JP2002147248A - ガスタービンのインレットプレナム - Google Patents

ガスタービンのインレットプレナム

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JP2002147248A
JP2002147248A JP2000348012A JP2000348012A JP2002147248A JP 2002147248 A JP2002147248 A JP 2002147248A JP 2000348012 A JP2000348012 A JP 2000348012A JP 2000348012 A JP2000348012 A JP 2000348012A JP 2002147248 A JP2002147248 A JP 2002147248A
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JP
Japan
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inlet plenum
gas turbine
air
inlet
air passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000348012A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Yamaguchi
俊樹 山口
Yasunori Koyama
保紀 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication of JP2002147248A publication Critical patent/JP2002147248A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一人で容易に分解することができるインレッ
トプレナムを提供することである。 【解決手段】 ガスタービンを収容した室に空気を導入
する空気通路とガスタービンの吸気口とを接続するイン
レットプレナムにおいて、前記インレットプレナム内を
通過する空気の流れ方向に沿って分割した分割片を組み
合わせることにより前記インレットプレナムを構成し
た。また、前記空気通路と前記インレットプレナムの間
に接続位置を調整する調整部材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンに燃
焼用の空気を供給するインレットプレナム(ダクト)の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からガスタービンには、空気通路か
ら燃焼用の空気を取り入れるためのインレットプレナム
と呼ばれるダクト(空気取入れ用の配管)が設けられて
いる。図5は従来のインレットプレナム100の分解斜
視図である。また、図6はインレットプレナム100の
正面略図である。
【0003】図5に示すように従来のインレットプレナ
ム100は、第1部材91,第2部材92,第3部材9
3及び第4部材94から構成されている。第1部材91
の一端(上端)は空気通路99の開口部に固着されてお
り、さらにガスタービンの空気吸入口97を第3部材9
3と第4部材94で上下から挟持しながらインレットプ
レナム100をガスタービンの空気吸入口97に接続す
る。
【0004】また、第1部材91と第3部材93の間に
は第2部材92が設けてあり、インレットプレナム10
0をガスタービンの空気吸入口97に取付ける際には最
後に第2部材92を装着し、逆にインレットプレナム1
00をガスタービン97から取外す際には最初に第2部
材92を外すことにより、円滑なインレットプレナム1
00の着脱を可能にしている。さらに、インレットプレ
ナム100と空気吸入口97の間の気密を保つため、金
属製のバンド95,96が設けてある。このように従来
のインレットプレナム100は、連続した4つの部材か
ら構成されていた。
【0005】ところで、ガスタービンのメンテナンス時
には、インレットプレナム100を取外すと、機関内部
を見ることができるので好都合である。しかし、上述し
たようにインレットプレナム100が4つの部材から構
成されていると、一人で取外し作業を行うのは困難であ
る。したがって、従来は二人掛かりでインレットプレナ
ム100を取り外していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、一
人で容易に分解することができるインレットプレナムを
提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、ガスタービンを収容した室に
空気を導入する空気通路とガスタービンの吸気口とを接
続するインレットプレナムにおいて、前記インレットプ
レナム内を通過する空気の流れ方向に沿って分割した分
割片を組み合わせることにより前記インレットプレナム
を構成した。また、請求項2の発明では請求項1の発明
において、前記空気通路と前記インレットプレナムの間
に接続位置を調整する調整部材を設けるようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1及び請求項2の
発明によるインレットプレナム1を装着した状態のガス
タービン設備の外観図である。図1に示すようにガスタ
ービン2はパッケージ3により形成された室5内に設置
されている。
【0009】パッケージ3には空気取入口6から外気を
取り入れる空気通路4が形成されている。空気通路4の
途中には流入口8が設けてあり、この流入口8から室5
内へ空気が流入し、流入した空気はガスタービン2と室
5とを冷却し、排気管7を介して排出される。図示して
いないが排気管7内には換気扇が設けてあり、室5内の
空気が入れ替わり易くなっている。
【0010】空気通路4には流入口8とは別に流入口9
が設けてある。この流入口9には蛇腹式接続部材10が
固着されている。図2は、図1のII−II矢視図である。
図2に示すようにインレットプレナム1は、左半割部1
1及び右半割部12等から構成されている。蛇腹式接続
部材10の両端(図2で見て上端及び下端)にはそれぞ
れフランジ10b(上端側),10a(下端側)が設け
てある。フランジ10bとフランジ10aの間には布製
の蛇腹部10cが設けてある。
【0011】フランジ10bは、パッケージ3の流入口
9の周囲と図示しないねじで固着されており、フランジ
10aは左半割部11のフランジ11a及び右半割部1
2のフランジ12aと図示しないボルト・ナットにより
一体固着されている。
【0012】図3は、図2のIII−III断面図である。ま
た、図4は、左半割部11と右半割部12とを分離した
状態の正面略図である。左半割部11の右半割部12と
の接続部分は、図3に示すように右半割部12と干渉し
ない程度に外側へ張出すようにプレス加工されている。
【0013】また、左半割部11には挟持部材15が図
示しないボルト・ナットで固着されている。図3に示す
ように、左半割部11と挟持部材15の間に形成した隙
間20に右半割部12を挿入する。左半割部11には複
数(図4では5つ)の貫通孔11bが設けてある。さら
に挟持部材15には貫通孔11bと同芯の複数(5つ)
のねじ孔15aが設けてある。
【0014】右半割部12の貫通孔11b及びねじ孔1
5aに対応する位置には貫通孔12bが設けてある。ボ
ルト14を貫通孔11b,12bに貫通させ、かつねじ
孔15aに螺合させることにより左半割部11と右半割
部12とを一体固着する。図3では、ボルト14の頭部
側にワッシャ16が設けてある。
【0015】図2及び図4では、左半割部11と右半割
部12の固着箇所を複数箇所(5箇所)に設けている
が、1箇所で固着するようにしてもよい。その場合に
は、貫通孔11b,12bおよびねじ孔15aをそれぞ
れ1箇所に設けるだけで済む。左半割部11と右半割部
12とはそれぞれの両端部(図示した紙面の手前側と図
示しない紙面の向こう側)で固着されるので、紙面の向
こう側の接続箇所にも図3に示すような貫通孔11b,
12bおよびねじ孔15aが設けられ、ボルト14によ
り左半割部11と右半割部12とを固着している。
【0016】インレットプレナム1と空気通路4(流入
口9)の間のずれが僅かであれば、調整部材として蛇腹
式接続部材10を設ける代わりに、ウレタン等のパッキ
ン材を設けるようにしてもよい。
【0017】上述の例では、左半割部11と右半割部1
2でインレットプレナム1を構成している旨を説明した
が、これらに調整部材(蛇腹式接続部材10)を加えた
ものをインレットプレナム1と定義しても差し支えな
い。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明では、インレットプレナ
ム1をガスタービン2の左右から取外すことができる分
割片(左半割部11,右半割部12)で構成したので、
従来のように図6に示す第2部材92を設ける必要がな
く、一人でもインレットプレナム1をガスタービン2か
ら取り外すことができる。したがって、ガスタービン2
のメンテナンス時におけるインレットプレナム1の取外
し作業を簡略化することができる。
【0019】請求項2の発明では、左半割部11と右半
割部12が固着したインレットプレナム1の本体と流入
口9(空気通路4)の間に接続位置を調整する調整部材
(蛇腹式接続部材10)を設けたので、ガスタービン2
の設置位置が多少ずれても、容易に流入口9(空気通路
4)とインレットプレナム1とを接続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1及び請求項2の発明によるインレッ
トプレナムを装着した状態のガスタービン設備の外観図
である。
【図2】 図1のII−II矢視図である。
【図3】 図2のIII−III断面図である。
【図4】 左半割部と右半割部とを分離した状態の正面
略図である。
【図5】 従来のインレットプレナム100の分解斜視
図である。
【図6】 インレットプレナム100の正面略図であ
る。
【符号の説明】
1 インレットプレナム 2 ガスタービン 3 パッケージ 4 空気通路 5 室 6 空気取入口 7 排気管 8,9 流入口 10 蛇腹式接続部材(調整部材) 11 左半割部 12 右半割部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンを収容した室に空気を導入
    する空気通路とガスタービンの吸気口とを接続するイン
    レットプレナムにおいて、 前記インレットプレナム内を通過する空気の流れ方向に
    沿って分割した分割片を組み合わせることにより前記イ
    ンレットプレナムを構成したことを特徴とするガスター
    ビンのインレットプレナム。
  2. 【請求項2】 前記空気通路と前記インレットプレナム
    の間に接続位置を調整する調整部材を設けた請求項1に
    記載のガスタービンのインレットプレナム。
JP2000348012A 2000-11-15 2000-11-15 ガスタービンのインレットプレナム Pending JP2002147248A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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