JP2002146707A - コンクリートブロック舗装用均し基層、舗装構造ならびに舗装築造方法 - Google Patents

コンクリートブロック舗装用均し基層、舗装構造ならびに舗装築造方法

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JP2002146707A
JP2002146707A JP2001259865A JP2001259865A JP2002146707A JP 2002146707 A JP2002146707 A JP 2002146707A JP 2001259865 A JP2001259865 A JP 2001259865A JP 2001259865 A JP2001259865 A JP 2001259865A JP 2002146707 A JP2002146707 A JP 2002146707A
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Shigeo Suda
重雄 須田
Akihiko Karasawa
明彦 唐沢
Hideyuki Yamaguchi
秀行 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れたコンクリートブロック舗
装が得られる技術を提供することである。 【解決手段】 コンクリートブロック舗装に用いられる
コンクリートブロックの下面と接して、路盤上に設けら
れるコンクリートブロック舗装用の均し基層として、そ
のCBR(試験方法:JIS A 1211に規定)
が、40〜500%のものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートブロ
ックを用いた舗装技術に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、舗装の表層材と
して、コンクリートブロック(例えば「インターロッキ
ングブロック」と呼ばれるもの)を使用することが多く
なっている。特に最近では、A交通やB交通として区分
されるような車道にも、コンクリートブロック舗装が適
用されるようになってきている。参考までに言うと、A
交通として区分される車道とは、大型車交通量が、1日
・1方向あたり100台以上、250台未満であるよう
な車道を指す。一方、B交通として区分される車道と
は、大型車交通量が、1日・1方向あたり250台以
上、1000台未満であるような車道を指す。
【0003】ここで、コンクリートブロックを用いた舗
装の構造について簡単に説明する。同舗装では、まず路
床の上に下層路盤が設けられ、その上に上層路盤が設け
られる。そしてコンクリートブロックが、この上層路盤
の上に、1〜5cm程度の厚さのクッション層を介して
敷き並べられている。更にコンクリートブロック間の空
隙(目地)には、目地砂が充填され、これによってコン
クリートブロック舗装が出来上がっている。
【0004】しかし、こうしたコンクリートブロックを
用いてなる舗装技術にも、依然として改善を必要とする
点が残されていた。すなわち上記舗装構造に関しては、
コンクリートブロックの浮き上がりや沈下といった不具
合の発生が、しばしば報告されている。その原因が、コ
ンクリートブロックを支持する層の側にあることは明白
であるが、これまでその根本的な解決策は見出されてい
なかった。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、耐久性に優れたコンクリートブロック舗装が得ら
れる技術を提供することである。特に、コンクリートブ
ロックの安定した支持状態を長期間にわたって維持でき
る舗装技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するべく
鋭意研究を推し進めた結果、本発明者は、上記不具合の
主因が、コンクリートブロックを直接支えるクッション
層にあることを突き止めた。すなわち、クッション層
は、砂を厚さ数cm程度に敷き詰めて形成されたもので
あるため、コンクリートブロックを介して大きな外力を
繰り返し受けたり、あるいは雨水の影響を繰り返し受け
たりすると、流動することがあった。この結果として、
上述したコンクリートブロックの浮き上がりや沈下とい
った不具合が発生することがあった。
【0007】そこで本発明者は、このクッション層を、
コンクリートブロックの支持に、より適した層(すなわ
ちコンクリートブロック舗装用の均し基層。以下、単に
均し基層とも言う)に置き換えることを考えた。そし
て、こうした技術思想に基づいて更に研究を推し進めた
結果、本発明者は、この均し基層として、JIS A1
211に試験方法が規定されるCBR(Califor
nia bearing ratio:所定の貫入量に
おける荷重強さの、その貫入量における標準荷重強さに
対する百分率)が、40〜500%のものを用いれば、
上記課題を解決できることを見出した。
【0008】すなわち、CBRがこの範囲内にある均し
基層を用いて、コンクリートブロック舗装を築造すれば
(コンクリートブロック舗装の構造を、路盤上に、この
均し基層を介して、コンクリートブロックを敷設したも
のとすれば)、コンクリートブロックの浮き上がりや沈
下といった不具合は発生せず、このコンクリートブロッ
ク舗装は、極めて優れた耐久性を発揮する。換言すれ
ば、舗装を構成するコンクリートブロックの安定した支
持状態(設置状態)を、長期間にわたって維持すること
が可能となる。
【0009】ちなみに、均し基層のCBRが40%未満
の場合には、コンクリートブロックを安定支持する能力
が急激に低下し、コンクリートブロックの浮き上がりや
沈下といった不具合が再び発生するようになる。これに
対して、均し基層のCBRが500%超の場合には、均
し基層自体には変形が生じないものの、コンクリートブ
ロックの挙動に均し基層が追従できず、ブロック下面と
均し基層との間に隙間が生じ、ここに目地砂が流入する
ことによって、コンクリートブロックの浮き上がりが発
生することがある。また、同じく均し基層のCBRが5
00%超の場合には、均し基層が緩衝機能をほとんど発
揮しないため、コンクリートブロックの損壊が頻発する
ようになる。
【0010】これに加えて、本発明者は、上記均し基層
の下方にあって、この均し基層を支持する路盤(特に上
層路盤)としては、瀝青安定処理路盤、セメント・瀝青
安定処理路盤、セメント安定処理路盤、石灰安定処理路
盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のいずれか一つが好
適であることを見出した。また同時に、こうした種類の
路盤を採用した場合、均し基層の厚さを1〜5cmとす
るのが、良好な路面性能を得る上で特に重要であること
を突き止めた。
【0011】本発明は、上述したような知見に基づいて
なされたものであり、上記課題は、コンクリートブロッ
ク舗装に用いられるコンクリートブロックの下面と接し
て、路盤上に設けられるコンクリートブロック舗装用の
均し基層であって、そのCBR(試験方法:JIS A
1211に規定)が、40〜500%であることを特
徴とするコンクリートブロック舗装用均し基層によって
解決される。
【0012】なお、このコンクリートブロック舗装用均
し基層は、加熱アスファルト混合物、常温アスファルト
混合物、セメント系混合物、石灰系混合物、ポリマー系
混合物、ポリマーセメント系混合物からなる群の中より
選ばれた一つの材料を用いて構成できる。なかでも殊に
好ましい材料は、アスファルト乳剤を結合材として用い
て得た常温アスファルト混合物である。すなわち総合的
見地から判断すると、本発明に係る上記コンクリートブ
ロック舗装用均し基層は、アスファルト乳剤を骨材の結
合材として用いて得た常温アスファルト混合物から構成
されるのが理想である。
【0013】また、この常温アスファルト混合物として
は、結合材がアスファルト乳剤であるか否かを問わず、
セメント系のフィラーが添加されたものを用いることが
好ましい。最も望ましい常温アスファルト混合物は、結
合材としてアスファルト乳剤が用いられ、更にセメント
系のフィラーが添加されてなるものである。ちなみに、
結合材としてアスファルト乳剤を用いる場合の、好まし
いフィラーの添加量は、アスファルト乳剤の量(重量)
の5〜50%、特に10〜30%である。更に言えば、
上記CBRについては、40〜300%であることが特
に望ましい。
【0014】ひるがえって、先の課題は、上記コンクリ
ートブロック舗装用均し基層を用いた舗装構造であっ
て、路盤の上に設けられたコンクリートブロック舗装用
均し基層と、このコンクリートブロック舗装用均し基層
の上に所定の間隔で敷設されたコンクリートブロックと
を具備し、前記路盤は、瀝青安定処理路盤、セメント・
瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路盤、石灰安定処
理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤からなる群の中
より選ばれた一つであり、更に前記コンクリートブロッ
ク舗装用均し基層は、前記路盤の上に、1〜5cmの厚
さに設けられてなることを特徴とする舗装構造によって
解決される。
【0015】なお、上記瀝青安定処理路盤、セメント・
瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路盤、石灰安定処
理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のすべては、弾
性係数が600〜15000MPaの範囲に属してお
り、これら路盤の種類が、同路盤上に設けられる均し基
層のCBRに及ぼす影響は少ない。つまり均し基層のC
BRは、路盤の種類には、ほとんど依存しない。
【0016】加えて、上記の課題は、コンクリートブロ
ックを用いた舗装の築造方法であって、路盤の上に、骨
材および結合材を含む混合物を敷設して、所定厚さのコ
ンクリートブロック舗装用均し基層を形成する均し基層
形成工程と、この均し基層形成工程にて得られたコンク
リートブロック舗装用均し基層の上に、前記コンクリー
トブロックを所定の間隔で敷設するコンクリートブロッ
ク敷設工程とを具備することを特徴とする舗装築造方法
によって解決される。
【0017】なお、上記の各種混合物は、骨材と結合材
とを混ぜ合わせたもの(骨材同士を結合材で結合させた
もの)であって、上述したように必要に応じてフィラー
などが添加される。ここで、この混合物の原料である骨
材および結合材として、どのようなものが用いられるか
を具体的に説明する。
【0018】まず骨材としては、砕石、玉砕、砂利、鉄
鋼スラグ、砂、再生骨材などが挙げられる。
【0019】このうち砕石とは、原石を機械的に破砕
し、粒度ごとに分級したものである。原石としては、玄
武岩、安山岩、石英粗面岩、硬質砂岩、硬質石灰岩、ま
たはこれに準ずる材質を有する岩石もしくは玉石が挙げ
られる。
【0020】次に、玉砕とは、玉石または砂利を砕いた
ものを指す。一方、砂利は、その採取地により、川砂
利、山砂利、海砂利に分けられる。
【0021】続いて、鉄鋼スラグとしては、水硬性粒度
調整鉄鋼スラグ(HMS)、粒度調整鉄鋼スラグ(M
S)、クラッシャラン鉄鋼スラグ(CS)、クラッシャ
ラン製鋼スラグ(CSS)、単粒度製鋼スラグ(SS)
が挙げられる。このうち骨材として使用されるのは、ク
ラッシャラン製鋼スラグおよび単粒度製鋼スラグであ
り、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ、粒度調整鉄鋼スラグ、
クラッシャラン鉄鋼スラグは、基本的に路盤材として使
用される。
【0022】次に、砂としては、天然砂、人工砂、スク
リーニングスおよび特殊な砂などが挙げられる。このう
ち天然砂は、その採取場所により、川砂、山砂、海砂に
分けられる。人工砂は、岩石や玉石を破砕して得たもの
である。また、スクリーニングスとは、砕石や玉砕を作
る際に派生的に生じる粒径2.36mm以下の細かいも
のを指す。更に特殊な砂としては、シリカサンド、高炉
水砕スラグ、クリンカーアッシュなどが挙げられる。
【0023】最後に、再生骨材としては、アスファルト
コンクリート舗装発生材を機械破砕あるいは熱解砕して
得たアスファルトコンクリート再生骨材、およびセメン
トコンクリート舗装発生材などを機械破砕して得たセメ
ントコンクリート再生骨材がある。
【0024】次に、上記混合物の原料である結合材とし
て、どのようなものが用いられるかを具体的に説明す
る。
【0025】まず、加熱アスファルト混合物を得るのに
使用される結合材としては、石油アスファルトあるいは
改質アスファルトが挙げられる。一方、常温アスファル
ト混合物を得るのに使用される結合材としては、上述し
たアスファルト乳剤が、更に具体的には石油アスファル
ト乳剤が挙げられる。
【0026】次に、セメント系混合物用の結合材につい
てであるが、同結合材としては、ポルトランドセメン
ト、更に具体的には、普通、早強、超早強、中庸熱、低
熱、耐硫酸塩の各種ポルトランドセメントが挙げられ
る。また混合セメント、特に高炉セメント、シリカセメ
ント、フライアッシュセメントなどの各種混合セメント
を用いることもできる。更には、コロイドセメント、超
微粒子セメント、ソイルセメント、超速硬セメントなど
の各種セメントを採用できる。
【0027】一方、石灰系混合物用の結合材について
は、生石灰系のもの、消石灰系のもの、そして軽焼ドロ
マイト系のもののうちの、いずれかを用いることができ
る。
【0028】次に、ポリマー系混合物用の結合材につい
ては、水性ポリマーディスパージョンが挙げられる。こ
の水性ポリマーディスパージョンは、更にゴムラテック
ス、樹脂エマルジョン、混合ディスパージョンに大別で
きる。
【0029】このうちゴムラテックスは、更に天然ゴム
ラテックス(NR)と合成ゴムラテックスとに分別され
る。特に後者としては、クロロプレンゴム(CR)、ス
チレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリルブ
タジエンゴム(NBR)、メタクリル酸メチルブタジエ
ンゴム(MBR)が挙げられる。
【0030】一方、樹脂エマルジョンは、熱可塑性樹脂
エマルジョン、熱硬化性樹脂エマルジョン、そして瀝青
質エマルジョンに大別される。このうち特に熱可塑性樹
脂エマルジョンとしては、ポリアクリル酸エステル(P
AE)、ポリ酢酸ビニル(PVAC)、塩化ビニリデン
塩化ビニル(PVDC)、ポリプロピオン酸ビニル(P
VP)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリプロピレ
ン(PP)が挙げられる。次に、熱硬化性樹脂エマルジ
ョンとしてはエポキシが好適である。更に瀝青質エマル
ジョンとしては、アスファルト、ゴムアスファルト、パ
ラフィンを採用できる。
【0031】そして、混合ディスパージョンとしては、
混合ラテックスや混合エマルジョンが挙げられる。
【0032】最後に、ポリマーセメント系混合物用の結
合材としては、主に、セメント系混合物用の結合材とポ
リマー系混合物用の結合材とを混ぜ合わせたものが用い
られる。
【0033】なお、上記混合物を形成する骨材および結
合材(特にアスファルト系のもの)には、上述したごと
く、フィラーが添加されることもある。このフィラー
は、骨材間の空隙を埋める役割や、混合物の硬化時間を
調整する役割を果たし、混合物の安定性や耐久性を向上
させる。
【0034】フィラーとしては、先に挙げたセメント系
のもの(種類は特に問わない)以外にも、石灰岩やその
他の岩石を粉砕した石粉、消石灰、回収ダスト、フライ
アッシュなどが挙げられる。なお、回収ダストとは、加
熱アスファルト混合物を製造する際に、ドライヤーなど
で加熱した骨材から発生する粉末状のものを指す。ま
た、フライアッシュは、火力発電所などの石炭ボイラか
ら発生する微小粉塵を電気集塵機などで回収したもので
ある。更に言えば、フィラーとしては上記のもの以外に
も、電気炉製鋼還元スラグダスト、各種焼却灰、鋳物ダ
スト、洗鉱屑などの細粒分を使用することもある。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を用いて、
本発明の第1実施形態を更に具体的に説明する。なお、
図1は本実施形態に係る舗装構造を示す断面図、図2は
コンクリートブロックの外観図である。
【0036】本実施形態に係るコンクリートブロックを
用いた舗装構造(以下、本舗装構造と言う)は、後に詳
述するコンクリートブロック舗装用均し基層(単に均し
基層とも言う)を用いて構成されたものである。特に本
舗装構造は、A交通やB交通に区分される車道や坂道な
ど、殊に耐久性を要する車道を対象としている。
【0037】さて本舗装構造は、図1に示すごとく、路
床1の上に構築された下層路盤2、この下層路盤2の上
に構築された上層路盤3、この上層路盤3の上に設けら
れたコンクリートブロック舗装用均し基層(以下、単に
均し基層とも言う)4、そしてこの均し基層4の表面を
覆うコンクリートブロック5から構成されている。
【0038】このうちコンクリートブロック5は、図2
に示すごとく、側面に凹凸が形成されたものであり、特
に「インターロッキングブロック」と呼ばれている。こ
のコンクリートブロック5は、均し基層4の上に、所定
の間隔で規則正しく敷設されており、互いに噛み合って
いる隣接するもの同士の間の空隙には、目地砂6が充填
されている。
【0039】また本実施形態では、路盤、特に上層路盤
3として、瀝青安定処理路盤を採用している。但し、こ
の瀝青安定処理路盤に替えて、セメント・瀝青安定処理
路盤、セメント安定処理路盤、石灰安定処理路盤、水硬
性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のうちのいずれかを用いても
よい。
【0040】次に、上記コンクリートブロック5を支持
する、本発明の第1実施形態に係るコンクリートブロッ
ク舗装用均し基層4は、上層路盤3の上に、1〜5cm
程度の厚さに設けられている。本実施形態では、コンク
リートブロック5の下面と接して上層路盤3の上に設け
られる、この均し基層4として、CBR(試験方法:J
IS A 1211に規定)が40〜500%、特に4
0〜300%のものを用いている。更に詳しく言うと、
ここでは、この均し基層4を、アスファルト乳剤を骨材
の結合材として用いて得た常温アスファルト混合物から
構成している。しかも、この常温アスファルト混合物
は、セメント系のフィラーが適量添加されたものであ
る。
【0041】続いて、本発明の実施形態に係る、上記舗
装(コンクリートブロックを用いた舗装)の築造方法に
ついて、すなわち、先に本発明の第1実施形態として説
明した舗装構造を、どのようにして得たかについて説明
する。
【0042】上記舗装構造を得るには、まず、既に完成
した路床1の上に、下層路盤2および上層路盤(瀝青安
定処理路盤)3を順に構築する。
【0043】次に、こうして得た上層路盤3の上に、骨
材および結合材であるアスファルト乳剤を混ぜ合わせて
なる混合物(常温アスファルト混合物)を敷設して、所
定厚さ(1〜5cm)のコンクリートブロック舗装用均
し基層4を形成する(均し基層形成工程)。
【0044】最後に、この均し基層形成工程にて得られ
たコンクリートブロック舗装用均し基層4の上に、コン
クリートブロック5を所定の間隔で敷設する(コンクリ
ートブロック敷設工程)。これによって、上述した舗装
構造が得られる。但し、コンクリートブロック5の敷設
作業は、コンクリートブロック舗装用均し基層4を形成
した後、間を置かずに実施するのが好ましい。これは、
コンクリートブロック5が良好に納まった状態を実現す
るためである。
【0045】さて本実施形態では、上述したように、コ
ンクリートブロック5を支持する均し基層4として、C
BRが40〜500%の常温アスファルト混合物を用い
ている。すなわちコンクリートブロック舗装を、上層路
盤3の上に、この均し基層4を介して、コンクリートブ
ロック5を敷設した構造としている。したがって、コン
クリートブロックをクッション層で支持する従来技術が
抱えていた不具合、つまりコンクリートブロックの浮き
上がりや沈下といった問題は起きず、本実施形態に係る
技術を用いて得たコンクリートブロック舗装は、極めて
優れた耐久性を発揮する。言い換えれば、舗装を構成す
るコンクリートブロック5の安定した支持状態(設置状
態)を、長期間にわたって維持することができる。
【0046】加えて、本実施形態では、均し基層4の下
方にあって、この均し基層4を支持する上層路盤3とし
て、瀝青安定処理路盤(あるいは、セメント・瀝青安定
処理路盤、セメント安定処理路盤、石灰安定処理路盤、
水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のなかのいずれかでも
可)を用いたので、両者の相乗効果により、一層良好な
路面性能が実現される。
【0047】次に、本発明の他実施形態(第2〜6実施
形態)について説明する。但し、いずれの実施形態につ
いても、その基本的な技術思想や奏される効果、更に舗
装の築造方法に関しては、上記第1実施形態のそれとほ
ぼ同じである。よって以下では、第1実施形態との相違
点についてのみ述べる。
【0048】まず、本発明の第2実施形態に係るコンク
リートブロック舗装用均し基層は、加熱アスファルト混
合物からなることを特徴とする。また、この均し基層を
用いて構成された、本発明の第2実施形態に係る舗装構
造は、上層路盤として、瀝青安定処理路盤(あるいは、
セメント・瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路盤、
石灰安定処理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のな
かのいずれかでも可)を採用したことを特徴とする。
【0049】次に、本発明の第3実施形態に係るコンク
リートブロック舗装用均し基層は、セメント系混合物か
らなることを特徴とする。また、この均し基層を用いて
構成された、本発明の第3実施形態に係る舗装構造は、
上層路盤として、瀝青安定処理路盤(あるいは、セメン
ト・瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路盤、石灰安
定処理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のなかのい
ずれかでも可)を採用したことを特徴とする。
【0050】更に、本発明の第4実施形態に係るコンク
リートブロック舗装用均し基層は、石灰系混合物からな
ることを特徴とする。また、この均し基層を用いて構成
された、本発明の第4実施形態に係る舗装構造は、上層
路盤として、瀝青安定処理路盤(あるいは、セメント・
瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路盤、石灰安定処
理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のなかのいずれ
かでも可)を採用したことを特徴とする。
【0051】続いて、本発明の第5実施形態に係るコン
クリートブロック舗装用均し基層は、ポリマー系混合物
からなることを特徴とする。また、この均し基層を用い
て構成された、本発明の第5実施形態に係る舗装構造
は、上層路盤として、瀝青安定処理路盤(あるいは、セ
メント・瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路盤、石
灰安定処理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤のなか
のいずれかでも可)を採用したことを特徴とする。
【0052】最後に、本発明の第6実施形態に係るコン
クリートブロック舗装用均し基層は、ポリマーセメント
系混合物からなることを特徴とする。また、この均し基
層を用いて構成された、本発明の第6実施形態に係る舗
装構造は、上層路盤として、瀝青安定処理路盤(あるい
は、セメント・瀝青安定処理路盤、セメント安定処理路
盤、石灰安定処理路盤、水硬性粒度調整鉄鋼スラグ路盤
のなかのいずれかでも可)を採用したことを特徴とす
る。
【0053】
【実施例1】以下の条件にて、交通量区分がB交通で、
設計CBRが4%のコンクリートブロック舗装を築造し
た。但し、同舗装の構造設計は、基本的に交通量区分に
応じて設計CBR−T法に準拠し、社団法人インター
ロッキングブロック舗装技術協会編「インターロッキン
グブロック舗装設計施工要領(車道編)」に則って行っ
た(後に触れる実施例2および実施例3についても同
様)。
【0054】まずコンクリートブロック舗装の下層路盤
としては、修正CBR36%のクラッシャランを35c
mの厚さに、また上層路盤としては、安定度4.15k
Nの加熱混合物による瀝青安定処理路盤を10cmの厚
さに施工した。一方、均し基層は、アスファルト乳剤を
結合材として用いて得た常温アスファルト混合物から構
成した。なお、その厚さは2cmであり、また、同均し
基層のCBRは103%である。コンクリートブロック
としては側面に凹凸が形成されたもの、すなわち側面が
波形に構成されたものを使用し、更にブロック間の空隙
(目地)には、目地砂(5号硅砂)を充填した。
【0055】ここで、上記常温アスファルト混合物は、
骨材、結合材、フィラーからなるもので、その詳細は以
下の表1に示すとおりである。 表1 骨材の種類:アスファルトコンクリート再生骨材 最大骨材寸法:5mm 骨材の粗粒率(FM):3.64 骨材の表乾比重:2.66 骨材の洗い試験結果:3.2% 骨材の実積率:62.4% 結合材の種類:石油アスファルト乳剤(プライムコート
用カチオン乳剤「PK−3」) 結合材の添加量:骨材の絶乾重量×8重量% フィラーの種類:普通ポルトランドセメント フィラーの添加量:結合材重量×30重量%
【0056】参考までに言うと、均し基層となる常温ア
スファルト混合物の生成(原料の混合)は、アスファル
トプラントにて行い、ダンプトラックにより施工現場ま
で運搬した。また、均し基層の敷き均しは、アスファル
トフィニッシャーを用いて行った。更に、コンクリート
ブロックの敷設および転圧は、均し基層の敷き均し後、
直ちに実施した。これは、ある程度の時間が経過して均
し基層が硬化すると、コンクリートブロックを敷設・転
圧した際、コンクリートブロックの厚さ方向の寸法誤差
を均し基層が吸収しきれなくなるからである。この場
合、舗装面には、無視し得ない段差が生じることにな
る。
【0057】
【実施例2】以下の条件にて、交通量区分がB交通で、
設計CBRが6%のコンクリートブロック舗装を築造し
た。
【0058】まず下層路盤としては、修正CBRが34
%のクラッシャランを20cmの厚さに、また、上層路
盤としては、7日一軸圧縮強さが3.4MPaのセメン
ト安定処理路盤を15cmの厚さに施工した。一方、均
し基層は、骨材および結合材を混ぜ合わせて得たセメン
ト系混合物からなる厚さ2cmのものである。その詳細
は以下の表2に示すとおりで、特にそのCBRは175
%である。コンクリートブロックおよび目地砂について
は、実施例1と同じものである。
【0059】表2 骨材の種類:砕砂(硬質砂岩) 最大骨材寸法:2.5mm 骨材の粗粒率(FM):2.93 骨材の表乾比重:2.63 骨材の洗い試験結果:4.3% 骨材の実積率:66.8% 骨材の含水比:10%(最適含水比) 結合材の種類:普通ポルトランドセメント 結合材の添加量:骨材の絶乾重量×3重量%
【0060】ここで、均し基層となるセメント系混合物
の生成(原料の混合)は、現場にて一軸パン型ミキサー
を用いて行った。また、均し基層の敷き均しは、アスフ
ァルトフィニッシャーを用いて行った。更に、コンクリ
ートブロックの敷設および転圧は、均し基層の敷き均し
後、直ちに実施した(実施例1と同じ理由から)。
【0061】
【実施例3】以下の条件にて、交通量区分がB交通で、
設計CBRが8%のコンクリートブロック舗装を築造し
た。
【0062】まず下層路盤としては、修正CBRが42
%のクラッシャランを15cmの厚さに、また上層路盤
としては、10日一軸圧縮強さ2.1MPaの石灰安定
処理路盤を15cmの厚さに施工した。一方、均し基層
は、骨材および結合材を混ぜ合わせて得たポリマー系混
合物からなる厚さ2cmのものである。その詳細は以下
の表3に示すとおりで、特に、そのCBRは122%で
ある。コンクリートブロックおよび目地砂については、
実施例1と同じものである。
【0063】表3 骨材の種類:川砂 最大骨材寸法:2.5mm 骨材の粗粒率(FM):2.86 骨材の表乾比重:2.61 骨材の洗い試験結果:1.3% 骨材の実積率:62.8% 骨材の含水比:3% 結合材の種類:ポリアクリル酸エステル水性ポリマーデ
ィスパージョン(PAE水性ポリマーディスパージョ
ン) 結合材の添加量:骨材の絶乾重量×10重量%
【0064】ここで、均し基層となるポリマー系混合物
の生成(原料の混合)は、現場にて一軸パン型ミキサー
を用いて行った。また均し基層の敷き均しは、アスファ
ルトフィニッシャーを使用せず、人手により行った。更
に、コンクリートブロックの敷設および転圧は、均し基
層の敷き均し後、直ちに実施した(実施例1と同じ理由
から)。
【0065】上記実施例1〜3について、その耐久性を
確かめるため、実走行路を構築し、輪荷重5トンの大型
車を繰り返し走行(累計輪数15万輪)させる方法によ
り試験を行った。更に比較のため、実施例1の均し基
層のCBRを40未満としたもの(比較例1)、実施
例1の均し基層のCBRを500超としたもの(比較例
2)、実施例2の均し基層のCBRを40未満とした
もの(比較例3)、実施例2の均し基層のCBRを5
00超としたもの(比較例4)、実施例3の均し基層
のCBRを40未満としたもの(比較例5)、実施例
3の均し基層のCBRを500超としたもの(比較例
6)についても、それぞれ同じ試験を実施した。但し精
査した点は、コンクリートブロックの浮き上がりの状況
(以下、浮き上がり)およびコンクリートブロックの沈
下の状況(以下、沈下)である。
【0066】結果(異状の有無)は、以下の表4に示す
とおりであり、本発明の技術を用いてなる実施例1〜3
の優れた特性が確認された。 ここで、◎は極めて優秀(異状なし)、△は可(許容で
きるレベルの異状あり)、×は不可(許容できないレベ
ルの異状あり)を意味する。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、耐久性に優れたコンク
リートブロック舗装が得られる。特にコンクリートブロ
ックの安定した支持状態を、長期間にわたって維持でき
る舗装が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る舗装構造を示す断面図
【図2】コンクリートブロックの外観図
【符号の説明】
1 路床 2 下層路盤 3 上層路盤 4 コンクリートブロック舗装用均し基層 5 コンクリートブロック 6 目地砂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐沢 明彦 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平洋 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 山口 秀行 茨城県筑波郡谷和原村小絹216番1号 株 式会社ガイアートクマガイ技術研究所内 Fターム(参考) 2D051 AD07 AF01 AF03 AF04 AF05 AF09 AF17 AG01 AG03 AG14 AG15 AG16 AG17 AG20 AH03 DA01 DC09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートブロック舗装に用いられる
    コンクリートブロックの下面と接して、路盤上に設けら
    れるコンクリートブロック舗装用の均し基層であって、 CBR(試験方法:JIS A 1211に規定)が、
    40〜500%であることを特徴とするコンクリートブ
    ロック舗装用均し基層。
  2. 【請求項2】 加熱アスファルト混合物、常温アスファ
    ルト混合物、セメント系混合物、石灰系混合物、ポリマ
    ー系混合物、ポリマーセメント系混合物からなる群の中
    より選ばれた一つの材料を用いて構成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートブロッ
    ク舗装用均し基層。
  3. 【請求項3】 アスファルト乳剤を結合材として用いて
    得た常温アスファルト混合物から構成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートブロッ
    ク舗装用均し基層。
  4. 【請求項4】 常温アスファルト混合物は、セメント系
    のフィラーが添加されたものであることを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載のコンクリートブロック舗
    装用均し基層。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のコンクリートブロック舗装用均し基層を用いた舗装
    構造であって、 路盤の上に設けられた前記コンクリートブロック舗装用
    均し基層と、 このコンクリートブロック舗装用均し基層の上に所定の
    間隔で敷設されたコンクリートブロックとを具備し、 前記路盤は、 瀝青安定処理路盤、セメント・瀝青安定処理路盤、セメ
    ント安定処理路盤、石灰安定処理路盤、水硬性粒度調整
    鉄鋼スラグ路盤からなる群の中より選ばれた一つであ
    り、 更に前記コンクリートブロック舗装用均し基層は、前記
    路盤の上に、1〜5cmの厚さに設けられてなることを
    特徴とする舗装構造。
  6. 【請求項6】 コンクリートブロックを用いた舗装の築
    造方法であって、 路盤の上に、骨材および結合材を含む混合物を敷設し
    て、所定厚さのコンクリートブロック舗装用均し基層を
    形成する均し基層形成工程と、 この均し基層形成工程にて得られたコンクリートブロッ
    ク舗装用均し基層の上に、前記コンクリートブロックを
    所定の間隔で敷設するコンクリートブロック敷設工程と
    を具備することを特徴とする舗装築造方法。
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