以下、圧縮機1という)であり、したがって、吐出流
体102は気体である。第1の通路105である移送パ
イプ(以下、移送パイプ105という)は、その基端が
圧縮機1の吐出口62に連結され、先端がメインタンク
104内の潤滑液103中に開口している。また、第2
の通路107である給液管(以下、給液管107とい
う)は、その基端が圧縮機1の吐出口62よりも圧力の
低い位置に設けられた給液口19に連結され、先端がサ
ブタンク106内の潤滑液103中に開口している。給
液管107の途中には、潤滑液103の流量を調節する
調節弁108が設けられている。
【0014】メインタンク104及びサブタンク106
は、圧力容器109内に設けられている。圧力容器10
9内には仕切板110が設置されており、仕切板110
の下側がメインタンク104、仕切板110上の隔壁1
11内がサブタンク106になっている。仕切板110
には、下端がメインタンク104内の潤滑液103中に
開口し、当該潤滑液103中に導かれた吐出流体102
が気泡となって上昇する第3の通路である潤滑液供給管
112が形成されている。また、仕切板110の底面に
は、気泡となった吐出流体102を集めて潤滑液供給管
112に導く壁113が形成されている。仕切板110
には複数の孔114が形成されており、サブタンク10
6から溢れた潤滑液103のメインタンク104内への
循環を可能にしている。圧力容器109内には隔壁11
1のほぼ中央まで浸る程度の量の潤滑液103が蓄えら
れている。なお、図2にサブタンク106及び潤滑液供
給管112を示す。
【0015】圧力容器109には、減圧弁115及びフ
ィルタ116を備えた吐出管117が取り付けられてい
る。圧力容器109内の圧縮気体は、吐出管117を通
りながらフィルタ116によって潤滑液ミストを除去さ
れた後、減圧弁115によって所定の圧力に減圧されて
利用される。圧力容器109内の圧力は、圧力計118
によって計測される。
【0016】次に、潤滑液循環装置の作動について説明
する。
【0017】圧縮機1の吸込口61から吸入された気体
は、圧縮機1により圧縮され吐出口62より吐出され
る。吐出口62には逆止弁39が設けられており、吐出
流体102が圧縮機1に逆流するのを防止する。吐出流
体102は圧縮機1内を潤滑した潤滑液103と共に吐
出口62から吐出され、移送パイプ105によってメイ
ンタンク104内の潤滑液103中に導かれる。
【0018】メインタンク104内の潤滑液103中に
導かれた吐出流体102は気泡となって上昇する。この
とき、気泡は壁113によって集められて大部分が潤滑
液供給管112に導かれる。潤滑液供給管112に導か
れた気泡は潤滑液供給管112内を上昇する。このと
き、潤滑液103はその粘性により気泡と共に潤滑液供
給管112内を上昇し、潤滑液供給管出口112aに到
達する。そして、潤滑液供給管出口112aに到達した
気泡と潤滑液103は分離し、気泡は壊れて圧縮気体と
して圧力容器109内の上部空間に溜まり、潤滑液10
3は潤滑液供給管112に隣接して設けられたサブタン
ク106内に溜まる。このように、メインタンク104
内の潤滑液103を気泡の上昇力によって潤滑液供給管
112を上昇させてサブタンク106に移動させること
ができる。
【0019】サブタンク106内に溜まった潤滑液10
3は、圧力容器109内の圧力によって給液管107を
通って再び圧縮機1の給液口19に供給され、圧縮機1
内を潤滑する。一方、サブタンク106から溢れた潤滑
液103は仕切板110の孔114を通じてメインタン
ク104に戻される。
【0020】そして、圧縮機1が停止すると、潤滑液供
給管112を気泡となって上昇する吐出流体102がな
くなるので、メインタンク104内の潤滑液103がサ
ブタンク106に移動できなくなる。このため、サブタ
ンク106への潤滑液103の補給が絶たれ、サブタン
ク106と給液管107が空になると圧縮機1への潤滑
液103の供給も絶たれる。つまり、サブタンク106
と給液管107に溜まる潤滑液103の量を所定値に設
計しておくことで、圧縮機1の停止時に余分な潤滑液1
03の供給を絶つことができる。
【0021】このように、この潤滑液循環装置では、圧
縮機1により圧縮された吐出流体102の圧力でサブタ
ンク106内の潤滑液103を圧縮機1に供給するた
め、潤滑液103を循環させるための専用のポンプを必
要としない。また、圧縮機1が停止した場合には、サブ
タンク106への潤滑液103の補給が絶たれるため、
サブタンク106内および給液管107内の潤滑液10
3の所定量が圧縮機1に供給されてしまえばそれ以上は
供給されず、潤滑液103の余分な供給を防止して圧縮
機1からの潤滑液溢れや、容積型圧縮機の再始動不能を
防止することが出来る。
【0022】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、仕切板110上に隔壁1
11を形成することでサブタンク106をメインタンク
104よりも高い位置に設けているが、メインタンク1
04内の潤滑液103がサブタンク106に直接流入す
ることがなければサブタンク106をメインタンク10
4よりも高い位置に設置しなくても良い。
【0023】また、上述の説明では、吐出流体102の
浮力による潤滑液103の移動として、上昇する気泡に
よって潤滑液103を上昇させていたが、必ずしもこれ
に限るものではない。例えば、吐出流体102が上昇す
る浮力を利用してインペラを回転させて潤滑液103を
移動させる等の機械的な手段等を利用しても良い。
【0024】また、流体機械としては、例えばギヤポン
プ、スクロールコンプレッサ、ベーンポンプ、ロータリ
コンプレッサ、スクリューコンプレッサ、レシプロコン
プレッサ等の一般的な容積型ポンプ・圧縮機等に広く適
用することができるのは勿論である。
【0025】さらに、上述の説明では、圧縮機1の給液
口19を吸込口61と吐出口62の間、即ち吸込口61
よりも圧力が高く、吐出口62よりも圧力が低い位置に
設けているが、例えば吸込口61よりも圧縮機1の運転
状態で上流側の位置に給液口19を設け、吸入する気体
と一緒に潤滑液103を圧縮機1に吸入させるようにし
ても良い。
【0026】
【実施例】潤滑液循環装置で使用する圧縮機1の例につ
いて説明する。ただし、圧縮機1としてはこれに限るも
のではないことは勿論である。
【0027】圧縮機1は、図3〜図6に示すように、円
形形状の回転シリンダ部材2と、180度離れた2つの
偏心した自転中心位置X1,X2にそれぞれピストン
3,4を回動可能に保持しかつ回転シリンダ部材2の回
転軸心oから偏心した位置を回転中心位置Xとして回転
するピストン保持部材5と、回転シリンダ部材2及びピ
ストン保持部材5の両回転部材をそれぞれ回転自在に支
持する支持部材としてのケーシング6とを有している。
【0028】回転シリンダ部材2は、所定の厚みを有す
る円形形状で形成されており、ケーシング6の内部空間
に回転自在に配置されている。
【0029】回転シリンダ部材2のピストン保持部材5
に対向する面、すなわち図4及び図5において上側面に
は、4つの扇状の台部25を利用して形成された十字状
の空間が設置されている。この十字状の空間は、空洞部
22と4つのシリンダ室23a,23b,23c,23
dとから構成されている。すなわち、回転シリンダ部材
2の他側の端面には、回転軸心oを中心として所定の広
さを備えかつ底面を有する空洞部22が形成されてい
る。そして、この空洞部22内の回転軸心oを中心とし
て放射状に、4つのシリンダ室23a〜23dが設けら
れている。シリンダ室23a〜23dは上面部分が開放
された溝形状をなしており、この溝の横断面形状は詳し
くは後述するピストン3,4の横断面形状と一致してい
る。また、シリンダ室23a〜23dの長手方向の一端
側(中央側)は空洞部22に連通している。
【0030】なお、空洞部22の底面は、シリンダ室2
3a〜23dに対応した形状となっている。即ち、シリ
ンダ室23a〜23dの横断面形状とこれらに連続する
空洞部22の断面形状は同一であり、厚肉の円板材料に
十字状の溝を切削等の方法で加工することで、空洞部2
2及びシリンダ室23a〜23dより成る十字状の溝を
形成することができる。しかも、切削等の方法で加工さ
れる十字状溝の底面の両コーナー部分は丸みを帯びた形
状で良いため、その加工は極めて容易である。なお、説
明上、「上」「下」を使用しているが、この語は、図の
上下方向に基づき便宜上使用しているもので有り、絶対
的な意味での「上」「下」を意味するものではない。
【0031】シリンダ室23a〜23d内には、後述す
るようにピストン保持部材5に保持されたピストン3,
4が嵌まり込んで摺動するようになっている。すなわ
ち、ピストン3,4は、例えば図7(A)に示すよう
に、その底面の両コーナー部分11を丸めた形状を成し
ており、その横断面形状をシリンダ室23a〜23dの
横断面形状に一致させている。また、ピストン3,4の
上面(ピストン保持部材5との対向面)は平面となって
いる。したがって、圧縮機1が組み付けられると、シリ
ンダ室23a〜23dに対してピストン3,4の上面,
両側面,底面はピストン3,4の全長に亘って面接触す
ることになり、シリンダ室23a〜23dとピストン
3,4の間の気密性・液密性が確保される。すなわち、
圧送する流体の漏れをより確実に防止することができ
る。
【0032】ピストン3,4は、例えば焼結メタル(金
属等の粉末の焼結体)により形成されている。このた
め、ピストン3,4が多孔質のものとなり、予め潤滑オ
イルを含浸させておくことができ、摺動面の潤滑に有利
になる。ただし、ピストン3,4を焼結メタル以外の材
料を使用して形成しても良いことは勿論である。
【0033】なお、上述したように形成されたシリンダ
室23a〜23dの長手方向の他端側(径方向外側)
は、回転シリンダ部材2の外周面2aに開放されてい
る。そのため、各シリンダ室23a〜23dは、後述す
るケーシング6に形成された吸込口61及び吐出口62
に連通可能となっている。
【0034】なお、上述した各シリンダ室のうちの2つ
のシリンダ室23a,23bは、180度の位置に配置
されており、ピストン3にとって、それぞれ空洞部22
を挟んで対向する一対の部材となっている。そして、後
述するように、ピストン保持部材5の回転により、回転
シリンダ部材2とピストン保持部材5とが相対回転する
と、ピストン3が空洞部22を経てシリンダ室23a,
23b間を見た目上の往復直線運動を行い、シリンダ室
23a,23b内の双方に出入りするようになってい
る。
【0035】また、残りの2つのシリンダ室23cと2
3dも、180度の位置に配置されており、ピストン4
にとって、それぞれ空洞部22を挟んで対向する一対の
部材となっている。そして、回転シリンダ部材2とピス
トン保持部材5とが相対回転すると、ピストン4が空洞
部22を経てシリンダ室23c,23d間を見た目上の
往復直線運動を行い、シリンダ室23c,23d内の双
方に出入りするようになっている。
【0036】この回転シリンダ部材2には、ケレープレ
ート12を介して入力軸21の回転が伝達される。具体
的に説明すると、回転シリンダ部材2の各台部25内に
は、ピストン保持部材5に対向する面とは反対側の面、
すなわち図4及び図5において下側面に開口する大径孔
25aが形成されている。そして、各大径孔25aのう
ち、回転中心oを通る直線上に配置された2つの大径孔
25aには、ケレープレート12に立設固定されたケレ
ー軸30が挿入されている。このケレー軸30に対し
て、大径孔25aはシリンダ室23a〜23dの軸心方
向に若干長く形成されており、たとえ回転シリンダ部材
2とケレープレート12の回転中心がずれていたとして
も当該ずれを吸収しながらケレープレート12の回転を
回転シリンダ部材2に良好に伝達することができる。ケ
レープレート12と回転シリンダ部材2の間にはクリア
ランスが設けられており、後述のようにケレープレート
12の傾き調整を可能にしている。
【0037】ケレープレート12の回転軸心には、入力
軸21が圧入により挿入固定されている。この入力軸2
1は、その中央部を滑り軸受け部材7に回転自在に支承
されている。また、入力軸21の先端は、ケーシング6
の外部に突出している。
【0038】回転シリンダ部材2は、軸受けプレート3
2によって回転自在に支持されている。軸受けプレート
32は回転シリンダ部材2を回転自在に平面受けするた
めの部材で、図8に示すように、その受け面には2条の
突部32a,32bが形成されている。各突部32a,
32bは部分的にカットされており、潤滑オイルの循環
を容易にしている。また、各突部32a,32bのカッ
ト部分は回転シリンダ部材2の回転方向に関し90度ず
らして配置されており、回転シリンダ部材2の傾き防止
が図られている。このようにして、回転シリンダ部材2
をその外周付近で平面受けすることができるので、回転
シリンダ部材2の回転状態が安定したものとなり、傾き
難くなり、圧縮性能を確保でき、信頼性を向上させるこ
とができる。軸受けプレート32には、後述する潤滑オ
イルを循環させるための孔32cが形成されている。
【0039】軸受けプレート32の傾きは、調整ねじ3
3によって調整可能となっている。調整ねじ33は、例
えば3本の押しねじ33aと3本の引きねじ33bより
構成されており、これらを周方向に交互に配置してい
る。押しねじ33aは軸受けプレート32を部分的に回
転シリンダ部材2に近づけ、引きねじ33bは軸受けプ
レート32を部分的に回転シリンダ部材2から引き離す
ようにする。したがって、押しねじ33a、引きねじ3
3bのねじ込み量を変化させることで、軸受けプレート
32の傾きを調整することができる。このため、スラス
ト方向の部品精度を軽減できる。各調整ねじ33と下ケ
ース64、軸受けプレート32との間は、Oリング43
によってシールされている。また、潤滑オイルを循環さ
せるための穴32cが形成されている。
【0040】ピストン保持部材5は、回転シリンダ部材
2の外径よりも小さい外径を有する円形形状で形成され
ている。このピストン保持部材5の回転中心位置Xは、
上述の回転シリンダ部材2の回転軸心oから偏心した位
置に設けられている。ピストン保持部材5は、回転シリ
ンダ部材2を支持する軸受プレート32と同様の軸受け
プレート34によって回転自在に支持されている。この
軸受けプレート34にも、軸受けプレート32と同様
に、2条の突部34a,34bが形成されており、ピス
トン保持部材5をスラスト方向に平面受けするようにな
っている。このようにして、ピストン保持部材5をその
外周付近で平面受けすることができるので、ピストン保
持部材5の回転状態が安定したものとなり、傾き難くな
り、圧縮性能を確保でき、信頼性を向上させることがで
きる。また、潤滑オイルを循環させるための孔34cが
形成されている。そして、この軸受けプレート34の傾
きは、例えば3本の押しねじ33aと3本の引きねじ3
3bより構成された調整ねじ33によって調整可能とな
っている。このため、スラスト方向の部品精度を軽減す
ることができる。各調整ねじ33と上ケース63、軸受
けプレート33との間は、Oリング42によってシール
されている。
【0041】なお、ラジアル方向に対して、回転シリン
ダ部材2は下ケース64の周壁64dにより、ピストン
保持部材5は上ケース63の周壁63dによって支持さ
れる。
【0042】ピストン保持部材5の回転シリンダ部材2
に対向する面、すなわち下側面には、ピストン3を自転
可能に保持する保持軸52と、ピストン4を自転可能に
保持する保持軸53とが立設固定されている。各保持軸
52,53には、その軸方向及び径方向に貫通する保持
軸内通路52a,53aが形成されている。後述する潤
滑オイルの一部は保持軸内通路52a,53aを通って
流れ、ピストン3,4とピストン保持部材5との間の摺
動面や、保持軸52,53とピストン3,4との間の摺
動面を潤滑する。
【0043】なお、潤滑の程度にもよるが、保持軸内通
路52a,53aは無くても良い。
【0044】ピストン3は、往復直線運動時における前
後の面31,31が若干丸みを有するように形成されて
いる。また、ピストン3の中心部分には孔3aが形成さ
れており、この孔3aに保持軸52を挿入することで、
ピストン3は保持軸52に自転可能に保持される。
【0045】ピストン4もピストン3と同様、往復直線
運動時における前後の面が若干丸みを有するように形成
されている。また、ピストン4の中心部分には孔4aが
形成されており、この孔4aに保持軸53を挿入するこ
とで、ピストン4は保持軸53に自転可能に保持され
る。
【0046】ケーシング6は、2つのケース半体、すな
わちピストン保持部材5を回転自在に支持するための上
ケース63と、回転シリンダ部材2を回転自在に支持す
るための下ケース64とから構成されている。上ケース
63と下ケース64は、凹凸の印篭構造によって正確に
位置決めされた状態で重ね合わされている。本実施形態
では、上ケース63の合わせ面に形成した凸部94を、
下ケース64の合わせ面に形成した凹部95にはめ込む
ことで正確に位置決めしてセンタ出しを行い、且つずれ
を防止している。上ケース63と下ケース64はねじ4
5によって固定されている。また、上ケース63と下ケ
ース64の間はOリング35によってシールされてい
る。
【0047】下ケース64の底部には、入力軸21を貫
通させるための挿通孔64eが設けられている。また、
下ケース64の底部にはキャップ36がねじ37によっ
て固定されている。下ケース64とキャップとの間は、
Oリング38によってシールされている。また、入力軸
21と圧縮機内部のシールは、2段重ねのメカニカルシ
ール99によってシールされている。
【0048】このように形成された下ケース64内に
は、回転シリンダ部材2が回転自在に配置されている。
この回転シリンダ部材2を配置した状態で、回転シリン
ダ部材2の外周面2aに対向する位置、すなわち周壁6
4dには、外部の流体をケーシング6内に吸い込むため
の吸込口61と、ケーシング6内に吸い込んだ流体を外
部へ吐出するための吐出口62とが形成されている。
【0049】吸込口61は、周壁64dの内周面に形成
されたスリット61aと、このスリット61aとケーシ
ング6の外部とを連通させる連通孔61bと、この連通
孔61bに接続されるジョイント61cとから構成され
ている。そして、スリット61aは、回転シリンダ部材
2が回転すると、各シリンダ室23a〜23dとそれぞ
れ連なるようになっている。即ち、吸込口61は、回転
シリンダ部材2の回転に伴い、ピストン3,4が最外周
に移動した位置より若干内側に入った位置から始まりピ
ストン3,4が空洞部22付近に移動した位置まで至る
ように形成されている。
【0050】吐出口62は、周壁64dの内周面に形成
されたスリット62aと、このスリット62aとケーシ
ング6の外部とを連通させる連通孔62bと、この連通
孔62bに接続されるジョイント62cとから構成され
ている。そして、スリット62aは、回転シリンダ部材
2が回転すると、各シリンダ室23a〜23dとそれぞ
れ連なるようになっている。即ち、吐出口62は、回転
シリンダ部材2の回転に伴い、ピストン3,4が最外周
に移動した位置より若干手前の位置にわずかに設けてあ
る。このように、スリット62aは、スリット61aに
比べて、回転シリンダ部材2の回転方向に対して極めて
狭い範囲に形成されている。したがって、シリンダ室2
3a〜23d内の圧力が十分増加するまではスリット6
2aと対向することはなく、ピストン3,4によって圧
縮されたシリンダ室23a〜23d内の流体を高圧のま
ま一気に吐出口62から排出することができる。
【0051】なお、ピストン3,4が最も外側に移動す
る死点位置(図9のシリンダ室23dの位置)では、シ
リンダ室23a〜23d内は最も高圧になる。これに対
し、吸込口61は低圧である。したがって、死点位置の
シリンダ室23a〜23dから吸込口61への流体の漏
洩が考えられるが、この圧縮機1では死点位置と吸込口
61のスリット61aとの間の仕切部分(図9のA部
分)を十分広くすることで、流体の漏洩を防止してい
る。また、死点位置のシリンダ室23a〜23dに比べ
て吐出口62も低圧であることから、同様に、死点位置
と吐出口62のスリット62aとの間の仕切部分(図9
のB部分)を十分広くし、流体の漏洩を防いでいる。
【0052】また、吐出口62には、例えばボール39
aとスプリング39bより成る逆止弁39が設けられて
おり、流体の逆流を防止している。逆止弁39は、スリ
ット62aに近い位置に配置されており、逆止弁39の
上流側の容積を減少させて圧縮比を高めるようにしてい
る。
【0053】この圧縮機1は、背圧逃がし手段を備えて
いる。背圧逃がし手段は、例えば、シリンダ側背圧逃が
し手段13と、ピストン保持部材側背圧逃がし手段14
より構成されている。
【0054】シリンダ側背圧逃がし手段13は、圧縮機
1の作動中に回転シリンダ部材2と下ケース64の間に
発生する背圧を逃がして回転シリンダ部材2等の回転を
円滑にする為のもので、例えば4つの台部25を貫通し
て大径孔25aに通じる孔13である。ただし、シリン
ダ側背圧逃がし手段としては台部25を貫通する孔13
に限るものではなく、例えば回転シリンダ部材2の外周
面に形成された溝でも良く、又は下ケース64の周壁6
4dに形成された溝でも良い。
【0055】ピストン保持部材側背圧逃がし手段14
は、圧縮機1の作動中にピストン保持部材5と上ケース
63の間に発生する背圧を逃がしてピストン保持部材5
の回転を円滑にする為のもので、例えばピストン保持部
材5を貫通する孔14である。ただし、ピストン保持部
材側背圧逃がし手段としてはピストン保持部材5を貫通
する孔14に限るものではなく、例えばピストン保持部
材5の外周面に形成された溝でも良く、又は上ケース6
3の周壁63dに形成された溝でも良い。
【0056】給液管107は、上ケース63のポート6
3a(図5参照)に取り付けられた給液口19に接続さ
れている。この給液口19からポート63aを通じて上
ケース63内に導かれた潤滑液103は、ケーシング6
内の各部材の隙間やシリンダ側背圧逃がし手段13,ピ
ストン保持部材側背圧逃がし手段14,保持軸内通路5
2a,53a,軸受けプレート32,34の孔32c,
34c等を伝わって摺動面を潤滑する。そして、圧縮さ
れた流体とともに吐出口62から吐出される。即ち、潤
滑液103は、回転シリンダ部材2やピストン保持部材
5の回転によって生じる圧力差を利用して圧縮機1内を
循環する。
【0057】上述したように構成された圧縮機1では、
入力軸21が図示しないモータ等によって駆動される
と、この回転力が入力軸21→ケレープレート12→ケ
レー軸30→回転シリンダ部材2→ピストン3,4→ピ
ストン保持部材5へと伝えられる。これにより、回転シ
リンダ部材2とピストン保持部材5が相対回転を行い、
ピストン3,4をシリンダ室23a〜23dに対して動
かして吸込口61から吸い込んだ流体を吐出口62から
吐出させる。すなわち、入力軸21が回転されると、ピ
ストン保持部材5や回転シリンダ部材2等が等角速度比
の回転運動を行い、ピストン3,4を動かしてシリンダ
室23a〜23d内の容積が増減し、流体を圧送するこ
とができる。
【0058】圧縮機1の動作について、図10(A)〜
(F)を用いて説明する。なお、図10(A)〜(F)
は、回転シリンダ部材2の回転角にして15度おきに示
したものである。
【0059】この圧縮機1は、各シリンダ室23a〜2
3dが吸気行程と圧縮行程を交互に繰り返すことで流体
を圧縮する。まず最初に吸気行程について、シリンダ室
23dに着目して説明する。回転シリンダ部材2とピス
トン保持部材5が相対回転すると、ピストン4は図10
(A)に示すシリンダ室23dの死点位置から空洞部2
2に向けて移動する(図10(B))。そして、ピスト
ン保持部材5と回転シリンダ部材2が図10(C)に示
す位置まで回転すると、シリンダ室23dが吸込口61
のスリット61aに対向(オーバーラップ)するので、
ピストン4の移動に伴う負圧によって流体が吸込口61
からシリンダ室23d内に吸い込まれる(図10(D)
〜(F))。そして、ピストン保持部材5と回転シリン
ダ部材2がさらに回転すると、シリンダ室23dが吸込
口61のスリット61aから外れるので吸気行程が終了
し、さらに、このシリンダ室23dが図10(A)のシ
リンダ室23aの位置まで回転すると、圧縮行程が開始
される。
【0060】この圧縮行程をシリンダ室23aに着目し
て説明する。回転シリンダ部材2の回転によってピスト
ン保持部材5が回転すると、ピストン3は空洞部22の
位置からシリンダ室23a内に進入する(図10(A)
(B))。そして、回転シリンダ部材2とピストン保持
部材5の更なる回転により、ピストン3はシリンダ室2
3a内の外側位置に向けて移動する(図10(C)
(D))ので、シリンダ室23a内の流体が圧縮され
る。そして、この流体が十分圧縮されると(図10
(E))、シリンダ室23aが吐出口62のスリット6
2aとオーバーラップし(図10(F))、シリンダ室
23a内の流体を逆止弁39を押し開けて圧送する。
【0061】そして、以上の作動は各シリンダ室23a
〜23dについて順番に繰り返されるので、ピストン
3,4は次々に流体を圧縮して送り出す。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の潤滑
液循環装置では、潤滑液を溜めるメインタンクと、吐出
流体をメインタンク内の潤滑液中に導く第1の通路と、
メインタンクとは別のサブタンクと、サブタンク内の潤
滑液を流体機械に導く第2の通路を備え、メインタンク
内の潤滑液中に導かれた吐出流体の浮力によってメイン
タンク内の潤滑液をサブタンクに移動させるので、流体
機械の停止後はサブタンクへの潤滑液の補給を絶つこと
ができる。このため、サブタンクと給液管が空になると
流体機械への潤滑液の供給が止まり、電磁弁等の機器類
を使用しなくても、潤滑液の過剰な供給を防止すること
ができる。即ち、低コストで流体機械の停止時における
潤滑液の過剰供給を確実に防止することができる。
【0063】また、請求項2記載の潤滑液循環装置で
は、吐出流体が気体であり、下端がメインタンク内の潤
滑液中に開口し当該潤滑液中に導かれた吐出流体が気泡
となって上昇する第3の通路を備え、メインタンク内の
潤滑液を気泡とともに第3の通路を上昇させてサブタン
クに移動させるようにしているので、潤滑液の浮力を利
用するのに特別な機器類を必要とせず、より一層の低コ
スト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の潤滑液循環装置の実施形態の一例を示
す概念図である。
【図2】同潤滑液循環装置のサブタンクと潤滑液供給管
を示す斜視図である。
【図3】同潤滑液循環装置を適用する圧縮機の一例を示
し、その上ケースとピストン保持部材を取り外した状態
の平面図である。
【図4】同圧縮機の縦断面図である。
【図5】同圧縮機の分解斜視図である。
【図6】同圧縮機の底面図である。
【図7】同圧縮機のピストンを示し、(A)はピストン
の斜視図、(B)はピストンの縦断面図である。
【図8】同圧縮機の軸受けプレートを示す斜視図であ
る。
【図9】同圧縮機の吸込口及び吐出口と死点位置にある
シリンダ室との位置関係を示す図である。
【図10】同圧縮機の作動原理を説明するための図で、
(A)は一方のピストンが空洞部を横切り、他方のピス
トンがシリンダ室の最奥部にまで進入した状態を示す
図、(B)は(A)の状態から回転シリンダ部材の回転
角で15度だけ回転した状態を示す図、(C)は(B)
の状態から回転シリンダ部材の回転角で更に15度だけ
回転した状態を示す図、(D)は(C)の状態から回転
シリンダ部材の回転角で更に15度だけ回転した状態を
示す図、(E)は(D)の状態から回転シリンダ部材の
回転角で更に15度だけ回転した状態を示す図、(F)
は(E)の状態から回転シリンダ部材の回転角で更に1
5度だけ回転した状態を示す図である。
【図11】従来の潤滑液循環装置の概念図である。
【符号の説明】
1 圧縮機(流体機械) 102 吐出流体 103 潤滑液 104 メインタンク 105 移送パイプ(第1の通路) 106 サブタンク 107 給液管(第2の通路) 112 潤滑液供給管(第3の通路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体機械からの吐出流体の圧力により潤
    滑液を前記流体機械に供給する潤滑液循環装置におい
    て、前記潤滑液を溜めるメインタンクと、前記吐出流体
    を前記メインタンク内の潤滑液中に導く第1の通路と、
    前記メインタンクとは別のサブタンクと、前記サブタン
    ク内の潤滑液を前記流体機械に導く第2の通路を備え、
    前記メインタンク内の潤滑液中に導かれた吐出流体の浮
    力によって前記メインタンク内の潤滑液を前記サブタン
    クに移動させることを特徴とする潤滑液循環装置。
  2. 【請求項2】 前記吐出流体は気体であり、下端が前記
    メインタンク内の潤滑液中に開口し当該潤滑液中に導か
    れた吐出流体が気泡となって上昇する第3の通路を備
    え、前記メインタンク内の潤滑液を前記気泡とともに前
    記第3の通路を上昇させて前記サブタンクに移動させる
    ことを特徴とする請求項1記載の潤滑液循環装置。
JP2000342584A 2000-11-09 2000-11-09 潤滑液循環装置 Pending JP2002147359A (ja)

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