JP2002147036A - 壁面構造 - Google Patents
壁面構造Info
- Publication number
- JP2002147036A JP2002147036A JP2000342477A JP2000342477A JP2002147036A JP 2002147036 A JP2002147036 A JP 2002147036A JP 2000342477 A JP2000342477 A JP 2000342477A JP 2000342477 A JP2000342477 A JP 2000342477A JP 2002147036 A JP2002147036 A JP 2002147036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- opening
- recessed part
- bathroom
- wall structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者や身体障害者にとって有益な手掛りを
容易に形成することができると共に、該手掛り部が壁面
から突出しない状態で形成することができ、以って、意
匠的にも優れ、また、不用意に身体が衝突して怪我をす
る危険性もなく、さらには、出入り口を狭めたり開閉操
作の邪魔となる心配もない壁面構造を提供する。 【解決手段】 浴室や洗面室等の壁面に、手掛りとなる
凹部を形成して壁面構造とし、該凹部内には、手摺りバ
ーを収納し、或は、凹部の開口側下辺部を立ち上げて握
り部を形成し、又は、壁面に開設された開口部に断面形
状が略コ字状に形成された凹部本体を水密状に嵌装して
構成した。
容易に形成することができると共に、該手掛り部が壁面
から突出しない状態で形成することができ、以って、意
匠的にも優れ、また、不用意に身体が衝突して怪我をす
る危険性もなく、さらには、出入り口を狭めたり開閉操
作の邪魔となる心配もない壁面構造を提供する。 【解決手段】 浴室や洗面室等の壁面に、手掛りとなる
凹部を形成して壁面構造とし、該凹部内には、手摺りバ
ーを収納し、或は、凹部の開口側下辺部を立ち上げて握
り部を形成し、又は、壁面に開設された開口部に断面形
状が略コ字状に形成された凹部本体を水密状に嵌装して
構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室や洗面台等
の壁面に、伝い歩きや姿勢安定補助のために用いられる
手掛り部が形成されてなる壁面構造に関する。
の壁面に、伝い歩きや姿勢安定補助のために用いられる
手掛り部が形成されてなる壁面構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、高齢者や身体障
害者対策として浴室や洗面室の壁面に、手摺りやサポー
トバー等の手掛り具が取り付けられているが、この手掛
り具は、従来、壁面から突出した状態で取り付けられて
いるのが現状である。
害者対策として浴室や洗面室の壁面に、手摺りやサポー
トバー等の手掛り具が取り付けられているが、この手掛
り具は、従来、壁面から突出した状態で取り付けられて
いるのが現状である。
【0003】しかしながら、上記従来の手掛り具の取り
付け構造にあっては、壁面に対して突設されているた
め、高齢者や身体障害者にとっては安心感を与え有用な
ものであっても、実質的には浴室や洗面室の室内空間を
狭め、身体が不用意に衝突して怪我をする虞れがあり、
また、意匠的にもとってつけたような印象を与える、と
いう課題を有していた。また、この手掛り具がドア等の
出入り口近傍に取り付けられている場合には、ドアの開
閉の邪魔となったり、出入り口の開口を狭めるといった
不具合も有していた。
付け構造にあっては、壁面に対して突設されているた
め、高齢者や身体障害者にとっては安心感を与え有用な
ものであっても、実質的には浴室や洗面室の室内空間を
狭め、身体が不用意に衝突して怪我をする虞れがあり、
また、意匠的にもとってつけたような印象を与える、と
いう課題を有していた。また、この手掛り具がドア等の
出入り口近傍に取り付けられている場合には、ドアの開
閉の邪魔となったり、出入り口の開口を狭めるといった
不具合も有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、高齢者や身体
障害者にとって有益な手掛りを容易に形成することがで
きると共に、該手掛り部が壁面から突出しない状態で形
成することができ、以って、意匠的にも優れ、また、不
用意に身体が衝突して怪我をする危険性もなく、さらに
は、出入り口を狭めたり開閉操作の邪魔となる心配もな
い壁面構造を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、高齢者や身体
障害者にとって有益な手掛りを容易に形成することがで
きると共に、該手掛り部が壁面から突出しない状態で形
成することができ、以って、意匠的にも優れ、また、不
用意に身体が衝突して怪我をする危険性もなく、さらに
は、出入り口を狭めたり開閉操作の邪魔となる心配もな
い壁面構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る壁面構造にあっては、浴室や洗面室
等の壁面に、手掛りとなる凹部を形成したことを特徴と
するものである。
め、この発明に係る壁面構造にあっては、浴室や洗面室
等の壁面に、手掛りとなる凹部を形成したことを特徴と
するものである。
【0006】そして、この発明にあっては、上記凹部内
に手摺りバーを収納して構成し、或は、上記凹部の開口
側下辺部を立ち上げて握り部とし、さらには、上記凹部
を、壁面に開設された開口部に断面形状が略コ字状に形
成された凹部本体を水密状に嵌装して構成したことを特
徴とするものである。
に手摺りバーを収納して構成し、或は、上記凹部の開口
側下辺部を立ち上げて握り部とし、さらには、上記凹部
を、壁面に開設された開口部に断面形状が略コ字状に形
成された凹部本体を水密状に嵌装して構成したことを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0008】図1と図2は、この発明の第1形態例に係
る浴室や洗面室等の壁面構造を示しており、この形態例
では、例えば、浴槽Bの壁面Wに、手掛り用の開口部1
を開設し、この開口部1に断面形状が略コ字状に形成さ
れた凹部本体2を開口が浴室側に向くように圧入嵌装
し、上記開口部1の周縁部と凹部本体2との間隙部を水
密状にシーリングすると共に、該凹部本体2の奥行壁面
には、握りバー3を突設して構成している。
る浴室や洗面室等の壁面構造を示しており、この形態例
では、例えば、浴槽Bの壁面Wに、手掛り用の開口部1
を開設し、この開口部1に断面形状が略コ字状に形成さ
れた凹部本体2を開口が浴室側に向くように圧入嵌装
し、上記開口部1の周縁部と凹部本体2との間隙部を水
密状にシーリングすると共に、該凹部本体2の奥行壁面
には、握りバー3を突設して構成している。
【0009】この握りバー3は、その握り部3Aが凹部
本体2の開口周縁部2Aより浴室内側に突出しないよう
に該凹部本体2内に収納された状態で形成されている。
尚、この握りバー3と凹部本体2は、一体に形成し、或
は、別体で形成したものをビス等の止着具(図示せず)
で固着し、又は、接着剤で固着してもよい。
本体2の開口周縁部2Aより浴室内側に突出しないよう
に該凹部本体2内に収納された状態で形成されている。
尚、この握りバー3と凹部本体2は、一体に形成し、或
は、別体で形成したものをビス等の止着具(図示せず)
で固着し、又は、接着剤で固着してもよい。
【0010】このように構成することで、この形態例に
係る壁面構造にあっては、握りバー3が壁面Wから浴室
側に突出しない状態で配置することができるので、高齢
者や身体障害者にとって有益な手掛りを意匠的にも違和
感がない状態で配置することができ、また、身体が握り
バー3に不用意に衝突して怪我をする危険性もない。さ
らには、握りバー3が壁面から突出しない構造であるた
め、浴室の出入り口等にこれを配置したとしても、握り
バー3が開閉操作の邪魔となったり出入り口を狭めるこ
ともない。
係る壁面構造にあっては、握りバー3が壁面Wから浴室
側に突出しない状態で配置することができるので、高齢
者や身体障害者にとって有益な手掛りを意匠的にも違和
感がない状態で配置することができ、また、身体が握り
バー3に不用意に衝突して怪我をする危険性もない。さ
らには、握りバー3が壁面から突出しない構造であるた
め、浴室の出入り口等にこれを配置したとしても、握り
バー3が開閉操作の邪魔となったり出入り口を狭めるこ
ともない。
【0011】図3は、この発明の実施の第2形態例に係
る壁面構造を示しており、この形態例では、第1形態例
に係る握りバー3を廃止し、上記凹部本体2の開口側下
辺部を立ち上げて握り部2Bを形成し、手掛り部の構成
を第1形態例のものより、より簡略化して低コスト化を
図った他は、他の構成・作用は前記第1形態例と同様で
あるので、図面には第1形態例で用いた符号と同一の符
号を付して、その詳細な説明をここでは省略する。
る壁面構造を示しており、この形態例では、第1形態例
に係る握りバー3を廃止し、上記凹部本体2の開口側下
辺部を立ち上げて握り部2Bを形成し、手掛り部の構成
を第1形態例のものより、より簡略化して低コスト化を
図った他は、他の構成・作用は前記第1形態例と同様で
あるので、図面には第1形態例で用いた符号と同一の符
号を付して、その詳細な説明をここでは省略する。
【0012】図4は、この発明の実施の第3形態例に係
る壁面構造を示しており、この形態例では、第2形態例
に係る壁面構造を、第2形態例に係る凹部本体2を廃止
し、壁面Wに断面略コ字状の凹部12を凹設すると共
に、該凹部12の開口側下辺部を立ち上げて握り部12
Bを形成し、手掛り部の構成を第2形態例のものより、
より簡略化して低コスト化を図ったものである。
る壁面構造を示しており、この形態例では、第2形態例
に係る壁面構造を、第2形態例に係る凹部本体2を廃止
し、壁面Wに断面略コ字状の凹部12を凹設すると共
に、該凹部12の開口側下辺部を立ち上げて握り部12
Bを形成し、手掛り部の構成を第2形態例のものより、
より簡略化して低コスト化を図ったものである。
【0013】尚、上記各形態例では、この発明を浴室の
壁面に適用した場合を例にとり説明したが、この発明に
あってはこれに限定されるものではなく、洗面室や居
間、廊下等の様々な壁面に適用することができることは
勿論であり、また、手掛かりも各形態例のように横長に
配置するのではなく、縦長に配置しても構わない。
壁面に適用した場合を例にとり説明したが、この発明に
あってはこれに限定されるものではなく、洗面室や居
間、廊下等の様々な壁面に適用することができることは
勿論であり、また、手掛かりも各形態例のように横長に
配置するのではなく、縦長に配置しても構わない。
【0014】
【発明の効果】この発明に係る壁面構造にあっては、以
上説明したように構成されているので、高齢者や身体障
害者にとって有益な手掛りを容易に形成することができ
ると共に、該手掛り部が壁面から突出しない状態で形成
することができ、以って、意匠的にも優れ、また、不用
意に身体が衝突して怪我をする危険性もなく、さらに
は、出入り口を狭めたり開閉操作の邪魔となる心配もな
い等、幾多の優れた効果が得られる。
上説明したように構成されているので、高齢者や身体障
害者にとって有益な手掛りを容易に形成することができ
ると共に、該手掛り部が壁面から突出しない状態で形成
することができ、以って、意匠的にも優れ、また、不用
意に身体が衝突して怪我をする危険性もなく、さらに
は、出入り口を狭めたり開閉操作の邪魔となる心配もな
い等、幾多の優れた効果が得られる。
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る壁面構造を
浴室の壁面に適用した場合を示す説明図である。
浴室の壁面に適用した場合を示す説明図である。
【図2】同壁面構造の要部を一部切欠して示す断面説明
図である。
図である。
【図3】この発明の実施の第2形態例に係る壁面構造の
要部を一部切欠して示す断面説明図である。
要部を一部切欠して示す断面説明図である。
【図4】この発明の実施の第3形態例に係る壁面構造の
要部を一部切欠して示す断面説明図である。
要部を一部切欠して示す断面説明図である。
B 浴槽 W 壁面 1 開口部 2 凹部本体 2A 凹部本体の開口周縁部 2B 握り部 3 握りバー 3A 握り部 12 凹部 12B 握り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 GA00 2E001 DA01 DH37 FA03 FA10 FA42 GA01 GA12 GA55 LA01 LA04 LA09 MA02 2E025 BA01 BA06 BC01 2E101 HH02 4C094 AA01 BA25 BB01 GG02 GG11
Claims (4)
- 【請求項1】 浴室や洗面室等の壁面に、手掛りとなる
凹部を形成したことを特徴とする壁面構造。 - 【請求項2】 前記凹部内に手摺りバーが収納されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の壁面構造。 - 【請求項3】 前記凹部の開口側下辺部を立ち上げて握
り部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の壁面
構造。 - 【請求項4】 前記凹部は、壁面に開設された開口部に
断面形状が略コ字状に形成された凹部本体を水密状に嵌
装して構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載の壁面構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342477A JP2002147036A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 壁面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342477A JP2002147036A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 壁面構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147036A true JP2002147036A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18817030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000342477A Pending JP2002147036A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 壁面構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147036A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034406A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社神田製作所 | 手摺 |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000342477A patent/JP2002147036A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034406A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社神田製作所 | 手摺 |
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